JP2002305859A - 永久磁石式同期電動機 - Google Patents

永久磁石式同期電動機

Info

Publication number
JP2002305859A
JP2002305859A JP2001101951A JP2001101951A JP2002305859A JP 2002305859 A JP2002305859 A JP 2002305859A JP 2001101951 A JP2001101951 A JP 2001101951A JP 2001101951 A JP2001101951 A JP 2001101951A JP 2002305859 A JP2002305859 A JP 2002305859A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
permanent magnet
opening angle
synchronous motor
auxiliary pole
rotor core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001101951A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Takeda
健 武田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin AW Co Ltd filed Critical Aisin AW Co Ltd
Priority to JP2001101951A priority Critical patent/JP2002305859A/ja
Publication of JP2002305859A publication Critical patent/JP2002305859A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】トルク脈動が発生するのを十分に抑制する。 【解決手段】永久磁石15と、永久磁石15間に形成さ
れた補極部21と、複数のステータポール34を備え、
各ステータポール34間にスロット35が形成されたス
テータコア14とを有する。そして、スロット35のピ
ッチをSpとし、永久磁石15の磁極開角をθaとし、
補極部21の補極開角をθbとし、Na、Nbを正の整
数としたとき、磁極開角θa及び補極開角θbを、 θa=(Na+1/2)・Sp θb=Nb・Sp とする。逆起電圧を正弦波形状にすることができるとと
もに、補極部21を通過する磁束の量を一定にすること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、永久磁石式同期電
動機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、永久磁石式同期電動機は、ロータ
の磁極として永久磁石を有し、前記ロータの周囲にステ
ータが配設され、該ステータのステータコアにロータと
対向させて複数のステータポールが形成されるようにな
っている。そして、前記ステータコアに巻装されたコイ
ルに電流を流すと、該電流により誘起された磁束によっ
て、ステータとロータとの間に反発力及び吸引力が発生
させられ、前記反発力及び吸引力によってロータが回転
するようになっている。
【0003】ところが、モータ駆動方式として一般に採
用される正弦波電流駆動方式の条件下で考えると、ステ
ータのスロットに配設されたコイルの巻線とロータの永
久磁石の幅との関係から、逆起電圧波形が正弦波でない
場合、コギングトルク等のトルク脈動が発生してしま
う。
【0004】そこで、前記ロータの各永久磁石間を径方
向外方に突出させて突出部を形成するとともに、該各突
出部の幅をAとし、スロットピッチをBとしたとき、 A=(n+1/2)×B (nは正の整数) の関係を満たすように前記突出部の幅A及びスロットピ
ッチBを設定することによって、逆起電圧波形を正弦波
に近づけて、トルク脈動が発生するのを抑制するように
したものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の永久磁石式同期電動機においては、永久磁石によっ
て発生させられた磁束が前記突出部の両端において短絡
したり漏れたりしてしまい、出力が低下してしまう。
【0006】そこで、永久磁石の両端に隣接させて空隙
(げき)部を形成し、該空隙部間に補極部を形成して、
前記空隙部において飽和する磁束を無くすことによっ
て、磁束が永久磁石の両端において短絡したり漏れたり
するのを最小限に抑えることが考えられる。
【0007】ところが、前記補極部の幅の設定によって
は、トルク脈動が発生するのを十分に抑制することがで
きなくなる場合がある。
【0008】本発明は、前記従来の永久磁石式同期電動
機の問題点を解決して、トルク脈動が発生するのを十分
に抑制することができる永久磁石式同期電動機を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の永
久磁石式同期電動機においては、ロータコアの円周方向
における複数箇所に配設された永久磁石と、該永久磁石
間に形成された補極部と、前記ロータコアより径方向外
方に配設され、前記ロータコアと対向させて形成された
複数のステータポールを備え、各ステータポール間にス
ロットが形成されたステータコアとを有する。
【0010】そして、前記スロットのピッチをSpと
し、前記永久磁石の磁極開角をθaとし、前記補極部の
補極開角をθbとし、Na、Nbを正の整数としたと
き、磁極開角θa及び補極開角θbを、 θa=(Na+1/2)・Sp θb=Nb・Sp とする。
【0011】本発明の他の永久磁石式同期電動機におい
ては、さらに、前記永久磁石の両端に隣接させて空隙部
が形成され、該空隙部間に補極部が形成される。
【0012】本発明の更に他の永久磁石式同期電動機に
おいては、さらに、前記空隙部は前記ロータコアの外周
面において開放される。
【0013】本発明の更に他の永久磁石式同期電動機に
おいては、さらに、前記空隙部は前記ロータコアの外周
面において閉鎖される。
【0014】本発明の更に他の永久磁石式同期電動機に
おいては、さらに、前記空隙部に永久磁石が埋設され
る。
【0015】本発明の更に他の永久磁石式同期電動機に
おいては、さらに、前記永久磁石は、テーパ部及び円弧
部を備えた「D」字状の形状を有する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0017】図1は本発明の第1の実施の形態における
永久磁石式同期電動機の断面図である。
【0018】図において、11はモータシャフト、12
は該モータシャフト11に取り付けられ、図示されない
軸受によって回転自在に支持されたロータ、13は該ロ
ータ12の周囲に配設されたステータ、14はステータ
コア、15は、該ステータコア14と対向させて配設さ
れ、断面が「D」字状の形状を有する磁極としての永久
磁石であり、該永久磁石15は、ロータコア16の外周
面の近傍において、円周方向における複数箇所、本実施
の形態においては、6箇所に埋設され、ロータコア16
によって支持される。そのために、前記ロータコア16
の各永久磁石15に対応する箇所に、断面が「D」字状
の形状を有する穴が形成され、該穴内に永久磁石15が
挿入され、固定されることによって組み付けられる。な
お、ロータ12は、永久磁石15、ロータコア16等か
ら成る。
【0019】前記永久磁石15は、接線方向に延びる直
線部25、該直線部25の両端に形成された立上部2
6、該立上部26から永久磁石15の中央側に向けて斜
め外方に延びるテーパ部27、及び該両テーパ部27間
を結び、ロータコア16の外周面とほぼ平行に延びる円
弧部28を有する。なお、前記永久磁石15は、互いに
隣接するもの同士、極性が異ならせて配設され、一つの
永久磁石15の円弧部28側がN極に、直線部25側が
S極にされる場合、隣接する永久磁石15の円弧部28
側がS極に、直線部25側がN極にされる。
【0020】また、前記ロータコア16の円周方向にお
ける各永久磁石15間に、前記永久磁石15の両端に隣
接させて空隙部としての溝18、19が形成され、それ
に伴って、溝18、19間に径方向外方に向けて突出す
る部分(q軸部)が補極部21として形成される。
【0021】したがって、前記永久磁石15は、前記円
弧部28とロータコア16の外周面との間に延びるブリ
ッジ31、並びに立上部26及びテーパ部27と、各溝
18、19の内周面との間に延びる支持部32、33に
よって包囲される。前記ブリッジ31の内周面と円弧部
28の外周面との間にはわずかな隙(すき)間が形成さ
れ、永久磁石15とロータコア16とは主として直線部
25及びテーパ部27において接触させられる。したが
って、ロータ12が回転させられるのに伴って、ロータ
コア16に発生する遠心力は支持部32、33によって
受けられる。なお、ロータコア16の円周方向におい
て、各永久磁石15、ブリッジ31及び支持部32、3
3によって磁極領域37が、溝18、19及び補極部2
1によって磁極間領域38が構成される。
【0022】このように、前記永久磁石15の両端に隣
接させて溝18、19が形成されるので、支持部32、
33における永久磁石15の両端からの磁束の飽和を最
小限に抑えることができる。したがって、永久磁石15
からステータ13側に向かう磁束を最大限に生かすこと
ができ、有効なトルク特性を得ることができる。
【0023】本実施の形態においては、前記各溝18、
19は、ほぼ「V」字状の形状を有し、径方向内方から
径方向外方に向けて次第に幅が広くなり、ロータコア1
6の外周面において開放される。前記溝18、溝19に
代えて、「U」字状等の他の形状を有する溝を形成する
こともできる。
【0024】また、前記ステータコア14には、円周方
向の複数箇所、本実施の形態においては、36箇所に、
ロータコア16と対向させてステータポール34が形成
される。そして、前記ステータコア14に巻装された図
示されないコイルに電流を流すと、該電流により誘起さ
れた磁束によってステータ13とロータ12との間に反
発力及び吸引力が発生させられ、前記反発力及び吸引力
によってロータ12が回転するようになっている。
【0025】この場合、磁極として断面が「D」字状の
形状を有する永久磁石15が使用されるので、正弦波の
着磁波形を形成することができる。したがって、前記コ
イルに3相の正弦波の電流を流したときに、トルクリッ
プルが発生するのを抑制することができる。
【0026】ところで、前記各ステータポール34間に
はスロット35が形成され、一方、前記各永久磁石15
は互いに分離させて配設され、しかも、各磁極間領域3
8に溝18、19が形成されるので、ロータ12が回転
すると、あるステータポール34を通っていた磁束線が
隣接するステータポール34を通るようになる。
【0027】このとき、ステータポール34から補極部
21に流れる磁束の量が変化すると、磁気リアクタンス
の変化に伴ってステータ13とロータ12との間の前記
反発力及び吸引力が変動し、この変動によってコギング
トルクが発生してしまう。
【0028】そこで、ステータポール34とロータ12
との位置関係が変化しても、補極部21を通過する磁束
の量が変化することがないように、ロータコア16の円
周方向における磁極幅としての永久磁石15の幅、及び
補極幅としての補極部21の幅が設定される。
【0029】すなわち、機械角で表した前記スロット3
5のピッチ、すなわち、スロットピッチをSpとし、機
械角で表した永久磁石15の幅、すなわち、磁極開角を
θaとし、機械角で表した補極部21の幅、すなわち、
補極開角をθbとし、Na、Nbを正の整数としたと
き、磁極開角θa及び補極開角θbを、 θa=(Na+1/2)・Sp θb=Nb・Sp とする。また、磁極対の数(本実施の形態においては、
3)をαとすると、前記スロットピッチSp、磁極開角
θa及び補極開角θbの3倍の値が電気角になる。
【0030】本実施の形態において、前記スロットピッ
チSpは、二つの隣接するスロット35の各中心線L
1、L2間の機械角をいう。また、磁極開角θaは、永
久磁石15の外周縁側の両端部15e、15fと、モー
タシャフト11の中心とを結ぶ線L3、L4間の機械角
をいう。そして、補極開角θbは、補極部21の外周縁
側の両端部21e、21fと、モータシャフト11の中
心とを結ぶ線L5、L6間の機械角をいう。
【0031】この場合、互いに隣接するステータポール
34が連続的に永久磁石15及び補極部21と対向させ
られるので、補極部21を通過する磁束の量が変化する
のを抑制することができ、磁気リアクタンスの変化が生
じないようにすることができる。したがって、コギング
トルクが発生するのを十分に抑制することができる。
【0032】次に、前記構成の永久磁石式同期電動機に
おいて、磁極開角θa及び補極開角θbを変化させたと
きの、発生させられるトルクについて説明する。
【0033】図2は本発明の第1の実施の形態における
磁極開角を変化させたときのトルク脈動について説明す
る図、図3は本発明の第1の実施の形態における磁極開
角を変化させたときのトルク及びロータの回転角につい
て説明する図、図4は本発明の第1の実施の形態におけ
る補極開角を変化させたときのトルク脈動について説明
する図、図5は本発明の第1の実施の形態における補極
開角を変化させたときのトルク及びロータの回転角につ
いて説明する図である。なお、図2において、横軸に補
極開角θaを、縦軸にトルク脈動の脈動率ηを、図3及
び5において、横軸にロータ12の回転角(電気角)
を、縦軸にトルクTを、図4において、横軸に補極開角
θbを、縦軸にトルク脈動の脈動率ηを採ってある。
【0034】この場合、前述されたように、前記磁極開
角θaは値(Na+1/2)Spで、補極開角θbは値
Nb・Spで表される。また、永久磁石式同期電動機に
よって発生させられるトルクTの最大値をTmaxと
し、トルクTの最小値をTminとし、トルクTの平均
値をTavとしたとき、脈動率ηは、 η={(Tmax−Tmin)/Tav}×100
〔%〕 で表される。
【0035】図2に示されるように、磁極開角θaを値
3.0Sp、3.5Sp、4.0Spで変化させると、
磁極開角θaが3.5Spであるときに脈動率ηが最も
小さいことが分かる。
【0036】また、図3において、LT1は磁極開角θ
aを値3.0SpとしたときのトルクTの変動を示す
線、LT2は磁極開角θaを値3.5Spとしたときの
トルクTの変動を示す線、LT3は磁極開角θaを値
4.0SpとしたときのトルクTの変動を示す線であ
る。図に示されるように、磁極開角θaを値3.5Sp
としたときのトルクTの変動が最も小さいことが分か
る。
【0037】そして、図4に示されるように、補極開角
θbを値0.5Sp〜1.3Spで変化させると、補極
開角θbが1.0Spであるときに脈動率ηが最も小さ
いことが分かる。
【0038】また、図6において、LT4は補極開角θ
bを値0.6SpとしたときのトルクTの変動を示す
線、LT5は補極開角θbを値0.8Spとしたときの
トルクTの変動を示す線、LT6は補極開角θbを値
1.0SpとしたときのトルクTの変動を示す線、LT
7は補極開角θbを値1.2SpとしたときのトルクT
の変動を示す線である。図に示されるように、補極開角
θbを値1.0SpとしたときのトルクTの変動が最も
小さいことが分かる。
【0039】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有する
ものについては、同じ符号を付与することによってその
説明を省略する。
【0040】図6は本発明の第2の実施の形態における
永久磁石式同期電動機の断面図である。
【0041】この場合、永久磁石15の両端に隣接させ
て空隙部としての室58、59が形成され、それに伴っ
て、室58、59間に径方向外方に向けて突出する部分
(q軸部)が補極部41として形成される。なお、室5
8、59及び補極部41によって磁極間領域68が形成
される。前記室58、59は、ロータコア16の外周面
において開放されず、所定のブリッジ55、56によっ
て閉鎖され、前記室58、59はほぼ三角形の形状を有
する。この場合、前記室58、59はロータコア16の
外周面においてブリッジ55、56によって閉鎖される
ので、ロータコア16の外周面を平坦(たん)にするこ
とができる。したがって、ロータ12を回転させたとき
に風切音が発生するのを防止することができる。
【0042】本実施の形態において、磁極開角θaは、
永久磁石15の外周縁側の両端部15e、15fと、モ
ータシャフト11の中心とを結ぶ線L3、L4間の機械
角をいう。そして、補極開角θbは、補極部41の外周
縁側の両端部41e、41fと、モータシャフト11の
中心とを結ぶ線L7、L8間の機械角をいう。なお、前
記両端部15e、15fによって永久磁石15の外周縁
側のコーナ部が、前記両端部41e、41fによって補
極部41の外周縁側のコーナ部が構成される。
【0043】この場合、互いに隣接するステータポール
34が連続的に補極部41と対向させられるので、補極
部41を通過する磁束の量が変化するのを抑制すること
ができ、磁気リアクタンスの変化が生じないようにする
ことができる。したがって、コギングトルクが発生する
のを十分に抑制することができる。
【0044】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有する
ものについては、同じ符号を付与することによってその
説明を省略する。
【0045】図7は本発明の第3の実施の形態における
永久磁石式同期電動機の断面図である。
【0046】この場合、永久磁石61は、接線方向に延
びる直線部65、該直線部65の両端に形成された立上
部66、及び該立上部66間を結び、直線部65と平行
に延びる直線部28を有する。なお、前記永久磁石61
も、互いに隣接するもの同士、極性が異ならせて配設さ
れる。
【0047】本実施の形態において、磁極開角θaは、
永久磁石61の外周縁側の両端部61e、61fと、モ
ータシャフト11の中心とを結ぶ線L9、L10間の機
械角をいう。そして、補極開角θbは、補極部21の外
周縁側の両端部21e、21fと、モータシャフト11
の中心とを結ぶ線L5、L6間の機械角をいう。なお、
前記両端部61e、61fによって永久磁石61の外周
縁側のコーナ部が、前記両端部21e、21fによって
補極部21の外周縁側のコーナ部が構成される。
【0048】この場合、互いに隣接するステータポール
34が連続的に補極部21と対向させられるので、補極
部21を通過する磁束の量が変化するのを抑制すること
ができ、磁気リアクタンスの変化が生じないようにする
ことができる。したがって、コギングトルクが発生する
のを十分に抑制することができる。
【0049】次に、本発明の第4の実施の形態について
説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有する
ものについては、同じ符号を付与することによってその
説明を省略する。
【0050】図8は本発明の第4の実施の形態における
永久磁石式同期電動機の断面図である。
【0051】この場合、永久磁石71は、ロータコア1
6の外周縁から所定の距離だけ径方向内方に配設され、
接線方向に延びる直線部75、該直線部75の両端に形
成された立上部76、及び該立上部76間を結び、直線
部75と平行に延びる直線部78から成る。なお、前記
永久磁石71も、互いに隣接するもの同士、極性が異な
らせて配設される。
【0052】また、永久磁石71の両端に隣接させて、
空隙部としての室73、74がほぼ径方向に延在させて
形成され、それに伴って、室73、74間に径方向外方
に向けて突出する部分(q軸部)が補極部77として形
成される。前記室73、74は、ロータコア16の外周
面において開放されず、所定のブリッジ81、82によ
って閉鎖され、四角形の形状を有する。なお、室73、
74及び補極部77によって磁極間領域79が構成され
る。
【0053】本実施の形態において、磁極開角θaは、
永久磁石71の外周縁側の両端部71e、71fと、モ
ータシャフト11の中心とを結ぶ線L11、L12間の
機械角をいう。そして、補極開角θbは、補極部77の
外周縁側の両端部77e、77fと、モータシャフト1
1の中心とを結ぶ線L13、L14間の機械角をいう。
なお、前記両端部71e、71fによって永久磁石71
の外周縁側のコーナ部が、前記両端部77e、77fに
よって補極部77の外周縁側のコーナ部が構成される。
【0054】この場合、互いに隣接するステータポール
34が連続的に補極部77と対向させられるので、補極
部77を通過する磁束の量が変化するのを抑制すること
ができ、磁気リアクタンスの変化が生じないようにする
ことができる。したがって、コギングトルクが発生する
のを十分に抑制することができる。
【0055】次に、本発明の第5の実施の形態について
説明する。なお、第4の実施の形態と同じ構造を有する
ものについては、同じ符号を付与することによってその
説明を省略する。
【0056】図9は本発明の第5の実施の形態における
永久磁石式同期電動機の断面図である。
【0057】この場合、永久磁石71の両端に隣接させ
て空隙部としての室73、74が形成され、該室73、
74に永久磁石83、84が埋設される。
【0058】なお、前記永久磁石71、及び永久磁石7
1の両端に配設された永久磁石83、84によって一組
の永久磁石群が構成され、互いに隣接する永久磁石群同
士、極性が異ならせて配設される。
【0059】次に、本発明の第6の実施の形態について
説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有する
ものについては、同じ符号を付与することによってその
説明を省略する。
【0060】図10は本発明の第6の実施の形態におけ
る永久磁石式同期電動機の断面図である。
【0061】この場合、永久磁石91は、中心をロータ
コア16の外周縁より径方向外方の所定の部分に置いて
描かれた扇状の形状を有し、湾曲して延びる弧状部9
5、該弧状部95の両端に形成された立上部96、及び
該立上部96間を結び、弧状部95と平行に延びる弧状
部98から成る。なお、前記永久磁石91も、互いに隣
接するもの同士、極性が異ならせて配設される。
【0062】また、永久磁石91の両端に隣接させて、
空隙部としての室85、86が立上部96からロータコ
ア16の外周縁に向けて延在させて形成され、それに伴
って、室85、86間に径方向外方に向けて突出する部
分(q軸部)が補極部87として形成される。前記室8
5、86は、ロータコア16の外周面において開放され
ず、所定のブリッジ92、93によって閉鎖され、前記
室85、86はほぼ三角形の形状を有する。
【0063】本実施の形態において、磁極開角θaは、
永久磁石91の外周縁側の両端部91e、91fと、モ
ータシャフト11の中心とを結ぶ線L15、L16間の
機械角をいう。そして、補極開角θbは、補極部87の
外周縁側の両端部87e、87fと、モータシャフト1
1の中心とを結ぶ線L17、L18間の機械角をいう。
なお、前記両端部91e、91fによって永久磁石91
の外周縁側のコーナ部が、前記両端部87e、87fに
よって補極部87の外周縁側のコーナ部が構成される。
【0064】この場合、互いに隣接するステータポール
34が連続的に補極部87と対向させられるので、補極
部87を通過する磁束の量が変化するのを抑制すること
ができ、磁気リアクタンスの変化が生じないようにする
ことができる。したがって、コギングトルクが発生する
のを十分に抑制することができる。
【0065】次に、本発明の第7の実施の形態について
説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有する
ものについては、同じ符号を付与することによってその
説明を省略する。
【0066】図11は本発明の第7の実施の形態におけ
る永久磁石式同期電動機の断面図である。
【0067】この場合、永久磁石101は、第1、第2
の磁石部102、103から成り、第1、第2の磁石部
102、103は、互いに傾斜させて「V」字状に配設
される。そして、各第1、第2の磁石部102、103
は、直線部105、該直線部105の両端に形成された
立上部106、及び該立上部106間を結び、直線部1
05と平行に延びる直線部108から成る。なお、前記
永久磁石101も、互いに隣接するもの同士、極性が異
ならせて配設される。
【0068】また、永久磁石101の両端に隣接させ
て、空隙部としての室115、116が、各第1、第2
の磁石部102、103における径方向外方の立上部1
06からロータコア16の外周縁に向けて延在させて形
成され、それに伴って、室115、116間に径方向外
方に向けて突出する部分(q軸部)が補極部117とし
て形成される。なお、室115、116及び補極部11
7によって磁極間領域118が構成される。前記室11
5、116は、ロータコア16の外周面において開放さ
れず、所定のブリッジ121、122によって閉鎖さ
れ、前記室115、116は三角形の形状を有する。な
お、前記第1、第2の磁石部102、103が、互いに
隣接する部分に、空隙部としての室123が形成され
る。
【0069】本実施の形態において、磁極開角θaは、
永久磁石101の外周縁側の両端部101e、101f
と、モータシャフト11の中心とを結ぶ線L19、L2
0間の機械角をいう。そして、補極開角θbは、補極部
117の外周縁側の両端部117e、117fと、モー
タシャフト11の中心とを結ぶ線L21、L22間の機
械角をいう。なお、前記両端部101e、101fによ
って永久磁石101の外周縁側のコーナ部が、前記両端
部117e、117fによって補極部117の外周縁側
のコーナ部が構成される。
【0070】この場合、互いに隣接するステータポール
34が連続的に永久磁石101及び補極部117と対向
させられるので、前記両端部101e、101f、11
7e、117fが前記スロット35を通過するときに磁
束線の移動が不連続になるのを抑制することができ、磁
気リアクタンスの変化が生じないようにすることができ
る。したがって、コギングトルクが発生するのを十分に
抑制することができる。
【0071】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0072】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、永久磁石式同期電動機においては、ロータコアの
円周方向における複数箇所に配設された永久磁石と、該
永久磁石間に形成された補極部と、前記ロータコアより
径方向外方に配設され、前記ロータコアと対向させて形
成された複数のステータポールを備え、各ステータポー
ル間にスロットが形成されたステータコアとを有する。
【0073】そして、前記スロットのピッチをSpと
し、前記永久磁石の磁極開角をθaとし、前記補極部の
補極開角をθbとし、Na、Nbを正の整数としたと
き、磁極開角θa及び補極開角θbを、 θa=(Na+1/2)・Sp θb=Nb・Sp とする。
【0074】この場合、磁極開角θa及び補極開角θb
が、 θa=(Na+1/2)・Sp θb=Nb・Sp にされるので、補極部の両端部が前記スロットを通過す
るときに補極部を通過する磁束の量が変化するのを抑制
することができ、磁気リアクタンスの変化が生じないよ
うにすることができる。したがって、コギングトルクが
発生するのを十分に抑制することができる。
【0075】本発明の他の永久磁石式同期電動機におい
ては、さらに、前記永久磁石の両端に隣接させて空隙部
が形成され、該空隙部間に補極部が形成される。
【0076】この場合、永久磁石の両端に隣接させて空
隙部が形成されるので、該空隙部において磁束を飽和さ
せることができる。したがって、磁束が永久磁石の両端
において短絡したり漏れたりするのを防止することがで
きる。
【0077】本発明の更に他の永久磁石式同期電動機に
おいては、さらに、前記空隙部は前記ロータコアの外周
面において閉鎖される。
【0078】この場合、前記空隙部はロータコアの外周
面において閉鎖されるので、ロータコアの外周面を平坦
にすることができる。したがって、ロータを回転させた
ときに風切音が発生するのを防止することができる。
【0079】本発明の更に他の永久磁石式同期電動機に
おいては、さらに、前記永久磁石は、テーパ部及び円弧
部を備えた「D」字状の形状を有する。
【0080】この場合、永久磁石は、テーパ部及び円弧
部を備えた「D」字状の形状を有するので、永久磁石に
正弦波の着磁波形を形成することができる。したがっ
て、コイルに3相の正弦波の電流を流したときに、トル
クリップルが発生するのを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における永久磁石式
同期電動機の断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における磁極開角を
変化させたときのトルク脈動について説明する図であ
る。
【図3】本発明の第1の実施の形態における磁極開角を
変化させたときのトルク及びロータの回転角について説
明する図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態における補極開角を
変化させたときのトルク脈動について説明する図であ
る。
【図5】本発明の第1の実施の形態における補極開角を
変化させたときのトルク及びロータの回転角について説
明する図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態における永久磁石式
同期電動機の断面図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態における永久磁石式
同期電動機の断面図である。
【図8】本発明の第4の実施の形態における永久磁石式
同期電動機の断面図である。
【図9】本発明の第5の実施の形態における永久磁石式
同期電動機の断面図である。
【図10】本発明の第6の実施の形態における永久磁石
式同期電動機の断面図である。
【図11】本発明の第7の実施の形態における永久磁石
式同期電動機の断面図である。
【符号の説明】
14 ステータコア 15、61、71、83、84、91、101 永久
磁石 16 ロータコア 18、19 溝 21、41、77、87、117 補極部 27 テーパ部 28 円弧部 34 ステータポール 35 スロット 58、59、73、74、85、86、115、11
6、123 室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02K 1/27 H02K 1/27 501M

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータコアの円周方向における複数箇所
    に配設された永久磁石と、該永久磁石間に形成された補
    極部と、前記ロータコアより径方向外方に配設され、前
    記ロータコアと対向させて形成された複数のステータポ
    ールを備え、各ステータポール間にスロットが形成され
    たステータコアとを有するとともに、前記スロットのピ
    ッチをSpとし、前記永久磁石の磁極開角をθaとし、
    前記補極部の補極開角をθbとし、Na、Nbを正の整
    数としたとき、磁極開角θa及び補極開角θbを、 θa=(Na+1/2)・Sp θb=Nb・Sp とすることを特徴とする永久磁石式同期電動機。
  2. 【請求項2】 前記永久磁石の両端に隣接させて空隙部
    が形成され、該空隙部間に補極部が形成される請求項1
    に記載の永久磁石式同期電動機。
  3. 【請求項3】 前記空隙部は前記ロータコアの外周面に
    おいて開放される請求項2に記載の永久磁石式同期電動
    機。
  4. 【請求項4】 前記空隙部は前記ロータコアの外周面に
    おいて閉鎖される請求項2に記載の永久磁石式同期電動
    機。
  5. 【請求項5】 前記空隙部に永久磁石が埋設される請求
    項1又は2に記載の永久磁石式同期電動機。
  6. 【請求項6】 前記永久磁石は、テーパ部及び円弧部を
    備えた「D」字状の形状を有する請求項1に記載の永久
    磁石式同期電動機。
JP2001101951A 2001-03-30 2001-03-30 永久磁石式同期電動機 Withdrawn JP2002305859A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001101951A JP2002305859A (ja) 2001-03-30 2001-03-30 永久磁石式同期電動機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001101951A JP2002305859A (ja) 2001-03-30 2001-03-30 永久磁石式同期電動機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002305859A true JP2002305859A (ja) 2002-10-18

Family

ID=18955204

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001101951A Withdrawn JP2002305859A (ja) 2001-03-30 2001-03-30 永久磁石式同期電動機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002305859A (ja)

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001346368A (ja) * 2000-03-31 2001-12-14 Sanyo Denki Co Ltd 永久磁石内蔵型同期モータ
JP2005117855A (ja) * 2003-10-10 2005-04-28 Honda Motor Co Ltd 永久磁石式回転子およびブラシレスモータ
JP2007060755A (ja) * 2005-08-23 2007-03-08 Nissan Motor Co Ltd 回転電機の回転子構造
WO2008153171A1 (ja) * 2007-06-13 2008-12-18 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha 回転電機
JP2009213256A (ja) * 2008-03-04 2009-09-17 Hitachi Ltd 回転電機および電気自動車
JP2009278860A (ja) * 2009-06-26 2009-11-26 Hitachi Ltd 永久磁石回転電機及びそれを用いた電動車両
JP2010093988A (ja) * 2008-10-10 2010-04-22 Fuji Electric Systems Co Ltd 永久磁石式回転機
JP2011050179A (ja) * 2009-08-27 2011-03-10 Honda Motor Co Ltd ロータおよびモータ
JP2011101462A (ja) * 2009-11-04 2011-05-19 Asmo Co Ltd モータ
JP2011114967A (ja) * 2009-11-27 2011-06-09 Denso Corp 回転電機
CN102780288A (zh) * 2011-05-11 2012-11-14 株式会社电装 电动机
US8390163B2 (en) 2008-03-04 2013-03-05 Hitachi, Ltd. Electric rotating machine and hybrid car provided with the same
US20130106226A1 (en) * 2011-10-27 2013-05-02 Suzuki Motor Corporation Electric rotating machine
CN103180611A (zh) * 2010-09-20 2013-06-26 汉拏空调株式会社 用于车辆的电动马达驱动式压缩机
JP2013169034A (ja) * 2012-02-14 2013-08-29 Toshiba Corp 永久磁石式電機及び車両装置
KR101473086B1 (ko) * 2012-02-13 2014-12-15 가부시키가이샤 야스카와덴키 회전 전기기계
KR101481882B1 (ko) * 2012-02-13 2015-01-13 가부시키가이샤 야스카와덴키 회전 전기기계
EP2712058A4 (en) * 2011-05-16 2015-12-30 Mitsubishi Electric Corp ELECTRIC TURNING MACHINE WITH PERMANENT MAGNET
EP2600498A4 (en) * 2010-07-27 2018-03-28 Nissan Motor Co., Ltd Rotor for electric motor

Cited By (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001346368A (ja) * 2000-03-31 2001-12-14 Sanyo Denki Co Ltd 永久磁石内蔵型同期モータ
JP2005117855A (ja) * 2003-10-10 2005-04-28 Honda Motor Co Ltd 永久磁石式回転子およびブラシレスモータ
US6940199B2 (en) 2003-10-10 2005-09-06 Honda Motor Co., Ltd. Permanent magnet rotor and brushless motor
JP2007060755A (ja) * 2005-08-23 2007-03-08 Nissan Motor Co Ltd 回転電機の回転子構造
WO2008153171A1 (ja) * 2007-06-13 2008-12-18 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha 回転電機
JP2008312316A (ja) * 2007-06-13 2008-12-25 Toyota Motor Corp 回転電機
US7960886B2 (en) 2007-06-13 2011-06-14 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Rotating electric machine
JP2009213256A (ja) * 2008-03-04 2009-09-17 Hitachi Ltd 回転電機および電気自動車
US8390163B2 (en) 2008-03-04 2013-03-05 Hitachi, Ltd. Electric rotating machine and hybrid car provided with the same
JP4708448B2 (ja) * 2008-03-04 2011-06-22 日立オートモティブシステムズ株式会社 回転電機および電気自動車
JP2010093988A (ja) * 2008-10-10 2010-04-22 Fuji Electric Systems Co Ltd 永久磁石式回転機
JP2009278860A (ja) * 2009-06-26 2009-11-26 Hitachi Ltd 永久磁石回転電機及びそれを用いた電動車両
JP2011050179A (ja) * 2009-08-27 2011-03-10 Honda Motor Co Ltd ロータおよびモータ
JP2011101462A (ja) * 2009-11-04 2011-05-19 Asmo Co Ltd モータ
JP2011114967A (ja) * 2009-11-27 2011-06-09 Denso Corp 回転電機
EP2600498A4 (en) * 2010-07-27 2018-03-28 Nissan Motor Co., Ltd Rotor for electric motor
JP2015109802A (ja) * 2010-09-20 2015-06-11 ハラ、ビステオン、クライメイト、コントロール コーポレーション 車両用電動圧縮機
EP2619456A4 (en) * 2010-09-20 2016-08-10 Hanon Systems ELECTRIC MOTOR DRIVEN VEHICLE COMPRESSOR
CN103180611A (zh) * 2010-09-20 2013-06-26 汉拏空调株式会社 用于车辆的电动马达驱动式压缩机
CN103180611B (zh) * 2010-09-20 2015-11-25 汉拿伟世通空调有限公司 用于车辆的电动马达驱动式压缩机
CN102780288A (zh) * 2011-05-11 2012-11-14 株式会社电装 电动机
US9184648B2 (en) 2011-05-11 2015-11-10 Denso Corporation Electric motor with permanent magnets in stator thereof
JP2012254001A (ja) * 2011-05-11 2012-12-20 Denso Corp 電動機
EP2712058A4 (en) * 2011-05-16 2015-12-30 Mitsubishi Electric Corp ELECTRIC TURNING MACHINE WITH PERMANENT MAGNET
US20130106226A1 (en) * 2011-10-27 2013-05-02 Suzuki Motor Corporation Electric rotating machine
KR101481882B1 (ko) * 2012-02-13 2015-01-13 가부시키가이샤 야스카와덴키 회전 전기기계
US9041268B2 (en) 2012-02-13 2015-05-26 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki Rotary electric machine
KR101473086B1 (ko) * 2012-02-13 2014-12-15 가부시키가이샤 야스카와덴키 회전 전기기계
JP2013169034A (ja) * 2012-02-14 2013-08-29 Toshiba Corp 永久磁石式電機及び車両装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002305859A (ja) 永久磁石式同期電動機
KR100899913B1 (ko) 모터
JP3995450B2 (ja) 永久磁石型回転電機
US20100013333A1 (en) Magnetic radial bearing having permanent-magnet generated magnetic bias, and a magnetic bearing system having a magnetic radial bearing of this type
CN112186921A (zh) 用于异步起动永磁电机的转子及异步起动永磁电机
JP2000512840A (ja) ブラシレス多相電気機器、特に自動車用オルタネータ
CN108886277B (zh) 使齿槽转矩最小化的永磁铁旋转装置和利用其的永磁铁发电机及永磁铁电动机
US20210135554A1 (en) Novel double-stator combined electric machine suitable for achieving sensorless control of absolute position of rotor
KR19980075864A (ko) 브러시리스 dc모터
WO2021120680A1 (zh) 电机转子和交替极电机
JP5419991B2 (ja) 永久磁石式同期モータ
US20030102727A1 (en) Permanent magnet type rotary machine
CN108712045B (zh) 一种同步开关磁阻电机
KR102191647B1 (ko) Bldc 모터
CN108880050B (zh) 一种无刷直流电机定子绕线方法
US10833545B2 (en) Rotor for hybrid homopolar machine
JPS61191248A (ja) 歯ピツチの大きい集中巻誘導子機
JP2021529498A (ja) トルクリップルを低減するロータ形態を伴う回転電気機械
JPH1169679A (ja) 永久磁石形モータ
CN109038984B (zh) 一种无刷直流电机定子绕线方法
KR20090132219A (ko) 브러시리스 모터
KR102120361B1 (ko) 길이가 다른 도체바를 구비하는 회전자 및 그를 포함하는 동기형 모터
CN209860683U (zh) 用于异步起动永磁电机的转子及异步起动永磁电机
KR100551638B1 (ko) 자속 역전식 기기의 고정자 및 회전자 구조
KR20140017943A (ko) 다층구조 매입형 자속역전식기기

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080603