JP2002298993A - 片方に樹脂ハンダを用いた一対の電気コネクタ - Google Patents

片方に樹脂ハンダを用いた一対の電気コネクタ

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JP2002298993A JP2001102647A JP2001102647A JP2002298993A JP 2002298993 A JP2002298993 A JP 2002298993A JP 2001102647 A JP2001102647 A JP 2001102647A JP 2001102647 A JP2001102647 A JP 2001102647A JP 2002298993 A JP2002298993 A JP 2002298993A
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solder
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泰司 保坂
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 MIDにより形成された端子に較べて大電流
を流すことができ、使用箇所に応じて種々の形状に成形
でき、ハンダ付け作業が不要な電気コネクタを提供す
る。 【解決手段】 第1電気コネクタ100は、合成樹脂に
より形成された第1ハウジング110と、第1ハウジン
グの表面に露出する接触部121及び接続部122を有
して第1ハウジングに一体に成形されると共に、導電性
樹脂組成物からなる鉛フリー超高導電性プラスチックに
より形成された第1端子120とを備える。第2電気コ
ネクタ200は、絶縁材料により形成された第2ハウジ
ング210と、鉛フリー超高導電性プラスチックよりも
弾性に富む導電材料により形成され且つ第1端子の接触
部に接触する接触部221及び第2ハウジングの表面に
露出する接続部222を有して第2ハウジングに設けら
れた第2端子220とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気コネクタの技
術分野に属し、導電性樹脂組成物からなる鉛フリー超高
導電性プラスチックを用いた端子を備えた電気コネクタ
と、この電気コネクタと対になる相手側の電気コネクタ
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電気コネクタは、絶縁材料によ
り形成されたハウシングと、このハウジングに組み付け
られた電気接触子とを備える。これに対して、MID
(Molded Interconnection D
evice)という技術により製造された電気コネクタ
が知られている(例えば登録新案第2597015号公
報を参照)。この電気コネクタは、合成樹脂により成形
されたハウシングと、このハウジングの表面にメッキを
施して形成された端子とを備えている。この電気コネク
タは、ハウジングと別に電気接触子を造る必要がないの
で、電気コネクタの製造コストを低減することができ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の電気コネク
タの端子は、メッキ層を分厚く形成するにも限度がある
ので、分厚い端子を形成することができない。そのた
め、端子の抵抗低減にも限度があり、大電流を流すこと
ができない。
【0004】この電気コネクタのハウジングは、メッキ
を施すことができる材料で成形しなければならない。し
かも、メッキを施す方法にもよるが、メッキを施す部分
を他の部分よりも高く成形すること、段差やオーバーハ
ング等のように太陽光やレーザー光をあてるときに陰に
なる部分が出来ないように配慮することなど、ハウジン
グの形状が制限されることになる。
【0005】電気コネクタの端子に電線をハンダ付けに
より接続する場合、電線の導体を端子に当てて、溶融し
たハンダを塗布することになる。しかし、例えば端子の
奥まった部分に電線の導体をハンダ付けすることは、困
難ないしは不可能である。また、このハンダの塗布作業
にはハンダのきめ細かな品質管理、温度管理等が求めら
れるので、その分、管理工数が増す。
【0006】電気コネクタの端子に接続する電線が極細
線(あくまで一例であるが、アメリカ電線規格AWGの
36番線は極細線の範疇に入る。この電線の直径は約
0.12mmである。)である場合、極細線の導体と電
気コネクタの端子との接触部に溶融したハンダを塗布す
る作業は自動機では不可能であり、熟練作業者が手作業
で行わざるを得ない。そのため、生産性が悪く、コスト
上昇につながる。この問題は、極細線を圧着又は圧接に
より電気コネクタの端子に接続する場合でも同様であ
る。
【0007】上記従来の電気コネクタを製造するには、
ハウジングを成形する工程と、メッキを施す工程との二
工程が必要となるので、コネクタを一気に製造すること
ができない。
【0008】ところで、特開平10−237331号に
は、熱可塑性樹脂と、可塑化した熱可塑性樹脂に溶融し
得る鉛フリーハンダと、この鉛フリーハンダを上記熱可
塑性樹脂中に細かく分散させることを補助する金属粉末
又は金属粉末と金属短繊維の混合物とを含む導電性樹脂
組成物からなる鉛フリー超高導電性プラスチックが開示
されている。この鉛フリー超高導電性プラスチックは、
体積固有抵抗値で例えば10-3Ω・cm以下という高い
導電性を示す。また、この材料は射出成形が可能である
から、成形の自由度が大きい。しかも、この材料はハン
ダを含有するので、別途にハンダを塗布する必要がな
い。
【0009】本発明者は、このように導電性及び成形性
に優れ且つハンダを含有する鉛フリー超高導電性プラス
チックを用いて上記課題を解決することができる電気コ
ネクタを創作することを考えた。しかし、この鉛フリー
超高導電性プラスチックは、金属等に較べて弾性が劣っ
ているので、電気コネクタの接触部に用いるときには、
端子間の接触圧力を確保する上で難点がある。
【0010】本発明は、鉛フリー超高導電性プラスチッ
クを用いた電気コネクタを、端子に金属等の弾性に富む
材料を用いた相手側電気コネクタと組み合わせることに
より、上記課題を一挙に解決することを目的としてい
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の片方に樹脂ハンダを用いた一対の電気コ
ネクタは、嵌合して接続する一対の電気コネクタであっ
て、第1電気コネクタが、合成樹脂により形成された第
1ハウジングと、第1ハウジングの表面に露出する接触
部及び接続部を有して第1ハウジングに一体に成形され
ると共に、熱可塑性樹脂と、可塑化した熱可塑性樹脂に
溶融し得る鉛フリーハンダと、この鉛フリーハンダを上
記熱可塑性樹脂中に細かく分散させることを補助する金
属粉末又は金属粉末と金属短繊維の混合物とを含む導電
性樹脂組成物からなる鉛フリー超高導電性プラスチック
により形成された第1端子とを備え、第2電気コネクタ
が、絶縁材料により形成された第2ハウジングと、上記
鉛フリー超高導電性プラスチックよりも弾性に富む導電
材料により形成され且つ第1端子の接触部に接触する接
触部及び第2ハウジングの表面に露出する接続部を有し
て第2ハウジングに設けられた第2端子とを備えている
ことを特徴としている。
【0012】第1電気コネクタは、第1ハウジングと別
に電気接触子を造る必要がないので、電気コネクタの製
造コストを低減することができる。その場合、鉛フリー
超高導電性プラスチックは、体積固有抵抗値で10-3Ω
・cm以下という高い導電性を示す。そのため、第1端
子の電気抵抗を低くすることができる。また、第1端子
に電線の導体等を接続したあと通常レベルで通電しても
発熱によって鉛フリー超高導電性プラスチックが融け出
すことがない。しかも、鉛フリー超高導電性プラスチッ
クは、絶縁体の表面に導電性のメッキ層を形成するMI
Dの技術に較べて、第1端子の断面積、体積を大きくと
れるので、導体抵抗を小さくすることができ、熱放散が
良好である。したがって大電流を流すことができる。
【0013】第1端子を形成する鉛フリー超高導電性プ
ラスチックは射出成形が可能であるから、MIDで形成
した端子に較べて成形の自由度が大きい。しかも、第1
ハウジングは合成樹脂で形成される。そのため、第1端
子及び第1電気コネクタを使用箇所に応じて種々の形状
に成形することが可能であり、例えば段差やオーバーハ
ング等を形成することができる。このことにより、イン
ピーダンス整合を得ることが容易である。
【0014】電線の導体等を第1端子の接続部に当て、
両者の接触部分を加熱すると、第1端子の鉛フリー超高
導電性プラスチックが含有する鉛フリーハンダが融け出
して導体に付着し、これが冷却して固まると第1端子に
導体が接続される。そのため、例えば電気コネクタの奥
まった部分のようにハンダ付け困難又は不可能な部分に
導体を容易に接続することができる。また、ハンダの品
質管理、温度管理等がなくなり、その分、管理工数が減
る。しかも、極細線の接続が自動機でもできることにな
り、生産性が高くなってコストが低減される。
【0015】第1電気コネクタは多色成形等により一気
に製造できるので、ハウジングを成形する工程とメッキ
を施す工程との二工程が必要となるMIDによる端子に
較べて生産性が高い。
【0016】第2端子が鉛フリー超高導電性プラスチッ
クよりも弾性に富む導電材料により形成されているの
で、この第2端子の弾性反発力により端子間の接触圧力
が確保される。
【0017】請求項2の片方に樹脂ハンダを用いた一対
の電気コネクタは、請求項1の片方に樹脂ハンダを用い
た一対の電気コネクタにおいて、第1ハウジングは本体
及びこの本体から突出する突起部を有し、第1端子は接
触部が突起部の表面に露出し、接続部が本体の表面に露
出しており、第2ハウジングは、第2端子を収容し且つ
第1ハウジングの突起部が挿入する空洞を有し、第2端
子は突起部に押されると弾性変形して復原力により第1
端子の接触部に接触するように第2ハウジングに設けら
れている。
【0018】このようにすれば、第1電気コネクタを雄
の電気コネクタとして用いることができる。
【0019】請求項3の片方に樹脂ハンダを用いた一対
の電気コネクタは、請求項1の片方に樹脂ハンダを用い
た一対の電気コネクタにおいて、第1ハウジングは本体
及びこの本体から凹陥する凹陥部を有し、第1端子は接
触部が凹陥部の表面に露出し、接続部が本体の表面に露
出しており、第2ハウジングは、第2端子を収容し且つ
第1ハウジングが挿入する受入穴を有し、第2端子は凹
陥部に挿入して凹陥部に押されると弾性変形して復原力
により第1端子の接触部に接触するように第2ハウジン
グに設けられている。
【0020】このようにすれば、第1電気コネクタを雌
の電気コネクタとして用いることができる。
【0021】請求項4の片方に樹脂ハンダを用いた一対
の電気コネクタは、請求項1ないし4のうちいずれか1
項に記載の片方に樹脂ハンダを用いた一対の電気コネク
タにおいて、第1端子の接触部の表面に、硬度を高くす
るメッキ層が形成されている。
【0022】このようにすれば、第1端子の接触部の表
面硬度が高くなり、例えば繰り返し挿抜されることで摩
擦力を受けても摩耗が抑制され、耐久性が向上する。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の片方に樹脂ハンダ
を用いた一対の電気コネクタの実施の形態を説明する。
【0024】まず、すべての実施形態に共通して用いら
れる上記鉛フリー超高導電性プラスチックを、特開平1
0−237331号の記載に基づいて詳細に説明する。
この鉛フリー超高導電性プラスチックは、熱可塑性樹脂
と、可塑化した熱可塑性樹脂に溶融し得る鉛フリーハン
ダと、この鉛フリーハンダを上記熱可塑性樹脂中に細か
く分散させることを補助する金属粉末又は金属粉末と金
属短繊維の混合物とを含む導電性樹脂組成物からなる。
この鉛フリー超高導電性プラスチックは、上記熱可塑性
樹脂中に細かく分散した鉛フリーハンダが全体にわたっ
て連続して接続されているものを含む。上記鉛フリー超
高導電性プラスチックは、上記導電性樹脂組成物の導電
性が体積固有抵抗値で、10-3Ω・cm以下の低い抵抗
値であるものを含む。
【0025】この鉛フリー超高導電性プラスチックに用
いる合成樹脂は特に制限されず、一般的に使用されてき
たものが使用可能である。しかし、成形の容易さ及び他
の要求物性等の観点から熱可塑性樹脂が好ましい。
【0026】この鉛フリー超高導電性プラスチックに用
いられる金属は、これを含む合成樹脂組成物が熱可塑化
する際に、半溶融しうる鉛を含まない金属でなければな
らない。したがって、熱可塑性樹脂の熱可塑化温度が通
常350℃以下であるので、これ以下の融点を持つ低融
点金属が好適である。金属は金属単体でもよく、合金で
もよい。また半溶融状態で混練するため、その形状も、
特に制限されないが、粒状または、粉状のものが、分散
させるためには取扱い易いので望ましい。
【0027】上記金属の具体例を示すと、亜鉛(Z
n)、錫(Sn)、ビスマス(Bi)、アルミニウム
(Al)、カドミウム(Cd)、インジウム(In)等
及びそれらの合金をあげることができる。このうち、好
ましい合金の例としては、Sn−Cu、Sn−Zn、S
n−Al、Sn−Ag等の低融点合金があげられる。
【0028】ハンダの分散を補助する金属粉末として
は、銅(Cu)、ニッケル(Ni)、アルミニウム(A
l)、クロム(Cr)等及びそれらの合金粉末をあげる
ことができる。また、金属粉末の粒径が細かい方が混練
後のハンダの分散は細かくなるが、粒径を一定にする必
要はなく、粒径の分布を持った金属粉末も使用できる。
上記鉛フリー超高導電性プラスチックにおける金属成分
の使用量は、導電性樹脂組成物全体の体積割合で、30
〜75%であり、好ましくは45〜65%である。
【0029】上記鉛フリー超高導電性プラスチックは、
樹脂と環境面からも鉛を含まない低融点合金(鉛フリー
ハンダ)を用い、これらを金属の半溶融状態で混練を行
うことにより、金属成分である鉛フリーハンダを樹脂中
に細かく分散させることができ、かつ半溶融状態で混練
することで分散されているもの同士が、お互いに連続し
てつながっており、このつながりは単なる接触ではな
く、ハンダの接合であり、金属の接触による導電性と異
なるため、成形体が高温になっても接合が切れることな
く、安定した低抵抗を示す。
【0030】この材料を射出成形する場合は、金属成分
の一部が半溶融のためと、鉛フリーハンダが細かく分散
されているため、多量の金属成分を含んでいるにもかか
わらず、細い形状に射出成形が可能であり、射出成形に
よる工程のみで電気接触子、端子等が形成できる。ま
た、メッキを必要としないため、射出成形体の内部にも
低抵抗の導電部分を形成することができる。
【0031】上記導電性樹脂組成物を製造するには、一
般的な樹脂用の混練機器や、押し出し機器を用いること
ができる。
【0032】次に、上記鉛フリー超高導電性プラスチッ
クの実施例を説明する。
【0033】
【実施例1】ABS樹脂(東レ製、トヨラック441)
45体積%に鉛フリーハンダ(福田金属箔粉工業製、S
n−Cu−Ni−AtW−150)40体積%と銅粉末
(福田金属箔粉工業製、FCC−SP−77、平均粒径
10μm)15体積%を軽く混ぜ合わせ、220℃に設
定された混練機(森山製作所製、2軸加圧タイプ)に投
入し、加熱保持時間なしで、回転数25〜50rpmに
て20分間混練し、熱可塑化せしめハンダを、半溶融状
態で樹脂中に分散させた。
【0034】その混練体を、プランジャー押出造粒機
(トーシン製、TP60−2型)にてダイス温度200
〜240℃にて造粒し、ペレットを作製した。このペレ
ットを使用し、射出成形機(川口鉄鋼製、KS−10
B)の設定温度230〜280℃で金型(金型温度、常
温〜150℃)に射出成形を行った。得られた射出成形
品は金属の分離は全く認められず、均一な表面をしてい
た。
【0035】この射出成形品は、光学顕微鏡によるハン
ダの分散状況の観察では、ハンダは樹脂中に約5μmの
大きさで均一に分散していた。この試料の体積固有抵抗
は、10-5Ω・cmオーダーを示した。
【0036】
【実施例2】PBT樹脂(ポリプラスチック製)45体
積%に鉛フリーハンダ(福田金属箔粉工業製、Sn−C
u−Ni−AtW−150)40体積%と銅粉末(福田
金属箔粉工業製、FCC−SP−77、平均粒径10μ
m)15体積%を軽く混ぜ合わせ、220℃に設定され
た混練機(森山製作所製、2軸加圧タイプ)に投入し、
加熱保持時間なしで、回転数25〜50rpmにて混練
体の温度が235℃以上に上昇しないように、回転数を
下げることや、冷却するなどの処置により、20分間混
練し、熱可塑化せしめ、ハンダを半溶融状態で樹脂中に
分散させた。混練体の光学顕微鏡によるハンダの分散状
況の観察では、ハンダは樹脂中に約5μmの大きさで均
一に分散していた。
【0037】
【実施例3】ABS樹脂(東レ製、トヨラック441)
35体積%に鉛フリーハンダ(福田金属箔粉工業製、S
n−Cu−Ni−AtW−150)55体積%と銅粉末
(福田金属箔粉工業製、FCC−SP−77、平均粒径
10μm)10体積%を軽く混ぜ合わせ、金属成分の合
計が65体積%に設定し、この混合したものを220℃
に設定された混練機(森山製作所製、2軸加圧タイプ)
に投入し、加熱保持時間なしで、回転数25〜50rp
mにて20分間混練し、熱可塑化せしめ、ハンダを半溶
融状態で樹脂中に分散させた。
【0038】混練体をプランジャー押出造粒機(トーシ
ン製、TP60−2型)にてダイス温度200〜240
℃にて造粒し、ペレットを作製した。このペレットを使
用して、射出成形機(川口鉄鋼製、KS−10B)の設
定温度230〜280℃で金型(金型温度、常温;15
0℃)に射出成形を行った。得られた射出成形品は、金
属の分離は認められず、均一な表面をしていた。光学顕
微鏡によるハンダの分散状況の観察では、ハンダは樹脂
中に約100μm以下の大きさで均一に分散していた。
この試料の体積固有抵抗は4×10-5Ω・cmオーダー
を示した。
【0039】上記した具体例からも明らかなように、樹
脂中に鉛フリーハンダを細かく分散させることができ、
金属成分を65体積%と多量に混入しても、加熱時に樹
脂から分離を起こさない混練体を得ることができた。こ
の鉛フリー超高導電性プラスチックは、ハンダがお互い
に接続しているため、温度変化に対しても導電性が劣化
することなく、安定した高い導電性を示し、射出成形に
おいても細い形状でも詰まることなく成形が可能であっ
た。
【0040】この鉛フリー超高導電性プラスチックを用
いることにより、射出成形により3次元形状の低抵抗の
電気接触子、端子等の形成が可能となった。以下、図面
を参照しながら具体例を詳細に説明する。図16は上記
鉛フリー超高導電性プラスチックの概略構造図である。
この図に示すように、この鉛フリー超高導電性プラスチ
ックにおいては、鉛フリーハンダ1は、プラスチック3
中を溶融したハンダ2で互いに接続されるため、鉛フリ
ーハンダ1は互いに接合状態にあり、高導電性が得ら
れ、接続の信頼性が高い。
【0041】これに対して、図17に示すように、従来
の溶融しない金属粉末5をプラスチック4に混練した場
合は、金属成分を多量に混入しないと、金属が接続しな
いために、導電性が得られない。
【0042】このように鉛フリー超高導電性プラスチッ
クは、低抵抗値を示すとともに、様々な環境下で導電性
の低下を起こすことがなく、信頼性が高い。
【0043】すなわち、樹脂と環境面からも鉛を含まな
い低融点合金(鉛フリーハンダ)を用い、これらを金属
の半溶融状態で混練を行うことにより、金属成分である
鉛フリーハンダを樹脂中に細かく分散させることがで
き、かつ半溶融状態で混練することにより、分散されて
いるもの同士がお互いに連続してつながっており、この
つながりは単なる接触ではなく、ハンダの接合であり、
金属の接触による導電性と異なるため、成形体が高温に
なっても接合が切れることなく、安定して低抵抗を示
す。
【0044】この材料を射出成形する場合は、金属成分
の一部が半溶融のためと、鉛フリーハンダが細かく分散
されているため、多量の金属成分を含んでいるにもかか
わらず、細い形状にも射出成形が可能であり、射出成形
による工程のみで電気接触子、端子等が形成できる。ま
た、メッキを必要としないため、フレーム(射出成形
体)の内部にも低抵抗の導電部分を形成することができ
る。
【0045】次に、実施形態の片方に樹脂ハンダを用い
た一対の電気コネクタを説明する。図1ないし図7は第
1の実施形態の一対の電気コネクタを示す。この一対の
電気コネクタは雄の第1電気コネクタ100と、雌の第
2電気コネクタ200とからなり、これらは嵌合して機
械的及び電気的に接続する。第1電気コネクタ100
は、第1ハウジング110と、この第1ハウジング11
0に一体に成形された第1端子120とを備える。第1
端子120は第1ハウジング110の表面に露出する接
触部121及び接続部122を有する。第1ハウジング
110は合成樹脂により形成され、第1端子120は導
電性樹脂組成物からなる鉛フリー超高導電性プラスチッ
クにより形成されている。この第1ハウジング110に
用いる合成樹脂は特に制限されず、一般的に使用されて
きたものが使用可能である。しかし、成形の容易さ及び
他の要求物性等の観点から熱可塑性樹脂が好ましい。第
2電気コネクタ200は、第2ハウジング210と、第
2ハウジング210に設けられた第2端子220とを備
える。第2端子220は、第1端子120の接触部12
1に接触する接触部221及び第2ハウジング210の
表面に露出する接続部222を有する。第2ハウジング
210は、例えば合成樹脂等の絶縁材料により形成され
ている。第2端子220は、上記鉛フリー超高導電性プ
ラスチックよりも弾性に富む導電材料、例えば銅合金そ
の他の金属により形成されている。
【0046】図1ないし図4に示すように、第1ハウジ
ング110は、本体111と、この本体111から突出
する突起部112とを備えている。この実施形態では、
本体111を直方体に形成している。説明の便宜上、こ
の各辺に沿って前後方向、幅方向及び高さ方向をとる。
突起部112は、幅方向の寸法が本体111と同一で且
つ高さ方向の寸法が本体111よりも薄い直方体に形成
されて本体111の前面に一体に連結されている。第1
端子120は接触部121が突起部112の表面に露出
し、接続部122が本体111の表面に露出している。
この実施形態は4極の電気コネクタを例示するので、第
1端子120は4本設けられている。第1端子120は
断面が四角形の棒状に形成されて第1ハウジング110
の表面に形成された溝に嵌合している。図2に示すよう
に、このうち2本の溝及び第1端子120は、突起部1
12の上面、本体111の前面、上面に連続して設けら
れている。他の2本の溝及び第1端子120は、突起部
112の下面、本体111の前面、下面に連続して設け
られている。第1電気コネクタ100は、例えば射出成
形により成形される。その場合、第1ハウジング110
と、第1端子120とを同一の成形機で成形する多色成
形により成形する。
【0047】図5ないし図7に示すように、第2ハウジ
ング210は、第2端子220を収容し且つ第1ハウジ
ング110の突起部112が挿入する空洞211を有す
る。この実施形態では、第2ハウジング210を直方体
に形成している。説明の便宜上、この各辺に沿って前後
方向、幅方向及び高さ方向をとる。空洞211は第2ハ
ウジング210の後面に開口しており、突起部112が
挿入する中央部211aと、この中央部211aを拡張
するように中央部211a上側又は下側に形成された拡
張部211bとを備える。拡張部211bは第2端子2
20の数に応じて、これらに対応する部位に設けられて
いる。第2端子220は、突起部112に押されると弾
性変形して復原力により第1端子120の接触部121
に接触するように第2ハウジング210に設けられてい
る。この実施形態では4極の電気コネクタを例示するの
で、第2端子220は4本設けられている。第2端子2
20は第2ハウジング210の前壁を貫通してこれに固
定されており、この前壁から空洞211のなかに出て高
さ方向に弾性変形できる片持ち部分が接触部221とな
り、前壁から前へ出た部分が接続部222となってい
る。
【0048】従って、第1実施形態の一対の電気コネク
タの場合、図8に示すように、第1電気コネクタ100
の第1端子120の接続部122に電線等を接続し、第
2電気コネクタ200の第2端子220の接続部222
に電線等を接続し、第1電気コネクタ100の突起部1
12を第2電気コネクタ200の空洞211に挿入すれ
ば、両コネクタ100、200が嵌合し、第1端子12
0と第2端子220とが接触部121、221において
接触し、これにより両コネクタ100、200が機械的
及び電気的に接続する。第1電気コネクタ100は、第
1ハウジング110と別に電気接触子を造る必要がない
ので、第1電気コネクタ100の製造コストを低減する
ことができる。
【0049】その場合、鉛フリー超高導電性プラスチッ
クは、体積固有抵抗値で10-3Ω・cm以下という高い
導電性を示す。そのため、第1端子120の電気抵抗を
低くすることができる。また、第1端子120に電線の
導体等を接続したあと通常レベルで通電しても発熱によ
って鉛フリー超高導電性プラスチックが融け出すことが
ない。しかも、鉛フリー超高導電性プラスチックは、絶
縁体の表面に導電性のメッキ層を形成するMIDの技術
に較べて、第1端子120の断面積、体積を大きくとれ
るので、導体抵抗を小さくすることができ、熱放散が良
好である。したがって大電流を流すことができる。
【0050】第1端子120を形成する鉛フリー超高導
電性プラスチックは射出成形が可能であるから、MID
で形成した端子に較べて成形の自由度が大きい。しか
も、第1ハウジング110は合成樹脂で形成される。そ
のため、第1端子120及び第1電気コネクタ100を
使用箇所に応じて種々の形状に成形することが可能であ
り、例えば段差やオーバーハング等を形成することがで
きる。このことにより、インピーダンス整合を得ること
が容易である。
【0051】電線の導体等を第1端子120の接続部1
22に当て、両者の接触部分を加熱すると、第1端子1
20の鉛フリー超高導電性プラスチックが含有する鉛フ
リーハンダが融け出して導体に付着し、これが冷却して
固まると第1端子120に導体が接続される。そのた
め、例えば電気コネクタの奥まった部分のようにハンダ
付け困難又は不可能な部分に導体を容易に接続すること
ができる。また、ハンダの品質管理、温度管理等がなく
なり、その分、管理工数が減る。しかも、極細線の接続
が自動機でもできることになり、生産性が高くなってコ
ストが低減される。上記加熱は、例えば熱風を吹き付け
たり、高周波又はレーザー光線を照射して熱エネルギー
を付与することにより行う。また、第1端子120と電
線の導体等との間に通電装置により電流を流して第1端
子120が含有する鉛フリーハンダを融かし、第1端子
120に電線の導体等を接続してもよい。
【0052】第1電気コネクタ100は多色成形等によ
り一気に製造できるので、ハウジングを成形する工程と
メッキを施す工程との二工程が必要となるMIDによる
端子に較べて生産性が高い。
【0053】第2端子220が鉛フリー超高導電性プラ
スチックよりも弾性に富む導電材料により形成されてい
るので、この第2端子220の弾性反発力により第1端
子120と第2端子220との間の接触圧力が確保され
る。
【0054】図9ないし図14は第2の実施形態の一対
の電気コネクタを示す。第1実施形態では第1電気コネ
クタが雄の電気コネクタであったが、この第2実施形態
では第1電気コネクタが雌の電気コネクタである。すな
わち、この一対の電気コネクタは雌の第1電気コネクタ
100と、雄の第2電気コネクタ200とからなり、こ
れらは嵌合して機械的及び電気的に接続する。第1電気
コネクタ100は、第1ハウジング110と、この第1
ハウジング110に一体に成形された第1端子120と
を備える。第1端子120は第1ハウジング110の表
面に露出する接触部121及び接続部122を有する。
第1ハウジング110は合成樹脂により形成され、第1
端子120は導電性樹脂組成物からなる鉛フリー超高導
電性プラスチックにより形成されている。第2電気コネ
クタ200は、第2ハウジング210と、第2ハウジン
グ210に設けられた第2端子220とを備える。第2
端子220は、第1端子120の接触部121に接触す
る接触部221及び第2ハウジング210の表面に露出
する接続部222を有する。第2ハウジング210は、
例えば合成樹脂等の絶縁材料により形成されている。第
2端子220は、上記鉛フリー超高導電性プラスチック
よりも弾性に富む導電材料、例えば銅合金その他の金属
により形成されている。
【0055】図9ないし図11に示すように、第1ハウ
ジング110は、本体111と、この本体111から凹
陥する凹陥部113とを備えている。この実施形態で
は、本体111を直方体に形成している。説明の便宜
上、この各辺に沿って前後方向、幅方向及び高さ方向を
とる。凹陥部113は、第2端子220が挿入できる大
きさで開口している。この実施形態では凹陥部113を
第2端子の数だけ設けたが、これらを合成して開口を1
つにしてもよい。第1端子120は凹陥部113の表面
に露出し、接続部122が本体111の表面に露出して
いる。この実施形態は4極の電気コネクタを例示するの
で、第1端子120は4本設けられている。第1端子1
20は断面が四角形の棒状に形成されて第1ハウジング
110の表面に形成された溝に嵌合している。図10に
示すように、この第1端子120は、本体111の上
面、前面上部、凹陥部113の上面、後面、下面、本体
111の前面下部、下面に連続して設けられている。第
1電気コネクタ100は、例えば射出成形により成形さ
れる。その場合、第1ハウジング110と、第1端子1
20とを同一の成形機で成形する多色成形により成形す
る。
【0056】図12ないし図14に示すように、第2ハ
ウジング210は、第2端子220を収容し且つ第1ハ
ウジング110が挿入する受入穴212を有する。この
実施形態では、第2ハウジング210を直方体に形成し
ている。説明の便宜上、この各辺に沿って前後方向、幅
方向及び高さ方向をとる。受入穴212は第2ハウジン
グ210の後面に開口しており、第1ハウジング110
の外側に被さって嵌合するようになっている。第2端子
220は、凹陥部113に挿入して凹陥部113に押さ
れると弾性変形して復原力により第1端子120の接触
部121に接触するように第2ハウジング210に設け
られている。この実施形態では4極の電気コネクタを例
示するので、第2端子220は2本1組で4組設けられ
ている。第2端子220は第2ハウジング210の前壁
を貫通してこれに固定されており、この前壁から受入穴
212のなかに出て高さ方向に弾性変形できる片持ち部
分が接触部221となり、前壁から前へ出た部分が接続
部222となっている。
【0057】従って、第2実施形態の一対の電気コネク
タの場合、図15に示すように、第1電気コネクタ10
0の第1端子120の接続部122に電線等を接続し、
第2電気コネクタ200の第2端子220の接続部22
2に電線等を接続し、第1電気コネクタ100を第2電
気コネクタ200の受入穴212に挿入すれば、第1電
気コネクタ100の凹陥部113に第2電気コネクタ2
00の第2端子220が挿入し、両コネクタ100、2
00が嵌合し、第1端子120と第2端子220とが接
触部121、221において接触し、これにより両コネ
クタ100、200が機械的及び電気的に接続する。第
1電気コネクタ100は、第1ハウジング110と別に
電気接触子を造る必要がないので、第1電気コネクタ1
00の製造コストを低減することができる。
【0058】その場合、鉛フリー超高導電性プラスチッ
クは、体積固有抵抗値で10-3Ω・cm以下という高い
導電性を示す。そのため、第1端子120の電気抵抗を
低くすることができる。また、第1端子120に電線の
導体等を接続したあと通常レベルで通電しても発熱によ
って鉛フリー超高導電性プラスチックが融け出すことが
ない。しかも、鉛フリー超高導電性プラスチックは、絶
縁体の表面に導電性のメッキ層を形成するMIDの技術
に較べて、第1端子120の断面積、体積を大きくとれ
るので、導体抵抗を小さくすることができ、熱放散が良
好である。したがって大電流を流すことができる。
【0059】第1端子120を形成する鉛フリー超高導
電性プラスチックは射出成形が可能であるから、MID
で形成した端子に較べて成形の自由度が大きい。しか
も、第1ハウジング110は合成樹脂で形成される。そ
のため、第1端子120及び第1電気コネクタ100を
使用箇所に応じて種々の形状に成形することが可能であ
り、例えば段差やオーバーハング等を形成することがで
きる。このことにより、インピーダンス整合を得ること
が容易である。
【0060】電線の導体等を第1端子120の接続部1
22に当て、両者の接触部分を加熱すると、第1端子1
20の鉛フリー超高導電性プラスチックが含有する鉛フ
リーハンダが融け出して導体に付着し、これが冷却して
固まると第1端子120に導体が接続される。そのた
め、例えば電気コネクタの奥まった部分のようにハンダ
付け困難又は不可能な部分に導体を容易に接続すること
ができる。また、ハンダの品質管理、温度管理等がなく
なり、その分、管理工数が減る。しかも、極細線の接続
が自動機でもできることになり、生産性が高くなってコ
ストが低減される。上記加熱は、例えば熱風を吹き付け
たり、高周波又はレーザー光線を照射して熱エネルギー
を付与することにより行う。また、第1端子120と電
線の導体等との間に通電装置により電流を流して第1端
子120が含有する鉛フリーハンダを融かし、第1端子
120に電線の導体等を接続してもよい。
【0061】第1電気コネクタ100は多色成形等によ
り一気に製造できるので、ハウジングを成形する工程と
メッキを施す工程との二工程が必要となるMIDによる
端子に較べて生産性が高い。
【0062】第2端子220が鉛フリー超高導電性プラ
スチックよりも弾性に富む導電材料により形成されてい
るので、この第2端子220の弾性反発力により第1端
子120と第2端子220との間の接触圧力が確保され
る。
【0063】第3実施形態の一対の電気コネクタは、第
1実施形態又は第2実施形態の一対の電気コネクタにお
いて、第1電気コネクタ100の第1端子120の接触
部121の表面に、硬度を高くするメッキ層を形成した
ものである。このようにすれば、第1端子120の表面
硬度が高くなり、例えば繰り返し挿抜されることで摩擦
力を受けても摩耗が抑制され、耐久性が向上する。
【0064】上記実施形態では、第1端子が全長にわた
って第1ハウジングの表面に露出していたが、少なくと
も接触部及び接続部が第1ハウジングの表面に露出して
おればよい。実施形態では4極の電気コネクタを説明し
たが、本発明の電気コネクタの極数がこれによって限定
されるものではない。本発明は、以上説明した実施形態
の特徴を組み合わせた実施形態を全て含む。
【0065】
【発明の効果】請求項1の一対の電気コネクタの場合、
第1電気コネクタは、第1ハウジングと別に電気接触子
を造る必要がないので、第1電気コネクタの製造コスト
を低減することができる。その場合、鉛フリー超高導電
性プラスチックの高い導電性により第1端子の電気抵抗
が低くなり、通電時の発熱による第1端子の融出がな
く、第1端子の断面積、体積を大きくとれるので、導体
抵抗を小さくすることができ、熱放散が良好である。そ
のため、MIDにより形成された端子に較べて大電流を
流すことができる。また、鉛フリー超高導電性プラスチ
ックは射出成形が可能であり、第1ハウジングは合成樹
脂で形成されるので、第1端子及び第1電気コネクタを
使用箇所に応じて種々の形状に成形することが可能であ
り、例えば段差やオーバーハング等を形成することがで
きる。しかも、インピーダンス整合を得ることが容易に
なる。さらに、例えば電気コネクタの奥まった部分のよ
うにハンダ付け困難又は不可能な部分に導体を容易に接
続することができる。また、ハンダの品質管理、温度管
理等がなくなり、その分、管理工数が減る。しかも、極
細線の接続が自動機でもできることになり、生産性が高
くなってコストが低減される。また、電気コネクタは多
色成形等により一気に製造できるので、ハウジングを成
形する工程とメッキを施す工程との二工程が必要となる
MIDに較べて生産性が高い。そして、第2端子が鉛フ
リー超高導電性プラスチックよりも弾性に富む導電材料
により形成されているので、この第2端子の弾性反発力
により端子間の接触圧力が確保される。
【0066】請求項2のようにすれば、第1電気コネク
タを雄の電気コネクタとして用いることができる。
【0067】請求項3のようにすれば、第1電気コネク
タを雌の電気コネクタとして用いることができる。
【0068】請求項4のようにすれば、第1端子の接触
部の表面硬度が高くなり、例えば繰り返し挿抜されるこ
とで摩擦力を受けても摩耗が抑制され、耐久性が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の第1電気コネクタの斜視図であ
る。
【図2】第1実施形態の第1電気コネクタを、第1端子
に沿って幅方向に向く面で切った断面図である。
【図3】第1実施形態の第1電気コネクタを、前後方向
に向く面で切ったときの断面図である。この断面は第1
ハウジングを本体で切っている。
【図4】第1実施形態の第1電気コネクタを、前後方向
に向く面で切ったときの断面図である。この断面は第1
ハウジングを突起部で切っている。
【図5】第1実施形態の第2電気コネクタの斜視図であ
る。
【図6】第1実施形態の第2電気コネクタを幅方向に向
く面で切ったときの断面図である。
【図7】第1実施形態の第2電気コネクタを前後方向に
向く面で切ったときの断面図である。
【図8】第1実施形態の第1電気コネクタと第2電気コ
ネクタとを接続した状態で、これらの電気コネクタを前
後方向に向く面で切ったときの断面図である。
【図9】第2実施形態の第1電気コネクタの斜視図であ
る。
【図10】第2実施形態の第1電気コネクタを、第1端
子に沿って幅方向に向く面で切った断面図である。
【図11】第2実施形態の第1電気コネクタを、前後方
向に向く面で切ったときの断面図である。
【図12】第2実施形態の第2電気コネクタの斜視図で
ある。
【図13】第2実施形態の第2電気コネクタを幅方向に
向く面で切ったときの断面図である。
【図14】第2実施形態の第2電気コネクタを前後方向
に向く面で切ったときの断面図である。
【図15】第2実施形態の第1電気コネクタと第2電気
コネクタとを接続した状態で、これらの電気コネクタを
前後方向に向く面で切ったときの断面図である。
【図16】実施形態で用いた鉛フリー超高導電性プラス
チックの概略構造図である。
【図17】従来の溶融しない金属粉末を樹脂に混練した
プラスチックの概略構造図である。
【符号の説明】
100 第1電気コネクタ 110 第1ハウジング 111 本体 112 突起部 120 第1端子 121 接触部 122 接続部 200 第2電気コネクタ 210 第2ハウジング 211 空洞 220 第2端子 221 接触部 222 接続部 113 凹陥部 212 受入穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E023 AA08 BB02 EE02 EE11 EE18 EE40 FF01 HH28 5E085 BB21 CC03 DD01 EE29 EE33 HH01 JJ25

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 嵌合して接続する一対の電気コネクタで
    あって、第1電気コネクタが、合成樹脂により形成され
    た第1ハウジングと、第1ハウジングの表面に露出する
    接触部及び接続部を有して第1ハウジングに一体に成形
    されると共に、熱可塑性樹脂と、可塑化した熱可塑性樹
    脂に溶融し得る鉛フリーハンダと、この鉛フリーハンダ
    を上記熱可塑性樹脂中に細かく分散させることを補助す
    る金属粉末又は金属粉末と金属短繊維の混合物とを含む
    導電性樹脂組成物からなる鉛フリー超高導電性プラスチ
    ックにより形成された第1端子とを備え、第2電気コネ
    クタが、絶縁材料により形成された第2ハウジングと、
    上記鉛フリー超高導電性プラスチックよりも弾性に富む
    導電材料により形成され且つ第1端子の接触部に接触す
    る接触部及び第2ハウジングの表面に露出する接続部を
    有して第2ハウジングに設けられた第2端子とを備えて
    いることを特徴とする片方に樹脂ハンダを用いた一対の
    電気コネクタ。
  2. 【請求項2】 第1ハウジングは本体及びこの本体から
    突出する突起部を有し、第1端子は接触部が突起部の表
    面に露出し、接続部が本体の表面に露出しており、第2
    ハウジングは、第2端子を収容し且つ第1ハウジングの
    突起部が挿入する空洞を有し、第2端子は突起部に押さ
    れると弾性変形して復原力により第1端子の接触部に接
    触するように第2ハウジングに設けられている請求項1
    の片方に樹脂ハンダを用いた一対の電気コネクタ。
  3. 【請求項3】 第1ハウジングは本体及びこの本体から
    凹陥する凹陥部を有し、第1端子は接触部が凹陥部の表
    面に露出し、接続部が本体の表面に露出しており、第2
    ハウジングは、第2端子を収容し且つ第1ハウジングが
    挿入する受入穴を有し、第2端子は凹陥部に挿入して凹
    陥部に押されると弾性変形して復原力により第1端子の
    接触部に接触するように第2ハウジングに設けられてい
    る請求項1の片方に樹脂ハンダを用いた一対の電気コネ
    クタ。
  4. 【請求項4】 第1端子の接触部の表面に、硬度を高く
    するメッキ層が形成されている請求項1ないし4のうち
    いずれか1項に記載の片方に樹脂ハンダを用いた一対の
    電気コネクタ。
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