JP2002285504A - 舗装用ブロック及び敷設方法 - Google Patents
舗装用ブロック及び敷設方法Info
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- JP2002285504A JP2002285504A JP2001082797A JP2001082797A JP2002285504A JP 2002285504 A JP2002285504 A JP 2002285504A JP 2001082797 A JP2001082797 A JP 2001082797A JP 2001082797 A JP2001082797 A JP 2001082797A JP 2002285504 A JP2002285504 A JP 2002285504A
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- Japan
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- blocks
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ブロックを敷き詰めることで、容易に自然な風
合いを呈した路面を形成できる舗装用ブロックを提供す
る。 【解決手段】 ブロックは隣り合う2辺が互いに補完形
状をなしていることから、隙間なく路面に敷き詰めるこ
とができ、各組の隣り合う2辺の形状が他の組の隣り合
う2辺の形状と異なることで路面に敷き詰めた際にブロ
ックが一定方向に配列されることがなくなり乱張り舗装
に近い風合いを持たせることができる。また3片のブロ
ックの集合体であることから施工性も良好なものとなり
得る。
合いを呈した路面を形成できる舗装用ブロックを提供す
る。 【解決手段】 ブロックは隣り合う2辺が互いに補完形
状をなしていることから、隙間なく路面に敷き詰めるこ
とができ、各組の隣り合う2辺の形状が他の組の隣り合
う2辺の形状と異なることで路面に敷き詰めた際にブロ
ックが一定方向に配列されることがなくなり乱張り舗装
に近い風合いを持たせることができる。また3片のブロ
ックの集合体であることから施工性も良好なものとなり
得る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歩道、公園の広場
等の路面に設置され、路面に敷き詰めて舗装路面を形成
した際に自然石を敷き詰めた風合いを呈する舗装用ブロ
ックに関するものである。
等の路面に設置され、路面に敷き詰めて舗装路面を形成
した際に自然石を敷き詰めた風合いを呈する舗装用ブロ
ックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、歩行者が通行する舗装路面におい
て、人為的に形成された模様より自然な風合いが好まれ
ており、公園等周囲に自然が配されている状況では特に
その傾向は強まる。自然な風合いを有する路面を形成す
るには、自然石を種々の形状に切断してモルタルで固定
する方法が採られることが多く、その様な舗装は乱張り
舗装と呼ばれている。
て、人為的に形成された模様より自然な風合いが好まれ
ており、公園等周囲に自然が配されている状況では特に
その傾向は強まる。自然な風合いを有する路面を形成す
るには、自然石を種々の形状に切断してモルタルで固定
する方法が採られることが多く、その様な舗装は乱張り
舗装と呼ばれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、乱張り
舗装を行うには種々の形状の自然石を現地で切断しなが
ら敷き詰めて行く必要があり、その手間及び時間は言う
までもなく膨大なものであり、加工のムラ等によりそれ
ぞれの自然石の間に隙間が空くこともあり、品質の安定
性も低い。
舗装を行うには種々の形状の自然石を現地で切断しなが
ら敷き詰めて行く必要があり、その手間及び時間は言う
までもなく膨大なものであり、加工のムラ等によりそれ
ぞれの自然石の間に隙間が空くこともあり、品質の安定
性も低い。
【0004】そこで本発明は、ブロックを敷き詰めるこ
とで、容易に自然な風合いを呈した路面を形成できる舗
装用ブロックを提供するものである。
とで、容易に自然な風合いを呈した路面を形成できる舗
装用ブロックを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、隣り合う2辺
を1組とし、それが3組組み合わされて外周辺が形成さ
れ、各1組の隣り合う2辺は互いに補完形状をなすよう
に一方の辺が他方の辺に対して表裏反転した形状及び大
きさとなされると共に、各1組の隣り合う2辺の形状が
他の組の隣り合う2辺の形状及び大きさと異なることを
特徴とするものである。
を1組とし、それが3組組み合わされて外周辺が形成さ
れ、各1組の隣り合う2辺は互いに補完形状をなすよう
に一方の辺が他方の辺に対して表裏反転した形状及び大
きさとなされると共に、各1組の隣り合う2辺の形状が
他の組の隣り合う2辺の形状及び大きさと異なることを
特徴とするものである。
【0006】ブロックは隣り合う2辺が互いに補完形状
をなしていることから、隙間なく路面に敷き詰めること
ができ、各組の隣り合う2辺の形状が他の組の隣り合う
2辺の形状と異なることで路面に敷き詰めた際にブロッ
クが一定方向に配列されることがなくなり乱張り舗装に
近い風合いを持たせることができる。また外周辺の2辺
が3組の計6辺にて形成されていることで、3片のブロ
ックの集合体が1つの単位となる。1つの単位が偶数で
ある場合には、どうしてもブロックの並び方が単調とな
り自然な風合いに乏しくなり、また5片以上であると施
工方法が極めて複雑なものとなり施工誤りも危惧され
る。従って1つの単位を3片とすることで、単位が2片
又は4片、若しくはそれ以上から成り立つものと比較し
て、より乱張り舗装に近い自然な風合いを呈し、かつ施
工性が良好なものとなり得る。
をなしていることから、隙間なく路面に敷き詰めること
ができ、各組の隣り合う2辺の形状が他の組の隣り合う
2辺の形状と異なることで路面に敷き詰めた際にブロッ
クが一定方向に配列されることがなくなり乱張り舗装に
近い風合いを持たせることができる。また外周辺の2辺
が3組の計6辺にて形成されていることで、3片のブロ
ックの集合体が1つの単位となる。1つの単位が偶数で
ある場合には、どうしてもブロックの並び方が単調とな
り自然な風合いに乏しくなり、また5片以上であると施
工方法が極めて複雑なものとなり施工誤りも危惧され
る。従って1つの単位を3片とすることで、単位が2片
又は4片、若しくはそれ以上から成り立つものと比較し
て、より乱張り舗装に近い自然な風合いを呈し、かつ施
工性が良好なものとなり得る。
【0007】またブロックを敷き詰めることで3片のブ
ロックによる単位が形成されてゆき舗装路面が施工可能
であることから、施工時に必要な懸垂力はブロック分の
小さなものとなり、更には自然石をカットする必要がな
いことから、大幅な施工性の改善及び品質の安定化を図
ることができる。
ロックによる単位が形成されてゆき舗装路面が施工可能
であることから、施工時に必要な懸垂力はブロック分の
小さなものとなり、更には自然石をカットする必要がな
いことから、大幅な施工性の改善及び品質の安定化を図
ることができる。
【0008】ブロックは、それぞれの外形が同一である
ことからブロックを形成する際にも複数の成型用の型を
必要とせず、輸送、保管等においても簡易な方法にて対
応できる。
ことからブロックを形成する際にも複数の成型用の型を
必要とせず、輸送、保管等においても簡易な方法にて対
応できる。
【0009】ブロックの表面には、1つのブロックとそ
のブロックに隣接する他のブロックとの間に形成される
目地部と、ほぼ同一の幅を有する線形の疑似目地部を表
面に設けてもよい。疑似目地部を設けることで更にブロ
ックの並び方が自然な風合いとなる。またブロックの表
面は、疑似目地部により複数の区画域に分割するのが好
ましい。目地部と併せて、よりブロックが多数に分割さ
れている様に見え、乱張り舗装に近い風合いとなり好ま
しい。
のブロックに隣接する他のブロックとの間に形成される
目地部と、ほぼ同一の幅を有する線形の疑似目地部を表
面に設けてもよい。疑似目地部を設けることで更にブロ
ックの並び方が自然な風合いとなる。またブロックの表
面は、疑似目地部により複数の区画域に分割するのが好
ましい。目地部と併せて、よりブロックが多数に分割さ
れている様に見え、乱張り舗装に近い風合いとなり好ま
しい。
【0010】ブロックの表面には石肌模様のテクスチュ
アを施して、自然石に近い表情を持たせてもよく、また
ブロックの表面には混練、塗装等により色ムラを形成す
ることで自然石に近い表情を持たせてもよい。
アを施して、自然石に近い表情を持たせてもよく、また
ブロックの表面には混練、塗装等により色ムラを形成す
ることで自然石に近い表情を持たせてもよい。
【0011】ブロックには所定の目地部の幅を形成する
突起部を設けてもよい。実際に乱張り舗装をする際にも
割石を密着させず、若干離して配置することで目地部に
より分割されている印象を与える場合が多いが、本発明
においてもブロックが隣接し形成される目地部に適宜隙
間を設けることで、より乱張り舗装に近い風合いを持た
せることができ好ましい。
突起部を設けてもよい。実際に乱張り舗装をする際にも
割石を密着させず、若干離して配置することで目地部に
より分割されている印象を与える場合が多いが、本発明
においてもブロックが隣接し形成される目地部に適宜隙
間を設けることで、より乱張り舗装に近い風合いを持た
せることができ好ましい。
【0012】請求項2〜6に記載のブロックを敷設する
には、表面に形成された疑似目地部の異なる複数種類の
ブロックを用意し、それを路面に敷き詰めるのが好まし
い。また疑似目地部は単位となるのが3片のブロックで
あることから、3種類のものを用意して敷設するのが好
ましい。3片の疑似目地部が同一である場合、少なくと
も1片の意匠が異なるときと較べ単調な風合いとなる。
には、表面に形成された疑似目地部の異なる複数種類の
ブロックを用意し、それを路面に敷き詰めるのが好まし
い。また疑似目地部は単位となるのが3片のブロックで
あることから、3種類のものを用意して敷設するのが好
ましい。3片の疑似目地部が同一である場合、少なくと
も1片の意匠が異なるときと較べ単調な風合いとなる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の一例につい
て、図面に基づき具体的に説明する。図1は、本発明に
係わる舗装用ブロックで、それぞれ異なる3種類の意匠
の疑似目地部を設けたものを示す。ブロックの材質は、
特に限定されず天然石、タイル、レンガ、コンクリー
ト、アスファルト、木材、廃タイヤチップ等のゴム質
材、廃プラスチック等の合成樹脂などの1種類或いはそ
れらを組み合わせてもよい。また適宜骨材、充填剤等を
混合してもよく、ブロックの内部に空孔を設けて透水性
を具備させてもよい。ブロック1の外周を形成する6辺
は、隣り合う2辺を1組とし、それが3組組み合わされ
て外周辺が形成され、各隣り合う2辺α、β、γは互い
に補完形状をなすように一方の辺が他方の辺に対して表
裏反転した形状となされると共に、各組の隣り合う2辺
α、β、γは他の組の隣り合う2辺とは異なる形状とさ
れている。またブロックの外周の6辺の内5辺には突起
部12が設けられている。図2に示すのは、3片のブロ
ックの頂点の内、同一の場所である1ヶ所切欠き部13
が切り欠かれている部分を拡大したものである。
て、図面に基づき具体的に説明する。図1は、本発明に
係わる舗装用ブロックで、それぞれ異なる3種類の意匠
の疑似目地部を設けたものを示す。ブロックの材質は、
特に限定されず天然石、タイル、レンガ、コンクリー
ト、アスファルト、木材、廃タイヤチップ等のゴム質
材、廃プラスチック等の合成樹脂などの1種類或いはそ
れらを組み合わせてもよい。また適宜骨材、充填剤等を
混合してもよく、ブロックの内部に空孔を設けて透水性
を具備させてもよい。ブロック1の外周を形成する6辺
は、隣り合う2辺を1組とし、それが3組組み合わされ
て外周辺が形成され、各隣り合う2辺α、β、γは互い
に補完形状をなすように一方の辺が他方の辺に対して表
裏反転した形状となされると共に、各組の隣り合う2辺
α、β、γは他の組の隣り合う2辺とは異なる形状とさ
れている。またブロックの外周の6辺の内5辺には突起
部12が設けられている。図2に示すのは、3片のブロ
ックの頂点の内、同一の場所である1ヶ所切欠き部13
が切り欠かれている部分を拡大したものである。
【0014】疑似目地部は直線又は直線の組み合わせに
よりブロックを複数の区画域に分割するのが好ましい。
乱張り舗装を形成するには通常割石を用いるが、その割
れ目は概ね直線状となることから、直線または直線の組
み合わせによって疑似目地部を形成するほうが曲線にて
形成するより自然な風合いが得られる。
よりブロックを複数の区画域に分割するのが好ましい。
乱張り舗装を形成するには通常割石を用いるが、その割
れ目は概ね直線状となることから、直線または直線の組
み合わせによって疑似目地部を形成するほうが曲線にて
形成するより自然な風合いが得られる。
【0015】図3は図1に示すa)、b)、c)のブロ
ックを組み合わせて3片のブロックによる単位2を形成
した状態の一例を示すものである。3片のブロックはそ
れぞれ一定方向となることはなく人工的な風合いになる
ことを回避できており、また疑似目地部11はブロック
の間の目地部21とほぼ同一の幅として見た目を近似さ
せ、ブロック1の外形を変化させることなく種々の形状
のブロックが存在しているように見せると同時にブロッ
ク1がより細かく分割されているように見せている。疑
似目地部11は3片について同一の意匠としてもよい
が、図3においては3片それぞれについて異なる意匠と
しており、少なくとも3片の内1片は異なる意匠とする
ことが、自然石の風合いを持たせる上では好ましい。施
工時には3片のブロックによる単位2の中でそれぞれの
ブロックの方向及び疑似目地部11の意匠を変化させる
ことでより自然石に近い風合いとすることが好ましい。
更には疑似目地部11は直線状でもよいが、本実施形態
においては3片の内2片について適度に直線を組み合わ
せてブロックを複数の領域に分割することで、より自然
石に近い風合いを持たせている。また、疑似目地部の意
匠の種類は3種類以下に限定されず、4種類以上の意匠
のものを用いてもよい。
ックを組み合わせて3片のブロックによる単位2を形成
した状態の一例を示すものである。3片のブロックはそ
れぞれ一定方向となることはなく人工的な風合いになる
ことを回避できており、また疑似目地部11はブロック
の間の目地部21とほぼ同一の幅として見た目を近似さ
せ、ブロック1の外形を変化させることなく種々の形状
のブロックが存在しているように見せると同時にブロッ
ク1がより細かく分割されているように見せている。疑
似目地部11は3片について同一の意匠としてもよい
が、図3においては3片それぞれについて異なる意匠と
しており、少なくとも3片の内1片は異なる意匠とする
ことが、自然石の風合いを持たせる上では好ましい。施
工時には3片のブロックによる単位2の中でそれぞれの
ブロックの方向及び疑似目地部11の意匠を変化させる
ことでより自然石に近い風合いとすることが好ましい。
更には疑似目地部11は直線状でもよいが、本実施形態
においては3片の内2片について適度に直線を組み合わ
せてブロックを複数の領域に分割することで、より自然
石に近い風合いを持たせている。また、疑似目地部の意
匠の種類は3種類以下に限定されず、4種類以上の意匠
のものを用いてもよい。
【0016】また各ブロックの外周には突起部12が設
けられ、隣接するブロック同士の目地部21を所定の幅
に保っている。突起部12は本実施形態においては5辺
について設けているが、少なくとも6辺の内3辺以上に
突起部を設けるのが好ましい。目地部21を所定の幅に
保ち、疑似目地部11の幅と近似させることで目地部2
1、疑似目地部11が見た目上、区別が付き辛くなり、
より数多くの自然石が敷き詰められているように見せて
いる。
けられ、隣接するブロック同士の目地部21を所定の幅
に保っている。突起部12は本実施形態においては5辺
について設けているが、少なくとも6辺の内3辺以上に
突起部を設けるのが好ましい。目地部21を所定の幅に
保ち、疑似目地部11の幅と近似させることで目地部2
1、疑似目地部11が見た目上、区別が付き辛くなり、
より数多くの自然石が敷き詰められているように見せて
いる。
【0017】3片のブロックによる単位2は、1点に接
するそれぞれのブロック1の角の頂点を切り欠き、施工
における便宜を図ってもよい。実際の施工においては、
形成した3片のブロックによる単位を敷き詰めて行くよ
り、ブロックを1片ずつ敷き詰めて施工するほうがブロ
ックの運搬の容易さを考慮すると好ましいが、その場合
はブロック1の1つの角に切欠き部13を設け、その切
欠き部13を合わせながらブロック1を敷き詰めて行く
ことで施工時の組み合わせ誤りを防止でき、施工におけ
る便宜を図ることができ好ましい。
するそれぞれのブロック1の角の頂点を切り欠き、施工
における便宜を図ってもよい。実際の施工においては、
形成した3片のブロックによる単位を敷き詰めて行くよ
り、ブロックを1片ずつ敷き詰めて施工するほうがブロ
ックの運搬の容易さを考慮すると好ましいが、その場合
はブロック1の1つの角に切欠き部13を設け、その切
欠き部13を合わせながらブロック1を敷き詰めて行く
ことで施工時の組み合わせ誤りを防止でき、施工におけ
る便宜を図ることができ好ましい。
【0018】図4は本発明における舗装用ブロックを施
工した状態を示すものである。ブロック1の疑似目地部
11の意匠を適宜組み合わせ、また3片のブロックが方
向を回転されながら組み合わされて3片のブロックによ
る単位2を形成し、それらを複数敷き詰めて行くことで
目地部21が現出されて乱張り舗装に近い風合いを呈
し、更に疑似目地部11が舗装表面を複数の割石に分割
しているように見せ、より乱張り舗装に近い風合いの舗
装路面を形成している。
工した状態を示すものである。ブロック1の疑似目地部
11の意匠を適宜組み合わせ、また3片のブロックが方
向を回転されながら組み合わされて3片のブロックによ
る単位2を形成し、それらを複数敷き詰めて行くことで
目地部21が現出されて乱張り舗装に近い風合いを呈
し、更に疑似目地部11が舗装表面を複数の割石に分割
しているように見せ、より乱張り舗装に近い風合いの舗
装路面を形成している。
【0019】それぞれのブロックの外面には、適宜模様
を施して、より自然石の風合いを強調するのが好まし
い。石肌模様のテクスチュアを施すことが好ましいが、
用いられる場所に合わせて適宜ビシャン風、割肌等の模
様を施してもよい。また混練、塗装等により色ムラを形
成してもよく更には色ムラのみならずランダムな凹凸を
設けて外面に表情を持たせてもよい。それらの表面加工
を施すことにより更に自然石に近い風合いを持たせるこ
とができる
を施して、より自然石の風合いを強調するのが好まし
い。石肌模様のテクスチュアを施すことが好ましいが、
用いられる場所に合わせて適宜ビシャン風、割肌等の模
様を施してもよい。また混練、塗装等により色ムラを形
成してもよく更には色ムラのみならずランダムな凹凸を
設けて外面に表情を持たせてもよい。それらの表面加工
を施すことにより更に自然石に近い風合いを持たせるこ
とができる
【0020】図5、図6はそれぞれ図1のブロックを3
片用いて形成される単位の一例を示すものである。いず
れの場合においても3片それぞれのブロックは一定方向
となることはなく、人工的な風合いとなることを回避で
きている。
片用いて形成される単位の一例を示すものである。いず
れの場合においても3片それぞれのブロックは一定方向
となることはなく、人工的な風合いとなることを回避で
きている。
【0021】
【発明の効果】ブロックは隣り合う2辺が互いに補完形
状をなしていることから、隙間なく路面に敷き詰めるこ
とができ、各組の隣り合う2辺の形状が他の組の隣り合
う2辺の形状と異なることで路面に敷き詰めた際にブロ
ックが一定方向に配列されることがなくなり乱張り舗装
に近い風合いを持たせることができる。また外周辺の2
辺が3組の計6辺にて形成されていることで、3片のブ
ロックの集合体が1つの単位となる。1つの単位が偶数
である場合には、どうしてもブロックの並び方が単調と
なり自然な風合いに乏しくなり、また5片以上であると
施工方法が極めて複雑なものとなり施工誤りも危惧され
る。従って1つの単位を3片とすることで、単位が2片
又は4片、若しくはそれ以上から成り立つものと比較し
て、より乱張り舗装に近い自然な風合いを呈し、かつ施
工性が良好なものとなり得る。
状をなしていることから、隙間なく路面に敷き詰めるこ
とができ、各組の隣り合う2辺の形状が他の組の隣り合
う2辺の形状と異なることで路面に敷き詰めた際にブロ
ックが一定方向に配列されることがなくなり乱張り舗装
に近い風合いを持たせることができる。また外周辺の2
辺が3組の計6辺にて形成されていることで、3片のブ
ロックの集合体が1つの単位となる。1つの単位が偶数
である場合には、どうしてもブロックの並び方が単調と
なり自然な風合いに乏しくなり、また5片以上であると
施工方法が極めて複雑なものとなり施工誤りも危惧され
る。従って1つの単位を3片とすることで、単位が2片
又は4片、若しくはそれ以上から成り立つものと比較し
て、より乱張り舗装に近い自然な風合いを呈し、かつ施
工性が良好なものとなり得る。
【0022】またブロックを敷き詰めることで3片のブ
ロックによる単位が形成されてゆき舗装路面が施工可能
であることから、施工時に必要な懸垂力はブロック分の
小さなものとなり、更には自然石をカットする必要がな
いことから、大幅な施工性の改善及び品質の安定化を図
ることができる。
ロックによる単位が形成されてゆき舗装路面が施工可能
であることから、施工時に必要な懸垂力はブロック分の
小さなものとなり、更には自然石をカットする必要がな
いことから、大幅な施工性の改善及び品質の安定化を図
ることができる。
【図1】本発明の実施形態におけるブロックで、表面に
3種類の異なる疑似目地部を有するブロックを示すもの
である。
3種類の異なる疑似目地部を有するブロックを示すもの
である。
【図2】図1に示すブロックの、切欠き部の拡大を示す
ものである。
ものである。
【図3】図1のブロックを用いて形成される3片のブロ
ックによる単位の一例を示すものである。
ックによる単位の一例を示すものである。
【図4】図1のブロックを用いて形成された施工後の舗
装路面を示すものである。
装路面を示すものである。
【図5】図1のブロックを用いて形成される3片のブロ
ックによる単位の一例を示すものである。
ックによる単位の一例を示すものである。
【図6】図1のブロックを用いて形成される3片のブロ
ックによる単位の一例を示すものである。
ックによる単位の一例を示すものである。
1 ブロック 11 疑似目地部 12 突起部 13 切欠き部 2 3片のブロックによる単位 21 目地部
Claims (8)
- 【請求項1】 隣り合う2辺を1組とし、それが3組組
み合わされて外周辺が形成され、各1組の隣り合う2辺
は互いに補完形状をなすように一方の辺が他方の辺に対
して表裏反転した形状及び大きさとなされると共に、各
1組の隣り合う2辺の形状が他の組の隣り合う2辺の形
状及び大きさと異なることを特徴とする舗装用ブロッ
ク。 - 【請求項2】 ブロックは、1つのブロックと該ブロッ
クに隣接する他のブロックとの間に形成される目地部
と、ほぼ同一の幅を有する線形の疑似目地部が表面に形
成されていることを特徴とする請求項1に記載の舗装用
ブロック。 - 【請求項3】 ブロックの表面は、疑似目地部により複
数の区画域に分割されていることを特徴とする請求項2
に記載の舗装用ブロック。 - 【請求項4】 ブロックは、表面に石肌模様のテクスチ
ュアを施していることを特徴とする請求項1、2又は3
に記載の舗装用ブロック。 - 【請求項5】 ブロックは、表面に混練、塗装等により
色ムラを形成していることを特徴とする請求項1、2、
3又は4に記載の舗装用ブロック。 - 【請求項6】 ブロックは、所定の目地部の幅を形成す
る突起部が設けられていることを特徴する請求項1、
2、3、4又は5に記載の舗装用ブロック。 - 【請求項7】 表面に形成された疑似目地部が異なる請
求項2〜6に記載のブロックを複数種類用意し、前記ブ
ロックを敷設することを特徴とする敷設方法。 - 【請求項8】 表面に形成された疑似目地部が異なる請
求項2〜6に記載のブロックは3種類であることを特徴
とする請求項7に記載の敷設方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001082797A JP2002285504A (ja) | 2001-03-22 | 2001-03-22 | 舗装用ブロック及び敷設方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001082797A JP2002285504A (ja) | 2001-03-22 | 2001-03-22 | 舗装用ブロック及び敷設方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002285504A true JP2002285504A (ja) | 2002-10-03 |
Family
ID=18938697
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001082797A Pending JP2002285504A (ja) | 2001-03-22 | 2001-03-22 | 舗装用ブロック及び敷設方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002285504A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7637688B2 (en) | 2003-09-18 | 2009-12-29 | Riccobene Design Llc | Irregular, tessellated building units |
US7674067B2 (en) | 2003-09-18 | 2010-03-09 | Riccobene Designs Llc | Irregular tessellated building units |
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