JP2002303583A - 容器の検査方法及び容器の検査装置 - Google Patents

容器の検査方法及び容器の検査装置

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JP2002303583A
JP2002303583A JP2001107702A JP2001107702A JP2002303583A JP 2002303583 A JP2002303583 A JP 2002303583A JP 2001107702 A JP2001107702 A JP 2001107702A JP 2001107702 A JP2001107702 A JP 2001107702A JP 2002303583 A JP2002303583 A JP 2002303583A
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Osamu Hirakawa
修 平川
Shinji Hatazawa
新治 畑澤
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 円筒形でない容器が、どのような位置や角度
にあっても、容器の回転角度を機械的に一定角度に位置
決めすることなく、常に最適な条件で検査できる容器の
検査方法及び容器の検査装置を提供することにある。 【解決手段】 検査用カメラ1は容器2を介して上記照
明装置3に対向配置され、回転しながら搬送される容器
2をその回転に同期して45°の回転角の間隔で8画面
の光透過の側面画像を撮像するようになっている。検査
用カメラ1で撮像された各画像は、量子化装置8によっ
てデジタル画像に変換され、記憶装置9に格納される。
記憶装置9に格納された画像に基づいて、画像処理装置
10は取っ手部2aの領域11以外に対して、1画像当
たり45°以上の検査領域を設定し、360°全周の濃
淡分布(光量値)を比較することにより欠陥の有無を検
査する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として平面形状
が真円でない容器の側面部に発生する汚れや傷、異物付
着、充填された液中の異物等の異常要素の有無を検査す
る容器の検査方法及び容器の検査装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、容器の側面部の検査方法として
は、例えば、ビール壜のような容器では、コンベヤによ
る直線ライン上に容器を乗せて搬送し、このコンベヤに
より搬送される容器を均一な面照明を行う照明装置によ
り照明光を照射する。そしてこの照射によって容器を透
過する光を利用して、照明装置と対向配置したCCDカ
メラからなる検査用カメラで容器の側面を撮像し、この
撮像して得られた容器の側面画像によって傷、汚れ、異
物などの異常要素の有無の検査を行うようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述のような
ビール壜のような円筒形の容器を検査する場合には特に
問題がないが、検査対象の容器が円筒形でない場合や、
一部に突起が取り付けられた容器の場合、容器の回転角
度により検査画像が常に変化するため、容器に対して同
一の条件で検査することは困難であった。
【0004】例えば、一部分に取っ手部などの突起があ
るような容器の場合、取っ手部が検査用カメラと面状照
明を行う照明装置とを結ぶ直線上に並ぶと、取っ手部が
容器の陰となるため、一定の条件化で検査することが困
難である。
【0005】従って、このような容器を画像処理によっ
て検査するには、取っ手部が容器の陰とならないように
容器の回転角度を固定する必要があり、そのために機械
的な位置決めする機構を検査装置に設ける必要があっ
た。
【0006】本発明は上記の点に鑑みて為されたもの
で、その目的とするところは、円筒形でない容器が、ど
のような位置や角度にあっても、容器の回転角度を機械
的に一定角度に位置決めすることなく、常に最適な条件
で検査できる容器の検査方法及び容器の検査装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに請求項1の容器の検査方法の発明は、光透過性の容
器の側面部に発生する傷或いは付着する異物又は該容器
内に充填された液中の異物のような異常要素の有無を検
査用カメラにより撮像した容器の側面画像を使用して検
査する容器の検査方法において、容器の状態認識用カメ
ラにより撮像された容器の画像から検査用カメラの視野
内の容器の位置や、回転角度により変化する容器の状態
を認識する状態認識過程と、容器の側面画像から異常要
素の有無を検査する検査過程とを個々に有し、上記状態
認識過程には上記容器の位置や回転角度を、上記状態認
識用カメラによって撮像される側面画像の光量値の変化
量により算出する過程を少なくとも1つ含み、上記検査
過程には、上記状態認識過程に同期して該状態認識過程
からフィードバックされる状態認識情報に基づき、上記
容器の側面から上記検査用カメラで撮像された側面画像
に対して、光量値に基づいて異常要素の有無を判断する
検査領域や異常要素の有無を判断する検査の精度を設定
する過程を少なくとも1つ含んでいることを特徴とす
る。
【0008】請求項2の容器の検査方法の発明では、請
求項1の発明において、上記検査用カメラを上記状態認
識過程及び上記検査過程に用いる容器の画像が撮像可能
なように設置して該検査用カメラを状態認識用カメラと
して兼用し、該検査用カメラで撮像された画像から容器
の回転角度や容器の位置を認識する状態認識過程を終了
した後、上記検査過程へ容器の状態認識情報をフィード
バックすることを特徴とする。
【0009】請求項3の容器の検査方法の発明では、請
求項1の発明において、1台の上記状態認識用カメラ
と、1台の上記検査用カメラとを別個に少なくとも備
え、個々のカメラが同期して画像を取り込むことによ
り、容器の回転角度や位置を認識する状態認識過程から
の容器の状態認識情報を上記検査過程へフィードバック
させることを特徴とする。
【0010】請求項4の容器の検査方法の発明では、請
求項1の発明において、上記検査過程で、上記検査領域
及び上記検査精度を常に固定とし、位置認識過程からの
容器の状態認識情報に基づいて検出処理を実行するタイ
ミングを選択することを特徴とする。
【0011】請求項5の容器の検査方法の発明では、請
求項1の発明において、上記検査過程で、上記検査精度
を常に固定とし、状態認識過程から容器の状態認識情報
に基づいて上記検査領域を変更することを特徴とする。
【0012】請求項6の容器の検査方法の発明では、請
求項1の発明において、上記検査過程で、上記検査領域
を常に固定とし、位置認識過程からの容器の状態認識情
報に基づいて上記検査精度を変更することを特徴とす
る。
【0013】請求項7の容器の検査方法の発明では、請
求項1の発明において、上記検査過程で、上記検査領域
及び検査精度を常に固定とし、位置認識過程からの容器
の状態認識情報に基づいて上記検査領域内に検査を行わ
ないマスク領域を設定することを特徴とする。
【0014】請求項8の容器の検査装置の発明では、光
透過性の容器の側面部に発生する傷或いは付着する異物
又は該容器内に充填された液中の異物のような異常要素
の有無を検査用カメラにより撮像した容器の側面画像を
使用して検査する容器の検査装置において、検査対象の
光透過性の容器の側面方向から面照明を行う照明装置
と、容器を透過する照明装置の光により容器の側面を撮
像する検査用カメラと、容器の状態を認識するための容
器の画像を得るための状態認識用カメラと、状態認識用
カメラにより撮像された容器の画像から検査用カメラの
視野内の容器の位置や、回転角度により変化する容器の
状態を認識し、容器の状態認識情報に基づき、上記検査
用カメラで撮像された容器の側面画像に対して、光量値
による異常要素の有無を判断する検査領域や異常要素の
有無を判断する検査の精度を設定して当該容器の異常要
素の有無を検査する画像処理手段とを備えていることを
特徴とする。
【0015】請求項9の容器の検査装置の発明では、請
求項8の発明において、上記容器は搬送手段により水平
面方向で360°回転しながら搬送され、上記照明装置
は回転搬送される容器の側面に対して面照明を行い、照
明装置に対向配置される上記検査用カメラは上記状態認
識用カメラと兼用され、同一容器に対して一定の回転角
度毎に同期して撮像し、上記画像処理手段は検査用カメ
ラで撮像した側面画像の光量値の変化量により容器の位
置や角度を算出して容器の状態認を行うことを特徴とす
る。
【0016】請求項10の容器の検査装置の発明では、
請求項8の発明において、上記容器は搬送手段により直
線状に搬送され、上記照明装置は搬送される容器の側面
に対して面照明を行い、照明装置に対向配置される上記
検査用カメラは容器を透過する照明装置の光により容器
の側面を撮像し、上記状態認識用カメラは上記検査用カ
メラで撮像される容器の真上に配置され、検査用カメラ
と同期して容器の平面を撮像し、上記画像処理手段は状
態認識用カメラで撮像した容器の平面画像により容器の
回転角度や位置を認識することを特徴とする画像処理手
段とを備えていることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施形態により説明
する。 (実施形態1)図1は本発明の検査方法を用いた検査装
置の概略構成を示しており、本実施形態装置は、取っ手
部付きの光透過性容器の側面部に発生するキズや異物付
着或いは充填した液中の異物等の異常要素(以下欠陥と
言う)を検出するためのものであり、図1に示すように
検査対象の光透過性の容器2をローターテーブル5上の
容器受け台4に吸着配置し、軌跡7で示す方向に搬送す
る搬送手段を用いている。つまり容器2は、ローターテ
ーブル5により均一な面照明を行う照明装置3の前方で
軌跡6で示すように360°回転されながら搬送され
る。
【0018】一方画像処理により欠陥検出を行うための
手段としては、CCDカメラからなる検査用カメラ1
と、記憶装置9と、画像処理装置10とを備えており、
検査用カメラ1は容器2を介して上記照明装置3に対向
配置され、回転しながら搬送される容器2をその回転に
同期して45°の回転角の間隔で撮像して8画面の光透
過の側面画像を得るようになっている。
【0019】検査用カメラ1で撮像された各画像は、量
子化装置8によってデジタル画像に変換され、記憶装置
9に格納され、画像処理装置10は記憶装置9に格納さ
れた画像によって以下の処理を施す。
【0020】つまり上述のように撮像された8画面に対
して図2で示される取っ手部2aの領域11以外に対し
ては、1画像当たり45°以上の検査領域を設定し、3
60°全周の濃淡分布(光量値)を基準画像に基づいた
閾値と比較することにより欠陥の有無を検査する。
【0021】図2で示される容器2の取っ手部2aの領
域11を略中央位置12でスライスしたときの検査用カ
メラ1の受光部(レンズ部)と容器2と照明装置3の位
置関係を図3に示す。取っ手部2aが位置13aの時に
は、容器2の陰となって領域12の撮像画像は取っ手部
2a部分の光透過率が減少し、これにより、取っ手部2
aの透過画像と取っ手部2a以外の透過画像に大きな濃
淡差(光量値の差)が現れる。
【0022】次に容器2が90度回転して、取っ手部2
aが位置13bに移動した時には、透過画像に取っ手部
2aが無いため領域11の画像は、ほぼ均一の濃淡画像
となる。
【0023】この取っ手部2aによる光透過率のばらつ
きの状態を補正するため、本実施形態では図4で示す位
置認識方法より回転角度を検出する。つまり取っ手部2
a以外の部分である容器2の端面P1、P2を検出する
とともに容器2の取っ手部2aに対応する端面P5、P
6を検出し、更に容器2の中心軸線14よりP5,P6
間の距離15、16を求め、この距離15,16から取
っ手部2の方向と回転角度(移動量或いは位置)を算出
する。つまりこの算出過程が容器2の状態認識過程とな
る。一方この状態認識過程に同期して状態認識情報であ
る容器2の回転角度を検査過程にフィードバックし、検
査過程では容器2の認識状態情報である上記回転角度に
基づいて図5(a)又は(b)のように照明装置3、容
器2の取っ手部2a、検査用カメラ1の受光部(レンズ
部)が直線上に並ばない部分のみに斜線で示す検査領域
17を設定し、設定した検査領域17内の濃淡分布(光
量値の分布)を予め設定している基準となる閾値と比較
することにより領域内の欠陥の有無の判断する。
【0024】つまり固定された閾値(検査精度)で、状
態認識情報(回転角度)に基づいて設定される固定され
た検査領域17に対して検査を行うのである。
【0025】尚図5(a)は検査カメラ1の受光部の撮
像方向に対して90度方向に取っ手部2aが位置する場
合、図5(b)は90度+Δθ方向に取っ手部2aが位
置する場合を夫々示している。これにより取っ手部2a
の影響を受けることなく欠陥検査を行うことができる。
尚欠陥検査の方法は周知の技術を用いれば良いので、こ
こでは特に説明は行わない。
【0026】また検査用カメラ1が容器2の回転角度
(移動量や位置)に同期して撮影するための制御手段は
ここでは図示していないが、適宜手段で同期をとって撮
影を行うものとする。
【0027】このように本実施形態では、取っ手部2a
に対する領域の検査はできないが、検査処理中に検査パ
ラメータを変更する処理を無くすことができ、そのため
画像処理装置10に用いる検査処理プログラムの設計が
容易となる。
【0028】尚上記のように取っ手部2aを検査領域か
ら外しているがこの取っ手部2aの領域を検査を行わな
いマスク領域として設定するようにしても良い。 (実施形態2)本実施形態の検査装置の概略構成を図6
に示す。本実施形態装置では、上述の実施形態1と同様
に取っ手部付きの光透過性の容器の欠陥検査を行うもの
で、検査対象の容器2を、直線コンベヤ18で搬送し、
該直線コンベヤ18を挟んで均一な面照明を行う照明装
置3に対向配置したCCDカメラからなる検査用カメラ
1により容器2の側面の光透過画像を撮像するようにな
っている。
【0029】また本実施形態装置では、直線コンベヤ1
8の面に対して垂直となる上方には、検査用カメラ1の
撮像方向と直交する方向に撮像方向を持ち、直線コンベ
ヤ18により搬送される容器2の取っ手部2aを含む容
器2を上方から撮像して平面画像を得る状態認識処理用
カメラ1’を配置している。両カメラ1、1’は、外部
の制御手段(図示せず)から同期信号を与えられること
により同期して撮像し、画像取込(撮像)時に時間的差
を持たないようになっている。
【0030】両カメラ1,1’で撮像された画像は量子
化装置8によりデジタル化された後、記憶装置9に格納
され、この格納された画像を画像処理装置1は検査過程
と、状態認識過程の処理に用いる。
【0031】ここで画像処理装置10は状態認識用のカ
メラ1’で撮像された図7に示す容器2の平面画像か
ら、容器2の口部2bの仮中心19’の水平方向(図7
で横方向)とそれに対する垂直方向の濃淡値(光量値)
の最大変化点を検出して容器中心19を求め、この容器
中心19を中心点とする同心円の線20より濃淡値(光
量値)の閾値以上の変化点を走査し、取っ手部2aの位
置21を検出する。そして容器中心19と取っ手部2a
の位置21より容器2の回転角度を算出し、この回転角
度からなる容器2の状態認識情報を検査用カメラ1で撮
像された画像を用いる検査過程処理にフィードバックす
る。つまり、検査用カメラ1上で撮像された画像上の検
査領域の設定処理に回転角度をフィードバックする。
【0032】検査過程処理では、容器2の回転角度によ
り、実施形態1と同様な検査領域12、又は照明装置
3、容器2の取っ手部2a、検査用カメラ1の受光部
(レンズ部)が直線上に並ぶ部分18’と並ばない部分
18に対応した検査領域を作成し、作成した検査領域内
の濃淡分布(光量分布)を比較する閾値を個々検査領域
に応じて変更設定することにより取っ手部2aの影響を
受けることなく欠陥検査を行うことができることにな
る。
【0033】つまり本実施形態は、検査領域を設定する
とともに設定する検査領域に応じて閾値(検査精度)を
変更して処理を行うため、容器2の側面全体の検査が可
能となる。
【0034】尚取っ手部2a以外に模様などがある場合
には模様部分に対する検査領域を設定し、且つその領域
の濃淡分布と比較する閾値を設定すれば、模様部分を含
めた検査が可能となる。 (実施形態3)本実施形態は実施形態1又は2の検査装
置を用いるが、容器2の取っ手部2aの検査領域を常に
固定として容器2の回転角度によって、取っ手部2の部
分の検査を行う角度を選択する。検出された容器2の回
転角度により初期値として設定された回転角度の時のみ
一定の検査領域の濃淡分布を閾値と比較することにより
検査を行う。つまり検査領域と閾値(検査精度)とを固
定して、状態認識情報に基づいたタイミングで検査処理
を実行するのである。
【0035】尚検査装置の構成は実施形態1又は2の説
明を参照する。
【0036】このように本実施形態では、取っ手部2a
に対する領域以外の検査はできないが、検査処理中に検
査パラメータを変更する処理を無くすことができ、その
ため画像処理装置10に用いる検査処理プログラムの設
計が容易となる。
【0037】
【発明の効果】請求項1の容器の検査方法の発明によれ
ば、容器の位置や回転角度を検査領域や検査精度にフィ
ードバックすることにより、円筒形でない容器が、どの
ような位置や角度にあっても、容器の回転角度を機械的
に一定角度に位置決めすることなく、常に最適な条件で
検査できるという効果がある。
【0038】請求項2の容器の検査方法の発明によれ
ば、カメラ1台で容器の状態認識と検査が可能となるた
め、設備の構成が簡素化できるという効果がある。
【0039】請求項3の容器の検査方法の発明によれ
ば、少なくとも2台のカメラを使って位置の認識と検査
を独立して設置するため、複雑な光学設計を必要とせず
容器形状を選ばず位置認識精度を向上することができる
という効果がある。
【0040】請求項4及び請求項7の容器の検査方法の
発明によれば、検査できない領域が発生するが、検査処
理中に検査パラメータを変更する処理を無くすことが可
能となり、そのため検査処理プログラム設計が容易にな
るという効果がある。
【0041】請求項5の容器の検査方法の発明によれ
ば、容器の状態認識により検査領域を設定することが可
能であるため容器の全ての側面を検出することが可能と
なるという効果がある。 請求項6の容器の検査方法の
発明によれば、容器の状態認識により検査精度を設定す
ることが可能となるため容器側面部に部分的な模様が設
定されている場合でも、容器全面を検査することが可能
であるという効果がある。
【0042】請求項8の容器の検査装置の発明によれ
ば、請求項1の発明の効果が得られる装置を実現できる
という効果がある。
【0043】請求項9の容器の検査装置の発明によれ
ば、請求項2の発明の効果が得られる装置を実現できる
という効果がある。
【0044】請求項10の容器の検査装置の発明によれ
ば、請求項3の発明の効果が得られる装置を実現できる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の検査装置の構成図であ
る。
【図2】同上に用いる検査用カメラで撮像した検査対象
の容器の側面画像を示す図である。
【図3】同上における検査用カメラと検査対象の容器と
照明装置との位置関係説明図である。
【図4】同上における検査対象の容器の回転角度を検出
する処理の説明図である。
【図5】同上における検査領域の設定処理の説明図であ
る。
【図6】本発明の実施形態2の検査装置の構成図であ
る。
【図7】同上に用いる状態認識用のカメラで撮像した検
査対象の容器の取っ手部の認識処理の説明図である。
【図8】同上における検査領域の設定処理の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 CCDカメラ 2 容器 2a 取っ手部 3 照明装置 4 容器受け台 5 ローターテーブル 6 容器の回転軌跡 7 容器の移動軌跡 8 量子化装置 9 記憶装置 10 画像処理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G051 AA12 AA28 AB01 AB02 AB15 CA04 CA07 CB02 CD07 DA08 EA11 EA12 EA14 EA16 EA23 EB01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光透過性の容器の側面部に発生する傷或
    いは付着する異物又は該容器内に充填された液中の異物
    のような異常要素の有無を検査用カメラにより撮像した
    容器の側面画像を使用して検査する容器の検査方法にお
    いて、 容器の状態認識用カメラにより撮像された容器の画像か
    ら検査用カメラの視野内の容器の位置や、回転角度によ
    り変化する容器の状態を認識する状態認識過程と、容器
    の側面画像から異常要素の有無を検査する検査過程とを
    個々に有し、上記状態認識過程には上記容器の位置や回
    転角度を、上記状態認識用カメラによって撮像される側
    面画像の光量値の変化量により算出する過程を少なくと
    も1つ含み、上記検査過程には、上記状態認識過程に同
    期して該状態認識過程からフィードバックされる状態認
    識情報に基づき、上記容器の側面から上記検査用カメラ
    で撮像された側面画像に対して、光量値に基づいて異常
    要素の有無を判断する検査領域や異常要素の有無を判断
    する検査の精度を設定する過程を少なくとも1つ含んで
    いることを特徴とする容器の検査方法。
  2. 【請求項2】 上記検査用カメラを上記状態認識過程及
    び上記検査過程に用いる容器の画像が撮像可能なように
    設置して該検査用カメラを状態認識用カメラとして兼用
    し、該検査用カメラで撮像された画像から容器の回転角
    度や容器の位置を認識する状態認識過程を終了した後、
    上記検査過程へ容器の状態認識情報をフィードバックす
    ることを特徴とする請求項1記載の容器の検査方法。
  3. 【請求項3】 1台の上記状態認識用カメラと、1台の
    上記検査用カメラとを別個に少なくとも備え、個々のカ
    メラが同期して画像を取り込むことにより、容器の回転
    角度や位置を認識する状態認識過程からの容器の状態認
    識情報を上記検査過程へフィードバックさせることを特
    徴とする請求項1記載の容器の検査方法。
  4. 【請求項4】 上記検査過程で、上記検査領域及び上記
    検査精度を常に固定とし、位置認識過程からの容器の状
    態認識情報に基づいて検出処理を実行するタイミングを
    選択することを特徴とする請求項1記載の容器の検査方
    法。
  5. 【請求項5】 上記検査過程で、上記検査精度を常に固
    定とし、状態認識過程から容器の状態認識情報に基づい
    て上記検査領域を変更することを特徴とする請求項1記
    載の容器の検査方法。
  6. 【請求項6】 上記検査過程で、上記検査領域を常に固
    定とし、位置認識過程からの容器の状態認識情報に基づ
    いて上記検査精度を変更することを特徴とする請求項1
    記載の容器の検査方法。
  7. 【請求項7】 上記検査過程で、上記検査領域及び検査
    精度を常に固定とし、位置認識過程からの容器の状態認
    識情報に基づいて上記検査領域内に検査を行わないマス
    ク領域を設定することを特徴とする請求項1記載の容器
    の検査方法。
  8. 【請求項8】 光透過性の容器の側面部に発生する傷或
    いは付着する異物又は該容器内に充填された液中の異物
    のような異常要素の有無を検査用カメラにより撮像した
    容器の側面画像を使用して検査する容器の検査装置にお
    いて、検査対象の光透過性の容器の側面方向から面照明
    を行う照明装置と、容器を透過する照明装置の光により
    容器の側面を撮像する検査用カメラと、容器の状態を認
    識するための容器の画像を得るための状態認識用カメラ
    と、状態認識用カメラにより撮像された容器の画像から
    検査用カメラの視野内の容器の位置や、回転角度により
    変化する容器の状態を認識し、容器の状態認識情報に基
    づき、上記検査用カメラで撮像された容器の側面画像に
    対して、光量値による異常要素の有無を判断する検査領
    域や異常要素の有無を判断する検査の精度を設定して当
    該容器の異常要素の有無を検査する画像処理手段とを備
    えていることを特徴とする容器の検査装置。
  9. 【請求項9】 上記容器は搬送手段により水平面方向で
    360°回転しながら搬送され、上記照明装置は回転搬
    送される容器の側面に対して面照明を行い、照明装置に
    対向配置される上記検査用カメラは上記状態認識用カメ
    ラと兼用され、同一容器に対して一定の回転角度毎に同
    期して撮像し、上記画像処理手段は検査用カメラで撮像
    した側面画像の光量値の変化量により容器の位置や角度
    を算出して容器の状態認を行うことを特徴とする請求項
    8記載の容器の検査装置。
  10. 【請求項10】 上記容器は搬送手段により直線状に搬
    送され、上記照明装置は搬送される容器の側面に対して
    面照明を行い、照明装置に対向配置される上記検査用カ
    メラは容器を透過する照明装置の光により容器の側面を
    撮像し、上記状態認識用カメラは上記検査用カメラで撮
    像される容器の真上に配置され、検査用カメラと同期し
    て容器の平面を撮像し、上記画像処理手段は状態認識用
    カメラで撮像した容器の平面画像により容器の回転角度
    や位置を認識することを特徴とする画像処理手段とを備
    えていることを特徴とする請求項8記載の容器の検査装
    置。
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