JP2002311063A - 適応制御回路 - Google Patents

適応制御回路

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JP2002311063A
JP2002311063A JP2001121420A JP2001121420A JP2002311063A JP 2002311063 A JP2002311063 A JP 2002311063A JP 2001121420 A JP2001121420 A JP 2001121420A JP 2001121420 A JP2001121420 A JP 2001121420A JP 2002311063 A JP2002311063 A JP 2002311063A
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Shinichi Akita
晋一 秋田
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NANOPOWER SOLUTION KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力が検出窓の中に入ったときだけ通常の動
作電流を流して所定の応答速度を得、入力が検出窓の外
にいるときは非常に少ない消費電流で動作する適応制御
回路を少ない素子数で実現する。 【解決手段】 出力回路と検出回路と変換回路とを有す
る適応制御回路であって、該変換回路は複数の直列接続
されたトランジスタ素子を含み、前記検出回路の複数の
入力信号が一致もしくは互いに接近したときに前記出力
回路のバイアス電流を変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は2つまたはそれ以上
の入力信号を比較してその大小判定結果を出力端子に出
力する、適応制御電圧比較回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯電子機器に限らずその他あらゆる電
子装置には電源電圧監視や2次電池の放電充電制御のた
めの電圧比較回路が必ず内蔵されている。世界中で動作
している装置の数は数十億の単位と推定される。ちなみ
に一つの電圧比較回路が10μAで動作しているとする
と10億個で10000Aの電流を流していることにな
り、5Vで動作しているとすると50KWの電力が消費
されている計算になる。これは小型の発電所1つの発電
量に相当する大きな量である。本発明はあらゆる電子装
置に使われる電圧比較回路の消費電流を劇的に減少させ
て地球のエネルギー節減に貢献しようとするものであ
る。
【0003】
【従来例】図11は従来の一般的に使われている差動回
路で電圧比較回路として利用される。差動回路10がM
P1,2,3、MN2、3からなり、出力バッファー回
路20はMP5,MN5から構成され、コンパレータと
して利用されるときは、基準電圧Vrefに一定の電圧
を検出のための基準として与えられている。図13は別
の従来例を示す。差動回路10は図11の回路と同様に
MP1,2,3、MN2、3からなり、出力バッファー
回路21はMN4,MN5、MP4,MP5のトランス
コンダクタンスカレントミラー回路で構成されており、
固定のバイアス電流ではなく出力信号変化に応じて電流
を変化させて最適な出力電流を得ている。
【0004】図12はその動作波形図である。入力信号
Pが基準電圧Vrefよりも高いかもしくは低いとき差
動回路10と出力回路20には一定のアイドリング動作
電流が流れている。アイドリング動作電流と出力波形の
立ち上がりまたは立ち下がり時間つまり遷移時間の関係
は、一般的に知られている電荷の公式Q=C*Vを基に
その概略の理論式を算出できる。図11に示すように、
MP2のドレイン電流をId、OUTXの電圧変化Vg
の遷移期間dT1にMN5のゲート容量Cgに流れる電
流をIgとすると Ig*dT1=Cg*Vg......(1) IgはIdの分流電流だから、Idの5分の1から20
分の1の電流が次段の負荷に流れる分とするのが一般的
であり、その比率をKとするとIg=Id/Kとなる。
またdT1のすべてが最終出力OXの遅延に寄与するわ
けではないので、電源電圧と次段のFETの閾値Vtn
の割合からおおむね80%が遅延に寄与する分と仮定し
て、 T1=0.8*dT1=0.8*K*(Cg*Vg)/
Id OXの遷移時間dT2、アイドリング電流Icとする
と、MN5がオフ状態のときはIcのすべてがCLの充
電に使われるので dT2=(CL*VDD)/Ic dT2は振幅50%が遅延時間に寄与すると仮定する
と、合計遅延時間分はT2=dT2/2となる。
【0005】所定時間Tos以内でOXが立ち上がるた
めには Tos<T1+T2 Id>K*Cg*Vg/T1......(2) Ic>CL*Vdd/2*T2.....(3) 立ち下がり時は付加容量CLがMN5を通して放電する
だけなのでアイドリング電流は関係しない、従ってMP
5の定電流の分のみが出力回路のアイドリング電流とな
る。
【0006】Ii=2*Id+Ic......(5) Idは差動回路の片側の電流なので2倍されている。
【0007】T1>20μSec、T2>5μSecの
時のアイドリング電流Iiを計算してみる。Cg=0.
1pF、CL=5pF、Vg=2V、Vdd=3V、K
=20、 Ii>1.98μA またT1<5μS、T2<2μSの場合はIi>6.1
5μA このように要求される遅延時間が決まると、アイドリン
グ電流の最低値が算出できる。
【0008】図12においてはP入力がVSSからVD
Dに変化してまた戻る状態を想定している。電圧監視の
応用では何100時間の単位で入力変化が起こるが、図
では観測しやすくするために早めてシミュレーションし
ている。qoは従来の回路で動作電流を必要十分流して
動作させた場合の出力波形を示し、10μS以下の遷移
時間で出力が変化している。qo2,qo3はそれぞれ
図11、図13の従来の回路の動作電流を100nA以
下に設定して動作させた場合で、それぞれ200μS、
400μS以上の遷移時間で出力変化が起きていて大き
な時間遅延であることがわかる。
【0009】従来の回路では要求される出力の立ち上が
り時間が決まるとほぼアイドリング電流もその最低値が
決まり、それ以下には出来ないことがわかる。その値よ
りも小さくしてしまうと出力反転の時間がかかりすぎて
システム全体の処理に障害の発生するおそれがある。数
μAはその装置全体の消費電流からみれば無視できる量
とも思えるが、地球的規模でみれば数十億台の装置が稼
働するので膨大な合計量になる。このようにあらゆる電
子装置に用いられる電圧比較回路のアイドリング電流を
減らすことは、非常に重要な課題であることが地球環境
の観点からも認識されるべきである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前述のように図11や
図13の従来の回路と設計方法ではコンパレータのアイ
ドリング動作電流を一定以下に減らすことはできなかっ
た。本発明は、周到な理論的数式的裏付けに基づいて、
非常に少ない素子数でアイドリング電流を可及的に減少
させる手段を提案するものである。
【0011】
【課題を解決する為の手段】上記課題を解決するための
方法として二つの入力が電位差を持つときは極微少電流
で動作し、両者が近づいて出力反転が起こりそうになる
と通常の電流で動作する回路構成を考案した。電圧比較
回路の動作電流と動作速度が比例関係にあることは周知
のことであり、出力反転時のみ動作電流を増加させれば
反転動作が高速で低消費電流が実現出来ることも容易に
推定可能であるが、その平易な具体的方法はこれまで提
案実現されていなかった。本発明では従来の差動型回路
のトランジスタ対を従来と異なる観点のもとに決定した
回路と直列トランジスタの組み合わせが前記の出力反転
時のみ電流を増やす動作を実現することができた。
【0012】
【本発明の原理】図1,図3、図5は本発明の基本動作
原理を示すための回路構成図である。図1において10
0は検出回路、MN11,MN12はN型FETで変換
回路200を構成していて、電圧信号もしくは電流信号
をバイアス電流に変換している。Vrefは基準電圧
で、Vinは信号入力を示す。Vin<Vrefの時、
OTはローレベルなのでMN12がオフ,Vin>Vr
efの時OUTXはローレベルなのでMN11がオフで
電流は流れない。ところがVinとVrefが等しいか
もしくは近接したとき、図2は図1の伝達特性図で、O
T>Vtn、OUTX>Vtnの状態が存在すれば電流
Ibを流すことが出来る。この電流を変換電流と呼ぶこ
とにする。VinがVrefと近接していてかつ変換電
流が流れているVinの電圧範囲を検出窓と呼ぶことに
する。図2ではWで示される。変換電流をバイアス電流
として帰還をかけてやれば、二つの差動入力が近接して
反転動作を起こす時のみ動作電流を増加させて高速に動
作させる事が可能となる。
【0013】図3は入力が3つに増えた場合を示す。た
とえばVrefとV1は図1と同等の役割として、V2
は追加の条件と考える事ができる。つまりV2が一定の
条件を満たしたときに、V1の状態に応じてIbが制御
される。図4がその伝達特性図を示す。
【0014】図5は変換回路がP−FETからなる場合
を示している。100は検出回路、MP11,MP12
はP−FETで変換回路を構成する。Vin<Vref
の時OUTXはハイレベルなのでMP12がオフ,Vi
n>Vrefの時OTがハイレベルでMP11がオフな
ので電流は流れない。ところがVinとVrefが等し
いかもしくは近接したとき、図6のようにP−FETの
閾値VtpとしてOT<Vtp、OUTX<Vtpの状
態が存在すれば変換電流を流すことが出来る。
【0015】図7,図8,図9,図10は本発明の構成
を説明するための図である。図7は第1の請求項に対応
する構成で、一つの検出回路100と変換回路200と
出力回路300からなり、検出回路100の二入力の電
位差を出力側で検出しバイアス電流に変換して出力回路
に帰還するものである。図8は第2の請求項に対応する
構成であり、検出回路兼出力回路110と変換回路20
0とからなり、検出回路110で検出された2つの入力
電位差の状態を電流に変換して自分自身の動作電流に帰
還することで出力変化を高速化できる。図9は図7と構
成要素は同様であるが、バイアス電流帰還を出力回路3
00のみならず検出回路100にもかけている。図10
は検出回路100、変換回路200、出力回路300及
びバイアス電流発生回路400からなる。検出回路10
0の出力は変換回路に接続され変換電流はバイアス電流
発生回路に帰還されて全体のバイアス電流を変化させて
いる。バイアス電流発生回路は図7,図8,図9の原理
図でも必要であるが動作に関係していないので省略され
ている。
【0016】本発明の重要な構成要件の一つが、所定の
閾値に対して複数の出力がすべてハイレベルまたはロー
レベルの状態を有する複数の入力をもつ検出回路であ
る。図15は図11の従来の差動回路の入出力伝達特性
を示す。伝達特性は入力Vrefが一定電圧のとき、入
力Pの変化に対する出力OUT、OUTXの応答特性で
あり、これからわかるように、従来の一般的な差動回路
では前述の本発明の重要な条件を実現出来ない。つまり
OUTの変化は少なくOUTXの変化のみだからであ
る。
【0017】図14は従来の差動回路の入力を互いに逆
に接続した回路で、2つの差動回路の出力を逆相で動作
させると目的の出力状態が得られる可能性がある。本発
明で提案されたFETの直列接続からなる変換回路を組
み合わせている。その入出力静特性を図16に示すよう
に、2つの出力OUTX1とOUTX2がP−FETの
閾値Vtpよりもロー側にありMP10,MP11に電
流が流れている。しかしその幅つまり検出窓が僅か2m
V程度であり、この種の差動回路はどのように工夫して
設計製造しても数mVのオフセット電圧を有するのは周
知の常識であることを考えると量産には応用できないこ
とがわかる。従来の差動回路に1mV程度のオフセット
が発生した時の例を図16の曲線2に示されるように、
2つの出力がローになる状態がごく僅かしか存在しない
ので、MP10の電流もほとんど流れないことがわか
る。つまりほんの少しの製造ばらつきにより従来の回路
は検出窓が消えてしまうのである。このような問題の解
決する方法は数多く考えられるが、例として二つの差動
回路に異なる基準電圧を与えてその間の電圧で検出窓を
作り出し変換電流を流す回路が考えられる。これはウィ
ンドーコンパレータと呼ばれる回路で種々の方式が提案
されている。しかしどれもみな追加の部品とそれに流れ
る電流が必要であり、従来の回路より電流も素子数が増
加してしまい、集積化に向かず本発明の目的を実現する
にいたらない。このように従来の設計手法と回路構成だ
と、部品を増やさずに、アイドリング電流を劇的に減少
させ、平易で十分に余裕を持って安定に量産可能な本発
明の目的の回路が実現出来ていないことがわかる。
【0018】図17は本発明の第一の実施例を示す。こ
れは請求項3と5に対応する実施例で、100は検出回
路で、MP2,MP3,MN2,MN3からなる一組の
差動対と、MP20,MP30,MN20,MN30か
らなるもう一組の差動対が共通の定電流源に接続されて
いる。この差動回路構成そのものは本発明とは別の意図
でUSP4728900,USP5491455にて紹
介されているもので、2対の差動回路から180位相の
ずれた対称な波形が得られる特徴がある。そのままでは
本発明の重要な要件の一つである、十分に広い検出窓を
持った検出回路とすることはできない。これは前述の図
14の場合と同じで、製造ばらつきを吸収する手だてが
無いからである。従来の設計方法に準じれば、MN2と
MN3、MN20とMN30のサイズは互いに等しくな
っていて入出力静特性は図16とほぼ同様である。OU
TXとOTが互いに逆の位相で動作していて、ともにV
tpよりも低い部分が存在している。その範囲でMP1
0とMP11及びMP20とMP21に電流が流れるが
その幅は中心の電圧から数mVの検出窓の幅しかない。
必要とされる検出窓は製造ばらつきにも耐えることが出
来るよう十分な幅を有し、かつ検出する入力信号の変化
速度に対応していなければいけない。つまり検出窓が狭
いと入力信号が検出窓内でバイアス電流が増加する前に
行き過ぎてしまい、微少電流のまま遅い動作をすること
になるからである。最大の入力信号変化率をVc(vo
lt/sec)、検出窓の電圧幅をW(volt)、検
出回路と変換回路の応答時間をT(sec)とすると、 W > Vc * T .....(10) で表される。入力信号変化率が高い場合は検出窓Wを広
くする必要がある。この点が従来と異なる設計方法が必
要になるゆえんである。本発明はその方法を提案するも
のでもある。従来の設計理論によれば差動対トランジス
タは同じサイズ(例えば幅)または同じコンダクタンス
であるべきであった。しかし検出窓を自由に制御する為
には差動対トランジスタが同等でないときの設計理論が
必要になる。ここで差動回路による検出回路の検出窓の
幅とFETサイズの関係を理論的に考察しておく。
【0019】MN2,MN3のサイズが等しい場合、P
入力とM入力の電位が等しいとき、MN2,MN3は等
しい電流が流れて平衡状態にあり、ドレイン電圧もほぼ
等しくなっている。P入力とM入力がVddの2分の1
の電位付近ではVd>Vg−Vtが成立しているので飽
和領域の電流式が適用できる。
【0020】 Id=0.5*Gm(Vg−Vt)(Vg−Vt)(1+λ*Vds)...(12) 図19はMN2とMP2のドレイン電流電圧曲線を示
す。曲線1、2、3はMN2のId特性を示し3は2よ
りもサイズを大きくした時、1は2よりもサイズを小さ
くした時の電流曲線である。曲線4,5,6はMP2の
ドレイン電流電圧特性を示し、それぞれMP2のVgが
2.2V、2.21V、2.22Vの時を表す。曲線2
と電流特性曲線5との交点AがMN2,MP2のOUT
Xの電位を表している。たとえばMN2のサイズを大き
くすると電流曲線2が上に移動して3の位置になって動
作点はB点に移動する。またMN2のサイズを小さくす
ると電流曲線2が下に移動して1の位置になって動作点
はE点に移動する。C点はサイズを大きくしたときのA
点と同じ電位を持つ点、D点はサイズを小さくしたとき
にA点と同じ電位の動作点を示す。B点からA点と同じ
ドレイン電圧のC点に戻すためにはMP2のP入力の電
圧変化が必要でその電圧を算出する。MN2のサイズを
変更する前後のMP2の電流Id0,Id1、前後のゲ
ート電圧Vg0、Vg1、Gmpは電流増幅率、Vtp
は閾値とすると Vg0={√(Id0/0.5*Gmp)+Vtp}/√(1+λ*Vds0)..(13) Vg1={√(Id1/0.5*Gmp)+Vtp}/√(1+λ*Vds1)..(14) ∂Vg=Vg1−Vg0 =√(Id1/0.5*Gmp*L1)−√(Id0/0.5*Gmp*L0)..(15) L0=(1+λ*Vds0) L1=(1+λ*Vds1)としてある。
【0021】∂VgがMN2のサイズを変えることでず
れるP入力の反転閾値である。式(15)よりわかるこ
とはId1をId0よりも大きくすればdVgは負の
値、小さくすれば正の値になるのでOUTX、OTのハ
イ側を重ねることもロー側を重ねることも出来る点であ
る。これは変換回路をN型でもP型でもどちらでも構成
することができて構成の自由度が大きいことを示してい
る。
【0022】このように従来の差動型回路を別の観点か
ら考案された新たな設計手法で設計することにより検出
窓を最適な幅にすることが出来る。本来差動回路はその
対称性と平衡性が追求されて、研究や提案がなされてき
た。その逆の方向で研究対象になることは、USP59
6302,USP5,471,171をのぞけば皆無と
いってよかった。
【0023】図17の場合、MN2のサイズをMN3よ
りも大きくする、MN30をMN20よりも大きくする
と検出窓Wを広げることができる。図18がその1例を
示し、MN2とMN30をMN3とMN20よりも15
%大きくした場合を示す、検出窓は当初の2mVから約
20mVの幅が得られている。図中outxはOUTX
の伝達特性、otはOTの伝達特性を示す。vvssは
電源VSSの電流で中心の20mVの間で2.7μAに
増加していて、その他の領域ではわずか50nAであ
る。
【0024】変換回路がP−FETの場合は閾値Vtp
よりもともにローの状態が検出窓になるが、変換回路が
N−FETで構成されたときは閾値Vtnよりもハイの
状態が検出窓になるので、前述のFETサイズは小さく
することで窓の幅が設定できる。本発明の提案によれば
検出窓と最大入力信号変化率の関係を法則化し設計手法
に新規に導入することができた。それを用いて反転動作
に関わらない大半の期間を極微少の電流で動作させるこ
とが可能になり、非常に簡単な回路構成で従来実現出来
なかった大きな効果が得られるのである。
【0025】図20は図17の回路の動作波形図と帰還
をかけない場合の出力波形を同時に表示している。図中
横軸は時間mSを表し、引き出し線の数字は電圧値また
は電流値、VSSの電源電流vvssは反転動作時には
8.6μA、それ以外では67nA、出力coの立ち上
がり遅延は9uS、立ち下がり遅延は5uSとなってい
て、反転動作が起きないときは非常に少ない電流で動作
していることがわかる。帰還をかけない場合の出力波形
はqo3で示され、立ち上がり遅延は435uS、立ち
下がり遅延は100uSと非常に遅い応答しか得られな
いことがわかる。
【0026】図21は本発明の別の実施例で請求項2、
5に対応する回路で、検出回路100は図17と同様で
ある。変換回路200がP−FETのMP20とMP2
1からなり、出力回路300がラッチ回路で構成されて
いる。動作は図17同様に2つの入力P、Mが接近する
と検出回路の動作電流を次段の出力回路の入力容量付加
を駆動するのに十分な電流に増やして反転時間を早めて
いる。
【0027】図22は本発明の別の実施例で請求項4、
5に対応する回路を示す。検出回路100はN−FET
入力の差動回路、変換回路200がN−FETで構成さ
れ、出力回路300がN−FET入力差動回路で構成さ
れる。MP70,MP71は検出窓内で導通してMNb
iに増加分の電流が流れ、MN50,MN10,MN1
5とのサイズ比に応じた帰還電流が増加して流れる。
【0028】図23は本発明の別の実施例で請求項4、
5に対応する回路を示す。二つのP−FET入力差動型
検出回路100、P−FETからなる変換回路200、
出力回路300がP−FET入力差動回路と出力バッフ
ァーで構成される。
【0029】そのほかにもP−FET入力差動と、N−
FET入力差動の組み合わせを変えたり、バイポーラト
ランジスタ、GaAsトランジスタ、SiGeトランジ
スタや薄膜トランジスタに置き換えても同等の機能が実
現できる。
【0030】図24はバイポーラトランジスタで構成し
た場合を示す。図中にも示すようにQPの符号がつくト
ランジスタはすべてPNPトランジスタ、QNの記号が
つくのはすべてNPNトランジスタを表す。R1,R2
は電流制限抵抗を表す。100は検出回路を示し、2つ
の差動回路が共通の一つのテイル電流で動作している。
QP52とQP63にエミッターサイズをQP53とQ
P62よりも小さいサイズにすることにより二つの出力
OUTXとOTともにQP70とQP71のVbeより
も低い電位の状態を得て、検出窓にしている。検出窓内
にて変換回路200でバイアス電流を発生させてバイア
ス発生回路に帰還させて、検出回路100と出力回路3
00の駆動能力を制御している。変換回路200は前述
のFETの場合と同様にトランジスタQP70とQP7
1が直列に接続されている。
【0031】図25は図24のシミュレーション動作波
形を示す。図25においてPはP入力の電圧波形、CO
は出力COの電圧波形、VVGはG側の電源電流波形を
それぞれ示す。M入力は一定の電圧1.5Vが基準とし
て与えられている。P入力がM入力から離れている時の
電源電流は133nA、もしくは245nAとバイポー
ラとしては非常に少ないアイドリング電流で動作してい
る。P入力がM入力に接近すると電源電流は8μAと増
加して高速動作が可能となり、立ち上がり時間7.6μ
S、立ち下がり時間7.2μSで応答している。qoは
帰還制御のない場合の従来の回路での少ないアイドリン
グ電流の動作波形で応答が遅いのは言うまでもない。
【0032】図27は本発明の第6の実施例である。本
発明の重要な要件の一つである、所定の閾値よりも複数
の出力がすべてハイレベルまたはローレベルの状態を有
する検出回路である。図27の検出回路100は前述の
検出回路とは別のタイプであり、FETサイズの選択お
よびバイアス電流の組み合わせによって検出窓を生成す
る例である。MP1,MP2,MP3はP−FET、M
N2,MN3はN−FETを示し、5つのFETで検出
回路100を構成している。この回路は本発明の目的と
は別の用途でUSP4843341およびUSP558
3425に提案されたものである。この引用文献には明
示されていないので出力がともにローとなる条件を解析
した。図26は二つの出力がともにローになる条件を説
明するための図である。図中曲線1はMN2,MN3の
ドレイン電流―ドレイン電圧特性を示す。検出回路10
0の負荷トランジスタであるN−FET MN2,MN
3は電圧Vgsが一定に保たれている。P入力とM入力
が等しいとき、飽和電流よりも少ない電流たとえば3分
の2の電流が流れているとすると動作点はA点にあり、
MN2,MN3のドレイン電位はともにローレベルに近
接した位置にある。飽和電流はトランジスタサイズとゲ
ート電位に支配されるのでこれらを調整する事で2つの
出力をともにローレベルにすることができる。MP2.
MP3のゲート電位は前述の理論検討と同じ原理でMN
2,MN3の電流を制御するので式(15)で出力ロー
の電圧幅の1/2を計算できる。
【0033】平衡状態からP入力にハイが与えられてM
N2,MN3の電流のバランスが崩れると、MN2の電
流が減ってドレイン電圧はローを維持する、MN3は電
流が増えてハイ側に遷移する。動作点はAからMN2,
MN3がそれぞれC,Bに移動する。
【0034】このように入力平衡状態でMN2,MN3
の飽和電流よりも小さな電流で動作させると二つの入力
ともにローの状態を作りだす事が出来る。そしてその時
の検出窓幅は動作電流の大きさとFETサイズで決める
ことができる。MN2,MN3のサイズを大きくすると
検出窓を広げることが出来る、しかもMN2,MN3別
々に設定可能であり、つまり左右非対称にできる。同様
に動作電流を減らすと検出窓を広げることができる。
【0035】MN2とMN3のサイズ(W/L)を小さ
くすると負荷としてのMN2,MN3のインピーダンス
が高くなりすぎてOUT,OUTXの電位が接続点テイ
ルノードの電位と同じになってMP2,MP3のソース
ドレイン電位差が無くなりトランジスタとして働かなく
ってこの回路は動作しなくなる。この例ではN−FET
負荷の差動型回路を示したが、P−FET負荷にすると
極性が反転した検出回路が得られる。
【0036】図27においてはMP20,MP21で変
換回路の一つ201を構成していて、検出回路100と
出力回路300のバイアス電流を基準電流源の正帰還で
制御している。図28は図27の動作電流と動作波形を
示す。図中M入力は1.5v一定電圧、P入力は電圧監
視を想定してゆっくり変化させている、P入力がMと交
差すると出力coは反転する、立ち上がり時間の遅れは
11μS、立ち下がり時間遅延は9μSであり、反転動
作時のみ6.7μAの電源電流であり、その他の時間で
はわずか47nAである。
【0037】図29は本発明のバイポーラトランジスタ
による第7の実施例を示す。
【0038】検出回路100はNPN入力の定電流負荷
差動型回路で、変換回路200はPNPトランジスタの
直列回路とNPNのカレントミラー回路からなり、出力
回路300のバイアス電流に帰還をかけている。図30
はその動作波形を例示する。アイドリング動作電流は9
5nAとバイポーラ回路にしては非常に少ないが、反転
動作時は8μAに帰還で増加して、立ち上がり反転遅延
時間18μS、立ち下がり遅延時間は19μSと高速動
作している。
【0039】図31は本発明の第8の実施例を示す。
【0040】検出回路100はMOSダイオード接続を
負荷とした差動回路の一種である。MN2とMN3がダ
イオード接続されたMOSFETである。MN10とM
N11は変換回路200を構成するN−FETであり、
それぞれMN2とMN3とでカレントミラーを形成して
いて電流−電流変換によりバイアス帰還電流がながれ
る。MP9,MP10,MP11も変換回路を構成する
P−FETであり、MN10,MN11に流れた電流を
電流増幅して検出回路100と差動回路300にバイア
ス電流帰還をかけている。
【0041】図32は電圧コンパレータとしての動作波
形図である。反転動作時のピーク電流は5.9μA、非
反転時は72nA、立ち上がり時間は9.8μSとなっ
ており、バイアス電流帰還をかけない場合の429μS
に比べて大幅に高速化、低消費化が実現している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本動作原理を示すための図。N−F
ETを用いた変換回路。
【図2】その動作原理を説明するための波形図。
【図3】本発明の基本動作原理を示すための回路構成
図。
【図4】その伝達特性図。
【図5】本発明の基本動作原理を示すための図である。
P−FETを用いた変換回路。
【図6】その動作原理を説明するための波形図。
【図7】本発明の構成を説明するための図。
【図8】本発明の構成を説明するための図。
【図9】本発明の構成を説明するための図。
【図10】本発明の構成を説明するための図。
【図11】従来の回路例。
【図12】従来の回路の動作波形図。
【図13】従来の回路例。
【図14】一般的な差動回路を用いた検出回路例。
【図15】その差動回路の入出力伝達特性。
【図16】図14の検出回路の伝達特性。
【図17】本発明の実施例を示す回路図。
【図18】その伝達特性。
【図19】伝達特性を説明するための図。
【図20】電圧比較回路としての動作波形図。
【図21】本発明の一実施例を示す回路図。
【図22】本発明の一実施例を示す回路図。
【図23】本発明の一実施例を示す回路図。
【図24】本発明の一実施例を示す回路図、
【図25】そのシミュレーション動作波形図。
【図26】図27の動作点を説明するための図。
【図27】本発明の一実施例を示す回路図。
【図28】その動作原理を説明するための伝達特性図。
【図29】本発明の一実施例を示す回路図。
【図30】その動作波形図。
【図31】本発明の一実施例を示す回路図
【図32】その動作波形図。
【符号の説明】
100 検出回路、 MN11,MN12 N−FE
T、 MP11,MP12 P−FET、 PMOS
入力検出回路、 NMOS 変換回路、 NMOS 入
力差動回路
フロントページの続き Fターム(参考) 2G035 AA20 AB01 AC01 AC18 AD03 AD13 AD23 AD56 5J066 AA01 AA12 CA36 CA65 CA92 FA10 HA08 HA09 HA17 HA29 KA05 KA09 KA36 MA11 MA22 ND01 ND14 ND22 ND23 PD01 SA00 TA01 TA02 TA06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の入力と、出力と、バイアス制御端
    子を有する出力回路と、複数の入力と、複数の出力を有
    し、所定の閾値に対して複数の出力がすべてハイレベル
    またはローレベルの状態を有する検出回路と、前記出力
    回路のバイアス制御端子と、検出回路出力とに接続され
    る変換回路とを有し、該変換回路は複数の直列接続され
    たトランジスタ素子を含み、前記検出回路の複数の入力
    信号が一致もしくは互いに近接したときに前記出力回路
    のバイアス電流を変化させることを特徴とする適応制御
    回路。
  2. 【請求項2】 複数の入力と、複数の出力と、バイアス
    制御端子とを有する差動型の検出回路と、所定の閾値に
    対して複数の出力がすべてハイレベルまたはローレベル
    の状態を示し、該検出回路出力と前記バイアス制御端子
    とに接続される変換回路とを有し、該変換回路は複数の
    直列接続されたトランジスタ素子を含み、前記複数の入
    力信号が一致もしくは互いに近接したときに前記差動型
    の検出回路のバイアス電流を変化させることを特徴とす
    る適応制御回路。
  3. 【請求項3】 複数の入力と、複数の出力と、バイアス
    制御端子を有する出力回路と、複数の入力と、複数の出
    力と、バイアス制御端子とを有する検出回路と、所定の
    閾値に対して複数の出力がすべてハイレベルまたはロー
    レベルの状態を示し、該検出回路の出力と前記バイアス
    制御端子及び前記出力回路のバイアス制御端子に接続さ
    れる変換回路とを有し、該変換回路は複数の直列接続さ
    れたトランジスタ素子を含み、前記検出回路の複数の入
    力信号が一致もしくは互いに近接したときに前記検出回
    路及び前記出力回路のバイアス電流を変化させることを
    特徴とする適応制御回路。
  4. 【請求項4】 複数の入力と、複数の出力とを有する出
    力回路と、複数の入力と、複数の出力を有する検出回路
    と、所定の閾値に対して複数の出力がすべてハイレベル
    またはローレベルの状態を示し、前記出力回路及び前記
    検出回路のバイアス電流、または前記出力回路若しくは
    前記検出回路のバイアス電流を制御するバイアス電流源
    と、前記検出回路出力に接続される変換回路とを有し、
    該変換回路は複数の直列接続されたトランジスタ素子を
    含み、前記検出回路の複数の入力信号が一致もしくは互
    いに近接したときに前記バイアス電流源の電流を変化さ
    せることを特徴とする適応制御回路。
  5. 【請求項5】 少なくとも2組の差動トランジスタ対
    と、幅Wの検出電圧幅または電流幅と、応答速度T秒と
    を有する検出回路であって、前記差動対入力の入力変化
    速度Vc(ボルトまたはアンペア/秒)に対して、前記
    差動形式検出回路における差動トランジスタ対のサイズ
    比または電気的特性が、W>Vc*Tを満たすために互
    いに異ならしめることを特徴とする請求項1乃至4記載
    の適応制御回路。
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