JP2002312897A - 違反事実申告装置及び交通違反取締システム - Google Patents

違反事実申告装置及び交通違反取締システム

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JP2002312897A
JP2002312897A JP2001112636A JP2001112636A JP2002312897A JP 2002312897 A JP2002312897 A JP 2002312897A JP 2001112636 A JP2001112636 A JP 2001112636A JP 2001112636 A JP2001112636 A JP 2001112636A JP 2002312897 A JP2002312897 A JP 2002312897A
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Osamu Kanematsu
修 兼松
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の運転者が自ら交通違反を起こさぬよう
に努めることができるようにして、違反件数の低減を図
る。 【解決手段】 車両2,3などに搭載する車載器1は、
カーナビゲーション装置の機能を兼ね備え、道路に設定
されている交通規制情報を読み込み可能とし、現在位置
や速度、方向などを検出して規制情報に適合した運転を
しているか否かを判断し、違反が予測されるときに運転
者に警告などで促し、その後、違反が発生した場合に
は、通信装置を通じて警察の取締センター7に送信し、
自己申告する。取締センター7は、運転者の銀行口座9
から反則金を自動的に振り込ませる処理を行う。これに
より、運転者は、実際に違反行為となる前に回避するこ
とを積極的に行えるようになり、交通規則を遵守した運
転の促進を図ることができる。また、システムへの加入
に際して、税金の減額や免税などが考慮されると、導入
促進を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、公道での車両の移
動に対して定められている法律的規制を運転者が遵守で
きるようにした違反事実申告装置及び交通違反取締シス
テムに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】公道において自動車な
どの車両を運転する場合に、運転免許保持者は、道路交
通法を遵守することが義務付けられている。運転免許保
持者においては、順法意識が低い人だけではなく、順法
意識が高い人の場合でも、運転中に知らず知らずのうち
に制限速度を超えて走行していたり、うっかり進入でき
ない路地に進入してしまったり、あるいは、取り締まり
等が実施されていないことで遵守を怠ってしまうことも
ある。
【0003】しかしながら、このようなことが運転免許
保持者の不注意や気の緩みで発生したとしても、本来そ
の道路に対して設定されいている制限速度や通行方向な
どの指定条件は、その条件を遵守することで交通安全を
図ることが予定されているのであるから、これを遵守で
きない場合には交通事故に至る可能性が高くなり、好ま
しくないことは当然のことである。
【0004】そこで、従来では、例えばカーナビゲーシ
ョン装置において、地図情報に道路の速度制限情報や進
入禁止あるいは駐車禁止などの法律的制限情報を付加し
て記憶させ、走行時あるいは駐車時に車両側から得られ
る信号に基づいてその道路に指定されている法律的制限
を満たしているか否かを判定し、不適合の場合に音声や
表示により運転者に注意を促すようにしたものが提案さ
れている。
【0005】しかし、このように単に運転者に注意を促
すだけのものでは、とかく遵守意識を失い勝ちとなる傾
向は否めず、そうなると、運転者にとってかえって煩わ
しい注意を促すのみのものとなってしまい、実用上にお
いて格段の効果をあげるものとは言い難いものであっ
た。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、公道を走行あるいは停止する場合にそ
の道路に指定されている法律的制限を積極的に遵守する
意識を向上させることができ、これよって、交通事故の
防止を図るのみならず、運転免許保持者の総合的なモラ
ルの向上を促すことができるようにした違反事実申告装
置及び交通違反取締システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、車両を運転して公道を走行する際に、検出手段によ
りその走行動作もしくは停止状態のデータを検出し、判
定手段は、この検出データと記憶手段に記憶している法
律的規制条件に相当する基準データとを比較して法律的
規制条件に適合しているか否かを判定する。この判定手
段による判定結果が不適合である場合には、検出手段に
より検出した走行動作もしくは停止状態のデータを作成
し、法律的規制を行う主体側が管理する管理施設に対し
て車両の運転者の識別コードと共に無線で送信すること
により違反事実として申告するようになる。
【0008】これにより、公道上での車両の運転に際し
て記憶手段に記憶している法律的規制条件を満たさない
場合には、運転者が交通違反をするとしてその違反事実
を警察や統括主体である管理施設に自動的に通報するこ
とができるので、このような装置を車両に搭載しておく
ことで、運転者である運転免許保持者は交通違反をしな
いように注意を怠ることなく慎重な運転に努める傾向と
なり、ひいては安全運転を実行して交通事故などの低減
にも貢献することができるようになる。
【0009】請求項2の発明においては、上記した請求
項1の発明において、運転者に対して報知を行う報知手
段を設け、判定手段により、検出手段の検出データが記
憶手段の基準データに対して不適合となる場合もしくは
不適合の発生が予想される場合に、違反申告手段に申告
動作を行わせることに先だって、報知手段により運転者
に対して報知動作を行わせると共に、一定時間の報知動
作が経過しても不適合状態を回避していない場合に申告
動作を行わせるようにした。
【0010】これにより、まず、運転者に対して違反が
発生しそうな場合あるいはこのままの状態を継続すると
違反と判定される場合に、まず報知手段による報知動作
が行われ、運転者がこの報知により気が付いて違反を回
避するように運転を実施すれば、違反を起こすことを未
然に防止しながら交通法規を遵守した運転を促進するこ
とができるようになり、逆に、これを怠ると交通違反を
起こすことになるので、このことが運転者に対する抑止
的効果を及ぼすことになり、ひいては交通違反を起こさ
ないような運転を行うことが常となり、これによる交通
事故などの低減にも貢献することができるようになる。
【0011】請求項3の発明によれば、上記請求項1及
び2の発明において、位置検出手段を設けて車両の現在
位置を検出し、位置特定手段を設けて検出された現在位
置情報から地図上の現在位置を特定するようにし、判定
手段により、位置特定手段が特定した地図上の現在位置
に対して記憶手段に記憶された法律的規制条件に相当す
る基準データを読出し、検出手段により検出されたデー
タと比較することで適合しているか否かを判定するの
で、車両の現在位置あるいは時間経過に伴う位置変化か
ら得られる速度情報あるいは停止状態にある時間をみた
り、車両の移動方向や進入経路などの情報が得られるこ
とに基づいて、これらの車両の移動情報から判定するこ
とのできる違反について、法律的規制条件に相当する基
準データと比較して違反事実を特定することができるよ
うになる。
【0012】請求項4の発明によれば、上記各発明にお
いて、記憶手段に、公道での法律的規制条件に相当する
基準データとして、車両の走行速度に関する制限条件を
基準データとして記憶させる構成としたので、車両の現
在位置情報などから移動速度を検出してその公道上での
速度制限の情報と照合して速度違反を自動的に判定する
ことができるようになる。
【0013】請求項5の発明によれば、上記各発明にお
いて、記憶手段に、公道での法律的規制条件に相当する
基準データとして、車両の走行方向に関する制限条件を
基準データとして記憶させる構成としたので、進入禁止
や一方通行あるいは右折や左折禁止の制限さらにはUタ
ーン禁止などの法律的規制の条件について、車両の現在
位置情報やその変化を検出することにより自動的に判定
することができるようになる。
【0014】請求項6の発明によれば、上記各発明にお
いて、記憶手段に、公道での法律的規制条件に相当する
基準データとして、車両の停止場所に関する制限条件を
基準データとして記憶させる構成としたので、駐車禁止
などの法律的規制の条件に適合しているか否かを現在位
置情報に基づいて自動的に判定することができるように
なる。
【0015】請求項7の発明によれば、上記した請求項
1ないし6の違反事実申告装置を車両に搭載し、この車
両が公道上に存在するときに判定手段により法律的規制
条件に適合しないと判定されたときに、違反事実として
警察が管轄する管理施設に申告し、これを受付けた管理
施設が、違反事実として申告された情報に含まれる識別
コードに対応した車両の運転者の交通違反の事実を特定
するようにしたので、車両を運転する運転免許取得者に
とっては、交通違反を起こすことで自動的にこれが警察
に自己申告される結果、反則金の徴収や運転免許に前科
がつくなどの実害を被ることに至るのを身近に感ずるよ
うなシステムとなり得、換言すれば、このようなシステ
ムを採用することで公道上での運転に際して、本来の業
務上の責務であるところの交通規則の遵守に積極的に努
めるような下地を形成することができ、ひいては、車両
を運転する運転免許取得者の運転マナーの向上や交通事
故の抑制に貢献することができるようになる。
【0016】なお、このようなシステムの導入を促進さ
せるのに、運転免許取得者である運転者がこのような自
己申告をするシステムに加入することを積極的に行える
ように、例えば、システムへの加入を条件として税金の
減額や免除あるいは違反に対する反則金などの減額など
を実施することができる。
【0017】また、多くの車両を業務用として使用して
いる企業などにおいても、このようなシステムを積極的
に導入することで、従業員の交通規則遵守により得られ
る利点のみならず、社会的な信用度を高めることにも貢
献することができ、ひいては企業イメージの向上をも図
ることができるようになる。
【0018】請求項8の発明によれば、上記請求項7の
発明において、管理施設により、車両の運転者があらか
じめ登録している銀行口座から前記違反事実に対して科
せられている金額を自動的に引き落とす処理を実行させ
るようにしたので、違反事実の発生から違反に対する反
則金の徴収や罰金などの仮徴収を自動的且つ速やかに実
行することができるようになる。また、このような迅速
な対処が、運転者の違反行為に対して抑止力として働く
ようになり、システム採用の効果を向上させることがで
きる。
【0019】請求項9の発明によれば、管理部門によ
り、複数の車両の運行を管理する構成とし、それら複数
の車両に上述した請求項1ないし6のいずれかに記載の
違反事実申告装置を搭載し、この車両が公道上に存在す
るときに前記判定手段により前記法律的規制条件に適合
しないと判定されたときに、前記違反事実として前記管
理部門の管理施設に申告させるようにし、管理部門は、
これを受けると、違反事実として申告された情報に含ま
れる識別コードに対応した運転者の交通違反の事実を特
定し、これを以て車両の運転者の車両の運転に関する管
理情報として記憶するので、上述の請求項7あるいは8
の発明とは異なり、警察などの公的機関に自己申告する
場合に対して、車両を管理する管理部門である会社自体
が複数の車両の運行を管理する上で、その運転者につい
て交通違反などを起こしたり、無理な運転などをしない
ように管理することができるようになり、優良な運転者
を育成することができると共に、社会的にも交通事故な
どの発生の低減にも貢献でき、企業イメージの向上も図
ることができるようになる。
【0020】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、本発明
の第1の実施形態について図1ないし図4を参照しなが
ら説明する。図1は本システムの全体構成を示すもの
で、本発明でいうところの違反事実申告装置としての機
能を有する車載器1はカーナビゲーション装置に設けら
れた機能として達成するもので、車両2,3などの本シ
ステムに加入する車両に搭載されている。
【0021】車載器1には、後述するように携帯電話器
を利用した通信機能を有しており、基地局4,5などを
通じて通信回線網6に接続されている。警察が統括する
管理施設である取締センター7は、通信回線網6を通じ
て車載器1と通信可能で、後述する違反事実の情報を受
信する処理装置を備えている。取締センター7において
は、処理装置により、違反をした車両の運転者が支払う
べき反則金や仮払いの罰金などをオンラインネットワー
ク8を通じて振り込み処理ができるように銀行9の口座
と接続可能な状態に設定されている。
【0022】次に、カーナビゲーション装置を兼ねた構
成の車載器1の電気的構成について図2を参照して説明
する。制御回路10は、マイクロコンピュータやRO
M、RAMなどを主体として構成されるもので、判定手
段としての機能を備えたものであり、またカーナビゲー
ション装置としては、経路探索や経路案内を行うように
あらかじめプログラムが準備されている。この制御回路
10には、自車の位置をGPS衛星の位置検出信号を受
信して検出するGPS受信機11、自車の速度を検出す
る車速センサ12、自車の方向を検出する方位センサ1
3などの検出手段が接続されている。
【0023】また、制御回路10には、行き先設定や各
種操作を行うための操作スイッチ入力機器14、CD−
ROMやDVDなどの媒体により提供される地図情報媒
体15の情報を読み取る地図データ入力装置16、地図
上での経路を表示するための表示装置17、音声入力に
より認識したり音声信号を合成して音声で出力するため
の音声入出力装置18などが接続されている。
【0024】違反申告手段としての通信装置19は、無
線により接続して前述の通信回線網6を介して警察の取
締センター7と通信を行うためのものであり、制御回路
10に接続されていて、その制御回路10より生成され
た違反事実の情報を送信したり、取締センター7側から
の情報を受信して制御回路10に出力する。この他に、
制御回路10には、車両信号入力I/F(インターフェ
イス)20が接続されており、車両の状態を示す各種信
号を入力する。入力される信号としては、例えば、方向
指示器の信号や、ステアリングホイール信号あるいはパ
ーキングブレーキ信号などである。
【0025】この場合、方向指示器の信号は、車両の進
行予定方向を得る情報として利用でき、これによって進
入禁止や右折、左折禁止などの道路への進行を予測する
ことができる。また、ステアリングホイール信号つまり
ステアリングホイールを転回させるときの信号などを入
力することで、実際に車両の進行する方向を検出するこ
とができるし、運転者がステアリングホイールの転回を
始めた時点でこれを検知することができる。さらに、パ
ーキングブレーキ信号は、その場所で駐車などをする場
合に、この信号を受信したことをもって駐車状態に移行
することを予測するための必要条件のひとつとして認識
することができるようになる。
【0026】次に、本実施形態の作用について図3及び
図4を参照して説明する。まず、本実施形態における車
載器1を購入あるいは導入をする場合には、その車両を
運転する運転免許取得者は次のような特典が与えられ
る。すなわち、本実施形態におけるシステムでは、違反
事実を自動的に申告する機能を有することから、警察当
局が実施する違反取り締りの業務負担を軽減する効果を
有するので、これを考慮して運転免許取得者に対して税
金の負担額を軽減したりあるいは免税とするなどの特典
が付与される。
【0027】このことは、換言すれば、この特典を享受
してシステムに加入する運転免許取得者の数を促進する
機能を果たし、インフラの整備を促進して、ひいては、
加入者全体にわたって交通規則を遵守する基盤を構築し
て交通安全に貢献する制度とすることができる。一方、
交通規則を遵守して運転を行っている運転免許取得者に
とっては、本来の順法運転を続行するだけのことである
から、システムへの加入により交通規則の遵守を励行す
ることは抵抗感を受けることなく受け入れることがで
き、しかも減税あるいは免税の特典を享受することがで
きるという利点とすることができるので積極的な加入も
望めるようになる。
【0028】なお、この実施形態においては、車載器1
により判定することのできる違反事実として、速度制限
に対する違反、右折や左折禁止に対する違反、進入禁止
や一方通行に対する違反、Uターン禁止に対する違反、
あるいは駐停車禁止に対する違反などを想定しており、
これは、後述するように、地図情報と対応付けた車両の
位置情報や速度情報などから特定することができる種類
の違反である。なお、技術の進歩により、さらに多くの
種類の違反を特定することもできることが予測され、そ
の場合にはそれらの違反についても対象とすることがで
きる。
【0029】また、車載器1は、具体的にはカーナビゲ
ーション装置であるから、本来の経路検索及び経路案内
の動作を行うようになっており、この点に関しては、通
常のカーナビゲーション装置の動作と同様であるからそ
の動作説明については省略するが、本発明の作用との関
連上では、経路案内の際に、その道路に対して設定され
ている交通規制情報を表示あるいは音声出力による案内
をするところが特徴的な動作となっている。
【0030】さて、次に本発明に関わる具体的な動作に
ついて説明する。図3は車載器1側の動作を示すフロー
チャートであり、図4は警察の取締センター7側の動作
を示すフローチャートである。車載器1においては、制
御回路10により次のように動作する。本実施形態にお
いては、地図情報媒体15には公道について設定されて
いる各種の交通規制情報が付随して記録されており、制
御回路10は、電源が投入されると、地図データ入力装
置16により地図データを読出す際に、それらの交通規
制情報を基準データとして併せて読み込むようになって
いる(ステップS1)。
【0031】制御回路10は、以後においては、車両の
状態信号すなわち各種センサにより検出される車両状態
信号を入力する(ステップS2)。ここでは、前述のよ
うに、GPS受信機11により車両の現在位置に関する
情報を入力し、車速センサ12からは車速データを入力
し、方位センサからは車両が向いている方向の情報を入
力する。また、車両信号入力I/F20を通じて、車両
の方向指示器信号やステアリングホイール信号あるいは
パーキングブレーキ信号などを入力する。
【0032】これにより、制御回路10は、自車が現在
どのような状態で地図上の位置を走行あるいは停止して
いるかを認識することができ、前述した交通規制情報に
照らし合わせて基準データの範囲内つまり交通規制に適
合した状態であるか否かを判定することができる(ステ
ップS3)。この場合、制御回路10は、運転者が違反
をしているか否かをいきなり判定するのではなく、違反
が予測される状態で、まず運転者に警告を行う。
【0033】すなわち、制御回路10は、ステップS3
において判定処理を行うと、その判定結果が不適合レベ
ルに達しているか否かを判断する(ステップS4)と共
に、警告レベルに達しているか否かを判断する(ステッ
プS5)。そして、違反が予測されている状態で警告レ
ベルにあるときには、ステップS5で「YES」と判断
して、運転者に対してその状態が継続すると違反に至る
ことを警告して回避を促す(ステップS6)。この場
合、警告は、表示装置17に警告内容を表示させると共
に、音声入出力装置18に音声により警告内容を出力さ
せるようになっている。
【0034】これにより、運転者は、違反をすることが
予想されるときに事前に警告を受けてこれを回避するこ
とができるようになり、例えばうっかりスピードを出し
過ぎていた場合や、進入禁止の道路に進入しそうになっ
ている場合、あるいは駐車禁止の場所に駐車しようとし
ている場合でも、未然にこれを防止することができるよ
うになる。
【0035】そして、このように警告をした場合でも、
これを回避することなく運転状態を継続することにより
違反に至る場合には、制御回路10は、不適合レベルに
あることを判断し(ステップS2〜4)、そのときの各
種センサからの検出信号とその道路に設定されている交
通規制情報とに基づいて違反事実情報を作成する(ステ
ップS7)。そして、あらかじめその車両の運転者とし
て登録された運転免許保持者の識別コードを付加すると
共にその他の必要な情報を付加して取締センター7に通
信装置19を通じて送信する(ステップS8)。これに
より、違反事実情報を自己申告することになる。
【0036】これに対して、取締センター7側において
は、図4に示すフローチャートにしたがってその違反事
実情報を受付けて処理を行う。取締センター7の図示し
ない処理装置は、違反事実情報を受信すると(ステップ
P1で「YES」と判断)、その違反事実情報に付加さ
れている識別コードからその車両の運転者を特定する
(ステップP2)。
【0037】次に、取締センター7は、その違反事実情
報が違反点数と反則金を課することで処理が可能な場合
のものであるときには、違反点数処理と、反則金の算出
を行って違反事実に対する処理を実施する(ステップP
3)。続いて、その運転者についてあらかじめ登録され
ている銀行9に対してオンラインネットワーク8を通じ
てアクセスし、運転者の銀行口座から反則金の金額を自
動的に警察のしかるべき口座に振り込むように指示する
(ステップP4)。
【0038】この後、取締センター7は、運転者に対し
て反則金を銀行口座から振り込み処理した旨を通知する
処理を行い(ステップP5)、違反事実に対する処理を
終了してステップP1に戻るようになる。
【0039】なお、上述の場合で、違反事実情報が反則
金の処理では対処できない場合には、別途に運転者に通
知を行って違反事実の認定や罰金等の支払い処理などを
促すための処理を行ったりする場合もある。また、その
ような違反事実に対する処理もオンライン化が可能にな
った場合には、上述と同様にして処理を行うことができ
る。
【0040】さて、上述のようにして判定する違反事実
の内容に付いて、例をあげて簡単に説明する。例えば、
速度制限のある道路での違反事実の判定については、ま
ず、制限速度に近くなると、上述のように違反を予測し
て警告を行い、制限速度を超えた時点で違反事実を特定
するようになる。これによって、制限速度を超えて運転
することが直接違反事実として申告されることになるこ
とから、運転者は、警告を受けた時点でこれを回避すべ
く速度を低下することを怠りなく確実に実施するように
抑止力が働くようになる。
【0041】また、右折や左折あるいはUターンや進入
が禁止されている場所などでは、違反事実が発生する事
前に、例えば運転者がターンシグナルを出したときに、
その旨を警告をすることでこれを回避させることができ
る。そして、そのまま禁止されている方向に進入あるい
はUターンした場合には違反事実の情報が作成され自己
申告をすることになるので、上述同様に違反をしないよ
うにする抑止力として働くようになる。
【0042】同様にして、駐停車禁止の場所において
は、車両を駐車もしくは停車した時点で違反の可能性が
あることを運転者に案内もしくは警告し、時間制限の設
けられている場合にはその時間を経過する前に案内し、
違反が予測される時点で警告する。それでも駐車あるい
は停車状態が継続した場合には違反事実の情報を作成し
て自己申告することになるので、運転者に対する駐停車
禁止場所への駐停車の抑止力として働くようになる。
【0043】このような本実施形態によれば、車両の運
転者が交通規則を違反する運転をしようとすると、車載
器1により、まず運転者に警告をして違反を起こさぬよ
う回避させるように促し、この後、違反をしてしまった
ときにはその違反事実情報を作成して警察の取締センタ
ー7に自動的に送信して自己申告をすると共に、その自
己申告を受けた取締センター7側では、反則金の徴収を
あらかじめ登録されている銀行9の運転者の口座から自
動的に振り込ませるようにしたので、運転者である免許
取得者にとっては、そのような違反を起こさぬように自
発的に努力する抑止力となり、反則金を自動的に徴収し
てその手間を省くことのみならず、反則金を支払う前に
運転者自身が違反をしないように運転することに努める
ようになるので、交通規制を遵守し且つこれによってひ
いては交通安全に貢献するシステムを構築することがで
きるようになる。
【0044】また、システムの導入促進に際して、加入
者である運転者に対して加入を条件として税金の減額や
免税などの特別な措置を講ずることができ、これによっ
て、交通違反の発生を抑制して安全運転に努めるための
基盤を形作ることができるようになる。また、本来安全
運転に努めている運転者にとっては、違反を起こすこと
がないことから、導入に際して心理的な障壁もなく、か
えって減税効果を享受することができる点でメリットが
あり、システムの早期整備に貢献しやすいものである。
【0045】(第2の実施形態)図5は、本発明の第2
の実施形態を示すもので、第1の実施形態と異なるとこ
ろは、管理部門としての警察の取締センター7に代え
て、多数の業務用の車両を有する会社組織において、そ
れらの車両の運転者の交通違反を低減させるためのシス
テムとして適用したところである。
【0046】本システムの適用対象としては、例えば、
業務用車両21,22,23など多数の車両を利用した
業務すなわち運送業務や配送業務などを行っている会社
を想定している。管理施設としては、会社自身が管理施
設を運営することもできるし、この実施形態におけるよ
うに管理業務を代行する管理会社24により管理を行う
システムとすることもできる。
【0047】それぞれの車両21〜23には、前述同様
に構成された車載器1が搭載されている。各車載器1の
制御回路10には、あらかじめその車両の運転者である
従業員の識別コードが記憶されている。車載器1は通信
装置19により基地局25,26,27などを介して通
信回線網6を通じて管理会社24にアクセスすることが
できるようになっている。管理会社24は、違反事実の
情報を処理して管理するための処理装置(図示せず)を
備えており、その処理装置は、その会社の従業員の名簿
と識別コードなどの各種データを記憶したデータベース
28を備えた構成とされている。
【0048】この場合、管理会社24は、複数の会社の
業務用の車両について運転者の管理をすることを委託さ
れている場合には、複数の会社のそれぞれについて従業
員の名前と識別コードなどの各種データをデータベース
28に記憶している。
【0049】上記構成とすることにより、管理会社24
は、各会社の業務用車両が運行する際に、その運転者が
交通規則に違反する行為があるか否かを車載器1からの
違反事実申告情報に基づいて監視することができるよう
になる。これにより、各会社が運行させている業務用車
両を運転する運転者の違反行為を抑制し、総じて、会社
単位での運転者の安全運転への貢献を図ることができる
と共に、会社にとっては、このようなシステムを導入し
たことで安全運転に努めることを知らしめて企業イメー
ジの向上を図ることもできるようになる。
【0050】(他の実施形態)本発明は、上記実施形態
にのみ限定されるものではなく、次のように変形また拡
張できる。法律的規則の条件はCD−ROMやDVDか
ら地図データに対応した情報として読み込むことに加え
て、外部との間で通信を行って直接ダウンロードして取
り込むことができる。インターネットを通じて所定のサ
イトから入手したり、特定の情報源から入手するように
しても良い。また、その地域毎に規制条件の情報を入手
するシステムとしても良い。
【0051】運転者のシステムへの加入については、カ
ーナビゲーション装置の購入時に同時に行うことにして
も良いし、既に取り付けているカーナビゲーション装置
にあらたにプログラムをインストールすることで導入す
ることもできる。なお、後から付加する場合には、通信
装置19に相当する構成をカーナビゲーション装置に接
続しておく必要がある。
【0052】カーナビゲーション装置の位置検出精度に
ついては、その技術の向上に伴い、年々正確な位置のみ
ならず速度も正確に検出することができるようになりつ
つあり、この位置検出精度の向上に伴って、より正確且
つ確実な違反事実の特定をすることができるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すシステムの概略
的な構成図
【図2】車載器の電気的構成図
【図3】車載器の処理内容を示すフローチャート
【図4】取締センターの処理内容を示すフローチャート
【図5】本発明の第2の実施形態を示す図1相当図
【符号の説明】
1は車載器(違反事実申告装置)、2,3,21,2
2,23は車両、4,5,25,26,27は基地局、
6は通信回線網、7は警察の取締センター(管理施
設)、8はオンラインネットワーク、9は銀行、10は
制御回路(判定手段)、11はGPS受信器(検出手
段)、12は車速センサ(検出手段)、13は方位セン
サ(検出手段)、16は地図データ入力装置、17は表
示装置(報知手段)、18は音声入出力装置(報知手
段)、19は通信装置(違反申告手段)、20は車両信
号入力I/F、24は管理会社(管理施設)、28はデ
ータベースである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F029 AA02 AB01 AB07 AB13 AC02 AC09 AC13 AC16 AC18 AC20 5H180 AA01 BB13 CC12 DD06 EE10 FF04 FF05 FF13 FF22 FF25 FF32

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に設けられ、公道での法律的規制条
    件に相当する基準データを記憶する記憶手段と、 前記公道における前記車両の走行動作もしくは停止状態
    のうち前記記憶手段に記憶された前記基準データに対応
    したデータを検出する検出手段と、 この検出手段により検出された前記車両の走行動作もし
    くは停止状態のデータを前記記憶手段の基準データと比
    較して適合しているか否かを判定する判定手段と、 この判定手段による判定結果が不適合である場合に、前
    記検出手段により検出した走行動作もしくは停止状態の
    データを作成し、前記法律的規制を行う主体側が管理す
    る管理施設に対して前記車両の運転者の識別コードと共
    に無線で送信することにより違反事実として申告する違
    反申告手段とを具備したことを特徴とする違反事実申告
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の違反事実申告装置にお
    いて、 運転者に対して報知を行う報知手段を設け、 前記判定手段は、前記検出手段により検出されたデータ
    が前記記憶手段の基準データに対して不適合となる場合
    もしくは不適合の発生が予想される場合に、前記違反申
    告手段に申告動作を行わせることに先だって、前記報知
    手段により前記運転者に対して報知動作を行わせると共
    に、一定時間の報知動作が経過しても前記不適合状態を
    回避していない場合に前記申告動作を行わせるようにし
    たことを特徴とする違反事実申告装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の違反事実申告
    装置において、 前記車両の現在位置を検出する位置検出手段と、 この位置検出手段により検出された現在位置情報から地
    図上の現在位置を特定する位置特定手段とを備え、 前記判定手段は、前記位置特定手段により特定された地
    図上の現在位置に対して前記記憶手段に記憶された法律
    的規制条件に相当する基準データを読出し、前記検出手
    段により検出されたデータと比較することを特徴とする
    違反事実申告装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の違
    反事実申告装置において、 前記記憶手段は、前記公道での法律的規制条件に相当す
    る基準データとして、前記車両の走行速度に関する制限
    条件を基準データとして記憶していることを特徴とする
    違反事実申告装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の違
    反事実申告装置において、 前記記憶手段は、前記公道での法律的規制条件に相当す
    る基準データとして、前記車両の走行方向に関する制限
    条件を基準データとして記憶していることを特徴とする
    違反事実申告装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の違
    反事実申告装置において、 前記記憶手段は、前記公道での法律的規制条件に相当す
    る基準データとして、前記車両の停止場所に関する制限
    条件を基準データとして記憶していることを特徴とする
    違反事実申告装置。
  7. 【請求項7】 車両に請求項1ないし6のいずれかに記
    載の違反事実申告装置を搭載し、この車両が公道上に存
    在するときに前記判定手段により前記法律的規制条件に
    適合しないと判定されたときに、前記違反事実として警
    察が管轄する管理施設に申告し、 これを受付けた前記管理施設は、前記違反事実として申
    告された情報に含まれる識別コードに対応した前記車両
    の運転者の交通違反の事実を特定することを特徴とする
    交通違反取締システム。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の交通違反取締システム
    において、 前記管理施設は、前記車両の運転者があらかじめ登録し
    ている銀行口座から前記違反事実に対して科せられてい
    る金額を自動的に引き落とす処理を実行することを特徴
    とする交通違反取締システム。
  9. 【請求項9】 複数の車両の運行を管理する管理部門を
    備え、 前記複数の車両に請求項1ないし6のいずれかに記載の
    違反事実申告装置を搭載し、この車両が公道上に存在す
    るときに前記判定手段により前記法律的規制条件に適合
    しないと判定されたときに、前記違反事実として前記管
    理部門の管理施設に申告し、 これを受けた前記管理部門は、前記違反事実として申告
    された情報に含まれる識別コードに対応した運転者の交
    通違反の事実を特定し、これを以て前記車両の運転者の
    車両の運転に関する管理情報として記憶することを特徴
    とする交通違反取締システム。
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