JP2002259315A - 会議サーバプログラム - Google Patents

会議サーバプログラム

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JP2002259315A
JP2002259315A JP2001051434A JP2001051434A JP2002259315A JP 2002259315 A JP2002259315 A JP 2002259315A JP 2001051434 A JP2001051434 A JP 2001051434A JP 2001051434 A JP2001051434 A JP 2001051434A JP 2002259315 A JP2002259315 A JP 2002259315A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 会議開催のための手間の軽減を図った会議サ
ーバプログラムを提供する。 【解決手段】 会議サーバ1では、構造認識手段1aが
上位サーバ3の所在を認識している。クライアント2か
ら、1以上の参加者を指定した会議作成要求を受け取る
と、判断手段1bが、参加者の全てが自己の管理下のユ
ーザか否かを判断する。参加者の全てが自己の管理下の
ユーザであれば、実行手段1cが、会議作成要求に応じ
て会議開催処理を実行する。参加者の少なくとも一人が
自己の管理下のユーザでない場合には、転送手段1d
が、ツリー構造における上位サーバ3に、会議作成要求
を転送する。これにより、会議の参加者に応じた会議サ
ーバが会議の開催場所として自動的に決定され、会議開
催者が会議サーバを指定する手間が省ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子会議の会議室を
管理するための会議サーバプログラムに関し、特に会議
開催者の手間を削減した会議サーバプログラムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】現在、機械図面の作成において、3次元
CAD(Computer-Aided Design)が使用されることが多
くなっている。また、複雑な機械の設計作業は、複数の
作業者によって手分けして行われる場合が増えつつあ
る。この場合、各作業者は、3次元CADを用いて協働
作業をする必要が生じる。
【0003】たとえば、サブアセンブリを設計する各作
業者が、全体のアセンブリ構成の責任者と異なる設計拠
点に所在していることもある。このように、複数の作業
者が互いに異なる拠点にいる場合、各作業者間での情報
交換を如何にスムーズに行うかによって、作業効率が大
きく変わってくる。
【0004】そこで、複数の作業者の各々の端末装置
(クライアント)をネットワークで接続し、それぞれの
端末装置に同じ3次元モデルを表示できるようにしたコ
ラボレーションシステムが用いられている。コラボレー
ションシステムでは、複数のクライアントで同じ画像を
見ながらチャット機能などにより意見交換を行うことが
できる。これにより、異なる設計拠点の作業者が、同じ
3次元モデルを見ながら設計レビューを行うことがで
き、協働作業の作業効率が向上する。
【0005】コラボレーションシステムを用いて設計レ
ビューを行うには、まず、どこかのサーバに、会議室
(発言等を登録するための記憶領域)を開設しなければ
ならない。一般的には、特定のサーバ上にあらかじめ会
議室が設けられており、そのサーバ上で会議室の予約管
理が行われる。予約管理が行われることで、会議室の予
約の重複を防止している。そして、あらかじめ予約され
た会議室に、その会議の各参加メンバーが自己のクライ
アントを接続することで、会議体が構成される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、会議室を開設
可能なサーバが複数あった場合には、会議室を開設すべ
きサーバをユーザ(会議の開催者)が任意に選択しなけ
ればならない。会議室を開設するサーバの選択をユーザ
が行うには、会議室を開設可能なサーバの場所を、ユー
ザが認識していなければならない。また、会議室の参加
メンバーは、会議の開催者が一人ずつ入力して指定しな
ければならない。このように、既存のコラボレーション
システムでは、ユーザにかかる負担が大きかった。
【0007】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、会議開催のための手間の軽減を図った会議サ
ーバプログラムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、第1の発明として、図1に示すような機
能を、電子会議の会議室を管理するための会議サーバに
実行させる会議サーバプログラムが提供される。すなわ
ち、図1に示すように、会議サーバプログラムは、ツリ
ー構造のネットワークの一部を構成するコンピュータ上
で動作する。これより、コンピュータが会議サーバ1と
して機能する。会議サーバ1では、構造認識手段1aが
上位サーバ3の所在を認識している。クライアント2か
ら、1以上の参加者を指定した会議作成要求を受け取る
と、判断手段1bが、参加者の全てが自己の管理下のユ
ーザか否かを判断する。参加者の全てが自己の管理下の
ユーザであれば、実行手段1cが、会議作成要求に応じ
て会議開催処理を実行する。参加者の少なくとも一人が
自己の管理下のユーザではない場合には、転送手段1d
が、ツリー構造における上位サーバ3に、会議作成要求
を転送する。
【0009】これにより、会議サーバ1が、会議作成要
求で指定された参加者の全てを管理している場合にの
み、会議サーバ1で会議開催処理が行われる。会議サー
バ1の管理下にない参加者が含まれる場合には、上位サ
ーバ3に会議作成要求が転送される。この結果、会議の
参加者に応じた会議サーバが会議の開催場所として自動
的に決定され、会議開催者が会議サーバを指定する手間
が省ける。
【0010】また、上記課題を解決するための第2の発
明では、電子会議の会議室を管理するための会議サーバ
プログラムにおいて、以下の処理をコンピュータに実行
させる会議サーバプログラムが提供される。すなわち、
第2の発明に係る会議サーバプログラムを実行するコン
ピュータは、少なくとも一人の参加者を指定した会議作
成要求に応じて会議を開催し、前記会議に関係する資料
の指定入力を受け付け、前記指定入力で指定された資料
を取得し、前記参加者それぞれに対して前記資料を配信
する処理を実行する。
【0011】これにより、会議に関係する資料を指定し
ておくと、会議サーバプログラムを実行するコンピュー
タにより指定された資料が取得され、参加者に対して配
信される。これにより、会議の開催者等が、各参加者宛
に資料を配付する手間が省ける。
【0012】また、上記課題を解決するための第3の発
明では、電子会議の会議室を管理するための会議サーバ
プログラムにおいて、以下の処理をコンピュータに実行
させる会議サーバプログラムが提供される。すなわち、
第3の発明に係る会議サーバプログラムを実行するコン
ピュータは、少なくとも一人の参加者を指定した会議作
成要求に応じて会議を開催し、あらかじめ指定された前
記参加者以外の者に前記会議の内容を公開し、前記参加
者のみ前記会議での発言を可能とする処理を実行する。
【0013】これにより、会議の参加者以外の者も会議
の内容を参照可能となる。その結果、会議に参加できな
いが会議の議題に関係する者に、会議の内容を通知する
手間が省ける。
【0014】また、上記課題を解決するための第4の発
明では、電子会議の会議室を管理するための会議サーバ
プログラムにおいて、以下の処理をコンピュータに実行
させる会議サーバプログラムが提供される。すなわち、
第4の発明に係る会議サーバプログラムを実行するコン
ピュータは、会議に関連するデータを、前記会議に参加
する各参加者に配信し、前記データに対して処理を行う
ための制御コマンドを一参加者から受け取ると、前記制
御コマンドを前記一参加者以外の参加者に配信し、配信
した前記制御コマンドを、コマンドログとして保存し、
前記会議の各参加者の発言内容を、発言の時点において
前記コマンドログに保持されている最新の制御コマンド
と関連づけて、発言ログとして保存する処理を実行す
る。
【0015】これにより、制御コマンドと発言内容とが
関連づけて保存される。したがって、会議終了後におい
て、発言があったときの会議に関連するデータの状態を
再現することが可能となる。その結果、開催した会議を
回顧することが容易となり、会議開催者の負担が軽減さ
れる。
【0016】また、上記課題を解決するための第5の発
明では、電子会議の会議室を管理するための会議サーバ
プログラムにおいて、以下の処理をコンピュータに実行
させる会議サーバプログラムが提供される。すなわち、
第5の発明に係る会議サーバプログラムを実行するコン
ピュータは、会議の参加者から、表情アイコンに関連づ
けられた表情識別子を受け取ると、前記参加者の名前と
前記表情識別子とを対応付けて、他の参加者に配信し、
前記参加者から、前記表情識別子に対応する画像データ
の配信要求を受け取ると、前記他の参加者に対して、前
記画像データ受け取り許否の判断を要求し、前記参加者
から前記画像データを受け取り、前記画像データの受け
取りを許諾した前記他の参加者に対してのみ、前記画像
データを配信する処理を実行する。
【0017】これにより、画像データの受け取りを許諾
した参加者は、表情識別子に対応付けられた画像データ
を表示させることができ、画像データの受け取りを拒否
した参加者は、表情識別子に対応付けられた表情アイコ
ンを表示させることができる。その結果、各参加者は、
自己のクライアントの処理能力等に応じて任意に画像デ
ータを受け取ることができ、強制的に画像データを配信
されることによる処理負荷の増大化を防止することがで
きる。すなわち、画像データを送信する際に、他の参加
者の操作するクライアントの処理能力を把握しておく必
要がなくなり、参加者の負担が軽減される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の原理構成図であ
る。図1に示すように、会議サーバプログラムは、ツリ
ー構造のネットワークの一部を構成するコンピュータ上
で動作する。これより、コンピュータが会議サーバ1と
して機能する。会議サーバ1では、構造認識手段1aが
上位サーバ3の所在を認識している。クライアント2か
ら、1以上の参加者を指定した会議作成要求を受け取る
と、判断手段1bが、参加者の全てが自己の管理下のユ
ーザか否かを判断する。自己の管理下のユーザとは、た
とえば、会議サーバ1でユーザアカウント管理を行って
いるユーザと、会議サーバ1より下位の構造の各会議サ
ーバでユーザアカウント管理を行っているユーザとであ
る。
【0019】参加者の全てが自己の管理下のユーザであ
れば、実行手段1cが、会議作成要求に応じて会議開催
処理を実行する。会議開催処理とは、たとえば、会議室
を生成し会議を即時開催する処理や、会議の予約登録を
行い、予約時間になったら会議室を生成し会議を開催す
る処理である。
【0020】参加者の少なくとも一人が自己の管理下の
ユーザではない場合には、転送手段1dが、ツリー構造
における上位サーバ3に、会議作成要求を転送する。こ
れにより、会議サーバ1が、会議作成要求で指定された
参加者の全てを管理している場合にのみ、会議サーバ1
で会議開催処理が行われる。会議サーバ1の管理下にな
い参加者が含まれる場合には、上位サーバ3に会議作成
要求が転送される。この結果、会議の参加者に応じた会
議サーバが会議の開催場所として自動的に決定され、会
議開催者が会議サーバを指定する手間が省ける。
【0021】以上の機能は、本発明に係るプログラムを
コンピュータに実行させることで実現することが出来
る。以下に、複数の拠点の複数の作業者によって、3次
元CADを用いた部品設計の協働作業を行う場合の例を
用いて、本発明の実施の形態に係るコラボレーションシ
ステムを説明する。
【0022】図2は、本実施の形態に係るコラボレーシ
ョンシステムのネットワーク構成を示す概念図である。
図2に示すように、A社では、A社第1拠点100、A
社第2拠点200およびA社第3拠点300に個別の部
門が設けられている。この例では、A社第1拠点100
は、設計部門である。A社第2拠点200は、生産部門
である。A社第3拠点300は、ネットワーク管理部門
である。また、この例では、外部の協力会社であるB社
400やC社500と協働して設計作業を行うものとす
る。
【0023】本実施の形態の会議サーバ同士は、ツリー
構造を有している。図2の例では。A社第3拠点300
に配置された会議サーバ310が最上位のサーバであ
る。会議サーバ310の直下に、A社第1拠点100に
配置された会議サーバ110,A社第2拠点200に配
置された会議サーバ210、B社400に配置された会
議サーバ410、およびC社500に配置された会議サ
ーバ510が接続されている。会議サーバ110の直下
には、会議サーバ130,140が接続されている。会
議サーバ210の直下には、会議サーバ220,230
が接続されている。
【0024】また、A社第1拠点100の会議サーバ1
10には、CADデータベースサーバ120が接続され
ている。会議サーバ130には、クライアントコンピュ
ータ(クライアント)150,160が接続されてい
る。会議サーバ140には、クライアント170が接続
されている。A社第2拠点の会議サーバ220には、ク
ライアント240,250が接続されている。また、会
議サーバ230には、クライアント260が接続されて
いる。B社400の会議サーバ410には、クライアン
ト420,430が接続されている。さらにC社500
の会議サーバ510には、クライアント520,530
が接続されている。
【0025】なお、拠点毎のネットワークは、たとえば
ファイアウォールにより、外部からのアクセスに対する
制限を行っている。また、会議サーバ同士のツリー構造
は論理的な構造であり、サーバ間の物理的な接続関係に
は依存しない。すなわち、サーバ間の物理的接続関係と
ツリー構造の上下関係とが、必ずしも一致している必要
はない。たとえば、図2に示す会議サーバ130を、ツ
リー構造上では、会議サーバ310の直下になるように
設定することもできる。ただし、図2の例では、説明を
簡単にするために、会議サーバ同士の物理的接続関係と
ツリー構造における上下関係とを一致させている。
【0026】図3は、本実施の形態に係る会議サーバの
ハードウェア構成の一例を示す図である。会議サーバ1
10は、CPU111によって装置全体が制御されてい
る。CPU111には、バス117を介してRAM11
2、ハードディスク装置(HDD)113、グラフィッ
ク処理装置114、入力インタフェース115、および
通信インタフェース116が接続されている。
【0027】RAM112には、CPU111に実行さ
せるOS(Operating System)やCADプログラムの少な
くとも一部が一時的に格納される。また、RAM112
には、CPU111による処理に必要な各種データが格
納される。HDD113には、OSやCADのプログラ
ムが格納される。また、HDD113には、CADデー
タが格納される。
【0028】グラフィック処理装置114には、モニタ
110aが接続されている。グラフィック処理装置11
4は、CPU111からの命令に従って、CAD図面等
の画像をモニタ110aの画面に表示させる。入力イン
タフェース115には、キーボード110bとマウス1
10cとが接続されている。入力インタフェース115
は、キーボード110bやマウス110cから送られて
くる信号を、バス117を介してCPU111に送信す
る。
【0029】通信インタフェース116は、ネットワー
ク101に接続されている。ネットワーク101は、た
とえばインターネットのような広域ネットワークであ
る。通信インタフェース116は、ネットワーク101
を介して、他のコンピュータとの間でデータの送受信を
行う。
【0030】なお、A社第1拠点に設置された会議サー
バ110の構成を代表で説明したが、図2に示した他の
会議サーバやクライアントも同様のハードウェア構成で
ある。ただし、会議サーバのHDDとクライアントのH
DDとには、それぞれコラボレーションシステムを運用
させるのに必要なデータが格納される。
【0031】会議サーバ110のHDD113内には、
上下サーバデータ、ユーザデータ、会議情報ファイル、
および会議関連データ等が保持されている。上下サーバ
データは、ツリー構造において会議サーバのすぐ上に位
置する会議サーバのサーバ名と、直下に位置するサーバ
名とが登録されたデータである。ユーザデータは、会議
サーバでアカウント管理をしているユーザの情報が登録
されたデータである。ユーザの情報とは、ユーザ名や電
子メールアドレスなどである。会議情報ファイルは、作
成された会議室の予約情報が登録されたデータである。
会議室の予約情報は、会議の名称、参加者、開催日時等
に関する情報である。会議関連データは、開催中の会議
や、既に終了した会議のログデータ(履歴情報)等であ
る。ログデータとしては、参加者の発言ログ(発言内容
の履歴情報)や、3次元CADのビューアを制御した際
のコマンドログ(制御コマンドの履歴情報)などがあ
る。
【0032】クライアント150のHDDには、表情ア
イコンテーブル等が格納される。表情アイコンテーブル
には、表情アイコンが、識別子(ID)に対応付けて格
納されている。
【0033】以上のようなデータを有する会議サーバお
よびクライアントに、本実施の形態に係るプログラムを
実行させることで、コラボレーションシステムの処理機
能が実現される。ユーザからコラボレーションシステム
に対する操作は、クライアントを介して行われる。たと
えば、クライアントにおいて会議参加用のユーザインタ
フェースを起動すると、会議管理画面が表示される。
【0034】図4は、会議管理画面の一例を示す図であ
る。会議管理画面10には、メニューバー11、複数の
コマンドボタン12a〜12hおよび会議一覧表示部1
3が設けられている。メニューバー11には、「アクシ
ョン」メニュー、「編集」メニュー、「会議」メニュ
ー、「表示」メニュー、「オプション」メニュー、「ツ
ール」メニューおよび「ヘルプ」メニューの各メニュー
のタイトルが表示されている。メニューのタイトルが選
択されると、様々なコマンドを含むプルダウンメニュー
が表示される。
【0035】「会議作成」のコマンドボタン12aは、
会議に必要な会議情報ファイルを作成するためのボタン
である。「即時開催」のコマンドボタン12bは、すぐ
に会議を開催するためのボタンである。これらのコマン
ドボタン12a,12bに対応するコマンドは、メニュ
ーバー11の「アクション」メニューに含まれている。
【0036】「内容変更」のコマンドボタン12cは、
会議情報を変更するためのボタンである。「削除」のコ
マンドボタン12dは、会議を削除するためのボタンで
ある。これらのコマンドボタン12c,12dに対応す
るコマンドは、メニューバー11の「編集」メニューに
含まれている。
【0037】「開催」のコマンドボタン12eは、未開
催の会議を開催するためのボタンである。「参加」のコ
マンドボタン12fは、開催中の会議に参加するための
ボタンである。「資料取得」のコマンドボタン12g
は、会議に登録されている資料を取得するためのボタン
である。「資料管理」のコマンドボタン12hは、サー
バに資料を登録するためのボタンである。これらのコマ
ンドボタン12e〜12hに対応するコマンドは、メニ
ューバー11の「会議」メニューに含まれている。
【0038】会議一覧表示部13には、コラボレーショ
ンシステムのいずれかの会議サーバに登録されている会
議のリストが表示される。図4の例では、会議名、状
態、予定日時、および概要が表示されている。会議名
は、登録されている会議の名称である。状態は、登録さ
れている会議の現在の状態を表している。たとえば、開
催している会議には、「開催中」と表示される。予定日
時は、会議の開始予定日時である。概要は、会議の内容
等に関する任意のコメントである。
【0039】ユーザが会議管理画面10より入力を行う
ことで、会議作成等の処理を会議サーバに実行させるこ
とができる。以下に、本実施の形態におけるコラボレー
ションシステムによる各種処理内容について説明する。
【0040】[会議作成処理]会議作成処理について説
明する。たとえば、コラボレーションシステムにより設
計会議を開く場合、まず会議作成が行われる。会議を作
成する場合、会議を主催するユーザは、クライアントを
操作して、会議作成画面を表示させる。たとえば、図4
に示した会議管理画面10の「会議作成」のコマンドボ
タン12aを押すことで会議作成画面を表示させること
ができる。
【0041】図5は、会議作成画面の一例を示す図であ
る。会議作成画面20には、会議名設定欄21、開催日
時設定欄22、会議サーバ表示部23、公開レベル設定
欄24、およびコメント設定欄25が設けられている。
【0042】会議名設定欄21は、作成する会議の名称
を設定するためのものである。会議の名称は、開催者が
任意に設定できる。開催日時設定欄22は、会議を開催
する日時を設定するためのものである。開催日時設定欄
22は、日付の設定欄と時刻の設定欄とに分かれてい
る。日付の設定欄には、開催日の年月日が設定され、時
刻の設定欄には、開催時刻が設定される。会議サーバ表
示部23に、会議が開催される会議サーバの名称が表示
される。なお、会議を作成する段階では、会議が開催さ
れる会議サーバが確定していないため、会議サーバ表示
部23にはなにも表示されないか、仮のサーバ名が表示
される。
【0043】公開レベル設定欄24は、作成する会議の
公開レベルを設定するためのものである。公開レベル
は、たとえば「参加者のみ」、「内部公開」および「全
公開」が用意される。「参加者のみ」は、会議に登録さ
れている参加者に対してのみ公開される。「内部公開」
は、会議が開催される会議サーバに登録されているユー
ザ、およびその会議サーバの下の構造に位置するサーバ
に登録されているユーザにのみ公開される。「全公開」
は、任意のクライアントに対して公開される。コメント
設定欄25には、会議を作成するユーザが任意のコメン
トを登録することができる。
【0044】また、会議作成画面20には、参加者を指
定するための、参加者リストの表示部26、参加者の追
加ボタン26a、参加者の削除ボタン26b、およびア
ドレス帳呼出ボタン26cが設けられている。
【0045】参加者リストの表示部26には、参加者の
リストが表示される。リストには、各参加者の電子メー
ルアドレス(Email)、名前、所属、プロフィールが表示
される。追加ボタン26aは、参加者を追加するための
ボタンである。追加ボタン26aが押されると、ユーザ
の電子メールアドレス入力画面が表示される。その画面
で、参加者として指定するユーザの電子メールアドレス
を入力すると、入力された電子メールアドレスに対応す
るユーザが、参加者として参加者リストに追加される。
参加者の削除ボタン26bは、参加者リストに登録され
ている参加者を、参加者リストから削除するためのボタ
ンである。参加者リストの表示部26の中から1以上の
参加者を選択して削除ボタン26bが押されると、選択
された参加者が参加者リストから削除される。アドレス
帳呼出ボタン26cは、クライアントのメーラ(電子メ
ール送受信機能)用に設定されているアドレス帳を参照
して、参加者を登録するためのボタンである。アドレス
帳呼出ボタン26cが押されると、アドレス帳が表示さ
れる。アドレス帳には、他のユーザの電子メールアドレ
スのリストが含まれる。アドレス帳から任意のユーザが
選択されると、そのユーザが参加者として登録される。
【0046】また、会議作成画面20には、会議に必要
な資料を登録するために、資料リスト表示部27、資料
の追加ボタン27aおよび資料の削除ボタン27bが設
けられている。
【0047】資料リスト表示部27は、会議に必要な資
料のリストが表示される。この例では、ファイル名と登
録者(登録者の名前)とが表示されている。資料の追加
ボタン27aは、資料を追加するためのボタンである。
追加ボタン27aが押されると、資料管理画面が表示さ
れる。資料管理画面には、たとえば、会議サーバにあら
かじめ登録されているファイルの一覧が表示される。一
覧の中から任意のファイルが選択されると、選択された
ファイルが資料リストに追加される。資料の削除ボタン
27bは、資料リストに登録されている資料を削除する
ためのボタンである。資料リスト表示部27の中から1
以上のファイルを選択して削除ボタン27bが押される
と、選択されたファイルが削除される。
【0048】また、会議作成画面20には、会議に利用
するアプリケーションを選択するためのビューア設定欄
28が設けられている。会議が開催されると、ビューア
設定欄28で指定されたビューアが、各参加者のクライ
アントで起動される。
【0049】さらに、会議作成画面20には、入力内容
の会議サーバへの送信等を行うために、新規登録ボタン
29a、更新ボタン29b、およびキャンセルボタン2
9cが設けられている。
【0050】新規登録ボタン29aは、会議作成画面2
0に設定された内容の会議を、新規で作成するためのボ
タンである。新規登録ボタン29aが押されると会議作
成要求が出力され、新たな会議が、いずれかの会議サー
バに予約登録される。更新ボタン29bは、既に登録さ
れている会議の内容を変更する場合に用いられるボタン
である。更新ボタン29bが押されると、既に登録され
ている会議の内容が、会議作成画面20に設定されてい
る内容に変更される。キャンセルボタン29cが押され
ると、会議の登録等の処理が行われずに、会議作成画面
20が閉じられる。
【0051】なお、図5に示した会議作成画面20は、
会議をあらかじめ予約登録する場合に用いられる。会議
を即時開催する場合には、開催時刻等を省略した入力を
行うことで、会議を開催させることができる。会議を即
時開催する際の会議情報の入力は、たとえば会議情報入
力画面上で行う。会議情報入力画面は、たとえば、図4
に示した「即時開催」のコマンドボタン12bを押すこ
とで、表示させることができる。
【0052】図6は、即時開催用の会議情報入力画面の
一例を示す図である。図6に示す会議情報入力画面30
には、会議名設定欄31、ビューア設定欄32、指定相
手先リスト表示部33、指定相手先の追加ボタン34、
指定相手先の削除ボタン35、アドレス帳呼出ボタン3
6、OKボタン37およびキャンセルボタン38が設け
られている。
【0053】会議名設定欄31には、任意の会議名を設
定することができる。ビューア設定欄32は、会議中に
使用するビューアを設定するためのものである。会議が
開催されると、ビューア設定欄32に設定されたビュー
アが、各参加者の使用するクライアントにおいて起動さ
れる。指定相手先リスト表示部33には、参加者として
指定された相手が表示される。たとえば、指定された相
手の電子メールアドレスや名前が表示される。
【0054】指定相手先の追加ボタン34は、参加者を
追加するためのボタンである。追加ボタン34が押され
ると、ユーザの電子メールアドレス入力画面が表示され
る。その画面で、参加者として指定するユーザの電子メ
ールアドレスを入力すると、入力された電子メールアド
レスに対応するユーザが、参加者の指定相手として指定
相手先リストに追加される。指定相手先の削除ボタン3
5は、指定相手先リストに登録されているユーザを、指
定相手先リストから削除するためのボタンである。指定
相手先リスト表示部33の中から1以上のユーザを選択
して削除ボタン35が押されると、選択されたユーザが
指定相手先リストから削除される。アドレス帳呼出ボタ
ン36は、クライアントのメーラ(電子メール送受信機
能)用に設定されているアドレス帳を参照して、指定相
手先を登録するためのボタンである。アドレス帳呼出ボ
タン36が押されると、アドレス帳が表示される。アド
レス帳には、他のユーザの電子メールアドレスのリスト
が含まれる。アドレス帳から任意のユーザが選択される
と、そのユーザが指定相手先として登録される。
【0055】OKボタン37は、会議情報入力画面30
に設定された内容で、会議を即時開催するためのボタン
である。OKボタン37が押されると、会議情報入力画
面30に設定された内容に基づいた会議作成要求が、会
議サーバに出力される。キャンセルボタン38が押され
ると、会議の登録等の処理が行われずに、会議作成画面
20が閉じられる。
【0056】会議作成画面20、もしくは会議情報入力
画面30において所定の入力が行われると、クライアン
トから会議サーバへ会議作成要求が渡される。そして、
いずれかの会議サーバにおいて会議情報ファイルが登録
される。
【0057】図7は、会議作成処理を示す図である。以
下、図7の処理をステップ番号に沿って説明する。 [ステップS11]クライアントは、会議作成画面を表
示する。
【0058】[ステップS12]クライアントは、ユー
ザからの会議情報の入力を受け付ける。 [ステップS13]クライアントは、会議作成要求を、
直接接続されている会議サーバに対して送信する。
【0059】[ステップS14]会議サーバは、クライ
アントから送られた会議作成要求の許否を判断する。会
議作成要求の受け入れる(許諾する)ためには、指定さ
れている参加者全員が、会議サーバのユーザもしくは、
下位の会議サーバのユーザのいずれかでなければならな
い。この条件を満たしていれば、会議サーバは、会議作
成要求を受け入れる。そうでなければ、会議サーバは、
会議作成要求を受け入れない。
【0060】[ステップS15]会議サーバは、会議作
成要求を受け入れる場合には、会議開催処理を行う。す
なわち、会議の開催時点が将来であれば、会議サーバ
は、会議作成要求に応じた情報を会議情報ファイルに登
録することで、会議の開催を予約する。即時開催であれ
ば、会議サーバは、すぐに会議室を生成し、会議を開催
する。
【0061】[ステップS16]会議サーバは、会議作
成要求を受け入れない場合には、ツリー構造上での上位
の会議サーバに、会議作成要求を転送する。会議作成要
求が転送された場合には、上位の会議サーバにおいて、
ステップS14〜ステップS16の処理と同様の処理が
繰り返し実行される。会議作成要求が次々と転送された
場合、最終的には、最上位の会議サーバに会議作成要求
が転送される。
【0062】[ステップS17]最上位の会議サーバ
は、会議作成要求を受け取ると、要求許否を判断する。
会議作成要求の設定内容に不正等がなければ、最上位の
会議サーバで、会議作成要求が受理される。
【0063】[ステップS18]最上位の会議サーバ
は、会議開催処理を行う。すなわち、最上位の会議サー
バは、会議作成要求に応じた情報を会議情報ファイルに
登録して、会議の予約登録を行うか、すぐに会議室を生
成し、会議を即時開催する。
【0064】このように、会議作成要求が出された場
合、ツリー構造における下位に位置する会議サーバから
順に、要求に応じた会議の作成の許否が判断される。し
たがって、同じ拠点内の参加者のみによる会議であれ
ば、その拠点に設置された会議サーバに会議が作成され
る。また、外部の拠点のユーザを交えた会議であれば、
たとえば最上位の会議サーバに会議が作成される。
【0065】次に、会議サーバにおける会議作成処理の
詳細について説明する。図8は、会議作成処理のフロー
チャートである。以下に、図8の各処理をステップ番号
に沿って説明する。
【0066】[ステップS21]会議サーバは、会議作
成要求を受信する。 [ステップS22]会議サーバは、会議作成要求におけ
る公開レベルが、完全公開か否かを判断する。完全公開
であれば、処理をステップS23に進め、そうでなけれ
ば処理をステップS24に進める。
【0067】[ステップS23]会議サーバは、上位の
会議サーバが存在するか否かを判断する。上位の会議サ
ーバが存在すれば、処理をステップS27に進める。上
位の会議サーバが存在しなければ、自分自身が最上位の
会議サーバであると判断し、処理をステップS28に進
める。
【0068】[ステップS24]会議サーバは、会議作
成要求に含まれる参加者リストを取得する。 [ステップS25]会議サーバは、管理下にあるユーザ
のリストと参加者リストとを照合する。管理下にあるユ
ーザとは、会議作成要求を受け取った会議サーバに登録
されているユーザと、その会議サーバよりも下位に位置
する会議サーバに登録されているユーザとを指してい
る。すなわち、会議サーバは、自己の管理するユーザデ
ータを参照するとともに、ツリー構造において下位に位
置する各会議サーバのユーザデータを参照する。
【0069】[ステップS26]会議サーバは、参加者
リストの中に、管理外の参加者がいるか否かを判断す
る。すなわち、参加者リストに設定されている各ユーザ
が、参照したユーザデータに含まれているか否かが判断
される。参加者リストに設定されている全てのユーザ
が、参照したユーザデータに含まれていれば、管理外の
参加者がいないと判断される。また、参加者リストに設
定されているユーザの中で、参照したユーザデータに含
まれていないユーザが一人でもいれば、管理外の参加者
がいると判断される。管理外の参加者がいる場合には、
処理がステップS27に進められる。管理外の参加者が
いない場合には、処理がステップS28に進められる。
【0070】[ステップS27]会議サーバは、上位の
会議サーバに会議作成要求を転送し、処理を終了する。 [ステップS28]会議サーバは、会議の即時開催か否
かを判断する。将来の時刻が開催時刻として設定されて
いれば、即時開催ではない。開催時刻が設定されていな
い場合には、即時開催である。会議の即時開催であれ
ば、処理がステップS30に進められる。会議の即時開
催でなければ、処理がステップS29に進められる。
【0071】[ステップS29]会議サーバは、会議作
成要求に含まれる情報を、会議情報ファイルに登録する
ことで、下位の予約登録を行い、処理を終了する。 [ステップS30]会議サーバは、会議作成要求に含ま
れる情報に基づいて、会議を即時開催する。
【0072】このような処理が、会議作成要求を受け取
った各会議サーバで実行される。その結果、コラボレー
ションシステム中のいずれかの会議サーバに会議が作成
される。すなわち、会議の開催者が会議サーバを指定し
なくても、適当な会議サーバに、会議が作成される。そ
の結果、会議の開催者にかかる負担が軽減される。
【0073】また、参加者の所在(どのサーバの管理下
にいるか)によって会議サーバが決定されるため、会議
開催時のデータ伝送経路として、効率的な会議サーバが
決定される。たとえば、参加者が全て、図2のA社第1
拠点100内のユーザであれば、A社第1拠点内の会議
サーバ(たとえば、会議サーバ110)に会議が作成さ
れる。その結果、会議開催時の情報交換は、A社第1拠
点の内部のみで行われ、効率的にネットワーク資源が活
用される。しかも、会議を開催するユーザは、他の参加
者がどこの拠点に所属しているのかを意識する必要がな
いため、ユーザに対する余分な負荷は発生しない。
【0074】さらに、参加者として外部拠点のユーザが
含まれていた場合には、自己の拠点外の会議サーバに会
議が作成される。たとえば、図2のA社第1拠点100
内のユーザが会議を企画した場合でも、B社400に所
属のユーザが参加者に含まれていれば、A社第3拠点3
00内の会議サーバ310に会議が作成される。これに
より、B社のユーザを第1拠点の内部にアクセスさせる
ことなく、A社第1拠点の開発者とB社スタッフとの間
の会議を行うことができる。すなわち、A社における十
分なセキュリティを保つことができる。
【0075】なお、どの会議サーバに会議が作成された
のかを、各ユーザが認識している必要はない。 [途中参加管理処理]本実施の形態における会議サーバ
では、開催中の会議への途中参加を認めている。ただ
し、途中参加によって新たな参加者が加わることで、最
適な会議サーバが変わる場合がある。そこで、本実施の
形態におけるコラボレーションシステムは、参加者の変
動に応じて、会議室の場所を動的に変更する機能を備え
ている。以下に、ユーザの途中参加時の処理について、
図9、図10を用いて説明する。
【0076】図9は、途中参加処理を示す図である。以
下に、図9に示した処理をステップ番号に沿って説明す
る。 [ステップS31]参加希望者のクライアントが、既に
登録されている会議に対する参加希望を受け付ける。た
とえば、図4に示した会議管理画面10において、会議
一覧表示部13内から会議を一つ選択し、「参加」のコ
マンドボタン12fが押されることで、参加希望の入力
が行われる。
【0077】[ステップS32]参加希望者のクライア
ントは、議長のクライアントに対して参加希望情報を送
信する。たとえば、電子メールによって送信する。 [ステップS33]議長のクライアントは、参加希望の
メッセージを表示し、参加許否の入力を受け付ける。
【0078】[ステップS34]議長のクライアント
は、参加を拒否する場合には、参加許否の判断結果をク
ライアントに送信する。また、議長のクライアントは、
参加を認める場合には、参加許否の判断結果を会議サー
バに送信する。
【0079】[ステップS35]参加希望者のクライア
ントは、議長のクライアントから参加許否の判断結果
(参加拒否)を受け取ると、参加が拒絶されたことを示
すメッセージを表示する。
【0080】[ステップS36]会議サーバは、参加許
否の判断結果(参加許可)を受け取ると、開催中の会議
を停止する。 [ステップS37]会議サーバは、参加希望者のクライ
アントに資料データを送信する。
【0081】[ステップS38]参加希望者のクライア
ントは、会議サーバから送られた資料データを格納す
る。 [ステップS39]会議サーバは、参加希望者のクライ
アントにコマンドログを送信する。
【0082】[ステップS40]参加希望者のクライア
ントは、ビューアにおいて、会議サーバから送られたコ
マンドログを実行する。これにより、既に会議に参加し
ている参加者のビューアに表示される3次元モデルと同
じものが、参加希望者のビューアに表示される。
【0083】[ステップS41]会議サーバは、自身で
会議を継続するか否かを判断する。すなわち、参加希望
者が自身の管理するユーザ、または自身より下位の構造
に位置する会議サーバの管理するユーザであれば、その
まま会議を継続するものと判断する。参加希望者が自身
の管理するユーザ、および自身より下位の構造に位置す
るサーバの管理するユーザのいずれでもなければ、その
まま会議を上位の会議サーバに移転するものと判断す
る。
【0084】[ステップS42]会議サーバは、自身で
会議を継続すると判断した場合には、会議を再開する。
会議サーバが、上位の会議サーバに会議を移転すると判
断した場合には、会議の移転処理が行われる。
【0085】図10は、会議の移転処理を示す図であ
る。以下に、図10に示す処理をステップ番号に沿って
説明する。[ステップS43]会議サーバは、上位の会
議サーバに会議を移転すると判断した場合には、まず、
会議引継要求を上位の会議サーバに送信する。
【0086】[ステップS44]上位の会議サーバは、
要求許否の判断を行う。上位の会議サーバは、全ての参
加者が自己の管理下のユーザであれば、要求を受け入れ
る。 [ステップS45]上位の会議サーバは、要求を受け入
れる場合には、要求許否の判断結果を、会議引継要求を
出した会議サーバに返す。そうでない場合には、会議引
継要求を、さらに上位の会議サーバに転送する。
【0087】[ステップS46]会議引継要求を出した
会議サーバは、会議を引き継ぐことを示す判断結果を受
け取った場合には、発言ログを上位の会議サーバに送信
する。
【0088】[ステップS47]上位の会議サーバは、
発言ログを格納する。 [ステップS48]会議引継要求を出した会議サーバ
は、資料データを上位の会議サーバに送信する。
【0089】[ステップS49]上位の会議サーバは、
資料データを格納する。 [ステップS50]会議引継要求を出した会議サーバ
は、コマンドログを上位の会議サーバに送信する。
【0090】[ステップS51]上位の会議サーバは、
コマンドログを格納する。 [ステップS52]会議引継要求を出した会議サーバ
は、自身が作成した会議を閉鎖する。
【0091】[ステップS53]上位の会議サーバは、
受け取ったデータに基づいて会議を引き継ぎ、会議を再
開させる。このように、途中参加者があった場合には、
動的に会議の場所を変更することができる。これによ
り、常に最適な会議サーバを用いて、会議を運営するこ
とができる。
【0092】なお、会議室の場所が変更されたことを、
各参加者のクライアントが認識する必要はない。すなわ
ち、各クライアントは、直接接続されている会議サーバ
に対して、各会議に付与されている識別子(ID)を付
加して、会議における発言内容や、3次元CADの制御
コマンド等を送信する。発言内容や制御コマンド等を受
け取った会議サーバは、会議の識別子に基づいて、その
会議が自身の開催している会議か否かを判断する。会議
サーバは、自身の開催している会議であれば、受け取っ
た内容を、会議に反映させる。会議サーバは、自身の開
催している会議でなければ、上位の会議サーバに、発言
内容や制御コマンドを転送する。会議サーバはツリー構
造を有しており、参加者のユーザデータを管理している
会議サーバ、もしくはその会議サーバより上位の会議サ
ーバで会議が開催されている。したがって、発言内容や
制御コマンドを上位の会議サーバに転送していくこと
で、最終的には、ユーザが参加している会議を開催して
いる会議サーバに発言内容や制御コマンドが渡される。
【0093】また、図9、図10に示した例では、参加
希望者のクライアントに資料データやコマンドログを送
信した後、会議室の移転を行っているが、会議室を移転
した後で、参加希望者のクライアントに資料データやコ
マンドログを送信してもよい。
【0094】[会議参加者の自動選定]会議を開催する
ユーザは会議の参加者を指定しなければならないが、大
勢の参加者を、一人ずつ入力するのは手間がかかる。そ
こで、本実施の形態のコラボレーションシステムでは、
1以上のデータ(たとえば、3次元CADデータ)から
ユーザに関する情報(データの作成者、管理者等)を抽
出し、リストアップする機能を有する。たとえば、ある
製品の設計会議を行う場合、その製品の3次元CADデ
ータ(アセンブリデータ、サブアセンブリデータ、部品
データからなる)からユーザに関する情報を抽出し、会
議の参加者リストに加える。これにより、その製品を設
計に携わったユーザを参加者とした会議の開催を、容易
に行うことができる。
【0095】図11は、会議参加者自動選定処理を示す
図である。以下に、図11の処理をステップ番号に沿っ
て説明する。 [ステップS61]クライアントは、CADデータベー
スサーバに対して、CADデータを指定し、ユーザ関連
情報取得要求を送信する。
【0096】[ステップS62]CADデータベースサ
ーバは、指定されたCADデータに含まれるユーザ関連
情報を取得する。 [ステップS63]CADデータベースサーバは、取得
したユーザ関連情報を、クライアントに送信する。
【0097】[ステップS64]クライアントは、CA
Dデータベースサーバから受け取ったユーザ関連情報に
基づいて、関連ユーザリストを表示する。 [ステップS65]クライアントは、関連ユーザリスト
の中から、会議参加者を選択するための操作入力を受け
付ける。たとえば、クライアントは、初期状態において
は、関連ユーザリスト内の全てのユーザを選択した状態
にしておく。会議を開催するユーザは、参加させる必要
のないユーザを指定して、非選択状態に変更させる。
【0098】[ステップS66]クライアントは、会議
を開催するユーザからの決定命令があると、関連ユーザ
リスト内の選択状態にあるユーザを、参加者リストに登
録する。
【0099】このようにして、CADデータやファイル
等からユーザに関する情報を抽出することで、会議の参
加者を簡単に指定できる。多くの場合、ユーザのデータ
を一人ずつ入力するよりも、リストアップされた中から
選択する方が簡単である。また、協働作業を行った業務
の全ての関係者を参加者とする場合には、初期状態にお
いてリスト内の全てのユーザを選択状態にしておくこと
で、参加者指定動作の回数を減らすことができる。その
結果、参加者指定が容易となる。
【0100】[資料自動送付処理]電子会議では、事前
に参加者に資料を配る場合がある。たとえば、製品の設
計会議においては、その製品の形状を表した3次元CA
Dデータが配られる。設計作業が進行中の場合、会議開
催時点で最新の3次元CADデータを見ながら議論する
必要がある。そこで、本実施の形態のコラボレーション
システムでは、配布日時をあらかじめ指定しておき、そ
の日時になったときに、資料を自動配布する機能を備え
ている。
【0101】図12は、資料自動送付処理を示す図であ
る。以下、図12に示す処理をステップ番号に沿って説
明する。 [ステップS71]資料配布者のクライアントは、資料
配布者であるユーザからの資料指定入力を受け付ける。
このとき、配布日時の入力も受け付ける。
【0102】[ステップS72]資料配付者のクライア
ントは、資料指定情報を会議サーバに送信する。資料指
定情報には、配布する資料の所在(格納しているコンピ
ュータ、そのコンピュータ内の記録装置ID、フォル
ダ、ファイル名等)と、配布日時とが含まれる。
【0103】[ステップS73]会議サーバは、資料指
定情報を格納する。 [ステップS74]会議サーバは、時刻が資料指定情報
の配布日時になったかどうかを、随時判断し続ける。
【0104】[ステップS75]会議サーバは、資料の
配布日時になった場合には、配布する資料の所在を参照
し、資料データを取得する。 [ステップS76]会議サーバは、会議の参加者リスト
を取得する。
【0105】[ステップS77]会議サーバは、会議の
参加者のクライアントに対して、資料データを配布す
る。 [ステップS78]参加者のクライアントは、会議サー
バから配られた資料データを格納する。
【0106】このようにして、自動的に資料を配ること
ができる。その結果、会議の開催者が各参加者に対して
資料をメール等で送信する手間を省くことができる。 [公開/非公開管理]会議の内容によっては、所定の業
務に携わる者以外には公開すべきでない場合がある。ま
た、できる限り多くのユーザに公開し、議論の内容を多
くの人に知ってもらうことが有効な会議もある。そこ
で、本実施の形態のコラボレーションシステムでは、公
開レベルが設定できるようになっている。ユーザは、図
5に示した会議作成画面20の公開レベル設定欄24に
所望の公開レベルを設定することで、開催する会議の公
開/非公開等が任意に設定できる。公開範囲に入るユー
ザは、会議の内容を傍聴することができるが、発言をし
たり、ビューアを操作したりすることはできない。
【0107】図13は、参加と公開との違いを説明する
概念図である。会議サーバ110内の会議室管理部11
1aは、会議の発言ログ等を管理している。図13の例
では、参加者のクライアント150,160に対して
は、発言ログ等の参照を認めると共に、発言を認めてい
る。一方、公開相手のクライアント240,250に対
しては、傍聴のみを認めている。傍聴においては、参加
者の発言内容を見ることはできるが、発言することはで
きない。CAD制御部111bは、参加者のクライアン
ト150,160に対しては、3次元CADデータに基
づく3次元モデルのビューアの制御を認めている。すな
わち、CAD制御部111bは、クライアント150,
160に対して制御権を与え、クライアント150,1
60から送られる制御コマンドを他の参加者のクライア
ントに送信する処理を行う。一方、CAD制御部111
bは、公開相手のクライアント240,250に対して
は、参照のみを認め、ビューアの制御権を与えることは
ない。なお、公開相手は、議長に参加希望を出し、議長
から参加を許諾してもらうことで会議に参加すれば、発
言やビューアの制御が可能となる。
【0108】このように、公開相手に対し、会議の傍聴
を認めることで、会議に参加する資格のない者に対して
も、会議の内容を見せることが可能となる。しかも、公
開相手は、発言権やビューアの制御権等が制限されてい
るため、不特定多数の者に公開したとしても、それらの
者から会議の進行を邪魔される心配もない。
【0109】[発言ログとビューアとの連携]本実施の
形態のコラボレーションシステムでは、ビューアを参照
しながら会議を進めることができる。そのため、参加者
の発言が、ビューアの表示内容に言及する場合が考えら
れる。この場合、後になって発言ログだけを参照して
も、その発言の趣旨が理解できないことがあり得る。そ
こで、発言に対応付けて、ビューアの画像のスナップシ
ョットを保存しておくことが望まれる。本実施の形態で
は、発言ログとビューアに対するコマンドログとを連携
させることで、発言ログ中の発言がなされたときのビュ
ーアの画像を再現できるようにしている。以下に、発言
ログとビューアとの連携について説明する。
【0110】図14は、コマンドログのデータ構造の一
例を示す図である。コマンドログ80には、番号の欄と
コマンドの欄が設けられている。番号の欄には、各コマ
ンドの識別番号が設定されている。図14の例では、1
から順の通し番号である。コマンドの欄には、3次元C
ADのビューアが実行した制御コマンドが、たとえば、
発行された順に登録されている。
【0111】図15は、発言ログのデータ構造の一例を
示す図である。発言ログ90には、番号の欄、コメント
の欄、発言者の欄、時刻の欄、およびコマンド番号の欄
が設けられている。番号の欄には、各発言の識別番号が
設定されている。図15の例では、1から順の通し番号
である。コメントの欄には、発言の内容が登録されてい
る。発言者の欄には、発言者のユーザ名が登録されてい
る。時刻の欄には、発言時刻が登録されている。コマン
ド番号の欄には、発言がなされたときにコマンドログに
登録されている最新のコマンドの番号が登録されてい
る。
【0112】このように、発言ログにコマンド番号を設
定することで、発言ログ中の発言内容とコマンドとが関
連づけられる。その結果、発言ログの任意の発言を指定
することで、その発言があったときのビューアの画像を
再現できる。
【0113】図16は、ビューア画像再現処理を示す図
である。以下に、図16に示す処理を、ステップ番号に
沿って説明する。 [ステップS81]クライアントは、発言ログ取得要求
を会議サーバに送信する。
【0114】[ステップS82]会議サーバは、発言ロ
グをクライアントに送信する。 [ステップS83]クライアントは、発言ログを表示す
る。 [ステップS84]クライアントは、ユーザからの発言
の選択を受け付ける。
【0115】[ステップS85]クライアントは、選択
された発言に対応するコマンドログの取得要求を、会議
サーバに対して送信する。 [ステップS86]会議サーバは、発言ログを参照し、
指定された発言に対応付けられたコマンド番号を取得す
る。
【0116】[ステップS87]会議サーバは、コマン
ドログの先頭から、ステップS86で取得したコマンド
番号までの制御コマンド列を、クライアントに送信す
る。 [ステップS88]クライアントは、ビューアにおい
て、会議サーバから送られた制御コマンド列を実行す
る。
【0117】[ステップS89」クライアントのビュー
アは、選択された発言がなされたときにビューアに表示
されていた3次元モデルを表示する。このように、発言
ログとコマンドログとを連携させておくことで、任意の
発言時のビューアの画像を再現することができる。これ
により、ビューアの画像に言及した発言を後で参照した
場合にも、その発言の趣旨を理解することができる。
【0118】[会議参加者の表情通知]会議中で出され
た提案に対して、他の参加者がどのような心証を持って
いるのかがわかると、会議を進行させやすい。たとえ
ば、ある提案に対する反対意見を持っている参加者が誰
なのかがわかれば、その者を指名して、反対意見を述べ
させることができる。また、反対意見を持っている者が
いないということがわかれば、すぐに次の議題に話を進
めることができる。そこで、本実施の形態では、各参加
者の心証を、アイコンで表現するようにしている。
【0119】図17は、会議状態表示画面の一例を示す
図である。会議状態表示画面40には、メニューバー4
1、会議名表示部42、状態表示部43、参加者状態表
示部44が設けられている。
【0120】メニューバー41には、ファイル、会議、
自分、呼出、表示およびヘルプの各メニューが設けられ
ている。ファイルメニューには、他の参加者を指定した
ファイルの送信、会議からの退席、会議の終了(議長に
のみ許された機能)等を行うためのコマンドが含まれて
いる。会議メニューには、ビューアの内容をリセット
(初期状態に戻す)するためのコマンドが含まれてい
る。
【0121】自分メニューには、離席、復帰、議長指
名、表情アイコン指定(うれしい、反対、拍手)、コメ
ント等のコマンドが含まれている。離席のコマンドは、
進行中の会議から席を外す際に実行するコマンドであ
る。復帰のコマンドは、会議に戻ってきたときに実行す
るコマンドである。議長指名のコマンドは、議長が他の
参加者を議長の引継相手として指名する際に実行される
コマンドである。表情アイコン指定のコマンドは、議題
に対する自分の心証を表すアイコンを指定する際に実行
するコマンドである。コメントのコマンドは、会議に対
する発言を行う場合に実行するコマンドである。
【0122】呼出メニューは、未参加者の全員または特
定の者に開催通知を送付したり、電子メールで参加を呼
びかけるためのコマンドを含んでいる。表示メニュー
は、所定のコマンドに対応したボタン等の表示の有無を
制御するためのコマンドを含んでいる。ヘルプメニュー
は、操作マニュアルを表示させるコマンド等を含んでい
る。
【0123】会議名表示部42には、開催されている会
議の会議名が表示される。状態表示部43には、会議の
状態が表示される。たとえば、会議が開催されていれば
「進行中」と表示される。
【0124】参加者状態表示部44には、参加者リスト
が表示されている。参加者リストには、各参加者に対応
付けて、議長、参加者名、発言、状態、表情およびコメ
ントの各欄に対応する情報が表示されている。議長の欄
には、参加者の一人に対してレ点44aがついている。
レ点44aがついている参加者が議長であることを示し
ている。参加者名の欄には、参加者の名前が表示されて
いる。発言の欄には、現在の発言者に、発言者であるこ
とを示すアイコン44bが表示される。状態の欄には、
各参加者の状態がアイコン44cで表示される。状態の
種類としては、在席中、離席中、退席等がある。表情の
欄には、各参加者の心証が表情アイコン44dで表示さ
れる。表情アイコン44dには、賛成(意義無し)、反
対(意義あり)、拍手(積極的同意)等がある。図17
の例では、参加者名の「佐藤」、「鈴木」、「上田」に
は、賛成の表情アイコンが表示されている。また、「高
橋」、「近藤」には、拍手の表示アイコンが表示されて
いる。「伊藤」には、反対の表示アイコンが表示されて
いる。コメントの欄には、各参加者のコメントが表示さ
れる。
【0125】以下に、表情アイコン表示処理について説
明する。図18は、表情アイコン表示処理を示す図であ
る。以下に、図18の処理をステップ番号に沿って説明
する。
【0126】[ステップS91]表情送信者の操作する
クライアントは、ユーザからの表情選択を受け付ける。
たとえば、メニューバーの自分メニューから任意の表情
アイコンの選択操作を受け付ける。
【0127】[ステップS92]表情送信者の操作する
クライアントは、選択された表情アイコンに対応付けら
れている表情識別子(表情ID)を取得する。 [ステップS93]表情送信者の操作するクライアント
は、表情IDを会議サーバに対して送信する。
【0128】[ステップS94]会議サーバは、会議の
参加者リストを取得する。 [ステップS95]会議サーバは、ユーザ名と表情ID
とを対応付けて、他の参加者のクライアントに対して配
信する。
【0129】[ステップS96]表情送信者以外の参加
者(他の参加者)の操作するクライアントは、会議サー
バから受け取った表情IDに対応する表情アイコンを取
得する。なお、表情アイコンは、表情IDに対応付け
て、各クライアントのハードディスク装置等にあらかじ
め格納されている。
【0130】[ステップS97]他の参加者の操作する
クライアントは、状態表示画面中の表情送信者の表情の
欄に、ステップS96で取得したアイコンを表示する。
このように、各参加者のクライアントには、他の参加者
の表情アイコンが表示される。表示される表情アイコン
は、各参加者の任意の選択に応じて、会議の開催中に切
り替えることができる。しかも、表情アイコンは、賛
成、反対、拍手等の意味を有している。そのため、会議
中に各参加者がどのような心証を持っているのかを容易
に理解することができる。また、各クライアントから
は、表情IDを送信するだけでよいため、アイコンを表
示させるためのデータ量が少なくてすむ。
【0131】[表情画像データの表示]表情アイコン
は、あらかじめ用意された画像データであるが、各ユー
ザ毎に、表情アイコンに変えて本人の写真等の画像を表
示させることもできる。この場合、ユーザは、自己の画
像データをあらかじめクライアントのハードディスク装
置等に格納しておく。そして、会議が開催される際に、
他の参加者に対して自己の画像データを送信する。な
お、画像データの作成が、各ユーザによって行われるた
め、データ量が非常に大きな場合もある。この場合、受
信したクライアントへの処理負荷が過大となる虞があ
る。そこで、本実施の形態では、他の参加者が画像デー
タを受け取るかどうかを任意に選択することができるよ
うにしている。画像データの受信の許否を任意に選択で
きることで、無駄な画像データの受信を事前に防ぐこと
ができる。
【0132】図19は、表情画像データの受け渡し処理
を示す図である。以下に、図19の処理をステップ番号
に沿って説明する。 [ステップS101]画像データ送信者の操作するクラ
イアントは、画像データの選択操作を受け付ける。
【0133】[ステップS102]画像データ送信者の
クライアントは、会議サーバに対して、画像管理情報を
送信する。画像管理情報には、ユーザ名、データ容量等
が含まれる。
【0134】[ステップS103]会議サーバは、参加
者リストを取得する。 [ステップS104]会議サーバは、画像管理情報を、
画像データ送信者以外の参加者(他の参加者)の操作す
るクライアントに配信する。
【0135】[ステップS105]他の参加者の操作す
るクライアントは、画像管理情報の内容を表示し、画像
データを取得するか否か(取得許否)の意思表示入力を
受け付ける。たとえば、他の参加者は、画像管理情報に
含まれるデータ容量を参考にして、画像データを受け取
るか否かを判断することができる。
【0136】[ステップS106]他の参加者の操作す
るクライアントは、取得許否の結果を、画像データ送信
者のクライアントに送信する。 [ステップS107]画像データ送信者のクライアント
は、取得許否の結果が、画像データの受け取りを容認す
る内容であれば、他の参加者の操作するクライアントに
対して画像データを送信する。
【0137】[ステップS108]他の参加者の操作す
るクライアントは、送られた画像データを、画像データ
送信者に対応付けて表示する。このようにして、各ユー
ザが、任意の画像データを、自己の表情アイコンに代え
て使用することができる。その結果、参加者同士の親近
感を増すことができる。しかも、画像データを受け取る
か否かは任意であるため、不用意に大きなデータ容量の
画像データを受け取ってしまうこともない。
【0138】[議長管理]本実施の形態のコラボレーシ
ョンシステムでは、参加者の一人に、議長権が与えられ
ている。議長権を有する参加者(議長)は、会議の強制
終了や、参加者の強制退場、優先発言(ビューアの優先
的制御権)等を有している。
【0139】ここで、ビューアの制御権について説明す
る。図20は、ビューア画面の一例を示す図である。ビ
ューア画面50は、3次元CADデータに基づいて、3
次元モデル51を表示している。また、ビューア画面5
0には、発言者のポインタ52が表示されている。ポイ
ンタ52の近くには、発言者の名前が表示されている。
これにより、発言者が、ビューアのどこについて述べて
いるのかを、他の参加者が認識することができる。ま
た、発言者は、ビューアの制御権を有している。たとえ
ば、3次元モデル51の回転、3次元モデル51の拡大
表示、縮小表示等を行うことができる。
【0140】図21は、ビューア制御権管理処理を示す
図である。図21では、参加者の制御権取得および、議
長による制御権剥奪の処理を示している。以下に、図2
1の処理をステップ番号に沿って説明する。
【0141】[ステップS121]ビューアの制御権を
求める参加者(制御希望者)のクライアントは、参加者
からの操作入力に応答して、制御権取得要求を会議サー
バに対して送信する。
【0142】[ステップS122]会議サーバは、制御
権取得要求に応じて、制御希望者に対して制御権を設定
する。なお、他の参加者が制御権を有している場合に
は、その参加者が制御権を手放すか、議長がその参加者
から制御権を剥奪するまで、制御希望者が制御権を取得
することはできない。
【0143】[ステップS123]会議サーバは、制御
権許可情報を制御希望者に送信する。 [ステップS124]会議サーバは、発言者情報を、各
参加者に配信する。
【0144】[ステップS125]議長を含む各参加者
のクライアントは、発言者情報に基づいて、会議状態表
示画面の制御権取得要求者の発言の欄に、発言者である
ことを示すアイコンを表示する。
【0145】[ステップS126]制御権取得要求者の
クライアントは、ビューア制御入力を受け付ける。 [ステップS127]制御権取得要求者のクライアント
は、会議サーバに対して、ビューアの制御コマンドを送
信する。
【0146】[ステップS128]会議サーバは、参加
者リストを取得する。 [ステップS129]会議サーバは、各参加者に対し
て、ビューアの制御コマンドを配信する。このとき、会
議サーバは、制御コマンドをコマンドログに格納する。
【0147】[ステップS130]議長を含む各参加者
のクライアントは、ビューアの制御コマンドを実行し、
ビューア画面を変更する。 [ステップS131]議長が発言権を剥奪する場合、議
長のクライアントは、議長からの操作入力に応答して、
制御権剥奪要求を会議サーバに送信する。
【0148】[ステップS132]会議サーバは、制御
権剥奪要求に応じて、制御権取得要求者に与えていた制
御権の設定を解除する。 [ステップS133]会議サーバは、制御権が解除され
たことを示す情報を、各参加者のクライアントに配信す
る。
【0149】[ステップS134]議長を含む各参加者
のクライアントは、発言者であることを示すアイコンを
消去する。このようにして、各参加者がビューアの制御
権を取得できるとともに、議長は、制御権を強制的に剥
奪することができる。これにより、一人の参加者の自分
勝手な行動によって、会議の議事進行が妨げられること
を防止することができる。
【0150】なお、本実施の形態におけるコラボレーシ
ョンシステムでは、議長が退席する場合には、議長権を
他の参加者に引き継がせることができる。以下に、議長
権の引継処理について説明する。
【0151】図22は、議長権引継処理を示す図であ
る。以下に、図22の処理をステップ番号に沿って説明
する。 [ステップS141]議長のクライアントは、議長から
の操作入力に応答して、会議サーバに対して退場要求を
送信する。
【0152】[ステップS142]会議サーバは、議長
のクライアントに対して、議長権引継相手指定要求を送
信する。 [ステップS143]議長のクライアントは、議長権指
定入力を受け付ける。
【0153】[ステップS144]議長のクライアント
は、会議サーバに対して、議長権引継相手情報を送信す
る。 [ステップS145]会議サーバは、議長権引継相手と
して指定された参加者のクライアントに対して、議長権
引継依頼情報を送信する。
【0154】[ステップS146]議長権引継相手のク
ライアントは、議長権引継許否の応答入力を受け付け、
入力内容を会議サーバに送信する。 [ステップS147]会議サーバは、議長権引継相手
が、引継を許諾した場合には、議長を退席させるととも
に、議長権の設定内容を更新し、議長権を議長権引継相
手に変更する。
【0155】このようにして、議長が退席する際には、
議長権を他の参加者に引き継がせることができる。これ
により、会議中に議長がいなくなる事態をさけることが
できる。
【0156】なお、上記の処理機能は、コンピュータに
よって実現することができる。その場合、会議サーバや
クライアントが有すべき機能の処理内容は、コンピュー
タで読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムに
記述されており、このプログラムをコンピュータで実行
することにより、上記処理がコンピュータで実現され
る。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、
磁気記録装置や半導体メモリ等がある。市場へ流通させ
る場合には、CD−ROM(Compact Disk Read Only Me
mory)やフロッピー(登録商標)ディスク等の可搬型記
録媒体にプログラムを格納して流通させることができ
る。また、ネットワークを介して接続されたコンピュー
タの記憶装置にプログラムを格納しておき、ネットワー
クを介して接続された他のコンピュータにプログラムを
転送することもできる。コンピュータで実行する際に
は、コンピュータ内のハードディスク装置等にプログラ
ムを格納しておき、メインメモリにロードして実行する
ことができる。
【0157】(付記1) 電子会議の会議室を管理する
ための会議サーバプログラムにおいて、ツリー構造のネ
ットワークの一部を構成するコンピュータに、1以上の
参加者を指定した会議作成要求を受け取ると、前記参加
者の全てが自己の管理下のユーザか否かを判断し、前記
参加者の全てが自己の管理下のユーザであれば、前記会
議作成要求に応じて会議開催処理を実行し、前記参加者
の少なくとも一人が自己の管理下のユーザではない場合
には、前記ツリー構造における上位のサーバに、前記会
議作成要求を転送する、処理を実行させることを特徴と
する会議サーバプログラム。
【0158】(付記2) 前記コンピュータに、さら
に、会議開催中に途中参加者がいると、前記途中参加者
が自己の管理下のユーザか否かを判断し、自己の管理下
のユーザでない場合には、上位の会議サーバに会議室の
引継要求を送信する処理を実行させることを特徴とする
付記1記載の会議サーバプログラム。
【0159】(付記3) 前記会議作成要求において、
完全公開の指示が含まれている場合には、前記コンピュ
ータが前記ツリー構造における最上位に位置するか否か
を判断し、最上位でない場合には、前記参加者の全てが
自己の管理下のユーザか否かの判断に関係なく、前記ツ
リー構造における上位のサーバに、前記会議作成要求を
転送することを特徴とする付記1記載の会議サーバプロ
グラム。
【0160】(付記4) 電子会議の会議室を管理する
ための会議サーバプログラムにおいて、コンピュータ
に、少なくとも一人の参加者を指定した会議作成要求に
応じて会議を開催し、前記会議に関係する資料の指定入
力を受け付け、前記指定入力で指定された資料を取得
し、前記参加者それぞれに対して前記資料を配信する、
処理を実行させることを特徴とする会議サーバプログラ
ム。
【0161】(付記5) 電子会議の会議室を管理する
ための会議サーバプログラムにおいて、コンピュータ
に、少なくとも一人の参加者を指定した会議作成要求に
応じて会議を開催し、あらかじめ指定された前記参加者
以外の者に前記会議の内容を公開し、前記参加者のみ前
記会議での発言を可能とする、処理を実行させることを
特徴とする会議サーバプログラム。
【0162】(付記6) 前記コンピュータに、さら
に、会議に関連するデータを各参加者に配信し、前記参
加者のいずれかにのみ前記データの制御権を与え、前記
データに対して処理を行うための制御コマンドを参加者
から受け取ると、前記制御コマンドを各参加者に配信す
る、処理を実行させることを特徴とする付記5記載の会
議サーバプログラム。
【0163】(付記7) 前記参加者以外の者からの参
加希望を受け付け、会議の議長として設定されている参
加者に対して、参加希望の許否の判断を要求し、前記議
長から参加を認めることを示す応答が有った場合には、
前記参加希望を出した者を参加者に加えることを特徴と
する付記5記載の会議サーバプログラム。
【0164】(付記8) 電子会議の会議室を管理する
ための会議サーバプログラムにおいて、コンピュータ
に、会議に関連するデータを、前記会議に参加する各参
加者に配信し、前記データに対して処理を行うための制
御コマンドを一参加者から受け取ると、前記制御コマン
ドを前記一参加者以外の参加者に配信し、配信した前記
制御コマンドを、コマンドログとして保存し、前記会議
の各参加者の発言内容を、発言の時点において前記コマ
ンドログに保持されている最新の制御コマンドと関連づ
けて、発言ログとして保存する、処理を実行させること
を特徴とする会議サーバプログラム。
【0165】(付記9) 参加者から、前記発言ログに
保存された発言内容を指定して、制御コマンド取得要求
を受け取ると、指定された発言内容に関連づけられた制
御コマンド以前に前記コマンドログに保存された各制御
コマンドを、前記参加者に対して返信することを特徴と
する付記8記載の会議サーバプログラム。
【0166】(付記10) 電子会議の会議室を管理す
るための会議サーバプログラムにおいて、コンピュータ
に、会議の参加者から、表情アイコンに関連づけられた
表情識別子を受け取ると、前記参加者の名前と前記表情
識別子とを対応付けて、他の参加者に配信し、前記参加
者から、前記表情識別子に対応する画像データの配信要
求を受け取ると、前記他の参加者に対して、前記画像デ
ータ受け取り許否の判断を要求し、前記参加者から前記
画像データを受け取り、前記画像データの受け取りを許
諾した前記他の参加者に対してのみ、前記画像データを
配信する、処理を実行させることを特徴とする会議サー
バプログラム。
【0167】(付記11) 電子会議の会議室を管理す
るための会議サーバプログラムにおいて、コンピュータ
に、会議の参加者の中の一人を議長として決定し、所定
の処理に対して議長特権を設定し、前記議長特権が設定
された処理に関しては、前記議長からの処理要求のみに
応じて実行する、処理を実行させることを特徴とする会
議サーバプログラム。
【0168】(付記12) 会議サーバに会議の開催を
依頼するためのクライアントプログラムにおいて、コン
ピュータに、ネットワーク上の少なくとも1つのデータ
から、ユーザに関する情報を取得し、前記取得したユー
ザに関する情報のリストを表示し、表示した前記リスト
の中からの会議の参加者選択入力を受けると、前記参加
者選択入力で選択されたユーザを含む参加者リストを生
成し、前記参加者リストに含まれるユーザを参加者とし
て指定した会議作成要求を前記会議サーバに対して送信
することを特徴とするクライアントプログラム。
【0169】(付記13) 会議サーバに開催された会
議に参加するためのクライアントプログラムにおいて、
コンピュータに、前記会議サーバで開催された前記会議
に参加して、各参加者の発言内容を表示し、少なくとも
1つの画像データを表情識別子と対応付けて管理してお
り、ユーザの操作入力に応答して、前記会議サーバに対
して前記表情識別子を送信し、前記会議サーバから他の
参加者に関する表情識別子を受け取ると、受け取った表
情識別子に対応する画像データを、前記他の参加者に関
連付けて表示する、処理を実行させることを特徴とする
クライアントプログラム。
【0170】(付記14) 電子会議の会議室を管理す
るための会議管理方法において、会議室を管理する複数
の会議サーバによりツリー構造のネットワークを構成
し、前記会議サーバ中の一会議サーバが1以上の参加者
を指定した会議作成要求を受け取ると、前記参加者の全
てが前記一会議サーバの管理下のユーザか否かを判断
し、前記参加者の全てが前記一会議サーバの管理下のユ
ーザであれば、前記会議作成要求に応じて会議開催処理
を実行し、前記参加者の少なくとも一人が前記一会議サ
ーバの管理下のユーザではない場合には、前記ツリー構
造における前記一会議サーバの上位の会議サーバに、前
記会議作成要求を転送する、ことを特徴とする会議管理
方法。
【0171】(付記15) 電子会議の会議室を管理す
るための会議サーバプログラムを記録するコンピュータ
読み取り可能な記録媒体において、ツリー構造のネット
ワークの一部を構成する前記コンピュータに、1以上の
参加者を指定した会議作成要求を受け取ると、前記参加
者の全てが自己の管理下のユーザか否かを判断し、前記
参加者の全てが自己の管理下のユーザであれば、前記会
議作成要求に応じて会議開催処理を実行し、前記参加者
の少なくとも一人が自己の管理下のユーザではない場合
には、前記ツリー構造における上位のサーバに、前記会
議作成要求を転送する、処理を実行させることを特徴と
する会議サーバプログラムを記録した記録媒体。
【0172】(付記16) 電子会議の会議室を管理す
るための会議サーバにおいて、ネットワークのツリー構
造における上位のサーバを認識する構造認識手段と、1
以上の参加者を指定した会議作成要求を受け取ると、前
記参加者の全てが自己の管理下のユーザか否かを判断す
る判断手段と、前記参加者の全てが自己の管理下のユー
ザであれば、前記会議作成要求に応じて会議開催処理を
実行する実行手段と、前記参加者の少なくとも一人が自
己の管理下のユーザではない場合には、前記ツリー構造
における上位のサーバに、前記会議作成要求を転送する
転送手段と、を有することを特徴とする会議サーバ。
【0173】
【発明の効果】以上説明したように第1の発明では、会
議サーバが、会議作成要求で指定された参加者の全てを
管理している場合にのみ、その会議サーバで会議開催処
理を行い、そうでない場合には、上位サーバに会議作成
要求を転送するようにした。これにより、会議の参加者
に応じた会議サーバが会議の開催場所として自動的に決
定され、会議開催者が会議サーバを指定する手間が省け
る。
【0174】また、第2の発明では、会議サーバが、あ
らかじめ指定された資料を参加者に対して配信するよう
にしたため、会議の開催者等が、各参加者宛に資料を配
付する手間が省ける。
【0175】また、第3の発明では、あらかじめ指定さ
れた参加者以外の者に会議の内容を公開しながらも、参
加者のみ会議で発言できるようにしたため、会議の参加
者以外の者も会議の内容を参照可能となる。その結果、
会議に参加できないが会議の議題に関係する者に、会議
の内容を通知する手間が省ける。
【0176】また、第4の発明では、会議の各参加者の
発言内容を、発言の時点においてコマンドログに保持さ
れている最新の制御コマンドと関連づけて保存するよう
にしたため、会議終了後において、発言があったときの
会議に関連するデータの状態を再現することが可能とな
る。その結果、開催した会議を回顧することが容易とな
り、参加者の負担が軽減される。
【0177】また、第5の発明では、参加者から受け取
った画像データを、その画像データの受け取りを許諾し
た他の参加者に対してのみ配信するようにしたため、各
参加者は、自己のクライアントの処理能力等に応じて任
意に画像データを受け取ることができ、強制的に画像デ
ータを配信されることによる処理負荷の増大化を防止す
ることができる。すなわち、画像データを送信する際
に、他の参加者の操作するクライアントの処理能力を把
握しておく必要がなくなり、参加者の負担が軽減され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本実施の形態に係るコラボレーションシステム
のネットワーク構成を示す概念図である。
【図3】本実施の形態に係る会議サーバのハードウェア
構成の一例を示す図である。
【図4】会議管理画面の一例を示す図である。
【図5】会議作成画面の一例を示す図である。
【図6】即時開催用の会議情報入力画面の一例を示す図
である。
【図7】会議作成処理を示す図である。
【図8】会議作成処理のフローチャートである。
【図9】途中参加処理を示す図である。
【図10】会議の移転処理を示す図である。
【図11】会議参加者自動選定処理を示す図である。
【図12】資料自動送付処理を示す図である。
【図13】参加と公開との違いを説明する概念図であ
る。
【図14】コマンドログのデータ構造の一例を示す図で
ある。
【図15】発言ログのデータ構造の一例を示す図であ
る。
【図16】ビューア画像再現処理を示す図である。
【図17】会議状態表示画面の一例を示す図である。
【図18】表情アイコン表示処理を示す図である。
【図19】表情画像データの受け渡し処理を示す図であ
る。
【図20】ビューア画面の一例を示す図である。
【図21】ビューア制御権管理処理を示す図である。
【図22】議長権引継処理を示す図である。
【符号の説明】
1 会議サーバ 1a 構造認識手段 1b 判断手段 1c 実行手段 1d 転送手段 2 クライアント 3 上位サーバ 100 A社第1拠点 110,130,140 会議サーバ 150,160,170 クライアント 200 A社第2拠点 210,220,230 会議サーバ 240,250,260 クライアント 300 A社第3拠点 310 会議サーバ 400 B社 410 会議サーバ 420,430 クライアント 500 C社 510 会議サーバ 520,530 クライアント

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子会議の会議室を管理するための会議
    サーバプログラムにおいて、 ツリー構造のネットワークの一部を構成するコンピュー
    タに、 1以上の参加者を指定した会議作成要求を受け取ると、
    前記参加者の全てが自己の管理下のユーザか否かを判断
    し、 前記参加者の全てが自己の管理下のユーザであれば、前
    記会議作成要求に応じて会議開催処理を実行し、 前記参加者の少なくとも一人が自己の管理下のユーザで
    はない場合には、前記ツリー構造における上位のサーバ
    に、前記会議作成要求を転送する、 処理を実行させることを特徴とする会議サーバプログラ
    ム。
  2. 【請求項2】 電子会議の会議室を管理するための会議
    サーバプログラムにおいて、 コンピュータに、 少なくとも一人の参加者を指定した会議作成要求に応じ
    て会議を開催し、 前記会議に関係する資料の指定入力を受け付け、前記指
    定入力で指定された資料を取得し、前記参加者それぞれ
    に対して前記資料を配信する、 処理を実行させることを特徴とする会議サーバプログラ
    ム。
  3. 【請求項3】電子会議の会議室を管理するための会議サ
    ーバプログラムにおいて、 コンピュータに、 少なくとも一人の参加者を指定した会議作成要求に応じ
    て会議を開催し、 あらかじめ指定された前記参加者以外の者に前記会議の
    内容を公開し、 前記参加者のみ前記会議での発言を可能とする、 処理を実行させることを特徴とする会議サーバプログラ
    ム。
  4. 【請求項4】 電子会議の会議室を管理するための会議
    サーバプログラムにおいて、 コンピュータに、 会議に関連するデータを、前記会議に参加する各参加者
    に配信し、 前記データに対して処理を行うための制御コマンドを一
    参加者から受け取ると、前記制御コマンドを前記一参加
    者以外の参加者に配信し、 配信した前記制御コマンドを、コマンドログとして保存
    し、 前記会議の各参加者の発言内容を、発言の時点において
    前記コマンドログに保持されている最新の制御コマンド
    と関連づけて、発言ログとして保存する、 処理を実行させることを特徴とする会議サーバプログラ
    ム。
  5. 【請求項5】 電子会議の会議室を管理するための会議
    サーバプログラムにおいて、 コンピュータに、 会議の参加者から、表情アイコンに関連づけられた表情
    識別子を受け取ると、前記参加者の名前と前記表情識別
    子とを対応付けて、他の参加者に配信し、 前記参加者から、前記表情識別子に対応する画像データ
    の配信要求を受け取ると、前記他の参加者に対して、前
    記画像データ受け取り許否の判断を要求し、 前記参加者から前記画像データを受け取り、前記画像デ
    ータの受け取りを許諾した前記他の参加者に対しての
    み、前記画像データを配信する、 処理を実行させることを特徴とする会議サーバプログラ
    ム。
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