JP2002263235A - 傾斜角調節可能なゴルフ練習装置 - Google Patents

傾斜角調節可能なゴルフ練習装置

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JP2002263235A
JP2002263235A JP2002045093A JP2002045093A JP2002263235A JP 2002263235 A JP2002263235 A JP 2002263235A JP 2002045093 A JP2002045093 A JP 2002045093A JP 2002045093 A JP2002045093 A JP 2002045093A JP 2002263235 A JP2002263235 A JP 2002263235A
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assembly
upper plate
drive
plate assembly
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Sang Chul Lee
サン ツォル リ
Chae Hoon Chang
ジエ フン ツァン
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AMUSE WORLD CO Ltd
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    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B57/00Golfing accessories
    • A63B57/0006Automatic teeing devices
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B69/00Training appliances or apparatus for special sports
    • A63B69/36Training appliances or apparatus for special sports for golf
    • A63B69/3623Training appliances or apparatus for special sports for golf for driving
    • A63B69/3652Inclined platforms for practising drives from slopes

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  • General Health & Medical Sciences (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量構造を実現する傾斜角調節可能なゴルフ
練習装置を提供する。 【解決手段】 昇降するティーを有するボール供給手段
40と、傾斜角を設定して表示し、ボールの供給を制御
するコントローラ60を内蔵する上部板組立体10と、
上部板組立体の上部板を支持して上部板の傾斜角をもた
らす一対の駆動及び被動側からなる昇降手段が固定され
た下部板組立体20と、上部板と下部板組立体の下部板
との間の側面空間を閉鎖する伸縮カバー70とを具備
し、下部板組立体に支持された上部板組立体に傾斜角が
もたらされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴルフ練習装置に
関し、さらに詳細には、打席の傾斜角を任意に変更して
実際のフィールドの条件を多様に演出することによって
練習効果を高めることができる傾斜角調節可能なゴルフ
練習装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ゴルフのスイング練習のために案出され
たゴルフ練習マットは多く紹介されてきている。通常、
室内でゴルフ練習のために使用される従来の技術には、
大きく分けて、パッティング練習を主目的とする練習装
置と、ショット練習を主目的とする練習装置とがある。
【0003】本発明は、このうち後者に該当するショッ
ト練習用マットに適用される。以下、練習装置は、ショ
ットを練習するための装置のことを指し、このようなシ
ョット練習のための従来技術には次のような例がある。
【0004】大部分の練習装置は、複層の板材からな
り、上部板と下部板との間で動力によって上部板が傾斜
角をなし、該傾斜角を任意に可変する構造となってい
る。しかし、従来の提案のいずれも、傾斜角をもたらす
動力の伝達構造が比較的複雑であり、大きい重量を持つ
ため、傾斜角を調節するにおいてその動作が機械的にス
ムーズでない問題があった。
【0005】また、傾斜角をもたらし且つ調節する垂直
の昇降軸を有する提案の場合は、昇降軸が上部板中心か
ら一定距離離間されて設けられるために、昇降の際に軸
固定位置に物理的な変位が起こって軸支持点が移動する
こととなるために、結果として軸の捩れが発生して機械
的作動が円滑とならない短所があった。
【0006】このような先の出願の発明には韓国特許公
開第97−25644号のゴルフ打撃練習装置がある。
これは、上部板がラフ練習用とフェアウェイ練習用とを
兼ねる構造となっており、上部板と下部板との中心部を
ユニバーサルジョイントで結合し、傾斜角調節用流体シ
リンダを上部板および下部板の外周4ヶ所に設けている
ものである。
【0007】かかる先の出願の発明は、上部板を斜面と
して角度を調節する駆動装置として流体シリンダを用い
るために、練習装置の構成として必ず流体供給装置と結
合されなければならず、装置が複雑で管理し難い欠点が
あった。
【0008】一方、韓国特許公開第96−13407号
の足場を傾斜調節可能なゴルフ練習打席によれば、上部
板と下部板との間にもう一枚の板体を配置し、機械式ジ
ャッキを複層に構成し、左右方向及び前後方向の傾斜角
を引力で調整することにより傾斜角をもたらしている。
【0009】勿論、サーボモータまたは流体ジャッキに
変更して動力を生じさせているものの、複数のジャッキ
と動力設備の構成が複雑であることは言うまでもなく、
角度調節時に動力消耗が極めて大きく、重量が増大する
ため、敷設及びメンテナンスが難しいという短所を有す
る。
【0010】一方、韓国特許公開第97−73641号
の練習用足場は、斜面円板を中心軸に軸受により複層に
積層結合し、各斜面円板の外周にギヤを形成し、該ギヤ
面に動力を伝達するピニオンを有する減速モータを各々
取付け、積層された斜面円板の回転量によって傾斜角が
もたらされるようにゴルフ練習場の床面に埋設されたも
のである。
【0011】一方、韓国実用公開第91−2300号の
練習用装置は、上部板と下部板との間にもう一枚の中央
板体を配置し、上部板と中央板とに各々円板を横切る大
型の半月形ウォームホイールを装着し、上部板を中央板
に2点で対向支持させると共に、中央板を下部板に2点
で対向支持させ、上部板と90度ずらして支持させた各
々のウォームホイールに駆動モータのウォームギヤを歯
合させたものである。
【0012】前記第97−73641号及び第91−2
300号の両方とも、やはり重量が非常に大きいため、
敷設が困難で、固定施設として施工されるため、設置及
びメンテナンスが難しいという問題があり、現実的に適
用困難であった。
【0013】また、従来の全ての提案は、ゴルフボール
を供給する装置を別途設置して使用するために、練習装
置の片側にゴルフボール供給装置が露出または突出し、
ショット時に邪魔となったり、また、ショットのための
ティーが全くなかったり、あっても一定高さに突出され
ているために練習効果が劣り、こうして使用に不便であ
り、且つ高精度の角度調節が困難で、実際のフィールド
の多様な演出が不可能であった。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記諸問題
に鑑みてなされたものであって、次のような目的を有す
る。
【0015】本発明の目的は、上部板と下部板との間に
対向する一対の昇降手段を等角度で直交するように複数
個設けて上部板の傾斜角を調節することにより、装備の
重量を著しく低減させて軽量構造をもつ傾斜角調節可能
なゴルフ練習装置を提供することである。
【0016】本発明のもう一つの目的は、減速モータの
調節によって高精度の傾斜角設定を可能にした傾斜角調
節可能なゴルフ練習装置を提供することである。本発明
のさらにもう一つの目的は、ゴルフボール供給機を上部
板組立体に昇降可能に形成してボールの連続的な供給を
可能とし、ショットをするときには上部板内に収納させ
て邪魔とならないようにした傾斜角調節可能なゴルフ練
習装置を提供することである。
【0017】本発明のさらにもう一つの目的は、ティー
の昇降高さを調節できるようにしてティーショットは勿
論、アイアンショットおよびパッティングの練習を可能
とした傾斜角調節可能なゴルフ練習装置を提供すること
である。
【0018】また、本発明のさらにもう一つの目的は、
練習装置に傾斜角調節および状態表示が可能なキーパッ
ドを形成して手動操作およびマイクロコンピュータ制御
による自動制御を可能にした傾斜角調節可能なゴルフ練
習装置を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明は、使用者が立つ上部板と、床面に支えら
れる下部板とを有し、傾斜角をもたらす昇降手段は、上
部板の中心軸を基準に同心円上に等角度で設けられた4
点を昇降ポイントとし、180度対向した2点は一対を
なして同一距離から相互逆方向に昇降駆動するようにな
り、もう一対とは駆動及び被動側を連結する2点軸線が
相互に直交するようになっており、上部板にはゴルフボ
ールをティーに供給するボール供給手段を設けられ、こ
のボール供給手段は、上部板の下側に収納設置され、ボ
ール供給の際には上昇してボール供給の後には収納され
るように形成され、前記上部板上には上部板の傾斜角を
制御すると共に装置の制御を行うために、多数のキーが
露出したコントローラを形成することを特徴とする。
【0020】本発明は、昇降の際に昇降手段の軸と上部
板の接続ポイントとが垂直な一軸線上から外れるような
物理的変化を吸収し得るように変形可能な接続ポイント
を設計している。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に参照しつつ
本発明の技術思想について述べる。図1は本発明の概念
的な外観構成図である。
【0022】本発明の練習装置は、昇降するティー45
0を有して昇降するボール供給機40と、傾斜角を設定
して表示し、ボールの供給を制御するコントローラ60
と、これらを内蔵する上部板組立体10とを具備し、さ
らに、上部板を支持して上部板の傾斜角を調節するため
の駆動および被動部からなる一対の昇降組立体が固定さ
れた下部板組立体20と、前記上部板組立体と下部板組
立体との間の側面空間を閉鎖する伸縮カバー70と、を
具備している。ここで、前記昇降組立体は図4に参照番
号30で示されている。
【0023】前記傾斜角を調節する昇降組立体は、上部
板の中心軸を基準に同心円上に等角に設けられる4点の
昇降ポイントを有する。つまり、180度対向した2点
が一対となって同じ距離で相互逆方向に昇降駆動され、
一対の駆動及び被動側を連結する線はもう一対の駆動及
び被動側を連結する線と相互直交するように形成され
る。
【0024】したがって、同じ昇降距離をもって対向す
る一対の2点のうち一点が上昇するともう一点は下降
し、また直交するもう一対の2点でも同じ動作が行われ
ることによって、上部板は水平軸を基準に360度全方
向にかけて昇降されるようになる。
【0025】前記練習装置を具体的に実施するための実
施例について説明する。図2ないし図11は本発明の一
実施例であり、図2は、平面状態の構成図であって、上
部板組立体が除去された状態である。
【0026】本発明の好ましい実施例によれば、上部板
組立体10は放射状の支え竿12と人造芝マットとを接
合した上部板を有し、下部板組立体20は上部板と同一
大きさの外枠22内に昇降組立体を固定するための基板
21と、基板を外枠に固定する支え竿23と、基板の中
心部に基板から垂直方向に離間して固定される支え板2
4を有する。
【0027】前記基板21に固定される昇降組立体30
は、一対の駆動側昇降組立体31とこれらの駆動側昇降
組立体31の一つと各々連動する被動側昇降組立体32
とからなる。各駆動側昇降組立体31は、長方形のギヤ
ボックス310と、長方形のギヤボックス310内で軸
受314により回動自在に固定されるウォームホイール
313とを有する。ここで、ウォームホイール313
は、リードスクリュー歯合用ナットが中心孔に形成さ
れ、水平方向のギヤを形成している。また、駆動側昇降
組立体31は、前記ウォームホイール313に歯合する
ようにギヤボックス310に収納される部分によってウ
ォーム312を形成し、前記ギヤボックス31を貫通す
る駆動軸311を有する。前記ウォームホイール313
の中心孔を貫通しながらそこに形成されたナットに螺合
されるリードスクリュー315は、その上端が上部板組
立体10に結合されるフランジ317に対してユニバー
サルジョイント316によって軸結合される。
【0028】また、駆動側昇降組立体31は、前記駆動
軸311にその一端が直結される減速モータ318をさ
らに有する。一方、被動側昇降組立体32は、駆動側昇
降組立体31の一端が連結された駆動軸311の他端に
連結されたものであり、減速モータが省略されたことを
除いては駆動側昇降組立体31と実質的に同じ構成を有
し、駆動軸311両端のウォーム312は対向する一対
のウォームホイール313と相互逆方向に歯合されるこ
とによって回転方向が逆方向となるように構成される。
【0029】前記昇降組立体31、32の作動による上
部板組立体10の角度調節は、図3に示すように、減速
モータ318が駆動すると、それに直結された駆動軸3
11が回転することにより軸部のウォーム312によっ
てウォームホイール313が回転し、これによりウォー
ムホイール313の中心孔ナットに螺合されたリードス
クリュー315が昇降移動される。すると、上部板組立
体10が昇降しながら傾斜を形成するようになる。
【0030】ここで、前記駆動および被動側昇降組立体
31、32は、その作動原理は同一であるものの、共通
の駆動軸311によって相互逆方向に駆動されるように
歯合されており、したがって各々逆方向に昇降する一対
の昇降組立体として作用する。
【0031】リードスクリュー315の垂直軸方向の昇
降によって上部板が水平状態から傾斜する場合、一般的
には、上部板とリードスクリュー315との組立ポイン
トがリードスクリュー315軸から一定隙間押される恐
れがあり、このような物理的な隙間は上部板組立体10
がその板体の中心を基準に旋回運動することに起因す
る。しかしながら、本発明では、支持軸点から生じ得る
物理的な隙間をユニバーサルジョイント316によって
吸収しているため、機械的作動に伴う偏心を有効に防止
できる。
【0032】また、前記リードスクリュー315は、ユ
ニバーサルジョイント316を通じて上部板組立体10
のフランジ317に固定されることによって上部板組立
体10に各々取付けられるため、自転することなくウォ
ームホイール313の回転だけで昇降するようになる。
【0033】ここで、前記駆動軸311は隣接した他の
一対の駆動軸311と直交するようになっているため
に、相互干渉しないように軸設置高さに差を設けて上下
配置し、それに相応してウォームホイールの位置も高さ
に差を設けて設計されている。
【0034】つまり、直交する一対の昇降組立体によっ
て前、後、左、右および対角線方向の8方向に昇降距離
の組合せが形成されるために、360度全方位にかけて
傾斜をなすことができる。
【0035】次は、本発明に適用されるボール供給手段
について述べる。ボール供給手段は、上部板組立体10
に昇降可能に内蔵される内部ボール供給機40と、前記
上部板組立体10の外部に構成されて多数の練習用ゴル
フボールを収納する外部ボール供給機50とからなる。
【0036】図5ないし図9に示すように、前記内部ボ
ール供給機40は、前記上部板組立体10の表面と同一
高さに内蔵され、昇降可能に構成されている。内部ボー
ル供給機40は、ティー昇降孔及び開口部を有する上部
フレーム400と、上部フレーム400の開口部を通じ
て上昇/収納されるように取付けられたボール供給ハウ
ジング410を有している。ソレノイド413は前記ボ
ール供給ハウジング410に内蔵されたボール把持アー
ム411、412をスライドさせてボールを把持するよ
うにし、前記アームは、ソレノイドと共に回転させられ
るように旋回モータ414とギヤ414a、414bを
介して係合している。ハウジングの下部にはボール流入
口から流入されたボールを前記アーム411、412間
に把持されるように押し上げる昇降ロッド415が形成
され、昇降ロッドには、ソレノイド417の作動力で昇
降動力が伝達されるようにソレノイド417がリンク4
16を介して結合され、前記ボール把持アーム組立体を
昇降させるようにハウジング410の両端にはラックギ
ヤ軸418が形成され、この軸を昇降させるためのモー
タ419の動力軸421の両側にはピニオン420が前
記ラックギヤ軸418に噛合するように取付けられてい
る。前記ボール把持アーム組立体が下降した位置におい
て外部から流入口422に供給されるボールを順次的に
押圧して供給するプッシュ423と、前記ボール把持ア
ームから供給されるボールを受け取ってモータ451に
よって昇降するティー450とが設けられている。
【0037】前記ティー450は、ラックギヤ軸からな
り、先端に可撓性チューブ452が嵌め込まれている。
前記内部ボール供給機40にボールを供給する外部ボー
ル供給機50について述べる。
【0038】図10ないし図11に示すように、外部ボ
ール供給機50は、多数のボールを収納するコンテナ5
10と水平移送部520とからなり、コンテナ510内
にはボールが落下するよう下方に傾斜した出口511が
設けられ、また、傾斜路でのボールの詰りを解消するた
めにモータ動力で回転する回転ロッド512が傾斜路終
端において水平に設けられている。水平移送部520
は、前記出口511に結合され、落下したボールを押し
て水平方向に移送するためのプッシュ521とプッシュ
駆動用モータ522とを有し、連結管523によって内
部ボール供給機40の流入管422と連結されている。
【0039】上述のようなボール供給機において、多数
のボールがコンテナ510内に収納された状態でボール
は傾斜路に沿って一列に落下するように誘導され、ボー
ル流入過程でボールが絡み合うのを防止するために回転
ロッド512が間欠的に回転される。
【0040】出口511に一列に供給されるボールは、
水平移送部520のプッシュ521によって連結管52
3へ一列に押し出される力が加えられ、それにより、ボ
ールは連続かつ持続的に供給される。
【0041】連結管523に供給されるボールは、内部
ボール供給機40の流入口422に供給され、この時プ
ッシュ423によって下降状態にある昇降ロッド415
に一つのボールが供給される。このようにボールが供給
されると、ソレノイド417のリンク416を通じて昇
降ロッド415が上昇されてボール把持アーム411、
412間にボールを正しく位置させることができる。
【0042】ボールが供給された把持アーム411、4
12はソレノイド413の動力でボールを把持し、モー
タ419の駆動によって軸421が回転することによ
り、ピニオン420がラックギヤ軸418を上昇させ、
フレーム400から上部板組立体10の上部に前記ボー
ル把持アーム組立体が上昇するようになる。上昇が終了
すると、旋回モータ414の動力でボール把持アーム4
11、412が旋回し、旋回された位置においてティー
450のチューブ452に一つのボールが載置される。
この逆順にしたがってボール把持アームは下降するが、
このような昇降過程を繰り返して次のボールを連続的に
供給するようになる。
【0043】前記ボール供給ハウジング410の昇降高
さは、ショットの種類(ティーショット、セカンショッ
ト、パッティングなど)に応じて各々昇降位置が調節さ
れるティー450の昇降高さに比例して制御される。
【0044】図12ないし図16は本発明のもう一つの
実施例であって、図12は側面断面における構成図であ
る。図12ないし図16において、図2ないし図11に
おける部材と同じ部材については同じ参照番号を付して
いる。
【0045】前記基板21に固定される昇降手段の昇降
組立体30aは、一対の駆動側昇降組立体33とこれら
の駆動側昇降組立体の一つと各々連動する被動側昇降組
立体34からなる。各駆動側昇降組立体33は、長方形
のギヤボックス330と、このギヤボックス330内に
おいて軸受334により回動自在に固定されるウォーム
ホイール333を有する。ここで、前記ウォームホイー
ル333は、リードスクリュー歯合用ナットが中心孔に
形成され、水平方向にギヤを形成している。また、駆動
側昇降組立体33は、ギヤボックス330に収納された
部分にウォーム332を有してギヤボックス330を貫
通して延長される駆動軸331を有する。前記ウォーム
332は前記ウォームホイール333と螺合される。ま
た、前記ウォームホイール333の中心孔を貫通して形
成されたナットに螺合されるリードスクリュー335
は、その片側に垂直方向に削って形成されたガイド溝3
35aを有し、このガイド溝335aに嵌め込まれるよ
うにしてギヤボックス330にガイド337が固定され
る。リードスクリュー335は、その上端が上部板組立
体10にボールジョイントで軸結合される。図15
(A)および図15(B)に示すように、ボールジョイ
ントはリードスクリュー335の上端に取付けられたボ
ール336および前記ボール336に旋回可能に結合さ
れるスライド部材339aを有する。ここで、ボールジ
ョイントを支持するための軸受339を上部板組立体1
0に固定するものの、軸受339は上部板組立体10と
の間に一定隙間339dを有し、この隙間にボールジョ
イントが結合されるスライド部材339aを挿入し、ス
ライド部材339は、軸受339にばね339bによっ
て弾性支持される。
【0046】また、駆動側昇降組立体33は、前記駆動
軸331にその一端が直結される減速モータ338をさ
らに有する。一方、被動側昇降組立体34は、駆動側昇
降組立体33に一端が連結された駆動軸331の他端に
連結されるものであり、減速モータが省略されたことを
除いては駆動側昇降組立体33と実質的に同じ構成を有
し、駆動軸331の両端のウォーム332は、対向する
一対のウォームホイール333と相互逆方向に歯合され
ることによって回転方向が逆方向となっている。
【0047】また、下部板組立体20の中心に形成した
支え板24には、ボールジョイント342が端部に形成
された中心軸340が立設され、上部板組立体中心に固
定された軸受344にボールジョイントで軸結合され
る。
【0048】前記昇降組立体33、34の作動による上
部板組立体10の角度調節は、図13に示すように、減
速モータ338が駆動すると、それに直結された駆動軸
331が回転し、軸部のウォーム332によってウォー
ムホイール333が回転させられ、これによりウォーム
ホイール333の中心孔ナットに螺合されたリードスク
リュー335が昇降移動される。すると、上部板組立体
10が昇降しながら傾斜を形成するようになる。
【0049】この場合も、前述した実施例と同様に、前
記駆動および被動側昇降組立体33、34は、その作動
原理は同一であるものの、共通の駆動軸331に相互逆
方向に駆動するように歯合されており、したがって各々
逆方向に昇降する一対の昇降組立体として作用する。
【0050】一方、リードスクリュー335は、垂直に
備えられたガイド溝335aに嵌め込まれたガイド33
7によって自転が禁じられて垂直方向にのみ昇降する。
このガイドは、リードスクリュー335の端部に回動可
能なボールジョイントが形成されていることから生ずる
リードスクリュー335の自転を禁ずるために設けられ
たものである。
【0051】一方、前記リードスクリュー335の垂直
方向の昇降によって上部板との組立ポイントが同一軸線
上で一定隙間押される恐れがあり、かかる物理的な隙間
は、上部板組立体がその板体の中心を基準に旋回運動を
することに起因する。従って、本実施例では、かかる支
持点で生ずる物理的な隙間を、ボールジョイント336
を軸受339のスライド部材339aにより可動とし
て、ばね339dで弾性支持することによって、偏心が
生じる場合には、図15ないし図16に示すように、偏
心方向にスライド部材が動いて垂直軸方向がそのまま維
持されることを防止している。勿論、復帰は、前記ばね
弾性力によってもたらされ、ばねは弾性機能および捩れ
許容の役割を果たす。
【0052】勿論、前述の如く、前記駆動軸331は隣
接する他の一対の駆動軸331と相互干渉しないように
異なる軸高さで上下に配置されて直交するように形成さ
れる。図17ないし図20は本発明のさらにもう一つの
実施例であって、図17は側面における構成図である。
【0053】本実施例のゴルフ練習装置は、上部板組立
体10と、下部板組立体20と、対向する一対の駆動側
昇降組立体35および被動側昇降組立体36と、下部板
組立体20に結合する昇降組立体30bと、一対の前記
昇降組立体30bを直交させて固定結合して上部板およ
び下部板の中心を連結するボールジョイント361と、
を有する。
【0054】前記昇降組立体30bの駆動側昇降組立体
35は、支持フレーム350に固定結合された減速モー
タ352と、減速モータ352に軸結合された駆動ギヤ
351と、駆動スプロケット353と同軸に結合された
減速ギヤ354と、を有する。前記ガイドスプロケット
355は、前記駆動スプロケット353と同一平面上に
配置される。図20に示すように、被動側昇降組立体3
6は、支持フレーム350aに被動スプロケット353
aとガイドスプロケット355aとが取付けられ、フレ
ーム350aを位置調整してテンションを補正するねじ
式調節部356が設けられ、前記駆動および被動スプロ
ケット353、353aとガイドスプロケット355、
355aとを経由するようにチェーン357をかけてチ
ェーンの両端を前記上部板組立体10の支え竿12に固
定結合し、下部板組立体の中心部にボールジョイント3
61を支持点として設けている。ここで、ボールジョイ
ントの下部軸には90度等角に開口を形成して前記チェ
ーン357が貫通するようにしている。
【0055】直交するチェーン357は、相互干渉を避
けるように一側チェーンのガイドスプロケットと他側チ
ェーンのガイドスプロケットが高さ方向に段差を有する
ように構成されている。前記内部ボール供給機は図21
ないし図22に示すように変形実施されてもよい。
【0056】すなわち、内部ボール供給機40aは、ボ
ール供給ハウジング410に内蔵されるボール把持アー
ム組立体と、ハウジング410の背面中心に固定された
ラックギヤ430とを有し、このラックギヤ430は、
上部フレーム400に固定されたモータ431に取付け
られたピニオン432と係合され、モータ431の回転
によって垂直昇降し、これにより、ボール供給ハウジン
グ410が垂直昇降するようになる。また、ラックギヤ
と対向する正面に、フレーム400に固定されるガイド
軸433を形成してガイド434をガイド軸に嵌め込ん
でハウジング410に固定し、昇降の際に案内するよう
に構成する。
【0057】これは、ボール供給ハウジング410を昇
降させる状況でモータ431の駆動力がハウジング中心
部に形成されたラックギヤ430に伝達される。偏心に
よる昇降妨害を防ぐためにその反対側正面に設けたガイ
ド434によってガイド軸433に案内されるように作
用することを除いては、前述した内部ボール供給機と同
一の作用を有するものであって、その詳細は省略するも
のとする。
【0058】図23ないし図26は、図17ないし図2
0の発明のさらにもう一つの実施例であって、これを参
照して昇降組立体30cの構成を説明する。昇降組立体
30cは、対向する一対の駆動側昇降組立体37と被動
側昇降組立体38とからなっている。
【0059】駆動側昇降組立体37は、支持フレーム3
70上で駆動ウォーム371を減速モータ372と軸結
合しており、上部板組立体10の支え竿12に上端が固
定されたリードスクリュー375を設け、このリードス
クリューを昇降させるナット374aを支持フレーム3
70に垂直結合することによりリードスクリューを正規
の位置で回転させるようにし、前記ナット374aにウ
ォームホイール374と駆動スプロケット373を固定
結合し、ウォームホイール374を前記駆動ウォーム3
71に歯合させている。被動側昇降組立体38は、支持
フレーム370に上部板10の支え竿12に上端が固定
されたリードスクリュー375aを設け、このリードス
クリューの昇降をなすナット374bを支持フレーム3
70に垂直に結合することによりリードスクリューを正
規の位置で回転させるようにし、前記ナット374bに
被動スプロケット373aを固定結合し、前記駆動スプ
ロケットおよび被動スプロケット373、373aの間
を閉じられたチェーン377により連結している。
【0060】前記駆動側昇降組立体37および被動側昇
降組立体38の各リードスクリュー375は相互にねじ
の方向が反対になるように構成されている。直交するチ
ェーン377は、相互干渉を避けるように一方のチェー
ンの駆動スプロケットと他方のチェーンの駆動スプロケ
ットとが高さ方向に段差を有するように配置されてお
り、上部板組立体10と下部板組立体20との中心部は
ボールジョイント381で連結される。
【0061】これは、駆動側昇降組立体37のモータ3
72の駆動によって駆動ウォーム371とウォームホイ
ール374とが回転すると、ウォームホイール374が
固定されたナット374aが回転して中心孔に螺合され
たリードスクリュー375が上昇または下降するように
作用し、一対の被動側昇降組立体38のリードスクリュ
ーは、ねじ方向が反対になっているため、スプロケット
373aにチェーン377により伝達された動力によっ
て逆方向に昇降され、したがって、一対の昇降組立体は
一方が上昇すると反対側は下降し、支持点のボールジョ
イント381を基点に上部板組立体10が傾斜するよう
になる。
【0062】図27は、本発明のさらにもう一つの実施
例であって、本実施例では上述した電動モータ駆動とは
やや異なる流体シリンダを利用して4点を昇降させるこ
とによって傾斜角を調節し得る装置である。
【0063】上部板組立体10は放射状の支え竿12と
人造芝マットとを接合した上部板を有し、下部板組立体
20は、上部板と同一大きさの外枠22内に昇降組立体
を固定するための基板21と基板を外枠と固定する支え
竿23とが設けられ、前記基板21の中心部にボールジ
ョイント395を立設して上部板組立体10の中心部に
軸結合し、ボールジョイントを基点に中心円弧上にシリ
ンダ390を放射状に等角をなすように4ヶ所に固定
し、シリンダのロッド391を上部板組立体10の下部
にピン結合し、シリンダに流体を供給する流体ポンプ3
92と流体ポンプの流体の流れを開閉するソレノイド組
立体393とを複数設け、対向する一対のシリンダに流
体圧を作用させて昇降組立体30dを形成している。
【0064】前記シリンダへの流体流れを開閉するソレ
ノイド組立体393は、一対をなす複数のシリンダの流
体ポートを制御するように少なくとも四つのポートを独
立的に制御できるようになっており、図27ではソレノ
イド組立体から各シリンダへ通じる流体ラインは図示し
ていない。
【0065】つまり、本実施例では流体を利用し、放射
状に流体シリンダを設けて、その端部のロッド昇降距離
にしたがって上部板組立体の傾斜角が全方位に調節され
る。上述した本発明の制御は、マイクロコンピュータを
利用して全て行われ、後述する制御装置は少なくとも電
動モータを使用する実施例にも同一に適用され、流体シ
リンダを有する昇降組立体30dの場合にはモータ駆動
出力がソレノイド組立体の駆動出力に変更されれば良
く、これは極めて容易に適用し得るものである。
【0066】図29は本発明に適用される制御装置を示
すブロックダイヤグラムである。本発明のゴルフ練習装
置を任意の傾斜角に調節するために、コントローラ60
は、マイクロコンピュータで制御要素の状態を検出し、
演算して駆動要素を動作させるように制御の中心をなす
演算機、モータの過電流を検出して駆動を停止させるた
めの過電流検出部611、および、入出力ポートを有す
る制御部610と、入力として使用者の傾斜角を含む操
作を検出する多数のキーを有するキーパッド620と、
上部板組立体のX、Y軸方向の移動距離検出するX、Y
軸移動距離検出部631、632、供給されるボールが
連続的に供給され得るように多数のセンサーからなるボ
ールの供給位置検出部633、ボール把持アームの昇降
を検出するアーム位置検出部634、ティーの昇降高さ
を検出するティー移動距離検出部635、ティー昇降の
上限点と下限点とを検出するティー昇降限界検出部63
6、ボール供給ハウジングの昇降を検出するボール供給
ハウジング昇降限界検出部637を有する第1センサー
部630と、上部板組立体の下降限界を超える駆動を8
方向から検出するための多数のリミットスイッチからな
る第2センサー部640と、を具備している。
【0067】前記第2センサー部640のリミットスイ
ッチL1〜L8は、上部板組立体の昇降傾斜範囲の±1
0°を超える角度位置に備えられ、前記リミットスイッ
チが動作される場合は上部板組立体が制御範囲を超えて
作動されたものと見なし、全ての駆動要素を停止させ
る。
【0068】制御部の出力部は、外部ボール供給機のボ
ールを押圧して供給するプッシュモータの駆動部65
1、ボール供給ハウジングを駆動する昇降モータの駆動
部652、内部ボール供給機のボールを押圧してボール
供給ハウジング内部に供給するためのプッシュモータの
駆動部653、ボール把持アームの旋回をなす旋回モー
タの駆動部654、ティーの昇降をなすティー駆動モー
タの駆動部655、および、外部ボール供給機のコンテ
ナ内に投入された多数ボールの絡み合いを防止する回転
ロッド駆動モータの駆動部656を含めて、制御モータ
駆動部650を形成し、上部板組立体のX、Y軸方向の
昇降をなす駆動側昇降モータ681、682、および、
昇降モータを駆動するモータ駆動部683を有する上部
板組立体昇降モータ駆動部680と、内部ボール供給機
内に供給されるボールをボール把持アーム位置に上昇さ
せる昇降ロッド駆動ソレノイド661およびボールを把
持してティーに載置するためのボール把持アームソレノ
イド662からなるソレノイド駆動部660と、前記使
用時間とボールカウント、傾斜角などの制御状態を表示
するように7区画からなる表示部670と、各制御回路
および駆動部に動作電源を供給する電源部690とから
構成される。
【0069】前記ボール供給位置検出部633は少なく
ともボールが移動する経路に必要に応じて多数形成させ
ることができ、これは屈曲状の連結管に沿って移送する
ことによって自在に設計変更が可能であり、アーム位置
検出部634、ティー昇降限界検出部636、および、
ボール供給ハウジング昇降限界検出部637は各々上限
点と下限点とを検出するように複数のセンサーを有して
いる。
【0070】前記検出部の各センサーは、移動距離検出
の場合にはエンコーダーを適用することができ、位置検
出の場合にはフォトトランジスタのような光学的なスイ
ッチまたは近接スイッチなどを適用することができる。
上述のような制御部の制御作用を以下詳細に述べる。こ
れにより本発明の作用が一層明確になる。
【0071】図30ないし図37において、動作電源が
入力されるとティー昇降限界検出部636のセンサーが
ティーの位置を検出してティーを下降位置とし、下降が
完了するとティーを停止させ、ボールを供給するために
ボール把持アームの位置を検出する検出部634のセン
サー検出によってアームを内部ボール供給機ハウジング
内に正しく位置させ、ボール供給ハウジングを下降位置
に位置させる。
【0072】この時、外部ボール供給機に多数のボール
を入れた状態で外部ボール供給機のボール検出センサー
が連結管内にボールを完全に詰めるまでプッシュモータ
を駆動し、ボールが外部ボール供給機から連結管に沿っ
て内部ボール供給機のボール流入口から充満されるよう
に制御する。
【0073】その後、X軸が水平に維持されるまでX軸
昇降モータを時計方向に駆動させ、Y軸が水平に維持さ
れるまでY軸昇降モータを反時計方向に駆動させる。こ
れにより、傾斜角調節可能なゴルフ練習装置の初期化が
完成される。
【0074】初期化が完了するとキー入力プロセスとボ
ール供給プロセスのサブルーチンが実行され、各サブル
ーチンの実行中にトラブルが生じると、これを検出して
全ての駆動モータを停止させるように制御される。
【0075】前記キー入力プロセスは、図32ないし図
34に示すように、上部板組立体の傾斜を形成する8方
向のキー(キー1〜キー8)の各入力にしたがってX軸
またはY軸方向の該当方向への傾斜をもたらすために該
当モータの正回転または逆回転駆動がなされ、キー9の
入力を検出すると上部板組立体を水平に位置させるよう
に制御される。
【0076】キー11とキー12の入力を検出すると、
制御部は、ティーを昇降させるようにティー駆動モータ
を駆動してティーを昇降させる制御を行う。キー10の
入力が検出されるとキー10プロセスが実行され、これ
は図35に示されている。これは内部ボール供給機のボ
ールをティーに載置するための駆動制御であって、供給
された一つのボールを昇降ロッド上に載置した待機状態
でボール供給ハウジングを上昇させる過程と、上昇中モ
ータの過電流が検出されるとモータを逆駆動してハウジ
ングを初期位置に下降させる過程とからなる。これは、
上昇制御限界を超えた作動または昇降異常が生じたと見
なし、再駆動を行うためのものである。
【0077】上昇されたハウジングの正しい位置を検出
するセンサーの信号が感知されると、上部板組立体上に
上昇突出されたボール供給ハウジングに内蔵された昇降
ロッドソレノイドをオンさせてボールを把持アーム位置
に載置し、ボール把持アームソレノイドをオンさせてボ
ールを把持するように制御される。
【0078】ボールが把持されると、アームをハウジン
グ外に旋回させ、旋回された位置でティーとボールの位
置が一致するようになるため、ボール把持アームソレノ
イドをオフさせてボールをティー上に載置させ、その
後、旋回された把持アームを元の位置に収納し、かつ上
昇されたボール供給ハウジングを上部板組立体内に再び
収納させるように制御される。
【0079】前述の如く、ボールをボール供給ハウジン
グ内に順次的に供給することは、図36のボール供給プ
ロセスによって制御実行される。これによれば、外部ボ
ール供給機へのボール供給状態を検出するボール到達検
出センサーがボールを検出すると、外部ボール供給機プ
ッシュモータを一定時間駆動してボールを押圧して供給
するように制御され、その後、内部ボール供給機の昇降
ロッド位置にボールを供給するために、ボールプッシュ
モータを初期位置に1回転駆動して一つのボールが供給
されるように制御され、プッシュモータ駆動中過電流が
検出されるとプッシュモータを逆方向に回転させて駆動
初期位置となるようにして再供給されるように制御され
る。
【0080】仮に、前記ボール到達検出センサーがボー
ルを検出しなかった場合は、外部ボール供給機のプッシ
ュモータを駆動してボールで供給経路が一杯になると、
プッシュモータは回転できなくなって過電流が生じるこ
とを検出し、プッシュモータを一時的に逆転する制御を
実行するようにする。
【0081】これにより、ボールは一列に並んだ状態で
ボール相互間に隙間無しに密着された状態で連続的且つ
持続的に供給されるようになる。図37には本発明の制
御部によって行われるエラーチェックプロセスが示され
ている。
【0082】これは前述した上部板組立体の下降限界点
を規制して動作中の駆動モータなどを非常停止させるよ
うに制御して装置を保護するためのものであって、第2
センサー部640をなす多数のリミットスイッチは下部
板組立体の外枠上に配置され、このリミットスイッチは
8方向の上部板傾斜を検出する。リミットスイッチは少
なくとも上部板組立体の正常作動角度(±10°)範囲
の外側に存在するように設けられている。これにより、
前記リミットスイッチのうちいずれか一つのリミットス
イッチについて動作検出が行われると、X、Y軸方向の
上部板組立体駆動用モータを前記リミットスイッチ検出
方向の反対方向に駆動して停止させ、また把持アームモ
ータ、ティー駆動モータおよびプッシュモータがいずれ
も停止状態になるように制御することができる。
【0083】
【発明の効果】以上詳細に述べてきたように、本発明に
よると、上部板と下部板との間に対向する一対の昇降手
段を等角度に直交するように複数設けて上部板の傾斜角
を調節するようになっているために、設備の重量を著し
く減少させて軽量構造を実現することができる。
【0084】また、減速モータの調節によって上下±1
0°の範囲内における高精度の傾斜角設定が可能であ
り、前、後、左、右および対角線8方向への傾斜角をな
して360度全方位にかけて傾斜角調節が可能であるた
めに、実際のゴルフ場での傾斜を容易に演出することが
でき、その結果、練習効果を上げることができる。
【0085】また、ゴルフボール供給機を上部板に昇降
可能に形成してボールの連続的な供給が可能となり、ま
た、ショットをするときには上部板内に完全収納させて
邪魔とならないようにしているために自由に練習するこ
とができ、ティーの昇降高さを調節できるようにしてい
るために、ティーショットは勿論、アイアンショットお
よびパッティングなどの多様な練習が可能であり、練習
装置に設定された傾斜角調節および状態表示が可能なキ
ーパッドを形成しているために、手動操作およびマイク
ロコンピュータ制御による自動制御が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概念的な全体構成図である。
【図2】本発明の一実施例を示す平面構成図である。
【図3】図2の実施例の側面から見た断面構成図であ
る。
【図4】図2の実施例における昇降組立体の駆動側断面
構成図である。
【図5】本発明に適用される内部ボール供給機の平面構
成図である。
【図6】内部ボール供給機の背面から見た構成図であ
る。
【図7】内部ボール供給アームの作動状態を示す図であ
る。
【図8】内部ボール供給機の作動状態を示す図である。
【図9】内部ボール供給機の詳細構成図である。
【図10】外部ボール供給機の断面構成図である。
【図11】外部ボール供給機の一部における平面構成図
である。
【図12】本発明のもう一つの実施例における側面断面
構成図である。
【図13】図12の実施例における昇降組立体を示す駆
動側断面構成図である。
【図14】図13の平面構成図である。
【図15】図12の実施例の一部における構成図であっ
て、(A)は断面図、(B)は平面図である。
【図16】図15(B)の作動状態を示す図である。
【図17】本発明のさらにもう一つの実施例における側
面構成図である。
【図18】図17の実施例の平面構成図である。
【図19】図17の実施例における傾斜角調節機構を示
す詳細構成図であって、(A)は駆動側の平面図、
(B)は駆動側の側面図である。
【図20】図17の実施例における傾斜角調節機構を示
す詳細構成図であって、被動側の側面図である。
【図21】本発明に適用されるボール供給部のもう一つ
の実施例を示す構成図であり、(A)は側面図、(B)
は平面図である。
【図22】図21のボール供給部の正面図である。
【図23】本発明のさらにもう一つの実施例を示す平面
図である。
【図24】図23の実施例における側面図である。
【図25】図23の実施例における昇降組立体の駆動側
の拡大側面図である。
【図26】図23の実施例における昇降組立体の被動側
の拡大側面図である。
【図27】本発明のさらにもう一つの実施例における平
面図である。
【図28】図27の実施例における側面図である。
【図29】本発明に適用される制御装置を示すブロック
ダイヤグラムである。
【図30】本発明の制御を示すフローチャートの一部で
ある。
【図31】図30のフローチャートの残り一部である。
【図32】キー入力プロセスを示すサブルーチンの一部
である。
【図33】図32のサブルーチンのさらなる一部であ
る。
【図34】図32のサブルーチンの残り一部である。
【図35】キー10プロセスを示すサブルーチンであ
る。
【図36】ボール供給プロセスを示すサブルーチンであ
る。
【図37】エラーチェックプロセスを示すサブルーチン
である。
【符号の説明】
10…上部板組立体 12…支え竿 20…下部板組立体 30、30a〜30d…昇降組立体 31、33、35、37…駆動側昇降組立体 32、34、36、38…被動側昇降組立体 40…内部ボール供給機 50…外部ボール供給機 60…コントローラ 311…駆動軸
フロントページの続き (72)発明者 ツァン ジエ フン 大韓民国,ソウル,ソツォク,ソツォ3ド ン,フォース ロッテ ビレッジ,302ホ 1506−46

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降するティーを有するボール供給手段
    と、傾斜角を設定して表示し、ボールの供給を制御する
    コントローラを内蔵する上部板組立体と、前記上部板組
    立体の上部板を支持して前記上部板の傾斜角をもたらす
    一対の駆動及び被動側からなる昇降手段が固定された下
    部板組立体と、前記上部板と前記下部板組立体の下部板
    との間の側面空間を閉鎖する伸縮カバーとを具備し、前
    記下部板組立体に支持された前記上部板組立体に傾斜角
    がもたらされることを特徴とする傾斜角調節可能なゴル
    フ練習装置。
  2. 【請求項2】 傾斜角をもたらす前記昇降手段は、前記
    上部板の中心軸を基準に同心円上に等角度に設けられた
    4点を昇降ポイントとし、180度で対向した2点は、
    一対をなして同一距離から相互逆方向に昇降駆動するよ
    うにされ、もう一つの一対とは駆動及び被動側を連結す
    る軸線が相互に直交するようになっていることを特徴と
    する請求項1記載の傾斜角調節可能なゴルフ練習装置。
  3. 【請求項3】 前記昇降手段は、一対の駆動側昇降組立
    体(31)とこれらの駆動側昇降組立体(31)の一つ
    と各々連動する被動側昇降組立体(32)とからなり、
    前記駆動側組立体および前記被動側組立体は、長方形の
    ギヤボックス(310)内において、リードスクリュー
    歯合用ナットが中心孔に形成されると共に水平方向のギ
    ヤが形成されたウォームホイール(313)を軸受(3
    14)により回動可能に固定しており、前記ウォームホ
    イール(313)に歯合するように前記ギヤボックスに
    収納される部分においてウォーム(312)が形成され
    た駆動軸(311)が相互に直交して前記ギヤボックス
    を貫通するように結合され、前記ウォームホイール(3
    13)の中心孔に形成された前記リードスクリュー噛合
    用ナットに螺合したリードスクリュー(315)を、そ
    の上端のユニバーサルジョイント(316)を介して前
    記上部板組立体(10)のフランジ(317)と軸結合
    して前記上部板組立体(10)と連結し、前記駆動側昇
    降組立体(31)は、減速モータ(318)と、前記減
    速モータに直結された前記駆動軸(311)とを有し、
    前記駆動軸(311)に備えられたウォーム(312)
    は対向して一対をなす夫々の前記ウォームホイール(3
    13)と相互反対方向に歯合して回転方向が逆方向とな
    るように構成されていることを特徴とする請求項1記載
    の傾斜角調節可能なゴルフ練習装置。
  4. 【請求項4】 前記ボール供給手段は、前記上部板組立
    体(10)に昇降可能に内蔵されて構成された内部ボー
    ル供給機(40)と、前記上部板組立体(10)の外部
    に構成されて多数の練習用ゴルフボールを収納する外部
    ボール供給機(50)とからなることを特徴とする請求
    項1記載の傾斜角調節可能なゴルフ練習装置。
  5. 【請求項5】 前記内部ボール供給機(40)は、前記
    上部板組立体の表面と同一高さに内蔵されて昇降可能に
    構成されており、また、ティー昇降孔及び開口部を有す
    る上部フレーム(400)と、前記上部フレーム(40
    0)の開口部を通じて上昇および収納されるように取付
    けられたボール供給ハウジング(410)とを有してお
    り、ソレノイド(413)は前記ボール供給ハウジング
    (410)に内蔵されたボール把持アーム(411、4
    12)をスライドさせてボールを把持するようにし、前
    記アームは、前記ソレノイドと共に回転させられるよう
    にギヤ(414a、414b)を介して旋回モータ(4
    14)と係合し、前記ボール供給ハウジングの下部には
    ボール流入口から流入されたボールを前記アーム(41
    1、412)間に把持されるように押し上げる昇降ロッ
    ド(415)が形成され、前記昇降ロッドにはソレノイ
    ド(417)の作動力で昇降動力が伝達されるようソレ
    ノイドがリンク(416)を介して結合され、前記ボー
    ル把持アーム組立体を昇降させるように前記ハウジング
    (410)の両端にはラックギヤ軸(418)が形成さ
    れ、軸を昇降させるモータ(419)の動力軸421の
    両側にはピニオン(420)が前記ラックギヤ軸(41
    8)に噛合するように取付けられ、前記ボール把持アー
    ム組立体が下降した位置において外部から流入口(42
    2)に供給されるボールを順次的に押圧して供給するプ
    ッシュ(423)と、前記ボール把持アームから供給さ
    れるボールを受取ってモータ(451)によって昇降す
    るティー(450)とが設けられ、前記ティー(45
    0)はラックギヤ軸からなり、先端に可撓性チューブ
    (452)が嵌め込まれていることを特徴とする請求項
    4記載の傾斜角調節可能なゴルフ練習装置。
  6. 【請求項6】 前記外部ボール供給機(50)は、多数
    のボールを収納するコンテナ(510)と水平移送部
    (520)とからなり、前記コンテナ(510)内に
    は、ボールが落下するよう下方に傾斜した出口(51
    1)が設けられ、傾斜路でのボールの詰りを解消するた
    めにモータ動力で回転する回転ロッド(512)を傾斜
    路終端に水平方向に設けられ、前記水平移送部(52
    0)は、前記出口(511)に結合され、落下するボー
    ルを押圧して水平方向に移送するためのプッシュ(52
    1)とプッシュ駆動用モータ(522)とを有し、連結
    管(523)によって前記内部ボール供給機(40)の
    流入管(422)と連結されていることを特徴とする請
    求項4記載の傾斜角調節可能なゴルフ練習装置。
  7. 【請求項7】 前記内部ボール供給機(40)は、前記
    ボール把持アーム組立体を昇降させるように前記ハウジ
    ング(410)の両端にラックギヤ軸(418)が形成
    され、軸を昇降するモータ(419)の動力軸(42
    1)の両側においてピニオン(420)を前記ラックギ
    ヤ軸(418)に係合させていることを特徴とする請求
    項5記載の傾斜角調節可能なゴルフ練習装置。
  8. 【請求項8】 前記内部ボール供給機(40a)は、テ
    ィー昇降孔及び開口部を有する上部フレーム(400)
    の前記開口部を通じて上昇および収納されるようにボー
    ル供給ハウジング(410)が取付けられ、前記ボール
    供給ハウジング(410)にボール把持アームを内蔵
    し、前記ボール供給ハウジング(410)の背面中心に
    ラックギヤ(430)が固定設置され、ラックギヤ駆動
    用ピニオン(432)とモータ(431)とがフレーム
    (400)に固定されており、前記ラックギヤと対向す
    る正面のフレーム(400)に固定されたガイド軸(4
    33)が形成され、ガイド(434)を前記ガイド軸に
    嵌め込んでハウジング(410)に固定した昇降案内が
    設けられていることを特徴とする請求項4記載の傾斜角
    調節可能なゴルフ練習装置。
  9. 【請求項9】 前記昇降手段において、前記基板(2
    1)に固定された前記昇降手段の昇降組立体(30a)
    は、駆動側昇降組立体(33)と被動側昇降組立体(3
    4)との対からなり、前記駆動側昇降組立体および前記
    被駆動側昇降組立体は、長方形のギヤボックス(33
    0)内に、リードスクリュー歯合用ナットが中心孔に形
    成されると共に水平方向にギヤが形成されたウォームホ
    イール(333)を軸受(334)により回動可能に固
    定しており、前記ウォームホイール(333)に歯合す
    るウォーム(332)が前記ギヤボックス(330)に
    収納された部分に形成された駆動軸(331)は、相互
    に直交して前記ギヤボックスを貫通するように結合さ
    れ、前記ウォームホイール(333)の中心孔に形成さ
    れた前記リードスクリュー用ナットに螺合して一方側に
    ガイド溝(335a)が垂直方向に削って形成されたリ
    ードスクリュー(315)と、前記リードスクリューの
    ガイド溝(335a)に嵌め込まれて前記ギヤボックス
    (330)に固定されたガイド(337)とが設けら
    れ、前記リードスクリュー(335)の端部にボールジ
    ョイント(336)を設けて前記ボールジョイントを支
    持するための軸受を上部板組立体(10)に固定し、軸
    受(339)が前記上部板組立体(10)と一定隙間
    (339d)を形成し、前記一定隙間に前記ボールジョ
    イントが結合されるスライド部材(339a)を挿入し
    て、前記スライド部材をばね(339b)により前記軸
    受(339)に対して弾性支持し、前記駆動側昇降組立
    体(33)は、減速モータ(338)と、前記減速モー
    タに直結される前記駆動軸(331)とを有し、前記駆
    動軸(331)に形成されたウォーム(332)は対向
    する一対の夫々のウォームホイール(333)に相互に
    反対方向に歯合して回転方向が互いに逆方向となるよう
    に形成されていることを特徴とする請求項1記載の傾斜
    角調節可能なゴルフ練習装置。
  10. 【請求項10】 前記ゴルフ練習装置の下部板組立体
    (20)の中心に形成された支え板(24)にはボール
    ジョイント(342)が端部に形成された中心軸(34
    0)を立設し、前記上部板組立体中心に固定した軸受
    (344)に前記ボールジョイントを軸結合し、駆動側
    昇降組立体及び被動側昇降組立体(33、34)のボー
    ルジョイント(336)は、軸受(339)のスライド
    部材(339a)に対してばね(339d)により弾性
    支持され、偏心方向に前記スライド部材が動いて垂直軸
    方向を維持できるようにしていることを特徴とする請求
    項9記載の傾斜角調節可能なゴルフ練習装置。
  11. 【請求項11】 前記昇降手段は、対向する駆動側昇降
    組立体(35)と被動側昇降組立体(36)との対から
    なり、前記一対の昇降組立体を直交させて固定結合し、
    上部板および下部板の中心をボールジョイント(36
    1)で連結しており、前記駆動側昇降組立体(35)
    は、支持フレーム(350)に固定結合される減速モー
    タ(352)と、前記減速モータ(352)に軸結合さ
    れる駆動ギヤ(351)と、駆動スプロケット(35
    3)と同軸に結合された減速ギヤ(354)とを有し、
    前記駆動スプロケット(353)と同軸に結合された減
    速ギヤ(354)を前記駆動ギヤ(351)に歯合して
    おり、前記駆動スプロケット(353)と水平同軸線上
    にガイドスプロケット(355)を軸結合しており、前
    記被動側昇降組立体(36)は支持フレーム(350
    a)に被動スプロケット(353a)とガイドスプロケ
    ット(355a)を軸結合しており、フレーム(350
    a)を位置調整してテンションを補正するねじ式調節部
    (356)を形成し、前記駆動スプロケットおよび前記
    被動スプロケット(353、353a)とガイドスプロ
    ケット(355、355a)とを経由するようにチェー
    ン357をかけてチェーンの両端を前記上部板組立体1
    0の支え竿12に固定結合し、下部板組立体の中心部に
    ボールジョイント(361)として支持点を形成してお
    り、前記ボールジョイントの下部軸には90度等角度に
    開口を形成して前記チェーン(357)が貫通されるよ
    うにし、前記チェーン(357)は相互干渉を避けるよ
    うに一方の前記チェーンのガイドスプロケットと他方の
    前記チェーンのガイドスプロケットは高さ方向に段差を
    有するように形成されたことを特徴とする請求項1記載
    の傾斜角調節可能なゴルフ練習装置。
  12. 【請求項12】 前記昇降手段は、対向する一対の駆動
    側昇降組立体(37)と被動側昇降組立体(38)とか
    らなり、前記駆動側昇降組立体(37)は、支持フレー
    ム(370)において駆動ウォーム(371)を減速モ
    ータ(372)と軸結合させており、上部板組立体(1
    0)の支え竿(12)に上端が固定されたリードスクリ
    ュー(375)を設け、前記リードスクリューの昇降を
    なすナット(374a)を支持フレーム(370)に垂
    直結合して正規の位置で回転させるようにし、前記ナッ
    ト(374a)にウォームホイール(374)と駆動ス
    プロケット(373)を固定結合してウォームホイール
    (374)を前記駆動ウォーム(371)に歯合させて
    おり、前記被動側昇降組立体(38)は、支持フレーム
    (370)に上部板(10)の支え竿(12)に上端が
    固定されたリードスクリュー(375a)を設け、前記
    リードスクリューの昇降をなすナット(374b)を支
    持フレーム(370)に垂直に結合して正規の位置で回
    転させるようにし、前記ナット(374b)に被動スプ
    ロケット(373a)を固定結合し、前記駆動スプロケ
    ットおよび前記被動スプロケット(373、373a)
    の間を閉じたチェーン(377)により連結し、前記駆
    動側昇降組立体(37)と前記被動側昇降組立体(3
    8)の各リードスクリュー(375)は相互ねじの方向
    が反対になるように構成されており、前記チェーン(3
    77)は、相互干渉を避けるように一方の前記チェーン
    の駆動スプロケットと他方の前記チェーンの駆動スプロ
    ケットが高さ方向に段差を有するように形成されてお
    り、上部板組立体(10)と下部板組立体(20)の中
    心部はボールジョイント(381)で連結されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の傾斜角調節可能なゴルフ
    練習装置。
  13. 【請求項13】 前記練習装置は、上部板組立体と下部
    板組立体とを有し、前記下部板組立体中心の基板(2
    1)の中心部にボールジョイント(395)を立設して
    前記上部板組立体(10)の中心部に軸結合しており、
    前記昇降手段(30d)は、前記ボールジョイントを基
    点に中心円弧上にシリンダ(390)を放射状に等角度
    をなすように4ヶ所に固定し、前記シリンダのロッド
    (391)を前記上部板組立体(10)の下部にピン結
    合しており、前記シリンダに流体を供給する流体ポンプ
    (392)と前記流体ポンプの流体流れを開閉するソレ
    ノイド組立体(393)とを複数設けて対向する一対の
    前記シリンダの流体圧を連結し、前記シリンダへの流体
    移動を開閉するソレノイド組立体(393)は、一対を
    なす複数の前記シリンダに流体ポートを制御するように
    少なくとも四つのポートを独立的に制御し得るようにな
    っていることを特徴とする請求項1記載の傾斜角調節可
    能なゴルフ練習装置。
  14. 【請求項14】 前記上部板組立体の傾斜角は中心軸を
    基準に±10°の範囲内でもたらされることを特徴とす
    る請求項1記載の傾斜角調節可能なゴルフ練習装置。
  15. 【請求項15】 前記コントローラは、マイクロコンピ
    ュータで制御要素の状態を検出し、演算して駆動要素を
    動作させるように制御の中心をなす演算機、モータ過負
    荷を検出する過電流検出部(611)、および、入出力
    ポートを有する制御部(610)と、入力として使用者
    の傾斜角を含む操作を検出する多数のキーを有するキー
    パッド(620)と、上部板組立体のX、Y軸方向移動
    距離を検出するX、Y軸移動距離検出部(631、63
    2)、供給されるボールが連続的に供給され得るように
    多数のセンサーからなるボールの供給位置検出部(63
    3)、ボール把持アームの昇降を検出するアーム位置検
    出部(634)、ティーの昇降高さを検出するティー移
    動距離検出部(635)、ティー昇降の上限点と下限点
    とを検出するティー昇降限界検出部(636)、およ
    び、ボール供給ハウジングの昇降を検出するボール供給
    ハウジング昇降限界検出部(637)を有する第1セン
    サー部(630)と、上部板組立体の下降限界を超える
    駆動を8方向で検出するための多数のリミットスイッチ
    からなる第2センサー部(640)とを具備し、 前記制御部の出力部は、外部ボール供給機のボールを押
    圧して供給するプッシュモータの駆動部(651)、ボ
    ール供給ハウジングを駆動する昇降モータの駆動部(6
    52)、内部ボール供給機のボールを押圧して前記ボー
    ル供給ハウジング内部に供給するためのプッシュモータ
    の駆動部(653)、ボール把持アームの旋回をなす旋
    回モータの駆動部(654)、ティーの昇降をなすティ
    ー駆動モータの駆動部(655)、および、前記外部ボ
    ール供給機のコンテナ内に投入された多数のボールの詰
    りを防止する回転ロッド駆動モータの駆動部(656)
    を有する制御モータ駆動部(650)と、上部板組立体
    のX、Y軸方向の昇降をなす駆動側昇降モータ(68
    1、682)、および、昇降モータを駆動するモータド
    ライブ(683)を有する上部板組立体昇降モータ駆動
    部(680)と、前記内部ボール供給機内に供給される
    ボールをボール把持アーム位置に上昇させる昇降ロッド
    駆動ソレノイド(661)、および、ボールを把持して
    ティーに載置するためのボール把持アームソレノイド
    (662)からなるソレノイド駆動部(660)と、使
    用時間、ボールカウント、および、傾斜角などの制御状
    態を表示するように7区画からなる表示部(670)
    と、各制御回路および駆動部に動作電源を供給する電源
    部(690)とからなることを特徴とする請求項1記載
    の傾斜角調節可能なゴルフ練習装置。
  16. 【請求項16】 前記ボール位置検出部(633)、前
    記アーム位置検出部(634)、前記ティー昇降限界検
    出部(636)、および、前記ボール供給ハウジング昇
    降限界検出部637の各々は、移動距離の上限点と下限
    点を検出するように複数のセンサーからなることを特徴
    とする請求項15記載の傾斜角調節可能なゴルフ練習装
    置。
  17. 【請求項17】 前記検出部の各センサーは、移動距離
    検出用エンコーダーと、位置検出用光学スイッチとから
    なることを特徴とする請求項16記載の傾斜角調節可能
    なゴルフ練習装置。
  18. 【請求項18】 前記位置検出用スイッチが近接スイッ
    チであることを特徴とする請求項17記載の傾斜角調節
    可能なゴルフ練習装置。
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