JP2002256904A - アクセル操作装置 - Google Patents

アクセル操作装置

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JP2002256904A
JP2002256904A JP2001053638A JP2001053638A JP2002256904A JP 2002256904 A JP2002256904 A JP 2002256904A JP 2001053638 A JP2001053638 A JP 2001053638A JP 2001053638 A JP2001053638 A JP 2001053638A JP 2002256904 A JP2002256904 A JP 2002256904A
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Japan
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rotor
axis
operating device
stator
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JP2001053638A
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English (en)
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Mitsuru Sekiya
谷 満 関
Kazuaki Zama
間 一 明 座
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Mikuni Corp
Original Assignee
Mikuni Corp
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Publication date
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D11/00Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated
    • F02D11/02Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by hand, foot, or like operator controlled initiation means
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/20Control lever and linkage systems
    • Y10T74/20396Hand operated

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】二輪車等のアクセル操作部において、操舵性を
損なうことなく、ドライブバイワイヤーシステムを採用
する。 【解決手段】軸部11の軸線回りに回動自在に支持され
たサムレバー10と、サムレバー10を初期位置に付勢
するリターンスプリング13と、軸部11の軸線回りに
おけるサムレバー10の回転角度を検知するポジション
センサ20とを備えて、サムレバー10の回転角度をポ
ジションセンサ20が検知してアクセル開度の情報とし
て電気的信号を出力するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二輪車、レジャー
ビークル、スノーモービル、レジャーボート等の車両の
如く、手動にてアクセル操作を行なうためのサムレバー
あるいはアクセルグリップ等が操舵用のハンドルに取り
付けられた車両に適用されるアクセル操作装置に関し、
特に、アクセル開度を電気的信号として出力するアクセ
ル操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】二輪車、レジャービークル、スノーモー
ビル、レジャーボート等の車両において、エンジンのア
クセル開度を制御する場合、操舵用のハンドルに取り付
けられたアクセルグリップあるいはサムレバー等を手又
は指で回動させて、これらと直結されたアクセルワイヤ
ーを介して、キャブレータあるいはスロットルバルブの
開度を制御することにより行なわれている。
【0003】一方、自動車等においては、エンジンの燃
焼状態、出力、回転制御等を運転者の意図するアクセル
コントロール以上に高精度かつきめ細かに制御するため
に、アクセルペダルとスロットルバルブとをアクセルワ
イヤーで接続するのではなく、アクセルペダルの踏み込
み量をセンサで検知して電気信号に変換し、この変換さ
れた電気信号に基づいてエンジンの出力制御等を行なう
ドライブバイワイヤー(DBW)システムが開発されて
いる。したがって、二輪車、レジャービークル、スノー
モービル、レジャーボート等の車両においても、より高
精度かつきめ細かな制御等行なうべく、ドライブバイワ
イヤーシステムの適用が考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、自動車
等のアクセル操作は、車体に取り付けられたアクセルペ
ダルを足で踏み込むことにより行なわれるのに対して、
二輪車、レジャービークル等のアクセル操作は、操舵用
のハンドルに取り付けられたアクセルグリップ又はサム
レバーを手又は指で回動させることにより行なわれるも
のである。したがって、その操作力、作動環境、要求特
性等において大きく異なることから、単に自動車用のド
ライブバイワイヤーシステムを適用するのは困難であ
る。
【0005】すなわち、ハンドルは操舵のために動かさ
れることから、できるだけ軽量化するのが好ましい。し
たがって、ハンドルにドライブバイワイヤーシステムを
設ける際に、できるだけ軽量でかつコンパクトにする必
要がある。また、アクセルグリップ又はサムレバー等が
手首の捩り動作あるいは親指、人差指等の屈曲動作によ
り操作されるため、その操作量に応じてセンサの作動角
を比較的大きく設定する必要がある。さらに、アクセル
グリップ又はサムレバーは、手の操作力に耐えれば十分
であるため、アクセルペダルの支持構造に比べ比較的簡
略な構造が取られており、支持軸のガタツキも比較的大
きい場合がある。したがって、このようなガタツキがあ
る状態においても、高精度に回転角度を検知する必要が
ある。
【0006】本発明は、上記のような点に鑑みて成され
たものであり、その目的とするところは、二輪車、レジ
ャービークル、スノーモービル、レジャーボート等の如
く、手動操作によりアクセル開度を制御する車両に適用
され、操舵用ハンドルの操作性を損なうことなく、小型
化、軽量化、構造の簡略化等を図りつつ、高精度でかつ
きめ細かな制御が行なえるドライブバイワイヤーシステ
ムを備えたアクセル操作装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のアクセル操作装
置は、車両の操舵用ハンドルに取り付けられて手動操作
によりアクセル開度を制御すると共にその開度を電気的
信号として出力するアクセル操作装置であって、所定軸
の軸線回りに回動自在に支持された手動操作部と、手動
操作部を所定位置に復帰させるべく付勢する付勢手段
と、所定軸の軸線回りにおける手動操作部の回転角度を
検知する検知手段と、を有することを特徴としている。
この構成によれば、付勢手段により所定位置に休止した
状態から手動操作部が回動されると、その回転角度を検
知手段が検知してアクセル開度の情報として電気的信号
を出力する、ドライブバイワイヤーシステムが提供され
る。ここで、検知手段は、手動操作部が回動する軸線回
りでの回転角度を検知するように形成されているため、
手動操作部及び検知手段の集約化が行なえ、装置を小型
化できる。
【0008】上記構成において、所定軸の軸線は、ハン
ドルの軸線に対して交差又は捩れの位置にあり、手動操
作部は、一端部が所定軸と一体的に回動するように形成
されかつ他端部が自由端とされたレバーである、構成を
採用することができる。この構成によれば、親指あるい
は人差指等で操作するようなレバー(例えば、サムレバ
ー)において、ドライブバイワイヤーシステムが提供さ
れる。
【0009】また、上記構成において、所定軸の軸線
は、ハンドルの軸線と略同一の位置にあり、手動操作部
は、ハンドルの軸に外嵌されて回動自在に支持されたア
クセルグリップである、構成を採用することができる。
この構成によれば、手で掴んで手首を回すことにより操
作するような二輪車等のアクセルグリップにおいて、ド
ライブバイワイヤーシステムが提供される。
【0010】上記構成において、検知手段としては、円
弧状に湾曲して形成された永久磁石片を有しかつ手動操
作部の回動に同期して回動するように形成されたロータ
と、永久磁石片と所定間隔をおいて対向するように形成
された磁極部をもつ第1ステータと、永久磁石片及び第
1ステータの磁極部と所定間隔をおいて対向するように
形成された二つの磁極部をもつ第2ステータと、磁路を
形成するアマチュアと、第1ステータと第2ステータと
の間に配置されて磁束の変化に応じた電気信号を出力す
る磁気センサ部とを有し、ロータの回転角度に応じた信
号を出力する非接触のポジションセンサ、を採用するこ
とができる。この構成によれば、手動操作部の動作に伴
なってロータが回動すると、第1ステータの磁極部及び
第2ステータの磁極部に対して永久磁石片が相対的に移
動し、この移動量に応じて磁気センサ部から手動操作部
の回転角度量が検出される。
【0011】上記非接触式のポジションセンサにおいて
は、第1ステータ、磁気センサ部、及び第2ステータ
は、ロータに対して径方向の外側に配置されている、構
成を採用することができる。この構成によれば、ロータ
の外周において磁束の変化を検知することになるため、
ロータそのものを小型化して狭い空間に配置することが
でき、センサ全体としての小型化、さらには装置全体と
しての小型化が行なえる。
【0012】また、上記構成において、検知手段として
は、接触子を有しかつ手動操作部の回動に同期して回動
するように形成されたロータと、接触子が接触しつつ移
動し得る被接触部とを有し、ロータの回転角度に応じた
電気信号を出力する接触式のポジションセンサ、を採用
することができる。この構成によれば、手動操作部の回
動に伴なってロータが回動すると、接触子(例えば、ブ
ラシ)が被接触部(例えば、抵抗パターン)上を移動す
ることで、その移動に応じた電気的信号を出力する。
【0013】また、上記構成において、レバー又はアク
セルグリップは、その回動動作をロータに連動させるべ
く、ロータに非接触にて回転力を伝達し得る連動機構を
有する、構成を採用することができる。この構成によれ
ば、接触式のポジションセンサをモジュール化して形成
し、このモジュール化されたロータに対して連動機構
(例えば、マグネット等の吸引力を利用して連動させる
機構)が非接触にて回転力を及ぼすことで、レバー又は
アクセルグリップの回動動作にロータを連動させること
ができる。すなわち、レバー又はアクセルグリップの軸
受部分にガタツキがあっても、このガタツキはロータの
回動動作には影響せず、高精度な検出を行なうことがで
きる。
【0014】上記構成において、ロータ及びアマチュア
は、レバー又はアクセルグリップと一体的に回動するよ
うに形成されている、構成を採用することができる。こ
の構成によれば、ポジションセンサの一部(ロータ及び
アマチュア)をレバー又はアクセルグリップの一部とし
て一体的に形成することで、部品点数の削減、構成部品
の集約化等による小型化、構造の簡略化が行なえる。
【0015】また、上記構成において、ロータはアクセ
ルグリップと一体的に回動するように形成され、ハンド
ルの軸はアマチュアを兼ねる、構成を採用することがで
きる。この構成によれば、ハンドルの軸が鉄等の磁束を
通す材料により形成されている場合、このハンドルの軸
にポジションセンサの一部であるアマチュアを兼用させ
ることで、その分だけ部品点数の削減が行なえ、より一
層の小型化、構造の簡略化が行なえる。また、アマチュ
アと第1ステータ及び第2ステータとの間隔が一定に保
持されるため、より高精度な検出が行なえる。
【0016】また、上記構成において、ロータはアクセ
ルグリップと一体的に回動するように形成され、アマチ
ュアはハンドルの軸に固着されている、構成を採用する
ことができる。この構成によれば、ハンドルの軸が非鉄
材料等により形成されている場合、アマチュアをハンド
ルの軸に固着することで、アマチュアと第1ステータ及
び第2ステータとの間隔が一定に保持されるため、より
高精度な検出が行なえる。
【0017】上記構成において、検知手段は、防水構造
とされた筐体内に配置されている、構成を採用すること
ができる。この構成によれば、車両の比較的高いところ
にあるハンドルの位置でしかも防水構造とされた筐体の
中に検知手段を配置するため、耐水性に優れ、水等の影
響を受けず高精度な検出を行なうことができる。
【0018】また、上記構成において、筐体内には、検
知手段により検知された手動操作部の回転角度に基づい
て、スロットルバルブ開度の制御を行なうアクチュエー
タの駆動回路が配置されている、構成を採用することが
できる。この構成によれば、回路基板等を別個に収納す
る制御ボックスが不要になり、スロットルバルブ開度を
制御するアクチュエータを直接駆動することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、添付図面を参照しつつ説明する。図1及び図2は、
本発明に係るアクセル操作装置の一実施形態を示すもの
であり、手動操作部としてサムレバーを採用し、検知手
段の一部がサムレバーの一部として組み込まれたセンサ
一体型の構造をなすものである。図1及び図2に示すよ
うに、操舵用のハンドル軸1の端部にはグリップ2が嵌
合固着され、その内側寄りにサムレバー10が回動自在
に支持され、その上方に検知手段としての非接触式のポ
ジションセンサ20が配置されている。
【0020】サムレバー10は、軸線S1がハンドル軸
1の軸線S2と捩れの位置にある所定軸としての軸部1
1を有し、一端部がこの軸部11の下端に固着され、親
指等を押し付ける他端部が自由端として形成された腕部
12等により構成されている。サムレバー10は、付勢
手段としてのリターンスプリング13により、所定位置
(図1(a)中の実線で示す初期位置)に復帰するよう
に付勢されている。
【0021】非接触式のポジションセンサ20は、筐体
としてのケース21及びカバー22を有し、この筐体
は、軸部11を支持する部分に設けられたシール23
と、カバー22の連結部分に設けられたシール24a
と、配線の周りに設けられたグロメト24bにより、そ
の内部が防水構造とされている。防水構造とされた内部
空間においては、軸部11の上端に円筒状のロータ25
が固着されており、この上方にはセンサからの出力信号
に基づいてスロットルバルブ開度を制御するアクチュエ
ータの駆動回路を配置した回路基板26が固定され、こ
の回路基板26に設けられた第1ステータ27、第2ス
テータ28、及び磁気センサ部としてのホールIC29
が一体的に形成されて、ロータ25の内部空間に非接触
の状態で挿入されている。したがって、回路基板等を別
個に収納する制御ボックスが不要になり、スロットルバ
ルブ開度を制御するアクチュエータを直接駆動すること
ができ、全体が防水空間で覆われているため、耐水性が
向上する。
【0022】ロータ10には、その内側寄りに円弧状に
形成された永久磁石片25aが埋設され、永久磁石片2
5aの外側に接触して磁路を形成する円弧状のアマチュ
ア25bが埋設されている。第1ステータ27は、永久
磁石片25aと所定間隔をおいて対向する磁極部を有
し、第2ステータ28は、第1ステータ27の磁極部と
所定間隔をおいて隣接すると共に永久磁石片25aと所
定間隔をおいて対向する二つの磁極部を有している。磁
気センサ部としてのホールIC29は、永久磁石片25
aの移動すなわちロータ25の回動により、第1ステー
タ27と第2ステータ28との間を通過する磁束の変化
を検出して、ロータ25の回転角度に応じた電気信号を
出力するものである。
【0023】装置の動作について説明すると、運転者が
親指等でサムレバー10を回動させると、この回動に同
期して(この回動と一体的に)ロータ25が回動し、永
久磁石25aの位置の変化に応じてホールIC29が電
気信号を出力する。この実施形態においては、サムレバ
ー10が回動する軸線回りでの回転角度を検知するよう
にロータ25等が配置されているため、サムレバー10
の周りにおいて部品の集約化が行なえ、装置を小型化で
きる。また、サムレバー10とロータ25とが直結して
いるため、遊びが少なく、精度の良い検出が行なえる。
【0024】図3は、検知手段としてのポジションセン
サを変更した以外は図1及び図2に示す実施形態と同様
であり、したがって、同一の構成については同一の符号
を付してその説明を省略する。この実施形態に係るアク
セル操作装置は、検知手段として接触式のポジションセ
ンサ20´を備えている。図3に示すように、軸部11
の状態にはロータ25´が一体的に回動するように固着
されており、このロータ25´には、その上面に接触子
としてのブラシ25a´が設けられている。また、回路
基板26´には、被接触部としての抵抗パターン27´
が印刷されており、ブラシ25a´が接触しつつ抵抗パ
ターン27´上を移動し得るようになっている。したが
って、運転者が親指等でサムレバー10を回動させる
と、この回動に同期して(この回動と一体的に)ロータ
25´が回動し、ブラシ25a´の位置の変化に応じて
電気信号を出力する。この実施形態においても、前述同
様に装置の小型化、耐水性の向上等を行なうことができ
る。
【0025】図4は、図2に示す実施形態に対して、非
接触式のポジションセンサを別体型としてモジュール化
し、後付けができるようにしたものである。したがっ
て、前述実施形態と同一の構成については同一の符号を
付してその説明を省略する。この実施形態においては、
図4に示すように、軸部11の上端には、係合部として
のストッパレバー14が一体的に設けられている。非接
触式のポジションセンサ30は、その本体部分31によ
り回動自在に支持されたロータ32を備えており、ロー
タ32は円筒状に形成されて、その一部には永久磁石片
32aが埋設されている。
【0026】また、本体部分31には、永久磁石片32
aと径方向外側から対向するようにアマチュア33が埋
設されており、アマチュア33は、永久磁石片32aの
移動範囲をカバーする長さに設定されている。また、本
体部分31には、永久磁石片32aと径方向内側から対
向するように、第1ステータ34、ホールIC35、及
び第2ステータ36が順次に配列された状態で埋設され
ている。ロータ32の下端部には、ストッパーレバー1
4が係合する被係合部32bが形成されている。
【0027】この装置の動作について説明すると、運転
者が親指等でサムレバー10を回動させると、その回転
力がストッパレバー14及び被係合部32bを介してロ
ータ32に伝達され、ロータ32はサムレバー10の回
動に連動(同期して)して回動する。ロータ32が回動
すると、永久磁石32aの位置の変化に応じてホールI
C35が電気信号を出力する。
【0028】この実施形態においては、センサをモジュ
ール化して組み込めるようにし、サムレバー10の動作
をロータ32に連動させるようにしたことにより、サム
レバー10の軸部11にガタツキがある場合でも、この
ガタツキの影響はセンサ側には及ばない。したがって、
高精度な検出が行なえる。
【0029】図5及び図6は、本発明に係るアクセル操
作装置の他の実施形態を示すものであり、手動操作部と
してアクセルグリップを採用し、検知手段の一部がアク
セルグリップの一部として組み込まれたセンサ一体型の
構造をなすものである。図5及び図6に示すように、操
舵用のハンドル軸1の端部にはアクセルグリップ40が
回動自在に外嵌されており、その内側寄りに検知手段と
しての非接触式のポジションセンサ50が配置されてい
る。
【0030】アクセルグリップ40は、その回動軸線S
1´がハンドル軸1の軸線S2と略同一となるように配
置されており、ハンドル軸1に回動自在に外嵌される樹
脂製のグリップケース41と、グリップケース41の外
側を覆うように嵌着されたゴム製のグリップ42等によ
り形成されている。アクセルグリップ40は、付勢手段
としてのリターンスプリング43により、所定位置(図
6(b)中において反時計回りに回転して停止した初期
位置)に復帰するように付勢されている。
【0031】非接触式のポジションセンサ50は、筐体
としてのケース51及びカバー22を有し、この筐体の
内部には、グリップケース41の拡径部44、センサか
らの出力信号に基づいてスロットルバルブ開度を制御す
るアクチュエータの駆動回路を配置した回路基板53、
回路基板53に設けられた第1ステータ54、第2ステ
ータ55、及び磁気センサ部としてのホールIC56等
が収納されている。そして、特にケース51の内部は、
密封樹脂Pが充填され、又、配線の周りにグロメット5
7が設けられて、内部空間に水等が浸入しない防水構造
となっている。したがって、回路基板等を別個に収納す
る制御ボックスが不要になり、しかもスロットルバルブ
開度を制御するアクチュエータを直接駆動することがで
き、全体が防水空間で覆われているため、耐水性が向上
する。
【0032】拡径部44には、円弧状の永久磁石片44
aが埋設されており、この永久磁石片44aの径方向外
側には、所定間隔をおいて対向する磁極部をもつ第1ス
テータ54及び二つの磁極部をもつ第2ステータ55が
配置されている。すなわち、拡径部44は、センサのロ
ータとして機能し、又、ハンドル軸1が磁束を通す鉄に
より形成されているため、永久磁石片44aと対向する
ハンドル軸1の一部が、磁路を形成するアマチュア1a
として機能する。装置の動作について説明すると、運転
者がアクセルグリップ40を掴んで回動させると、この
回動と一体的に(同期して)ロータ(拡径部)44が回
動し、永久磁石44aの位置の変化に応じてホールIC
56が電気信号を出力する。
【0033】この実施形態においては、アクセルグリッ
プ40が回動する軸線回りでの回転角度を検知するよう
にロータ(拡径部)44等が配置されているため、アク
セルグリップ40の周りにおいて部品の集約化が行な
え、装置を小型化できる。また、アクセルグリップ40
にセンサの一部(ロータ及び永久磁石片44a)を一体
的に形成し、又、ハンドル軸1の一部をアマチュア1a
として兼用することにより、部品点数を削減でき、装置
の小型化、簡略化を行なうことができる。さらに、アク
セルグリップ40とセンサのロータ44とが直結してい
るため、遊びが少なく、精度の良い検出が行なえる。さ
らに、センサを構成するアマチュア1aと第1ステータ
54及び第2ステータ55との間隔が一定に保持される
ため、グリップケース41すなわちロータ(拡径部)4
4にガタツキがある場合でも、その影響を受けることな
く高精度な検出が行なえる。
【0034】図7は、別個のアマチュアを設けた以外は
図6に示す実施形態と同様であり、したがって、同一の
構成については同一の符号を付してその説明を省略す
る。この実施形態においては、ハンドル軸1´が非鉄材
料により形成されているため、磁束を通すことができな
い。そこで、グリップケース41の拡径部44に、永久
磁石片44aと一緒にアマチュア44bを埋設した構成
となっている。この実施形態においても、ロータ44の
外側に第1ステータ54、ホールIC56、及び第2ス
テータ55が順次に配置されて、ロータ44の外周を検
知する構成であるため、装置の小型化、集約化等が行な
える。
【0035】図8は、磁路を形成するアマチュアをハン
ドル軸1´に固着した以外は図7に示す実施形態と同様
であり、したがって、同一の構成については同一の符号
を付してその説明を省略する。この実施形態において
は、グリップケース41の拡径部44に肉抜き部44c
が形成され、この空間において、アマチュア45がハン
ドル軸1´の外周面に固着されている。したがって、セ
ンサを構成するアマチュア45と第1ステータ54及び
第2ステータ55との間隔が一定に保持されるため、グ
リップケース41すなわちロータ(拡径部)44にガタ
ツキがある場合でも、その影響を受けることなく高精度
な検出が行なえる。
【0036】図9ないし図12は、さらに他の実施形態
を示すものであり、手動操作部としてアクセルグリップ
を採用し、検知手段がアクセルグリップとは別体のモジ
ュール品として形成された別体型の構造をなすものであ
る。尚、前述の実施形態と同一の構成については同一の
符号を付してその説明を省略する。ここで、付勢手段と
してのリターンスプリングは図示されていないが、前述
実施形態と同様のものを備えている。
【0037】図9に示す実施形態においては、グリップ
ケース41の内側端部に係合部46が一体的に形成され
ている。接触式のポジションセンサ60は、それ自体で
センサとしての機能をなすようにモジュール化されてお
り、ハンドル軸1に嵌合して固定されている。ポジショ
ンセンサ60は、軸受部も兼ねるセンサ基板61と、カ
バー62と、軸受部により回動自在に支持されたロータ
63とにより構成されている。ロータ63は、グリップ
ケース41の係合部46に係合し得る突起部(一部)6
3aと、接触子としてのブラシ63bとを備えている。
センサ基板61には、種々の回路パターン等の他に、ブ
ラシ63bが接触する被接触部としての抵抗パターン6
1aが印刷されている。センサ基板61から伸びた配線
は、筐体64に取り付けられたグロメット65を介して
外部に導かれている。
【0038】この装置の動作について説明すると、運転
者がアクセルグリップ40を掴んで回動させると、その
回転力が係合部46及び突起部63aを介してロータ6
3に伝達され、ロータ63はアクセルグリップ40の回
動に連動(同期して)して回動する。ロータ63が回動
すると、ブラシ63bが抵抗パターン61a上を移動し
その位置の変化に応じて電気信号を出力する。この実施
形態においては、センサを別体のモジュール品として組
み込めるようにしたため、アクセルグリップ40にガタ
ツキがある場合でも、このガタツキの影響を受けること
なく、高精度な検出が行なえる。
【0039】図10に示す実施形態は、図9に示す実施
形態におけるアクセルグリップ40とロータ63との連
動を接触式から非接触式に変更したものである。この実
施形態においては、グリップケース41の内側端部に
は、マグネット47が埋設されている。接触式のポジシ
ョンセンサ60´のロータ63´には、グリップケース
41のマグネット47と対向する位置にマグネット63
a´が埋設されている。すなわち、マグネット47とマ
グネット63a´とにより、アクセルグリップ40の回
動動作をロータ63´に非接触にて連動させる連動機構
が構成されている。センサ基板61とカバー62´と
は、ロータ63´を完全に覆っており、内部に水等が浸
入しない防水構造となっている。
【0040】この装置の動作について説明すると、運転
者がアクセルグリップ40を掴んで回動させると、マグ
ネット47とマグネット63a´との吸引力(マグネッ
トカップリング)により、その回転力がロータ63´に
伝達される。ロータ63´が回動すると、ブラシ63b
´が抵抗パターン61a上を移動しその位置の変化に応
じて電気信号を出力する。この実施形態においては、連
動機構が非接触構造であるため、図9に示す実施形態に
比べて耐水性が向上する。
【0041】図11に示す実施形態は、図10に示す実
施形態におけるロータを変更したものである。この実施
形態においては、接触式のポジションセンサ60´´
は、センサ基板61´´と、カバー62´´と、内部空
間を転動するロータとしてのローラ63´´等により構
成されている。ローラ63´´は、円錐台形状に形成さ
れ、電導性が有ると共にマグネット47に吸引されるも
のである。すなわち、マグネット47とローラ63´´
とにより、アクセルグリップ40の回動動作をロータ
(ローラ63´´)に非接触にて連動させる連動機構が
構成されている。また、センサ基板61´´とカバー6
2´´とは、ローラ63´´を完全に覆っており、内部
に水等が浸入しない防水構造となっている。この装置の
動作について説明すると、運転者がアクセルグリップ4
0を掴んで回動させると、マグネット47がローラ63
´´を吸引しつつ回動させることで、ローラ63´´は
抵抗パターン61a´´上を移動しその位置の変化に応
じて電気信号を出力する。
【0042】図12に示す実施形態は、図11に示す実
施形態におけるロータを変更したものである。この実施
形態においては、グリップケース41の内側端部領域に
は、ハンドル軸1の外周に沿うように湾曲したマグネッ
ト48が埋設されている。接触式のポジションセンサ6
0´´´は、センサ基板61´´´と、カバー62´´
´と、内部空間を転動するロータとしてのローラ63´
´´等により構成されている。ローラ63´´´は、円
柱形状に形成され、電導性が有ると共にマグネット47
に吸引されるものであり、ハンドル軸1と同芯円上を転
動するように支持されている。すなわち、マグネット4
8とローラ63´´´とにより、アクセルグリップ40
の回動動作をロータ(ローラ63´´´)に非接触にて
連動させる連動機構が構成されている。また、センサ基
板61´´´とカバー62´´´とは、ローラ63´´
´を完全に覆っており、内部に水等が浸入しない防水構
造となっている。この装置の動作について説明すると、
運転者がアクセルグリップ40を掴んで回動させると、
マグネット48がローラ63´´´を吸引しつつ回動さ
せることで、ローラ63´´´は抵抗パターン61a´
´´上を移動しその位置の変化に応じて電気信号を出力
する。
【0043】図13は、さらに他の実施形態を示すもの
である。この実施形態は、手動操作部としてスノーモー
ビルに搭載されるタイプのサムレバーを採用し、検知手
段の一部がサムレバーと一体的に動作するように組み込
まれたセンサ一体型の構造をなすものである。図13に
示すように、操舵用のハンドル軸1の端部にはグリップ
2が嵌合固着され、その内側寄りにサムレバー70が回
動自在に支持され、その上方に検知手段としての非接触
式のポジションセンサ80が配置されている。
【0044】サムレバー70は、軸線S1がハンドル軸
1の軸線S2と捩れの位置にある所定軸としての軸部7
1を有し、一端部がこの軸部71の下端に固着され、手
の腹等を押し付ける他端部が自由端として形成された腕
部72等により構成されている。サムレバー70は、付
勢手段としてのリターンスプリング73により、所定位
置(図13(a)中の実線で示す初期位置)に復帰する
ように付勢されている。
【0045】非接触式のポジションセンサ80は、筐体
としてのケース81及びカバー82を有し、この筐体
は、軸部71を支持する部分に設けられたシール83
と、カバー82の連結部分に設けられたシール84a
と、配線の周りに設けられたグロメト84bにより、そ
の内部が防水構造とされている。防水構造とされた内部
空間においては、軸部71の上端に円筒状のロータ85
が固着されており、又、センサからの出力信号に基づい
てスロットルバルブ開度を制御するアクチュエータの駆
動回路を配置した回路基板86が固定され、この回路基
板86に設けられた第1ステータ87、第2ステータ8
8、及び磁気センサ部としてのホールIC89が一体的
に形成されて、ロータ85の外周に非接触の状態で配置
されている。したがって、回路基板等を別個に収納する
制御ボックスが不要になり、しかもスロットルバルブ開
度を制御するアクチュエータを直接駆動することがで
き、全体が防水空間で覆われているため、耐水性が向上
する。
【0046】ロータ85には、円弧状に形成された永久
磁石片85aが埋設されている。第1ステータ87は、
永久磁石片85aと所定間隔をおいて対向する磁極部を
有している。第2ステータ88は、第1ステータ87の
磁極部と所定間隔をおいて隣接すると共に永久磁石片8
5aと所定間隔をおいて対向する二つの磁極部を有して
いる。
【0047】この装置の動作について説明すると、運転
者がサムレバー70を回動させると、この回動と一体的
に(同期して)ロータ85が回動し、永久磁石85aの
位置の変化に応じてホールIC89が電気信号を出力す
る。この実施形態においては、サムレバー70が回動す
る軸線回りでの回転角度を検知するようにロータ85等
が配置されているため、サムレバー70の周りにおいて
部品の集約化が行なえ、装置を小型化できる。また、サ
ムレバー70とロータ85とが直結しているため、遊び
が少なく、精度の良い検出が行なえる。
【0048】以上述べた実施形態において、ロータの回
転中心とステータの円弧中心とを同軸に合わせて取り付
ける必要がある構成においては、ホールICとしてプロ
グラマブルなものを採用することで、出力補正や出力特
性の設定が自由にできる。また、上記実施形態において
は、サムレバー10,70の回動軸線がハンドル軸1の
軸線と捩れの位置にある場合を示したが、交差する位置
にあるものでも良い。さらに、上記実施形態において
は、センサを別体型とした場合における非接触式の連動
機構としては、手動操作部としてアクセルグリップを採
用した場合について示したが、サムレバーの場合につい
ても同様に適用することができ、又、センサとして接触
式の場合についてのみ示したが、非接触式の場合につい
ても同様に適用することができる。
【0049】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のアクセル操
作装置によれば、操舵用ハンドルの操作性を損なうこと
なく、二輪車、レジャービークル、スノーモービル、レ
ジャーボート等の車両において、小型かつ軽量にして簡
略な構造のドライブバイワイヤーシステムを採用するこ
とができ、より高精度できめ細かなエンジンの制御を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアクセル操作装置の一実施形態を
示すものであり、(a)は平面図、(b)は側面図であ
る。
【図2】図1(a)中のA1−A1部における断面図で
ある。
【図3】接触式のポジションセンサを採用した場合の断
面図である。
【図4】他の実施形態を示すものであり、(a)は平面
図、(b)はA2−A2部における断面図である。
【図5】手動操作部としてアクセルグリップを採用した
アクセル操作装置の実施形態を示すものであり、(a)
は側面図、(b)はハンドルの軸線方向から見た側面図
である。
【図6】(a)は図5(a)の縦断面図であり、(b)
は図6(a)中のA3−A3部における断面図である。
【図7】(a)は図6に示す実施形態の変形例を示す縦
断面図であり、(b)は図7(a)中のA4−A4部に
おける断面図である。
【図8】(a)は図6に示す実施形態の変形例を示す縦
断面図であり、(b)は図8(a)中のA5−A5部に
おける断面図である。
【図9】さらに他の実施形態を示す断面図である。
【図10】さらに他の実施形態を示す断面図である。
【図11】さらに他の実施形態を示す断面図である。
【図12】さらに他の実施形態を示す断面図である。
【図13】手動操作部としてスノーモービルに搭載され
るサムレバーを採用した場合の実施形態を示すものであ
り、(a)は平面図、(b)は(a)中のA6−A6部
における断面図である。
【符号の説明】
1,1´ ハンドル軸(所定軸) 10,70 サムレバー(手動操作部) 11,71 軸部(所定軸) 13,73 リターンスプリング(付勢手段) 14 ストッパレバー(係合部) 20,30,50 非接触式のポジションセンサ(検知
手段) 20´,60 接触式のポジションセンサ(検知手段) 21,51,81 ケース(筐体) 22,52,82 カバー(筐体) 25,25´,32,63,63´,85 ロータ 25a,32a,44a,85a 永久磁石片 25a´,63b,63b´ ブラシ(接触子) 25b,33,44b,45 アマチュア 26,26´,86 回路基板 27,34,54,87 第1ステータ 27´,61a,61a´´,61a´´´ 抵抗パタ
ーン(被接触部) 28,36,55,88 第2ステータ 29,35,56,89 ホールIC(磁気センサ部) 40 アクセルグリップ(手動操作部) 41 グリップケース 42 グリップ 43 リターンスプリング(付勢手段) 44 拡径部(ロータ) 46 係合部 47,48,63a´ マグネット(連動機構) 63´´,63´´´ ローラ(ロータ)

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の操舵用ハンドルに取り付けられ
    て、手動操作によりアクセル開度を制御すると共に、そ
    の開度を電気的信号として出力するアクセル操作装置で
    あって、 所定軸の軸線回りに回動自在に支持された手動操作部
    と、 前記手動操作部を所定位置に復帰させるべく付勢する付
    勢手段と、 前記所定軸の軸線回りにおける前記手動操作部の回転角
    度を検知する検知手段と、を有することを特徴とするア
    クセル操作装置。
  2. 【請求項2】 前記所定軸の軸線は、前記ハンドルの軸
    線に対して交差又は捩れの位置にあり、 前記手動操作部は、一端部が前記所定軸と一体的に回動
    するように形成されかつ他端部が自由端とされたレバー
    である、ことを特徴とする請求項1記載のアクセル操作
    装置。
  3. 【請求項3】 前記所定軸の軸線は、前記ハンドルの軸
    線と略同一の位置にあり、 前記手動操作部は、前記ハンドルの軸に外嵌されて回動
    自在に支持されたアクセルグリップである、ことを特徴
    とする請求項1記載のアクセル操作装置。
  4. 【請求項4】 前記検知手段は、円弧状に湾曲して形成
    された永久磁石片を有しかつ前記手動操作部の回動に同
    期して回動するように形成されたロータと、前記永久磁
    石片と所定間隔をおいて対向するように形成された磁極
    部をもつ第1ステータと、前記永久磁石片及び前記磁極
    部と所定間隔をおいて対向するように形成された二つの
    磁極部をもつ第2ステータと、磁路を形成するアマチュ
    アと、前記第1ステータと第2ステータとの間に配置さ
    れて磁束の変化に応じた電気信号を出力する磁気センサ
    部とを有し、前記ロータの回転角度に応じた信号を出力
    する非接触のポジションセンサである、ことを特徴とす
    る請求項2又は3に記載のアクセル操作装置。
  5. 【請求項5】 前記第1ステータ、前記磁気センサ部、
    及び前記第2ステータは、前記ロータに対して、径方向
    の外側に配置されている、ことを特徴とする請求項4記
    載のアクセル操作装置。
  6. 【請求項6】 前記検知手段は、接触子を有しかつ前記
    手動操作部の回動に同期して回動するように形成された
    ロータと、前記接触子が接触しつつ移動し得る被接触部
    とを有し、前記ロータの回転角度に応じた電気信号を出
    力する接触式のポジションセンサである、ことを特徴と
    する請求項2又は3に記載のアクセル操作装置。
  7. 【請求項7】 前記レバーは、その回動動作を前記ロー
    タに連動させるべく、前記ロータに非接触にて回転力を
    伝達し得る連動機構を有する、ことを特徴とする6記載
    のアクセル操作装置。
  8. 【請求項8】 前記アクセルグリップは、その回動動作
    を前記ロータに連動させるべく、前記ロータに非接触に
    て回転力を伝達し得る連動機構を有する、ことを特徴と
    する請求項6記載のアクセル操作装置。
  9. 【請求項9】 前記ロータ及びアマチュアは、前記レバ
    ーと一体的に回動するように形成されている、ことを特
    徴とする請求項4記載のアクセル操作装置。
  10. 【請求項10】 前記ロータ及びアマチュアは、前記ア
    クセルグリップと一体的に回動するように形成されてい
    る、ことを特徴とする請求項4記載のアクセル操作装
    置。
  11. 【請求項11】 前記ロータは、前記アクセルグリップ
    と一体的に回動するように形成され、 前記ハンドルの軸は、前記アマチュアを兼ねる、ことを
    特徴とする請求項5記載のアクセル操作装置。
  12. 【請求項12】 前記ロータは、前記アクセルグリップ
    と一体的に回動するように形成され、 前記アマチュアは、前記ハンドルの軸に固着されてい
    る、 ことを特徴とする請求項5記載のアクセル操作装置。
  13. 【請求項13】 前記検知手段は、防水構造とされた筐
    体内に配置されている、ことを特徴とする請求項1記載
    のアクセル操作装置。
  14. 【請求項14】 前記筐体内には、前記検知手段により
    検知された前記手動操作部の回転角度に基づいて、スロ
    ットルバルブ開度の制御を行なうアクチュエータの駆動
    回路が配置されている、ことを特徴とする請求項1記載
    のアクセル操作装置。
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