JPH11205314A - 半同期型電子会議装置 - Google Patents

半同期型電子会議装置

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JPH11205314A
JPH11205314A JP2030798A JP2030798A JPH11205314A JP H11205314 A JPH11205314 A JP H11205314A JP 2030798 A JP2030798 A JP 2030798A JP 2030798 A JP2030798 A JP 2030798A JP H11205314 A JPH11205314 A JP H11205314A
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Yoshihiro Masuda
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のユーザ間における同期・非同期を意識
させない必要に応じた対話性でのコミュニケーション
と、同時並行的かつ非同期的な複数の共同作業への参加
を可能にする。 【解決手段】 メッセージ配信手段18により配信され
るメッセージをメッセージに付与されたタイムスタンプ
に基づいてメッセージ記憶手段13に時系列的に保存
し、この記憶手段13に格納されている一連のメッセー
ジを蓄積メッセージアクセス手段14で取り出し、これ
ら一連のメッセージを蓄積メッセージ再生手段15が時
系列的かつ連続的に再生する。一方、この再生がおこな
われていない際に、実時間メッセージ受信・再生手段1
6が配信されるメッセージを受信して実時間で再生す
る。また、メッセージ入力手段17が、これらの再生中
に入力されるメッセージを受け取って当該メッセージに
対して再生中のメッセージに同期させたタイムスタンプ
を付与し、このメッセージをメッセージ配信手段18が
ネットワークを介して他のユーザに配信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子会議システム
(テレコンファレンスシステム)、ワークフロー管理シ
ステム、電子プレゼンテーションシステム、遠隔協調作
業支援システム(協調設計支援システム等)、ボイスメ
ールシステム等のように、有線・無線のネットワークで
接続された複数のコンピュータおよび通信機器を介した
複数のユーザ間でのコミュニケーションを実現するシス
テムに適用され、音声、映像、テキスト等から成るメッ
セージを記憶装置に格納するとともに、格納されたメッ
セージを再生することにより、複数のユーザ間における
同期・非同期を意識させない必要に応じた対話性でのコ
ミュニケーションと、同時並行的かつ非同期的な複数の
共同作業への参加を可能にする半同期型電子会議装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、会議、ディスカッション、対
話といった種々のコミュニケーションに関し、同期型の
コミュニケーションまたは非同期型のコミュニケーショ
ンを支援するシステムがある。このようなシステムとし
ては、以下のようなものがある。特開平6−26666
2号公報に記載された協調作業支援装置では、ネットワ
ークを介した協調作業空間における操作の履歴を保存し
ておき、過去の協調作業の内容のすべてまたは指定され
た一部分を再生・再実行する機構を提供することによ
り、非同期的に協調作業を進めることを可能にしてい
る。
【0003】また、特開平6−266632号公報に記
載された電子会議システムの情報処理方法および同装置
では、各ユーザから音声、映像、テキストなどのさまざ
まな形式で非同期的に送られてくるメッセージの配信状
況を各メッセージの発言時間に基づいて時系列的に表示
する機能と、当該表示上でユーザが指定したメッセージ
を再生する機構を提供することにより、会議内容の把握
を容易にしている。また、特開平7−295930号公
報に記載された情報処理装置では、複数のユーザによっ
て共有されるワークスペース(仮想的な協調作業空間)
において各ユーザがおこなった操作の履歴を保存してお
き、当該操作履歴を適宜再生しながら、複数のワークス
ペース上において同時並行的に共同作業を進めることを
支援している。
【0004】また、特開平9−62631号公報に記載
された共同作業支援システムでは、共有ウィンドウ上で
の操作を、映像、音声によるメッセージを伴い、ローカ
ルな環境で時間的な情報を含めて記録し、それらの記録
を電子メールにより送受し合い、受信側において上記時
間情報をもとに同期的に再生することにより、あたかも
共同操作しているような感覚で操作することを可能にし
ている。また、米国特許第5617539号に記載され
た”Multimedia CollaborationSystem with Separate D
ata Network and A/V Network Controlled by Informat
ion Transmitting on the Data Network”では、映像・
音声による同期型コミュニケーションを支援するデスク
トップ遠隔会議システムと、テキスト・画像による非同
期型コミュニケーションを支援する電子メールを統合
し、ユーザはデスクトップ遠隔会議システムに参加しな
がら電子メールを見ることができるようにしている。
【0005】また、文献「P.Curtis, "Mudding: Social
Phenomena in Text-Based VirtualRealities", Procee
dings of DIAC '92, 1992」には、ネットワークを介し
て複数ユーザで構成されるグループ内において、同期的
なテキストによるコミュニケーション(チャット)を支
援するシステムが記載され、ユーザはシステムからフィ
ードバックされるメッセージにより、仮想空間内でコミ
ュニケーションしているような感覚を得ることができる
ようにしている。なお、各ユーザから入力されたテキス
トメッセージは履歴として保存され、ユーザの指示によ
り任意の時点で時系列的に再生することもできる。
【0006】また、文献「N.A.Streitz, J.Geibler, J.
M. Haake, and J. Hol, "DOLPHIN:Integrated Meeting
Support across Local and Remote Desktop Environmen
tsand LiveBoards", Proceedings of the ACM CSCW '9
4, pp. 345-358, 1994」には、電子黒板(LiveBo
ard)を利用した対面同期型の会議と、ネットワーク
を介した遠隔非同期型の会議との間をシームレスに移動
することを可能にするシステムが記載され、対面同期型
での会議結果と、遠隔非同期型での会議結果を相互に利
用することができるようにしている。なお、各会議で
は、音声・映像によるコミュニケーションをおこなうこ
とができる。
【0007】また、文献「M. Sohlenkamp and G. Chwel
os, "Integrating Communication,Cooperation, and Aw
areness: The DIVA Virtual Office Envirnment", Proc
eedings of the ACM CSCW'94, pp.331-343, 1994」に
は、オフィスのメタファーで表示される仮想的な作業空
間上での協調作業を支援するシステムが記載され、映像
・音声による同期型のコミュニケーションに加え、オフ
ィス内の仮想的な任意のオブジェクトに対して付けるこ
とができる音声・映像による注釈(Notes)による
非同期型のコミュニケーションの機能を提供している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】(1)同期型コミュニ
ケーションと非同期型コミュニケーションの統合:イン
ターネットに代表される広域ネットワーク環境上の仮想
的な協調作業空間においてコミュニケーションをおこな
う場合、時差や、共同作業者が多数であることなどによ
り、従来の電子会議システムやテレコンファレンスシス
テム等の、複数のユーザが同時に利用することが必要と
される同期型のメッセージ交換方式に基づくシステムを
利用してコミュニケーションをおこなうことは、参加者
のスケジュールをあわせる必要があるとともに、一般
に、発言に際して考える時間が少ないため発言内容の質
が低下するという問題がある。
【0009】これに対し、電子メール、ボイスメール、
ビデオメール等の非同期型のコミュニケーションを支援
するシステムでは、上記のような参加者全員が同時に利
用しなければならないという制約は解消されるととも
に、発言に際して考える時間が十分とれるため発言内容
の質も向上するが、その一方で、同期型のメッセージ交
換によって得られるような、参加者の支持を確認しなが
ら議論を進めるような高い対話性を実現することができ
ないという問題がある。
【0010】上記のような同期型・非同期型コミュニケ
ーションの特性は、文献「M.Turoff, "Computer-Mediat
ed Communication Requirements for Group Support",
Journal of Organizational Computing, Vol.1, pp.85-
113, 1991」等においても指摘されており、これらの特
性は、コミュニケーションに際して拘束される「時間的
制約」と、コミュニケーション時の「対話性」のトレー
ドオフとして捉えることができる。
【0011】従来、上記のような課題のうちの複数のユ
ーザによる協調作業環境上での操作を時間的制約から解
放することを目的に、特開平5−266662号公報の
協調作業支援装置、特開平7−295930号公報の情
報処理装置、特開平9−62631号公報の共同作業支
援システムでは、協調作業空間における操作の履歴を保
存・再生する機能を提供することにより、疑似同期的な
協調作業を可能にしている。しかしながら、これらのシ
ステムは、すべての協調作業を非同期型の管理に基づく
擬似同期的な協調作業として実現しているため、高い対
話性での同期型の協調作業が必要な場合にも、対話性の
低い疑似同期的型の協調作業としておこなわなければな
らない。またさらに、これらの技術は、協調作業空間内
での操作を対象としたものであり、メッセージの交換を
対象としたものではない。
【0012】一方、上述のような、同期型コミュニケー
ションと非同期型コミュニケーションとの間に存在する
相反する問題点について、上記した文献などでは、同期
型コミュニケーションと非同期型コミュニケーションの
両者のコミュニケーション手段を提供することによって
対処している。しかしながら、これらのシステムでは、
必要とされる対話性に応じて、同期型コミュニケーショ
ンおよび非同期型コミュニケーションに基づくシステム
のいずれかを選択して利用する必要があったため、これ
らのシステム間でコミュニケーションを統合的かつ継続
的におこなうことが難しかった。
【0013】そこで、本発明では、上述したようなコミ
ュニケーションの各場面で必要とされる「時間的制約」
および「対話性」に応じて、コミュニケーションを中断
することなく、非同期型コミュニケーションと同期型コ
ミュニケーションのそれぞれの特徴を継続的に利用でき
るような同期型コミュニケーションと非同期型コミュニ
ケーションを統合したコミュニケーション環境を実現す
ることを目的としている。
【0014】(2)同時平行的な複数議論への参加:非
同期型コミュニケーションと同期型コミュニケーション
とのもうひとつの顕著な特性として、文献「G.M.Olson,
S.E.McDaniel, and J.C.Magee "Identifying and Anal
yznig Multiple Threads in Computer-Mediated and Fa
ce-to-Face Conversation"」に示されているように、電
子メールや電子黒板等の非同期型のコミュニケーション
は、対面型の会議やテレコンファレンス等による同期型
のコミュニケーションに比べて他の話題への発散傾向が
強いという特性がある。これは、非同期型のコミュニケ
ーションでは、メッセージが保存されていることによ
り、話題を発散させることに対する記憶への負荷が少な
いためであると予想される。
【0015】このため、ネットワークによって接続され
たコンピュータを介して協調作業をおこなう環境におい
て、上述のようなメッセージの保存・再生を利用し、ユ
ーザが必要とする「時間的制約」と「対話性」に基づい
たコミュニケーションを可能にする環境が提供された場
合、ユーザは、時間を分割しながら複数の議論に同時に
参加したり、コンピュータ上で他の作業をしながら議論
に参加するなどの、従来の非同期型コミュニケーショ
ン、同期型コミュニケーションのいずれでもない中間的
な「時間的制約」と「対話性」でのコミュニケーション
をおこなうことができるようになると考えられる。な
お、上記のような同時並行的な議論への参加に関係する
従来技術として、特開平7−295930号公報の情報
処理装置では、仮想的な協調作業環境での操作を複数の
作業空間で同時並行的に進めることを可能にしている
が、この技術は、操作を対象にしたものであり、コミュ
ニケーションへの同時並行的な参加を目的にしたもので
はない。
【0016】そこで、本発明では、上述の非同期型・同
期型コミュニケーションを統合したコミュニケーション
機能を利用した、同時並行的な議論への参加を可能にす
るコミュニケーション環境を実現することを目的として
いる。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するため、本発明の請求項1に係る半同期型電子会議装
置は、音声、映像、テキストのいずれかから成るメッセ
ージを記憶装置に格納するとともに、格納されたメッセ
ージを再生することにより、複数のユーザ間における同
期・非同期を意識させない場面に応じた対話性でのコミ
ュニケーションを可能にする電子会議装置であって、図
1に示すように、メッセージ配信手段18により配信さ
れるメッセージをメッセージに付与されたタイムスタン
プに基づいて記憶領域に時系列的に保存するためのメッ
セージ記憶手段13と、メッセージ記憶手段13に格納
されている一連のメッセージを取り出すための蓄積メッ
セージアクセス手段14と、メッセージ記憶手段13か
ら取り出された一連のメッセージを時系列的かつ連続的
に再生するするための蓄積メッセージ再生手段15と、
蓄積メッセージ再生手段15によるメッセージの再生が
おこなわれていない際に(すなわち、再生が終了したと
ころで)、メッセージ配信手段18によって配信される
メッセージを受信して実時間で再生するための実時間メ
ッセージ受信・再生手段16と、蓄積メッセージ再生手
段15および実時間メッセージ受信・再生手段16によ
るメッセージの再生中に、入力されるメッセージを受け
取って当該入力されたメッセージに対して再生中のメッ
セージに同期させたタイムスタンプを現在時刻を計時す
る計時手段より取得して付与するためのメッセージ入力
手段17と、メッセージ入力手段17により入力された
メッセージをネットワークを介して他のユーザに配信す
るためのメッセージ配信手段18と、を備えたことを特
徴とする。
【0018】上記の半同期型電子会議装置によれば、従
来の同期型コミュニケーションと非同期型コミュニケー
ションの機能が統合され、ユーザは、参加していなかっ
た時間に進行していた議論を任意の時点で再生し、現在
おこなわれている同期型の議論に追いつき、当該議論に
参加することができる。例えば、図2に示すように、各
メッセージm1、m2、・・・m18、・・・が実時間
で順次発せられている議論において、当該議論の開始時
には参加していなかったユーザAが、メッセージm3の
途中時点で参加した場合、蓄積された過去のメッセージ
が当該参加時点から非同期的に再生され、全ての過去の
メッセージm1〜m4が再生し終わったところ(メッセ
ージm5の前の時点)で、実時間で進行している議論に
追いついてその後のメッセージ(m5以降)が同期的に
再生される。なお、過去のメッセージm1〜m4は、後
述するように、時間間隔を詰めて、あるいは、圧縮され
て再生されている。これにより、ユーザは、必要に応じ
て対話性の高い同期型コミュニケーションと、時間的制
約の少ない非同期型のコミュニケーションを、同期・非
同期のモードを切り替えることなく、場面に応じて統合
的かつ継続的におこなうことができる。
【0019】また、請求項2に係る半同期型電子会議装
置は、請求項1に記載した半同期型電子会議装置におい
て、更に、蓄積メッセージ再生手段または実時間メッセ
ージ受信・再生手段またはメッセージ入力手段を用い
た、各ユーザ毎によるメッセージの再生または入力操作
の履歴を保存するためのユーザ操作履歴保持手段を備
え、蓄積メッセージ再生手段は、ユーザ操作履歴保持手
段により保持されている各ユーザ毎のメッセージ再生・
入力操作の履歴と現在までの経過時間に基づいて、再生
開始点となるメッセージを特定した上で、メッセージ記
憶手段により記憶されている一連のメッセージを取り出
し、それら取り出されたメッセージを時系列的かつ連続
的に再生することを特徴とする。
【0020】これにより、ユーザが議論に参加していた
時点を、過去にメッセージを再生・入力した履歴から割
り出すことにより、議論の再生を最初から繰り返した
り、再生開始時点をユーザに明示的に指定させることな
く、各ユーザが最後に参加していた時点をもとに再生開
始時点を自動的に特定し、メッセージ再生をおこなうこ
とができる。
【0021】また、請求項3に係る半同期型電子会議装
置は、請求項2に記載した半同期型会議装置において、
更に、ユーザ操作履歴保持手段によって保持されている
各ユーザ毎のメッセージ再生・入力の履歴の状況を視覚
的に表示するためのユーザ履歴表示手段を備えたことを
特徴とする。これにより、同じ議論に参加している他の
ユーザの参加状況を容易に相互に知ることができ、他の
ユーザ間で同期的に議論がおこなわれている際に他のユ
ーザに参加を促し、非同期型コミュニケーションの状態
から同期型コミュニケーションの状態への段階的な移行
を助けることができる。
【0022】また、請求項4に係る半同期型電子会議装
置は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載した
半同期型会議装置において、蓄積メッセージ再生手段
は、再生対象として取り出された一連のメッセージを時
間的に圧縮して再生することを特徴とする。これによ
り、ユーザが参加していなかった時間におこなわれた蓄
積メッセージの内容を再生する時間が短縮され、議論が
活発におこなわれ、多数の蓄積メッセージが存在する場
合であっても、同期的におこなわれている議論に早期に
追いつくことができる。
【0023】また、請求項5に係る半同期型電子会議装
置は、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載した
半同期型会議装置において、蓄積メッセージ再生手段
は、当該再生中の蓄積メッセージの再生が終了する時点
で他のユーザにより新たに入力・配信・保存されたメッ
セージがないかどうか調べ、新たなメッセージ入力があ
った場合には、そのメッセージを再生するという動作を
繰り返すことを特徴とする。これにより、蓄積メッセー
ジ再生中に入力されたメッセージも逐次再生されるた
め、蓄積メッセージの再生モードから同期型モードへの
自然な移行がおこなわれ、ユーザは、あたかも継続的に
議論がおこなわれているかのように議論に参加すること
ができる。
【0024】また、請求項6に係る半同期型電子会議装
置は、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載した
半同期型会議装置において、更に、各ユーザ毎に、各メ
ッセージを再生した回数を各メッセージ毎に保持するた
めのユーザメッセージ再生回数保持手段を備え、蓄積メ
ッセージ再生手段は、ユーザメッセージ再生回数保持手
段を参照し、過去に再生した回数の多いメッセージほど
高速に再生し、再生した回数の少ないメッセージほど低
速で再生するように再生速度を調整することを特徴とす
る。これにより、ユーザの記憶に応じた詳細度での蓄積
メッセージの再生がおこなわれるため、ユーザの記憶に
残っていると予想されるメッセージの再生を抑制し、再
生時間を短縮することができる。
【0025】また、請求項7に係る半同期型電子会議装
置は、請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載した
半同期型会議装置において、更に、ユーザによって入力
されたメッセージを一時的に保存するための入力メッセ
ージ一時蓄積手段と、入力メッセージ一時蓄積手段によ
って一時的に蓄積されたメッセージをメッセージ記憶手
段によって蓄積されているメッセージと連動させて試行
錯誤的に再生するための入力メッセージ試行再生手段と
を備え、メッセージ配信手段において、入力メッセージ
試行再生手段による試行的な入力メッセージの確認の上
で、再入力が必要な場合は入力メッセージ一時蓄積手段
によるメッセージの再入力をおこない、再入力が必要で
ない場合は入力メッセージを送信することを特徴とす
る。これにより、試行錯誤的なメッセージ入力がおこな
えるため、ユーザがメッセージを入力する際の心理的な
負荷を軽減することができるようになると同時に、他の
ユーザへ配信してしまったメッセージ内容を後に取り消
したするような操作を抑制することができる。
【0026】また、請求項8に係る半同期型電子会議装
置は、請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載した
半同期型会議装置において、更に、蓄積されているメッ
セージに対して新たな話題への派生を指示するための話
題派生位置指定手段と、話題派生位置指定手段により新
たな話題への派生が指示された際に当該派生話題に対応
するメッセージ記憶領域を生成し、話題派生位置指定手
段により指定された派生地点と当該新規メッセージ記憶
領域との間に派生関係を設定するための話題別メッセー
ジ記憶領域生成手段とを備え、メッセージ配信手段は、
ネットワークを介して送られてくるメッセージを話題別
メッセージ記憶領域生成手段によって生成された各話題
に対応した記憶領域に、時系列的に保存することを特徴
とする。これにより、過去の任意の時点に戻って議論を
やり直し、別の時間経過の中で議論を進展させることが
できる。そして、議論の方向性に問題があると認識され
た時点で過去に溯り、それまでにおこなわれた議論を無
駄にすることなく議論を継続することを可能にする。
【0027】また、請求項9に係る半同期型電子会議装
置は、請求項8に記載の半同期型会議装置において、更
に、話題派生位置指定手段により各話題に対応する記憶
領域と派生地点との間に設定された派生関係をもとに、
複数存在する議題の中から、ユーザに参加する議題を指
定させるための参加議題指定手段と、当該話題に対応し
た議論を実施するための操作領域をユーザに提供するた
めの話題別議論領域提供手段とを備えたことを特徴とす
る。これにより、複数の話題に対して同時並行的に議論
に参加することができる。そして、議論が初期段階であ
り深い考察が必要とされるものについては非同期的に参
加できるため、後で参加するようにし、確認事項がたく
さんあって高い対話性が要求される議論を優先して参加
するというような複数の議論への参加の選択が可能にな
る。
【0028】また、請求項10に係る半同期型電子会議
装置は、請求項8または請求項9に記載した半同期型会
議装置において、蓄積メッセージ再生手段は、蓄積メッ
セージの再生の際、話題派生位置指定手段により設定さ
れた派生関係を選択的にたどりながら、メッセージ記憶
領域に保存されているメッセージを再生することを特徴
とする。これにより、現在参加中の議論に複数議論への
派生関係が存在する場合、それらを選択的にたどりなが
ら議論に参加することができる。そして、ユーザが望み
とする議論の方向性を選択しながら、さまざまな側面か
ら議論に参加することが可能になる。
【0029】また、請求項11に係る半同期型電子会議
装置は、請求項8乃至請求項10のいずれか1項に記載
した半同期型会議装置において、更に、参照対象となる
他の議論の参照開始点と参照終了点を指定するための参
照議論範囲指定手段を備え、メッセージ入力手段は、メ
ッセージ入力時に参照議論範囲指定手段によって指定さ
れた他の議論の参照部分を入力メッセージに対応付けて
入力し、メッセージ配信手段は、メッセージ入力手段に
よって入力された入力メッセージに対応付けられた他の
議論の参照部分をネットワークを介してメッセージ記憶
手段に配信し、メッセージ記憶手段は、メッセージ配信
手段によって入力メッセージと共に送信された他の議論
の参照部分を当該メッセージに対応付けて保存し、蓄積
メッセージ再生手段は、メッセージ記憶手段によって蓄
積されている他の議論の参照部分をメッセージ再生時に
取り出して当該メッセージと同時に再生することを特徴
とする。これにより、入力メッセージ中で他の議論の一
部分を参照し、他のユーザが当該メッセージを再生した
場合にその参照した議論の内容を知ることができる。そ
して、過去に行われた議論について意見を述べたり、他
の議論の一部を例示するようなことが可能になる。
【0030】また、請求項12に係る半同期型電子会議
装置は、請求項8乃至請求項10のいずれか1項に記載
した半同期型会議装置において、更に、上位議論と下位
議論間の派生関係、開始予定日時、終了予定日時による
設定をユーザから入力し、当該設定内容を保存するため
の議論フロー設定保存手段と、各議論の進捗状況をユー
ザからの入力あるいはユーザ操作履歴設定手段によって
保持されている各ユーザによるメッセージの再生・入力
履歴に基づいて自動的に検出するための議論進捗状況検
出手段と、議論フロー設定保存手段で設定されたスケジ
ュールと議論進捗状況検出手段で検出された実際の議論
の進捗状況を条件として起動される動作を定義するため
のフロー動作定義設定手段と、フロー動作定義設定手段
で指定された定義を保持するためのフロー動作定義保持
手段と、フロー動作定義保持手段に格納された条件を順
次照合するためフロー動作条件照合手段と、フロー動作
条件照合手段によって条件が適合したフロー定義に与え
られている動作を起動・実行するためのフロー動作実行
手段と、を備えたことを特徴とする。これにより、議論
を予め指定されたスケジュールとアジェンダ(議事次
第)にしたがって計画的に進めることができる。また、
下位議論の結果を上位議論で取りまとめて議論するなど
の議論間での依存関係に基づく相互作用を可能にする。
【0031】また、請求項13に係る半同期型電子会議
装置は、請求項1乃至請求項12のいずれか1項に記載
した半同期型会議装置において、更に、複数のユーザが
共同で操作をおこなうための各話題に対応した仮想的な
協調作業空間を提供するための共同作業空間提供手段を
備え、メッセージ入力手段は、メッセージ入力手段にお
けるメッセージの入力に対応付けて、協調作業空間上で
おこなった操作を入力し、メッセージ配信手段は、メッ
セージ入力手段によって協調作業空間上で入力された操
作をネットワークを介してメッセージ記憶手段に配信
し、メッセージ記憶手段は、メッセージ配信手段によっ
て入力メッセージと共に送信された操作を当該メッセー
ジに対応付けて保存し、蓄積メッセージ再生手段は、メ
ッセージ記憶手段によって蓄積されているメッセージに
対応付けられた操作を取り出して当該メッセージの再生
に対応付けて当該協調作業空間上で操作の再生をおこな
うことを特徴とする。これにより、協調作業環境におけ
る共同作業の操作内容を擬似同期的に進めることが可能
になる。そして、資料を提示しながら説明したり、共有
の設計図に関して議論をおこなうようなことが可能にな
る。
【0032】また、請求項14に係る半同期型電子会議
装置は、請求項1乃至請求項13のいずれか1項に記載
した半同期型会議装置において、ネットワークを介して
接続された複数のコンピュータによって構成され、複数
のコンピュータに蓄積メッセージ再生手段、実時間メッ
セージ受信・再生手段、メッセージ入力手段が備えられ
ていることを特徴とする。これにより、ネットワークを
介して遠隔地にいるユーザであっても、サーバ・クライ
アント型の制御により、効果的なコミュニケーションを
おこなうことができる。また、この方法では、蓄積され
るメッセージの保存と取り出しの管理がサーバで集中的
におこなわれるため、クライアントのメッセージ記憶領
域や処理の負荷を軽減することができる。
【0033】また、請求項15に係る半同期型電子会議
装置は、請求項1乃至請求項13のいずれか1項に記載
した半同期型会議装置において、ネットワークを介して
接続された複数のコンピュータによって構成され、各コ
ンピュータにメッセージ記憶手段、蓄積メッセージアク
セス手段、蓄積メッセージ再生手段、実時間メッセージ
受信・再生手段、メッセージ入力手段、メッセージ配信
手段が備えられており、メッセージ記憶手段は、メッセ
ージ配信手段により他のコンピュータからネットワーク
を介して配信されてくるメッセージを時系列的に保存す
ることを特徴とする。これにより、ネットワークを介し
て遠隔地にいるユーザであっても、サーバを置かない非
集中型の制御により、効果的なコミュニケーションをお
こなうことができる。また、この方法では、サーバに処
理が集中しないため、サーバの障害に依存しない、より
高い信頼性を実現することができる。
【0034】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図面を参照し
て詳しく説明する。図3には、本発明を電子会議システ
ムに適用した第1実施例の構成を示してある。本実施例
は、1台のサーバ1と複数台のクライアント2がネット
ワーク3を介して通信をおこなう電子会議システムに適
用され、World Wide Web上においてプロ
グラミング言語Javaを用いて実現されている。
【0035】サーバ1は、HTTPサーバ11と、RP
C(Remote Procedure Call:遠
隔手続き呼び出し機構12と、ディスク13と、これら
の機構上に実現される電子会議システムサーバ14を有
している。また、データ保存用のディスク13中の領域
には、クライアント2側からロードされるプログラム
(アプレット)を保存するためのアプレット保存領域1
31と、システム全体および各議論空間の状態を保存す
るための議論空間状態保存領域132と、クライアント
2から送信されてくるメッセージを各話題ごとに保存す
るためのメッセージ記憶領域133が構成されている。
また、電子会議システムサーバ14は、議論空間管理機
構141と、メッセージ受信機構142と、メッセージ
配信機構143と、メッセージデータ管理機構144)
を有している。
【0036】各クライアント2は、サーバ1からロード
されるアプレットを実行するインタプリタを備えたWo
rld Wide Webブラウザ21と、音声入力の
ためのマイク22と、映像入力のためのカメラ23と、
音声を出力するためのスピーカ24と、マイクやカメラ
から入力されるアナログの音声信号や映像信号をデジタ
ル信号に変換し、また、デジタルの音声信号をアナログ
の音声信号に変換してスピーカに送る音声・映像データ
コンバータ25と、これらの機構を利用して動作するク
ライアントアプレット26で構成されている。なお、こ
れらアプレットは、クライアント間で共有できるよう
に、サーバ1側のアプレット保存領域131に保存され
ており、ユーザからの要求に応じてクライアント1側の
WorldWide Webブラウザ21にロードされ
て実行される。
【0037】クライアントアプレット26は、平行議論
管理インタフェース261と、議論空間インタフェース
262と、実時間メッセージ再生機構263と、メッセ
ージ検索再生機構264と、メッセージ入力送信機構2
65とを有している。なお、メッセージ検索再生機構2
64は、入力メッセージに添付する参照メッセージを一
時的に保存するための参照メッセージ一時記憶領域をク
ライアント2側のメモリ上に確保する。また、メッセー
ジ入力送信機構265は、プログラムロード時に、入力
されるメッセージを一時的に保存するための入力メッセ
ージ一時記憶領域をクライアント2側のメモリ上に確保
する。
【0038】サーバ1側のHTTPサーバ11には、上
記したアプレットのロードと実行の記述を含む図4に示
す形式のファイル(平行議論管理ページ)が用意されて
いる。同図に例示するファイルには、並行議論管理イン
タフェース261の呼出がアプレットに記述されてい
る。なお、これらのファイルはクライアント2側のWo
rld Wide Webブラウザ21より、それぞれ
のファイルに該当するURLを指定することによってオ
ープンすることができる。
【0039】サーバ1とクライアント2と間の通信をつ
かさどるネットワーク3は、インターネットプロトコル
(IP)に基づく広域ネットワーク通信をおこなう。な
お、伝送効率の理由から、実時間での音声・映像データ
の配信とRPCの通信ポートは分けられており、音声・
映像データの通信には、UDP(User Datag
ram Protocol)に基づく音声通信ポート3
1が用いられ、RPCにはTCP(Transmiss
ion Control Protocol)に基づく
RPCポート32が用いられる。
【0040】サーバ1内の議論空間状態保存領域132
には、図5に示すようなデータ構造の「会議システム属
性」、図6に示すようなデータ構造の「ユーザ管理テー
ブル」、図7に示すようなデータ構造の「議論管理テー
ブル」が保存されており、これらのデータの登録や取り
出しは、クライアント2とサーバ1との間において、R
PCによるネットワークを介した遠隔手続き呼び出しの
機構を利用しておこなわれる。なお、以下、クライアン
ト2とサーバ1と間での制御は、すべてRPCポート3
2を介したRPCによっておこなわれているものとし、
特に説明中には明記しないこととする。
【0041】サーバ1内のメッセージ記憶領域133に
は、派生により生成された話題も含め、各話題に対応し
て、図8に示すようなデータ構造の「メッセージテーブ
ル」が用意されており、各クライアント2のメッセージ
入力送信機構265により送信される音声・映像のメッ
セージが音声通信ポート31を通じてサーバ1側のメッ
セージ受信機構142によって受信され、メッセージデ
ータ管理機構144によって、このテーブルに時系列的
に保存される。
【0042】次に、本実施例において提供される各機能
を以下に順次説明する。 「システムの起動とユーザ認証・登録の機能」:クライ
アント2のWorld Wide Webブラウザ21
より、サーバ1側のHTTPサーバ11が管理するHT
ML文書(図4に示した平行議論管理ページ)をオープ
ンすると、アプレット保存領域131に格納されている
アプレット(平行議論管理インタフェース261)がロ
ードされ、クライアント2側のWorld Wide
Webブラウザ21に、図9に示すような画面が表示さ
れ、これと同時に、ユーザ認証のための図10に示すよ
うなユーザ認証ダイアログボックスが自動的にオープン
される。なお、ユーザ認証処理のダイアログを開く処理
はアプレット内に記述される。
【0043】このユーザ認証ダイアログボックスを通じ
てユーザがユーザ名とパスワードを入力し、ダイアログ
ボックス内の完了ボタン03を押すことにより、サーバ
1上の議論空間状態保存領域132に保存されているユ
ーザ情報が、入力されたユーザ名をキーとして照合され
る。なお、もし、入力に誤りがある場合は、システム側
から再度入力を要求される。新規にユーザを登録する際
には、当該ボックス内の新規ユーザ登録ボタン04を押
し、図11に示すような新規ユーザ登録ダイアログボッ
クスをオープンする。そして、ユーザがユーザ名とパス
ワードを指定し、新規ユーザ登録ダイアログボックス内
の登録ボタン05を押すと、サーバ1側の議論空間管理
機構141にデータが送られ、指定されたユーザ名とパ
スワードが図7に示したユーザ管理テーブルに登録され
る。
【0044】「議論の一覧表示と選択の機能」:上記し
たシステムの起動処理によってWorld Wide
Webブラウザ21上に表示されているアプレット(平
行議論管理インタフェース261)が提供する図9の画
面は、議論間の派生関係を時系列的なダイヤグラムとし
て表示する議論派生関係オーバビュー01、各議論の属
性をリスト状に表示する議論属性リスト02で構成され
る。なお、これらのリストの表示に必要とされる情報
は、議論空間状態保存領域132に保存されている議論
管理テーブル(図7)、および当該ユーザに関するユー
ザ管理テーブル(図6)を取り出すことによって得られ
る。
【0045】議論派生関係オーバビュー01に表示され
る時間軸01aは、最上位の議論の開始からの経過時間
であり、議論間の派生関係は議論管理テーブル(図7)
中の「上位議論派生地点」と「下位議論派生地点リス
ト」に基づき、各話題の派生した時点を起点に、議論生
成時に指定された「予定議論時間」に対応した大きさの
矩形01bとして表示される。また、各議論に相当する
この矩形01bには、議論の表題01cに加えて、ユー
ザ自身の参加時間帯01d、および、最新メッセージ入
力までの時間帯01eが矩形範囲として表示される。な
お、ここで、ユーザ自身の参加時間帯01d、および他
のユーザの最新メッセージ入力までの時間帯01eは、
ユーザ管理テーブル(図6)の「参加状況」属性に残さ
れている各ユーザの当該議論に対する最終アクセス日時
に基づいて求められる。
【0046】また、議論派生関係オーバビュー01に
は、オーバビュー内で指定した議論に関する議論空間を
オープンするための議論空間オープンボタン01fが備
わっており、このボタンを押すことによって、後述する
議論空間インタフェース(図12)をオープンする。ま
た、議論派生関係オーバビュー01には、最上位の議論
を新たに生成するための議論空間生成ボタン01gが備
わっており、このボタンを押すと図17に示すような新
規議論登録ダイアログボックスがオープンし、ここで指
定された議題、予定時間数、納期の議論が新たに生成さ
れる。
【0047】議論属性リスト02には、議論派生関係オ
ーバビュー01上で選択された議論01bに関する議題
02a、同期的に議論に参加している参加メンバ02
b、設定された議論の納期02c、議論の活性度02d
が表示される。なお、議論の活性度02dには、各議論
について、以下の式で計算された値が表示される。
【0048】
【数1】
【0049】「議論空間の選択と議論への参加の機
能」:上記した議論派生関係オーバビュー01上で議論
を選択し、議論空間オープンボタン01fを選択する
と、議論空間インタフェース262、実時間メッセージ
再生機構263、メッセージ検索再生機構264、メッ
セージ入力送信機構265)の各アプレットがサーバ1
からロードされ、図12に示すような議論空間インタフ
ェースがオープンする。このウィンドウは、各参加者別
にメッセージ映像を表示するためのメッセージ映像再生
画面06、メッセージの再生・入力を制御するためのメ
ッセージ再生・入力操作パネル07、派生議論制御パネ
ル08、共有仮想ホワイトボード09、議題010で構
成される。また、この議論空間インタフェースは議論派
生関係オーバビュー01より、複数の議論についてオー
プンし、同時に複数の議論へ参加することを可能にす
る。なお、ユーザが議論空間インタフェースをオープン
すると、議論空間状態保存領域132の議論管理テーブ
ル(図7)の「参加者リスト」属性に、新しく参加した
ユーザが追加される。
【0050】メッセージ再生・入力操作パネル07は、
ユーザ参加状態表示07a、メッセージ再生開始位置指
定ゲージ07b、メッセージ再生ボタン07c、メッセ
ージ再生モード選択メニュー07d、メッセージ停止ボ
タン07e、メッセージ入力ボタン07f、メッセージ
確認入力ボタン07g、参照メッセージ蓄積ボタン07
hで構成される。なお、これらのボタンをマウスによっ
て指示すると、マウスイベントの割り込みが発生し、そ
れぞれのイベントに対応付けられた処理が起動される。
また、ユーザ参加状態表示07aでは、ユーザ自身の参
加した時間帯07iと、最新メッセージが入力された時
点までの時間帯07jが表示され、この表示を通じてユ
ーザは自分の参加状況を把握することができる。
【0051】「蓄積メッセージ再生の機能」:メッセー
ジ再生ボタン07cを押すことにより、メッセージテー
ブル(図8)に格納されている、メッセージ再生開始位
置指定ゲージ07bで指定されたメッセージ位置を起点
とする各ユーザの音声・映像メッセージがネットワーク
3を介してストリーム配信され、メッセージ映像再生画
面06上の各参加者に対応した領域にスピーカ24を通
じて再生・表示される。また、メッセージ停止ボタン0
7eを押すことによって、メッセージの再生を中断する
ことができる。
【0052】上記したメッセージ再生に際し、メッセー
ジ再生モード選択メニュー07dでは、指定されるメッ
セージ再生モード(標準/倍速/短縮/段階)に応じ
て、メッセージテーブル(図8)から取り出されるメッ
セージの再生速度が設定される。本実施例では、メッセ
ージテーブル(図8)に保存されているメッセージを取
り出し、「倍速」モードの場合は、再生するメッセージ
データを倍速でサンプリングし、「短縮」モードの場合
は、一定時間間隔おきにサンプリングし、「段階」モー
ドの場合は、一定時間おきにサンプリングした結果を、
人間の忘却曲線に合わせた下記のような対数式に従った
割合(R)で再度サンプリングし、それぞれ音声と映像
を同期させながらメッセージを再生する。なお、下記の
式で、tは一次サンプリングメッセージの開始時刻、C
は定数である。
【0053】
【数2】
【0054】メッセージ再生を終了する際には、メッセ
ージ再生中に新たに追加された未再生のメッセージがメ
ッセージテーブル(図8)に存在しないかどうか調べら
れ、存在する場合には、当該メッセージが再生される。
なお、この処理は、再生対象となるメッセージがなくな
るまで繰り返しおこなわれる。また、図13にはこの処
理のアルゴリズムを示してある。
【0055】メッセージ再生中に、他の議論への分岐が
検出されると、図14に示すような派生議論選択ダイア
ログが派生議論の議題011と共に表示され、移行ボタ
ン012を押すことによって該当する議論の議論空間に
切り替えることができる。なお、継続ボタン013を選
択すると元の議論が継続され、当該メッセージの再生が
再開される。なお、派生議論の分岐は、議論管理テーブ
ル(図7)の「下位議論派生地点リスト」に登録された
時点と、再生中のメッセージのIDを比較することによ
って検出される。また、メッセージ再生ボタン07cを
押すことによる蓄積メッセージの再生が終了した際、ま
たは、メッセージ停止ボタン07eを押すことによって
再生が中断された際、メッセージ検索再生機構264
は、当該ユーザの参加状況テーブル(図6)に、当該議
論の「議論ID」と、再生した最後のメッセージの「送
信時刻(最終アクセス日時)」を設定する。
【0056】「メッセージの実時間での再生と入力の機
能」:上記したメッセージ再生ボタン07cによる蓄積
メッセージの再生が完了した状態において、実時間メッ
セージ再生機構263は、サーバ1側のメッセージ配信
機構143から送られてくる他のクライアント2から入
力されたメッセージを、随時、メッセージ映像再生画面
06とスピーカ24を通じて再生する。また、上記した
実時間メッセージ再生機構263によるメッセージ再生
の最中に、ユーザがメッセージ入力ボタン07fを押す
と、ボタンを押している間、カメラ23とマイク22に
よって入力されたメッセージは、メッセージ入力送信機
構265が有するメッセージ一時格納領域に格納され
る。そして、このボタンを離すと、「送信者」およびメ
ッセージの入力を開始した「時刻」を付加し、当該メッ
セージをサーバ1側のメッセージ受信機構142にスト
リーム送信する。一方、サーバ1側のメッセージ受信機
構142では、クライアント2側から送られてきた当該
メッセージに対して識別子を与え、メッセージデータ管
理機構144によりメッセージ記憶領域133中のメッ
セージテーブル(図8)に時系列的に保存してゆく。
【0057】一方、上記した実時間メッセージ再生機構
263によるメッセージ再生の最中に、ユーザがメッセ
ージ確認入力ボタン07gを押すと、ボタンを押してい
る間、カメラ23とマイク22によって入力されたメッ
セージは、メッセージ入力送信機構265のメッセージ
一時格納領域に格納される。そして、ボタンを離すと、
入力されたメッセージを確認するための図15に示すよ
うな入力メッセージ確認ダイアログボックスがオープン
する。ここで、入力メッセージを確認するには、入力メ
ッセージ再生ボタン014を押と、メッセージ一時格納
領域に蓄積されているメッセージが入力メッセージ再生
画面015に再生される。一方、ここで、送信ボタン0
16を押すと、「送信者」およびメッセージの入力を開
始した「時刻」を付加し、当該メッセージをサーバ側1
のメッセージ受信機構142にストリーム送信する。
【0058】また、サーバ側1のメッセージ受信機構1
42では、クライアント2側から送られてきた当該メッ
セージに対して識別子を与え、メッセージデータ管理機
構144によりメッセージ記憶領域133中のメッセー
ジテーブル(図8)に時系列的に保存してゆく。そし
て、実時間メッセージ再生機構263によるメッセージ
再生の際に入力され、クライアント2側から送られたメ
ッセージは、メッセージ配信機構143によって、その
時点で、当該議論空間をアクセスしている他のクライア
ント2にネットワーク3を通して配信される。上記し
た、蓄積メッセージの再生、メッセージ入力、実時間で
のメッセージ再生に関するクライアント2側およびサー
バ1側での処理のアルゴリズムを示すと図16〜図19
のようになる。
【0059】「参照メッセージ入力の機能」:上記した
メッセージ再生ボタン07cを押すことによる蓄積メッ
セージの再生中に、ユーザが参照メッセージ蓄積ボタン
07hを押すと、ボタンを押している間、参照メッセー
ジ一時記憶領域に再生中のメッセージが蓄積される。ま
た、上記したメッセージ確認入力ボタン07gを押すこ
とによりメッセージの入力が終了し、入力メッセージ確
認ダイアログボックス(図15)がオープンした際、こ
のダイアログボックス上の参照メッセージ添付ボタン0
17を押すと、上記した参照メッセージ一時記憶領域に
蓄積されているメッセージが当該入力メッセージに添付
され、ユーザが送信ボタン016を押すことにより、前
述と同様、メッセージの入力を開始した「時刻」を付加
し、当該メッセージをサーバ1側のメッセージ受信機構
142にストリーム送信する。
【0060】「任意の時点からの新たな議論の派生機
能」:メッセージ再生ボタン07cによるメッセージ再
生中に、ユーザが派生議論制御パネル08上の議論派生
ボタンを選択すると、図20に示すような新規議論登録
ダイアログをオープンすることができる。このダイアロ
グ上で新たな議論の生成に関する情報(議題018、予
定時間019、納期020)を入力し、登録ボタン02
1を押すことによって、サーバ1側の議論空間管理機構
141にデータが送られ、入力した新たな議論に関する
各種情報が議論管理テーブル(図7)に登録される。こ
の新規議論が議論管理テーブル(図7)に登録される
際、派生元となった議論の議論管理テーブル(図7)の
「下位議論派生地点リスト」属性には、議論派生ボタン
08が押された時点で再生されていたメッセージのID
と、新たに生成された議論のIDが追加される。また、
新たに生成された議論の議論管理テーブル(図7)の
「上位議論派生地点リスト」属性には、派生元議論のI
Dと、議論派生ボタン08が押された時点で再生されて
いたメッセージのIDが設定される。
【0061】「ユーザの参加状況の確認とアラームの機
能」:上記したように、メッセージ再生ボタン07cに
よってメッセージが再生されると、再生が終了した段階
で、メッセージ検索再生機構264は、当該ユーザの参
加状況テーブル(図6)に当該議論の「議論ID」と、
再生した最後のメッセージの「送信時刻(最終アクセス
日時)」を設定する。アプレット(平行議論管理インタ
フェース261)は、一定時間おきに、上記の参加状況
テーブル(図6)を調べ、当該ユーザの当該議論に関す
る「最終アクセス日時」と、当該議論に設定された「納
期」を比較する。そして、「最終アクセス日時」が「納
期」に一定(例えば、システムパラメータとしてユーザ
が設定する。)以上近づくと、図21(a)に示すよう
な納期アラーム画面を表示する。また、当該議論の各参
加者に関するユーザ管理テーブル(図6)に登録されて
いる「最終アクセス日時」属性の平均と、当該ユーザの
「最終アクセス日時」の差が一定期間以上になった場
合、図21(b)に示すような参加促進アラームを表示
する。図22には、上記した一連の処理手順のアルゴリ
ズムを示してある。
【0062】「共有アノテーションボード、共有との連
動の機能」:共有仮想ホワイトボード09(図12)上
の任意の場所にユーザはテキスト09aを入力すること
ができる。このテキストの入力をおこなうと、アプレッ
ト(議論空間インタフェース262)は、テキスト入力
のイベントによりマウスの位置を検知し、その場所と入
力されたテキストを共有仮想ホワイトボード09上の該
当する場所に表示する。このように入力されたデータ
は、入力メッセージ登録ボタン07gによってメッセー
ジが送信される際、「送信者」や「送信時刻」などの情
報と共にサーバ1側に送信され、メッセージ記憶領域1
33中のメッセージテーブル(図8)に保存される。
【0063】また、メッセージ再生ボタン07cによっ
てメッセージが再生される際、または、実時間メッセー
ジ再生機構262によってメッセージが再生される際、
上記の方法によって入力された共有仮想ホワイトボード
09上での編集情報は、共有仮想ホワイトボード09に
反映されて表示される。なお、メッセージ停止ボタン0
7eによって再生が中断された際、または、メッセージ
の再生が最後までおこなわれた際には、それぞれ、その
時点での表示内容が共有仮想ホワイトボード09に表示
されたまま残され、その表示内容に関するデータは、上
記の入力時に、新たに編集した内容に追加される。
【0064】次に、上記した第1実施例の変更例を説明
する。この変更例は、第1実施例において実時間メッセ
ージ再生機構263によるメッセージ再生の最中に、メ
ッセージ入力ボタン07f(図12)を押してメッセー
ジを入力する操作を自動化するものであり、以下の機能
を第1実施例に追加したものである。
【0065】すなわち、第1実施例のメッセージ入力に
際し、ユーザの発する音声の大きさが一定の閾値以上に
なったことを検出するための音声閾値検出機構をクライ
アント2側に用意し、ユーザが音声を発している状態と
その前後の一定時間について、カメラ23とマイク22
から入力される映像と音声のメッセージをメッセージ一
時記憶領域に蓄積する。そして、一定時間以上、メッセ
ージの入力が発生しなかったこを検出した時点で、シス
テムが自動的にメッセージをサーバ1側のメッセージ記
憶領域133に蓄積する。図23には、当該処理のアル
ゴリズムを示してある。
【0066】次に、本発明をグループワークフロー管理
システムに適用した第2実施例を説明する。なお、第1
実施例と同一部分には同一符号を付して重複する説明は
省略する。本実施例は、第1実施例における共有作業空
間部分にワークフロー管理を実現しようとするものであ
り、図24に示すような構成となっている。すなわち、
アプレット保存領域131には、第1実施例の実時間メ
ッセージ再生機構263、メッセージ検索再生機構26
4、メッセージ入力送信機構265に加え、クライアン
ト2にワークフロー管理インタフェース266および協
調作業空間インタフェース267を実現させるアプレッ
トが保存されている。また、クライアント1のシステム
サーバ14にはワークフロー管理機構145が備えられ
ている。なお、本実施例は、ワークフローを定義するた
めの機能とワークフローに基づく協調作業をおこなう第
1実施例の共有アノテーションボードに代るインタフェ
ースを提供している点を除き、半同期型のコミュニケー
ションをおこなう点は第1実施例と同じである。
【0067】ここで、まず、ワークフローは、各協調空
間間を移動する文書の流れ(入力先の議論空間と出力先
の議論空間)として定義される。また、各文書はテンプ
レートに基づいて生成され、これらテンプレートには文
書型名が与えられる。なお、これらワークフローを保存
するワークフローテーブルと文書型名を保存する文書型
名テーブルのデータ構造を、それぞれ図22(a)
(b)に示してある。
【0068】本実施例では、World Wide W
ebブラウザ21上でアプレット(ワークフロー管理イ
ンタフェース266)がロードされると、第1実施例の
図9と同様の図23に示すような、ワークフロー定義の
ためのワークフロー管理インタフェース画面が表示され
る。このインタフェース画面は、協調作業空間間での文
書の流れを表示するためのワークフローオーバビュー0
22と、協調作業空間オープンボタン023と、新規フ
ロー定義ボタン024と、新規文書型定義ボタン02
5、および、図9の議論属性リスト02と同様の表示部
分で構成されている。
【0069】また、ユーザがワークフローオーバビュー
022上で特定の協調作業空間(当該オーバビュー中の
各アイコン)を指定し、新規フロー定義ボタン024を
押すと、図27に示すようなフロー定義のためのフロー
定義ダイアログボックスがオープンし、新たなフローを
定義することができる。なお、ワークフローオーバビュ
ー022で特定の協調作業空間が指定されていない状態
で新規フロー定義ボタン024が押された場合は、最上
流の協調作業空間が生成される。このフロー定義ダイア
ログボックス(図27)では、入力する文書型名02
6、協調作業空間内で生成する文書型名027、出力す
る文書型名028が指定される。文書型名は、新規文書
型定義ボタン025を押すことによってオープンする文
書型定義ダイアログボックス(図28)を通じて指定す
ることができる。本実施例では、サーバ1上のファイル
名として指定される任意の文書をテンプレートとして、
それぞれ文書型名を与えることができる。
【0070】次に、本実施例におけるワークフローに基
づく協調作業処理を説明する。ワークフローオーバビュ
ー022上でユーザが協調作業空間オープンボタン02
3を押すと、アプレット(協調作業空間インタフェース
267)がロードされ、図29に示すように、議論空間
インタフェース(図12)と同様のインターフェースを
持つ協調作業空間インタフェースがオープンする。この
協調作業空間インタフェース画面は、議論空間インタフ
ェース(図12)上の共有仮想ホワイトボード09の部
分を、処理待ち文書リスト09b、処理済み文書リスト
09c、文書共有編集ビュー09d、処理完了ボタン0
9e、新規文書生成ボタン09fで置き換えた構成にな
っている。
【0071】処理待ち文書リスト09bには、フローの
上流の協調作業空間で処理済みになった文書ファイルが
一覧され、この中からユーザが文書を選択すると、その
文書の内容が文書共有編集ビュー09dに表示される。
そして、文書共有編集ビュー09dに表示された文書
は、RPC機構により、複数ユーザで同時に編集をおこ
なうことができると同時に、各編集操作の内容は、入力
メッセージと同期して記憶され、メッセージ記憶領域1
33のメッセージテーブル(図8)に保存される。
【0072】また、ユーザが処理完了ボタン09eを押
すと、現在編集中の文書は、定義されたフローに基づ
き、処理済み文書リスト09cに追加表示されると同時
に、下流の協調作業空間に自動的に送られる。そして、
当該下流の協調作業空間の処理待ち文書リスト09bに
は、当該処理済み文書が新たに追加される。また、ユー
ザが新規文書生成ボタン09fを押すと、定義されたフ
ローに従って、その協調作業空間から他の協調作業空間
に送ることのできる文書型名のテンプレート文書のコピ
ーが生成され、文書共有編集ビュー09dに表示され
る。
【0073】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果を得る
ことができる。 (1)時差やスケジュールの差異によって発生する時間
的な制約、および、必要とされる対話性に応じて、継続
的にコミュニケーションをおこなえる環境が提供され
る。これにより、議論の初期段階では深い考察が可能な
非同期的なコミュニケーションをおこない、議論が活発
になるにしたがって同期的なコミュニケーションに移行
してゆくようなことが可能になる。また、議論の記録・
再生により、議論の後戻りが少なくなるため、議論に要
する時間を節約することができる。
【0074】(2)議論中に派生する複数の議論や、優
先度の高い複数の議論に対して、同時並行的に参加する
ことができる。また、議論の圧縮再生により、議論の傍
観に要する時間が節約され、参加している複数の議論に
対する全体の参加時間を節約することができる。
【0075】(3)過去の任意時点から議論を派生させ
ることができるため、議論が閉塞状態に陥ったような場
合に、前の時点から再開することができる。また、同じ
議論に対して複数の側面で議論することが可能になる。
【0076】(4)オフィスにおける文書処理や、設
計、執筆などの協調作業に関し、時間的な制約から解放
されたコミュニケーション機能を備えた協調作業空間ど
うしを連携して表現されるワークフローとして、作業プ
ロセスを管理することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の概要を説明する構成図である。
【図2】 本発明におけるメッセージ再生・入力の切り
替え手順の一例を示すタイムチャートである。
【図3】 本発明の第1実施例に係るシステムの構成図
である。
【図4】 本発明の第1実施例に係る並行議論管理ペー
ジを示す図である。
【図5】 本発明の第1実施例に係る会議システム属性
のデータ構造を示す図である。
【図6】 本発明の第1実施例に係るユーザ管理テーブ
ルのデータ構造を示す図である。
【図7】 本発明の第1実施例に係る議論管理テーブル
のデータ構造を示す図である。
【図8】 本発明の第1実施例に係るメッセージテーブ
ルのデータ構造を示す図である。
【図9】 本発明の第1実施例に係る並行議論管理イン
タフェースの画面を示す図である。
【図10】 本発明の第1実施例に係るユーザ認証ダイ
アログボックスを示す図である。
【図11】 本発明の第1実施例に係る新規ユーザ登録
ダイアログボックスを示す図である。
【図12】 本発明の第1実施例に係る議論空間インタ
フェース画面を示す図である。
【図13】 本発明の第1実施例に係る蓄積メッセージ
再生のアルゴリズムを示す図である。
【図14】 本発明の第1実施例に係る派生議論選択ダ
イアログボックスを示す図である。
【図15】 本発明の第1実施例に係る入力メッセージ
確認ダイアログボックスを示す図である。
【図16】 本発明の第1実施例に係るクライアント側
での処理のアルゴリズムを示す図である。
【図17】 本発明の第1実施例に係るクライアント側
での処理のアルゴリズムを示す図である。
【図18】 本発明の第1実施例に係るクライアント側
での処理のアルゴリズムを示す図である。
【図19】 本発明の第1実施例に係るクライアント側
での処理のアルゴリズムを示す図である。
【図20】 本発明の第1実施例に係る新規議論登録ダ
イアログボックスを示す図である。
【図21】 本発明の第1実施例に係る納期アラーム画
面を示す図である。
【図22】 本発明の第1実施例に係る議論フロー管理
のアルゴリズムを示す図である。
【図23】 本発明の第1実施例の変形例に係る入力メ
ッセージの自動キャプチャリングアルゴリズムを示す図
である。
【図24】 本発明の第2実施例に係るシステムの構成
図である。
【図25】 本発明の第2実施例に係るワークフローテ
ーブルと文書型名テーブルを示す図である。
【図26】 本発明の第2実施例に係るワークフロー管
理インタフェース画面を示す図である。
【図27】 本発明の第2実施例に係るフロー定義ダイ
アログボックスを示す図である。
【図28】 本発明の第2実施例に係る文書型定義ダイ
アログボックスを示す図である。
【図29】 本発明の第2実施例に係る協調作業空間イ
ンタフェース画面を示す図である。
【符号の説明】
1・・・サーバ、 11・・・HTTPサーバ、 12
・・・RPC機構、13・・・ディスク装置、 131
・・・アプレット保存領域、132・・・議論空間状態
保存領域、 133・・・メッセージ記憶領域、14・
・・電子会議システムサーバ、 141・・・議論空間
管理機構、142・・・メッセージ受信機構、 143
・・・メッセージ配信機構、144・・・メッセージデ
ータ管理機構、 2・・・クライアント、21・・・W
orld Wide Webブラウザ、22・・・マイ
ク、 23・・・カメラ、 24・・・スピーカ、25
・・・音声・映像データコンバータ、26・・・クライ
アントアプレット、261・・・並行議論管理インタフ
ェース、262・・・議論空間インタフェース、263
・・・実時間メッセージ再生機構、264・・・メッセ
ージ検索再生機構、265・・・メッセージ入力送信機
構、3・・・ネットワーク、 31・・・音声通信ポー
ト、32・・・RPCポート、
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04L 12/58 H04M 3/56 Z H04M 3/42 H04L 11/20 101B // H04M 3/56

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メッセージを記憶装置に格納するととも
    に、格納されたメッセージを再生することにより、複数
    のユーザ間における同期および非同期のコミュニケーシ
    ョンを可能にする半同期型電子会議装置であって、 配信されたメッセージを当該メッセージに付与された時
    刻情報に基づいて時系列的に保存するメッセージ記憶手
    段と、 前記メッセージ記憶手段に格納されている一連のメッセ
    ージを取り出す蓄積メッセージアクセス手段と、 前記取り出された一連のメッセージを時系列的かつ連続
    的に再生する蓄積メッセージ再生手段と、 前記蓄積メッセージ再生手段によるメッセージの再生が
    終了した後に、配信されるメッセージを受信して実時間
    で再生する実時間メッセージ受信・再生手段と、 前記蓄積メッセージ再生手段または前記実時間メッセー
    ジ受信・再生手段によるメッセージの再生中に、ユーザ
    から入力されるメッセージを受け取って当該メッセージ
    に再生中のメッセージに同期させた時刻情報を付与する
    メッセージ入力手段と、 前記メッセージ入力手段により入力されたメッセージを
    ネットワークを介して他のユーザに配信するメッセージ
    配信手段と、を備えたことを特徴とする半同期型電子会
    議装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の半同期型電子会議装置
    において、 前記蓄積メッセージ再生手段、前記実時間メッセージ受
    信・再生手段、および前記メッセージ入力手段を用いた
    各ユーザ毎によるメッセージの再生および入力操作の履
    歴を保存するユーザ操作履歴保持手段を、更に備え、 前記蓄積メッセージ再生手段は、前記ユーザ操作履歴保
    持手段により保持されている各ユーザ毎のメッセージ再
    生および入力操作の履歴と現在までの経過時間に基づい
    て、再生開始点となるメッセージを特定した上で前記メ
    ッセージ記憶手段により記憶されている一連のメッセー
    ジを取り出し、当該メッセージを時系列的かつ連続的に
    再生することを特徴とする同期型電子会議装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の半同期型会議装置にお
    いて、 前記ユーザ操作履歴保持手段によって保持されている各
    ユーザ毎のメッセージ再生・入力操作の履歴の状況を視
    覚的に表示するユーザ履歴表示手段を、更に備えたこと
    を特徴とする半同期型電子会議装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に
    記載の半同期型会議装置において、 前記蓄積メッセージ再生手段は、再生対象として取り出
    された一連のメッセージを時間的に圧縮して再生するこ
    とを特徴とする半同期型電子会議装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に
    記載の半同期型会議装置において、 前記蓄積メッセージ再生手段は、再生中の蓄積メッセー
    ジの再生が終了する時点で当該再生中に他のユーザによ
    り新たに入力・配信・保存されたメッセージの存在を調
    べ、新たなメッセージ入力が存在する場合には、当該メ
    ッセージを再生することを特徴とする半同期型電子会議
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に
    記載の半同期型会議装置において、 各ユーザ毎に各メッセージを再生した回数を各メッセー
    ジ毎に保持するためのユーザメッセージ再生回数保持手
    段を、更に備え、 前記蓄積メッセージ再生手段は、前記ユーザメッセージ
    再生回数保持手段を参照して、過去に再生した回数の多
    いメッセージほど高速に再生し、再生した回数の少ない
    メッセージほど低速で再生するよう再生速度を調整する
    ことを特徴とする半同期型電子会議装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項6のいずれか1項に
    記載の半同期型会議装置において、 ユーザによって入力されたメッセージを一時的に保存す
    るための入力メッセージ一時蓄積手段と、 前記入力メッセージ一時蓄積手段によって保持されたメ
    ッセージを、前記メッセージ記憶手段によって蓄積され
    ているメッセージと連動させて再生する入力メッセージ
    試行再生手段と、を更に備え、 前記メッセージ配信手段は、入力メッセージのユーザに
    よる確認の上で、再入力が必要な場合には前記入力メッ
    セージ一時蓄積手段に保持したメッセージの再入力を許
    容し、再入力が必要でない場合には入力メッセージを送
    信することを特徴とする同期型電子会議装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至請求項7のいずれか1項に
    記載の半同期型会議装置において、 前記メッセージ記憶手段に蓄積されているメッセージに
    対して新たな話題への派生を指示する話題派生位置指定
    手段と、 前記話題派生位置指定手段により新たな話題への派生が
    指示された際に、当該派生話題に対応するメッセージ記
    憶領域を生成して、話題派生位置指定手段により指定さ
    れた派生地点と当該新規メッセージ記憶領域との間に派
    生関係を設定する話題別メッセージ記憶領域生成手段
    と、を更に備え、 前記メッセージ配信手段は、前記話題別メッセージ記憶
    領域生成手段によって生成された各話題に対応した記憶
    領域にネットワークを介して送られてくるメッセージを
    時系列的に保存することを特徴とする半同期型電子会議
    装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の半同期型会議装置にお
    いて、 前記話題派生位置指定手段により各話題に対応する記憶
    領域と派生地点との間に設定された派生関係に基づい
    て、複数存在する議題の中からユーザに参加する議題を
    指定させる参加議題指定手段と、 当該議題に対応した議論を実施するための操作領域をユ
    ーザに提供する話題別議論領域提供手段と、を更に備え
    たことを特徴とする半同期型電子会議装置。
  10. 【請求項10】 請求項8または請求項9に記載の半同
    期型会議装置において、 前記蓄積メッセージ再生手段は、蓄積メッセージの再生
    の際に前記話題派生位置指定手段により設定された派生
    関係を選択的にたどりながらメッセージ記憶領域に保存
    されているメッセージを再生することを特徴とすること
    を特徴とする半同期型電子会議装置。
  11. 【請求項11】 請求項8乃至請求項10のいずれか1
    項に記載の半同期型会議装置において、 参照対象となる他の議論の参照開始点と参照終了点を指
    定する参照議論範囲指定手段を、更に備え、 前記メッセージ入力手段は、メッセージ入力時に前記参
    照議論範囲指定手段によって指定された他の議論の参照
    部分を入力メッセージに対応付けて入力し、 前記メッセージ配信手段は、前記メッセージ入力手段に
    よって入力された入力メッセージに対応付けられた他の
    議論の参照部分をネットワークを介して他のユーザへに
    配信し、 前記メッセージ記憶手段は、入力メッセージと共に送信
    された他の議論の参照部分を当該メッセージに対応付け
    て保存し、 前記蓄積メッセージ再生手段は、前記メッセージ記憶手
    段によって蓄積されている他の議論の参照部分をメッセ
    ージ再生時に取り出して当該メッセージと同時に再生す
    ることを特徴とする半同期型電子会議装置。
  12. 【請求項12】 請求項8乃至請求項10のいずれか1
    項に記載の半同期型会議装置において、 ユーザから入力された上位議論と下位議論間の派生関
    係、開始予定日時、終了予定日時による設定内容を保存
    する議論フロー設定保存手段と、 ユーザからの入力あるいは前記「ユーザ操作履歴設定手
    段」によって保持されている各ユーザによるメッセージ
    の再生・入力操作の履歴に基づいて各議論の進捗状況を
    自動的に検出する議論進捗状況検出手段と、 前記議論フロー設定保存手段に保持された設定内容と前
    記議論進捗状況検出手段で検出された実際の議論の進捗
    状況とを条件として起動される動作を定義するフロー動
    作定義設定手段と、 前記フロー動作定義設定手段で指定された定義を保持す
    るフロー動作定義保持手段と、 前記フロー動作定義保持手段に格納された条件を順次照
    合するフロー動作条件照合手段と、 前記フロー動作条件照合手段によって条件が適合したフ
    ロー定義に与えられている動作を起動・実行するフロー
    動作実行手段と、を更に備えたことを特徴とする半同期
    型電子会議装置。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至請求項12のいずれか1
    項に記載の半同期型会議装置において、 複数のユーザが共同で操作をおこなうための各話題に対
    応した仮想的な協調作業空間を提供する共同作業空間提
    供手段を、更に備え、 前記メッセージ入力手段は、メッセージの入力に対応付
    けて協調作業空間上でおこなった操作を入力し、 前記メッセージ配信手段は、前記メッセージ入力手段に
    よって協調作業空間上で入力された操作をネットワーク
    を介して他のユーザへ配信し、 前記メッセージ記憶手段は、入力メッセージと共に配信
    された操作を当該メッセージに対応付けて保存し、 前記蓄積メッセージ再生手段は、メッセージ記憶手段に
    よって蓄積されているメッセージに対応付けられた操作
    を取り出して当該メッセージの再生に対応付けて当該協
    調作業空間上で操作の再生をおこなうことを特徴とする
    半同期型電子会議装置。
  14. 【請求項14】 請求項1乃至請求項13のいずれか1
    項に記載の半同期型会議装置において、 ネットワークを介して接続された複数のコンピュータに
    よって構成され、各コンピュータに前記蓄積メッセージ
    再生手段、前記実時間メッセージ受信・再生手段、前記
    メッセージ入力手段が備えら、ネットワークを介したサ
    ーバ・クライアント型制御に基づく遠隔地間でのコミュ
    ニケーション機能を備えたことを特徴とする半同期型電
    子会議装置。
  15. 【請求項15】 請求項1乃至請求項13のいずれか1
    項に記載の半同期型会議装置において、 ネットワークを介して接続された複数のコンピュータに
    よって構成され、各コンピュータに前記メッセージ記憶
    手段、前記蓄積メッセージアクセス手段、前記蓄積メッ
    セージ再生手段、前記実時間メッセージ受信・再生手
    段、前記メッセージ入力手段、前記メッセージ配信手段
    が備えられており、 前記メッセージ記憶手段は、他のコンピュータからネッ
    トワークを介して配信されてくるメッセージを時系列的
    に保存することを特徴とする半同期型電子会議装置。
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