JP2002307126A - 歯形の成形方法 - Google Patents

歯形の成形方法

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JP2002307126A
JP2002307126A JP2001111307A JP2001111307A JP2002307126A JP 2002307126 A JP2002307126 A JP 2002307126A JP 2001111307 A JP2001111307 A JP 2001111307A JP 2001111307 A JP2001111307 A JP 2001111307A JP 2002307126 A JP2002307126 A JP 2002307126A
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tooth
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cavity
forming
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Hiroyuki Ando
弘行 安藤
Isamu Matsumoto
勇 松本
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Komatsu Ltd
Komatsu Industries Corp
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Komatsu Ltd
Komatsu Industries Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】成形時間を短縮できるとともに、成形工程の簡
素化を図ることができる歯形の成形方法を提供するこ
と。 【解決手段】ストレートギヤ用キャビティ10Aが形成
された上型10およびヘリカルギヤ用キャビティ20A
が形成された下型20の一対の金型を用いて、冷間閉塞
鍛造および冷間加圧分流により、リング状素材4にスト
レートギヤおよびヘリカルギヤを同時に成形した。従っ
て、同一工程で同時にストレートギヤおよびヘリカルギ
ヤをリング状素材4に成形でき、歯形の成形時間を短縮
できるとともに、工程の簡素化も図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1歯形および第
2歯形を一体に有する歯車の歯形の成形方法に関する。
【0002】
【背景技術】従来より、第1歯形および第2歯形を一体
に有する歯車、たとえば、変速機のトランスミッション
に使用される歯車であって、ストレートギヤ(またはド
ッグギヤ)およびヘリカルギヤを一体に有する変速用歯
車等が知られており、このような歯車の歯形の成形方法
としては、以下の方法が採用されている。 1)第1歯形および第2歯形の両方を、ホブカッタ等の
工具による切削加工で成形する方法。 2)第1歯形および第2歯形のうち、一方を切削加工で
成形し、他方を熱間または冷間鍛造加工によって成形す
る方法。 3)第1歯形および第2歯形のうち、一方を冷間鍛造加
工によって成形した後に、他方を転造ダイスを用いた冷
間鍛造加工によって成形する方法。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た1)〜3)の方法には、以下のような問題点がある。 1)の方法では、第1歯形および第2歯形の両方を切削
加工によって成形しているので、時間がかかるとともに
コストを低減しにくいという問題がある。 2)の方法では、切削加工および冷間鍛造加工の両加工
法を用いて、第1および第2歯形を成形しているから、
歯形の成形途中において、素材を切削加工装置から冷間
鍛造加工装置へ移動させなければならず、工程が煩雑化
するという問題がある。 3)の方法では、冷間鍛造加工により、一方の歯形を成
形した後に他方の歯形を成形しており、各歯形を別々の
工程で成形しているから、成形に時間がかかるという問
題がある。
【0004】本発明の目的は、成形時間を短縮できると
ともに、成形工程の簡素化を図ることができる歯形の成
形方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段と作用効果】本発明の歯形
の成形方法は、第1歯形および第2歯形を一体に有する
歯車の歯形の成形方法であって、対向する一対の金型の
うち、一方には前記第1歯形を成形する第1歯形用キャ
ビティが形成されるとともに、他方には前記第2歯形を
成形する第2歯形用キャビティが形成され、前記一対の
金型を用いる冷間閉塞鍛造および冷間加圧分流により、
リング状素材または中実状素材に、前記第1歯形および
第2歯形を同時に成形することを特徴とするものであ
る。
【0006】この発明によれば、第1歯形用キャビティ
および第2歯形用キャビティがそれぞれ形成された一対
の金型を用いて、同一工程によって同時に第1および第
2歯形を素材に形成しているから、歯形の成形時間を短
縮できるとともに、工程の簡素化も図ることができる。
また、冷間閉塞鍛造および冷間加圧分流により歯形を成
形しているため、第1および第2歯形用キャビティのコ
ーナまで素材を十分に分流させることができ、第1およ
び第2歯形を高精度に成形できる。
【0007】本発明の歯形の成形方法は、第1歯形およ
び第2歯形を一体に有する歯車の歯形の成形方法であっ
て、対向する一対の金型のうち、一方には前記第1歯形
を成形する第1歯形用キャビティが形成されるととも
に、他方には前記第2歯形を成形する第2歯形用キャビ
ティが形成され、前記一対の金型の間で前記第1歯形用
キャビティおよび前記第2歯形用キャビティを閉塞する
とともに、この閉塞したキャビティ内にリング状素材ま
たは中実状素材を収容するキャビティ閉塞工程と、この
キャビティ閉塞工程を行った後、前記素材を加圧して、
当該素材を前記第1歯形用キャビティおよび前記第2歯
形用キャビティの外周側へ分流させる第1加圧分流工程
と、この第1加圧分流工程を行った後、前記素材にかか
る加圧力のうち、当該素材の任意の部分にかかる加圧力
を除圧した状態で、当該素材の他の任意の部分を加圧し
て、当該素材を前記第1歯形用キャビティおよび前記第
2歯形用キャビティの外周側へさらに分流させる第2加
圧分流工程とを経ることにより、前記一対の金型を用い
た冷間鍛造加工によって、前記リング状素材または中実
状素材に、前記第1歯形および第2歯形を成形すること
を特徴とするものである。
【0008】この発明によれば、第1歯形用キャビティ
および第2歯形用キャビティがそれぞれ形成された一対
の金型を用いて、同一工程によって同時に第1および第
2歯形を素材に成形しているから、歯形の成形時間を短
縮できるとともに、工程の簡素化も図ることができる。
また、第1加圧分流工程で、素材を加圧して第1および
第2歯形用キャビティの外周側へ分流させた後に、第2
加圧分流工程で、素材の任意の部分にかかる加圧力を除
圧するとともに、素材の他の任意の部分を加圧している
から、第1および第2歯形用キャビティのコーナーまで
素材を十分に分流させることができ、第1および第2歯
形を高精度に成形できる。さらに、第2加圧分流工程で
は、素材の任意の部分にかかる圧力を除圧しているた
め、閉塞鍛造による成形荷重が急激に高まるのを防止で
き、金型の摩耗を低減できるとともに、破損も防止でき
る。また、冷間加工を採用しているから、より高精度に
歯形を成形できるようになる。
【0009】本発明の歯形の成形方法では、素材がリン
グ状素材である場合、前記素材の任意の部分は、前記リ
ング状素材の前記第1歯形が形成される部分の内周側、
および前記リング状素材の前記第2歯形が形成される部
分の内周側のうちのいずれか、または、これら2箇所の
部分を組み合わせたものであることが望ましい。このよ
うに、寸法精度があまり要求されない、リング状素材の
第1歯形が形成される部分の内周側、およびリング状素
材の第2歯形が形成される部分の内周側のいずれかにか
かる加圧力を除圧するので、製造される歯車の歯形の精
度を損なうことがない。また、上述した2箇所の部分を
組み合わせた場合には、素材のより広範囲の部分にわた
ってを除圧できるから、第1および第2歯形用キャビテ
ィのコーナーまで素材をより十分に分流させることがで
きるようになる。
【0010】一方、本発明の歯形の成形方法では、素材
が中実状素材である場合、前記素材の任意の部分は、前
記中実状素材の前記第1歯形が形成される部分の略中
央、および前記中実状素材の前記第2歯形が形成される
部分の略中央のいずれか、または、これら2箇所の部分
を組み合わせたものであることが望ましい。このよう
に、寸法の精度があまり要求されない、中実状素材の第
1歯形が形成される部分の略中央、および中実状素材の
第2歯形が形成される部分の略中央のうちのいずれかに
かかる加圧力を除圧するので、製造される歯車の歯形の
精度を損なうことがない。また、上述した2箇所の部分
を組み合わせた場合には、素材のより広範囲の部分にわ
たってを除圧できるから、第1および第2歯形用キャビ
ティのコーナーまで素材をより十分に分流させることが
できるようになる。
【0011】本発明の歯形の成形方法では、前記第2加
圧分流工程における前記素材の任意の部分にかかる加圧
力の除圧は、前記素材に形成される第1歯形および/ま
たは前記第2歯形の基準ピッチ円直径近傍まで、当該素
材が略分流した時に行うことが望ましい。このようにす
れば、素材に形成される第1歯形および/または第2歯
形の基準ピッチ円直径近傍まで、当該素材が分流した時
に、素材の任意の部分にかかる加圧力を除圧しているか
ら、素材の他の任意の部分を加圧したときに、第1およ
び第2歯形用キャビティのコーナーまで素材を確実に分
流させることができる。
【0012】本発明の歯形の成形方法では、前記第1歯
形は、前記第2歯形と異なる種類の歯形であることが望
ましい。このようにすれば、異なる2種類の歯形を素材
に同時成形できるから、変速機のトランスミッションに
用いられる変速用歯車等に、本発明の成形方法を適用で
きる。
【0013】本発明の歯形の成形方法では、前記第1歯
形は、ストレートギヤまたはドッグギヤであるととも
に、前記第2歯形は、ヘリカルギヤであることが望まし
い。このように、ストレートギヤ(またはドッグギヤ)
およびヘリカルギヤを有する車両のミッションギヤ等に
本発明の成形方法を適用すれば、本発明の有用性が高
い。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1には、本発明の一実施形態に
係る歯形製造装置1が示されている。この歯形製造装置
1は、冷間鍛造加工によって、第1歯形としてのストレ
ートギヤおよび第2歯形としてのヘリカルギヤをリング
状素材または中実状素材から一体に形成する装置であ
り、上型10および下型20の一対の金型を備えてい
る。上型10には、素材にストレートギヤを成形する第
1歯形用キャビティとしてのストレートギヤ用キャビテ
ィ10Aが形成され、下型20には、素材にヘリカルギ
ヤを成形する第2歯形用キャビティ20Aが形成されて
いる。なお、下型20は、リング状に形成され、その内
周面20Bにヘリカルギヤに対応する歯形が形成されて
いる。
【0015】上型10は、リング状の留め具11によっ
て上型ホルダ12に取り付けられており、この上型ホル
ダ12は、上部第1支持部材13に固定されている。上
部第1支持部材13は、上部第2支持部材14を介して
上下方向へ往復運動可能なスライド15に取り付けられ
ている。
【0016】上型10および上型ホルダ12の略中央に
は、それぞれ上下方向に沿った挿通孔10B,12Aが
形成され、これら挿通孔10B,12Aには、上カウン
タパンチ30が上下方向へ移動可能に挿通されている。
上部第1支持部材13内には、昇降可能に設けられたカ
ウンタパンチホルダ31が配置され、このカウンタパン
チホルダ31には、上カウンタパンチ30の上端が固定
されている。
【0017】上部第2支持部材14内には、上部シリン
ダ32が設けられ、この上部シリンダ32内には、上下
方向へ移動可能なピストン33が設けられている。な
お、ピストン33は、上部シリンダ32内に供給される
油圧によって上下動されるようになっている。ピストン
33の下面には、下方へ突出した複数の作動ピン34が
設けられている。これらの作動ピン34は、上部シリン
ダ32の下端面32Aを上下方向へ挿通可能に設けられ
ているとともに、その下端が前述したカウンタパンチホ
ルダ31の上面に当接している。
【0018】また、上部シリンダ32の略中央には、当
該上部シリンダ32を上下方向に貫通する上ガイド部材
35が固定されており、この上ガイド部材35内には、
上ガイド部材35に対して上下方向へ移動可能な上ノッ
クアウトピン36が設けられている。この上ノックアウ
トピン36の下端は、カウンタパンチホルダ31の上面
に当接している。また、上ノックアウトピン36は、図
示しない駆動装置によって上下方向へ駆動可能とされて
いる。
【0019】一方、下型20は、リング状の留め具21
によって下型ホルダ22に取り付けられており、この下
型ホルダ22は、下部第1支持部材23に昇降可能に設
けられている。この下部第1支持部材23は、下部第2
支持部材24を介してボルスタ25に取り付けられてい
る。下部第2支持部材24内には、下部シリンダ26が
設けられ、この下部シリンダ26内には、上下方向へ移
動可能なピストン27が設けられている。なお、ピスト
ン27は、下部シリンダ26内に供給される油圧によっ
て上下動されるようになっている。ピストン27の上面
には、上方へ突出した複数の作動ピン28が設けられて
いる。これらの作動ピン28は、下部シリンダ26の上
端面26Aを上下方向へ挿通可能に設けられているとと
もに、その上端が下型ホルダ22の下面に当接してい
る。
【0020】また、リング状の下型20のリング内に
は、下カウンタパンチ40が配置されている。下カウン
タパンチ40の外周面40Aには、下型20の内周面2
0Bに形成された歯形(素材にヘルカルギヤを形成する
歯形)に対応した歯形が形成され、下型20の内周面2
0Bと下カウンタパンチ40の外周面40Aとが噛み合
った状態になっている。下カウンタパンチ40の上部略
中央には、下カウンタパンチ40から上方へ突出する部
分がテーパ状に形成されたテーパ部材41が設けられて
いる。下カウンタパンチ40の上面には、素材を位置決
めするための、リング状の位置決め突部40Bが形成さ
れている。このような下カウンタパンチ40は、下部シ
リンダ26上面に設置された支持ブロック42上に設置
されている。下カウンタパンチ40の下面は、その中央
が下方向に若干脹らんでおり、下カウンタパンチ40が
支持ブロック42上面に回転可能に支持されている。こ
れにより、下型20の内周面20Bと、下カウンタパン
チ40の外周面40Aとが噛み合った状態において、下
カウンタパンチ40が下型20に対して若干回転して、
下型20の内周面20Bが下カウンタパンチ40の外周
面40Aに倣うことにより、下カウンタパンチ40に対
して下型20が上下方向へ移動可能となる。
【0021】下部シリンダ26の略中央には、当該下部
シリンダ26を上下方向に貫通する下ガイド部材43が
固定されており、この下ガイド部材43内には、下ガイ
ド部材43に対して上下方向へ進退可能な下ノックアウ
トピン44が設けられている。この下ノックアウトピン
44の上端は、支持ブロック42の下面に当接してい
る。また、下ノックアウトピン44は、図示しない駆動
装置によって上下方向へ駆動可能とされている。
【0022】このような構成を有する歯形製造装置1
は、図2に示すような歯車2の歯形を成形するために用
いられる。歯車2は、ストレートギヤ2Aおよびヘリカ
ルギヤ2Bが同軸上に一体に形成されたものであり、そ
の中央には、軸方向に沿った貫通孔2Cが形成されてい
る。歯車2は、その貫通孔2Cに図示しない回転軸が固
定され、たとえば、車両のミッションギヤとして使用さ
れる。このような歯車2は、図3(A),(B)の中実
状素材としての円柱状素材3,5、または図3(C),
(D)のリング状素材4,6から形成されており、これ
らの素材3〜6は、歯形製造装置1によって歯車2に加
工される。
【0023】円柱状素材3,5の外周面おいて、歯形製
造装置1により、上部にはストレートギヤが成形され、
下部にはヘリカルギヤが成形されるようになっている。
また、必要に応じて、円柱状素材3,5の下面に、前述
の下カウンタパンチ40の位置決め突部40Bに対応す
るリング状の位置決め凹部3B,5Bを形成してもよ
い。一方、円柱状素材3,5の下面中央に、必要に応じ
て、下カウンタパンチ40の上部に設けられたテーパ部
材41のテーパに対応した凹部3C,5Cを形成しても
よい。
【0024】リング状素材4,6の下面にも、必要に応
じて、円柱状素材3,5の位置決め凹部3B,5Bと同
様な、位置決め凹部4B,6Bをそれぞれ形成してもよ
い。ここで、リング状素材4,6内周の直径は、テーパ
部材41の下カウンタパンチ40から上方に突出した部
分の大きさに対応しており、リング状素材4,6を下カ
ウンタパンチ40上に配置した際、リング状素材4,6
のリング内に、テーパ部材41の下カウンタパンチ40
から突出した部分が配置されるようになっている(図4
(A)参照)。このようなリング状素材4,6の外周面
において、円柱状素材3,5と同様に歯形製造装置1に
よって、上部にはストレートギヤが形成され、下部には
ヘリカルギヤが形成されるようになっている。
【0025】次に、歯形製造装置1による歯車2の製造
方法について、以下に説明する。なお、本実施形態で
は、円柱状素材3およびリング状素材4のうち、リング
状素材4を加工して歯車2を製造する。まず、図3
(B)に示す所定形状に成形したリング状素材4に熱処
理を施す。この熱処理は、リング状素材4を焼きなまし
した後、ボンデ加工を行うものである。
【0026】熱処理が完了した後、図4(A)に示すよ
うに、リング状素材4を、下カウンタパンチ40上面に
設置する。ここで、リング状素材4に位置決め凹部4B
を形成した場合には、当該位置決め凹部4Bと下カウン
タパンチ40の位置決め突部40Bとがはまりあうよう
に、リング状素材4を設置する。なお、リング状素材4
は、位置決め凹部4Bが設けられない場合であっても、
成形段階で下カウンタパンチ40の位置決め突部40B
により、位置決め凹部4Bが成形されて位置決めされる
ようになる。図4(A)の状態では、下部シリンダ26
内に供給された油圧により、下部シリンダ26内のピス
トン27、すなわち下型20が上死点に達した状態にな
っている。なお、下カウンタパンチ40上面へのリング
状素材4の設置は、スライド15が上死点に達したとき
に行われる。
【0027】次に、スライド15が下降して、図4
(B)に示すように、上型10の下面と下型20の上面
とが接する。一方、上カウンタパンチ30の下端は、リ
ング状素材4のストレートギヤが形成される部分の内周
側4Cの上端に接する。これにより、上型10と下型2
0との間でストレートギヤ用キャビティ10Aおよびヘ
リカルギヤ用キャビティ20Aが閉塞されるとともに、
この閉塞したキャビティ10A,20A内にリング状素
材4が収容されることとなる。ここで、上カウンタパン
チ30には、上部シリンダ32内に供給された油圧によ
り、下方向への所定圧力が加えられている。
【0028】図4(B)の状態から、さらにスライド1
5が下降すると、図5(C)に示すように、上型10お
よび上カウンタパンチ30が下降し、上型10により、
下型20が押圧されて下カウンタパンチ40に対して徐
々に下降する。なお、下部シリンダ26内に供給された
油圧により、下型20は、クッションが付与された状態
で下降する。これにより、キャビティ10A,20A内
のリング状素材4は、上型10、上カウンタパンチ3
0、下型20、および下カウンタパンチ40によって、
上下方向に加圧され、リング状素材4の閉塞鍛造が開始
される。そして、加圧されたリング状素材4は、上型1
0のストレートギヤ用キャビティ10Aおよび下型20
のヘリカルギヤ用キャビティ20Aの外周側へ徐々に流
動(分流)していく。
【0029】スライド15が下降して、下死点に達する
よりも若干手前の位置まで下降すると、上部シリンダ3
2に供給されていた油圧が除圧され、上カウンタパンチ
30に働いていた下方向への所定圧力が解除される。こ
れにより、上カウンタパンチ30によって加圧されてい
た、リング状素材4のストレートギヤが形成される部分
の内周側4Cへの加圧力が除圧されることとなる。ここ
で、スライド15が下死点の若干手前の位置に達した状
態では、リング状素材4は、当該素材4に形成されるス
トレートギヤおよびヘリカルギヤの基準ピッチ円直径P
1,P2近傍まで、略流動(分流)した状態にある(図
5(C)の状態)。つまり、キャビティ10A,20A
のコーナーまではリング状素材4が流動していない状態
にある。なお、このような下死点の若干手前の位置は、
実験や計算等によって予め求められているものであり、
当該位置にスライド15が達したときに、上部シリンダ
32内に供給していた油圧を除圧するよう、油圧発生装
置が制御されている。
【0030】この後、スライド15がさらに下降する
と、図5(D)に示すように、リング状素材4の一部
が、上カウンタパンチ30と下カウンタパンチ40との
間にも流動し、当該素材に押されて上カウンタパンチ3
0が若干上昇するとともに、上型10のストレートギヤ
用キャビティ10Aおよび下型20のヘリカルギヤ用キ
ャビティ20Aのコーナーにまで素材が流動し、スライ
ド15の下死点において、キャビティ10A,20Aの
外周側にリング状素材4が充満される。これにより、リ
ング状素材4にストレートギヤおよびヘリカルギヤが一
体に形成され、歯車2が成形される。なお、上述したよ
うに、上カウンタパンチ30にかかる圧力を除圧するこ
とにより、スライド15の下死点付近で、閉塞鍛造によ
る成形加重が急激に高まるのを防止でき、金型10,2
0を痛めるのを防止できる。
【0031】そして、スライド15が下死点に達した
後、上昇し始めると、上ノックアウトピン36が下降
し、上ノックアウトピン36の下端がカウンタパンチホ
ルダ31の上面を下方に押圧する。これにより、上カウ
ンタパンチ30が上型10に対して下降して、上カウン
タパンチによって歯車2が上型10から押し出される。
一方、下型20は、スライド15が上昇し始めると、下
部シリンダ26内の油圧により、クッションとして下降
した分だけ下カウンタパンチ40に対して上昇する。
【0032】この後、下ノックアウトピン44が上昇
し、下ノックアウトピン44の上端が支持ブロック42
の下面を上方に押圧する。これにより、下カウンタパン
チ40は、下型20の内周面20Bにならって、当該下
型20に対して若干回転しながら上昇するとともに、こ
の下カウンタパンチ40上の歯車2(リング状素材4に
ストレートギヤおよびヘリカルギヤを成形したもの)
も、下型20の内周面20Bにならって、当該下型20
に対して若干回転しながら上昇する。そして、下カウン
タパンチ40の上面が下型20の上面付近に達したとき
に、歯車2が下型20から取り出され、歯車2の製造が
完了する。なお、図示しない回転軸が固定される歯車2
の貫通孔2Cは、後に切削加工等によって、所定形状に
成形されればよい。
【0033】上述のような本実施形態によれば、次のよ
うな効果がある。ストレートギヤ用キャビティ10Aが
形成された上型10およびヘリカルギヤ用キャビティ2
0Aが形成された下型20を用いて、同一工程によって
同時にストレートギヤおよびヘリカルギヤをリング状素
材4に成形しているから、歯形の成形時間を短縮できる
とともに、工程の簡素化も図ることができる。
【0034】また、リング状素材4を加圧してキャビテ
ィ10A,20Aの外周側へ流動させた後に、上カウン
タパンチ30に働いていた下方向への所定圧力を除圧す
るとともに、スライド15をさらに下降させているの
で、ストレートギヤ用キャビティ10Aおよびヘリカル
ギヤ用キャビティ20Aのコーナーにまで素材が流動
し、スライド15の下死点において、キャビティ10
A,20Aの外周側にリング状素材4が充満される。従
って、キャビティ10A,20Aのコーナーまで素材を
十分に分流(流動)させることができ、ストレートギヤ
およびヘリカルギヤを高精度に歯形に成形できる。
【0035】本実施形態では、冷間加工を採用している
から、より高精度にストレートギヤおよびヘリカルギヤ
をリング状素材4から成形できるようになる。
【0036】本実施形態の歯形製造装置1では、異なる
2種類の歯形、すなわち、ストレートギヤおよびヘリカ
ルギヤをリング状素材4から同時に成形できるから、変
速機のトランスミッションに用いられる変速用歯車等の
製造に、歯形製造装置1を適用できる。
【0037】本実施形態では、上カウンタパンチ30に
働く下方向への所定圧力を解除して、リング状素材4の
ストレートギヤが形成される部分の内周側4Cにかかる
加圧力を除圧するので、製造される歯車2のストレート
ギヤ2Aおよびヘリカルギヤ2Bの精度を損なうことが
ない。
【0038】本実施形態では、リング状素材4に形成さ
れるストレートギヤおよびヘリカルギヤの基準ピッチ円
直径P1,P2近傍まで、素材が分流(流動)した時
に、上カウンタパンチ30にかかる所定圧力を除圧して
いるから、スライド15を下降させて上型10をさらに
下降させたときに、キャビティ10A,20Aのコーナ
ーまで素材を確実に分流させることができる。
【0039】なお、本発明は前記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変
形、改良は、本発明に含まれるものである。たとえば、
素材の任意の部分にかかる加圧力を除圧する時期は、素
材に形成される第1歯形および/第2歯形の基準ピッチ
円直径近傍まで当該素材が略分流した時に限らず、第1
歯形および/第2歯形の歯底円直径近傍まで当該素材が
略分流したときであってもよく、要するに、スライドが
下死点に達したときに、素材が第1および第2歯形用キ
ャビティのコーナーまで充満すればよい。
【0040】加圧力が除圧される素材の任意の部分は、
リング状素材4のストレートギヤが形成される部分の内
周側4Cに限らず、図3(C)を参照して説明すると、
ヘリカルギヤが形成される部分の内周側4Dであっても
よく、さらには、これら2箇所の部分4C,4Dを組み
合わせたものであってもよい。なお、ヘリカルギヤが形
成される部分の内周側4Dへの加圧力を除圧する場合に
は、リング状素材4のストレートギヤが形成される部分
の内周側4Cを加圧・除圧する上カウンタパンチと同様
なパンチを設け、このパンチによって、ヘリカルギヤが
形成される部分の内周側4Dの加圧・除圧を行えばよ
い。また、素材として図3(D)のリング状素材6を用
いた場合、加圧力が除圧される素材の任意の部分は、ス
トレートギヤが形成される部分の内周側6C、または、
ヘリカルギヤが形成される部分の内周側6D、あるい
は、これら2箇所の部分6C,6Dを組み合わせたもの
のいずれかであればよい。
【0041】また、素材としては、リング状素材に限ら
ず、円柱状素材等の中実素材であってもよい。たとえ
ば、図3(A),(B)に示す円柱状素材3,5を用い
た際、加圧力が除圧される素材の任意の部分としては、
ストレートギヤが形成される部分の略中央3D,5D、
およびヘリカルギヤが形成される部分の略中央3E,5
Eのうちのいずれか、または、これら2箇所の部分3
D,3E,5D,5Eを組み合わせたものが挙げられ
る。
【0042】歯車の第1歯形としては、ストレートギヤ
に限らず、ドッグギヤ等の他の歯形であってもよく、ま
た、第2歯形もヘリカルギヤに限らず、他の歯形であっ
てもよい。さらに、第1歯形および第2歯形は、同種類
の歯形であってもよく、また、同一の歯形であってもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る歯形製造装置を示す
断面図である。
【図2】前記実施形態における歯形製造装置によって製
造された歯車を示す正面図である。
【図3】前記実施形態における4種類の素材を示す正面
図である。
【図4】前記実施形態における歯車の製造工程を説明す
るための模式図である。
【図5】前記実施形態における歯車の他の製造工程を説
明するための模式図である。
【符号の説明】
2 歯車 2A 第1歯形であるストレートギヤ 2B 第2歯形であるヘリカルギヤ 3 中実状素材である円柱状素材 3D 第1歯形であるストレートギヤが形成される部分
の略中央 3E 第2歯形であるヘリカルギヤが形成される部分の
略中央 4 リング状素材 4C 第1歯形であるストレートギヤが形成される部分
の内周側 4D 第2歯形であるヘリカルギヤが形成される部分の
内周側 5 中実状素材である円柱状素材 5D 第1歯形であるストレートギヤが形成される部分
の略中央 5E 第2歯形であるヘリカルギヤが形成される部分の
略中央 6 リング状素材 6C 第1歯形であるストレートギヤが形成される部分
の内周側 6D 第2歯形であるヘリカルギヤが形成される部分の
内周側 10 上型 10A 第1歯形用キャビティであるストレートギヤ用
キャビティ 20 下型 20A 第2歯形用キャビティであるヘリカルギヤ用キ
ャビティ P1 基準ピッチ円直径(第1歯形) P2 基準ピッチ円直径(第2歯形)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 勇 石川県小松市八日市町地方5 コマツ産機 株式会社小松工場内 Fターム(参考) 4E087 AA10 BA15 BA18 CA14 CB03 EC13 HA02 HA04 HA82

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1歯形(2A)および第2歯形(2
    B)を一体に有する歯車(2)の歯形の成形方法であっ
    て、 対向する一対の金型(10,20)のうち、一方(1
    0)には前記第1歯形を成形する第1歯形用キャビティ
    (10A)が形成されるとともに、他方(20)には前
    記第2歯形を成形する第2歯形用キャビティ(20A)
    が形成され、 前記一対の金型を用いる冷間閉塞鍛造および冷間加圧分
    流により、リング状素材(4,6)または中実状素材
    (3,5)に、前記第1歯形および第2歯形を同時に成
    形することを特徴とする歯形の成形方法。
  2. 【請求項2】 第1歯形(2A)および第2歯形(2
    B)を一体に有する歯車(2)の歯形の成形方法であっ
    て、 対向する一対の金型(10,20)のうち、一方(1
    0)には前記第1歯形を成形する第1歯形用キャビティ
    (10A)が形成されるとともに、他方(20)には前
    記第2歯形を成形する第2歯形用キャビティ(20A)
    が形成され、 前記一対の金型の間で前記第1歯形用キャビティおよび
    前記第2歯形用キャビティを閉塞するとともに、この閉
    塞したキャビティ内にリング状素材(4,6)または中
    実状素材(3,5)を収容するキャビティ閉塞工程と、 このキャビティ閉塞工程を行った後、前記素材を加圧し
    て、当該素材を前記第1歯形用キャビティおよび前記第
    2歯形用キャビティの外周側へ分流させる第1加圧分流
    工程と、 この第1加圧分流工程を行った後、前記素材にかかる加
    圧力のうち、当該素材の任意の部分にかかる加圧力を除
    圧した状態で、当該素材の他の任意の部分を加圧して、
    当該素材を前記第1歯形用キャビティおよび前記第2歯
    形用キャビティの外周側へさらに分流させる第2加圧分
    流工程とを経ることにより、 前記一対の金型を用いた冷間鍛造加工によって、前記リ
    ング状素材または中実状素材に、前記第1歯形および第
    2歯形を成形することを特徴とする歯形の成形方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の歯形の成形方法におい
    て、 前記素材の任意の部分は、前記リング状素材の前記第1
    歯形が形成される部分の内周側(4C)、および前記リ
    ング状素材の前記第2歯形が形成される部分の内周側
    (4D)のうちのいずれか、 または、これら2箇所の部分を組み合わせたものである
    ことを特徴とする歯形の成形方法。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の歯形の成形方法におい
    て、 前記素材の任意の部分は、前記中実状素材の前記第1歯
    形が形成される部分の略中央(3D)、および前記中実
    状素材の前記第2歯形が形成される部分の略中央(3
    E)のうちのいずれか、 または、これら2箇所の部分を組み合わせたものである
    ことを特徴とする歯形の成形方法。
  5. 【請求項5】 請求項2ないし請求項4のいずれかに記
    載の歯形の成形方法において、 前記第2加圧分流工程における前記素材の任意の部分に
    かかる加圧力の除圧は、前記素材に形成される第1歯形
    および/または前記第2歯形の基準ピッチ円直径(P
    1,P2)近傍まで、当該素材が略分流した時に行うこ
    とを特徴とする歯形の成形方法。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のいずれかに記
    載の歯形の成形方法において、 前記第1歯形は、前記第2歯形と異なる種類の歯形であ
    ることを特徴とする歯形の成形方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の歯形の成形方法におい
    て、 前記第1歯形は、ストレートギヤまたはドッグギヤであ
    るとともに、 前記第2歯形は、ヘリカルギヤであることを特徴とする
    歯形の成形方法。
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