JP2002298005A - 販売促進ネットワークシステム - Google Patents

販売促進ネットワークシステム

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JP2002298005A
JP2002298005A JP2001099094A JP2001099094A JP2002298005A JP 2002298005 A JP2002298005 A JP 2002298005A JP 2001099094 A JP2001099094 A JP 2001099094A JP 2001099094 A JP2001099094 A JP 2001099094A JP 2002298005 A JP2002298005 A JP 2002298005A
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JP2001099094A
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Masanori Kawasumi
昌則 川澄
Takeshi Kimura
毅 木村
Hiroshi Watanabe
浩 渡辺
Toshiyuki Tokuno
俊之 徳野
Yoshio Inahara
美穂 稲原
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 顧客による販売促進用情報の取得率を向上で
きる、情報を必要とする顧客に必要とする情報を印刷提
供できる販売促進ネットワークシステムを提供する。 【解決手段】 本発明の販売促進ネットワークシステム
は、商品の販売促進のための販売促進用案内情報を携帯
端末に表示させ、顧客が必要ならば、印刷要求を受け付
けて、携帯端末とは別個の印刷手段によって、販売促進
用案内情報に関連している、印刷し得る形式の販売促進
用印刷情報を印刷出力するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、販売促進ネットワ
ークシステムに関し、例えば、スーパーマーケットや百
貨店などの商品販売店や、レストランや旅行会社などの
サービス提供会社における商品やサービス(以下、これ
らをまとめて商品と呼ぶこともある)の販売を促進しよ
うとしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、スーパーマーケットや百貨店など
の小売店は、特売情報やセール情報などの販売促進用の
情報を、例えば、新聞のチラシやテレビ広告によって広
く報知したりしている。
【0003】また、従来、スーパーマーケットや百貨店
などの多くは、ホームページを通じて、販売促進用の情
報を提供している。例えば、携帯電話やパソコンを介し
て配信を要求している顧客(の携帯電話やパソコン)に
対し、インターネット網(以下、単にインターネットと
呼ぶ)を介して、販売促進用の情報を提供するようなこ
とも行われている(例えば、特開2001−36569
号公報)。
【0004】さらに、顧客をその者の嗜好や販売する商
品などに応じて顧客データベースから選択し、その顧客
が有する携帯電話に対し、オペレータの肉声により、又
は、合成音声やテキストデータなどにより、販売促進用
の情報を提供するようなことも行われている(特開20
00−201228号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、新聞の
チラシやテレビ広告による情報提供方法は、不特定多数
に対する報知であるため、広告費用に対する販売促進効
率が必ずしも高いものではなく、また、その広告に対す
る顧客の反応などの把握も容易ではなく、さらに、顧客
情報の収集や管理には広告行為がなんら役立たない。
【0006】また、ホームページなどを通じた情報提供
方法の場合には(例えば、特開2001−36569号
公報)、購入に興味を持っている顧客だけがアクセスし
てくるという利点を有する反面、今日のような膨大なホ
ームページが存在している時代においては、アクセスし
てくる顧客数は必ずしも多くは存在しない。さらに、特
売品やセール品毎の説明をホームページに含めたり、商
品販売店の位置を示す地図をホームページに含めるよう
にすると、ホームページの構成が複数ページ構成にな
り、顧客から見れば操作性が悪いものとなる。特に、携
帯電話への情報提供を考慮すると、1回の通信での提供
情報量は少なく、ホームページ数が多大になる。
【0007】さらに、その顧客が有する携帯電話に対
し、オペレータの肉声により、又は、合成音声やテキス
トデータなどにより、販売促進用の情報を提供する方法
の場合には(特開2000−201228号公報)、提
供先の機器が携帯電話であるので、提供する情報量が少
量に抑えられるという課題がある。オペレータの肉声や
合成音声による提供である場合には、余り長く話すと顧
客が嫌悪感を持つので、提供する情報量が少量に抑えら
れ、電子データで情報を提供する場合にも、表示画面の
制約などで提供する情報量が少量に抑えられる。また、
電子データでの提供をインターラクティブに行うように
し、提供情報量を増やそうとした場合には、上述したホ
ームページでの提供の場合と同様に、電子データの構成
が複雑になり、顧客から見れば操作性が悪いものとな
る。
【0008】また、情報を提供する顧客を、その者の嗜
好や販売する商品などに応じて顧客データベースから選
択するが、顧客データベースは当初のアンケートに基づ
いて構築しており、顧客の嗜好の変化などに対応できて
いない。顧客の嗜好の変化などに対応しようとすると、
アンケートを頻繁に行うことになるが、アンケートの回
数が多くなれば嫌悪感を抱く顧客も多くなる。また当初
のアンケートには回答したが、情報提供に対し、1回も
反応しない顧客に対しても継続して情報提供が繰り返さ
れるという課題もある。
【0009】ところで、電子データやホームページを必
要に応じて印刷することも行われるが、アクセス時点で
印刷した場合には、購入日までの日数が長くて印刷した
用紙を紛失する恐れがあり、印刷枚数が多数に渡る恐れ
がある。また、情報提供先が携帯電話の場合には、印刷
を行うことができず、又は、携帯電話を他の装置にケー
ブル接続して印刷を行うことになり、実際的ではない。
【0010】本発明は、以上の点に鑑みなされたもので
あり、顧客による販売促進用情報の取得率を向上させた
り、情報を必要とする顧客に必要とする情報を印刷提供
したりできるなど、各種のメリットを発揮可能な販売促
進ネットワークシステムを提供しようとするものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の販売促進ネット
ワークシステムは、(1)顧客情報を記憶する第1の記
憶手段と、(2)顧客に対して案内を行うための案内情
報を記憶する第2の記憶手段と、(3)上記第2の記憶
手段に記憶された上記案内情報に関連する印刷情報を記
憶する第3の記憶手段と、(4)上記第1の記憶手段に
記憶されている顧客情報に基づいて、上記第2の記憶手
段に記憶されている案内情報を送信する送信手段と、
(5)この送信手段から送信された上記案内情報を受信
すると共に、受信した上記案内情報に関連する上記印刷
情報を印刷させる印刷要求を送信する情報端末と、
(6)この情報端末からの上記印刷要求を受信すると共
に、この受信履歴を顧客毎に管理し、この受信履歴に基
づいて、上記第1の記憶手段に記憶されている顧客情報
を更新する管理手段と、(7)この管理手段が上記情報
端末からの上記印刷要求を受信したことに応じて、上記
第3の記憶手段に記憶されている上記印刷情報を印刷す
る印刷端末とを有することを特徴とする。
【0012】また、他の本発明の販売促進ネットワーク
システムは、(1)商品の販売促進のための販売促進用
案内情報を記憶している販売促進用案内情報記憶手段
と、(2)上記販売促進用案内情報に関連している、印
刷し得る形式の販売促進用印刷情報を記憶している販売
促進用印刷情報記憶手段と、(3)販売促進用案内情報
を送信し得る顧客の情報を記憶、管理している顧客情報
記憶管理手段と、(4)与えられた販売促進用案内情報
を表示すると共に、印刷予約を適宜返信する、顧客が所
有する携帯形表示手段と、(5)上記顧客情報記憶手段
に記憶されている全ての顧客又は指定された顧客に対
し、上記販売促進用案内情報記憶手段に記憶されてい
る、指定された販売促進用案内情報を送信する案内情報
送信手段と、(6)上記携帯形表示手段からの印刷予約
を受信して管理する印刷予約管理手段と、(7)印刷要
求の受信時に、上記印刷予約管理手段に管理されている
印刷予約との対応を確認し、上記販売促進用印刷情報記
憶手段に記憶されている販売促進用印刷情報を送信する
印刷情報送信制御手段と、(8)印刷予約に対応した印
刷要求を送信すると共に、返信された販売促進用印刷情
報を印刷する印刷手段とを通信網を介して接続可能に有
することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】(A)実施形態 以下、本発明による販売促進ネットワークシステムの実
施形態を図面を参照しながら詳述する。
【0014】この実施形態の販売促進ネットワークシス
テムは、携帯端末に対して販売促進用情報を配信すると
共に、携帯端末からの印刷指示に基づいて、上記販売促
進用情報に関連する詳細印刷情報などを所望のプリンタ
デバイスでプリントアウトするものである。なお、以下
では、前者の情報を、販売促進用概略案内情報と呼び、
後者の情報を販売促進用詳細印刷情報と呼ぶこととす
る。
【0015】(A−1)実施形態の構成 この実施形態の販売促進ネットワークシステムは、図1
に示すように、携帯端末2、コンテンツサーバ3、プリ
ントオンデマンドサーバ4、プリントコンテンツデータ
ベース5、プリンタデバイス6、プリンタコントローラ
7及び販売店サーバ8を有し、携帯端末2、コンテンツ
サーバ3、プリントオンデマンドサーバ4、プリントコ
ンテンツデータベース5、プリンタコントローラ7及び
販売店サーバ8がインターネットなどの通信網1を介し
て接続されている。
【0016】なお、図1では、通信網との接続機能を有
する全ての要素2〜5、7、8が同一の通信網1を介し
て接続し得るように示しているが、この実施形態の場合
には、2要素間の接続に係る通信網は、その2要素間の
組合せによって異なるものであっても良い。但し、携帯
端末2及びコンテンツサーバ3間は、電子メールの授受
機能を提供する通信網1を介して接続し得ることを要す
る。
【0017】また、図1においては、各要素2〜8を1
個ずつ示しているが、複数存在しても良く、携帯端末
2、プリンタデバイス6などは、複数存在することを意
図している。
【0018】携帯端末2は、コンテンツサーバ3との間
で電子メールの授受を実行できる、ブラウザ機能を有す
る携帯型の端末装置であり、携帯電話(Web電話、ブ
ラウザフォン、スマートフォン)や携帯機器(Pal
m、PDA、サブノートパソコン)、又は、同等の機能
を有するパソコンなどにより構成されている。なお、携
帯端末2及びコンテンツサーバ3間の通信網がインター
ネットである場合には、インターネットに対するブラウ
ザ機能を有することを要する。
【0019】コンテンツサーバ3は、情報の送受信、配
信を行うサーバであり、配信する情報は販売促進用概略
案内情報にアクセスするための電子メールである。コン
テンツサーバ3は、例えば、メールサーバ(SMTPサ
ーバ)やWWWサーバ(HTTPサーバ)などにより構
成されている。
【0020】プリントオンデマンドサーバ4は、販売促
進用詳細印刷情報の印刷(及び販売促進用概略案内情報
の送信処理)に対する課金、販売店管理、セキュリティ
管理、印刷履歴管理などを統合的に行うサーバであり、
印刷サービスを提供するものである。販売促進用概略案
内情報の送信処理に対する課金は、コンテンツサーバ3
が行っても良い。なお、販売促進用詳細印刷情報の印刷
に対する課金先は、例えば、販売店であることがシステ
ムの利用率向上の面から好ましい。
【0021】プリントコンテンツデータベース5は、印
刷用コンテンツ(販売促進用詳細印刷情報)を保管する
データベースであり、この実施形態の場合には、プリン
トオンデマンドサーバ4により管理されるものである。
【0022】プリントコンテンツデータベース5が保管
する印刷用コンテンツ、すなわち、販売促進用詳細印刷
情報は、コンテンツサーバ3から、複数の携帯端末2が
取り出して表示させた販売促進用概略案内情報に対応し
た詳細印刷情報などとなっている。例えば、販売促進用
概略案内情報が冬物一掃セールの開催や対象となる複数
の商品分類などを記述している場合には、販売促進用詳
細印刷情報は商品分類毎に用意され、セールの対象とな
る商品やその価格(後述するようなクーポン券や付随情
報などを適宜含む)などを記述しているものである。
【0023】プリンタデバイス6は、プリンタもしくは
プリント機能を有する機器(複合機、FAXなど)であ
り、プリンタコントローラ7の制御下で、販売促進用詳
細印刷情報を印刷するものである。
【0024】プリンタコントローラ7は、プリンタデバ
イス6を制御するものであり、通信網1側から与えられ
た販売促進用詳細印刷情報をプリンタデバイス6によっ
て印刷出力させるものである。プリンタコントローラ7
は、プリンタデバイス6内の機能としてプリンタデバイ
ス6内に包含されていても良い。また、1台のプリンタ
コントローラ7が、後述するように、複数のプリンタデ
バイス6を制御するようにしても良い。
【0025】なお、プリンタデバイス6及びプリンタコ
ントローラ7の組は、駅その他の街中の種々の所に設置
されていることが好ましく、当該システムで販売促進用
情報の提供元となっている百貨店やスーパーマーケット
などの販売店の店内にも設置されていることが好まし
い。
【0026】販売店サーバ8は、販売促進用情報に係る
販売店(又はその経営会社)に設けられているものであ
り(パソコンレベルのものであっても良い)、販売促進
用情報(販売促進用概略案内情報及び販売促進用詳細印
刷情報)を通信網1を介してコンテンツサーバ3やプリ
ントコンテンツデータベース5に与えたり、顧客の商品
購入の際に利用された後述するクーポン券などに基づい
て、顧客情報の更新を行うものである。
【0027】なお、顧客情報のデータベースは、販売店
サーバ8に設けられていても良く(以下、この場合とし
て説明する)、プリントオンデマンドサーバ4若しくは
コンテンツサーバ3に設けられていても良い。
【0028】図2は、携帯端末2の詳細構成例を示すブ
ロック図であり、携帯端末2がインターネットなどのア
クセス機能を有する携帯電話である場合の構成を示して
いる。携帯端末2は、ハードウェア的には、図2に示す
ような一般的な構成を有する。
【0029】携帯端末2は、外観的には、本体11と送
受信用のアンテナ部12により形成されており、本体1
1の前面には、図示しないスピーカ孔、表示部14、操
作部15及び図示しないマイク孔などが設けられてい
る。
【0030】スピーカ孔に対向する本体11内には、受
話部(スピーカなど)25が設けられており、マイク孔
に対向する本体11内には、送話部(マイクなど)24
が設けられている。表示部14は、種々の操作案内など
が表示されるものである。操作部15は、携帯電話とし
て用いる際の種々の設定を行ったり、電話番号の入力を
行ったり、携帯情報処理端末として用いる場合の設定を
行ったり、モード設定の変更を指示するものである。
【0031】本体11内には、全体を制御する制御回路
20、携帯電話用の制御プログラム、ID番号(認識番
号、機体番号)などの各種情報を記憶するメモリ21、
変調復調回路(送受信回路)としてのモデム22、送話
部24、受話部25、電源発生回路26、電池部27な
どが設けられている。
【0032】モデム22は、アンテナ部12に接続さ
れ、アンテナ部12にて受信した受信データを復調して
制御回路20や電源発生回路26へ出力したり、制御回
路20からの送信データをアンテナ部12を用いて送信
したりするものである。なお、モデム22は、携帯電話
として用いられる際と、情報処理端末として用いられる
際とで、信号周波数の違いなどがあれば複数設けられて
いても良い(例えばブルートゥース通信対応の場合)。
また、携帯電話として用いられる際と、情報処理端末と
して用いられる際とは、メモリ21に登録されている別
々のアプリケーションにより制御されるようになってい
る。
【0033】送話部24は、マイクなどにより構成さ
れ、携帯電話として用いる際に利用者により発せられた
音声信号を音声データに変換して出力するものである。
【0034】受話部25は、スピーカなどにより構成さ
れ、供給された受信音声データを音声信号に変換してス
ピーカから発音出力するものである。
【0035】電源発生回路26は、モデム22からの受
信データ(電波)に基づいて、動作用電源電圧を生成
し、制御回路20、モデム22、送話部24、受話部2
5、操作部15、表示部14に供給するものである。
【0036】電池部27は、電源発生回路26が作動し
ていない際に、各部に電源電圧を供給するものである。
【0037】コンテンツサーバ3は、図3に示すよう
に、全体を制御する制御部3a、情報出力装置3b、情
報入力装置3c、データベース3d、上記通信網1と接
続される情報通信部3eなどを有する。
【0038】制御部3aは、情報通信部3eから供給さ
れる通信情報を解析し、必要な販売促進用概略案内情報
などをデータベース3dより取り出して情報通信部3e
から送信したり、又は、必要な販売促進用概略案内情報
などをデータベース3dに格納したりする。
【0039】情報出力装置3bは、データベース3dの
販売促進用概略案内情報などを出力するものである。シ
ステムの規模により、コンテンツサーバ3の外部に設け
られていても良い。この情報出力装置3bとしては、プ
リンタ、MO、CD−R、カセットテープ、DVD−R
AM、FD、ハードディスク、ビデオテープなどを適用
できる。
【0040】情報入力装置3cは、データベース3dへ
の販売促進用概略案内情報などを入力するものである。
この情報入力装置3cとしては、キーボード、マウス、
ペン入力、スキャナ、OCRなどを適用できる。システ
ムの規模により、コンテンツサーバ3の外部に設けられ
ていても良い。
【0041】データベース3dは、種々の種類の情報を
記憶するものである。この情報としては、文章、画像、
動画像、音声などである。データベース3dは、提供す
る販売促進用概略案内情報を格納しておくと共に、必要
に応じて、携帯端末2から受け取った情報なども格納し
ておくものである。
【0042】情報通信部3eは、携帯端末2などから通
信網1を介して供給される通信情報を受信したり、デー
タベース3dからの販売促進用概略案内情報などの通信
情報を通信網1を介して携帯端末2などに送信するもの
である。
【0043】各販売促進用概略案内情報は、階層構造を
有するものであっても良く、このような階層構造をとっ
ている場合には、当初に配信される情報は、当該コンテ
ンツサーバ3にアクセスするための情報も含まれる。
【0044】プリントオンデマンドサーバ4は、図4に
示すように、全体を制御する制御部4a、管理用メモリ
4b、上記通信網1と接続される情報通信部4c、格納
部4dなどを有する。
【0045】制御部4aは、情報通信部4cから供給さ
れる通信情報を解析し、必要な情報を格納部4dより取
り出して情報通信部4cから送信したり、又は、必要な
情報(販売促進用詳細印刷情報)をプリントコンテンツ
データベース5から読み出して格納部4dに格納したり
するものである。制御部4aは、携帯端末2から他の装
置を介して受信した印刷要求に基づいて、今回のプリン
ト用の識別番号(以下、PIDと呼ぶ)としての新規P
IDを生成し、この生成したPIDと、携帯端末2の携
帯番号あるいはアドレスと、販売促進用詳細印刷情報と
の対応を、管理用メモリ4bのPID管理テーブル4f
に登録するものである。
【0046】管理用メモリ4bは、登録エリアテーブル
4e及びPID管理テーブル4fを有する。
【0047】登録エリアテーブル4eは、プリントコン
テンツデータベース5での各販売促進用詳細印刷情報を
登録している場所情報を記憶しているものである。すな
わち、各販売促進用詳細印刷情報のID毎の販売促進用
詳細印刷情報の登録場所を記憶しているものであり、例
えば、図6に示すように、詳細印刷情報IDと販売促進
用詳細印刷情報ファイル名の対応表となっている。この
場所情報には、販売促進用概略案内情報若しくはその選
択肢などと、販売促進用詳細印刷情報との対応関係の情
報も盛り込まれていても良い。又は、登録場所テーブル
4eは、販売促進用概略案内情報のアドレスをキーとし
た販売促進用詳細印刷情報のプリントコンテンツデータ
ベース5での登録エリアを記憶しているものである。
【0048】以上のように、登録場所テーブル4eは、
携帯端末2に表示させる販売促進用概略案内情報と、プ
リンタデバイス6で印刷させる販売促進用詳細印刷情報
とを関連付けているものである。
【0049】PID管理テーブル4fは、例えば、図7
に示すように、発行したPIDと、PIDに対応する販
売促進用詳細印刷情報(のID)と、顧客データとして
の携帯番号あるいはアドレスなどの対応表となってい
る。
【0050】プリントコンテンツデータベース5は、図
5に示すように、全体を制御する制御部5a、上記通信
網1と接続される情報通信部5b、販売促進用詳細印刷
情報が登録されているデータベース5cなどが設けられ
ている。
【0051】制御部5aは、情報通信部5bから供給さ
れる通信情報を解析し、必要な販売促進用詳細印刷情報
をデータベース5cより取り出して情報通信部5bから
送信するものである。
【0052】図8は、プリンタデバイス6及びプリンタ
コントローラ7の詳細構成例を示すブロック図である。
【0053】プリンタコントローラ7は、分散処理サー
バとして用いられるものであり、図8に示すように、全
体を制御する制御部7aを有する。この制御部7aに
は、上記通信網1と接続されるネットワークインターフ
ェース7b、販売促進用詳細印刷情報が適宜格納される
HDD(他の記憶装置でも良い)7c、収容している1
又は複数のプリンタデバイス6とのSCSIバス(他の
プロトコルなどに従うバスでも良い)を介した通信イン
タフェースを行う複写機インターフェース7d−1、7
d−2、操作表示部7eが接続されている。
【0054】なお、図8は、1台のプリンタコントロー
ラ7が収容し得るプリンタデバイス6が2台の場合を示
している。また、プリンタデバイス6が複写機の場合を
示している。操作表示部7eは、操作部と表示部に分離
されているものでも良いが、タッチパネルなどの操作部
と表示部とが融合されているものでも良い。
【0055】一方、複写機が該当するプリンタデバイス
6にも、全体を制御する制御部6aが設けられている。
この制御部6aは、その動作の制御を司るCPU(ce
ntra1 processing unit)、この
プリンタデバイス6の動作のソフトウェアが格納されて
いるROM(Read on1y memory)、画
像データやその他動作上のデータが一時格納されるRA
M(random access memory)(S
−RAM)などにより構成されている。
【0056】制御部6aは、自動原稿送り装置(AD
F)6b、スキャナ部6c、プリンタ部6d、操作パネ
ル6e、HDD6f、コントローラインターフェース6
gが接続されている。
【0057】自動原稿送り装置6b及びスキャナ部6c
は、複写機としての一般的なものである。
【0058】プリンタ部6dは、スキャナ部6cによる
原稿の読取り画像データのプリントを行うだけでなく、
プリンタコントローラ7から与えられた画像データ(販
売促進用詳細印刷情報の画像データ)のプリントを行う
ものである。
【0059】操作パネル6eは、タッチパネル内蔵の液
晶表示部とテンキーなどのハードキーで構成される表示
入力部として用いられ、タッチパネルやハードキーによ
り種々の操作や設定などの指示が入力されると共に、液
晶表示部に操作案内やエラー時のエラー内容の案内など
が表示されるものである。この実施形態の場合、販売促
進用詳細印刷情報の画像データのプリントを行うための
操作や設定などの指示が入力されると共に、液晶表示部
にそのための操作案内などが表示されるものである。
【0060】HDD6fは、印刷に供する各種データが
格納されるハードディスクで代表される外部記憶装置で
ある。この実施形態の場合、販売促進用詳細印刷情報の
画像データも適宜記憶される。なお、販売促進用詳細印
刷情報の画像データは、圧縮してHDD6fに記憶さ
れ、又は、当初より圧縮したものであってそのままHD
D6fに記憶され、読出し時にこの圧縮画データを伸長
して印刷させるものであっても良い。
【0061】コントローラインターフェース6gは、S
CSIバスを介してプリンタコントローラ7と接続さ
れ、画像データ(主として、販売促進用詳細印刷情報の
画像データ)の授受を行うものである。
【0062】販売店サーバ8は、図9に示すように、全
体を制御する制御部8a、情報出力装置8b、情報入力
装置8c、上記通信網1と接続される情報通信部8d、
顧客データベース8e、クーポン読取部8f、格納部8
g、操作表示部8hなどを有する。
【0063】制御部8aは、情報通信部8dから供給さ
れる通信情報を解析して該当する処理を起動したり、顧
客データベース8eより顧客情報を取り出して情報通信
部8dから送信させたり、クーポン読取部8fが得た情
報に基づいて顧客データベース8eを更新させたり、情
報入力装置8cから入力された顧客情報を顧客データベ
ース8eに格納したりなどするものである。
【0064】情報出力装置8bは、顧客データベース3
dの顧客情報などを出力するものである。情報出力装置
8bとしては、プリンタ、MO、CD−R、カセットテ
ープ、DVD−RAM、FD、ハードディスク、ビデオ
テープなどを適用できる。
【0065】情報入力装置8cは、顧客データベース8
eへの顧客情報や、送信すべき販売促進用概略案内情報
や販売促進用詳細印刷情報などを入力するものである。
情報入力装置8cとしては、キーボード、マウス、ペン
入力、スキャナ、OCRなどを適用できる。
【0066】情報通信部8dは、通信網1を介して供給
される通信情報を受信したり、顧客データベース8eの
顧客情報や情報入力装置8cから入力された販売促進用
概略案内情報や販売促進用詳細印刷情報などの通信情報
を通信網1を介して所定の機器に送信するものである。
【0067】顧客データベース8eは、顧客情報を記憶
しているものである。顧客情報は、顧客が所有している
携帯端末2の電話番号あるいはアドレス、氏名、住所、
家族構成、年齢、男女別、嗜好、購入履歴(所定商品で
の購入間隔を含む)などで構成されている。なお、顧客
情報の詳細については、適宜動作説明で明らかにする。
顧客情報は、初期時においては、紙アンケートや、販売
店のホームページ上でのアンケートで収集し、例えば、
顧客データベース8eに仮登録し、後述するクーポン券
の使用により本登録される。
【0068】なお、顧客データベース8eは、販売店を
識別し得る形式でコンテンツサーバ3に格納されていて
も良い。
【0069】クーポン読取部8fは、顧客が商品の購入
やサービスの提供を受ける際に利用したクーポン券にお
ける商品を表す情報やそのクーポン券に記述された顧客
の特定情報(例えば、所有する携帯端末2の電話番号あ
るいはアドレス)を読み取るものである。上述した販売
促進用詳細印刷情報にはクーポン券の情報も含められて
おり、印刷に際しては、顧客の特定情報(例えば、所有
する携帯端末2の電話番号あるいはアドレス)も挿入さ
れて印刷される。商品を表す情報や顧客の特定情報は、
バーコードで記述されている場合には、クーポン読取部
8fとして、バーコードスキャナを適用できる。
【0070】なお、クーポン読取部8fは、販売店サー
バ8の本体から離れた位置に設けられていても良い。例
えば、販売レジにクーポン読取部8fが設けられ、ケー
ブルを介して、販売店サーバ8の本体に接続されたもの
であっても良い。
【0071】また、顧客特定情報のみをクーポン読取部
8fが得、販売商品情報は、POSシステムでのバーコ
ード読取部を利用するようにしても良い。なお、POS
システムでのバーコード読取部を、クーポン読取部8f
として利用することもできる。
【0072】格納部8gには、当該販売店(又はその統
括会社)のホームページの情報などが格納されている。
【0073】操作表示部8hは、販売促進用概略案内情
報を配信する顧客の設定や、配信する顧客の検索条件を
入力したりなどするものである。
【0074】(A−2)実施形態の動作 次に、上記のような構成において、図10に示すような
データの送受信の状態と図11に示すフローチャートを
参照しながら、動作を説明する。但し、各機器でのデー
タのやり取りが通信網1を介して行われる点については
説明を省略する。
【0075】図10及び図11では省略しているが、特
売、セールなどを行う販売店は、その特売、セールなど
に係る販売促進用概略案内情報及び販売促進用詳細印刷
情報をそれぞれ、コンテンツサーバ3及びプリントコン
テンツデータベース5に予め格納させておくことを要す
る。
【0076】この格納は、販売店サーバ8に対して入力
して、コンテンツサーバ3及びプリントコンテンツデー
タベース5に転送することで行うようにしても良い。ま
た、コンテンツサーバ3に販売促進用概略案内情報及び
販売促進用詳細印刷情報を入力して、コンテンツサーバ
3に販売促進用概略案内情報を格納させると共に、販売
促進用詳細印刷情報をコンテンツサーバ3からプリント
コンテンツデータベース5に転送して格納させるように
しても良い。また、販売促進用概略案内情報に対応する
販売促進用詳細印刷情報だけを入力して販売促進用詳細
印刷情報だけを更新格納させたり、逆に、販売促進用概
略案内情報だけを入力して既に格納されている販売促進
用詳細印刷情報に対応する販売促進用概略案内情報だけ
を更新格納させるようにしても良い。
【0077】このような格納状態において、販売店やサ
ービス提供店などの情報提供元は、販売店サーバ8に対
して、販売促進用概略案内情報の種類及びその情報を配
信する顧客群を設定入力して、販売促進用概略案内情報
の配信を指示する(ST1)。コンテンツサーバ3に与
える顧客群の情報としては、各顧客の携帯端末2のアド
レスや電話番号である。ここで、顧客群の設定において
は、仮登録されている顧客と本登録されている顧客とを
区別することなく行うことが好ましい。
【0078】顧客群の設定は、各顧客を個別に指定する
ことで行っても良く、所定の設定条件(検索条件)を入
力して行っても良い。例えば、「新入学セール」であれ
ば、該当する年齢の子供を有する顧客や、該当する年齢
の顧客を、顧客データベース8eから検索させることで
設定しても良い。
【0079】また、販売店やサービス提供店などの情報
提供元の指示入力に代え、販売店サーバ8が、自動的
に、販売促進用概略案内情報の配信をコンテンツサーバ
3に指示するようにしても良い。例えば、販売店サーバ
8は、毎日、所定時刻(例えば午前9時)になると、所
定商品や所定商品群に属する商品(例えば口紅)につい
て、前回購入時から、その顧客の購入周期がまもなく経
過する顧客を顧客データベース8eから抽出し、抽出し
た顧客群に対するその商品に係る販売促進用概略案内情
報の配信をコンテンツサーバ3に指示するようにしても
良い。
【0080】図12は、販売店サーバ8の制御部8aが
実行する自動配信先決定処理の一例を示すフローチャー
トである。
【0081】制御部8aは、例えば、所定時刻になる
と、図12に示す処理を開始し、まず、自動配信指令に
係る商品又は商品群を設定する(ST30)。その後、
その商品又は商品群に属する商品を購入した顧客を顧客
データベース8eから検索しては、その顧客の前回購入
時期と購入周期とから、次回の購入時期がまもなく到来
する顧客であるか否かを判別する(ST31、ST3
2)。例えば、前回購入時期に購入周期を加算した日付
より2週間前の日にちが、当該処理を起動した日に該当
する顧客を次回の購入時期がまもなく到来する顧客とす
る。
【0082】次回の購入時期がまもなく到来する顧客で
あれば、配信先の顧客として登録する(ST33)。
【0083】このような登録をした後には、又は、購入
実績はあっても購入時期がまもなく到来する顧客でない
場合には、全顧客に対する検索確認を行ったか否かを判
定し(ST34)、全顧客に対する検索確認を行ってい
ないときには既購入顧客の検索ステップST31に戻
り、全顧客に対する検索確認を行ったときには、全ての
対象商品又は対象商品群に対する配信先顧客の抽出が終
了したか否かを判定する(ST35)。
【0084】全ての対象商品又は対象商品群に対する配
信先顧客の抽出が終了していない場合には、対象商品又
は対象商品群の設定ステップST30に戻る。
【0085】全ての対象商品又は対象商品群に対する配
信先顧客の抽出が終了すると、制御部8aは、各対象商
品又は各商品対象群に係る販売促進用概略案内情報の種
別情報と、その配信先顧客情報との全ての組の情報を、
コンテンツサーバ3に送信する情報として設定して(S
T36)一連の処理を終了する。
【0086】なお、上記説明では、図12に示す処理を
所定時刻になったことで起動するものを示したが、情報
提供元の販売店のオペレータが入力操作によって、図1
2に示す処理を起動するようにしても良い。
【0087】販売促進用概略案内情報の種別情報とその
配信先顧客情報とが手動又は自動によって設定された販
売店サーバ3は、図10及び図11に示すように、コン
テンツサーバ3に配信を指示する(ST2、S1)。
【0088】配信が指示されたコンテンツサーバ3は、
データベース3dから該当する販売促進用概略案内情報
にアクセスさせるためのアクセス用電子メールを取出
し、配信先顧客情報に係る顧客が所有する携帯端末2に
向けて配信する(ST3、S2)。なお、配信動作を開
始する時刻をも、情報提供元の販売店オペレータが販売
店サーバ8から指定するようにしても良く、また、コン
テンツサーバ3が自動的に定めても良く、コンテンツサ
ーバ3が配信を指示されたときに直ちに配信を開始する
ようにしても良い。
【0089】ここで、販売促進用概略案内情報にアクセ
スさせるためのアクセス用電子メールは、図13に示す
ように、特売やセールなどの存在を報知するものであっ
て、コンテンツサーバ3の該当する販売促進用概略案内
情報にアクセスするための返信用アドレスを含むもので
ある。図13の例では、ボタン「1」に返信用アドレス
が対応付けられている。
【0090】携帯端末2のメール受信表示などに基づい
て上述したアクセス用電子メールを開いた顧客は、その
特売やセールなどに興味があれば、販売促進用概略案内
情報の表示を求め、携帯端末2はコンテンツサーバ3に
アクセスし(ST4、S3)、コンテンツサーバ3は、
該当する販売促進用概略案内情報をデータベース3dか
ら取り出して携帯端末2に送信して表示させる(ST
5、S4)。
【0091】図14は、販売促進用概略案内情報の表示
イメージ例を示したものである。図14の例は、2階層
でなる販売促進用概略案内情報の例であり、最終階層で
ある第2階層では販売促進用詳細印刷情報の印刷を指示
できるものとなっている。
【0092】なお、販売促進用概略案内情報は3階層以
上であっても良く、また、多層構造を採用していないも
のであっても良い。また、1回の通信による情報量によ
っては、例えば、各階層の情報を表示させる処理毎に、
携帯端末2及びコンテンツサーバ3間で情報を授受する
ものであっても良い。さらに、販売促進用詳細印刷情報
には、付随印刷情報が関連付けられ、付随印刷情報をも
含めた印刷を指示できるようにしても良い。例えば、
「牛肉」の詳細印刷情報を単に印刷させることもできれ
ば、それに加えた牛肉を使った代表的な料理のレシピ
(料理方法)をも印刷させることもできるようにしても
良い。
【0093】この概略案内情報の表示状態において、顧
客が、現在表示されている所定の情報に対する詳細情報
が必要な際には、顧客は携帯端末2に対して、販売促進
用詳細印刷情報(適宜付随印刷情報を含む)の印刷を指
示する(ST6)。
【0094】この指示により、携帯端末2は、印刷要求
を、携帯端末2の携帯番号あるいはアドレスと共に、コ
ンテンツサーバ3へ送信する(ST7、S5)。コンテ
ンツサーバ3は、携帯端末2からの印刷要求をプリント
オンデマンドサーバ4に送信する(ST8、S6)。プ
リントオンデマンドサーバ4は、受信した印刷要求に基
づく販売促進用詳細印刷情報のプリントコンテンツデー
タベース5での登録場所を、登録場所テーブル4eから
読出す(ST9)。
【0095】プリントオンデマンドサーバ4は、プリン
トコンテンツデータベース5に、その登録場所の販売促
進用詳細印刷情報の送信要求を送信する(ST10、S
7)。プリントコンテンツデータベース5は、受信した
送信要求に基づき、該当する登録場所の販売促進用詳細
印刷情報を読出し、プリントオンデマンドサーバ4に返
信する(ST11、S8)。
【0096】プリントオンデマンドサーバ4は、受信し
た販売促進用詳細印刷情報を格納部4cに格納し、今回
のプリント用の番号としての新規PIDを生成し、この
生成したPIDと携帯端末2の携帯番号あるいはアドレ
スと販売促進用詳細印刷情報との対応をPID管理テー
ブル4fに登録する(ST12)。また、プリントオン
デマンドサーバ4は、生成した新規PIDをコンテンツ
サーバ3へ送信する(ST13、S9)。
【0097】コンテンツサーバ3は、受信したPIDを
印刷要求をした携帯端末2へ送信する(ST14、S1
0)。携帯端末2は、例えば、図15に示すように、印
刷を実行させる際に必要となる受信したPIDを報知す
るための画像を表示部14により表示する(ST1
5)。
【0098】これにより、印刷を指示した顧客に対し
て、プリント番号としてのPIDを知らせることができ
る。このようなPID報知画像には、PIDを当該携帯
端末2に保存させるための操作情報なども含まれる。P
IDの保存が指示された場合には、携帯端末2のメモリ
21にそのPIDが登録される。
【0099】以上では、印刷要求に係る商品又は商品群
種類が1個の場合で説明したが、商品又は商品群種類を
複数まとめて印刷要求するようにしても良い。例えば、
図14(B)の例では、「牛肉」と「豚肉」とをまとめ
て印刷要求するようにしても良い。このような場合にお
いて、1個のPIDを生成しても良く、商品又は商品群
種類毎にPIDを生成するようにしても良い。
【0100】この後、顧客は、印刷を行うプリンタデバ
イス6及びプリンタコントローラ7の近傍に行き、プリ
ンタコントローラ7の操作表示部7gによりPIDを入
力し、あるいは、携帯端末2のデータ転送機能(例えば
ブルートゥース機能)によりメモリ21に登録されてい
るPIDをプリンタコントローラ7に送信する(ST1
6、S11)。なお、PIDを入力操作する際には、顧
客は、携帯端末2に保存されたPIDを適宜表示させて
行うことが多くなる。
【0101】プリンタコントローラ7は、与えられたP
IDをプリントオンデマンドサーバ4に送信する(ST
17、S12)。プリントオンデマンドサーバ4は、受
信したPIDに基づいて、PID管理テーブル4fから
対応する販売促進用詳細印刷情報(適宜、付随情報が含
まれる)を判断し、この判断した販売促進用詳細印刷情
報を格納部4cから読出し、プリンタコントローラ7を
介してプリンタデバイス6に送信する(ST18、S1
3)。
【0102】プリントオンデマンドサーバ4は、販売促
進用詳細印刷情報を読み出してプリンタデバイス6に送
信する際には、読み出した販売促進用詳細印刷情報のク
ーポン券の情報部分に対し、携帯端末2の特定情報(電
話番号あるいはアドレス)の挿入処理を行ってから送信
する。また、プリントオンデマンドサーバ4は、この販
売促進用詳細印刷情報の送信時において、送信データ量
などに応じて、販売店に対する課金情報を更新する。な
お、上述した電子メールの配信時においても、販売店に
対する課金情報を更新するようにしても良く、この場合
の課金情報の管理をコンテンツサーバ3が行うようにし
ても良い。
【0103】プリンタデバイス6は、受信した販売促進
用詳細印刷情報を印刷処理し(ST19)、印刷処理後
の用紙Pを排出する(ST20、S14)。
【0104】図16は、販売促進用詳細印刷情報を印刷
した用紙Pの一例を示すものである。この用紙Pには、
割引はクーポン券Cの提出又は提示によりなされること
が記載されており、各クーポン券Cにはセール種別や割
引商品や印刷を要求した顧客の特定情報C1などが記述
されている。
【0105】割引商品の購入を求める顧客は、クーポン
券を用紙Pから切り離して割引商品と共に提出して割引
商品を購入し、又は、クーポン券が印刷されている用紙
Pを提示して割引商品を購入する。
【0106】割引商品の購入に供したクーポン券Cは、
販売店サーバ8のクーポン読取部8fによって読み取ら
れる。
【0107】このとき、販売店サーバ8の制御部8a
は、図17に示すクーポン処理を実行する。
【0108】クーポン券から読み取られた顧客特定情報
に基づいて、顧客データベース8eをアクセスして、デ
ータベースへの登録が仮登録か本登録かを判定する(S
T40)。仮登録の場合には、登録種別を本登録にする
(ST41)。なお、仮登録から本登録への遷移条件
を、1回の購入ではなく、複数回(例えば、3回)の購
入実績にしても良い。ここでの購入は、セール応答回数
をいう。
【0109】本登録処理が終了した場合、又は、既に本
登録がなされている場合には、最終購入日を今日(クー
ポン読取日)に変更する(ST42)。
【0110】その後、クーポン券から読み取られた商品
情報に基づいて、その商品が購入周期的商品か否かを判
別する(ST43)。購入周期的商品とは、例えば、口
紅などの化粧品や日本酒などの酒類などのように、顧客
によっては異なるが、各顧客については前回の購入時か
ら次回の購入日までの期日がほぼ一定周期のものをい
う。購入周期的商品に属する商品種類は、例えば格納部
8gに格納されており、上記判定に用いられる。
【0111】クーポン券から情報が読み取られた商品が
購入周期的商品であると、当該顧客の顧客情報における
その商品の前回購入日及び周期を取出し、前回購入日と
今日(クーポン読取日)との差日数を求め、周期が変更
されているか否かを判別する(ST44、ST45)。
周期が変更されている場合には、顧客データベース8e
のその顧客の情報におけるその商品の周期を更新する
(ST46)。その後、顧客データベース8eのその顧
客の情報におけるその商品の前回購入日を更新する(S
T47)。
【0112】なお、その商品の購入が初めての場合に
は、周期変更判定を行うことなく、前回購入日だけを追
加格納する。また、周期変更判定において、格納周期に
対する、今回の購入までの差日数との誤差が、格納周期
の所定割合(例えば1割)以下の場合には周期に変更が
ないと判定する。また、格納周期を、周期算出に供した
回数とその平均差日数との情報にしておき、周期が変更
されていない場合でも、格納周期の情報を更新するよう
にしても良い。
【0113】その後、その顧客に係る購入統計情報を更
新する(ST48)。例えば、セールに対する利用率
(電子メールの配信回数(セール回数)に対する、購入
実績があったセール回数の比率)を更新する。セール利
用率は、今回のセールや特売などに関し、その顧客につ
いての2枚目以降のクーポンの読取り時には更新されな
い。なお、セール利用率は、化粧品、食料品などの商品
分類毎に格納しておくようにしても良い。
【0114】また、各顧客に関係しない購入統計情報を
更新し(ST49)、一連のクーポン券の読取時処理を
終了する。各顧客に関係しない購入統計情報とは、例え
ば、今回のセールに対して商品購入を行った顧客数やそ
の割合などを挙げることができる。
【0115】販売店サーバ8の制御部8aは、所定周期
(例えば1週間単位)で、図18に示すような登録顧客
の見直し処理を行う。
【0116】制御部8aは、登録顧客の見直し処理を開
始するとまず、顧客データベース8eに登録されている
1人の顧客を処理対象に設定し(ST60)、その顧客
が仮登録されている者か本登録がされている者かを判定
する(ST61)。
【0117】仮登録者であれば、仮登録を行った日から
当該処理日までの日数が仮登録削除閾値日数(例えば6
ヶ月)を越えているか否かを判定する(ST62)。な
お、仮登録から本登録への遷移条件が複数回の購入実績
である場合には、所定期間内でのセール利用率に対して
閾値比較するようにしても良い。仮登録削除閾値日数を
越えている場合など、仮登録の削除条件を満たす場合に
は、顧客データベース8eからその顧客情報を削除する
(ST63)。
【0118】これに対して、処理対象顧客が、本登録者
であれば、最終購入日から当該処理日までの日数が本登
録削除閾値日数(例えば1年)を越えているか否かを判
定する(ST64)。なお、所定期間内でのセール利用
率に対して閾値比較するようにしても良い。本登録削除
閾値日数を越えている場合など、削除条件を満たす場合
には、顧客データベース8eからその顧客情報を削除す
る(ST65)。なお、本登録者がセールを利用してい
ない場合には、仮登録者に遷移させるようにしても良
い。
【0119】以上のようにして1人の顧客に対する登録
見直しが終了すると、顧客データベース8eに登録され
ている全ての顧客に対する見直しが終了したかを確認し
(ST66)、終了していないければ、他の顧客を処理
対象とする。一方、登録されている全ての顧客に対する
登録見直しが終了したときには、一連の処理を終了す
る。
【0120】(A−3)実施形態の効果 上記実施形態によれば、携帯端末に対しては、販売促進
用概略案内情報を表示させ、興味のある者だけ、その詳
細情報はプリンタデバイスで印刷出力させるようにした
ので、情報の提供効率を向上させることができる。
【0121】すなわち、初期情報(概略案内情報)の提
供先機器が、顧客が睡眠時間などのごく一部の時間を除
き、携帯している携帯機器であるので、初期情報を見る
可能性を、チラシなどより遙かに高くすることができ
る。また、興味ある者だけに情報量が多い詳細情報を提
供するので、この点で情報の提供効率を向上させること
ができる。
【0122】また、上記実施形態によれば、販売促進用
詳細印刷情報には、顧客の特定情報を含むクーポン券の
情報を含めるようにし、購入時にクーポン券の使用を義
務付けるようにしたので、そのクーポン券の顧客の特定
情報から、顧客データベースの格納内容をダイナミック
に更新することができる。すなわち、従来では、一旦格
納された顧客情報の更新はなされていないが、若しく
は、多くの工数などを経て更新していたが、上記実施形
態では、ダイナミックに変更することができる。
【0123】その結果、セールや特売の存在を報知する
電子メールの配信先の顧客を、顧客の嗜好変化や、セー
ルを利用する者か否かなどに応じて、適切に選定でき、
この点でも情報の提供効率を向上させることができる。
【0124】例えば、口紅などの顧客によって購入周期
が異なる商品についても、上記実施形態によれば、顧客
毎の購入周期を捉えることができ、その周期を考慮した
セール、特売商品の情報提供を行うことができる。
【0125】また例えば、従来の電子メールなどを利用
した販売促進用情報の提供方法では、その情報提供によ
り購入したか否かを顧客単位で捉えることができなかっ
たが、上記実施形態では、顧客単位に情報提供に対する
購入の反応を捉えることができる。
【0126】なお、クーポン券の提出又は提示を割引商
品の購入に義務付けても、販売店内に、プリンタデバイ
スを設置することで、その義務付けが問題となることは
ほとんど生じない。
【0127】また、上記実施形態によれば、顧客登録を
仮登録、本登録の2段階とし、仮登録から本登録の遷移
条件を、クーポン券を利用した購入実績とするようにし
たので、セールなどに反応しない仮登録者を顧客データ
ベースから削除することができる。さらに、本登録者に
対しても、クーポン券を利用した購入実績に基づいて、
顧客データベースから削除することができる。その結
果、販売促進用情報の提供効率を高めることができる。
【0128】さらに、上記実施形態によれば、販売促進
用詳細印刷情報には、適宜、付随情報を付けるようにし
たので、顧客は、チラシなどに比較し、より高度な情報
サービスを受けることができる。
【0129】(B)変形実施形態 上記実施形態の説明でも、種々変形実施形態に言及した
が、さらに、以下に例示するような変形実施形態を挙げ
ることができる。
【0130】上記実施形態では、携帯端末に対し、販売
促進用概略案内情報の送信に先立ち、アクセス用の電子
メールを行うものを示したが、当初の電子メールを販売
促進用概略案内情報そのものとするようにしても良い。
【0131】各サーバの機能分けは、上記実施形態のも
のに限定されず、また、サーバ数も上記実施形態のもの
に限定されない。例えば、コンテンツサーバ3及び販売
店サーバ8が融合したものであっても良い。また例え
ば、コンテンツサーバ3とプリントコンテンツデータベ
ース5が融合したものであっても良い。さらに例えば、
プリントオンデマンドサーバ4の機能をコンテンツサー
バ3が担うものであっても良い。
【0132】逆に、上記実施形態で1個のサーバが担う
と記載した複数の機能を異なる機器が担当するようにし
ても良い。例えば、販売促進用概略案内情報の送信はコ
ンテンツサーバ3が行っても、それに対する印刷の指令
の受信を他の機器が行うようにしても良い。ここで、他
の機器は、図1の各要素とは独立したものであっても良
く、プリントオンデマンドサーバ4であっても良い。
【0133】上記実施形態においては、PIDを生成
し、プリンタコントローラ7にPIDを入力して販売促
進用詳細印刷情報を取り出すものを示したが、これに代
え、又は、これに加え、プリンタコントローラ7に携帯
端末2の電話番号やアドレスを入力して販売促進用詳細
印刷情報を取り出せるようにしても良い。その他の認証
方法を適用して、販売促進用詳細印刷情報を取り出せる
ようにしても良い。
【0134】また、上記実施形態においては、販売促進
用詳細印刷情報に付随する情報がレシピ情報などの販売
商品に関連する情報であったが、付随情報が販売商品に
直接関係しないものであっても良い。例えば、複数の販
売店をかかえる会社が情報提供元である場合などには、
付随情報が販売店の地図情報であっても良い。
【0135】付随情報の要求は、上記実施形態のよう
に、携帯端末2に表示された販売促進用概略案内情報に
対する選択操作で要求する方法に限定されるものではな
い。例えば、販売促進用概略案内情報の表示状態では、
販売促進用詳細印刷情報のみの要求を行い、プリントオ
ンデマンドサーバ4がプリンタコントローラ7に販売促
進用詳細印刷情報を送信する際に、付随情報の存在の情
報を与え、プリンタコントローラ7上で顧客に付随情報
の必要性を適宜入力させ、その入力操作に応じて、プリ
ントオンデマンドサーバ4がプリンタコントローラ7に
付随情報を送信して印刷させるものであっても良い。
【0136】上記実施形態では、全ての顧客に対して同
一の割引率を適用するものを示したが、セールの利用な
どに応じて、割引率を変更するようにしても良い。例え
ば、販売促進用詳細印刷情報として割引率だけが異なる
複数のものを用意しておき、コンテンツサーバ3が携帯
端末2から販売促進用詳細印刷情報の印刷要求を受けた
際に、販売店サーバ8からその顧客のセール利用率を取
り出し、プリントオンデマンドサーバ4にその割引率の
販売促進用詳細印刷情報の印刷管理を依頼するようにし
ても良い。また例えば、販売促進用詳細印刷情報を、そ
の割引率を書き込める構成としておき、プリントオンデ
マンドサーバ4がプリンタサーバ7から販売促進用詳細
印刷情報の送信を依頼された際に、販売店サーバ8から
その顧客のセール利用率を取り出し、取り出したセール
利用率に応じた割引率を販売促進用詳細印刷情報に挿入
してプリンタサーバ7に送信するようにしても良い。
【0137】また、上記実施形態においては、顧客の利
用率をクーポン検出の読取に基づいて捉えるものを示し
たが、これに代え、又は、これに加え、販売促進用詳細
印刷情報の印刷割合などで顧客の利用率を捉えるように
しても良い。例えば、プリントオンデマンドサーバ4
は、プリンタコントローラ7から販売促進用詳細印刷情
報の送信要求があった際に、販売店サーバ8にその旨を
通知することで印刷割合などを捉えることができる。
【0138】また、携帯端末2から印刷要求がコンテン
ツサーバ3に与えられた際に、販売店サーバ8の顧客デ
ータベース8eの格納内容を、その印刷要求履歴から更
新するようにしても良い。
【0139】さらに、上記実施形態では、顧客データベ
ース8eが販売店単位のものを示したが、当該システム
全体(全ての販売店)に共通するものであっても良い。
この場合に、システム全体のデータと、販売店単位のデ
ータとの介挿構造で管理するようにしても良い。
【0140】販売促進用情報とは、セール、特売などに
係る情報だけに限定されない。上述したように、セー
ル、特売とは関係がない、周期的購入商品の次の購入を
促すものなどであっても良い。
【0141】顧客データベース8eのダイナミックの更
新に利用されるクーポン券は、詳細情報が印刷される用
紙とは異なる用紙に印刷されるものであっても良く、ま
た、メダルなどの他の媒体であっても良い。
【0142】上記説明では、物理的な存在の商品を例に
説明したが、レストラン、遊園地、旅行サービスなどの
サービスの販売促進にも、当然に、本発明を適用するこ
とができる。特許請求の範囲の商品の用語は、このよう
なサービス業でのものを含むものである。
【0143】販売促進用概略案内情報の送信先は、携帯
端末2が好ましいが、これに加え、パソコンなどであっ
ても良い。
【0144】上記実施形態では、販売促進用詳細印刷情
報をプリンタデバイス6が直ちに印刷出力するものを示
したが、これに代え、又は、これに加え、プリンタコン
トローラ7又はプリンタデバイス6が、顧客の選択操作
などにより、販売促進用詳細印刷情報を記録媒体に記録
出力し、顧客が自己のパソコンなどで印刷し得るように
しても良い。
【0145】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、顧客に
よる販売促進用情報の取得率を向上させたり、情報を必
要とする顧客に必要とする情報を印刷提供したりできる
など、各種のメリットを発揮可能な販売促進ネットワー
クシステムを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の販売促進ネットワークシステムの構
成を示すブロック図である。
【図2】実施形態の携帯端末の詳細構成例を示すブロッ
ク図である。
【図3】実施形態のコンテンツサーバの詳細構成例を示
すブロック図である。
【図4】実施形態のプリントオンデマンドサーバの詳細
構成例を示すブロック図である。
【図5】実施形態のプリントコンテンツデータベースの
詳細構成例を示すブロック図である。
【図6】実施形態のプリントオンデマンドサーバの登録
場所テーブルの構成例を示す説明図である。
【図7】実施形態のプリントオンデマンドサーバのPI
D管理テーブルの構成例を示す説明図である。
【図8】実施形態のプリンタデバイス6及びプリンタコ
ントローラ7の詳細構成例を示すブロック図である。
【図9】実施形態の販売店サーバの詳細構成例を示すブ
ロック図である。
【図10】実施形態の販売促進ネットワークシステムで
の各要素間のデータ授受の説明図である。
【図11】実施形態の販売促進ネットワークシステムの
全体動作を示すフローチャートである。
【図12】実施形態の販売促進用概略案内情報の配信先
自動決定処理を示すフローチャートである。
【図13】実施形態の携帯端末での初期表示画面例を示
す説明図である。
【図14】実施形態の携帯端末での販売促進用概略案内
情報の表示画面例を示す説明図である。
【図15】実施形態の携帯端末でのPID表示画面例を
示す説明図である。
【図16】実施形態の販売促進用詳細印刷案内情報の印
刷出力例を示す説明図である。
【図17】実施形態のクーポン情報読取時の処理を示す
フローチャートである。
【図18】実施形態の顧客情報の登録の見直し処理を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1…通信網、 2…携帯端末、 3…コンテンツサーバ、 4…プリントオンデマンドサーバ、 5…プリントコンテンツデータベース、 6…プリンタデバイス、 7…プリンタコントローラ、 8…販売店サーバ、 8e…顧客データベース。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年4月4日(2001.4.4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】変更
【補正内容】
【図14】
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図15
【補正方法】変更
【補正内容】
【図15】
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図16
【補正方法】変更
【補正内容】
【図16】
【手続補正13】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図17
【補正方法】変更
【補正内容】
【図17】
【手続補正14】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図18
【補正方法】変更
【補正内容】
【図18】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 19/00 300 G06F 19/00 300J (72)発明者 渡辺 浩 東京都港区芝公園2−4−1 東芝テック 株式会社芝事業所内 (72)発明者 徳野 俊之 東京都港区芝公園2−4−1 東芝テック 株式会社芝事業所内 (72)発明者 稲原 美穂 東京都目黒区青葉台4−7−7 東芝オ ー・エー・コンサルタント株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客情報を記憶する第1の記憶手段と、 顧客に対して案内を行うための案内情報を記憶する第2
    の記憶手段と、 上記第2の記憶手段に記憶された上記案内情報に関連す
    る印刷情報を記憶する第3の記憶手段と、 上記第1の記憶手段に記憶されている顧客情報に基づい
    て、上記第2の記憶手段に記憶されている案内情報を送
    信する送信手段と、 この送信手段から送信された上記案内情報を受信すると
    共に、受信した上記案内情報に関連する上記印刷情報を
    印刷させる印刷要求を送信する情報端末と、 この情報端末からの上記印刷要求を受信すると共に、こ
    の受信履歴を顧客毎に管理し、この受信履歴に基づい
    て、上記第1の記憶手段に記憶されている顧客情報を更
    新する管理手段と、 この管理手段が上記情報端末からの上記印刷要求を受信
    したことに応じて、上記第3の記憶手段に記憶されてい
    る上記印刷情報を印刷する印刷端末とを有することを特
    徴とする販売促進ネットワークシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の販売促進ネットワーク
    システムにおいて、 上記第1の記憶手段に記憶されている顧客情報のうち特
    定の顧客情報を指定する指定手段をさらに有し、 上記送信手段は、上記第1の記憶手段に記憶されている
    顧客情報のうち、この指定手段によって指定された顧客
    情報に基づいて、上記第2の記憶手段に記憶されている
    上記案内情報を送信することを特徴とする販売促進ネッ
    トワークシステム。
  3. 【請求項3】 商品の販売促進のための販売促進用案内
    情報を記憶している販売促進用案内情報記憶手段と、 上記販売促進用案内情報に関連している、印刷し得る形
    式の販売促進用印刷情報を記憶している販売促進用印刷
    情報記憶手段と、 販売促進用案内情報を送信し得る顧客の情報を記憶、管
    理している顧客情報記憶管理手段と、 与えられた販売促進用案内情報を表示すると共に、印刷
    予約を適宜返信する、顧客が所有する携帯形表示手段
    と、 上記顧客情報記憶手段に記憶されている全ての顧客又は
    指定された顧客に対し、上記販売促進用案内情報記憶手
    段に記憶されている、指定された販売促進用案内情報を
    送信する案内情報送信手段と、 上記携帯形表示手段からの印刷予約を受信して管理する
    印刷予約管理手段と、 印刷要求の受信時に、上記印刷予約管理手段に管理され
    ている印刷予約との対応を確認し、上記販売促進用印刷
    情報記憶手段に記憶されている販売促進用印刷情報を送
    信する印刷情報送信制御手段と、 印刷予約に対応した印刷要求を送信すると共に、返信さ
    れた販売促進用印刷情報を印刷する印刷手段とを通信網
    を介して接続可能に有することを特徴とする販売促進ネ
    ットワークシステム。
  4. 【請求項4】 上記販売促進用印刷情報は、提示又は提
    出により商品購入時に割引などの特典が得られるクーポ
    ン情報を含むことを特徴とする請求項3に記載の販売促
    進ネットワークシステム。
  5. 【請求項5】 上記クーポン情報は顧客特定情報を含む
    と共に、 上記顧客情報記憶管理手段が、印刷された上記クーポン
    情報を読み取って、その読取情報に応じて、記憶してい
    る顧客情報を更新することを特徴とする請求項4に記載
    の販売促進ネットワークシステム。
  6. 【請求項6】 販売促進用案内情報及び販売促進用印刷
    情報が購入周期がほぼ一定の商品についてのものであ
    り、 上記顧客情報記憶管理手段が、上記クーポン情報の読取
    情報に応じて、該当顧客の購入周期を設定、更新するこ
    とを特徴とする請求項5に記載の販売促進ネットワーク
    システム。
  7. 【請求項7】 上記顧客情報記憶管理手段は、販売促進
    用印刷情報の印刷出力を利用した各顧客の購入実績を管
    理しており、 上記クーポン情報における特典を、管理されている購入
    実績に応じて変更させる特典変更手段を有することを特
    徴とする請求項4に記載の販売促進ネットワークシステ
    ム。
  8. 【請求項8】 上記クーポン情報は顧客特定情報を含む
    と共に、 上記顧客情報記憶管理手段は、印刷された上記クーポン
    情報を読み取って、その顧客の購入実績情報を更新する
    ことを特徴とする請求項7に記載の販売促進ネットワー
    クシステム。
  9. 【請求項9】 上記クーポン情報は顧客特定情報を含む
    と共に、 上記顧客情報記憶管理手段は、顧客情報を本登録及び仮
    登録で記憶しているものであり、印刷された上記クーポ
    ン情報を読み取って、その顧客の購入実績に応じて、本
    登録への移行、仮登録への移行、登録削除などの登録制
    御を行うことを特徴とする請求項4〜8のいずれかに記
    載の販売促進ネットワークシステム。
  10. 【請求項10】 上記販売促進用印刷情報記憶手段は、
    販売促進用印刷情報に関連して付随情報を記憶してお
    り、 上記印刷情報送信制御手段は、上記携帯形表示手段から
    の印刷予約に含まれている付随情報の印刷予約に基づ
    き、又は、上記印刷手段からの付随情報の送信要求に基
    づき、上記販売促進用印刷情報記憶手段に記憶されてい
    る付随情報を上記印刷手段に送信させることを特徴とす
    る請求項3〜9のいずれかに記載の販売促進ネットワー
    クシステム。
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