JP2002280793A - 電子部品搭載機 - Google Patents

電子部品搭載機

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JP2002280793A
JP2002280793A JP2001083151A JP2001083151A JP2002280793A JP 2002280793 A JP2002280793 A JP 2002280793A JP 2001083151 A JP2001083151 A JP 2001083151A JP 2001083151 A JP2001083151 A JP 2001083151A JP 2002280793 A JP2002280793 A JP 2002280793A
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electronic component
suction
head
supply device
component supply
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JP2001083151A
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Toru Hiramatsu
徹 平松
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Juki Corp
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Juki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子部品搭載作業の効率を大幅に向上させる
ことができる電子部品搭載機を提供する。 【解決手段】 吸着ノズル部12Aが下降して接近可能
であるピックアップ部20と、電子部品を格納する格納
部22と、この格納部22の電子部品を前記ピックアッ
プ部20に順次供給する供給部24と、を含んでなり、
ヘッド14に支持されて該ヘッド14とともに移動自在
の移動電子部品供給装置18を電子部品搭載機10に設
けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品を真空吸
着して基板上の所定の位置に搭載する電子部品搭載機に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図3に示されるような、電子部品
搭載機100が知られている。この電子部品搭載機10
0は、電子部品の真空吸着のための吸着ノズル部102
Aを備えると共に、該吸着ノズル部102Aを略上下方
向に駆動する吸着装置102と、この吸着装置102が
設けられたヘッド104と、ヘッド104を略水平方向
に駆動する水平駆動部106と、を有してなり、電子部
品を基板108上の所定の位置に搭載するようにされて
いる。
【0003】吸着ノズル部102Aは上下方向筒状体の
スライドシャフト102Bの下端近傍に設置されてい
る。吸着装置102は、スライドシャフト102B及び
吸着ノズル部102Aを上下方向に直線駆動及び軸線廻
りに回転駆動すると共に、スライドシャフト102Bの
上端側から吸着ノズル部102Aに負圧を供給可能とさ
れている。
【0004】吸着装置102は一般的に、ヘッド104
に複数設けられている。
【0005】水平駆動部106は、X−Y駆動装置でヘ
ッド104を支持すると共に、略水平なX−Y方向に駆
動するようにされている。
【0006】これにより電子部品搭載機100は、吸着
ノズル部102Aにおいて電子部品を真空吸着して任意
の位置に移送可能とされ、基板108上の所定の位置に
搭載することができるようにされている。
【0007】電子部品は一般的にテープフィーダ11
0、バルクフィーダ112(電子部品供給装置)に格納
され、これらテープフィーダ110、バルクフィーダ1
12のピックアップ部110A、112Aに順次送り出
されるようにされている。
【0008】電子部品搭載機100は、ピックアップ部
110A、112Aと基板108との間でヘッド104
とともに吸着ノズル部102Aを繰り返し往復させて基
板108上に電子部品を搭載するようにされている。
【0009】電子部品搭載機100は、複数の吸着装置
102を適宜使用することにより、ピックアップ部11
0A、112Aと基板108との間におけるヘッド10
4の往復回数を制限して、電子部品を効率的に搭載する
ようにされている。
【0010】ここで近年、電子部品搭載作業の更なる効
率化が求められている。
【0011】吸着装置102を更に増設すれば、それだ
け電子部品搭載作業の効率化を図ることができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、吸着装置10
2の増設は大幅なコストの増加を伴うとともに、ヘッド
104における設置スペースも制約されるため、吸着装
置の増設による電子部品搭載の更なる効率化は困難であ
った。
【0013】又、仮に吸着装置102を増設しても、ヘ
ッド104が吸着ノズル部102Aと共にピックアップ
部110A、112Aと基板108との間を往復するこ
とに変わりはなく、作業効率の大幅な向上は困難であっ
た。
【0014】本発明は、以上の問題点に鑑みてなされた
ものであって、電子部品搭載作業の効率を大幅に向上さ
せることができる電子部品搭載機を提供することを目的
とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、電子部品の真
空吸着のための吸着ノズル部を備えるとともに、該吸着
ノズル部を略上下方向に駆動する吸着装置と、この吸着
装置が設けられたヘッドと、このヘッドを略水平方向に
駆動する水平駆動部と、を有してなり、電子部品を基板
上の所定の位置に搭載する電子部品搭載機において、前
記吸着装置の吸着ノズル部が下降して接近可能であるピ
ックアップ部と、電子部品を格納する格納部と、この格
納部の電子部品を前記ピックアップ部に順次供給する供
給部と、を含んでなり、前記ヘッドに支持されて該ヘッ
ドと共に移動自在の移動電子部品供給装置を設けたこと
により、上記目的を達成するものである。
【0016】又、前記吸着装置と前記移動電子部品供給
装置とを相互に接近・離間させるアクチュエータを前記
ヘッドに設け、該アクチュエータを駆動することによ
り、前記吸着ノズル部の略上下方向の移動軌跡と前記ピ
ックアップ部とを選択的に合致・離間自在としてもよ
い。
【0017】更に、前記ヘッドから離間して固定され、
且つ、前記吸着装置に電子部品を供給可能とされた固定
電子部品供給装置を設け、前記吸着装置が前記固定電子
部品供給装置及び前記移動電子部品供給装置から選択的
に電子部品をピックアップ可能としてもよい。
【0018】又、前記吸着装置及び前記移動電子部品供
給装置を、前記ヘッドに複数設けてもよい。
【0019】更に、前記ヘッドを複数設けると共に、こ
れらヘッド各々に前記吸着装置及び前記移動電子部品供
給装置を設けてもよい。
【0020】本発明によれば、電子部品搭載の作業効率
を大幅に向上させることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0022】図1及び図2に示されるように、本発明の
実施の形態に係る電子部品搭載機10は、電子部品の真
空吸着のための吸着ノズル部12Aを略上下方向に駆動
する吸着装置12と、この吸着装置12が設けられたヘ
ッド14と、このヘッド14を略水平方向に駆動する水
平駆動部16と、を有してなり、前記ヘッド14に移動
電子部品供給装置18が設けられたことを特徴としてい
る。
【0023】該移動電子部品供給装置18は、前記吸着
装置12の吸着ノズル部12Aが下降して接近可能であ
るピックアップ部20と、電子部品を格納する格納部2
2と、この格納部22の電子部品を前記ピックアップ部
20に順次供給する供給部24と、を含んでなり、前記
ヘッド14とともに移動自在とされている。
【0024】更に、前記電子部品搭載機10は、前記ヘ
ッド14から離間して固定され、且つ、前記吸着装置1
2に電子部品を供給可能とされた固定電子部品供給装置
26を備え、前記吸着装置12が前記固定電子部品供給
装置26及び前記移動電子部品供給装置18から選択的
に電子部品をピックアップ可能とされたことを特徴とし
ている。
【0025】前記電子部品搭載機10のその他の構造に
ついては、従来と同様であるが、本発明の理解のため、
前記電子部品搭載機10の全体構造についても概説しつ
つ、上記特徴部分について詳細に説明することとする。
【0026】前記電子部品搭載機10は、前記吸着装置
12の吸着ノズル部12Aで電子部品を真空吸着して任
意の位置に搬送可能とされ、基板27上の所定の位置に
搭載するようにされている。
【0027】前記ヘッド14は、複数(本実施の形態で
は2つ)設けられ、略長方形板状体のベース部材14A
において、前記水平駆動部16に支持されている。
【0028】これらヘッド14各々に複数(本実施の形
態では3つ)の前記吸着装置12が設けられている。
【0029】前記水平駆動部16はX−Yロボットで、
X方向のアーム16Aにおいて前記ヘッド14を支持し
ている。
【0030】前記吸着装置12は、上下方向筒状体のス
ライドシャフト12Bが略円筒形状のボディ12Cを同
軸的に貫通した構造で、前記スライドシャフト12Bの
下端近傍において前記吸着ノズル部12Aを支持してい
る。
【0031】又、前記吸着装置12は、前記スライドシ
ャフト12B及び前記吸着ノズル部12Aを上下方向に
直線駆動及び軸線廻りに回転駆動すると共に、前記スラ
イドシャフト12Bの上端側から前記吸着ノズル部12
Aに負圧を供給可能とされている。
【0032】更に、前記吸着装置12は、揺動部材28
を介して前記ヘッド14のベース部材14Aに取付られ
ている。この揺動部材28は、略長方形板状体で、前記
ベース部材14Aと前記吸着装置12との間に配置さ
れ、該吸着装置12のボディ12Cを固定支持してい
る。又、該揺動部材28は、上端近傍においてX方向の
ピン30を介して前記ベース部材14Aの上端近傍に揺
動自在に枢支されている。
【0033】該ベース部材14Aにおける前記揺動部材
28の反対側には、エアシリンダ(アクチュエータ)3
2が取り付けられている。このエアシリンダ32のロッ
ド32Aは前記ベース部材14Aを貫通して前記揺動部
材28の下端近傍まで突出している。該ロッド32Aの
先端にはX方向のピン34が遊嵌し、このピン34は更
に前記揺動部材28の下端近傍に固着されたガイド部材
28Aの上下方向の長孔と遊嵌している。
【0034】前記ロッド32Aの突出・引き込みに伴
い、前記揺動部材28及び前記吸着装置12が前記ピン
30を中心として揺動するようにされている。
【0035】前記移動電子部品供給装置18は上下方向
を長手方向とするバルクフィーダで、前記吸着装置12
の近傍、且つ、前記ベース部材14Aから離反する側に
配置され、ブラケット36A及び36Bを介して該ベー
ス部材14Aに固定支持されている。
【0036】前記エアシリンダ32のロッド32Aの突
出・引き込みに伴い、これら吸着装置12と移動電子部
品供給装置18とが相互に接近・離間するようにされて
いる。
【0037】前記移動電子部品供給装置18の下端近傍
は、前記吸着装置12側に突出し、前記ピックアップ部
20を形成している。このピックアップ部20は、前記
吸着装置12が最も接近した状態における、前記吸着ノ
ズル部12Aの上下方向の移動軌跡と合致すると共に、
前記吸着装置12が最も離間した状態における、前記吸
着ノズル部12Aの上下方向の移動軌跡から離間するよ
うに設置されている。該ピックアップ部20の上面側は
上方に開口している。
【0038】前記移動電子部品供給装置18の上側内部
は中空とされて、前記格納部22を形成している。この
格納部22の下端近傍は下方に先細る漏斗状部22Aと
されている。この漏斗状部22Aの下端と前記ピックア
ップ部20との間には通路が形成され、この通路が前記
供給部24を構成している。
【0039】この供給部24は、前記格納部22内に収
容されている電子部品と遊嵌する断面形状とされ、前記
漏斗状部22Aに略鉛直に連通すると共に、滑らかに曲
折しながら、水平よりも若干下方に傾斜しつつ、前記ピ
ックアップ部20に連通している。
【0040】該供給部24は、前記格納部22内に格納
された電子部品をその自重により、前記漏斗状部22A
から前記ピックアップ部20に玉突き状に順次送り出す
ようにされている。
【0041】前記固定電子部品供給装置26は、複数の
テープフィーダからなり、X方向に並んで固定設置され
ている。
【0042】該固定電子部品供給装置26は、電子部品
を格納した巻装テープ26Aを備え、該テープを巻き出
すことによりピックアップ部26Bに電子部品を順次送
り出すようにされている。
【0043】前記固定電子部品供給装置26には搭載頻
度が低い電子部品が格納され、前記移動電子部品供給装
置18には搭載頻度が高い電子部品が格納されている。
【0044】次に、前記電子部品搭載機10の作用につ
いて説明する。
【0045】まず、前記電子部品搭載機10が搭載頻度
の高い電子部品を前記基板27上に搭載する際の作用に
ついて説明する。
【0046】搭載頻度の高い電子部品を搭載するとは、
前記移動電子部品供給装置18が以下のように前記吸着
装置12の吸着ノズル部12Aに電子部品を供給する。
【0047】まず、前記吸着装置12が前記スライドシ
ャフト12Bとともに前記吸着ノズル部12Aを上方に
引き込ませた後、前記エアシリンダ32のロッド32A
を突出させる。
【0048】これにより前記揺動部材28とともに前記
吸着装置12が揺動して前記移動電子部品供給装置18
に接近し、前記吸着ノズル部12Aの略上下方向の移動
軌跡が前記ピックアップ部20と合致する。
【0049】次に、前記吸着装置12が前記スライドシ
ャフト12Bとともに前記吸着ノズル部12Aを下降さ
せると、該吸着ノズル部12Aの下端が、前記ピックア
ップ部20の電子部品に当接する。
【0050】この状態で、前記スライドシャフト12B
の上端側から負圧を供給すると、この負圧は該スライド
シャフト12Bを介して前記吸着ノズル部12Aの下端
に伝えられ、該吸着ノズル部12Aが前記ピックアップ
部20の電子部品を真空吸着する。
【0051】次に、前記スライドシャフト12Bと共に
前記吸着ノズル部12Aを上昇させると、真空吸着した
電子部品もともに上昇して、前記吸着ノズル部12Aが
電子部品をピックアップする。前記ピックアップ部20
には次の電子部品が玉突き状に送り出される。更に、前
記エアシリンダ32のロッド32Aを引き込ませると、
前記揺動部材28とともに前記吸着装置12が揺動し
て、前記移動電子部品供給装置18から離間する。
【0052】これにより、前記吸着ノズル部12Aの略
上下方向の移動軌跡も前記ピックアップ部20から離間
する。
【0053】この状態で、前記水平駆動部16により前
記ヘッド14をX−Y方向に駆動して、真空吸着した電
子部品を前記基板27上の所定の搭載位置の上方に一致
させる。
【0054】なお、この際、電子部品の種類により、精
密な搭載が要求される場合には、図示しない画像認識装
置で電子部品の吸着姿勢を検知し、正規の吸着姿勢との
誤差を補正する。
【0055】次に、前記スライドシャフト12Bととも
に前記吸着ノズル部12Aを下降させて、真空吸着した
電子部品を前記基板27上に当接させる。更に前記スラ
イドシャフト12Bの上端側への負圧の供給を停止し、
若干の正圧を供給しながら該スライドシャフト12B及
び前記吸着ノズル部12Aを上昇させると、電子部品は
該吸着ノズル部12Aから解放されて前記基板27上に
搭載される。
【0056】以後、同様に前記移動電子部品供給装置1
8が前記吸着装置12の前記吸着ノズル部12Aに電子
部品を順次供給しつつ、該電子部品を前記吸着装置12
が真空吸着して前記基板27上に搭載する作業を繰り返
す。
【0057】前記移動電子部品供給装置18は前記吸着
装置12と同一のヘッド14に設けられているので、前
記移動電子部品供給装置18の電子部品をピックアップ
するために、従来のように前記ヘッド14を前記固定電
子部品供給装置26まで移動させる必要がない。
【0058】即ち、前記吸着装置12が前記基板27近
傍で僅かに水平方向に移動しながら連続して電子部品を
搭載することができるので、一の電子部品を搭載してか
ら次の電子部品を搭載するまでの時間間隔を短くするこ
とができ、前記電子部品搭載機10は生産効率が良い。
【0059】又、前記電子部品搭載機10は、複数の前
記移動電子部品供給装置18及び前記吸着装置12を備
えているので、搭載頻度の高い電子部品の種類が複数存
在する場合であっても、該複数種類の電子部品を効率良
く、基板上に搭載することができる。
【0060】更に、一の前記吸着装置12が電子部品を
基板上に搭載する間に、他の吸着装置12が前記移動電
子部品供給装置18の電子部品を真空吸着するようにす
れば、一層電子部品搭載の時間間隔を短縮して、作業効
率を更に向上させることができる。
【0061】なお、この場合、複数の前記移動電子部品
供給装置18が同種の電子部品を格納・供給するように
すれば、同種の電子部品を連続して搭載する時間間隔も
短縮することができる。
【0062】次に、前記電子部品搭載機10が、搭載頻
度の低い電子部品を前記基板27上に搭載する際の作用
について説明する。
【0063】搭載頻度の低い電子部品を搭載するとき
は、前記固定電子部品供給装置26が、従来と同様に前
記吸着装置12の吸着ノズル部12Aに電子部品を供給
する。
【0064】まず、前記水平駆動部16により前記ヘッ
ド14とともに前記吸着装置12を前記固定電子部品供
給装置26の上方に移動させて、前記吸着ノズル部12
Aの上下方向の移動軌跡と前記ピックアップ部26Aと
を合致させる。
【0065】この状態で、前記スライドシャフト12B
とともに前記吸着ノズル部12Aを下降させて前記ピッ
クアップ部26Aに当接させ、前記スライドシャフト1
2Bの上端側から負圧を供給することにより、前記吸着
ノズル部12Aが電子部品を真空吸着する。
【0066】次に、前記スライドシャフト12B及び前
記吸着ノズル部12Aを上昇させると真空吸着された電
子部品もともに上昇し、該吸着ノズル部12Aが電子部
品をピックアップする。
【0067】以後、搭載頻度が高い電子部品の搭載と同
様に、ピックアップした電子部品を前記基板27上に搭
載する。
【0068】このように、前記移動電子部品供給装置1
8と前記固定電子部品供給装置26とを適宜使い分ける
ことにより、多種の電子部品の効率的な搭載を実現する
ことができる。
【0069】即ち、前記移動電子部品供給装置18は前
記ヘッド14に設けられるので、電子部品を前記吸着装
置12に効率良く供給することができる反面、ヘッド1
4における設置スペースが制約されるため、多数設置す
ることができず、多種の電子部品の搭載に対応すること
は困難である。
【0070】一方、前記固定電子部品供給装置26は前
記ヘッド14から離間して固定設置されるので、前記吸
着装置12が該固定電子部品供給装置26から電子部品
の供給を受けるためには、前記ヘッド14が該固定電子
部品供給装置26まで移動する必要があり、電子部品を
効率良く供給することが困難であるが、多数設置するこ
とが可能である。
【0071】従って、前記移動電子部品供給装置18が
搭載頻度の高い電子部品を供給し、前記固定電子部品供
給装置26が搭載頻度の低い電子部品を供給するよう
に、2つの電子部品供給装置を適宜使い分けることによ
り、多種の電子部品を基板上に効率良く搭載することが
できる。
【0072】なお、本実施の形態の例において、前記吸
着装置12は前記ピン30を中心に揺動して前記移動電
子部品供給装置18に接近・離間自在とされているが、
本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、前記
移動電子部品供給装置18に直線的に接近・離間自在の
吸着装置としてもよい。
【0073】又、前記移動電子部品供給装置18が前記
吸着装置12に接近・離間自在であるように該移動電子
部品供給装置18を前記ヘッド14に移動自在に設置し
てもよい。
【0074】更に、前記吸着装置12及び前記移動電子
部品供給装置18をともに前記ヘッド14に固定設置す
ると共に、前記ピックアップ部20を突出・引込み自在
とし、前記吸着装置12の吸着ノズル部12Aの上下方
向の移動軌跡に合致・離間自在としてもよい。
【0075】又、本実施の形態の例において、前記移動
電子部品供給装置18の供給部24は、電子部品をその
自重による重力のみにより前記格納部22から前記ピッ
クアップ部20へ送り出すようにされているが、本発明
はこれに限定されるものではなく、例えば起振装置を備
え、振動により電子部品の供給を促進する供給部として
もよい。
【0076】又、本実施の形態の例において、前記固定
電子部品供給装置26はテープフィーダとされている
が、本発明はこれに限定されるものではなく、バルクフ
ィーダの固定電子部品供給装置としてもよく、テープフ
ィーダとバルクフィーダとが混在した固定電子部品供給
装置としてもよい。
【0077】更に、搭載する電子部品の種類が少ない場
合には、固定電子部品供給装置を設けることなく、移動
電子部品供給装置のみを備える電子部品搭載機としても
よい。
【0078】又、本実施の形態の例において、前記電子
部品搭載機10は2個の前記ヘッド14を備えている
が、本発明はこれに限定されるものではなく、搭載する
電子部品の種類の数に応じて3個以上のヘッドを備える
電子部品搭載機としてもよく、1個のみのヘッドを備え
る電子部品搭載機としてもよい。
【0079】又、本実施の形態の例において、前記ヘッ
ド14は各々3個の前記吸着装置12を備えているが、
本発明はこれに限定されるものではなく、搭載する電子
部品の種類の数に応じて各ヘッドは少なくとも1つの吸
着装置を備えていればよい。
【0080】同様に、本実施の形態の例において、前記
ヘッド14は各々3個の前記移動電子部品供給装置18
を備えているが、本発明はこれに限定されるものではな
く、搭載する電子部品の種類の数に応じて少なくとも1
つの移動電子部品供給装置を備えていればよい。
【0081】更に、複数のヘッドのうちの1つのヘッド
のみに移動電子部品供給装置を設けてもよい。
【0082】更に又、吸着装置よりも少ない数の移動電
子部品供給装置を設け、固定電子部品供給装置のみから
電子部品の供給を受ける吸着装置を備える電子部品搭載
機としてもよい。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電子部品搭載機の作業効率の大幅な向上が可能になると
いう優れた効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の例に係る電子部品搭載機
の要部構造を示す斜視図
【図2】同電子部品搭載機のヘッド周辺の構造を拡大し
て示す側面図
【図3】従来の電子部品搭載機の構造を示す斜視図
【符号の説明】
10、100…電子部品搭載機 12、102…吸着装置 12A、102A…吸着ノズル部 14、104…ヘッド 16、106…水平駆動部 18…移動電子部品供給装置 20…ピックアップ部 22…格納部 24…供給部 26…固定電子部品供給装置 27、108…基板 32…エアシリンダ(アクチュエータ)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子部品の真空吸着のための吸着ノズル部
    を備えるとともに、該吸着ノズル部を略上下方向に駆動
    する吸着装置と、この吸着装置が設けられたヘッドと、
    このヘッドを略水平方向に駆動する水平駆動部と、を有
    してなり、電子部品を基板上の所定の位置に搭載する電
    子部品搭載機において、 前記吸着装置の吸着ノズル部が下降して接近可能である
    ピックアップ部と、電子部品を格納する格納部と、この
    格納部の電子部品を前記ピックアップ部に順次供給する
    供給部と、を含んでなり、前記ヘッドに支持されて該ヘ
    ッドと共に移動自在の移動電子部品供給装置が設けられ
    たことを特徴とする電子部品搭載機。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記吸着装置と前記移動電子部品供給装置とを相互に接
    近・離間させるアクチュエータが前記ヘッドに設けら
    れ、該アクチュエータを駆動することにより、前記吸着
    ノズル部の略上下方向の移動軌跡と前記ピックアップ部
    とが選択的に合致・離間自在とされたことを特徴とする
    電子部品搭載機。
  3. 【請求項3】請求項1又は2において、 前記ヘッドから離間して固定され、且つ、前記吸着装置
    に電子部品を供給可能とされた固定電子部品供給装置が
    設けられるとともに、前記吸着装置は前記固定電子部品
    供給装置及び前記移動電子部品供給装置から選択的に電
    子部品をピックアップ可能とされたことを特徴とする電
    子部品搭載機。
  4. 【請求項4】請求項1、2又は3において、 前記吸着装置及び前記移動電子部品供給装置が前記ヘッ
    ドに複数設けられたことを特徴とする電子部品搭載機。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のいずれかにおいて、 前記ヘッドが複数設けられるとともに、これらヘッド各
    々に前記吸着装置及び前記移動電子部品供給装置が設け
    られたことを特徴とする電子部品搭載機。
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