JP2002293306A - リテーナへの袋の挿入方法及び挿入装置 - Google Patents

リテーナへの袋の挿入方法及び挿入装置

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JP2002293306A
JP2002293306A JP2001096221A JP2001096221A JP2002293306A JP 2002293306 A JP2002293306 A JP 2002293306A JP 2001096221 A JP2001096221 A JP 2001096221A JP 2001096221 A JP2001096221 A JP 2001096221A JP 2002293306 A JP2002293306 A JP 2002293306A
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retainer
plug
guide
suction
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Shinichi Hiramoto
真一 平本
Shoji Tsutsui
昭二 筒井
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Toyo Jidoki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自立袋1をリテーナ2の保持孔及び挿入溝の
中心に確実に挿入する。 【解決手段】 供給された袋1の幅方向両側から、上下
方向を向くガイド溝を有する一対のガイド部材3、4を
接近させ、そのガイド溝を袋1の両側縁に当接させてリ
テーナ2と上下方向に揃った位置に位置決めし、その袋
口を両面から吸盤5、6で吸着して開口し、開口した袋
口にプラグ7を挿入し、続いて該プラグ7をその下方に
位置決めされたリテーナ2に向けて下降させ(e)、袋
1をリテーナ2の挿入溝へ挿入する(f)。挿入後、プ
ラグ7の先端の吹出し口から加圧気体を噴出し、袋1を
袋底まで拡開する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リテーナ式袋詰め
包装システムにおいて、空袋をリテーナに挿入する方法
及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】リテーナに自立袋を挿入する場合、まず
袋口を両面から一対の吸着部材で吸着して開口し、開口
した袋口にプラグを挿入し、続いてプラグを下降させて
袋を下方に位置するリテーナに挿入し、挿入後、プラグ
から袋内に圧縮空気を吹き込みリテーナ内において袋底
まで完全に開袋するようにした挿入方法及び挿入装置が
知られている(例えば特開2000−142630の従
来の技術欄参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】リテーナには一般に、
開袋後の自立袋の胴部を収容し得る断面の有底保持孔が
縦設され、該保持孔の左右対称位置に自立袋の両側縁が
挿入される一対の挿入溝が縦設されている。この挿入溝
は、挿入後の袋の動揺(特に内容物充填後の動揺)を防
止するため幅がかなり狭く(遊びが少ない)、上記のよ
うに袋を上方から挿入溝に挿入しようとした場合、挿入
ミスが起きることがある。これは、袋が反りをもってい
たり、挿入時に袋の姿勢が傾いたりすると、袋の底縁が
挿入溝の直上位置からずれ、袋を下降させたとき袋の底
縁(下端)がリテーナの縁に引っかかってしまうためで
ある。そのため、リテーナの挿入溝の入口部を広く形成
し(入口部近傍をテーパ形状とする)、袋が多少反って
いても溝内に挿入できるようにしている。なお、もとも
と反りをもたない袋でも袋口を吸着部材で開口すると反
りが出ることがあり、また反りをもつ袋の袋口を開口す
ると下部の反りが一層大きくなることがある。
【0004】リテーナの挿入溝(及び保持孔)の入口部
を広く形成してテーパ状とした場合、袋の挿入には有効
であるが、そのテーパ形状の部分は拡開した袋と密着せ
ず袋を保持する役割を果たさないから、これが大きく形
成されているほど内容物を充填した袋の動揺を抑える機
能が低下する。逆に、袋の動揺を抑える機能を優先して
テーパ形状の部分を小さく形成すると、袋の挿入に支障
が生ずる。さらに、両方の機能を満たすため、保持孔及
び挿入溝を深く形成した場合、リテーナの縦方向サイズ
が大きくなり、かつ重量も増すという不具合がある。リ
テーナは間欠的又は連続的に搬送されるため、できるだ
け小さく軽いのが望ましく、特に高速で搬送される場
合、一層その傾向が強くなる。
【0005】また、袋口にプラグを挿入して押し込む
際、袋が幅方向に傾いたり位置ずれを起こすことがあ
る。この場合、保持孔の中心と袋の中心がずれ、リテー
ナへの挿入後袋を袋底まで開袋したとき、その袋面と保
持孔の内周面の密着性が低下するということが起こり得
る。このような場合も、液充填後に袋が動揺し液の跳ね
出しが生ずるという問題がある。
【0006】本発明は、袋口を開口した袋をリテーナに
挿入する場合の上記問題点に鑑みてなされたもので、袋
を保持孔及び挿入溝に支障なく挿入することを主たる目
的とする。また本発明は、袋を保持孔及び挿入溝の中心
に挿入すること、さらに軽量、コンパクトなリテーナを
利用できるようにすることを付随する目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、袋口を両面か
ら吸着部材で吸着して開口し、袋とその下方に位置決め
されたリテーナを相互に接近させて袋をリテーナへ挿入
する方法において、上下方向を向くガイド溝を有する一
対のガイド部材を袋の両側縁に当接させ、リテーナの溝
に対して袋を位置決めし、かつ前記ガイド部材により袋
のリテーナへの挿入をガイドすることを特徴とする。ま
た、本発明は、袋口を両面から吸着部材で吸着して開口
し、その袋口にプラグを挿入し、続いて該プラグとその
下方に位置決めされたリテーナを相互に接近させて袋を
リテーナへ挿入する方法において、上下方向を向くガイ
ド溝を有する一対のガイド部材を袋の両側縁に当接さ
せ、リテーナの溝に対して袋を位置決めし、かつ前記ガ
イド部材により袋のリテーナへの挿入をガイドすること
を特徴とする。さらに、本発明は、袋口を両面から吸着
部材で吸着して開口し、その袋口にプラグを挿入し、続
いて該プラグをその下方に位置決めされたリテーナに向
けて下降させ袋をリテーナへ挿入する方法において、上
下方向を向くガイド溝を有する一対のガイド部材を袋の
両側縁に当接させ、リテーナの溝に対して袋を位置決め
し、かつ前記ガイド部材により袋のリテーナへの挿入を
ガイドすることを特徴とする。
【0008】上記挿入方法において、ガイド部材を袋の
両側縁に当接させる際、例えば袋幅以上に開いて対向す
る一対のガイド部材を袋の両側縁に向け水平面内で接近
させる。しかし、袋を上方からガイド部材のガイド溝間
に挿入することも可能であり、その場合、対向するガイ
ド溝の間隔が下方に向け徐々に狭まるようにしておけ
ば、ガイド部材自体を接近させる必要はない。また、上
記挿入方法において、袋を下方のリテーナに向けて下降
させる場合、袋の下降に伴って前記一対のガイド部材を
リテーナ直上まで下降させることが望ましい。これは、
袋が下降することで袋の下端がガイド溝から大きく下方
に抜け出し、ガイド部材によるガイドの効果が失われる
のを防止するためである。ガイド部材とともに下降する
ことで、できるだけリテーナに近い位置まで袋の下端を
ガイドすることができる。
【0009】また、上記挿入方法において、ガイド部材
によりリテーナの溝に対して袋を位置決めした後、吸着
部材で袋口を開口することが望ましい。このように予め
ガイド部材で袋を位置決めしておくことで、吸着部材は
常に袋の所定位置を吸着でき、かつ吸着部材による袋口
の開口に基づいて生じる袋面の反りが抑えられる。さら
に、上記挿入方法において、例えば、多数の吸着部材、
ガイド部材、プラグなどの組を連続的に搬送しながら、
ガイド部材により供給された袋を位置決めし、かつリテ
ーナを前記位置決めされた袋と上下に揃った状態で連続
的に搬送し、その連続搬送の過程で挿入を実施すること
ができる。しかし、袋とリテーナを間欠的に搬送し、停
止位置において上下に揃え、該停止位置に設置された吸
着部材、ガイド部材、プラグなどにより挿入を実施する
ことも可能である。
【0010】一方、本発明に係るリテーナへの袋の挿入
装置は、上下方向を向くガイド溝を有して開閉自在とさ
れた一対のガイド部材と、ガイド部材に位置決めされた
袋に両面から吸着して袋口を開口する開閉自在とされた
一対の吸着部材と、開口された袋口に挿入される昇降自
在のプラグと、前記ガイド部材の下方においてリテーナ
を位置決めするリテーナ位置決め部材を備え、前記一対
のガイド部材を閉じ供給された袋の両側縁に当接させて
袋を所定位置に位置決めし、袋口を両面から吸着部材で
吸着して開口し、プラグを下降させてその袋口に挿入
し、続いて該プラグをその下方に位置決めされたリテー
ナに向けて下降させ袋をリテーナへ挿入することを特徴
とする。この挿入装置において、例えば、前記ガイド部
材、吸着部材及びプラグの多数の組を等間隔かつ一定速
度で環状経路上を連続的に搬送し、それらと同じ間隔及
び同じ速度で前記リテーナを所定の経路上を搬送し、か
つ少なくともその経路の一部でリテーナと袋を上下に揃
った状態で搬送する。こうすることで、袋とリテーナを
連続搬送しながらリテーナに袋を挿入できるようにな
る。
【0011】また、前記挿入装置の一例としてロータリ
ー型袋挿入装置を挙げることができる。このロータリー
型袋挿入装置は、外部から袋とリテーナの供給を受け、
これらを回転搬送しつつ袋をリテーナに挿入し、続いて
該リテーナとともに排出するもので、上下方向を向くガ
イド溝を有して開閉自在とされた一対のガイド部材と、
ガイド部材に位置決めされた袋に両面から吸着して袋口
を開口する開閉自在とされた一対の吸着部材と、開口さ
れた袋口に挿入される昇降自在のプラグと、前記ガイド
部材の下方においてリテーナを位置決めするリテーナ位
置決め部材が、それぞれ連続回転するローターの周囲に
等間隔に多数設置され、ローターの回転に伴い、前記一
対のガイド部材を閉じ供給された袋の両側縁に当接させ
て袋を所定位置に位置決めし、袋口を両面から吸着部材
で吸着して開口し、プラグを下降させてその袋口に挿入
し、続いて該プラグをその下方に位置決めされたリテー
ナに向けて下降させ袋をリテーナへ挿入することを特徴
とする。この場合、前記ガイド部材の下方のローターの
周囲の、少なくとも袋の供給位置からプラグの挿入位置
まで、該ガイド部材の回転軌跡に沿って袋の下端を支持
する受け台を設置することができる。
【0012】これらの挿入装置において、ガイド部材が
昇降自在とされ、袋へのプラグの挿入後、該プラグをさ
らに下降させる際、ともに下降することが望ましい。ま
た、前記プラグに気体の吹出し口を形成することもでき
る。この場合、特に自立袋において、リテーナへの挿入
後袋内に加圧気体を吹き込んで袋底を拡開することがで
きる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図17を参照して、
本発明をより具体的に説明する。まず、図1及び図2
は、袋口を上に向け一定速度で連続的に移動する自立袋
1を、その下方において上下に揃い同じ速度で水平面内
を搬送されるリテーナ2の挿入溝に挿入する様子を時系
列的に示すものである。ここでは搬送経路を直線的に示
しているが、環状(例えば円)経路でも同じである。な
お、実際の挿入装置では、一対のガイド部材3、4、一
対の吸着部材(吸盤)5、6及びプラグ7からなる組が
多数、等間隔で所定の搬送経路上を連続搬送され、その
下を同じ間隔で多数のリテーナが連続搬送され、各々が
上記の挿入工程を連続的にこなす。
【0014】一対のガイド部材3、4は、上下方向に鉛
直に向き互いに内向きに対向する断面V字形のガイド溝
3a、4aを有し、ほぼ搬送経路に沿って水平方向に開
閉する。一対の吸盤5、6は搬送経路に垂直な鉛直面内
で開閉し、プラグ7は平面視で一対のガイド部材3、4
の間及び一対の吸盤5、6の間を昇降するようになって
いる。また、リテーナ2には保持孔8及びその両側に一
対の挿入溝9が縦設され、該挿入溝9が搬送経路に沿っ
た方向を向くように位置決めされ、連続搬送されてい
る。
【0015】図1及び図2の(a)〜(g)により挿入
工程を説明すると次のようになる。 (a)ガイド部材3、4等の搬送経路外から、図示しな
い供給手段により、袋1がその幅方向が搬送経路に平行
に向くように供給される。このとき、ガイド部材3、4
及び吸盤5、6は開状態、プラグ7は上昇位置にあり、
袋1は一対のガイド部材3、4の対向するガイド溝3
a、4aの中間位置に供給される。 (b)ガイド部材3、4が閉じ、そのガイド溝3a、4
aが袋1の両側縁に当接し位置決めする。ほぼ同時に袋
1はその供給手段から開放される。ガイド部材3、4に
より位置決めされた袋1は受け台11上に落下、支持さ
れ、受け台11上を摺動する。 (c)退避位置にあった吸盤5、6が閉じて袋口に吸着
する。このとき、リテーナ2が袋1の下方位置において
上下方向に揃うように(袋1と挿入溝9が平行で、かつ
袋1の幅方向及び厚み方向の中心が挿入溝9及び保持孔
8の中心に一致するように)位置決めされ、同じ速度で
搬送される。
【0016】(d)吸盤5、6が開いて袋1の袋口を開
口し(この段階では袋の下部は拡開されず、平らなまま
である)、その動きにタイミングを合わせてプラグ7が
下降し、開口した袋口に挿入される。この先で受け台1
1が途切れる。 (e)吸盤5、6が吸引を止め、開いて退避位置に復帰
する。また、プラグ7が下降して袋1をリテーナ2に向
け下降させ、同時にガイド部材3、4も下降する。ガイ
ド部材3、4の下降は必須ではないが、これが下降する
ことで、袋1の平らな下端をリテーナ2の挿入溝9の中
心により正確に向けることができる。 (f)ガイド部材3、4がリテーナ2の直上で停止し、
プラグ7はさらに下降する。袋1はガイド部材3、4の
ガイド溝3a、4aにガイドされ、リテーナ2の挿入溝
9の中心に挿入される。 (g)プラグ7の気体吹出し口から加圧気体が噴出し、
袋1の袋底を含め全体が拡開される。袋1はその幅方向
の中心が保持孔8及び挿入溝9の中心にくるように挿入
されているので、拡開後も保持孔8の中心と袋1の中心
が一致し、袋面と保持孔8の内周面の密着性が確保され
る。続いてガイド部材3、4及びプラグ7が元の位置に
復帰して(a)の状態に戻り、挿入の1サイクルが終
る。
【0017】次に、図3〜図11を参照して、上記挿入
装置をロータリー型に適用した例について、具体的に説
明する。図3に示すように、機台12にスタンド13が
立設し、その中で回転軸14が回転自在に支持され、該
回転軸14の上部に上側テーブル15が固定され、スタ
ンド13の周囲に軸受16を介して下側テーブル17が
回転自在に支持されている。これらの回転軸14及び両
テーブル15、17が、本発明でいうローターに相当す
る。両テーブル15、17の周囲には、断面略コの字形
の支持フレーム18が複数個等間隔で、上端が上側テー
ブル15に固定され、下端が下側テーブル17に固定さ
れて鉛直方向に延びている。
【0018】支持フレーム18の外周面の上方部位に取
付プレート19を介して開口装置21が取り付けられ、
下方部位にリテーナ位置決め部材22(図9参照)が取
り付けられ、下端に支持プレート23を介してリテーナ
支持プレート24が取り付けられている。また、図4に
示すように、支持フレーム18の外周面には長穴25、
26があけられている。支持フレーム18内から長穴2
5を通って昇降部材27の連結部28が外側に延び、そ
の先に挿入装置29が取り付けられ、その下方におい
て、長穴25、26を通って昇降部材31の一対の連結
部32が外側に延び、その先にガイド装置33が取り付
けられている。
【0019】支持フレーム18内において、昇降部材2
7には外向きにスライド部材34が取り付けられ、これ
が支持フレーム18に固定されたスライドレール35上
を摺動自在とされている。また、昇降部材27の内側端
にはカムローラ36が設置され、一方、スタンド13に
取り付けられたカム取付フレーム37の周囲に筒状の昇
降用カム38が設置され、その上を前記カムローラ36
が走行する。同様に、昇降部材31には外向きにスライ
ド部材39が取り付けられ、これがスライドレール35
上を摺動自在とされ、また、昇降部材31の内側端には
カムローラ41が設置され、これが昇降用カム42の溝
内を走行する。なお、43は引張ばねであり、昇降部材
27及び31に形成された穴44、45を貫通して上下
に延び、カムローラ36を昇降用カム38に圧接する。
【0020】挿入装置29は、昇降部材27の連結部2
8に固定された支持フランジ46と、それに摺動自在に
嵌入するパイプ状のロッド部47と、その先端のプラグ
7等で構成され、ロッド部47の後端は図示しないフィ
ルタ、切換弁等を介して圧縮エア源又はガス供給源に接
続され、プラグ7の下端の気体吹出し口から所定のタイ
ミングで加圧気体を噴出するようになっている。また、
ロッド部47は、該ロッド部47に固定されたストッパ
48、ばね受けプレート49、及び該バネ受けプレート
49と支持フランジ46の間に介在する圧縮ばね50の
作用で、プラグ7に上向きの力がかかったとき、支持フ
ランジ46に対し相対的に後退し得るようになってい
る。
【0021】ガイド装置33は、昇降部材31の連結部
32の先端に取り付けられ、図5〜図8に示すように、
鉛直方向に延びる略V字形状の溝3a、4aを有するガ
イド部材3、4と、それを開閉させる開閉機構からな
る。ガイド部材3、4はそれぞれ開閉駆動アーム51及
び開閉従動アーム52に取り付けられ、開閉駆動アーム
51は連結部32の先の支持部材53に回動自在に支持
された中空軸54に固定され、開閉従動アーム52は同
じく支持部材53に回動自在に支持された開閉従動軸5
5に固定されている。中空軸54と開閉従動軸55の下
部に互いに噛み合うギヤ56、57が固定されているの
で、開閉駆動アーム51と開閉従動アーム52は同時に
開閉する。
【0022】中空軸54の下部に内周面に縦溝が形成さ
れたスライド軸受58が固定され、このスライド軸受5
8内に外周面に縦条が形成された開閉駆動軸59が嵌挿
し、上下摺動自在に噛み合っている。開閉駆動軸59
は、その下端近傍で支持プレート23に取り付けられた
軸受61により回動自在に支持されている。開閉駆動軸
59の下端には揺動レバー62が固定され、該揺動レバ
ー62は連結ロッド63を介してカムレバー64の一端
に連結されている。カムレバー64は支持部65におい
て回動自在に軸支され、他端にカムローラ66が取り付
けられ、このカムローラ66は引張ばね67の付勢力で
基台12に設置された環状カム68に圧接され、該環状
カム68の上面を走行する。これによりカムレバー64
が揺動し、揺動レバー62が揺動し、開閉駆動軸59及
び中空軸54が回動し、開閉駆動アーム51及び開閉従
動アーム52が揺動してガイド部材3、4が開閉する。
【0023】開口装置21は取付プレート19に取り付
けられ、図10〜図11に示すように、吸盤5、6とそ
れを作動させる機構部分からなる。吸盤5、6はともに
パイプ状の開閉アーム71、72の下端に取り付けられ
ている。開閉アーム71、72はそれぞれ取付プレート
19に回動自在に軸支された回動レバー73、74に取
り付けられ、上端開口部は図示しないフィルタ、切換弁
等を介して真空手段に接続され、これにより吸盤5、6
が所定のタイミングで吸引する。回動レバー73の一端
にはカムローラ75が回転自在に取り付けられ、引張ば
ね76の付勢力でローターの周囲に円弧状に配置された
開閉カム77に圧接され、該開閉カム77の下面に沿っ
て走行する。また、回動レバー73の他端と回動レバー
74との間に連結リンク78がピン連結され、回動レバ
ー73が回動すると、同時に回動レバー74が逆方向に
回動し、開閉アーム71、72が実線及び仮想線で示す
ように、開閉するようになっている。なお、79は回動
レバー74の回動限、つまり、開閉アーム71、72の
開き限界を規定するストッパである。
【0024】以上述べたロータリー型挿入装置は、図示
しない駆動手段に連結されたギヤ80(図3参照)が回
転し、回転軸14とともに上下テーブル15、17が一
定速度で回転する。それに伴い、昇降部材27に取り付
けられたカムローラ36、昇降部材31に取り付けられ
たカムローラ41、カムレバー64に取り付けられたカ
ムローラ66及び回動レバー73に取り付けられたカム
ローラ75がそれぞれ対応するカム面上を走行し、先に
図1及び図2により説明したタイミングで、ガイド部材
3、4が開閉及び昇降し、吸盤5、6が開閉し、プラグ
7が昇降する。むろん、そのあいだ、吸盤5、6による
吸引及びプラグ7の吹き出し口からの加圧気体の噴射も
前記のタイミングで行われる。
【0025】一方、このロータリー型挿入装置に、図示
しない供給手段(例えば特開2000−318713に
記載されたロータリー型受渡し装置)により袋1が供給
され、また周知の供給手段によりリテーナ2が供給され
ると、袋1は直ちにガイド部材3、4で位置決めされ、
受け台11上を滑って移動し、リテーナ2はリテーナ支
持プレート24上で周知の手段でリテーナ位置決め部材
22に対し位置決めされ、先に図1及び図2により説明
した手順で挿入処理を受ける。なお、これまで袋1とし
て、自立袋(袋底部に折り込みのあるもの)を例に説明
したが、この挿入方法及び装置は普通の平袋にも適用で
きる。
【0026】図12に示すのは、前記ロータリー型挿入
装置において、各種サイズの袋に対応してガイド部材
3、4の開き幅を調整可能とした装置であり、環状カム
68の高さが調整可能となっている。環状カム68は環
状の取付ブラケット81の外周に固定され、該取付ブラ
ケット81には雌ねじ部材82が円周上に複数個設置さ
れ、機台12に設置されたスタンド83に回転自在に支
持された回転軸84が前記雌ねじ部材82に螺合し、取
付ブラケット81を水平に支持している。回転軸84の
下端にはギヤ85が取り付けられ、そのギヤ85は回転
軸14の周囲に回転自在に取り付けられた中間ギヤ86
の外周に噛み合っている。また、ギヤ85の1つにはス
プロケット87が固定され、チェーン88及びスプロケ
ット89を介し、機台12に設置されたスタンド91に
回転自在に支持された回転軸92に連結されている。そ
こで、回転軸92に固定されたハンドル93を回すと、
複数の回転軸84が同じだけ回転し、ブラケット81及
び環状カム68が水平を保ったまま昇降する。環状カム
68の高さは袋幅に応じて調整され、袋幅の大きい袋の
場合は環状カム68を下降させる。
【0027】図13は、プラグ7の代わりにプラグ94
を用いた挿入工程を時系列的に示すものである。図14
に示すように、プラグ94は3段に形成され、各段部は
ほぼ截頭円錐状の傾斜面でつながり、1段目は偏平形状
とされ、狭い方の側が袋面側に向いている。なお、この
挿入工程において、先端部が袋1に挿入されるまでは図
1と同じであるので、図13においては挿入後の経過
(図1の(d)〜(g)に対応)のみ示す。これを説明
すると次のようになる。 (a)吸盤5、6が開いて袋1の袋口を開口し(この段
階では袋の下部は拡開されず、平らなままである)、そ
の動きにタイミングを合わせてプラグ94が下降し、そ
の1段目が開口した袋口に挿入される。 (b)吸盤5、6が吸引を止め、開いて退避位置に復帰
する。このとき、袋1の開いていた袋口はその弾力によ
りほぼプラグ94の厚みまで偏平に戻る。その結果、袋
1の両縁の傾斜が先の例に比べて小さくなる。続いて、
プラグ94が下降して袋1をリテーナ2に向け下降さ
せ、同時にガイド部材3、4も下降する。
【0028】(c)ガイド部材3、4がリテーナ2の直
上で停止し、プラグ94はさらに下降する。袋1はガイ
ド部材3、4のガイド溝3a、4aにガイドされ、リテ
ーナ2の挿入溝9の中心に挿入される。 (d)プラグ94の2段目が袋1内に完全に挿入され、
ここで袋1の袋口が大きく開口される。次いで2段目と
3段目の傾斜面が袋口縁に当接し、プラグ94の気体吹
出し口から加圧気体が噴出し、袋1の袋底を含め全体が
拡開される。袋1はその幅方向の中心が保持孔8及び挿
入溝9の中心にくるように挿入されているので、拡開後
も保持孔8の中心と袋1の中心が一致し、袋面と保持孔
8の内周面の密着性が確保される。続いてガイド部材
3、4及びプラグ94が元の位置に復帰する。
【0029】この例のように、吸盤で袋口を開口したと
き袋内に挿入される先端部が偏平に形成されたプラグを
用いる場合、吸盤が袋から離れたとき袋が偏平に戻り、
袋の両縁の傾斜が小さくなる。従って、先の例に比べて
袋全体がガイド部材の中で左右どちらかに傾斜しにく
く、さらに正確なガイドが可能となる。
【0030】次に、本発明を自立袋に適用する場合に好
適に利用できるリテーナをここで開示する。図15に示
すように、袋1が平らなとき袋1の下端は水平である
が、袋1をリテーナ内で底部まで拡開したとき、図16
に矢印で示すように両縁側がわずかに持ち上がり、袋1
の下端が側面視湾曲する。そのため、袋1がリテーナ内
で不安定になり、搬送中、一方に傾斜したり、左右に位
置ずれを起こすことがある。なお、従来のリテーナで
は、保持孔の底面中央に保持孔よりひとまわり径の小さ
い排水孔が形成されているもの(例えば特開2000−
302106参照)が多い。
【0031】図17に示すリテーナ95は、保持孔8と
挿入溝9が縦設された点は従来のリテーナと同じである
が、挿入溝9の箇所にのみ底面が形成され、保持孔8の
部分が無底である点に特徴がある。これにより、保持孔
8及び挿入溝9に挿入された袋1の下端は両縁部のみ支
持され湾曲の中心部が支持されないので、安定性が増
す。図18に示すリテーナ96は、同じく保持孔8と挿
入溝9が縦設された点及び保持孔8より一回り小さい排
水孔96aが形成された点は従来のリテーナと同じであ
るが、保持孔8と挿入溝9の底面全体が挿入溝9に平行
な断面でみて凹面状に湾曲している点に特徴がある。こ
の湾曲は袋の湾曲とほぼ一致することが望ましく、それ
により袋1の下端を安定して支持できる。リテーナ95
と同様、保持孔8の部分を無底としてもよい。図19に
示すリテーナ97は、同じく保持孔8と挿入溝9が縦設
された点は従来のリテーナと同じであるが、保持孔8の
底面が左右の端、すなわち挿入溝9の近傍にのみ形成さ
れ、中央部に形成されていない点が特徴である。これは
構造及び機能上、リテーナ95に近い。リテーナ96と
同様、底面前体が湾曲していてもよい。
【0032】なお、このリテーナ95〜97では、保持
孔8及び挿入溝9の入口部がテーパー状とされていない
が、本発明のようにガイド部材で袋の両縁を位置決めし
挿入をガイドすることにより、それでも安定した正確な
挿入が可能となる。また、従来のリテーナのように入口
部をテーパー状に形成しても構わないが、その大きさを
従来に比べて小さくできる。入口部のテーパー形状をな
くし又は小さくすることにより、リテーナの縦サイズが
同じあれば袋を保持する機能が向上し、袋の保持する機
能を同じとすれば、テーパーの分だけリテーナの縦サイ
ズを小さくでき、リテーナのコンパクト化及び軽量化を
図ることができる。
【0033】また、上記リテーナ95〜97では、いず
れも挿入溝9の左右両端が閉じている(この部分はリテ
ーナサイドといわれている)。従来の挿入方法によれ
ば、このリテーナサイドは袋1の両側縁に当接して、そ
れ以上の傾斜や位置ずれを防止するのに重要であった
が、本発明の挿入方法によればガイド部材により位置決
めが確実に行われるため、このリテーナサイドはなくて
もよい(各リテーナ95〜97において矢印で示す左右
外側部分がなくてもよい)。その場合、リテーナの横方
向サイズを小さくでき、リテーナのコンパクト化及び軽
量化を図ることができる。
【0034】リテーナサイドがない場合において、プラ
グからの加圧気体を吹出すとき、2度吹き(吹出しの途
中でごく短時間吹出しを止めるか弱くする)したり、徐
々に加圧力を増す操作を行うとよい。これにより、袋1
は保持孔8に自己センタリングされ、万一リテーナ挿入
時に袋1が傾斜したり位置ずれを起こしたとき、不良袋
が発生するのを防止することができる。なお、この方法
はリテーナサイドがあるリテーナに対しても有効であ
る。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、袋口を開口した袋をリ
テーナに挿入する場合において、袋を保持孔及び挿入溝
に支障なく挿入することができる。また、本発明によれ
ば、袋を保持孔及び挿入溝の中心に挿入することができ
るので、保持孔の中心と袋の中心が一致し、拡開後の袋
と保持孔の内周面の密着性が向上し、液充填後に袋が動
揺して液の跳ね出しが生ずるのが抑制される。さらに、
本発明により、軽量でコンパクトなリテーナを使用する
ことができるようになり、袋挿入装置ひいては袋詰め装
置全体の高速化に有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る挿入方法において各部材の作動
を時系列的に説明する模式図である。
【図2】 同じくその模式図(続き)である。
【図3】 本発明に係るロータリー型袋挿入装置の全体
構造を示す断面図である。
【図4】 主としてガイド装置及び挿入装置の昇降機構
を示す拡大断面図(a)、側面図(b)及び平面断面図
(c)である。
【図5】 主としてガイド装置の開閉機構を示す要部断
面図(a)、一部断面底面図(b)及び側面図(c)で
ある。
【図6】 主としてガイド装置の開閉機構を示す要部断
面図である。
【図7】 主としてガイド装置の開閉機構を示す断面図
である。
【図8】 主としてガイド装置の昇降機構を示す断面図
である。
【図9】 リテーナ位置決め部材の構造を示す断面図で
ある。
【図10】 開口装置の構造を示す拡大正面図である。
【図11】 その一部断面平面図である。
【図12】 本発明に係る別のロータリー型袋挿入装置
の全体構造を示す断面図である。
【図13】 本発明に係る挿入方法において、別のプラ
グを使用したときの各部材の作動を時系列的に説明する
模式図である。
【図14】 別のプラグの正面図(a)、側面図(b)
及び1段目の底面図(c)である。
【図15】 拡開前の自立袋の平面図(a)及び側面図
(b)である。
【図16】 拡開後の自立袋の平面図(a)及び側面図
(b)である。
【図17】 改良されたリテーナの平面図(a)及び中
央部の断面図(b)である。
【図18】 改良された別のリテーナの平面図(a)及
び中央部の断面図(b)である。
【図19】 改良された別のリテーナの平面図(a)及
び側面図(b)である。
【符号の説明】 1 袋 2 リテーナ 3、4 ガイド部材 5、6 吸盤 7、94 プラグ 11 受け台
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E030 AA05 BC01 CA02 CA05 CA07 CB01 DA10 GA03 GA04

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 袋口を両面から吸着部材で吸着して開口
    し、袋とその下方に位置決めされたリテーナを相互に接
    近させて袋をリテーナへ挿入する方法において、上下方
    向を向くガイド溝を有する一対のガイド部材を袋の両側
    縁に当接させ、リテーナの溝に対して袋を位置決めし、
    かつ前記ガイド部材により袋のリテーナへの挿入をガイ
    ドすることを特徴とするリテーナへの袋の挿入方法。
  2. 【請求項2】 袋口を両面から吸着部材で吸着して開口
    し、その袋口にプラグを挿入し、続いて該プラグとその
    下方に位置決めされたリテーナを相互に接近させて袋を
    リテーナへ挿入する方法において、上下方向を向くガイ
    ド溝を有する一対のガイド部材を袋の両側縁に当接さ
    せ、リテーナの溝に対して袋を位置決めし、かつ前記ガ
    イド部材により袋のリテーナへの挿入をガイドすること
    を特徴とするリテーナへの袋の挿入方法。
  3. 【請求項3】 袋口を両面から吸着部材で吸着して開口
    し、その袋口にプラグを挿入し、続いて該プラグをその
    下方に位置決めされたリテーナに向けて下降させ袋をリ
    テーナへ挿入する方法において、上下方向を向くガイド
    溝を有する一対のガイド部材を袋の両側縁に当接させ、
    リテーナの溝に対して袋を位置決めし、かつ前記ガイド
    部材により袋のリテーナへの挿入をガイドすることを特
    徴とするリテーナへの袋の挿入方法。
  4. 【請求項4】 袋幅以上に開いて対向する前記一対のガ
    イド部材を、袋の両側縁に向け水平方向に接近させて当
    接させることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記
    載されたリテーナへの袋の挿入方法。
  5. 【請求項5】 袋を下方のリテーナに向けて下降させる
    場合、袋の下降に伴って前記一対のガイド部材をリテー
    ナ直上まで下降させることを特徴とする請求項1〜4の
    いずれかに記載されたリテーナへの袋の挿入方法。
  6. 【請求項6】 ガイド部材によりリテーナの溝に対して
    袋を位置決めした後、袋口を開口することを特徴とする
    請求項1〜5のいずれかに記載されたリテーナへの袋の
    挿入方法。
  7. 【請求項7】 位置決めされた袋とリテーナが上下に揃
    った状態で連続的に搬送されていることを特徴とする請
    求項1〜6のいずれかに記載されたリテーナへの袋の挿
    入方法。
  8. 【請求項8】 上下方向を向くガイド溝を有して開閉自
    在とされた一対のガイド部材と、ガイド部材に位置決め
    された袋に両面から吸着して袋口を開口する開閉自在と
    された一対の吸着部材と、開口された袋口に挿入される
    昇降自在のプラグと、前記ガイド部材の下方においてリ
    テーナを位置決めするリテーナ位置決め部材を備え、前
    記一対のガイド部材を閉じ供給された袋の両側縁に当接
    させて袋を所定位置に位置決めし、袋口を両面から吸着
    部材で吸着して開口し、プラグを下降させてその袋口に
    挿入し、続いて該プラグをその下方に位置決めされたリ
    テーナに向けて下降させ袋をリテーナへ挿入することを
    特徴とするリテーナへの袋の挿入装置。
  9. 【請求項9】 前記ガイド部材、吸着部材及びプラグの
    多数の組が等間隔かつ一定速度で環状経路上を連続的に
    搬送され、それらと同じ間隔及び同じ速度で前記リテー
    ナが所定の経路上を搬送され、かつ少なくともその経路
    の一部でリテーナと袋が上下に揃った状態で搬送される
    ことを特徴とする請求項8に記載されたリテーナへの袋
    の挿入装置。
  10. 【請求項10】 袋とリテーナの供給を受け、袋をリテ
    ーナに挿入して該リテーナとともに排出するロータリー
    型袋挿入装置であり、上下方向を向くガイド溝を有して
    開閉自在とされた一対のガイド部材と、ガイド部材に位
    置決めされた袋に両面から吸着して袋口を開口する開閉
    自在とされた一対の吸着部材と、開口された袋口に挿入
    される昇降自在のプラグと、前記ガイド部材の下方にお
    いてリテーナを位置決めするリテーナ位置決め部材が、
    それぞれ連続回転するローターの周囲に等間隔に多数設
    置され、ローターの回転に伴い、前記一対のガイド部材
    を閉じ供給された袋の両側縁に当接させて袋を所定位置
    に位置決めし、袋口を両面から吸着部材で吸着して開口
    し、プラグを下降させてその袋口に挿入し、続いて該プ
    ラグをその下方に位置決めされたリテーナに向けて下降
    させ袋をリテーナへ挿入することを特徴とするリテーナ
    への袋の挿入装置。
  11. 【請求項11】 前記ガイド部材の下方のローターの周
    囲の、少なくとも袋の供給位置からプラグの挿入位置ま
    で、該ガイド部材の回転軌跡に沿って袋の下端を支持す
    る受け台が設置されていることを特徴とする請求項10
    に記載されたリテーナへの袋の挿入装置。
  12. 【請求項12】 前記ガイド部材が昇降自在とされ、袋
    へのプラグの挿入後、該プラグをさらに下降させる際、
    ともに下降することを特徴とする請求項8〜11に記載
    されたリテーナへの袋の挿入装置。
  13. 【請求項13】 前記プラグに気体の吹出し口が形成さ
    れていることを特徴とする請求項8〜12のいずれかに
    記載されたリテーナへの袋の挿入装置。
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