JP2002274442A - バッテリ格納装置 - Google Patents
バッテリ格納装置Info
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- JP2002274442A JP2002274442A JP2001084394A JP2001084394A JP2002274442A JP 2002274442 A JP2002274442 A JP 2002274442A JP 2001084394 A JP2001084394 A JP 2001084394A JP 2001084394 A JP2001084394 A JP 2001084394A JP 2002274442 A JP2002274442 A JP 2002274442A
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- Pending
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Abstract
易に格納できるようにする。 【解決手段】 低床式路線バスにおけるタイヤハウス1
の上方にメインバッテリ3及びサブバッテリ4が設置さ
れ、開閉自在なカバー6がメインバッテリ3及びサブバ
ッテリ4の外面を覆っている一方、メインバッテリ3及
びサブバッテリ4の上方でカバー6内に開口するベンチ
レータ10がカバー6内と車体外側面とを連通し、か
つ、ダクト17がカバー6内とタイヤハウス1の後方床
下とを連通している。
Description
テリ格納装置、とくに、低床式バス等におけるバッテリ
格納装置に関する。
されているように、バッテリの搭載により低床式バスの
床面が狭められることを抑制するため、車室内における
タイヤハウス後方側の傾斜面に棚を設け、その棚にバッ
テリを搭載する技術が従来から知られている。しかしな
がら、この場合には、タイヤハウス後方側の傾斜面で形
成された空間内にはバッテリが納まり切らないので、バ
ッテリの搭載時にやはり床面積を必要としていて、それ
だけ低床式バスの床面を狭めることは避けられず、しか
も、上記バッテリが大きくなるほどその傾向は著しいも
のである。
時に発生する水素ガスを単一の通路により車外へ排出す
るようにしていて、水素ガスの排出に伴いバッテリ格納
カバー内へ外気を導入することにより換気する必要があ
るが、その換気通路が単一であるため、良好な換気性を
確保することは実際上困難であったり、ファン等の強制
的排出構造を要する等の問題がある。
を狭めることなく、バッテリを容易に格納できるように
しようとするものである。
るバッテリ格納装置は、車両のタイヤハウス上方に設置
されたバッテリの外面を覆うカバー、上記カバー内と車
体外側面とを連通する第1通路、及び、上記第1通路と
は切り離されて上記カバー内と車体外方とを連通する第
2通路を有している。
設置されて、バッテリの外面がカバーにより覆われてい
るため、バッテリの搭載によって車両の床面が狭められ
ることを容易に解消でき、また、カバー内と車体外側面
とが第1通路により連通していて、車両の走行風により
車体外側面に生じた負圧のためカバー内の水素ガスが第
1通路を経て自動的に車外へ排出されると同時に、車体
外方から第2通路を経てカバー内へ外気が容易に導入さ
れるので、カバー内の換気を効果的に行わせることがで
きる。
態例について説明する。図1及び図2において、低床式
路線バスの前左側タイヤハウス1の上方にトレイ2が固
定され、トレイ2上にはメインバッテリ3と、アイドル
ストップ・システムの作動時に使用されるサブバッテリ
4とが設置されている。
の側面に端部が枢支された板金製カバー6は、トレイ2
とメインバッテリ3及びサブバッテリ4との周囲及び上
方を覆い、カバー6の外側端縁7が車体外板8の棚部9
にねじ止めされていて、カバー6及び車体外板8により
トレイ2とメインバッテリ3及びサブバッテリ4とが完
全に覆われ、その結果、メインバッテリ3及びサブバッ
テリ4がタイヤハウス1の上方に格納されていると共
に、車体外板8にベンチレータ10が取り付けられてい
る。
示されているように、覆い板11、水切り箱12、及
び、パッキン13から構成され、カバー6内におけるメ
インバッテリ3及びサブバッテリ4の上方にベンチレー
タ10が位置するように、水切り箱12が車体外板8を
挿通した状態でベンチレータ10が車体外板8へ一体的
に取り付けられており、覆い板11に設けられた格子状
縦穴14と、水切り箱12内に設けられた邪魔板15
と、水切り箱12の内側端面上部に設けられた切欠き1
6とにより、カバー6内から車体外板8の外方、すなわ
ち、車体外側面へ連通する屈曲通路Aが形成されてい
る。
でカバー6の後方端面にダクト17の一端が連結され、
ダクト17の他端がタイヤハウス1の後方床下に開口し
ていると共に、トレイ2にドレンホース18の一端が連
結され、ドレンホース18はカバー6を挿通して、その
他端がタイヤハウス1の後方床下に開口している。
した後、図1に2点鎖線で示されているように、ヒンジ
5を中心としてカバー6を車内側へ回動させることによ
り、メインバッテリ3及びサブバッテリ4を容易に点
検、整備することが可能となり、かつ、カバー6を車両
前方へ引いてヒンジ5から抜き出すことによりカバー6
を取り外せば、メインバッテリ3やサブバッテリ4を必
要に応じて簡単に取り替えることができるようになる。
方にメインバッテリ3及びサブバッテリ4が設置されて
いるため、メインバッテリ3及びサブバッテリ4の搭載
によって路線バスの床面20がとくに狭められることは
ないので、バスの低床部分を比較的広く確保することが
できる特色がある。
4の充電時に発生する水素ガスは比較的軽いので、カバ
ー6内の上部へ移動するが、車両の走行風により車体外
側面に生じやすい負圧を利用して、上記水素ガスはメイ
ンバッテリ3及びサブバッテリ4の上方に位置するベン
チレータ10の屈曲通路Aを経て、車外へ自動的に排出
されやすい一方、カバー6内には車体外方からダクト1
7を経て外気が容易に導入され、カバー6内の換気を効
果的に行わせることができるので、カバー6内に水素ガ
スが滞留することを防止できる。
は邪魔板15等により大きく屈曲しているため、車外か
らカバー6内へ雨水や洗浄水が侵入することを容易に抑
制することができ、また、雨水や洗浄水がカバー6内へ
仮に侵入したとしても、それはトレイ2に受け止められ
て、ドレンホース18により車外へ確実に排出させるこ
とができる。
ては、バッテリがタイヤハウス上方に設置されて、バッ
テリの外面がカバーにより覆われ、バッテリの搭載によ
って車両の床面が狭められることを容易に解消できるの
で、とくに低床式車両においてその効果が大きく、ま
た、車両の走行風により車体外側面に生じた負圧のため
カバー内の水素ガスが第1通路を経て自動的に車外へ排
出されると同時に、車体外方から第2通路を経てカバー
内へ外気が容易に導入され、カバー内の換気を効果的に
行わせることができるので、カバー内に水素ガスが滞留
することを防止することが可能となる。
Claims (2)
- 【請求項1】 車両のタイヤハウス上方に設置されたバ
ッテリの外面を覆うカバー、上記カバー内と車体外側面
とを連通する第1通路、及び、上記第1通路とは切り離
されて上記カバー内と車体外方とを連通する第2通路を
有するバッテリ格納装置。 - 【請求項2】 請求項1において、上記第1通路が上記
バッテリより高い位置で上記カバー内に開口するバッテ
リ格納装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001084394A JP2002274442A (ja) | 2001-03-23 | 2001-03-23 | バッテリ格納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001084394A JP2002274442A (ja) | 2001-03-23 | 2001-03-23 | バッテリ格納装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002274442A true JP2002274442A (ja) | 2002-09-25 |
Family
ID=18940072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001084394A Pending JP2002274442A (ja) | 2001-03-23 | 2001-03-23 | バッテリ格納装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002274442A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2023020175A1 (zh) * | 2021-08-17 | 2023-02-23 | 蜂巢能源科技股份有限公司 | 车辆的车身地板总成以及车辆 |
-
2001
- 2001-03-23 JP JP2001084394A patent/JP2002274442A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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A711 | Notification of change in applicant |
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