JP2002253153A - 冷凍麺 - Google Patents

冷凍麺

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JP2002253153A
JP2002253153A JP2001055531A JP2001055531A JP2002253153A JP 2002253153 A JP2002253153 A JP 2002253153A JP 2001055531 A JP2001055531 A JP 2001055531A JP 2001055531 A JP2001055531 A JP 2001055531A JP 2002253153 A JP2002253153 A JP 2002253153A
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JP
Japan
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noodles
frozen
noodle mass
noodle
freezing
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JP2001055531A
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English (en)
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Toshikazu Kamioka
敏和 上岡
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FUJI VENTURE LINK KK
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FUJI VENTURE LINK KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷凍整形時の作業を大幅に改善することがで
き、麺塊の破損による短麺の発生を防止する冷凍麺を提
供する。 【解決手段】 茹でた麺の麺塊を冷凍してなる冷凍麺に
おいて、前記冷凍された麺塊は、中央の肉薄部11と、
この肉薄部周辺を取囲む肉厚部12とを備えている。製
造時又は運搬時に角が欠けることを防止するため、尖っ
た部分のない形状が望ましい。これにより、平面方向を
横切る溝を形成した従来の構成と異なり、凹部の周囲を
取囲む形状に肉厚部を形成したので、麺塊が折れにくく
短麺が生じにくい。また、中央に貫通孔を設けた従来の
構成と異なり、麺塊を冷凍用の型から取り外し易いとい
う利点を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は茹でた麺の麺塊を冷
凍してなる冷凍麺に関し、特に解凍が素早くでき運搬又
は貯蔵時に破損しにくい冷凍麺の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】茹でた麺を急速冷凍して販売され、湯な
どで解凍するだけで食することのできる冷凍麺が知られ
ている。従来、この種の冷凍麺として特許第30494
89号に記載のものがある。この冷凍麺は茹でた麺の表
面にプルランがコーティングされている冷凍麺であっ
て、この冷凍麺によって形成された冷凍麺塊に設けられ
た凹部と、この凹部に前記冷凍麺塊を貫通するように形
成された貫通孔とを有してなる。冷凍麺塊に設けられた
凹部は、特に麺塊を平面方向に横切る溝として形成さ
れ、分量が多すぎる場合に麺塊を溝で割ることができる
ようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記特許第3
049489号の冷凍麺は、実際に工場レベルにおいて
茹で麺を冷凍整形する際には、貫通孔を有するなどの複
雑な形状によって作業性が著しく低いものとなり、同製
品の生産性が阻害されている。また、冷凍整形後の麺塊
においても、平面方向に横切る溝の為に製品が容易に割
れてしまい、解凍後の麺としては短いものが混在する状
態となり、長さ8cmに満たない「短麺」が3分の1も
あった例も報告されている。
【0004】本発明は、上記従来の冷凍麺が持つ問題点
を、解凍時間の速さを損なうことなく解決することを目
的とする。すなわち、込み入った溝や貫通孔を廃して、
冷凍整形時の作業を大幅に改善するシンプルな形にする
こと、および麺塊の薄い部分や尖った部分をなくし、全
体に丸みを持たせる構造により、麺塊の破損による短麺
の発生を防止することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の冷凍麺は、茹でた麺の麺塊を冷凍してなる
冷凍麺において、前記冷凍された麺塊は、中央の肉薄部
と、この肉薄部周辺を取囲む肉厚部とを備えたものであ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照しながら本発明
の実施の形態を説明する。
【0007】図1は、本発明の1実施形態による冷凍麺
の麺塊の平面図(a)およびそのB−B線断面図(b)
である。図に示すように、この冷凍麺は略小判形の外形
をなし、その一方の面の中央に凹部が形成されて肉薄部
11を構成し、肉薄部11の周囲にこれを取囲む肉厚部
12が形成されている。
【0008】冷凍麺の平面形状は図1(a)に示す小判
形に限らず、円形、楕円形、その他の形状でも良いが、
複数の麺塊を保存する際に容積率を向上させるため、小
判形のように直線状の辺を有する形状が好ましい。ま
た、製造時又は運搬時に角が欠けることを防止するた
め、図1(a)(b)に示すような、尖った部分のない
丸みを帯びた形状が望ましい。また、肉薄部11を構成
するための凹部は図1に示すように麺塊の片面のみに形
成しても良く、図示しないが凹部を両面に形成してもよ
い。
【0009】この冷凍麺を製造するには、麺を茹で、必
要に応じてレシチンやプルランを麺の表面にコーティン
グし、1食分を所定形状の型に入れて急速冷凍させる。
冷凍された麺塊を型から取出して袋詰めし、冷凍のまま
保存及び出荷する。
【0010】この冷凍麺を使用するには、冷凍麺を袋か
ら出して鍋に湯を張り、箸でほぐすだけで即座に解凍で
きる。
【0011】本実施形態による冷凍麺は、最も解凍しに
くい中央に凹部を形成し肉薄部としたので、解凍時に全
体が均等に素早く解凍される。また、平面方向を横切る
溝を形成した従来の構成と異なり、凹部の周囲を取囲む
形状に肉厚部を形成したので、麺塊が折れにくく、短麺
の生じない構造になっている。また、中央に貫通孔を設
けた従来の構成と異なり、麺塊を冷凍用の型から取り外
し易いという利点を有する。更にレシチンやプルランを
コーティングしてあるので、解凍時の剥離性が良く、迅
速に調理することができる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の冷凍麺に
よれば、冷凍整形時の作業を大幅に改善することがで
き、麺塊の破損による短麺の発生を防止することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態による冷凍麺の麺塊の平面
図(a)およびそのB−B線断面図(b)である。
【符号の説明】
11 肉薄部 12 肉厚部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 茹でた麺の麺塊を冷凍してなる冷凍麺に
    おいて、 前記冷凍された麺塊は、中央の肉薄部と、この肉薄部周
    辺を取囲む肉厚部とを備えた冷凍麺。
JP2001055531A 2001-02-28 2001-02-28 冷凍麺 Pending JP2002253153A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007174920A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Ace Shokuhin Kk マイクロウェーブ解凍・加熱用冷凍麺類の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007174920A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Ace Shokuhin Kk マイクロウェーブ解凍・加熱用冷凍麺類の製造方法
JP4652971B2 (ja) * 2005-12-27 2011-03-16 エース食品株式会社 マイクロウェーブ解凍・加熱用冷凍麺類の製造方法

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