JP2002288848A - 光ディスク装置及びその調整方法 - Google Patents

光ディスク装置及びその調整方法

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JP2002288848A
JP2002288848A JP2001086154A JP2001086154A JP2002288848A JP 2002288848 A JP2002288848 A JP 2002288848A JP 2001086154 A JP2001086154 A JP 2001086154A JP 2001086154 A JP2001086154 A JP 2001086154A JP 2002288848 A JP2002288848 A JP 2002288848A
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Shinichiro Arakawa
信一郎 荒川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録領域/非記録領域が混在するDVD−R
AM等の記録又は再生時において、光ディスク装置に安
定したサーボ特性を簡易的な構成で発揮させる。 【解決手段】 サーボゲインを初期調整した光ディスク
101上の位置の記録データの有無を判定するデータ有
無判定回路160と、データ有無判定回路160の判定
結果に基づいて、初期調整されたサーボゲインを補正す
るためのゲイン補正テーブル161からなるゲイン微調
部162と、ゲイン微調部162によって補正されたサ
ーボゲインが光ディスク101の記録又は再生時に設定
されるように、サーボゲインの調整結果をそれぞれ記憶
保持するレジスタ151とを備えた光ディスク装置10
0を提供する。これにより、レーザ光の反射率が異なる
光ディスク(DVD−RAM)101の記録領域と非記
録領域とで平均的なサーボゲインとなるように調整を行
うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク装置に
係り、特にデータの再生及び記録が可能な光ディスク装
置及びその調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスク装置では、光学ヘッド
の対物レンズのフォーカス位置を光ディスクの記録面に
正確に一致させるフォーカスサーボと、光ディスクに照
射するレーザ光をトラックに追従させるトラッキングサ
ーボとを用いることが必須である。
【0003】フォーカスサーボ及びトラッキングサーボ
は、光ディスクからの反射光を検出する多分割光検出器
の出力信号を演算してフォーカスエラー信号及びトラッ
キングエラー信号を生成し、これらフォーカスエラー信
号及びトラッキングエラー信号に基づいてそれぞれの対
象をサーボ制御することで実現される。
【0004】ところで、光ディスク装置の量産を考えた
場合、フォーカスサーボ及びトラッキングサーボのサー
ボループの特性(以下、「サーボ特性」と称する)は、
設計した特性に対して、生産された各ピックアップの特
性ばらつきに応じた量だけ装置毎に異なるのが一般的で
あり、また経時変化によっても変化する。
【0005】さらに、同一の光ディスク装置で複数の光
ディスクからの再生を行うことを考慮した場合、光ディ
スクの規格が同一であっても各ディスク毎の反射率や、
ピット形状の違い、環境温度などの要因により、ディス
ク毎にフォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号
及びRF信号等が変化する。
【0006】そこで、光ディスク装置では、これらの要
因で生じる実際のサーボ特性のばらつきをサーボイコラ
イザのゲイン調整によって吸収させる。つまり、光ディ
スク装置の製造時にこのゲインの調整結果をレジスタに
格納しておき、通常再生時にレジスタに格納されている
調整結果を読み出してサーボイコライザに対して設定す
ることにより、実際の光ディスク装置のサーボ特性を設
計した特性に近付けることができるようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の光ディスク装置において、記録/再生可能な光デ
ィスク、例えばDVD−RAM等を記録/再生する光デ
ィスク装置には次のような課題がある。
【0008】すなわち、データの記録領域/非記録領域
が混在するDVD−RAM等では、レーザ光の反射率が
記録領域と非記録領域とで異なりサーボ特性がその影響
を受けることになる。つまり、このようなDVD−RA
M等の記録再生を行う光ディスク装置おいて、装置製造
の際に、フォーカスサーボ及びトラッキングサーボのサ
ーボループゲイン(以下、「サーボゲイン」と称する)
の調整を記録領域で行い、この記録領域でサーボゲイン
が最適になるように設定した場合、非記録領域ではサー
ボゲインが高くなりすぎ、サーボ系が不安定な製品が製
造されることになる。一方、非記録領域でサーボゲイン
を最適値に調整した場合では、逆に記録領域ではサーボ
ゲインが低下しすぎて、やはりサーボ系が不安定な製品
となる。
【0009】そこで、この記録領域/非記録領域の反射
率差によるサーボゲインの変動を回避するために、記録
再生中の全加算信号の振幅値を監視することでサーボゲ
インの変化を逐次捉え、サーボゲインを常に最適化する
AGC回路を搭載した光ディスク装置等も実用化されて
いる。
【0010】しかしながら、AGC回路によりゲイン調
整を行う光ディスク装置では、AGC回路のオフセット
ずれによる調整ミスの発生が問題になる。オフセットず
れの影響を軽減させるために、さらにオフセット回路が
追加されている装置もあるが、追加回路が複雑で高価な
ものとなりコスト面で問題となる。また、このようなゲ
イン調整機能を搭載させない場合には、勿論、光学ヘッ
ドのアクチュエータの共振特性等を厳しく管理し、この
振幅変動をサーボのゲインマージン、位相マージンの範
囲に入るようにサーボ系を極めて高精度な部品で構成す
る必要があり、コスト面及び部品製造面で問題となる。
【0011】本発明は、このような課題を解決するため
になされたもので、例えば記録領域/非記録領域が混在
する光ディスクの記録又は再生時において、安定したサ
ーボ特性を簡易的な構成で発揮する光ディスク装置びそ
の調整方法を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る光ディスク装置は、光学ヘッドと、前
記光学ヘッドの対物レンズにサーボをかけるためのサー
ボ手段と、前記光ディスク上の半径方向の任意の位置で
前記サーボ手段により前記光学ヘッドの前記対物レンズ
にサーボをかけた状態で前記サーボ手段のサーボゲイン
を初期調整する初期調整手段と、前記光ディスク上の前
記任意の位置の記録データの有無を判定するデータ有無
判定手段と、前記データ有無判定手段による判定結果に
基づいて、前記初期調整手段によって初期調整されたサ
ーボゲインを補正するゲイン補正手段と、前記ゲイン補
正手段によって補正されたサーボゲインが前記光ディス
クの記録又は再生時に前記サーボ手段に対し設定される
ように、この補正されたサーボゲインの調整結果を記憶
保持する記憶手段とを具備することを特徴とする。
【0013】また、本発明に係る光ディスク装置は、前
記光ディスクが、記録領域よりも非記録領域の光の反射
率が高い記録再生可能なディスクであって、前記ゲイン
補正手段が、前記光ディスク上の前記任意の位置に記録
データが有ると前記データ有無判定手段によって判定さ
れた場合にゲインを上げるように補正し、又記録データ
が無いと判定された場合にゲインを下げるように補正す
ることを特徴とする。
【0014】さらに、本発明に係る光ディスク装置は、
前記データ有無判定手段が、前記光ディスクより前記光
学ヘッドを通じて得られる信号を基に生成される全加算
信号、エラー訂正信号又は同期信号の検出結果に基づい
て、前記光ディスク上の記録データの有無を判定するこ
とを特徴とする。
【0015】また、本発明に係る光ディスク装置の調整
方法は、光ディスク上の半径方向の任意の位置で光学ヘ
ッドの対物レンズにサーボ手段によりサーボをかけた状
態で前記サーボ手段のサーボゲインを初期調整する工程
と、前記光ディスク上の前記任意の位置の記録データの
有無を判定する工程と、前記記録データの有無の判定結
果に基づいて前記初期調整されたサーボゲインを補正す
る工程と、前記補正されたサーボゲインが前記光ディス
クの記録又は再生時に前記サーボ手段に対し設定される
ように、この補正されたサーボゲインの調整結果を記憶
保持する工程とを有することを特徴とする。
【0016】さらに、本発明に係る光ディスク装置の調
整方法は、前記光ディスクが、記録領域よりも非記録領
域の光の反射率が高い記録再生可能なディスクであっ
て、サーボゲインを補正する工程では、前記サーボゲイ
ンが初期調整された前記光ディスク上の位置に記録デー
タが有りと判定された場合にゲインを上げるように補正
し、且つ記録データが無しと判定された場合にゲインを
下げるように補正することを特徴とする。
【0017】このように、本発明は、光学ヘッドの対物
レンズ(及び光学ヘッド本体)にサーボ、すなわちフォ
ーカスサーボ又はトラッキングサーボをかけた状態でル
ープゲインの初期調整を行い、ゲインの初期調整の際に
光学ヘッドの対物レンズにてトレースされた光ディスク
上の位置(トラック)が、データの記録領域であるか、
非記憶領域であるかを検出するとともに、この検出結果
に応じてサーボゲインを微調整し、この微調整されたサ
ーボゲインの調整結果を記憶保持するものである。
【0018】したがって、本発明によれば、レーザ光の
反射率が異なる記録領域/非記録領域が混在する例えば
DVD−RAM等の再生又は記録時において、サーボゲ
インが記録領域と非記録領域とで例えば平均的なサーボ
ゲインとなるように微調整された調整結果を読出しこの
ゲインを設定した状態で、このような光ディスクの再生
又は記録を行うことが可能なので、DVD−RAM等の
光ディスクの全領域にわたってゲインマージン、位相マ
ージンを確保でき、光ディスク装置に安定したサーボ特
性を発揮させることができる。
【0019】ここで、本発明においては、光ディスク
が、記録領域の光の反射率よりも非記録領域の光の反射
率が高い記録再生可能なディスクであり、且つ光ディス
ク上のサーボゲインの初期調整位置に記録データが有る
場合、勿論、ゲインを上げるように補正し、記録データ
が無い場合、ゲインを下げるように調整を行うことにな
る。
【0020】また、本発明では、サーボゲインが初期調
整された光ディスク上の位置の記録データの有無は、勿
論、既存の回路を流用することができ、光ディスクより
光学ヘッドを通じて得られる信号を基に生成される全加
算信号、エラー訂正信号又は同期信号の検出結果から判
定することができる。これにより、AGC回路等を用い
ることなく、簡易的な構成で、光ディスクのデータの有
無の影響を最小限に抑え、光ディスク装置に安定したサ
ーボ特性を発揮させることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。図1は、本発明の実施形態に係る光
ディスク装置の構成を概略的に示すブロック図である。
【0022】同図に示すように、光ディスク装置100
は、高密度なデータの記録/再生が可能な例えばDVD
−RAMドライブ装置であって、光ディスク(DVD−
RAM)101をスピンドルモータ102により回転駆
動しながら、光学ヘッド103を介して情報の記録/再
生を行う。光学ヘッド103は、光ディスク101の記
録再生時にフィードモータ104によって光ディスク1
01の半径方向に移動する。また、光学ヘッド103
は、例えば電磁コイルを用いたアクチュエータ105に
よって、光学ヘッド103のフォーカス方向及びトラッ
キング方向に駆動される。
【0023】図2は、光学ヘッド103の光学系の構成
を示す図である。同図において、光源である半導体レー
ザ201から出射されたレーザビームは、コリメータレ
ンズ202により平行光とされた後、ビームスプリッタ
203を介して対物レンズ204に導かれ、この対物レ
ンズ204により絞り込まれて、微小なスポットとして
光ディスク101の記録面に照射される。こうしてレー
ザビームが照射された光ディスク101からの反射光
は、ビームスプリッタ203を反射して集光レンズ20
5により多分割検出器からなる光検出器206に導かれ
る。
【0024】光検出器206の出力信号は、アナログ演
算回路106に入力される。アナログ演算回路106で
は、光ディスク101の記録面に対する対物レンズ20
4のフォーカス位置の誤差(フォーカスエラー)を示す
フォーカスエラー信号FE、光ディスク101上のトラ
ックに対する照射レーザビームのトラッキング方向(光
ディスク101の半径方向)の位置の誤差(トラッキン
グエラー)を示すトラッキングエラー信号TE、及び全
加算信号RFが生成される。
【0025】図3に、光検出器206とアナログ演算回
路106の具体的な構成を示す。光検出器206は、検
出面を光ディスク101のトラック接線方向とトラック
幅方向にそれぞれ2分割してなる4つの分割領域21
1、212、213、214を有する4分割検出器であ
る。各分割領域211、212、213、214からの
出力信号をそれぞれA、B、C、Dとすると、光検出器
206は、アナログ演算回路106は、FE=(A+
C)−(B+D)、TE=(A+B)−(C+D)、R
F=(A+B+C+D)なる演算により、フォーカスエ
ラー信号FE、トラッキングエラー信号TE、全加算信
号(高周波信号)RFを生成する。
【0026】アナログ演算回路106には、光検出器2
06の出力信号(電流信号)を電圧信号に変換するため
の電流−電圧変換増幅器221〜224、231〜23
4、241〜244と、フォーカスエラー信号演算部2
51、トラッキングエラー信号演算部252及び全加算
信号演算部253が設けられている。ここで、フォーカ
スエラー信号演算部251、トラッキングエラー信号演
算部252の前段に挿入された電流−電圧変換増幅器2
21〜224、231〜234はゲイン可変増幅器によ
り構成され、後述するシステムコントローラ120から
のバランス制御信号BCによってゲインが制御される。
【0027】ここで、本実施形態の光ディスク装置10
0による再生動作について概略的に説明する。図1に示
すように、光ディスク101に記録された情報の再生時
には、光ディスク101に記録されている情報に対応し
た再生信号がアナログ演算回路106から出力される全
加算信号RF信号に現れる。この全加算信号RFは、ヘ
ッダ信号検出回路116を経由してデータ抜き取り回路
117に入力され、ここでデータ信号の部分が抜き取ら
れて二値化されると共に、ビットクロック及び同期信号
が抽出・生成される。
【0028】データ抜き取り回路117で二値化された
信号はCD/DVDデータ信号処理回路118に入力さ
れ、ここで復調とECC用RAM119を用いた誤り訂
正が行われる。CD/DVDデータ信号処理回路118
により復調および誤り訂正された信号は、システムコン
トローラ120による制御下でエンコーダ/デコーダ1
21又はデータバッファ122に入力される。
【0029】次に、光ディスク装置100による記録動
作について概略的に説明する。外部から入力されるデー
タ信号がデータバッファ122でバッファリングされ、
CD/DVDデータ信号処理回路118によりIDデー
タ、パリティビット等が付加された後、ECC用RAM
119を用いた誤り訂正符号化(ECCエンコード)と
変調が施される。誤り訂正符号化・変調後のデータ信号
は、ビットクロックと同期がとられながらLDドライバ
123に入力され、このLDドライバ123によって図
2の半導体レーザ201が駆動されることにより、光デ
ィスク101上にデータ信号が記録される。
【0030】一方、光ディスク101には予めプリピッ
トなどの形態でヘッダ情報が書き込まれており、光ディ
スク101の記録/再生時に光学ヘッド101がヘッダ
情報を読み取った際、アナログ演算回路106から出力
される全加算信号RFからヘッダ信号検出回路116で
ヘッダ信号が検出される。この検出されたヘッダ信号は
システムコントローラ120に供給され、光ディスク1
01のヘッダ部分でのサーボ制御に用いられると共に、
データ抜き取り回路117でのヘッダ内の情報抽出に用
いられる。
【0031】さらに、光ディスク装置100による光デ
ィスク101の回転速度制御について説明する。光ディ
スク101の回転速度制御方式には、大別してCLV
(線速度一定)方式とCAV(角速度一定)方式があ
り、これらの方式別にスピンドルモータ102は異なる
方法で駆動される。すなわち、光ディスク101の回転
速度制御方式がCLV方式の場合は、データ抜き取り回
路117により抽出された同期信号がスピンドルモータ
制御回路124に供給され、スピンドルモータドライバ
125を介して線速度(光ディスク101と照射レーザ
ビームの相対速度)が一定となるようにスピンドルモー
タ102の回転速度が制御される。また、光ディスク1
01の回転速度制御方式がCAV方式の場合は、スピン
ドルモータ102の内部で生成されたFG信号がスピン
ドルモータ制御回路124に供給され、スピンドルモー
タドライバ125を介して角速度、つまり光ディスク1
01の回転速度が一定となるようにスピンドルモータ1
02の回転速度が制御される。
【0032】次に、本実施形態の光ディスク装置のトラ
ッキングサーボ系及びフォーカスサーボ系についてさら
に説明を加える。図1に示すようにアナログ演算回路1
06から出力されるトラッキングエラー信号TEはトラ
ッキングサーボイコライザ107に入力され、ここでゲ
インと位相の補償が行われる。トラッキングサーボイコ
ライザ107の内部では、トラッキングエラー信号TE
は、ゲイン補償のための乗算器110に入力される。乗
算器110で乗じられるゲイン(サーボループゲイン)
は、システムコントローラの制御下でサーボゲイン調整
回路131によって与えられる。
【0033】トラッキングサーボイコライザ107から
出力されるゲイン及び位相補償後のトラッキングエラー
信号は、送りモータ制御回路112及び送りモータドラ
イバ113を介して送りモータ104に供給される。送
りモータ104は、送りモータ制御回路112による制
御下で送りモータドライバ113により駆動され、後述
するシステムコントローラ120によって指定された目
標トラック上を光学ヘッド103からのレーザビームが
走査するように、光学ヘッド103を光ディスク101
の半径方向に移動させる。
【0034】トラッキングサーボイコライザ107から
出力されるゲイン及び位相補償後のトラッキングエラー
信号TEは、送りモータ制御回路112及び送りモータ
ドライバ113を介して送りモータ104に供給され
る。送りモータ104は、送りモータ制御回路112に
よる制御下で送りモータドライバ113により駆動さ
れ、後述するシステムコントローラ120によって指定
された目標トラック上を光学ヘッド103からのレーザ
ビームが走査するように、光学ヘッド103を光ディス
ク101の半径方向に移動させる。
【0035】トラッキングサーボイコライザ107の出
力信号は、さらにトラッキング用のアクチュエータドラ
イバ114に供給される。アクチュエータ105は、ア
クチュエータドライバ114によって駆動され、トラッ
キングエラーが0となるように、光学ヘッド103から
光ディスク101上に照射されるレーザビームをトラッ
キング方向(光ディスク101の半径方向)に移動させ
る。
【0036】一方、アナログ演算回路106から出力さ
れるフォーカスエラー信号FEはフォーカスサーボイコ
ライザ108に入力され、ここでゲインと位相の補償が
行われる。フォーカスサーボイコライザ108内の乗算
器111はゲイン補償のためのものであり、この乗算器
111で乗じられるゲイン(サーボループゲイン)は、
システムコントローラの制御下でゲイン調整回路131
によって与えられる。
【0037】フォーカスサーボイコライザ108から出
力されるゲイン及び位相補償後のフォーカスエラー信号
は、フォーカスサーボ用のアクチュエータドライバ11
5に供給される。アクチュエータ105は、アクチュエ
ータドライバ115によって駆動され、フォーカスエラ
ーが0となるように光学ヘッド103内の対物レンズ2
04をフォーカス方向(光軸方向)に移動させる。
【0038】アナログ演算回路106から出力されるフ
ォーカスエラー信号FE及びトラッキングエラー信号T
Eはゲイン自動調整回路131にも入力され、またトラ
ッキングエラー信号TEおよび全加算信号RFはバラン
ス自動調整回路132にも入力される。
【0039】ゲイン調整回路131は、システムコント
ローラ120による制御下で、フォーカスサーボのルー
プゲイン(以下、「フォーカスゲイン」と称する)とト
ラッキングサーボのループゲイン(以下、「トラッキン
グゲイン」と称する)を設定するものであり、フォーカ
スサーボイコライザ107内の乗算器110及びトラッ
キングサーボイコライザ108内の乗算器111にゲイ
ン制御信号GCを供給することで各ゲインの調整を行
い、調整結果を後述するレジスタ151に格納する。
【0040】一方、バランス調整回路132は、システ
ムコントローラ120からの制御に基づいて、アナログ
演算回路106におけるフォーカスエラー信号FEのバ
ランス調整とトラッキングエラー信号TEとのバランス
調整を行うものであり、バランス制御信号BCをアナロ
グ演算回路106内の電流−電圧増幅器221〜22
4、231〜234にゲイン制御信号として供給するこ
とで調整を行い、それぞれの調整結果をレジスタ(図示
せず)に格納する。
【0041】ここで、本実施形態に係る光ディスク装置
100が備えたサーボゲイン調整回路131について詳
述する。
【0042】サーボゲイン調整装置131は、光ディス
ク装置100の製造時において、フォーカスゲイン又は
トラッキングゲインの調整を自動的に行えるものであっ
て、これらゲインの調整結果をそれぞれレジスタ151
に格納しておき、通常の記録/再生時にこのレジスタ1
51に格納されている調整結果を読み出してサーボイコ
ライザ107、108に対してそれぞれ設定することに
より、光ディスク装置100のサーボ特性を、設計した
理想的な特性に近付けるための回路である。
【0043】すなわち、このサーボゲイン調整装置13
1は、図4に示すように、光学ヘッド103のアクチュ
エータ105の共振特性に関連する外乱信号として例え
ば4KHz〜6KHz程度の周波数の正弦波(基準波)
Mを発生させる正弦波発生回路152と、A/Dコンバ
ータ153を介してデジタル変換されたフォーカスエラ
ー信号FE又はトラッキングエラー信号TEとトラッキ
ングサーボイコライザ107又はフォーカスサーボイコ
ライザ108内の加算器154により正弦波Mと重畳さ
れ、且つ位相補償フィルタ155、D/Aコンバータ1
50等を通過しフォーカス/トラッキングサーボ系を一
巡して戻ってきた信号Nから正弦波とほぼ同一の周波数
成分を抽出するためのバンドパスフィルタ156と、バ
ンドパスフィルタ156から出力された信号と正弦波M
との位相差を比較する位相比較回路157と、位相比較
回路より出力された信号の高周波成分を取り除くループ
フィルタ158と、ループフィルタ158より出力され
た信号をサンプリングして同定する平均化・同定回路1
59とに加え、さらに、光学ヘッド103の対物レンズ
204(及び光学ヘッド103本体)にフォーカスサー
ボ又はトラッキングサーボをかけた状態でループゲイン
を初期調整した際に光学ヘッド103の対物レンズ20
4にてトレースされた光ディスク上の位置(トラック)
が、データの記録領域であるか、非記憶領域であるかを
判定するデータ有無判定回路160、並びにデータ有無
判定回路160から出力されるデータ有無信号に基づい
て、初期調整されたサーボゲインを補正するための信号
を出力するゲイン補正テーブル161からなるゲイン微
調部162と、平均化・同定回路159の出力信号とゲ
イン微調部162の出力信号とを加算し、これを補正さ
れたサーボゲインの調整結果としてレジスタ151に記
憶保持させるための加算器163とから構成されてい
る。
【0044】データ有無判定回路160は、例えばアナ
ログ演算回路106から出力される全加算信号RFの振
幅の求値結果、CD/DVDデータ信号処理回路118
よりシステムコントローラ120を介して得られるエラ
ー訂正信号のエラーライン数結果、又はデータ抜き取り
回路117により抽出された同期信号に関しCD/DV
D信号処理回路118を経たシステムコントローラ12
0からのVFO(Voltage Frequency Oscillator)検出
結果に基づいて、光ディスク101上の任意の位置の記
録データの有無を判定する。
【0045】ここで、光ディスク101は、レーザ光の
反射率が異なる記録領域/非記録領域が混在するDVD
−RAMであることから、図5に示すように、記録領域
においては、フォーカスエラー信号FE又はトラッキン
グエラー信号TEに正弦波Mを重畳した応答信号Nと正
弦波Mとの位相のずれは、設計した理想のずれ量Φ0
(deg)に対しずれ量Φb(deg)となり、且つサ
ーボゲインは、設計値の理想的なサーボゲインに対し−
3dB低下することになる。
【0046】一方、非記録領域においては、信号FE又
は信号TEに正弦波Mを重畳した応答信号Nと正弦波M
との位相のずれは、ずれ量Φaとなり、且つサーボゲイ
ンは、設計値の理想的なゲインに対し+3dB高いゲイ
ン値となる。
【0047】そこで、ゲイン補正テーブル161は、 H(補正ゲイン[dB])=(未記録領域のループゲイ
ン[dB]−記録領域のループゲイン[dB])/2 といった計算式を有している。光ディスク101が、D
VD−RAMである本実施形態の場合では、H=2〜3
dBが好適な補正ゲイン値となる。
【0048】すなわち、ゲイン補正テーブル161に
は、データ有無判定回路160から受信したデータ有無
信号がデータ有を示す信号の場合に、例えば3dB高く
サーボゲインを調整するための情報が記録されており、
またデータ有無判定回路160から受信したデータ有無
信号がデータ無を示す信号の場合、3dB低くサーボゲ
インを調整するための情報が記録されている。これによ
り、記録/非記録領域の中間レベル、つまり目標とする
設計ゲイン値にサーボゲインを調整することができる。
【0049】次に、このように構成された光ディスク装
置100の製造時において自動的に行われるフォーカス
ゲイン及びトラッキングゲインの調整方法について図6
に示すフローチャートを用いて説明する。
【0050】まず、光ディスク101上の半径方向の任
意の位置で光学ヘッド103の対物レンズ204にフォ
ーカスサーボ又はトラッキングサーボをかけた状態、す
なわち対物レンズ204(及び光学ヘッド103)に光
ディスク101のトラックをトレースさせた状態で、外
乱信号として例えば4KHz〜6KHz程度の周波数の
正弦波Mを発生させ、この正弦波Mとフォーカスエラー
信号FE又はトラッキングエラー信号TEとを重畳す
る。
【0051】フォーカス/トラッキングサーボ系を一巡
して戻ってきた応答信号Nと正弦波Mとの位相差を位相
比較回路157にて測定することにより、平均化・同定
回路159にて信号を同定しフォーカゲイン又はトラッ
キングゲインの初期調整を終える(以上S1)。
【0052】次に、データ有無判定回路160によっ
て、フォーカ/ラッキングサーボをかけた状態での光デ
ィスク101上の光学ヘッド103の対物レンズ204
の初期調整位置が検出され(S2)、この初期調整位置
の記録データの有無が判定される(S3)。
【0053】サーボゲインの初期調整位置が記録領域で
ある場合(S3のYES)、データ有無判定回路160
からデータ有を示す信号がゲイン補正テーブル161ヘ
送信されるとともに、H(+3)dB高くサーボゲイン
を調整するための信号が加算器163に送信され(S
4)、一方、サーボゲインの初期調整位置が非記録領域
である場合(S3のNO)、データ有無判定回路160
からデータ無を示す信号がゲイン補正テーブル161ヘ
送信されるとともに、H(−3)dB低くサーボゲイン
を調整するための信号が加算器163に送信される(S
5)。、
【0054】加算器163に送信された補正を行うため
のこれらの信号は、平均化・同定回路159から出力さ
れる信号、すなわち初期調整されたサーボゲインの信号
と加算され、初期のゲインを補正したフォーカスゲイン
及びトラッキングゲインの最終の調整結果としてレジス
タ151にそれぞれ記憶保持される。このような工程
で、自動的にサーボゲインの調整が完了となる。
【0055】この後、光ディスク101の記録/再生時
においては、レジスタ151にそれぞれ記録されたトラ
ッキングゲイン又はサーボゲインの各調整結果を、フォ
ーカスサーボイコライザ107及びトラッキングサーボ
イコライザ108の乗算器100、111にゲイン制御
信号GCとして設定し記録/再生を行うことで、設計し
たサーボの特性に、より近い特性を実際の装置上で再現
することが可能となる。
【0056】このように、本実施形態の光ディスク装置
100は、光学ヘッド103の対物レンズ204(及び
光学ヘッド本体)にフォーカスサーボ又はトラッキング
サーボを個別にかけた状態でループゲインの初期調整を
順次行い、ゲインの初期調整の際に光学ヘッド103の
対物レンズ204にてトレースされた光ディスク101
上の位置(トラック)が、データの記録領域であるか、
非記憶領域であるかを検出するとともに、この検出結果
に応じてフォーカスゲイン、トラッキングゲインをそれ
ぞれ微調整し、この微調整された各サーボゲインの調整
結果をそれぞれ記憶保持するものである。
【0057】したがって、本実施形態によれば、レーザ
光の反射率が異なる記録領域/非記録領域が混在するD
VD−RAMの再生又は記録時において、サーボゲイン
が記録領域と非記録領域とで例えば平均的なサーボゲイ
ンとなるように微調整された調整結果を読出しこのゲイ
ンを設定した状態で、光ディスク101の再生又は記録
を行うことが可能なので、光ディスク101の全領域に
わたってゲインマージン、位相マージンを確保でき、光
ディスク装置100に安定したサーボ特性を発揮させる
ことができる。
【0058】以上、本発明を実施の形態により具体的に
説明したが、本発明は前記実施形態にのみ限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
である。例えば、DVD−RAM以外のCD−RやCD
−RWのような録/再メディアの記録再生を行うドライ
ブ装置に本発明を適用してもよい。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、フォー
カスサーボ又はトラッキングサーボのゲインの初期調整
の際に光学ヘッドの対物レンズにてトレースされた光デ
ィスク上の位置が、データの記録領域であるか否を検出
するとともに、この検出結果に応じてサーボゲインを補
正し、この補正された結果を記憶保持することができる
ので、例えば光の反射率が異なる記録領域/非記録領域
が混在するDVD−RAM等において、サーボゲインが
記録領域と非記録領域とで平均的なサーボゲインとなる
ように設定された状態で、この光ディスクの再生又は記
録を行うことが可能となり、これにより光ディスク装置
に安定したサーボ特性を発揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る光ディスクドライブ装
置を概略的に示すブロック図である。
【図2】図1の光ディスク装置が備える光学系の構成を
示す図である。
【図3】図2の光学系の一部を構成する光検出器及びア
ナログ演算回路を示す図である。
【図4】図1の光ディスク装置を構成するサーボゲイン
調整回路を詳細に示すブロック図である。
【図5】図1の光ディスク装置のサーボ閉ループの位相
特性を示す図である。
【図6】図1の光ディスク装置のサーボループゲインの
調整方法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100…光ディスク装置、101…光ディスク、103
…光学ヘッド、104…送りモータ、105…アクチュ
エータ、106…アナログ演算回路、107…トラッキ
ングサーボイコライザ、108…フォーカスサーボイコ
ライザ、110、111…ゲイン乗算器、117…デー
タ抜き取り回路、118…CD/DVDデータ信号処理
回路、119…ECC用RAM、120…システムコン
トローラ、131…サーボゲイン調整回路、151…レ
ジスタ、152…正弦波発生回路、157…位相比較回
路、160…データ有無判定回路、161…ゲイン補正
テーブル、162…ゲイン微調部、204…対物レン
ズ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学ヘッドと、 前記光学ヘッドの対物レンズにサーボをかけるためのサ
    ーボ手段と、 前記光ディスク上の半径方向の任意の位置で前記サーボ
    手段により前記光学ヘッドの前記対物レンズにサーボを
    かけた状態で前記サーボ手段のサーボゲインを初期調整
    する初期調整手段と、 前記光ディスク上の前記任意の位置の記録データの有無
    を判定するデータ有無判定手段と、 前記データ有無判定手段による判定結果に基づいて、前
    記初期調整手段によって初期調整されたサーボゲインを
    補正するゲイン補正手段と、 前記ゲイン補正手段によって補正されたサーボゲインが
    前記光ディスクの記録又は再生時に前記サーボ手段に対
    し設定されるように、この補正されたサーボゲインの調
    整結果を記憶保持する記憶手段とを具備することを特徴
    とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光ディスク装置におい
    て、 前記光ディスクが、記録領域よりも非記録領域の光の反
    射率が高い記録再生可能なディスクであって、 前記ゲイン補正手段が、前記光ディスク上の前記任意の
    位置に記録データが有ると前記データ有無判定手段によ
    って判定された場合にゲインを上げるように補正し、又
    記録データが無いと判定された場合にゲインを下げるよ
    うに補正することを特徴とする光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の光ディスク装置に
    おいて、 前記データ有無判定手段は、前記光ディスクより前記光
    学ヘッドを通じて得られる信号を基に生成される全加算
    信号、エラー訂正信号又は同期信号の検出結果に基づい
    て、前記光ディスク上の記録データの有無を判定するこ
    とを特徴とする光ディスク装置。
  4. 【請求項4】 光ディスク上の半径方向の任意の位置で
    光学ヘッドの対物レンズにサーボ手段によりサーボをか
    けた状態で前記サーボ手段のサーボゲインを初期調整す
    る工程と、 前記光ディスク上の前記任意の位置の記録データの有無
    を判定する工程と、 前記記録データの有無の判定結果に基づいて前記初期調
    整されたサーボゲインを補正する工程と、 前記補正されたサーボゲインが前記光ディスクの記録又
    は再生時に前記サーボ手段に対し設定されるように、こ
    の補正されたサーボゲインの調整結果を記憶保持する工
    程とを有することを特徴とする光ディスク装置の調整方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の光ディスク装置の調整方
    法において、 前記光ディスクが、記録領域よりも非記録領域の光の反
    射率が高い記録再生可能なディスクであって、 サーボゲインを補正する工程では、前記サーボゲインが
    初期調整された前記光ディスク上の位置に記録データが
    有りと判定された場合にゲインを上げるように補正し、
    且つ記録データが無しと判定された場合にゲインを下げ
    るように補正することを特徴とする光ディスク装置の調
    整方法。
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