JP2002301529A - コイルフィーダのデータ設定方法 - Google Patents

コイルフィーダのデータ設定方法

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JP2002301529A
JP2002301529A JP2001105316A JP2001105316A JP2002301529A JP 2002301529 A JP2002301529 A JP 2002301529A JP 2001105316 A JP2001105316 A JP 2001105316A JP 2001105316 A JP2001105316 A JP 2001105316A JP 2002301529 A JP2002301529 A JP 2002301529A
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JP2001105316A
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Zenichiro Noguchi
善一郎 野口
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Aida Engineering Ltd
Original Assignee
Aida Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】線図を逐一読み取ることなく簡単・確実にデー
タ(送り長さ,送り角度範囲,プレスSPM)をコイル
フィーダに設定できるデータ設定方法を提供する。 【解決手段】任意のデータ(送り長さ,送り角度範囲,
プレスSPM)を入力し、記憶・設定する。そして、設
定された送り角度範囲及びプレスSPMとから、最大送
り長さを算出し、この最大送り長さと設定した送り長さ
とを比較する。設定した送り長さが最大送り長さ以下の
場合はプレス機械との連動運転が可能と判断する。一
方、設定した送り長さが最大送り長さより大きい場合
は、入力不良と判断し、設定した送り長さと設定送り角
度範囲とから最大プレスSPMを算出し、作業者に教示
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プレス機械に板状
のコイル材を供給するコイルフィーダに関する。さらに
詳細には、コイルフィーダがプレス機械と連動運転を行
うためのデータの設定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コイル材を加工するプレスラインとして
は、特開平11−179459等に開示されている。こ
のような形態のプレスラインは、プレス機械の側面(又
は前面や後面)に配置される。
【0003】プレスライン中のコイルフィーダは、レベ
ラにより平坦化されたコイル材をプレス機械に供給する
装置であるが、その構成は概ねサーボモータの駆動軸に
設けられたプーリと、フィードロール端部に設けられた
プーリ間にタイミングベルトが設けられ、さらに、フィ
ードロールは昇降可能に形成される。
【0004】このような構成を有するコイルフィーダ
は、プレス機械が連続的にラムを昇降させる連続運転中
の、プレス機械がある一定のクランク角度(例えば27
0度〜90度)の間だけ、フィードロールがコイル材を
クランプし、フィードロールが回転することにより、材
料をプレス機械に供給することができる。プレス機械が
前記角度以外の間(例えば90度〜270度)は、フィ
ードロールはアンクランプの状態となり、プレス機械は
コイル材の加工をすることとなる。
【0005】ここで、コイルフィーダの制御装置には、
送り角度範囲や送り長さを設定する必要がある。送り角
度範囲とは、前述の270度〜90度の範囲のように、
プレス機械のクランク角度が何度から何度の範囲でコイ
ルフィーダを動作させ、材料を供給するか、ということ
である。送り長さとは、送り角度範囲においてどの程度
の長さのコイル材を供給できるか、ということである。
すなわち、フィードロールの回転が一定であって、送り
角度範囲が一定であれば、プレスSPMが速いほど送り
長さは短くなる。フィードロールの回転が一定であっ
て、プレスSPMが一定であれば、送り角度範囲が大き
いほど、送り長さは長くなる。
【0006】このように、これらのデータ(送り長さ,
送り角度範囲,プレスSPM)は互いに一定の関係を有
する。送り角度範囲については、通常180度(クラン
ク角度が270度〜90度の範囲)と240度(クラン
ク角度が225度〜105度の範囲)の2種類が選択さ
れればよいる。図2において、斜線はフィードロールが
動作する範囲を示す。2種類選択することとしたのは、
ラムの下死点(180度)付近では材料が供給できない
ので、2種類あればおおよその場合足りるからである。
送り長さ,プレスSPMについては、金型の種類(加工
する製品)によって、種々設定する必要がある。従来コ
イルフィーダのデータ設定方法は、前記2種類の送り角
度範囲(180度,240度)について送り長さとプレ
スSPMの関係を図3に示すような線図として作成して
おき、その線図の範囲内で送り長さ,プレスSPMを入
力・設定する。
【0007】また、他の方法としては、遅いプレスSP
Mから徐々に速度を増して、最適な設定値を探し出す実
験的に設定する方法がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来のデータ設
定の方法では、金型を交換した際等は、逐一線図を読み
取り設定装置に入力・設定しなければならないので、非
常に手間が掛かる。実験的に設定する方法では、なおさ
ら手間が掛かり、生産効率が悪い。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、プレ
ス機械にコイル材を供給するコイルフィーダに送り長
さ,送り角度範囲及びプレスSPMにより構成されるデ
ータを設定するデータ設定方法において、入力される前
記データを記憶・設定し、設定された前記データのうち
設定プレスSPMと設定送り角度範囲から連動運転可能
な最大送り長さを算出し、設定された前記データのうち
設定送り長さと算出した最大送り長さとを比較演算し、
設定送り長さが最大送り長さ以下の場合は連動運転可能
と判断し、設定送り長さが最大送り長さより大きい場合
は、設定された前記データのうち設定送り長さと設定送
り角度範囲とから最大プレスSPMを算出して作業者に
教示し、連動運転可能と判断するまで上記手順を繰り返
すことを特徴とするコイルフィーダのデータ設定方法で
ある。
【0010】請求項1の発明では、任意のデータ(送り
長さ,送り角度範囲,プレスSPM)を入力し、記憶・
設定する。そして、設定された送り角度範囲及びプレス
SPMとから、最大送り長さを算出し、この最大送り長
さと設定した送り長さとを比較する。設定した送り長さ
が最大送り長さ以下の場合はプレス機械との連動運転が
可能と判断する。一方、設定した送り長さが最大送り長
さより大きい場合は、入力不良と判断し、設定した送り
長さと設定送り角度範囲とから最大プレスSPMを算出
し、作業者に教示する。作業者は、最大プレスSPM以
下のプレスSPMを設定することにより、プレスライン
の仕様に合致したデータをコイルフィーダに設定するこ
とができ、連動運転を開始することができる。
【0011】このように、請求項1の発明によれば、金
型交換を頻繁に行う場合においても、送り長さとプレス
SPMの関係線図を逐一読み取ってデータを設定する必
要がなくなる。ゆえに、確実に、かつ迅速にコイルフィ
ーダのデータ設定を行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図1により本発明の実施の
形態を説明する。本発明が適用されるデータ入力・設定
装置は、データの入力や表示を行うことができるデータ
設定表示部100、入力されたデータを記憶するデータ
記憶部200、本発明を実行する演算部300により構
成される。演算部300は、例えばCPUやROM,R
AM等を搭載したコンピュータ装置により形成され、フ
ローチャート301を実現するためのプログラムが、例
えばROMに記憶されるものである。
【0013】データ記憶部200は、例えばRAM等に
より形成され、電池等でバックアップがされるものであ
る。データ設定表示部100は、データを入力可能なキ
ーボード102とデータを表示可能なディスプレイ10
3を有するデータ設定表示装置101により形成されて
いる。
【0014】データの設定方法をフローチャート301
に沿って説明する。
【0015】(符号;302)まず、データ設定表示装
置101のキーボード102により任意のデータ値(送
り長さ,送り角度範囲,プレスSPM)を設定する(以
下、設定送り長さ,設定送り角度範囲,設定プレスSP
Mという。)。ここで、送り角度範囲は従来通り180
度,240度の2種類とし、このどちらかを選択する。
また、機械単体の仕様を超える値が入力された場合は、
ディスプレイ103によりその旨の警告がなされる。入
力されたデータはデータ記憶部200のメモリ201に
記憶・設定される。
【0016】(符号;303)連動運転を開始するか否か
を問うので、入力したデータでよければ所定の操作を行
い、次の工程へ進む。
【0017】(符号;304)設定送り角度範囲と設定
プレスSPMとをメモリ201から読み取り、演算部に
おいて連動運転可能な最大限の送り長さを算出する。
【0018】(符号;305)設定した送り長さと算出
した最大送り長さとを比較する。設定送り長さが最大送
り長さ以下の場合は、設定したデータは連動運転可能の
条件を満たすこととなるので、所定の操作を行い、他の
条件(レベラ,アンコイラ等)が条件を満たすことによ
りプレス機械とコイルフィーダの連動運転を行うことが
できる。設定送り長さが最大送り長さより小さい場合は
符号306の工程に進む。
【0019】(符号;306)ここでは、メモリ部20
1に設定・記憶された設定送り長さと設定送り角度範囲
とから連動運転可能な最大プレスSPMが算出される。
【0020】(符号;307)算出された最大プレスS
PMをディスプレイ103に表示して、設定送り長さ及
び設定送り範囲における設定できる最大のプレスSPM
を作業者に教示する。作業者は、ここで表示された最大
プレスSPMと所望の送り長さ、送り範囲を勘案して、
再度データを設定し直すことができる。
【0021】作業者は、以上302〜307の工程を繰
り返し行うことで、最適なデータをコイルフィーダに設
定することができる。これは、線図等を読み取って設定
・入力する場合よりも簡単・確実に設定でき、作業を迅
速に進めることができる。
【0022】
【発明の効果】本発明によると、従来線図を読み取って
設定、又は実験的手法により最適な設定値を探し出して
いた方法に比べて、簡単・確実にコイルフィーダの連動
条件にかかるデータ(送り長さ、送り角度範囲、プレス
SPM)を設定することができ、金型を交換した際にも
迅速に作業を進めることができるので、作業の効率化を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるフローチャート
【図2】クランク角度に対する送り範囲を示す図
【図3】送り長さ−プレスSPMの関係線図
【符号の説明】
100…データ設定表示部,101…データ設定表示装
置,102…キーボード,103…ディスプレイ,20
0…データ記憶部,201…メモリ装置,300…演算
部,301…フローチャート,302〜307…(フロ
ーチャートの工程)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プレス機械にコイル材を供給するコイルフ
    ィーダに送り長さ,送り角度範囲及びプレスSPMによ
    り構成されるデータを設定するデータ設定方法におい
    て、入力される前記データを記憶・設定し、設定された
    前記データのうち設定プレスSPMと設定送り角度範囲
    から連動運転可能な最大送り長さを算出し、設定された
    前記データのうち設定送り長さと算出した最大送り長さ
    とを比較演算し、設定送り長さが最大送り長さ以下の場
    合は連動運転可能と判断し、設定送り長さが最大送り長
    さより大きい場合は、設定された前記データのうち設定
    送り長さと設定送り角度範囲とから最大プレスSPMを
    算出して作業者に教示し、連動運転可能と判断するまで
    上記手順を繰り返すことを特徴とするコイルフィーダの
    データ設定方法。
JP2001105316A 2001-04-04 2001-04-04 コイルフィーダのデータ設定方法 Pending JP2002301529A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101101586B1 (ko) 2003-10-21 2012-01-02 자노메 미싱 고교가부시키가이샤 전동 프레스
US10316395B2 (en) 2012-10-09 2019-06-11 The Esab Group, Inc. Low-manganese gas-shielded flux cored welding electrodes

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101101586B1 (ko) 2003-10-21 2012-01-02 자노메 미싱 고교가부시키가이샤 전동 프레스
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