JP2002253911A - 脱水方法及び脱水装置 - Google Patents

脱水方法及び脱水装置

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JP2002253911A
JP2002253911A JP2001055307A JP2001055307A JP2002253911A JP 2002253911 A JP2002253911 A JP 2002253911A JP 2001055307 A JP2001055307 A JP 2001055307A JP 2001055307 A JP2001055307 A JP 2001055307A JP 2002253911 A JP2002253911 A JP 2002253911A
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dehydrated
filter cloth
dehydration
water
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JP2001055307A
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Inventor
Isamu Inoue
勇 井上
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被脱水物を簡易な構成で且つ無薬注で所定の
含水率迄短時間で良好に脱水する。 【解決手段】 濾布15上に投入される被脱水物に対し
て、当該濾布15による重力脱水、吸引手段17による
下方からの吸引脱水を実施し、これらの重力脱水、吸引
脱水では脱水に時間を要する被脱水物表面側の水分を、
スポンジ状保水体26の被脱水物表面に対する接触で毛
細管作用により吸水・保水し、このスポンジ状保水体2
6を、被脱水物から離間して周回移動することで、随時
その未保水部分の被脱水物に対する接触を可能として、
良好な吸水・保水を可能とし、このスポンジ状保水体2
6の被脱水物に対する接離を、当該スポンジ状保水体2
6が掛け渡されて張設されるロール24(24B,24
C)の一部24Aのみの移動で成すように構成して成る
もの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、汚泥等の被脱水物
を脱水する脱水方法及び脱水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スラリー状の汚泥を脱水するベル
トプレス型脱水機が知られている。このベルトプレス型
脱水機は、凝集装置、一次脱水部としての重力脱水部、
圧搾加圧脱水部を汚泥搬送方向にこの順に備え、供給さ
れるスラリー状の汚泥を、凝集装置で高分子凝集剤と混
合して、後段での脱水をし得る状態とする粗大フロック
を形成し、このフロック化した汚泥を、重力脱水部の濾
布ベルト上に供給することで、重力によって含水率90
%程度の一次脱水ケーキとし、この一次脱水ケーキを、
さらに圧搾加圧脱水部で濾布ベルト間に挟み込み例えば
面圧0.1〜0.3MPa程度で加圧することで圧搾加
圧脱水し、所定の含水率の二次脱水ケーキを得るもので
ある。
【0003】ここで、例えば浄水場等では、上水原水に
所定の浄水処理を施すことで生じるスラリー状の浄水汚
泥が、上記ベルトプレス型脱水機に供給され、凝集装置
での高分子凝集剤との混合、重力脱水部での重力脱水、
圧搾加圧脱水部での圧搾加圧脱水を経て二次脱水ケーキ
とされ、この二次脱水ケーキは、産業廃棄物として廃棄
され、一方、重力脱水部や圧搾加圧脱水部での脱水濾液
や濾布洗浄排水は、水回収率を高めるべく、上水原水と
して返送される。このため、高分子凝集剤が上水に混入
する虞があり、高分子凝集剤の使用は望ましくない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、高分子
凝集剤を使用しない無薬注とすると、前述したフロック
が形成できないため、圧搾加圧脱水部での圧搾加圧脱水
時に、ケーキ層が圧搾圧力を支えきれずに流動しサイド
方向(濾布ベルト幅方向)に広がって濾布ベルト間から
汚泥が漏れる所謂サイドリークが生じ易くなる。
【0005】この圧搾加圧脱水部でのサイドリークを防
止するには、前段の重力脱水部において、圧搾加圧脱水
部でサイドリークが生じない程度の含水率(前述した9
0%程度)迄重力脱水することが必要となるが、これに
は長時間を要してしまう。
【0006】そこで、重力脱水部での脱水能力を向上す
べく、重力脱水部の濾布ベルトの下方から汚泥を吸引し
て真空脱水する技術が知られているが、この真空脱水と
重力脱水の併用でも、圧搾加圧脱水部でサイドリークが
生じない程度の含水率にするには、時間を要する。
【0007】本発明は、このような課題を解決するため
になされたものであり、浄水汚泥を始めとした難脱水の
被脱水物を簡易な構成で且つ無薬注で所定の含水率迄短
時間で良好に脱水する脱水方法及び脱水装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前述した問
題点を検討した結果、一次脱水では、被脱水物表面側の
水分を重力脱水及び下方からの真空脱水(吸引脱水)で
脱水するのに時間がかかることを見出した。
【0009】そこで、本発明による脱水方法は、移動可
能に構成され、その上面に投入される被脱水物を重力脱
水する濾布と、この濾布の下方から吸引して被脱水物を
吸引脱水する吸引手段と、濾布の上方に配設され、無端
状を成し複数のロールに掛け渡されて張設され周回移動
する一方で、所定期間は停止するスポンジ状保水体と、
複数のロールの一部を移動可能なロール移動手段と、を
備え、当該ロール移動手段により、スポンジ状保水体の
所定期間の停止時に、複数のロールの一部を移動させ
て、スポンジ状保水体の一部を被脱水物に対して接触可
能に弛ませる一方で、これ以外の期間は、複数のロール
の一部を元の位置に復帰させて、スポンジ状保水体を周
回移動可能な元の張設状態に戻すことを特徴としてい
る。
【0010】このような脱水方法によれば、濾布上に投
入される被脱水物に対して、当該濾布による重力脱水、
吸引手段による下方からの吸引脱水が実施され、これら
の重力脱水、吸引脱水では脱水に時間を要する被脱水物
表面側の水分は、スポンジ状保水体の被脱水物表面に対
する接触で毛細管作用により吸水・保水される。このス
ポンジ状保水体は、被脱水物から離間して周回移動する
ことが可能であることから、随時その未保水部分の被脱
水物に対する接触が可能であり、良好な吸水・保水が可
能にされる。このスポンジ状保水体の被脱水物に対する
接離は、当該スポンジ状保水体が掛け渡されて張設され
るロールを一部のみ移動すれば良い。
【0011】ここで、スポンジ状保水体は、吸引手段に
よる吸引脱水中に、停止しロール移動手段に従いその一
部が弛まされて被脱水物に対して接触するのが好まし
い。
【0012】このようにすると、吸引脱水とスポンジ状
保水体による吸水・保水とが並行して実施されることか
ら、脱水効果が一層高められるようになると共に脱水工
程が短くされる。
【0013】ここで、被脱水物に対してスポンジ状保水
体を一定時間以上接触させていても被脱水物含水率はそ
れ以上には然程低下しないため、スポンジ状保水体は、
吸引手段による吸引脱水中に、その一部が弛まされて所
定の間被脱水物に対して接触する接触動作と、元の張設
状態に戻されて所定の間周回移動する移動動作とを、複
数回繰り返すようにすれば、脱水効果がより一層高めら
れるようになる。
【0014】また、本発明による脱水装置は、移動可能
に構成され、その上面に投入される被脱水物を重力脱水
する濾布と、この濾布の下方から吸引して被脱水物を吸
引脱水する吸引手段と、濾布の上方に配設され、複数の
ロールに掛け渡されて周回移動可能な無端状のスポンジ
状保水体と、複数のロールの一部を移動させて、スポン
ジ状保水体の一部を被脱水物に対して接触可能に弛ませ
るロール移動手段と、を備えることを特徴としている。
【0015】このように構成された脱水装置によれば、
上記脱水方法が効果的に実施される。
【0016】また、複数のロールは、周回移動するスポ
ンジ状保水体を圧搾する圧搾ロールを含むと、スポンジ
状保水体に保水された水分が当該圧搾ロールによる圧搾
で除かれ、簡易な構成でスポンジ状保水体の繰り返して
の使用が可能とされる。
【0017】また、スポンジ状保水体の圧搾ロールより
上流側且つ被脱水物接触位置より下流側を洗浄する洗浄
手段を備えると、スポンジ状保水体の保水部分が洗浄さ
れるため、スポンジ状保水体による吸水・保水が一層効
果的に実施される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る脱水方法及び
脱水装置の好適な実施形態について添付図面を参照しな
がら説明する。図1は、本発明による脱水装置が一次脱
水部として採用されるベルトプレス型脱水機を示す概略
構成図、図2は、図1中の一次脱水部を示す構成図、図
3は、図2のA−A矢示図、図4は、図1〜図3中のス
ポンジ状保水体ベルトを示す断面図であり、本実施形態
のベルトプレス型脱水機は、例えば浄水場等に採用され
ているもので、スラリー状の浄水汚泥を無薬注で脱水す
るものである。
【0019】図1に示すように、ベルトプレス型脱水機
1は、圧搾加圧脱水部1Bを主体としてこの圧搾加圧脱
水部1Bの前段に一次脱水部1Aを備える。このベルト
プレス型脱水機1は、浄水汚泥に対して無薬注としてい
るため、従来技術で述べた凝集装置は備えていない。一
次脱水部1Aは、供給される浄水汚泥を一次脱水し、圧
搾加圧脱水部1Bは、一次脱水部1Aで脱水されて供給
される一次脱水ケーキを圧搾加圧脱水して所定の二次脱
水ケーキとして排出する。
【0020】圧搾加圧脱水部1Bは、一次脱水部1Aか
らの一次脱水ケーキを挟み込む2枚の無端状の濾布ベル
ト2A,2Bを備えている。これらの濾布ベルト2A,
2Bは、複数のロール3A,3Bに掛け渡されて張設さ
れ、これら複数のロール3A,3Bの所定のロールが駆
動モータ(不図示)に従って回転駆動することで、濾布
ベルト2A,2Bが所定の周回軌道を移動する。この周
回軌道で濾布ベルト2A,2B同士が対向する位置に、
4段の加圧脱水部4,5,6,7が順に設定され、これ
らの濾布ベルト2A,2Bが対向すると共に両濾布ベル
ト2A,2Bが巻き付けられているロール3B位置に、
剪断脱水部8,9,10が設定されている。
【0021】加圧脱水部4〜7は、対向する濾布ベルト
2A,2Bを上下方向から加圧板11A,11Bで挟み
込み、下側の加圧板11Bを支持しているダイヤフラム
(不図示)を水圧等により膨張させることで、濾布ベル
ト2A,2B間の脱水ケーキを圧縮して間隙水を絞り出
す加圧脱水を実施する。ここで使用される加圧板11
A,11Bは格子状を成し、加圧脱水により生じる脱水
濾液は、格子孔11Cを通して所定の経路で排出され
る。これらの加圧脱水部4〜7は、その各段の圧力が、
1段目から4段目に行くに従い低圧から順に高圧に設定
され、具体的には、1段目で0.2MPa、4段目で
1.0MPa程度に設定されている。この加圧脱水部4
〜7での加圧脱水は、濾布ベルト2A,2Bの移動を停
止して実施し、濾布ベルト2A,2Bは、脱水ケーキを
下流に搬送する移動と加圧脱水を実施するための停止と
を繰り返すバッチ運転とされる。このため、加圧脱水部
4〜7での加圧脱水は、全段同時に同期間実施される。
【0022】また、濾布ベルト2A,2Bは、当該濾布
ベルト2A,2Bが移動している際に洗浄水で各々洗浄
され、この洗浄済みで1段目の加圧脱水部4に向かう一
方の濾布ベルト2A上に対して、一次脱水部1Aからの
一次脱水ケーキが供給される。この洗浄で生じる濾布洗
浄排水や加圧脱水部4〜7での脱水濾液は、上水原水と
して返送される。
【0023】また、剪断脱水部8〜10は、各段の加圧
脱水部4〜7の移動過程で、ロール3Bに巻き付けられ
る脱水ケーキに対して当該ロール3Bによる剪断力を与
えることで、脱水を実施すると同時に一旦破砕して後段
の加圧脱水での水分を排出するための水路を形成する。
【0024】この圧搾加圧脱水部1Bの上段に配設され
る一次脱水部1Aは、供給される浄水汚泥に対して、重
力脱水、下側からの真空脱水(吸引脱水)、上側からの
スポンジ状保水体による吸水脱水を実施する機能を兼ね
備えている。
【0025】この一次脱水部1Aは、図2に示すよう
に、駆動ロール12A、従動ロール12Bに掛け渡され
て張設されるゴム製の無端状の駆動ベルト13を備えて
いる。この駆動ベルト13は、図3に示すように、その
上面が波型に形成されると共に当該波型の凹部に吸引用
兼脱水濾液排水用の貫通孔(不図示)を備え、駆動ロー
ル12Aを回転させる駆動モータM1の駆動に従い周回
軌道を移動する。
【0026】図2に示すように、駆動ベルト13の外側
には、無端状の濾布ベルト15が複数のロール14に掛
け渡されて張設されている。この濾布ベルト15は、駆
動ベルト13の上側部分(上側水平移動部分)13Aに
対しては接触するように配設され、この駆動ベルト13
との接触範囲の上流側X上に浄水汚泥が供給される。濾
布ベルト15は、駆動ベルト13との接触範囲では、載
置される浄水汚泥の重量と後述の真空吸引力によって濾
布ベルト15の波型に嵌り込んで圧接し、これにより、
濾布ベルト15全体は、駆動ベルト13の移動に伴って
所定の周回軌道を移動可能とされている。
【0027】これらの駆動ベルト13及び濾布ベルト1
5により重力脱水部16が構成され、濾布ベルト15上
に供給された浄水汚泥の水分は、重力に従って濾布ベル
ト15、駆動ベルト13の貫通孔を通して排出される。
【0028】そして、濾布ベルト15の駆動ベルト13
との接触範囲より下流側(図示右側)には、濾布ベルト
15上で重力脱水されると伴に後述の真空脱水及びスポ
ンジ状保水体による吸水脱水がされた脱水汚泥(一次脱
水ケーキ)を当該濾布ベルト15から剥離して圧搾加圧
脱水部1Bに供給するための剥離ロール22が配設され
ている。また、濾布ベルト15の剥離ロール22より下
流側位置の近傍には、移動する濾布ベルト15の表裏面
を洗浄する洗浄装置30,30が配設されている。
【0029】このような重力脱水部16に対してはその
下方に真空脱水部17が付設されている。この真空脱水
部17は、駆動ベルト13の上側部分13Aの下方か
ら、駆動ベルト13の貫通孔、濾布ベルト15を通し
て、当該濾布ベルト15上の浄水汚泥の水分を真空吸引
するもので、移動する駆動ベルト13の上側部分13A
の裏面に対して摺接可能に設置される真空パン18と、
この真空パン18に接続され真空タンク19を経て真空
吸引を実施する真空ポンプ20と、真空タンク19に接
続され脱水した脱水濾液を排出する濾液ポンプ21と、
を備えている。
【0030】この真空パン18には、濾布ベルト15、
駆動ベルト13の貫通孔を通して排出される重力脱水に
よる脱水濾液も排出される。そして、この真空パン18
は、駆動ベルト13が摺動しても、パン18内の真空が
維持されるように構成されている。
【0031】このような真空脱水部17による真空脱水
は、駆動ベルト13及び濾布ベルト15の移動を停止し
て実施し、駆動ベルト13及び濾布ベルト15は、脱水
ケーキを下流に搬送する移動と、真空脱水及び後述のス
ポンジ状保水体による吸水脱水を実施するための停止と
を繰り返すバッチ運転とされる。この移動、停止は、圧
搾加圧脱水部1Bの濾布ベルト2A,2Bの移動、停止
と同時に同期間実施される。
【0032】また、重力脱水部16に対してはその上方
にスポンジ状保水体による吸水脱水部23が付設されて
いる。この吸水脱水部23は、複数のロール24に掛け
渡されて張設されている無端状のスポンジ状保水体ベル
ト25を備えている。このスポンジ状保水体ベルト25
は、図4に示すように、外側(浄水汚泥に対向する側)
に、スポンジ状保水体26を備え、内側に、このスポン
ジ状保水体26が貼着される補強布27を備えている。
この補強布27は、スポンジ状保水体26が一定の引っ
張り力に耐え得るように補強するものである。
【0033】このようなスポンジ状保水体ベルト25が
掛け渡される複数のロール24は、図2に示すように、
当該スポンジ状保水体ベルト25が多角形(図では平行
四辺形)を成すように張設し、スポンジ状保水体ベルト
25が周回移動するように回転駆動する第1の駆動ロー
ル24A及び第2の駆動ロール24B、スポンジ状保水
体ベルト25の蛇行を補正するための蛇行修正ロール2
4C、第2の駆動ロール24Bに対向配置されて当該第
2の駆動ロール24Bとの共働によりスポンジ状保水体
ベルト25を挟み込みながら下流に移動させる従動ロー
ル24Dを含んで成る。これらの第2の駆動ロール24
B及び従動ロール24Dは、これらの間にスポンジ状保
水体ベルト25を挟み込んで圧搾脱水し得る所定の間隙
を有するように配設され、これらロール24B,24D
により圧搾ロール24Eが構成されている。なお、簡易
な構成とすべく、スポンジ状保水体ベルト25を圧搾脱
水する構成を、当該スポンジ状保水体ベルト25を張設
するロールを利用しての構成としているが、別の圧搾脱
水部を付設するようにしても良い。
【0034】第1の駆動ロール24A、第2の駆動ロー
ル24Bは、濾布ベルト15に対向する側の両端側に各
々配設され、上流側(図示右側)に第1の駆動ロール2
4Aが、下流側(図示左側)に第2の駆動ロール24B
が、各々設置されている。この第1の駆動ロール24
A、第2の駆動ロール24Bは、駆動モータM2、駆動
モータM3の駆動に従い各々回転駆動し、スポンジ状保
水体ベルト25を周回移動させる。
【0035】第1の駆動ロール24Aを駆動する駆動モ
ータM2に対しては、当該駆動モータM2を移動させる
シリンダ(ロール移動手段)48が配設されている。こ
のシリンダ48は、そのシリンダヘッドを引き込むこと
で、図2に実線で示すように駆動モータM2及び第1の
駆動ロール24Aを引き込んでスポンジ状保水体ベルト
25を張設状態とし、そのシリンダヘッドを突出するこ
とで、図2に仮想線で示すように駆動モータM2及び第
1の駆動ロール24Aを突出させてスポンジ状保水体ベ
ルト25の真空パン18との対向部分25Aの張設状態
を開放する。
【0036】このスポンジ状保水体ベルト25を張設状
態とすることで、スポンジ状保水体ベルト25の周回移
動が可能とされ、スポンジ状保水体ベルト25の真空パ
ン18との対向部分25Aの張設状態を開放すること
で、当該部分25Aが弛み仮想線で示すように下方に垂
れて濾布ベルト15上の浄水汚泥との接触が可能とされ
る。
【0037】また、スポンジ状保水体ベルト25の圧搾
ロール24Eより上流側位置且つ真空パン18との対向
部分25Aより下流側位置の近傍には、移動するスポン
ジ状保水体ベルト25のスポンジ状保水体26を洗浄す
る洗浄装置31が配設されている。
【0038】この洗浄装置31による洗浄で生じるスポ
ンジ状保水体洗浄排水、圧搾ロール24Eによる脱水濾
液、洗浄装置30による洗浄で生じる濾布洗浄排水、重
力脱水及び真空脱水による脱水濾液は、圧搾加圧脱水部
1Bの場合と同様に、上水原水として返送される。
【0039】さらに、本実施形態のベルトプレス型脱水
機1は、一次脱水部1Aの駆動モータM1,M2,M
3、シリンダ48、真空ポンプ20、濾液ポンプ21、
洗浄装置30,31、圧搾加圧脱水部1Bの濾布ベルト
2A,2Bを移動させる駆動モータ(不図示)及び加圧
板11B作動用の加圧水供給ポンプ(不図示)を制御す
る制御手段50を備えている。この制御手段50は、後
述の所定のタイミングで上記各部の駆動/停止を制御す
る。
【0040】次に、このような構成を有するベルトプレ
ス型脱水機1の動作について、図1〜図3及び図5のタ
イミングチャートを参照しながら説明する。ここでは、
説明の都合上、既に一次脱水部1A、圧搾加圧脱水部1
Bでは脱水が実施され、一次脱水部1Aの濾布ベルト1
5上、圧搾加圧脱水部1Bの濾布ベルト2A上及び2
A,2B間に汚泥が連続している状態とする。この時、
一次脱水部1Aのシリンダ48のシリンダヘッドは引き
込まれスポンジ状保水体ベルト25は張設状態にある。
【0041】そして、浄水汚泥が、図2に示すように、
フィード管49を介して、一次脱水部1Aの駆動ベルト
13と接触する濾布ベルト15上の上流側に供給される
(図5(a)参照)。この給汚と同時に、一次脱水部1
Aでは、駆動モータM1を駆動し駆動ベルト13を移動
することで濾布ベルト15を移動する(図5(e)参
照)。これにより、供給される浄水汚泥が、濾布ベルト
15上の真空脱水範囲(真空パン18上)に順次移動す
ると共に、濾布ベルト15上で脱水された一次脱水ケー
キが剥離ロール22を経て圧搾加圧脱水部1Bに供給さ
れる。この浄水汚泥の濾布ベルト15上の真空脱水範囲
への移動時に、当該浄水汚泥は重力脱水される。この重
力脱水は、後述の真空脱水時にも副次的に実施される。
【0042】また、一次脱水部1Aでの駆動ベルト13
及び濾布ベルト15の移動と同時に、圧搾加圧脱水部1
Bでは、濾布ベルト2A,2Bを移動する(図5(g)
参照)。これにより、1段目の加圧脱水部4より上流の
汚泥は1段目の加圧脱水部4へ、各段の脱水汚泥は次段
の加圧脱水部へ各々搬送され、4段目の加圧脱水部7の
脱水汚泥は二次脱水ケーキとして機外に排出される。ま
た、圧搾加圧脱水部1Bの濾布ベルト2A,2B、一次
脱水部1Aの濾布ベルト15は、その移動時に洗浄装置
により各々洗浄される。
【0043】次いで、一次脱水部1Aでは、駆動ベルト
13及び濾布ベルト15を停止し、真空ポンプ20、濾
液ポンプ21を駆動することで真空脱水を所定期間実施
する(図5(b)参照)。この所定期間の真空脱水で、
浄水汚泥の水分が強制的に下方から吸引されて脱水され
る。
【0044】この真空脱水中に、シリンダ48を駆動し
てシリンダヘッドを突出させることで、スポンジ状保水
体ベルト25の張設状態を開放する。これにより、スポ
ンジ状保水体ベルト25の所定部分25Aが弛んで下方
に垂れ濾布ベルト15上の浄水汚泥とスポンジ状保水体
26とが接触する。このスポンジ状保水体26の浄水汚
泥に対する接触で、重力脱水、真空脱水では脱水に時間
を要する汚泥表面側の水分が、スポンジ状保水体26の
毛細管作用に従って当該スポンジ状保水体26に吸水・
保水される(図5(c)参照)。
【0045】ここで、スポンジ状保水体26を浄水汚泥
に対して一定時間以上接触させていても汚泥含水率はそ
れ以上には然程低下しなくなる(真空脱水では経時的に
低下する)。
【0046】従って、所定の期間が経過したら、シリン
ダ48のシリンダヘッドを引き込みスポンジ状保水体ベ
ルト25を浄水汚泥から離間して元の張設状態に戻し、
駆動モータM2,M3を駆動することでスポンジ状保水
体ベルト25を一定量移動する(図5(d)参照)。
【0047】このスポンジ状保水体ベルト25の移動に
伴って、浄水汚泥との接触範囲より下流の洗浄装置31
を駆動し、スポンジ状保水体26の吸水・保水部分を洗
浄する。この洗浄と同時に、スポンジ状保水体26の洗
浄装置31で洗浄された部分を、当該洗浄装置31より
下流の圧搾ロール24Eで圧搾脱水し、スポンジ状保水
体26の吸水・保水の性能を回復させる。
【0048】そして、スポンジ状保水体ベルト25が一
定量移動したら、再度シリンダ48を駆動してスポンジ
状保水体ベルト25の張設状態を開放し、スポンジ状保
水体26を浄水汚泥に接触させる(図5(c)参照)。
この時、スポンジ状保水体26の浄水汚泥に対する接触
部分は、洗浄装置31で洗浄され且つ圧搾ロール24E
で圧搾脱水されて、吸水・保水の性能が回復されている
ため、今回もスポンジ状保水体26に浄水汚泥の水分が
良好に吸水・保水される。そして、このスポンジ状保水
体26の浄水汚泥に対する接触/離間しての移動を複数
回(本実施形態では4回)繰り返す(図5(c)、
(d)参照)。
【0049】このスポンジ状保水体26による吸水脱水
と共に実施している真空脱水は、圧搾加圧脱水部1Bで
サイドリークが生じない程度の含水率(前述した90%
程度)になる迄続行する(図5(b)参照)。この真空
脱水の期間は、重力脱水及び浄水汚泥に対する下方から
の真空脱水に、さらに、浄水汚泥に対する上方からのス
ポンジ状保水体26による吸水脱水が効果的に併用され
ているため、短時間とされる。
【0050】一方、圧搾加圧脱水部1Bでは、真空脱水
と同時に同期間、濾布ベルト2A,2Bを停止し、各段
の加圧脱水部4〜7で加圧脱水を全段同時に実施する
(図5(f)参照)。この時、一次脱水部1Aで満足な
脱水が施されているため、サイドリークが生じることは
ない。そして、このような一連の動作を繰り返す。
【0051】このように、本実施形態においては、濾布
ベルト15上に投入される浄水汚泥に対して、当該濾布
ベルト15による重力脱水、真空脱水部17による下方
からの真空脱水が実施されると共に、これらの重力脱
水、真空脱水では脱水に時間を要する浄水汚泥表面側の
水分が、スポンジ状保水体26の浄水汚泥表面に対する
接触で毛細管作用により吸水・保水される。また、この
スポンジ状保水体26が、浄水汚泥から離間して周回移
動することで、随時その未保水部分の浄水汚泥に対する
接触が可能とされて、良好な吸水・保水が可能とされて
いる。さらには、このスポンジ状保水体26の浄水汚泥
に対する接離が、当該スポンジ状保水体26が掛け渡さ
れて張設されるロールの一部24Aのみの移動で実施さ
れている。以上により、本実施形態では、浄水汚泥を簡
易な構成で且つ無薬注で所定の含水率迄短時間で良好に
脱水することが可能とされている。
【0052】従って、一次脱水部1Aでの脱水に時間を
然程要しなくても、圧搾加圧脱水部1Bでのサイドリー
クが防止される。
【0053】以下、上記実施形態の効果を確認すべく、
本発明者が実施した実施例1、比較例1、2について述
べる。
【0054】(実施例1)浄水濃縮汚泥(SS:3.2
%、強熱残分75%)を用いて、上記一次脱水部1Aで
一次脱水を実施した。ここでは、スポンジ状保水体26
による吸水脱水を1分間づつ5回繰り返した。脱水負荷
条件は、1.6kg−ds/m2・バッチとし、スポン
ジ状保水体26の吸水能力は、10L/m2/分とし
た。
【0055】(比較例1)実施例1と同様な浄水濃縮汚
泥に対して、一次脱水として無薬注で重力脱水のみ実施
した。
【0056】(比較例2)実施例1と同様な浄水濃縮汚
泥に対して、一次脱水として無薬注で重力脱水及び真空
脱水を実施した。真空脱水は、真空パンを400mmH
gの真空として実施した。
【0057】実施例1、比較例1、2に対して汚泥含水
率の経時的変化を各々調べた。その結果を図6に示す。
図6では、黒丸印が実施例1に、白丸印が比較例1に、
四角印が比較例2に各々対応している。
【0058】図6に示すように、実施例1では、20分
で87%(圧搾加圧脱水部1Bでサイドリークが生じな
い程度の含水率)の含水率となるが、比較例2では、8
8%の含水率とするのに180分を要し、比較例1にい
たっては、試験期間内(180分間)で90%以下の含
水率とするのは無理であった。
【0059】これにより、所定の含水率迄短時間で良好
に脱水するのを可能とするという本実施形態の効果が確
認された。
【0060】以上、本発明をその実施形態に基づき具体
的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるも
のではなく、例えば、上記実施形態においては、脱水効
果を一層高めるべく、真空脱水中に、スポンジ状保水体
26の浄水汚泥に対する接触動作と浄水汚泥から離間し
ての移動動作を複数回繰り返しているが、スポンジ状保
水体26は、真空脱水中の全期間若しくは一部の期間の
み、移動することなく浄水汚泥に対して接触するように
しても良い。
【0061】また、上記実施形態においては、脱水効果
を一層高めると共に脱水工程を短くすべく、真空脱水中
に、スポンジ状保水体26による吸水脱水を実施してい
るが、スポンジ状保水体26による吸水脱水は、真空脱
水の前または後若しくは前後に実施するようにしても良
い。
【0062】また、上記実施形態においては、特に効果
が顕著であるとして浄水汚泥を脱水対象としているが、
浄水汚泥に限定されるものではなく、難脱水の汚泥に対
して適用可能であり、さらには、例えばパルプ等の被脱
水物に対しても適用可能である。
【0063】また、上記実施形態においては、圧搾加圧
脱水部1Bでの圧搾加圧脱水時に一次脱水ケーキがサイ
ドリークを生じることが無く特に効果的であるとして、
ベルトプレス型脱水機に対する適用を述べているが、適
用対象となる脱水機はベルトプレス型脱水機に限定され
るものではない。
【0064】
【発明の効果】本発明による脱水方法及び脱水装置は、
濾布上に投入される被脱水物に対して、当該濾布による
重力脱水、吸引手段による下方からの吸引脱水を実施
し、これらの重力脱水、吸引脱水では脱水に時間を要す
る被脱水物表面側の水分を、スポンジ状保水体の被脱水
物表面に対する接触で毛細管作用により吸水・保水し、
このスポンジ状保水体を、被脱水物から離間して周回移
動することで、随時その未保水部分の被脱水物に対する
接触を可能として、良好な吸水・保水を可能とし、この
スポンジ状保水体の被脱水物に対する接離を、当該スポ
ンジ状保水体が掛け渡されて張設されるロールの一部の
みの移動で成すように構成したものであるから、被脱水
物を簡易な構成で且つ無薬注で所定の含水率迄短時間で
良好に脱水することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による脱水装置が一次脱水部として採用
されるベルトプレス型脱水機を示す概略構成図である。
【図2】図1中の一次脱水部を示す構成図である。
【図3】図2のA−A矢示図である。
【図4】図1〜図3中のスポンジ状保水体ベルトを示す
断面図である。
【図5】一次脱水部及び圧搾加圧脱水部の動作手順を示
すタイミングチャートである。
【図6】本発明による一次脱水部での含水率の経時的変
化を従来技術と比較して示す図である。
【符号の説明】
1…ベルトプレス型脱水機、1A…一次脱水部、1B…
圧搾加圧脱水部、13…駆動ベルト、15…濾布ベルト
(濾布)、16…重力脱水部、17…真空脱水部(吸引
手段)、18…真空パン、19…真空タンク、20…真
空ポンプ、21…濾液ポンプ、23…スポンジ状保水体
による吸水脱水部、24…ロール、24A…第1の駆動
ロール(一部のロール)、24E…圧搾ロール、25…
スポンジ状保水体ベルト、26…スポンジ状保水体、3
1…洗浄装置(洗浄手段)、48…シリンダ(ロール移
動手段)、50…制御手段、M2,M3…ロール駆動モ
ータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B30B 9/24 B01D 33/36 C02F 11/12

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動可能に構成され、その上面に投入さ
    れる被脱水物を重力脱水する濾布と、この濾布の下方か
    ら吸引して前記被脱水物を吸引脱水する吸引手段と、前
    記濾布の上方に配設され、無端状を成し複数のロールに
    掛け渡されて張設され周回移動する一方で、所定期間は
    停止するスポンジ状保水体と、前記複数のロールの一部
    を移動可能なロール移動手段と、を備え、 当該ロール移動手段により、前記スポンジ状保水体の所
    定期間の停止時に、前記複数のロールの一部を移動させ
    て、前記スポンジ状保水体の一部を前記被脱水物に対し
    て接触可能に弛ませる一方で、これ以外の期間は、前記
    複数のロールの一部を元の位置に復帰させて、前記スポ
    ンジ状保水体を周回移動可能な元の張設状態に戻すこと
    を特徴とする脱水方法。
  2. 【請求項2】 前記スポンジ状保水体は、前記吸引手段
    による吸引脱水中に、停止し前記ロール移動手段に従い
    その一部が弛まされて前記被脱水物に対して接触するこ
    とを特徴とする請求項1記載の脱水方法。
  3. 【請求項3】 前記スポンジ状保水体は、前記吸引手段
    による吸引脱水中に、その一部が弛まされて所定の間前
    記被脱水物に対して接触する接触動作と、元の張設状態
    に戻されて所定の間周回移動する移動動作とを、複数回
    繰り返すことを特徴とする請求項1または2記載の脱水
    方法。
  4. 【請求項4】 移動可能に構成され、その上面に投入さ
    れる被脱水物を重力脱水する濾布と、 この濾布の下方から吸引して前記被脱水物を吸引脱水す
    る吸引手段と、 前記濾布の上方に配設され、複数のロールに掛け渡され
    て周回移動可能な無端状のスポンジ状保水体と、 前記複数のロールの一部を移動させて、前記スポンジ状
    保水体の一部を前記被脱水物に対して接触可能に弛ませ
    るロール移動手段と、を備えることを特徴とする脱水装
    置。
  5. 【請求項5】 前記複数のロールは、前記周回移動する
    前記スポンジ状保水体を圧搾する圧搾ロールを含むこと
    を特徴とする請求項4記載の脱水装置。
  6. 【請求項6】 前記スポンジ状保水体の前記圧搾ロール
    より上流側且つ被脱水物接触位置より下流側を洗浄する
    洗浄手段を備えることを特徴とする請求項5記載の脱水
    装置。
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