JP2002256124A - ポリ−1−ブテン樹脂組成物、それからなる管材および管 - Google Patents
ポリ−1−ブテン樹脂組成物、それからなる管材および管Info
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Abstract
リープ性、高温および低温特性、耐磨耗性、可撓性を維
持するとともに、カット性に優れた管を成形できるポリ
−1−ブテン樹脂組成物、それからなる冷温水配管用な
どの管材と管の提供。 【解決手段】ポリ−1−ブテン樹脂100重量部に、硫
酸亜鉛、酸化亜鉛、硫酸バリウム、タルク、水酸化アル
ミニウム、リトポン、炭酸マグネシウムおよび鉛白から
なる無機物0.01〜10重量部を配合したポリ−1−
ブテン樹脂組成物、それからなる管材およびそれを成形
してなる管。
Description
脂組成物、管材および管に関し、特に、耐圧強度、カッ
ト性に優れた管を提供するポリ−1−ブテン樹脂組成
物、その組成物を用いた管材、およびその管材を成形し
てなる管に関する。
管、真鍮管等の金属製の管材が使用されてきたが、これ
らの金属製管材の内面は、時間の経過とともに発錆し、
生じた錆が飲み水等に混入することが問題となってい
る。そこで近年は樹脂を内面にコートした金属管が採用
されるようになったが、この場合でも金属管の内面の発
錆の問題を完全に解決することはできない。このため、
最近、給水・給湯用管に発錆の問題がない合成樹脂製の
管を採用する動きが高まっている。樹脂としては、塩化
ビニル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリ−1−ブテン樹脂
などが挙げられる。
り、衛生面、環境面にも問題がある。ポリエチレン樹脂
は耐圧性、長期耐久性に劣るという問題がある。ポリ−
1−ブテン樹脂は耐圧強度、高温(40〜120℃) で
の内圧クリープ耐久性、高温および低温特性、耐摩耗性
に優れ、可撓性にも優れることから、給水・給湯管用の
管材に適した樹脂である。
テン樹脂は柔軟性に優れる反面、それからなる管を切断
する際に管の変形を防止するため、カッターによる切断
に時間が懸かる、すなわち、カット性については、必ず
しも満足できる状況になかった。
有する耐圧強度、高温での内圧クリープ性、高温および
低温特性、耐摩耗性、可撓性を維持するとともに、カッ
ト性の向上した冷温水配管用管材に好適なポリ−1−ブ
テン樹脂組成物、そのポリ−1−ブテン樹脂組成物から
なる冷温水配管用管材、およびその管材から成形してな
る管を提供することにある。
向上し、特に冷温水配管に好適なポリ−1−ブテン組成
物を見いだすべく鋭意研究を行った結果、ポリ−1−ブ
テン樹脂に特定の無機物を配合してなる組成物がカット
性に優れることを見出し、本発明に到達した。
部と、硫酸亜鉛、酸化亜鉛、硫酸バリウム、タルク、水
酸化アルミニウム、リトポン、炭酸マグネシウムおよび
鉛白からなる群から選ばれる少なくとも1種の無機物を
0.01〜10重量部含むことを特徴とするポリ−1−
ブテン樹脂組成物である。
記特定の無機物0.1〜5重量部を含む前記ポリ−1−
ブテン樹脂組成物が好ましい。
である前記ポリ−1−ブテン樹脂組成物が好ましい。
特に冷温水配管用管材として好ましい。
管材、特にカット性に優れる管材として好ましい。
い。
と、硫酸亜鉛、酸化亜鉛、硫酸バリウム、タルク、水酸
化アルミニウム、リトポン、炭酸マグネシウムおよび鉛
白からなる群から選ばれる少なくとも1種の無機物を含
む樹脂組成物である。
ブテン樹脂としては、1−ブテンの単独重合体、1−ブ
テンと他のα−オレフィンとの共重合体、あるいはこれ
らの重合体または共重合体と他のα−オレフィン系重合
体との混合物などが挙げられる。他のα−オレフィンと
しては、例えば、エチレン、プロピレン、4−メチル−
1−ペンテン、1−ヘキセン、1−オクテンなどの低級
α−オレフィンが挙げられる。該共重合体における他の
α−オレフィンの含有量は、通常、10モル%以下であ
る。
ば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ−4−メチル
−1−ペンテン、エチレン・プロピレン共重合体、エチ
レン・1−ブテン共重合体、プロピレン・1−ブテン共
重合体などが挙げられる。ポリ−1−ブテン樹脂が、1
−ブテンの単独重合体または1−ブテンと他のα−オレ
フィンとの共重合体と、他のα−オレフィン系重合体と
の混合物である場合、他のα−オレフィン系重合体の含
有量は、通常、50重量%以下である。
ン樹脂は、前記1−ブテンの単独重合体、1−ブテンと
他のα−オレフィンとの共重合体、あるいはこれらの重
合体または共重合体と他のα−オレフィン系重合体は、
1種単独でも2種以上を組み合わせても用いてよい。
ローレート(以下、「MFR」という)が0.01〜5
0g/10分(ASTM D 1238N,190℃、
2.16kg荷重)の範囲のものであり、冷温水配管用管
材として、0.01〜30g/10分、特に0.01〜
20g/10分の範囲のものが好ましい。また、GPC
法による分子量分布(Mw/Mn)が3以上、特に3〜
30、さらに6〜30のものが好ましい。さらに、NM
R法によるアイソタクチック指数(mmmm%)が90以上、
特に93以上、さらに95以上のものが好ましい。
ラー・ナッタ触媒、メタロセン触媒の存在下に、1−ブ
テンを重合または共重合して製造される。
には以下に説明する固体チタン触媒成分を含んだ触媒を
使用することができる。固体チタン触媒成分は、マグネ
シウム化合物(もしくは金属マグネシウム)、およびチ
タン化合物そして好ましくは電子供与体を接触させるこ
とにより製造することができる。固体チタン触媒成分を
製造するには、マグネシウム化合物、チタン化合物、電
子供与体から高活性チタン触媒成分を調製する公知の方
法を採用することができる。なお、上記の成分は、たと
えばケイ素、リン、アルミニウムなどの他の反応試剤の
存在下で接触させてもよい。
数例挙げて以下に簡単に述べる。 (1)マグネシウム化合物、あるいはマグネシウム化合
物および電子供与体からなる錯化合物とチタン化合物と
を液相にて反応させる方法。この反応は、粉砕助剤など
の存在下に行ってもよい。また、上記のように反応させ
る際に、固体状の化合物については、粉砕してもよい。 (2)還元性を有しない液状のマグネシウム化合物と、
液状チタン化合物とを、電子供与体の存在下で反応させ
て固体状のチタン複合体を析出させる方法。この方法
は、例えば特開昭58−83006号公報に記載されて
いる。 (3)(2)で得られた反応生成物に、チタン化合物を
さらに反応させる方法。 (4)(1)あるいは(2)で得られる反応生成物に電
子供与体およびチタン化合物をさらに反応させる方法。
シウム化合物と電子供与体とからなる錯化合物を、チタ
ン化合物の存在下に粉砕して得られた固体状物を、ハロ
ゲン、ハロゲン化合物および芳香族炭化水素のいずれか
で処理する方法。なお、この方法においては、マグネシ
ウム化合物あるいはマグネシウム化合物と電子供与体と
からなる錯化合物を、粉砕助剤などの存在下で粉砕して
もよい。また、マグネシウム化合物あるいはマグネシウ
ム化合物と電子供与体とからなる錯化合物を、チタン化
合物の存在下に粉砕した後に、反応助剤で予備処理し、
次いで、ハロゲンなどで処理してもよい。なお、反応助
剤としては、有機アルミニウム化合物あるいはハロゲン
含有ケイ素化合物などが挙げられる。 (6)前記(1)〜(4)で得られる化合物をハロゲン
またはハロゲン化合物または芳香族炭化水素で処理する
方法。
ネシウムおよびハロゲン含有アルコールとの接触反応物
を電子供与体およびチタン化合物と接触させる方法。 (8)有機酸のマグネシウム塩、アルコキシマグネシウ
ム、アリーロキシマグネシウムなどのマグネシウム化合
物を電子供与体、チタン化合物および/またはハロゲン
含有炭化水素と反応させる方法。 (9)シロキサン0.1〜40重量部を含む有機液体媒
体および/または界面活性剤を含む有機液体媒体中に、
ハロゲン化マグネシウムと活性水素化合物との錯体粒子
を溶融状態で含有する懸濁液から、錯体粒子を固化させ
ることにより得られる固体担体に、チタン化合物を担持
させる方法。この担体は、例えば特公昭60−3780
4号公報および特公昭60−37805号公報に記載さ
れている。
常有機アルミニウム化合物触媒成分が同時に使用され
る。また、必要に応じて下記式で示される有機ケイ素化
合物触媒成分を同時に使用してもよい。 SiR1 R2 m (OR3)3-m 式中、0≦m<3であり、R1 はシクロペンチル基、シ
クロペンテニル基、シクロペンタジエニル基またはこれ
らの誘導基であり、R2 とR3 とはそれぞれ炭化水素基
である。
媒を用いて、例えば、特開平5−9352号公報に記載
された方法などにより製造される。具体的には、塩化マ
グネシウム、2−エチルヘキシルアルコール、2−イソ
プロピル−2−イソブチル−1,3−ジメトキプロパン
および四塩化チタンを、有機溶媒中で混合して得た固体
チタン触媒成分(1)、トリエチルアルミニウム(2)
とシクロヘキシルメチルジメトキシシラン(3)とから
なる触媒などを用いて製造される。ポリ−1−ブテン樹
脂と併用される他のα−オレフィン系重合体もチーグラ
ー・ナッタ触媒、メタロセン触媒などを用いて製造され
る。
は、硫酸亜鉛、酸化亜鉛、硫酸バリウム、タルク、水酸
化アルミニウム、リトポン、炭酸マグネシウムおよび鉛
白である。特に好ましいのは着色力の強い硫酸亜鉛と酸
化亜鉛である。もちろんこれらを2種以上混合して使用
することができ、硫酸亜鉛と酸化亜鉛の併用が好まし
い。混合物の組成は特に限定されない。
樹脂と無機物の配合割合は、ポリ−1−ブテン樹脂10
0重量部に対して、無機物0.01〜10重量部であ
り、好ましくは0.1〜5重量部、特に好ましくは0.
2〜2重量部の割合である。無機物の配合量が0.01
〜10重量部であると、ポリ−1−ブテン樹脂組成物か
らなる管のカット性の向上の効果が明らかである。
脂および無機物以外に、必要に応じて他の成分を配合し
てもよい。例えば、分散剤、酸化防止剤、紫外線吸収
剤、耐熱安定剤、防かび剤、発錆防止剤、滑剤、帯電防
止剤、充填剤、核剤、顔料などを配合してもよい。分散
剤の具体例としては、ポリエチレンワックス、エチレン
ビスステアロアマイド(EBSA)などが挙げられる。
また、酸化防止剤としては、例えば、商標名「イルガノ
ックス1010」、「イルガノックス1076」(いず
れもチバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)で市販さ
れているものなどが挙げられる。
物のカット性に優れるという特徴を生かした、該樹脂組
成物からなる冷温水配管用などの管材であり、該管材を
成形してなる管である。該管材は管の全体・全面に限ら
ず、管の内面のみの構成にも使用することができる。本
発明の管材は、パイプ、各種パイプ継手の他、ブロー成
形品、射出成形品などに成形される。管の断面形状は円
形、多角形、その他のいかなる形状であってもよい。ま
た、管の太さも特に制限されないが、例えば、円形の水
道配水管の場合には、内径3〜1400mm、外径5〜1
600mm、肉厚1〜100mmである。
脂、無機物、および必要に応じて配合する他の成分を、
予め混合して混合物を調製し、この混合物を、成形機に
供給して溶融成形してもよいし、ポリ−1−ブテン樹
脂、無機物、および必要に応じて配合する他の成分を、
それぞれ独立に成形機に所定の配合比で投入し、混練し
ながら、溶融成形に供してもよい。
機、二軸押出機、二軸混練機、バンバリーミキサーなど
を用いて実施される。成形は、押出成形機、射出成形
機、ブロー成形機等のいずれの成形機を用いてもよく、
所望の管の形態に応じて適宜選択される。例えば、パイ
プは押出成形により、パイプ用継手、管端防食継手は射
出成形により、びん、缶などはブロー成形により成形さ
れる。
ウム6.0kg(63mol)、デカン26.6L および2−
エチルヘキシルアルコール29.2L (189mol)を1
40℃で4時間加熱反応させ、均一溶液とした。この溶
液に2−イソプロピル−2−イソブチル−1,3−ジメ
トキシプロパン1.59kg(7. 88mol)を添加し、1
10℃でさらに1時間攪拌混合し、均一溶液とした。
この溶液37.0kgを、−24℃に保持された四塩化チ
タン120L (1080mol)に2.5時間にわたって滴
下した。得られた溶液の温度を6時間かけて昇温し、1
10℃に達した時に、2−イソプロピル−2−イソブチ
ル−1,3−ジメトキシプロパン0.68kg(3. 37
mol)を添加した。
反応させた。その後、生成混合物から熱濾過により固体
を採取し、固体を132L の四塩化チタンに入れた。得
られたスラリーを110℃で2時間、加熱反応した。そ
の後、再び生成混合物から熱濾過により固体を採取し、
90℃のデカンおよびヘキサンを用いて洗浄した。洗浄
液にチタンが検出されなくなったら、洗浄を止め、固体
チタン触媒成分(1)を得た。
リーの一部を採取して乾燥させ、乾燥物を分析した。重
量組成はチタン3.0%、塩素57%、マグネシウム1
7%および2−イソプロピル−2−イソブチル−1,3
−ジメトキシプロパン18%であった。
塩化マグネシウム4.28kg(45mol)、デカン2
6.6リットルおよび2−エチルヘキシルアルコール2
1.1リットル(135mol)を140℃で5時間加熱反
応させ、均一溶液とした。この溶液に無水フタル酸1k
g(6.78mol)を添加し、130℃でさらに1時間攪
拌混合し、均一溶液とした。
−20℃に保持された四塩化チタン120リットル(1
080mol)を2時間にわたって滴下した。得られた溶液
の温度を4時間かけて昇温し、110℃に達したとき
に、ジイソブチルフタレート3.02リットル(11.
3mol)を添加した。
反応させた。その後、反応混合物から熱濾過により固体
を採取し、固体を165リットルの四塩化チタンに入れ
た。得られたスラリーを110℃で2時間加熱反応させ
た。その後、再び反応混合物から熱濾過により固体を採
取し、110℃のデカンおよびヘキサンを用いて洗浄し
た。洗浄液中にチタンが検出されなくなったら、洗浄を
止め、固体チタン触媒成分(2)を得た。
リーの一部を採取して乾燥させ、乾燥物を分析した。重
量組成は、チタン2.5%、塩素58%およびジイソブ
チルフタレート13.8%であった。
容積200L の連続式重合器に、ヘキサン73L/h 、水
素10NL/h 、固体チタン触媒成分(1)をチタン原子
に換算して0.38mmol/h、トリエチルアルミニウム
(2)19mmol/h、およびシクロヘキシルメチルジメト
キシシラン(3)0.95mmol/hを供給しながら、1−
ブテンとプロピレンの共重合を、温度60℃、全圧3.
5kg/cm2、滞留時間1時間で行い、4.8kg/hのポリ−
1−ブテン樹脂(1)を得た。ポリ−1−ブテン樹脂
(1)の物性を表1に示す。極限粘度[η]は135
℃、デカリン中で測定した。
リ−1−ブテン樹脂(1)の製造において、共重合成分
プロピレンを加えずに、固体チタン触媒成分(1)の代
わりに固体チタン触媒成分(2)を用い、有機金属化合
物成分トリエチルアルミニウム(2)の代わりに、トリ
イソブチルアルミニウムを用い、かつシクロヘキシルメ
チルジメトキシシラン(3)の代わりにジシクロペンチ
ルジメトキシシラン(4)を使用する以外は、樹脂
(1)の製造法と同様の方法で重合を行い、ポリ−1−
ブテン樹脂(2)を得た。ポリ−1−ブテン樹脂(2)
の物性を表1に示す。
リ−1−ブテン樹脂(2)の製造において、水素の供給
量を重合器の気相部における水素/1−ブテンのモル比
が0.5となるように調整する以外は、樹脂(2)の製
造法と同様の方法で重合を行い、ポリ−1−ブテン樹脂
(3)を得た。ポリ−1−ブテン樹脂(3)の物性を表
1に示す。
リ−1−ブテン樹脂(1)または(2)の80重量部、
ポリ−1−ブテン樹脂(3)20重量部、核剤として高
密度ポリエチレン(密度 0.965g/cm3、MFR
13g/10min )0.2重量部、および表2に示す量の無
機物を配合して、ポリ−1−ブテン樹脂組成物を調製
し、この組成物を、40φの一軸押出機によりペレット
化した。なお、密度はASTM D1505により、M
FRはASTM D1238(荷重2.16kg、温度1
90℃)により測定した。
(株)製)を用い、設定温度180℃、冷却水温度11
℃、成形速度10m/minの条件で、前記ポリ−1−ブテ
ン樹脂組成物から、外径17mm、肉厚2mmのパイプを押
出成形した。得られた管を下記の方法に従ってカット性
試験に供した。結果を表2に示す。
TOR 社製、VF−28)を用いて、管が潰れないように
しながら、1分間で切断した件数を数えた。これを5回
繰り返して、平均値を求め、カット性を評価した。
形してなる管は、耐圧強度、高温での内圧クリープ性、
高温および低温特性、耐摩耗性、可撓性に優れるととも
に、カット性に優れるため、冷温水配管用に好適であ
る。本発明のポリ1−ブテン樹脂組成物は上記特性を活
かして、他の成形品の成形にも好適に使用される。
Claims (8)
- 【請求項1】ポリ−1−ブテン樹脂100重量部と、硫
酸亜鉛、酸化亜鉛、硫酸バリウム、タルク、水酸化アル
ミニウム、リトポン、炭酸マグネシウムおよび鉛白から
なる群から選ばれる少なくとも1種の無機物を0.01
〜10重量部含むことを特徴とするポリ−1−ブテン樹
脂組成物。 - 【請求項2】ポリ−1−ブテン樹脂100重量部と、無
機物0.1〜5重量部を含むことを特徴とする請求項1
に記載のポリ−1−ブテン樹脂組成物。 - 【請求項3】無機物が硫酸亜鉛および/または酸化亜鉛
であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載
のポリ−1−ブテン樹脂組成物。 - 【請求項4】管材であることを特徴とする請求項1〜請
求項3のいずれかに記載のポリ−1−ブテン樹脂組成
物。 - 【請求項5】冷温水配管用管材であることを特徴とする
請求項4に記載のポリ−1−ブテン樹脂組成物。 - 【請求項6】請求項4または請求項5に記載のポリ−1
−ブテン樹脂組成物からなることを特徴とする管材。 - 【請求項7】請求項4または請求項5に記載のポリ−1
−ブテン樹脂組成物からなることを特徴とするカット性
に優れる管材。 - 【請求項8】請求項6または請求項7に記載の管材から
なることを特徴とする管。
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---|---|---|---|
JP2001385703A JP2002256124A (ja) | 2000-12-27 | 2001-12-19 | ポリ−1−ブテン樹脂組成物、それからなる管材および管 |
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JP2000-397520 | 2000-12-27 | ||
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CN110891978A (zh) * | 2017-08-04 | 2020-03-17 | 巴塞尔聚烯烃意大利有限公司 | 具有高熔体流动速率的丁烯-1聚合物组合物 |
US11267912B2 (en) | 2017-08-04 | 2022-03-08 | Basell Poliolefine Italia S.R.L. | Butene-1 polymer composition having high melt flow rate |
-
2001
- 2001-12-19 JP JP2001385703A patent/JP2002256124A/ja active Pending
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