JP3506094B2 - ジャンクションボックスの内部回路と電線との接続構造 - Google Patents

ジャンクションボックスの内部回路と電線との接続構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用ワイヤハ
ーネスに接続されるシャンクションボックスの内部回路
とワイヤハーネスを構成する外部回路用の電線との接続
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近時、自動車に搭載される電装品の急増
に伴い、自動車用電気接続箱、特に、ジャンクションボ
ックスの内部に収容される回路が急増し、高密度で分岐
回路を形成するために、部品点数が非常に多くなり、組
み立て手数も非常にかかるようになっている。
【0003】自動車用電気接続箱のうち、図9に示すジ
ャンクションボックス1では、アッパーケース2とロア
ケース3の間に絶縁板4A〜4Eを介在させてバスバー
5A〜5Dを積層配置している。さらに、上下両端に電
線ガイド溝を設けた絶縁板15を配置して、該絶縁板1
5上に電線6A、6Bを布線して収容し、アッパーケー
ス2およびロアケース3に設けたコネクタ収容部、リレ
ー収容部、ヒューズ収容部に嵌合したリレー8、ヒュー
ズ、コネクタの端子を上記バスバーから突設したタブ7
と接続させると共に、上記電線6A、6Bを圧接端子
(図示せず)と圧接接続させ、該圧接端子をコネクタ、
リレー、ヒューズの端子と接続させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、ジャン
クションボックスの内部回路は主としてバスバー方式で
あるが、電線と該電線に圧接端子を接続させた圧接方式
を併用する場合もある。バスバー方式の場合、外部回路
用電線との接続は、上記したように、バスバーから屈折
したタブに中継端子を取り付け、該中継端子をコネクタ
に挿入係止されている電線端末の端子と嵌合接続させて
いる。また、電線と圧接端子も場合も、圧接端子に設け
たタブをコネクタ内の端子と嵌合接続させている。この
ように、いずれも、ジャンクションボックスのケース外
面に設けたコネクタ収容部に収容するコネクタを介して
接続しており、電線側では、電線端末に端子を接続し、
該端子をコネクタに挿入係止する必要があり、部品点数
および組み立て工数が掛かる問題があり、バスバー等の
内部回路側でもタブ等の接続用端子を設ける必要があ
り、加工工数が多くなる問題がある。
【0005】また、通常、コネクタ収容部はジャンクシ
ョンボックスの上下両面に設けられているため、積層配
置するバスバーあるいは/および電線からコネクタまで
の間の回路を迂回させる必要があり、回路設計が非常に
複雑になる等も問題もある。そのため、ジャンクション
ボックスへの取り込み回路が多くなると、1層当たりの
配索回路が少なくなり、その結果、層数が多くなって、
ジャンクションボックスが大型化、複雑化する問題があ
る。また、多数のバスバーを必要とすると共に、回路変
更に応じて金型から形成しなければならず、非常にコス
ト高になっている。また、バスバーの間には必ず絶縁板
を介在させなければならず、部品点数および組みつけ工
数が増加する問題がある。
【0006】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、ジャンクションボックスに収容する内部回路と外部
回路用電線とを、内部回路側に端子を設けることなく、
かつ、中継端子を必要とせず、しかも、コネクタレスで
直接的に接続出来るようにすることを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、ジャンクションボックス内に収容する回
路体を備え、上記回路体は、金型による1回目の絶縁性
樹脂の射出成形(1色目)で基板部が成形され、この基
板部を別の金型内に移して、熱可塑性樹脂中に金属繊維
あるいは低融点合金を分散させてネットワーク状に接合
させている高導電性樹脂を射出成形(2色目)し、この
2工程で、絶縁性樹脂からなる基板部に高導電性樹脂か
らなる導電部の表面が露出した状態で埋設されて一体的
に成形され、該導電部は所要の回路に形成されており、
ジャンクションボックスの外面に設けた開口より外部回
路を構成する電線を挿入し、該電線端末から露出させた
芯線を、上記回路体の回路上に載置して、高導電性接着
剤で固着して電気接続していることを特徴とするジャン
クションボックスの内部回路と電線との接続構造を提供
している。
【0008】即ち、ジャンクションボックスに収容する
内部回路体として、今まで用いられているバスバー、電
線と圧接端子、あるいはFPCとは異なる新規な回路体
を用いている。該回路体は、上記のように、絶縁性樹脂
からなる回路基板部に、高導電性樹脂からなる導電部の
表面が露出した状態で埋設されて一体的に成形されてお
り、上記導電部は所要の回路形状に成形されている。こ
のように、回路パターンを形成する導電部を高導電性樹
脂を射出成形して形成すると、導電部を効率よく配置で
き、高密度に分岐回路を設けるできると共に、電線の芯
線を高導電性接着剤を用いて直接的に接続することがで
きる。この高導電性接着剤としては、銀粉、錫合金粉等
を導電性フィラーをマトリクス樹脂中に分散させた構成
からなるもの、例えば、ニホンハンダ社製の商品名「ド
ーデント」等が好適に用いられる。
【0009】特に、回路体の回路のうち、電線と接続す
る回路の端末を、回路体の一辺側に集中して並設してお
く一方、電線を平行配線して対応する回路と当接させ、
接着剤による接着位置を並列状態で集中させておくと、
接着剤による接着工程を一度に行うことができ、作業性
を向上させることができる。
【0010】具体的には、上記電線挿入用の開口をジャ
ンクションボックスのアッパーケースとロアケースとが
接合する側面に設け、上記開口よりワイヤハーネスを構
成する電線端末を挿入し、これら電線端末から露出させ
た芯線を、上記回路体の所要の回路の上面(あるいは下
面)に当接させて、高導電性接着剤で固着することが好
ましい。
【0011】上記のように回路体の回路とワイヤハーネ
スの電線とを接続すると、回路側にタブ等の端子を設け
ることなく、かつ、中継端子も必要とせず、コネクタレ
スで、直接的にワイヤハーネスの電線と接続することが
できる。また、ジャンクションボックスの側面にワイヤ
ハーネスとの接続部を設けると、ジャンクションボック
スとの上下面での接続以外に接続箇所を増加することが
でき、ジャンクションボックスの効率的な利用を図るこ
とができる。
【0012】また、上記電線挿入用の開口は側面に限ら
ず、ジャンクションボックスのアッパーケースの上面あ
るいは/およびロアケースの下面に設け、電線を垂直方
向からケース内部に挿入し、回路体の回路と接触させる
部分で屈折させて接着剤で接続してもよい。
【0013】なお、ジャンクションボックス内にバスバ
ー、電線と圧接端子からなる内部回路を収容して、上記
回路体と併用して用いている場合には、従来と同様に、
ジャンクションボックスの上下面にコネクタ収容部を設
けて、ワイヤハーネスとコネクタ接続している。また、
上記回路体の回路も中継ピン等を介して、ワイヤハーネ
スの電線群とコネクタ接続しても良いことは言うまでも
ない。
【0014】上記電線の芯線と回路とを接続する高導電
性樹脂剤として、回路体の導電部を形成する高導電性樹
脂を用いることができる。その場合、回路体の電線芯線
と接続する回路部の端部には電線挿入溝を有する突起を
設けておき、該電線挿入溝に電線の芯線を挿入した後に
上記突起を加熱溶融して接着することが好ましい。
【0015】上記回路パターンを構成する導電性樹脂
は、特開平10−237331号、特開平11−342
522号に開示されているように、熱可塑性樹脂中で、
銅、ニッケル、鉄等からなる金属繊維を混入させたもの
と、鉛フリーハンダ(低融点半田)とCu粉等の低融点
合金を分散させた導電性樹脂組成物からなる。
【0016】導電性の金属繊維が配合される熱可塑性樹
脂としては、プロピレン、ポリエチレン、ポリスチレ
ン、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂、変
性ポリフェニレンオキサイド樹脂、ポリブチレンテレフ
タレート樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリ
アミド樹脂、芳香族ポリアミド樹脂、ポリフェニレンサ
ルファイド樹脂、液晶ポリマー、ポリエーテルイミド、
ポリベンゾイミダゾール、ポリエーテルエーテルケト
ン、ポリエーテルサルフォン等の樹脂を単独あるいはブ
レンドして用いることが可能であり、特にアクリロニト
リル・ブタジエン・スチレン樹脂、ポリブチレンテレフ
タレート樹脂が好適に用いられる。
【0017】上記熱可塑性樹脂に混合して分散させると
共にネットワーク状に接合させる低融点合金は、融点が
100℃以上、好ましくは200℃以上で、射出成形時
に溶融する合金を使用され、Sn−Pb系、Sn−Ag
−Pb系、Sn−Bi系、Sn−Bi−In系、Bi−
Pb系、Bi−Sn系、Sn−Cu系、Sn−Cu−N
i−P系、Sn−Ag系、Sn−Bi−Pb系、Sn−
In系のものが挙げられる。
【0018】 上記高導電性樹脂を導電部として用いる
上記回路体は、前記したように、金型による1回目の射
出成形(1色目)を絶縁性樹脂で行って基板部を成形
し、この基板部を別の金型で、2回目の射出成形(2色
目)を高導電性樹脂で行って導電部を成形し、2工程
で、基板部と導電部が平板形状に一体化した回路体を成
形している。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図面を参照し
て説明する。図1は自動車用ワイヤハーネスに接続され
るジャンクションボックス10の分解斜視図であり、1
1はアッパーケース、12はロアケース、13(13
A、13B)は回路体、14はバスバー、15は圧接用
の単芯線、16は圧接端子、17は導電ピン、18はワ
イヤハーネスを構成する外部回路用の電線である。な
お、図示していないが、隣接して積層配置される回路体
13Aとバスバー14との間には絶縁板を介在させてい
る。
【0020】上記のように、ジャンクションボックス1
0では、回路体13と共に、バスバー14および単芯線
15と圧接端子16とからなる内部回路も用いている
が、回路体13のみで内部回路を構成しても良い。ま
た、回路体13は図示では2層であるが、2層以上の多
層としても良いことは言うまでもない。
【0021】上記回路体13(13A、13B)は、図
2(A)(B)(C)に示す構成で、絶縁性樹脂からな
る基板部20に、高導電性樹脂からなる導電部21(図
中、斜線で示す)の表面が露出した状態で埋設されて、
平板形状に一体的に成形されている。
【0022】上記導電部21の表面21aは、基板部2
0の上面20aと面一に露出して、所要の回路が形状さ
れている。また、外部回路用電線18と接続する回路C
は、回路体13の一辺側の端縁まで並列状態で延在させ
ている。基板部20の下面20bには導電部21が露出
しておらず、絶縁性樹脂層のみからなる絶縁面としてい
る。また、基板部20の外周面20cにも導電部21を
露出させている。
【0023】上記回路体13の製造は、まず、上下金型
のキャビテイに絶縁性樹脂を注入して、基板部20のみ
からなる一次成形品を射出成型する。この状態では基板
部20に導電部21は設けられていない。ついで、上型
を別の金型に変えて、下型と接合して型締めし、基板部
20と交換した上型との間にキャビテイを形成し、この
キャビテイに高導電性樹脂を注入して導電部21を射出
成形する。これにより、基板部20の表面に所要の回路
形状の導電部21を備えた回路体13が一体成形され
る。
【0024】上記回路体13の導電部21からなる回路
のうち、ワイヤハーネスの電線18を接続する必要があ
る回路Cは、前記したように、回路体13の一辺に集中
して並列に設けており、これら回路Cに対して、図3
(A)(B)に示すように、電線18の端末から露出さ
せた芯線18aを回路Cの上面に載置し、高導電性接着
剤30を塗布して固着し、電線18と回路Cとを電気接
続している。
【0025】上記電線wは平行配線状態で、図4に示す
ように、アッパーケース11とロアケース12との側面
に嵌合部に設けた開口32よりボックス内部にコネクタ
レスで直接に挿入している。即ち、回路体13に電線1
8を接着固定してロアケース12内に積層配置してお
き、その後、アッパーケース11を被せて、開口32よ
り電線18を外部に引き出している。
【0026】回路体13Aと13Bとを積層配置し、且
つ、これら回路体13A、13Bにそれぞれ電線18を
接着固定する場合には、図5に示すように、回路対13
Aと13Bの絶縁面を当接させて積層し、上層の回路体
13Aの上面の回路に電線18−1を接着し、下層の回
路体18の下面の回路に電線18−2を接着している。
【0027】なお、図6(A)に示すように、電線の芯
線18aと固着する高導電性樹脂からなる回路部分に、
U形状の電線挿入溝35aを有する突起35を一体成形
で予め設けておき、図6(B)に示すように、電線挿入
溝35aに電線の芯線18aを挿入し、その後、突起3
5の高導電性樹脂を加熱溶融して、芯線18aに接着し
てもよい。
【0028】また、電線18と回路との接着位置を並列
にする必要はなく、図7に示すように、所要の回路位置
まで電線18を延在させ、その端末芯線18aを回路C
と接着固定すればよい。その際、電線18は端末芯線以
外は絶縁被覆されているため、他の回路の上面を接して
も問題はなく、回路体18の構成を変更することなく、
電線18の端末芯線と回路との接着位置を変えるだけ
で、回路変更に対応させることができる。
【0029】上記のように、電線18と回路体13の回
路を構成する導電部21とを直接に接続することが出来
るが、アッパーケース11とロアケース12に設けたコ
ネクタ収容部11a、12a、ヒューズ収容部11b、
12b,リレー収容部12cに収容する端子とは、図8
に示すように、上下両端にタブ17a、17bを形成し
た導通ピン17を介して行ってもよい。即ち、回路体1
3の導電部21に設けた挿入孔26に導電ピン17の一
端のタブ17bを圧入して面接触させる一方、コネクタ
収容部に挿入するコネクタ内の電線端末のメス端子と導
電ピン17の他端のタブ17aとを嵌合接続している。
ヒューズ、リレーの端子と接続する場合は導電ピン17
の一端にメス端子部を設けておけばよい。
【0030】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、ジャンクションボックスの内部回路として、
高導電性樹脂からなる導電部を絶縁性樹脂からなる基板
部と一体成形した回路体を用いるため、回路設計の自由
度が高く、高密度配索が可能で、ジャンクションボック
スの小型化、軽量化などを図ることができる。また、該
回路体の回路を構成する導電部に対して、外部回路用電
線の端末芯線を当接させて、高導電性接着剤を用いて接
着すると、コネクタレスで電線と内部回路とを接続する
ことができる。
【0031】よって、電線側では端子接続、該端子のコ
ネクタ組みつけが不要になる一方、ジャンクションボッ
クスの内部回路側ではタブ等の端子を設ける必要がなく
なり、部品点数、組みつけ工数の大幅な減少を図ること
ができ、その結果、ジャンクションボックスの製作コス
トの低減化を達成できる。
【0032】さらに、電線の端末芯線と回路との接着位
置を変えるだけで回路構成を簡単に変えることができ、
回路設計の変更に容易に対応させることができ、よっ
て、回路体自体の共用化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態のジャンクションボックス
の分解斜視図である。
【図2】 回路体を示し、(A)は斜視図、(B)は
(A)のX矢視図、(C)は断面図である。
【図3】 (A)(B)は回路体の回路と電線との接続
工程を示す図面である。
【図4】 回路体の回路と接続した電線のジャンクショ
ンボックスへの挿入形態を示す概略斜視図である。
【図5】 変形例を示す概略断面図である。
【図6】 (A)は他の変形例を示す概略断面図、
(B)は電線との接着工程を示す概略断面図である。
【図7】 電線と回路との接続位置の変形例を示す概略
図である。
【図8】 回路体と電線とをコネクタ接続する場合の方
法を示す概略図である。
【図9】 従来のジャンクションボックスの分解斜視図
である。
【符号の説明】
10 ジャンクションボックス 11 アッパーケース 12 ロアケース 13(13A、13B) 回路体 14 バスバー 15 単芯線 17 導通ピン 18 外部回路用電線 18a 芯線 20 基板部 21 導電部 30 高導電性接着剤 32 開口 35 突起 35a 電線挿入溝 C 回路
フロントページの続き (72)発明者 小林 宣史 三重県四日市市西末広町1番14号 住友 電装株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−139216(JP,A) 特開 平9−92987(JP,A) 特開 平11−312849(JP,A) 特開 平6−291160(JP,A) 特開 平10−173305(JP,A) 特開 昭63−7128(JP,A) 実開 平5−11472(JP,U) 実開 平5−77817(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 3/16 B60R 16/02 H05K 5/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジャンクションボックス内に収容する回
    路体を備え、上記回路体は、金型による1回目の絶縁性樹脂の射出成
    形(1色目)で基板部が成形され、この基板部を別の金
    型内に移して、熱可塑性樹脂中に金属繊維あるいは低融
    点合金を分散させてネットワーク状に接合させている高
    導電性樹脂を射出成形(2色目)し、この2工程で、絶
    縁性樹脂からなる基板部に高導電性樹脂からなる導電部
    の表面が露出した状態で埋設されて一体的に成形され、
    導電部は所要の回路に形成されており、 ジャンクションボックスの外面に設けた開口より外部回
    路を構成する電線を挿入し、該電線端末から露出させた
    芯線を、上記回路体の回路上に載置して、高導電性接着
    剤で固着して電気接続していることを特徴とするジャン
    クションボックスの内部回路と電線との接続構造。
  2. 【請求項2】 上記回路体は略平板形状としており、ま
    た、上記電線挿入用の開口をジャンクションボックスの
    アッパーケースとロアケースとが接合する側面に設けて
    いる請求項1に記載のジャンクションボックスの内部回
    路と電線との接続構造。
  3. 【請求項3】 上記電線の芯線と回路とを接続する高導
    電性接着剤として、回路体の導電部を形成する高導電性
    樹脂を用いている請求項1または請求項2に記載のジャ
    ンクションボックスの内部回路と電線との接続構造。
  4. 【請求項4】 上記回路体の電線芯線と接続する回路に
    は電線挿入溝を有する突起を設け、該電線挿入溝に挿入
    された電線の芯線を上記突起を加熱溶融して接着してい
    る請求項3に記載のジャンクションボックスの内部回路
    と電線との接続構造。
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