JP2002314829A - 色変換定義作成方法および色変換定義作成プログラム記憶媒体 - Google Patents

色変換定義作成方法および色変換定義作成プログラム記憶媒体

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JP2002314829A JP2001116700A JP2001116700A JP2002314829A JP 2002314829 A JP2002314829 A JP 2002314829A JP 2001116700 A JP2001116700 A JP 2001116700A JP 2001116700 A JP2001116700 A JP 2001116700A JP 2002314829 A JP2002314829 A JP 2002314829A
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Akihito Okubo
彰人 大久保
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    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals
    • H04N1/60Colour correction or control
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高品質の色変換定義を容易に作成する。 【解決手段】 任意ガマット610内の色と目標ガマッ
ト620内の色との対応を定義した色変換定義LUT0
を作成するに当たって、任意ガマット610に近い基準
ガマット600内の色とその任意ガマット610内の色
との対応を定義した色変換定義LUT1を作成する定義
作成過程、およびその定義作成過程で作成された色変換
定義LUT1と、基準ガマット内の色と目標ガマット内
の色との対応を定義した予め作成されている色変換定義
LUT2とを合成する定義合成過程を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、任意デバイスの色
表現領域内の色と所定の目標デバイスの色表現領域内の
色との対応を定義した色変換定義を作成する色変換定義
作成方法、および色変換定義を作成する色変換定義作成
プログラムが記憶された色変換定義作成プログラム記憶
媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、記録された画像を読み取って画
像データを得るカラースキャナや、固体撮像素子上に被
写体の画像を結像して読み取ることにより画像データを
得るDSC(ディジタルスチールカメラ)等、画像を入
力して画像データを得る、様々なタイプの入力デバイス
が知られている。これらの入力デバイスでは、画像デー
タは、例えばR(レッド)、G(グリーン)、B(ブル
ー)の3色についてそれぞれ例えば0〜255等の決ま
った範囲のデータで表わされる。これらR、G、B3色
についてそれぞれ決まった範囲内の数値で表現すること
のできる色には自ずと限界がある。このため、元々の画
像の色が極めて豊かな表現を持っていたとしても、一旦
入力デバイスを用いて画像データに変換すると、その画
像データによって表わされる画像は、そのR、G、B色
空間内のある色表現領域内の色に制限されることにな
る。
【0003】また、画像データに基づいて画像を出力す
る出力デバイスについても、例えば、印画紙上をレーザ
光で露光してその印画紙を現像することにより印画紙上
に画像を記録する写真プリンタ、電子写真方式やインク
ジェット方式などの方式で用紙上に画像を記録するプリ
ンタ、輪転機を回して多量の印刷物を作成する印刷機、
画像データに基づいて表示画面上に光を発光させて画像
を表示するCRTディスプレイやプラズマディスプレイ
等といった発光型の表示デバイス等、様々なタイプの出
力デバイスが知られているが、これらの出力デバイスに
ついても上述の入力デバイスと同様、各出力デバイスに
応じた色表現領域が存在する。すなわち、出力デバイス
は、例えばR、G、B3色を表現する画像データやC
(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K
(墨)の4色を表現する画像データに基づいて様々な色
を表現することができるが、その表現できる色は、出力
デバイス色空間(例えばRGB空間、CMYK空間等)
のある色表現領域内(例えばR、G、Bそれぞれについ
て0〜255の範囲の数値で表わされる色表現領域内
等)に制限される。このような入力デバイスや出力デバ
イスにおける色表現領域はカラーガマット(Color
Gamut)と称される。
【0004】近年では、種々の入力デバイスおよび出力
デバイスの相互間で画像データを転用することが増えて
きており、画像データの転用に際して画像の色を等色に
保つ方法も知られている。
【0005】しかし、上述したように色表現領域は各デ
バイスによって異なるため、画像の色を等色に保つ方法
で画像データを転用すると、色表現領域が不一致の部分
で色表現の欠落を生じる場合がある。このような欠落が
大きいと、転用された画像データが表す画像が不自然な
画像となってしまう。
【0006】一方で、色表現領域が相違しているにも係
わらず、元々は同一の画像を、種々のデバイスそれぞれ
において人の目に自然な画像として表現可能であるとい
うことが経験的に知られている。これら種々のデバイス
それぞれによって表現された自然な画像は、デバイスの
色表現領域の違いに応じた互いに多少異なる色で表現さ
れているが、人間の目の順応性が高いために、どのデバ
イスで表現された画像であっても自然な印象を受けるこ
ととなる。
【0007】そこで、画像データの転用に際して画像の
自然な印象を保つように画像の色を変換する色変換が求
められる。このような色変換は、あるデバイスの色表現
領域(カラーガマット)内の各色を他のデバイスの色表
現領域(カラーガマット)内の各色に過不足なく対応づ
けるような色変換であることが望ましく、この色変換を
ガマットマッピング(Gamut Mapping)と
称する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の色変換(ガマッ
トマッピング)としては、例えば、デバイスには依存し
ない共通色空間(Device Independen
t Dataの空間)、例えばL*a*b*色空間等を中
間に置き、入力デバイスで得られた入力デバイスに依存
した色空間上の画像データを共通色空間上の画像データ
に変換してその共通色空間上でガマットマッピングを行
ない、そのガマットマッピングを行なった後の画像デー
タを、出力デバイスに依存した色空間上の画像データに
変換するという手法が知られている(例えば特開昭60
−105376号公報、特開昭61−288662号公
報、特開平4−196675号公報参照)。
【0009】また、最終的に必要な画像データは所定の
デバイスに依存した色空間(出力色空間)における画像
データであることから、画像データをそのデバイスに依
存した色空間上の画像データに変換し、その色空間(例
えばRGB空間)上で、R、G、Bそれぞれについて例
えば0〜255の範囲から食み出たデータを、負のデー
タについては0に、255を越えるデータについては2
55にクリップすることによりR、G、Bそれぞれのデ
ータを0〜255の範囲内に圧縮する、といった手法も
提案されている(特開平2−214266号公報(CM
Y空間で圧縮)、特開平4−334267号公報(濃度
で圧縮))。これは、単純な手法ではあるが、いわば、
デバイス依存の色空間におけるガマットマッピングの一
例に相当する。
【0010】このようなガマットマッピングは、ある色
表現領域内の色と他の色表現領域内の色との対応を定義
する色変換定義に従って行われることが多く、その色変
換定義が適切であれば、画像の自然な印象を保つガマッ
トマッピングが実現される。このような適切な色変換定
義は、高品質な色変換定義と称される。
【0011】このような高品質な色変換定義をコンピュ
ータなどで作成するためのアルゴリズムが提案されてい
るが、万能なアルゴリズムは存在せず、高品質な色変換
定義を作成する際にはノウハウや試行錯誤を必要とする
場合が多い。
【0012】しかし、ガマットマッピングを必要とする
環境は、コンピュータや通信技術の発達に伴って今後ま
すます広がっていくと考えられ、高品質な色変換定義を
必要なときに容易に作成することができる色変換定義作
成方法が望まれている。
【0013】本発明は、上記事情に鑑み、高品質な色変
換定義を容易に作成することができる色変換定義作成方
法、および高品質な色変換定義を容易に作成することが
できる色変換定義作成プログラムが記憶された色変換定
義作成プログラム記憶媒体を提供することを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の第1の色変換定義作成方法は、カラー画像と画像デ
ータとの間を媒介する任意デバイスの色表現領域内の色
と、カラー画像と画像データとの間を媒介する所定の目
標デバイスの色表現領域内の色との対応を定義した色変
換定義を作成する色変換定義作成方法において、目標デ
バイスの色表現領域との領域差よりも、任意デバイスの
色表現領域との領域差の方が小さい所定の基準色表現領
域内の色と、任意デバイスの色表現領域内の色との対応
を定義した第1の色変換定義を作成する定義作成過程、
および基準色表現領域内の色と目標デバイスの色表現領
域内の色との対応を定義した、予め作成されている第2
の色変換定義と、定義作成過程により作成された第1の
色変換定義とを合成する定義合成過程を有することを特
徴とする。
【0015】また、上記目的を達成する本発明の第2の
色変換定義作成方法は、カラー画像と画像データとの間
を媒介する任意デバイスの色表現領域内の色と、カラー
画像と画像データとの間を媒介する所定の目標デバイス
の色表現領域内の色との対応を定義した色変換定義を作
成する色変換定義作成方法において、任意デバイスの色
表現領域との最大色差が40以下である所定の基準色表
現領域内の色と、任意デバイスの色表現領域内の色との
対応を定義した第1の色変換定義を作成する定義作成過
程、および基準色表現領域内の色と目標デバイスの色表
現領域内の色との対応を定義した、予め作成されている
第2の色変換定義と、定義作成過程により作成された第
1の色変換定義とを合成する定義合成過程を有すること
を特徴とする。
【0016】更に、上記目的を達成する本発明の第3の
色変換定義作成方法は、カラー画像と画像データとの間
を媒介する任意デバイスの色表現領域内の色と、カラー
画像と画像データとの間を媒介する所定の目標デバイス
の色表現領域内の色との対応を定義した色変換定義を作
成する色変換定義作成方法において、任意デバイスの種
類と同じ種類の基準デバイスの色表現領域内の色と任意
デバイスの色表現領域内の色との対応を定義した第1の
色変換定義を作成する定義作成過程、および基準デバイ
スの色表現領域内の色と目標デバイスの色表現領域内の
色との対応を定義した、予め作成されている第2の色変
換定義と、定義作成過程により作成された第1の色変換
定義とを合成する定義合成過程を有することを特徴とす
る。
【0017】ここで、「任意デバイス」、「目標デバイ
ス」、および「基準デバイス」のそれぞれは、画像から
画像データを得る入力デバイスであってもよく、あるい
は画像データから画像を得る出力デバイスであってもよ
い。
【0018】本発明のこれら第1,第2,第3の色変換
定義作成方法によれば、任意デバイスの色表現領域に
「近い」基準色表現領域(基準デバイスの色表現領域)
を経由して色変換定義が作成されるため、適切な基準色
表現領域(基準デバイスの色表現領域)を少数用意して
おくことによって、種々の任意デバイスそれぞれに応じ
た高品質な色変換定義を容易に作成することができる。
【0019】ここで、基準色表現領域(基準デバイスの
色表現領域)が、任意デバイスの色表現領域に「近い」
という概念には、後述する3つの意味が含まれており、
これら3つの意味のうち少なくともいずれか1つの意味
において「近い」ことが本発明の要件である。これら3
つの意味のうち第1の意味は、基準色表現領域(基準デ
バイスの色表現領域)が、目標デバイスの色表現領域よ
りも任意デバイスの色表現領域に近いという意味であ
る。第2の意味は、基準色表現領域(基準デバイスの色
表現領域)と任意デバイスの色表現領域との最大色差が
40以下であるという意味である。第3の意味は、基準
色表現領域(基準デバイスの色表現領域)の形が任意デ
バイスの色表現領域の形に近似しているという意味であ
る。
【0020】色表現領域の形はデバイスの種類に依存す
ることが知られており、上記任意デバイスおよび上記基
準デバイスの双方が「同じ種類のデバイス」であれば、
上記第3の意味での「近い」関係が成立する。
【0021】ここで「同じ種類のデバイス」として好ま
しいものを列挙すると、(1)画像データに応じた光を
発光させて画像を表示する発光型の表示デバイス、(1
_1)CRTディスプレイ、(1_2)液晶ディスプレ
イ、(2)画像データに応じた色を媒体に着色して画像
を作成する物体色型の表示デバイス、(2_1)所定種
類の刺激に反応して発色する材料を含んだ媒体にその種
類の刺激を画像データに応じて与えることによりその媒
体上で画像を作成する色材内包型のデバイス、(2_1
_1)光に反応して発色する感光発色材料を含んだ媒体
に画像データに応じた光を当てることによりその媒体上
で画像を作成する感光発色型のデバイス、(2_1_
2)熱に反応して発色する感熱発色材料を含んだ媒体に
画像データに応じた熱を加えることによりその媒体上で
画像を作成する感熱発色型のデバイス、(2_2)画像
データに応じて媒体に色材を付着させることによりその
媒体上で画像を作成する色材付着型のデバイス、(2_
2_1)画像データに応じて媒体にインクを付着させる
ことによりその媒体上で画像を作成するインク付着型の
デバイス、(2_2_2)画像データに応じて媒体にカ
ラートナーを付着させることによりその媒体上で画像を
作成するトナー付着型のデバイスなどが考えられる。後
述するように、これらのデバイスそれぞれは特徴的な形
状の色表現領域を有するので、これらのデバイスは「同
じ種類のデバイス」として好ましい。
【0022】上記目的を達成する本発明の第1の色変換
定義作成プログラム記憶媒体は、カラー画像と画像デー
タとの間を媒介する任意デバイスの色表現領域内の色
と、カラー画像と画像データとの間を媒介する目標デバ
イスの色表現領域内の色との対応を定義した色変換定義
を作成する色変換定義作成プログラムが記憶された色変
換定義作成プログラム記憶媒体において、目標デバイス
の色表現領域との領域差よりも、任意デバイスの色表現
領域との領域差の方が小さい所定の基準色表現領域内の
色と、任意デバイスの色表現領域内の色との対応を定義
した第1の色変換定義を作成する定義作成過程、および
基準色表現領域内の色と目標デバイスの色表現領域内の
色との対応を定義した、予め作成されている第2の色変
換定義と、定義作成過程により作成された第1の色変換
定義とを合成する定義合成過程を有する色変換定義作成
方法で色変換定義を作成する色変換定義作成プログラム
が記憶されてなることを特徴とする。
【0023】また、上記目的を達成する本発明の第2の
色変換定義作成プログラム記憶媒体は、カラー画像と画
像データとの間を媒介する任意デバイスの色表現領域内
の色と、カラー画像と画像データとの間を媒介する目標
デバイスの色表現領域内の色との対応を定義した色変換
定義を作成する色変換定義作成プログラムが記憶された
色変換定義作成プログラム記憶媒体において、任意デバ
イスの色表現領域との最大色差が40以下である所定の
基準色表現領域内の色と、任意デバイスの色表現領域内
の色との対応を定義した第1の色変換定義を作成する定
義作成過程、および基準色表現領域内の色と目標デバイ
スの色表現領域内の色との対応を定義した、予め作成さ
れている第2の色変換定義と、定義作成過程により作成
された第1の色変換定義とを合成する定義合成過程を有
する色変換定義作成方法で色変換定義を作成する色変換
定義作成プログラムが記憶されてなることを特徴とす
る。
【0024】更に、上記目的を達成する本発明の第3の
色変換定義作成プログラム記憶媒体は、カラー画像と画
像データとの間を媒介する任意デバイスの色表現領域内
の色と、カラー画像と画像データとの間を媒介する目標
デバイスの色表現領域内の色との対応を定義した色変換
定義を作成する色変換定義作成プログラムが記憶された
色変換定義作成プログラム記憶媒体において、任意デバ
イスの種類と同じ種類の基準デバイスの色表現領域内の
色と任意デバイスの色表現領域内の色との対応を定義し
た第1の色変換定義を作成する定義作成過程、および基
準デバイスの色表現領域内の色と目標デバイスの色表現
領域内の色との対応を定義した、予め作成されている第
2の色変換定義と、定義作成過程により作成された第1
の色変換定義とを合成する定義合成過程を有する色変換
定義作成方法で色変換定義を作成する色変換定義作成プ
ログラムが記憶されてなることを特徴とする。
【0025】なお、本発明にいう色変換定義作成プログ
ラムについては、ここではその基本形態のみを示すのに
とどめるが、これは単に重複を避けるためであり、本発
明にいう色変換定義作成プログラムには、上記の基本形
態の色変換定義作成プログラムのみではなく、前述した
色変換定義作成方法の各形態に対応する各種の形態の色
変換定義作成プログラムが含まれる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
【0027】図1は、本発明の色変換定義作成方法の一
実施形態が実行されるコンピュータネットワークを示す
図である。
【0028】この図1には、第1のプリンタ200と第
2のプリンタ500が組み込まれたコンピュータネット
ワークが示されている。
【0029】また、第1のプリンタ200および第2の
プリンタ500それぞれにはコンピュータシステム10
0,400が接続されている。これらのコンピュータシ
ステム100,400は、通信網300を介して互いに
接続されているとともに、この通信網300を介して、
図示しない外部のコンピュータシステムにも接続されて
いる。これらのコンピュータシステム100,400
は、相互に、あるいは上記外部のコンピュータシステム
と画像データをやりとりし、その画像データが表す画像
をプリンタ200,500に出力させるものである。な
お画像データは、通信網300を介してやりとりされる
以外に、CD−R(Compact Disc Rec
ordable)やMO(光磁気)ディスク等といった
記憶媒体が用いられてやりとりされてもよい。
【0030】また、コンピュータシステム100,40
0は、プリンタ200,500で出力される画像の確認
のために、その画像をCRTディスプレイの表示画面上
に表示させる。このように表示画面上に画像が表示され
る際にはプリンタ用の画像データはディスプレイ用の画
像データに変換される必要があり、この変換が行われる
際にはその画像データに、ガマットマッピングなどを含
む所定のデータ処理が施される。このガマットマッピン
グは、プリンタの色表現領域とディスプレイの色表現領
域との組み合わせに応じたものである。従って、このガ
マットマッピングを定義する色変換定義も、プリンタの
色表現領域とディスプレイの色表現領域との組み合わせ
に応じたものである。
【0031】この色変換定義は、ディスプレイのメーカ
やプリンタのメーカなどによって作成されてコンピュー
タシステム100,400に組み込まれてもよいが、以
下では、コンピュータシステム100,400によって
色変換定義が作成されるものとして説明する。この場合
には、第1のプリンタ200や第2のプリンタ500が
本発明にいう任意デバイスの一例に相当し、コンピュー
タシステム100,400に組み込まれたディスプレイ
が本発明にいう目標デバイスの一例に相当する。また、
以下では、2つのコンピュータシステム100,400
をコンピュータシステム100で代表させて説明する。
【0032】この図1に示すコンピュータシステム10
0は、CPU、主記憶装置、ハードディスク、通信用ボ
ード等が内蔵された本体101、この本体101からの
指示により表示画面102a上に画面や文字列の表示を
行うCRTディスプレイ102、このコンピュータシス
テム100にユーザの指示や文字情報を入力するための
キーボード103、上記表示画面102a上の任意の位
置を指定することにより、その指定時にその位置に表示
されていたアイコン等に応じた指示を入力するマウス1
04を備えている。
【0033】本体101には、CD−ROM105が取
り出し自在に装填され、そのように装填されたCD−R
OM105に記憶された情報を再生するCD−ROMド
ライブが内蔵されている。また、本体101には、光磁
気ディスク(MO)106(図1には図示せず;図2参
照)が取り出し自在に装填され、そのように装填された
MO106に対し情報の記録再生を行うMOドライブも
内蔵されている。
【0034】図2は、図1に示すコンピュータシステム
のハードウェア構成図である。
【0035】このハードウェア構成図には、CPU(中
央演算処理装置)111、RAM112、HDD(ハー
ドディスクドライブ)113、MOドライブ114、C
D−ROMドライブ115、および通信用ボード116
が示されており、それらはバス110で相互に接続され
ている。
【0036】HDD113は、記録媒体の一種であるハ
ードディスク120を内蔵しており、このハードディス
ク120に対し情報の記録再生を行う。
【0037】通信用ボード116は、LAN(Loca
l Area Network)等といった通信回線に
接続される。図1に示すコンピュータシステム100
は、この通信用ボード116を介して接続される通信網
300によってコンピュータシステム400をはじめと
する他のコンピュータシステムとの間でデータの送受信
を行うことができる。
【0038】また、図2には、図示しない複数のI/O
インターフェースそれぞれを介してバス110に接続さ
れた、マウス104、キーボード103、CRTディス
プレイ102、およびプリンタ200が示されている。
【0039】本実施形態では、CD−ROM105に、
本発明にいう色変換定義作成プログラムが記憶されてい
る。この色変換定義作成プログラムが記憶されたCD−
ROM105は、本発明の色変換定義作成プログラム記
憶媒体の一実施形態に相当する。
【0040】このCD−ROM105は本体101内に
装填され、そのCD−ROM105に記憶された色変換
定義作成プログラムがCD−ROMドライブ115によ
って読み込まれ、バス110を経由してハードディスク
120内にインストールされる。
【0041】このハードディスク120内にインストー
ルされた色変換定義作成プログラムが起動されると、こ
のハードディスク120内の色変換定義作成プログラム
はRAM112にロードされ、CPU111により実行
される。
【0042】なお、このCD−ROM105に記憶され
た色変換定義作成プログラムは、上記のようにしてコン
ピュータシステム100のハードディスク内にインスト
ールされるが、その色変換定義作成プログラムがインス
トールされた状態のハードディスクも、本発明の色変換
定義作成プログラム記憶媒体の一実施形態に相当する。
【0043】また、図1では、色変換定義作成プログラ
ムを記憶する記憶媒体としてCD−ROM105が用い
られているが、本発明にいうプログラムを記憶する記憶
媒体はCD−ROMに限られるものではなく、それ以外
の光ディスク、MO、フロッピー(登録商標)ディス
ク、磁気テープなどの記憶媒体であってもよい。色変換
定義作成プログラムを記憶した状態にあるそれらの記憶
媒体は、いずれも本発明の色変換定義作成プログラム記
憶媒体の一実施形態に相当する。
【0044】上述したように色変換定義作成プログラム
が実行されたコンピュータシステム100では、本発明
の色変換定義作成方法の一実施形態によってLUT(L
ook Up Table)形式の色変換定義が作成さ
れる。
【0045】図3は、本発明の色変換定義作成方法の一
実施形態を表すフローチャートであり、図4は、本発明
の色変換定義作成方法の一実施形態を表す概念図であ
る。
【0046】この色変換定義作成方法は、定義作成過程
(図3のステップS1)と定義合成過程(図3のステッ
プS2)とを含んでいる。また、この色変換定義作成方
法は、図4に示す所定の基準色表現領域(基準ガマッ
ト)600を前提とした方法であって、ここでは基準色
表現領域として、後述する基準デバイスの色表現領域が
用いられる。更に、この色変換定義作成方法では、種々
のデバイスの中から任意に選択された任意デバイス(例
えば図1の第1のプリンタ200や第2のプリンタ50
0)の色表現領域(任意ガマット)610内の色と、所
定の目標デバイス(例えば図1のCRTディスプレイ1
02)の色表現領域(目標ガマット)620内の色との
対応を定義する色変換定義LUT0が作成される。この
図4には、3つの任意ガマット610と1つの目標ガマ
ット620が例示されている。
【0047】上述した基準ガマット600と目標ガマッ
ト620との間におけるガマットマッピングを定義する
色変換定義LUT2は、予め十分な労力と時間を掛け、
ノウハウなどを使って作成される。このため、基準ガマ
ット600と目標ガマット620とが大きく異なってい
る場合であっても、高品質な色変換定義LUT2が作成
される。
【0048】種々のデバイスの中から任意デバイスが選
択されると、定義作成過程(図3のステップS1)で、
任意ガマット610と基準ガマット600との間におけ
るガマットマッピングを定義する色変換定義LUT1が
作成される。任意ガマット610と基準ガマット600
が、上述した「近い」関係にある場合には、この色変換
定義LUT1は、従来から提案されているアルゴリズム
などによって容易かつ高品質に作成される。
【0049】このように作成された2つの色変換定義L
UT1,LUT2が単純に合成されると、任意ガマット
610と目標ガマット620との間のガマットマッピン
グ650を定義する色変換定義LUT0が作成される。
この色変換定義LUT0は、高品質な色変換定義であ
り、この色変換定義LUT0に従ったガマットマッピン
グ650によれば、上記任意デバイス用の画像データと
上記目標デバイス用の画像データが相互に、画像の自然
な印象が保たれて変換されることとなる。
【0050】このような高品質な色変換定義LUT0が
作成されるための要件について以下で詳しく説明する。
【0051】上述したように、任意ガマット610と基
準ガマット600が、上述した「近い」関係にある場合
には、任意ガマット610と基準ガマット600との間
におけるガマットマッピングを定義する色変換定義LU
T1が高品質に作成され、その結果として、任意ガマッ
ト610と目標ガマット620との間のガマットマッピ
ングを定義する色変換定義LUT0も高品質に作成され
る。また、上述したように、この「近い」という概念は
3つの意味を含んでおり、任意ガマット610と基準ガ
マット600がこれら3つの意味のうち少なくともいず
れか1つの意味において「近い」ことによって高品質な
色変換定義LUT0,LUT1が得られる。
【0052】図5は、任意ガマットと目標ガマットと基
準ガマットとの相互関係の一例を示す図である。
【0053】この図5の横軸は測色色空間の彩度軸を表
しており、縦軸は測色色空間の明度軸を表している。こ
の図5には、任意ガマット610の一例として丸っこい
ガマットが示されており、目標ガマット620の一例と
して角張ったガマットが示されている。また、基準ガマ
ット600の一例として、任意ガマット610に似たガ
マットが示されている。
【0054】この図5に示されている基準ガマット60
0と任意ガマット610との差Δ1は、基準ガマット6
00と目標ガマット620との差Δ2よりも小さい。つ
まり、基準ガマット600と任意ガマット610とは、
上述した第1の意味で「近い」関係にある。
【0055】また、この基準ガマット600と任意ガマ
ット610との最大色差が40以下である場合には、基
準ガマット600と任意ガマット610とは、上述した
第2の意味で「近い」関係にある。この「40」という
値は、従来のアルゴリズムなどによって十分に高品質な
色変換定義が作成されるための条件として経験的に得ら
れた値である。
【0056】さらに、この基準ガマット600と任意ガ
マット610とは形がよく似ており、上述した第3の意
味で「近い」関係にある。
【0057】従って、この図5に示されている基準ガマ
ット600と任意ガマット610は、上述した3つの意
味すべてにおいて「近い」関係にある。但し、本発明の
要件としては、基準ガマット600と任意ガマット61
0が、上述した3つの意味のうちのいずれか1つの意味
で「近い」関係にあればよい。
【0058】ところで、色表現領域の形はデバイスの種
類に依存することが知られており、以下では、デバイス
の種類に応じた色表現領域の形の例について説明する。
【0059】以下説明する図6〜図11のいずれにも、
彩度を表す横軸と明度を表す縦軸が示されている。
【0060】図6は、CRTディスプレイの色表現領域
を示す図である。
【0061】このCRTディスプレイの色表現領域71
0は角張った直線的な形状の色表現領域であり、色表現
領域710のなかで相対的に高明度の部分において彩度
の幅が広いという特徴を有する。
【0062】CRTディスプレイには様々な機種が存在
するが、いずれの機種であっても、CRTディスプレイ
という観点で同種類のデバイスは、この図6に示すよう
な色表現領域を有している。
【0063】図7は、液晶ディスプレイの色表現領域を
示す図である。
【0064】この液晶ディスプレイの色表現領域720
も角張った直線的な形状の色表現領域であり、色表現領
域720のなかで相対的に高明度の部分において彩度の
幅が広いという特徴を有するが、明度の幅は図6のCR
Tディスプレイの色表現領域710よりも狭い。
【0065】液晶ディスプレイにも様々な機種が存在す
るが、いずれの機種であっても、液晶ディスプレイとい
う観点で同種類のデバイスは、この図7に示すような色
表現領域を有している。
【0066】また、CRTディスプレイと液晶ディスプ
レイは、画像データに応じた光を発して画像を表示する
発光型のデバイスという観点では同種類のデバイスであ
る。この発光型のデバイスに属する機種のデバイスそれ
ぞれの色表現領域に共通した特徴は、全体として角張っ
た直線的な形状を有する点と、高明度の部分において広
い彩度の幅を有する点である。
【0067】図8は、写真プリンタの色表現領域を示す
図である。
【0068】ここで写真プリンタとは、いわゆる銀塩写
真の原理に基づいて写真プリントを作成するプリンタで
あり、光に反応して発色する感光色材を含んだ印画紙
に、画像データに応じたレーザ光などを照射することに
よって画像を作成するものである。但し、上述した感光
色材は銀塩に限定されるものではなく、写真プリンタと
いう観点で同種類のデバイスには、色々な感光材料それ
ぞれに対応した色々な機種のプリンタが含まれる。
【0069】この写真プリンタの色表現領域730は丸
っこい形状の色表現領域であり、色表現領域730のな
かで相対的に中低明度の部分において彩度の幅が広いと
いう特徴を有する。この特徴は、写真プリンタという観
点で同じ種類のデバイスの色表現領域に共通する特徴で
ある。
【0070】図9は、感熱発色型プリンタの色表現領域
を示す図である。
【0071】ここで感熱発色型プリンタとは、熱に反応
して発色する感熱色材を含んだ用紙に、画像データに応
じた熱を加えて画像を作成するものである。この感熱発
色型プリンタという観点で同種類のデバイスには、色々
な感熱色材それぞれに対応した色々な機種の感熱発色型
プリンタが含まれる。
【0072】この感熱発色型プリンタの色表現領域74
0は丸っこくて小さい色表現領域であり、色表現領域7
40のなかで相対的に高明度の部分において彩度の幅が
広いという特徴を有する。この特徴は、感熱発色型プリ
ンタという観点で同種類のデバイスの色表現領域に共通
する特徴である。
【0073】上述した写真プリンタと感熱発色型プリン
タは、所定種類の刺激に反応して発色する材料を含んだ
媒体にその種類の刺激を画像データに応じて与えること
によりその媒体上に画像を作成する色材内包型のデバイ
スという観点で見ると同種類のデバイスである。この色
材内包型のデバイスという観点で同種類のデバイスの色
表現領域に共通する特徴は、丸っこい色表現領域である
という点である。
【0074】図10は、インクジェットプリンタの色表
現領域を示す図である。
【0075】インクジェットプリンタは、画像データに
応じて媒体にインクを付着させることにより媒体上で画
像を作成するインク付着型のデバイスである。
【0076】このインクジェットプリンタの色表現領域
750は、相対的に中低彩度の部分では直線的で、相対
的に高彩度の部分では丸っこいという特徴を有する。こ
の特徴は、インクジェットプリンタ(すなわちインク付
着型のデバイス)という観点で同種類のデバイスの色表
現領域に共通する特徴である。
【0077】図11は、カラートナープリンタの色表現
領域を示す図である。
【0078】カラートナープリンタは、画像データに応
じて媒体にカラートナーを付着させることにより媒体上
で画像を作成するトナー付着型のデバイスである。
【0079】このカラートナープリンタの色表現領域7
60は、相対的に中低彩度の部分では直線的で相対的に
高彩度の部分では丸っこい、小さな色表現領域であると
いう特徴を有する。この特徴は、トナーを用いたカラー
プリンタという観点で同種類のデバイスの色表現領域に
共通する特徴である。
【0080】インクジェットプリンタとカラートナープ
リンタは、画像データに応じて媒体に色材を付着させる
ことにより媒体上で画像を作成する色材付着型のデバイ
スであるという観点で見ると同種類のデバイスである。
この色材付着型のデバイスの色表現領域に共通する特徴
は、相対的に中低彩度の部分では直線的で相対的に高彩
度の部分では丸っこいという点である。
【0081】また、上述した色材内包型のデバイスと色
材付着型のデバイスは、画像データに応じた色を媒体に
着色して画像を作成する物体色型のデバイスであるとい
う観点で見ると同種類のデバイスである。この物体色型
のデバイスの色表現領域に共通する特徴は、色表現領域
のうち相対的に高彩度の部分で丸っこいという点であ
る。
【0082】以上説明したような観点などから見て同じ
種類に属する各デバイスは、上述した第3の意味におい
て互いに「近い」関係にある各色表現領域を有してい
る。また、ここでは、特徴的な形の色表現領域を有する
デバイスを列挙している。
【0083】図4に示す基準ガマット600として、デ
バイスの種類毎に1つずつ選択された基準デバイスの色
変換領域が想定され、各基準デバイスの色表現領域と目
標デバイスの色表現領域とに応じた色変換定義LUT2
が用意されていれば、あらゆるデバイスについて高品質
な色変換定義LUT1,LUT0を作成することができ
る。つまり、少数の基準デバイスに基づいて用意された
少数の色変換定義LUT2により、多数の任意デバイス
それぞれに対応した高品質な色変換定義LUT1,LU
T0を容易に作成することができる。また、ガマットマ
ッピングを必要とする環境が将来大きく広がっても、少
数の基準デバイスに基づいた少数の色変換定義LUT2
を増やすだけで、その環境の広がりに容易に対応するこ
とができる。
【0084】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0085】一般に、色変換定義はLUT(Look
Up Table)形式で作成されることが多く、この
色変換定義は、異なる色空間の相互間における座標変換
を定義するLUT形式のカラープロファイルに機能的に
組み込まれることも多い。以下説明する各実施例では、
色変換定義が機能的に組み込まれたカラープロファイル
が作成されるものとする。
【0086】図12は、本発明の色変換定義作成方法の
第1の実施例を示す図である。
【0087】この図12には、所定のCRTディスプレ
イ810の色表現領域と、任意に選択される任意プリン
タ910の色表現領域との双方に応じた色変換定義が機
能的に組み込まれたカラープロファイルを作成する手順
が示されている。また、この図12には、上述した任意
プリンタ910が選択される前の事前段階800と、そ
の任意プリンタ910が選択された後の作成段階900
とのそれぞれにおける作業手順などが示されている。
【0088】事前段階800では、まず、所定のCRT
ディスプレイ810に所定のカラーチャートが表示され
る。このカラーチャートは多数のカラーパッチで構成さ
れており、各カラーパッチの色が測色器820で測色さ
れて測色値Labが得られる。また、それらのカラーパ
ッチの色を表す、CRTディスプレイ810用の画像デ
ータRGB(CRT)も得られる。これらのカラーパッ
チの色はCRTディスプレイ810の色表現領域の全体
に渡っており、この測色値Labの集合によってCRT
ディスプレイ810の色表現領域が表されている。これ
らの測色値Labと画像データRGB(CRT)が互い
に対応づけられて、測色空間とCRTディスプレイ81
0用のRGB空間との相互間における座標変換を定義す
るカラープロファイル830が作成される。
【0089】次に、任意に選択される任意プリンタ91
0と同じ種類の基準プリンタ840によってカラーチャ
ート850が出力され、そのカラーチャート850を構
成する各カラーパッチの色が測色器860で測色されて
測色値Labが得られる。この測色値Labの集合によ
って基準プリンタ840の色表現領域が表されている。
また、各カラーパッチの色を表す、基準プリンタ840
用の画像データRGB(ref)も得られる。これらの
測色値Labと画像データRGB(ref)が互いに対
応づけられて、測色空間と基準プリンタ840用のRG
B空間との相互間における座標変換を定義するカラープ
ロファイル870が作成される。
【0090】事前段階のプロファイル作成過程880で
は、これら2つのカラープロファイル830,870に
基づいて、基準プリンタ840用のRGB空間とCRT
ディスプレイ810用のRGB空間との相互間における
座標変換を定義するカラープロファイル915が作成さ
れる。このプロファイル作成過程880は、カラープロ
ファイル915に従った座標変換が画像の自然な印象を
維持するものとなるように、労力と時間を掛けてカラー
プロファイル915を作成する過程である。また、この
プロファイル作成過程880では、2つのカラープロフ
ァイル830,870それぞれが表す測色値Labの集
合が互いに過不足なく対応づけられる。つまり、このカ
ラープロファイル915には、図4に示す色変換定義L
UT2が機能的に組み込まれている。
【0091】その後の作成段階900では、まず、任意
プリンタ910によってカラーチャート920が出力さ
れ、そのカラーチャート920を構成する各カラーパッ
チの色が測色器930で測色されて測色値Labが得ら
れる。この測色値Labの集合によって任意プリンタ9
10の色表現領域が表されている。また、各カラーパッ
チの色を表す、任意プリンタ910用の画像データRG
Bも得られる。これらの測色値Labと画像データRG
Bが互いに対応づけられて、測色空間と任意プリンタ9
10用のRGB空間との相互間における座標変換を定義
するカラープロファイル940が作成される。
【0092】次に、本発明の第1の実施例950がコン
ピュータシステムによって実行される。この第1の実施
例950では、上述した事前段階800で基準プリンタ
840が用いられて作成されたカラープロファイル87
0と、事前段階800のプロファイル作成過程880で
作成されたカラープロファイル915が用いられる。
【0093】この第1の実施例950のプロファイル作
成過程951では、基準プリンタ840が用いられて作
成されたカラープロファイル870と、上述したように
任意プリンタ910が用いられて作成されたカラープロ
ファイル940とに基づいて、自動アルゴリズムによっ
て、基準プリンタ840用のRGB空間と任意プリンタ
910用のRGB空間との相互間における座標変換を定
義するカラープロファイル960が作成される。このプ
ロファイル作成過程951で用いられる自動アルゴリズ
ムは、カラープロファイル960に従った座標変換が画
像の自然な印象を維持するものとなるようにそのカラー
プロファイル960を作成するためのアルゴリズムであ
る。この自動アルゴリズムは、2つのカラープロファイ
ル870,940それぞれが表す測色値Labの集合が
互いに過不足なく対応づけられる。つまり、このカラー
プロファイル960には、図4に示す色変換定義LUT
1が機能的に組み込まれている。
【0094】最後に、この第1の実施例950のプロフ
ァイル合成過程952では、事前段階800のプロファ
イル作成過程880で作成されたカラープロファイル9
15と、作成段階900のプロファイル作成過程951
で作成されたカラープロファイル960が単純に合成さ
れて、CRTディスプレイ810用のRGB空間と任意
プリンタ910用のRGB空間との相互間における座標
変換を定義するカラープロファイル970が作成され
る。このカラープロファイル970の元になった2つの
カラープロファイル915,960がいずれも画像の自
然な印象を維持する座標変換を表すものであるため、こ
のカラープロファイル970も画像の自然な印象を維持
する座標変換を表すものとなっている。このカラープロ
ファイル970には、図4に示す色変換定義LUT0が
機能的に組み込まれている。
【0095】このように作成されたカラープロファイル
970に従ってコンピュータシステムが画像データを変
換することによって、その画像データが表す画像の自然
な印象が維持される。
【0096】図13は、本発明の色変換定義作成方法の
第2の実施例を示す図である。
【0097】この図13に示す手順などは、図12に示
すCRTディスプレイ810に替えて所定のターゲット
プリンタ890が用いられる点を除いて、図12に示す
手順等と同様である。以下、図12に示す手順等とは異
なる手順等のみについて説明する。
【0098】ターゲットプリンタ890が採用されたこ
とに伴い、事前段階800では、ターゲットプリンタ8
90によってカラーチャート891が出力され、そのカ
ラーチャート891を構成する各カラーパッチの色が測
色器892で測色されて測色値Labが得られる。ま
た、各カラーパッチの色を表す、ターゲットプリンタ8
90用の画像データRGB(Tgt)も得られる。これ
らの測色値Labと画像データRGB(Tgt)が互い
に対応づけられて、測色空間とターゲットプリンタ89
0用のRGB空間との相互間における座標変換を定義す
るカラープロファイル893が作成される。
【0099】事前段階800のプロファイル作成過程8
80では、図12の説明と同様にカラープロファイルが
作成される。但し、プロファイル作成の元として、ター
ゲットプリンタ890に基づいたカラープロファイル8
93が用いられるので、このプロファイル作成過程88
0で作成されるカラープロファイル980は、基準プリ
ンタ840用のRGB空間とターゲットプリンタ890
用のRGB空間との相互間における座標変換を定義する
ものとなる。
【0100】同様に、作成段階900で実施される本発
明の第2の実施例955におけるプロファイル合成過程
952では、図12の説明と同様にカラープロファイル
が合成されるが、ここではプロファイル合成の元とし
て、事前段階800のプロファイル作成過程880で作
成されたカラープロファイル980が用いられる。この
ため、このプロファイル合成過程952で作成されるカ
ラープロファイル990は、任意プリンタ910用のR
GB空間とターゲットプリンタ890用のRGB空間と
の相互間における座標変換を定義するものとなる。
【0101】このように作成されたカラープロファイル
990に従ってコンピュータシステムが画像データを変
換する場合にも、その画像データが表す画像の自然な印
象は維持される。
【0102】なお、上記各実施例では、各デバイス用の
色空間としてRGB空間が用いられているが、これらの
デバイス用の色空間は、CMY空間であってもよく、C
MYK空間であってもよく、その他の色空間であっても
よい。
【0103】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
高品質の色変換定義を容易に作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の色変換定義作成方法の一実施形態が実
行されるコンピュータネットワークを示す図である。
【図2】図1に示すコンピュータシステムのハードウェ
ア構成図である。
【図3】本発明の色変換定義作成方法の一実施形態を表
すフローチャートである。
【図4】本発明の色変換定義作成方法の一実施形態を表
す概念図である。
【図5】任意ガマットと目標ガマットと基準ガマットと
の相互関係の一例を示す図である。
【図6】CRTディスプレイの色表現領域を示す図であ
る。
【図7】液晶ディスプレイの色表現領域を示す図であ
る。
【図8】写真プリンタの色表現領域を示す図である。
【図9】感熱発色型プリンタの色表現領域を示す図であ
る。
【図10】インクジェットプリンタの色表現領域を示す
図である。
【図11】カラートナープリンタの色表現領域を示す図
である。
【図12】本発明の色変換定義作成方法の第1の実施例
を示す図である。
【図13】本発明の色変換定義作成方法の第2の実施例
を示す図である。
【符号の説明】
100,400 コンピュータシステム 105 CD−ROM 106 光磁気ディスク(MO) 120 ハードディスク 200,500 プリンタ 300 通信網 600 基準ガマット(基準デバイスの色表現領域) 610 任意ガマット(任意デバイスの色表現領域) 620 目標ガマット(目標デバイスの色表現領域) 710,…,760 色表現領域 LUT0,LUT1,LUT2 色変換定義
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 5/06 H04N 1/46 Z 5C079 H04N 1/46 B41J 3/00 B 5C082 Fターム(参考) 2C262 AA02 AA03 AA04 AA24 AA30 AB12 BA02 BA17 BC01 BC19 EA04 EA12 5B021 AA01 LG07 5B057 AA11 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CC01 CE17 CE18 CH07 CH08 CH18 5B069 AA01 BA01 BB16 HA14 HA16 5C077 LL19 MM27 MP08 PP31 PP32 PP36 PP74 PQ08 PQ12 PQ23 RR11 TT02 TT10 5C079 HB01 HB08 HB11 KA20 LA31 LB02 MA04 MA10 MA11 NA03 PA03 PA05 5C082 BA12 BA34 BA35 BA39 CA12 DA89 MM09 MM10

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー画像と画像データとの間を媒介す
    る任意デバイスの色表現領域内の色と、カラー画像と画
    像データとの間を媒介する所定の目標デバイスの色表現
    領域内の色との対応を定義した色変換定義を作成する色
    変換定義作成方法において、 前記目標デバイスの色表現領域との領域差よりも、前記
    任意デバイスの色表現領域との領域差の方が小さい所定
    の基準色表現領域内の色と、該任意デバイスの色表現領
    域内の色との対応を定義した第1の色変換定義を作成す
    る定義作成過程、および前記基準色表現領域内の色と前
    記目標デバイスの色表現領域内の色との対応を定義し
    た、予め作成されている第2の色変換定義と、前記定義
    作成過程により作成された第1の色変換定義とを合成す
    る定義合成過程を有することを特徴とする色変換定義作
    成方法。
  2. 【請求項2】 カラー画像と画像データとの間を媒介す
    る任意デバイスの色表現領域内の色と、カラー画像と画
    像データとの間を媒介する所定の目標デバイスの色表現
    領域内の色との対応を定義した色変換定義を作成する色
    変換定義作成方法において、 前記任意デバイスの色表現領域との最大色差が40以下
    である所定の基準色表現領域内の色と、該任意デバイス
    の色表現領域内の色との対応を定義した第1の色変換定
    義を作成する定義作成過程、および前記基準色表現領域
    内の色と前記目標デバイスの色表現領域内の色との対応
    を定義した、予め作成されている第2の色変換定義と、
    前記定義作成過程により作成された第1の色変換定義と
    を合成する定義合成過程を有することを特徴とする色変
    換定義作成方法。
  3. 【請求項3】 カラー画像と画像データとの間を媒介す
    る任意デバイスの色表現領域内の色と、カラー画像と画
    像データとの間を媒介する所定の目標デバイスの色表現
    領域内の色との対応を定義した色変換定義を作成する色
    変換定義作成方法において、 前記任意デバイスの種類と同じ種類の基準デバイスの色
    表現領域内の色と前記任意デバイスの色表現領域内の色
    との対応を定義した第1の色変換定義を作成する定義作
    成過程、および前記基準デバイスの色表現領域内の色と
    前記目標デバイスの色表現領域内の色との対応を定義し
    た、予め作成されている第2の色変換定義と、前記定義
    作成過程により作成された第1の色変換定義とを合成す
    る定義合成過程を有することを特徴とする色変換定義作
    成方法。
  4. 【請求項4】 前記任意デバイスおよび前記基準デバイ
    スの双方が、画像データに応じた光を発光させて画像を
    表示する発光型の表示デバイスであることを特徴とする
    請求項3記載の色変換定義作成方法。
  5. 【請求項5】 前記任意デバイスおよび前記基準デバイ
    スの双方がCRTディスプレイであることを特徴とする
    請求項3記載の色変換定義作成方法。
  6. 【請求項6】 前記任意デバイスおよび前記基準デバイ
    スの双方が液晶ディスプレイであることを特徴とする請
    求項3記載の色変換定義作成方法。
  7. 【請求項7】 前記任意デバイスおよび前記基準デバイ
    スの双方が、画像データに応じた色を媒体に着色して画
    像を作成する物体色型のデバイスであることを特徴とす
    る請求項3記載の色変換定義作成方法。
  8. 【請求項8】 前記任意デバイスおよび前記基準デバイ
    スの双方が、所定種類の刺激に反応して発色する材料を
    含んだ媒体にその種類の刺激を画像データに応じて与え
    ることにより該媒体上で画像を作成する色材内包型のデ
    バイスであることを特徴とする請求項3記載の色変換定
    義作成方法。
  9. 【請求項9】 前記任意デバイスおよび前記基準デバイ
    スの双方が、光に反応して発色する感光発色材料を含ん
    だ媒体に画像データに応じた光を当てることにより該媒
    体上で画像を作成する感光発色型のデバイスであること
    を特徴とする請求項3記載の色変換定義作成方法。
  10. 【請求項10】 前記任意デバイスおよび前記基準デバ
    イスの双方が、熱に反応して発色する感熱発色材料を含
    んだ媒体に画像データに応じた熱を加えることにより該
    媒体上で画像を作成する感熱発色型のデバイスであるこ
    とを特徴とする請求項3記載の色変換定義作成方法。
  11. 【請求項11】 前記任意デバイスおよび前記基準デバ
    イスの双方が、画像データに応じて媒体に色材を付着さ
    せることにより該媒体上で画像を作成する色材付着型の
    デバイスであることを特徴とする請求項3記載の色変換
    定義作成方法。
  12. 【請求項12】 前記任意デバイスおよび前記基準デバ
    イスの双方が、画像データに応じて媒体にインクを付着
    させることにより該媒体上で画像を作成するインク付着
    型のデバイスであることを特徴とする請求項3記載の色
    変換定義作成方法。
  13. 【請求項13】 前記任意デバイスおよび前記基準デバ
    イスの双方が、画像データに応じて媒体にカラートナー
    を付着させることにより該媒体上で画像を作成するトナ
    ー付着型のデバイスであることを特徴とする請求項3記
    載の色変換定義作成方法。
  14. 【請求項14】 カラー画像と画像データとの間を媒介
    する任意デバイスの色表現領域内の色と、カラー画像と
    画像データとの間を媒介する所定の目標デバイスの色表
    現領域内の色との対応を定義した色変換定義を作成する
    色変換定義作成プログラムが記憶された色変換定義作成
    プログラム記憶媒体において、 前記目標デバイスの色表現領域との領域差よりも、前記
    任意デバイスの色表現領域との領域差の方が小さい所定
    の基準色表現領域内の色と、該任意デバイスの色表現領
    域内の色との対応を定義した第1の色変換定義を作成す
    る定義作成過程、および前記基準色表現領域内の色と前
    記目標デバイスの色表現領域内の色との対応を定義し
    た、予め作成されている第2の色変換定義と、前記定義
    作成過程により作成された第1の色変換定義とを合成す
    る定義合成過程を有する色変換定義作成方法で色変換定
    義を作成する色変換定義作成プログラムが記憶されてな
    ることを特徴とする色変換定義作成プログラム記憶媒
    体。
  15. 【請求項15】 カラー画像と画像データとの間を媒介
    する任意デバイスの色表現領域内の色と、カラー画像と
    画像データとの間を媒介する所定の目標デバイスの色表
    現領域内の色との対応を定義した色変換定義を作成する
    色変換定義作成プログラムが記憶された色変換定義作成
    プログラム記憶媒体において、 前記任意デバイスの色表現領域との最大色差が40以下
    である所定の基準色表現領域内の色と、該任意デバイス
    の色表現領域内の色との対応を定義した第1の色変換定
    義を作成する定義作成過程、および前記基準色表現領域
    内の色と前記目標デバイスの色表現領域内の色との対応
    を定義した、予め作成されている第2の色変換定義と、
    前記定義作成過程により作成された第1の色変換定義と
    を合成する定義合成過程を有する色変換定義作成方法で
    色変換定義を作成する色変換定義作成プログラムが記憶
    されてなることを特徴とする色変換定義作成プログラム
    記憶媒体。
  16. 【請求項16】 カラー画像と画像データとの間を媒介
    する任意デバイスの色表現領域内の色と、カラー画像と
    画像データとの間を媒介する所定の目標デバイスの色表
    現領域内の色との対応を定義した色変換定義を作成する
    色変換定義作成プログラムが記憶された色変換定義作成
    プログラム記憶媒体において、 前記任意デバイスの種類と同じ種類の基準デバイスの色
    表現領域内の色と前記任意デバイスの色表現領域内の色
    との対応を定義した第1の色変換定義を作成する定義作
    成過程、および前記基準デバイスの色表現領域内の色と
    前記目標デバイスの色表現領域内の色との対応を定義し
    た、予め作成されている第2の色変換定義と、前記定義
    作成過程により作成された第1の色変換定義とを合成す
    る定義合成過程を有する色変換定義作成方法で色変換定
    義を作成する色変換定義作成プログラムが記憶されてな
    ることを特徴とする色変換定義作成プログラム記憶媒
    体。
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