JPH04220151A - 鋳型造型方法 - Google Patents
鋳型造型方法Info
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- JPH04220151A JPH04220151A JP40403390A JP40403390A JPH04220151A JP H04220151 A JPH04220151 A JP H04220151A JP 40403390 A JP40403390 A JP 40403390A JP 40403390 A JP40403390 A JP 40403390A JP H04220151 A JPH04220151 A JP H04220151A
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- Japan
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- molding
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- 239000004576 sand Substances 0.000 claims abstract description 10
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 21
- 239000003110 molding sand Substances 0.000 claims description 17
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 7
- 238000005266 casting Methods 0.000 abstract description 12
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 3
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 3
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 2
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、造型用成形型内に鋳物
砂を充填して鋳物砂よりなる鋳型を造型する鋳型造型方
法に関する。
砂を充填して鋳物砂よりなる鋳型を造型する鋳型造型方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】鋳造品によってはその所定部分を急速に
冷却してチル化する必要がある。
冷却してチル化する必要がある。
【0003】そこで、特開昭61−78548号公報に
示されるように、鋳造品におけるチル化させる部分と対
応する箇所に熱伝導率が高い永久鋳型を用いると共に鋳
造品におけるチル化させない部分と対応する箇所に熱伝
導率が低い永久鋳型を用いる鋳造方法、或いは鋳造品に
おけるチル化させる部分と対応する箇所にチラー部材を
配置し、該チラー部材に吸熱させることにより鋳造品に
おけるチル化させる部分を急速に冷却する鋳造方法が知
られている。
示されるように、鋳造品におけるチル化させる部分と対
応する箇所に熱伝導率が高い永久鋳型を用いると共に鋳
造品におけるチル化させない部分と対応する箇所に熱伝
導率が低い永久鋳型を用いる鋳造方法、或いは鋳造品に
おけるチル化させる部分と対応する箇所にチラー部材を
配置し、該チラー部材に吸熱させることにより鋳造品に
おけるチル化させる部分を急速に冷却する鋳造方法が知
られている。
【0004】後者の鋳造方法を採用するときには、鋳型
における鋳造品のチル化部分と対応する箇所に予めチラ
ー部材を配置する必要があるので、チラー部材を造型用
成形型内の所定位置にセットした後、造型用成形型内に
鋳物砂を充填し、該鋳物砂を硬化させることにより鋳型
を造型している。
における鋳造品のチル化部分と対応する箇所に予めチラ
ー部材を配置する必要があるので、チラー部材を造型用
成形型内の所定位置にセットした後、造型用成形型内に
鋳物砂を充填し、該鋳物砂を硬化させることにより鋳型
を造型している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の鋳造
方法による場合、造型用成形型内の所定位置にチラー部
材を配置しなければならないが、造型用成形型内の所定
位置にチラー部材を配置する作業は容易ではない。特に
、複数のチラー部材を造型用成形型内の所定位置にセッ
トする場合には、チラー部材のセット作業は困難な作業
になる。
方法による場合、造型用成形型内の所定位置にチラー部
材を配置しなければならないが、造型用成形型内の所定
位置にチラー部材を配置する作業は容易ではない。特に
、複数のチラー部材を造型用成形型内の所定位置にセッ
トする場合には、チラー部材のセット作業は困難な作業
になる。
【0006】上記に鑑み、本発明は、複数個のチラー部
材を造型用成形型にセットする作業を簡易にすることを
目的とする。
材を造型用成形型にセットする作業を簡易にすることを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1及び2の発明は、複数のチラー部材を所定
の配置状態で着脱自在に保持する保持部材を準備し、複
数のチラー部材を上記保持部材に保持された状態で造型
用成形型内にセットするものである。
め、請求項1及び2の発明は、複数のチラー部材を所定
の配置状態で着脱自在に保持する保持部材を準備し、複
数のチラー部材を上記保持部材に保持された状態で造型
用成形型内にセットするものである。
【0008】具体的に請求項1の発明が講じた解決手段
は、鋳造品の所定部分を急速冷却するための複数のチラ
ー部材と、該複数のチラー部材を所定の配置状態で着脱
自在に保持する保持部材とを準備し、上記複数のチラー
部材を上記保持部材に保持された状態で造型用成形型内
にセットし、その後、上記チラー部材と保持部材とを分
離し該保持部材のみを上記造型用成形型の外に取り出し
、その後、上記造型用成形型内に鋳物砂を充填して該鋳
物砂を硬化させる構成とするものである。
は、鋳造品の所定部分を急速冷却するための複数のチラ
ー部材と、該複数のチラー部材を所定の配置状態で着脱
自在に保持する保持部材とを準備し、上記複数のチラー
部材を上記保持部材に保持された状態で造型用成形型内
にセットし、その後、上記チラー部材と保持部材とを分
離し該保持部材のみを上記造型用成形型の外に取り出し
、その後、上記造型用成形型内に鋳物砂を充填して該鋳
物砂を硬化させる構成とするものである。
【0009】また、具体的に請求項2の発明が講じた解
決手段は、鋳造品の所定部分を急速冷却するための複数
のチラー部材と、該複数のチラー部材を所定の配置状態
で着脱自在に保持する保持部材とを準備し、上記複数の
チラー部材を上記保持部材に保持された状態で造型用成
形型内にセットした後、該造型用成形型内に鋳物砂を充
填し、その後、上記チラー部材と保持部材とを分離して
保持部材のみを上記造型用成形型の外に取り出し、その
後、上記造型用成形型内の鋳物砂を硬化させる構成とす
るものである。
決手段は、鋳造品の所定部分を急速冷却するための複数
のチラー部材と、該複数のチラー部材を所定の配置状態
で着脱自在に保持する保持部材とを準備し、上記複数の
チラー部材を上記保持部材に保持された状態で造型用成
形型内にセットした後、該造型用成形型内に鋳物砂を充
填し、その後、上記チラー部材と保持部材とを分離して
保持部材のみを上記造型用成形型の外に取り出し、その
後、上記造型用成形型内の鋳物砂を硬化させる構成とす
るものである。
【0010】
【作用】請求項1及び2の構成により、複数のチラー部
材を所定の配置状態で着脱自在に保持する保持部材を準
備し、複数のチラー部材を保持部材に保持された状態で
造型用成形型内にセットするので、複数のチラー部材を
同時にセットすることができる。
材を所定の配置状態で着脱自在に保持する保持部材を準
備し、複数のチラー部材を保持部材に保持された状態で
造型用成形型内にセットするので、複数のチラー部材を
同時にセットすることができる。
【0011】また、チラー部材と保持部材とを分離し保
持部材のみを造型用成形型の外に取り出した後に、造型
用成形型内に鋳物砂を充填して該鋳物砂を硬化させるの
で、硬化した鋳物砂すなわち鋳型の内部には保持部材は
存在していない。
持部材のみを造型用成形型の外に取り出した後に、造型
用成形型内に鋳物砂を充填して該鋳物砂を硬化させるの
で、硬化した鋳物砂すなわち鋳型の内部には保持部材は
存在していない。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0013】本発明は対象とする鋳造品の種類を特に限
定しないが、以下の実施例においては、エンジンのカム
シャフトを鋳造するための鋳型を造型する方法について
説明する。
定しないが、以下の実施例においては、エンジンのカム
シャフトを鋳造するための鋳型を造型する方法について
説明する。
【0014】図1及び図2は本発明の第1実施例に係る
鋳型造型方法を示し、同図において、10A,10Aは
図示しないカムシャフトのカムの所定部分を急速冷却す
るためカムシャフト長さ方向に所定間隔をおいて配置さ
れる矩形板状のチラー部材であって、各チラー部材10
Aは上部の左右両側において各々の側端面で開口した略
円形の円形状切欠部12を有している。
鋳型造型方法を示し、同図において、10A,10Aは
図示しないカムシャフトのカムの所定部分を急速冷却す
るためカムシャフト長さ方向に所定間隔をおいて配置さ
れる矩形板状のチラー部材であって、各チラー部材10
Aは上部の左右両側において各々の側端面で開口した略
円形の円形状切欠部12を有している。
【0015】また、同図において、14A,14Aはカ
ムシャフト長さ方向に延び円形状切欠部12の直径より
も一回り大きい直径を有する丸棒状の保持部材であって
、該保持部材14Aは、カムシャフト長さ方向の所定位
置に配置される各チラー部材10Aと対応する部位にお
いて断面略矩形状の保持部16を有している。そして、
図2(a)に示すように、上記保持部16の高さはチラ
ー部材10Aの円形状切欠部12の開口部の高さよりも
若干小さく、保持部16の幅は円形状切欠部12の直径
よりも若干小さく形成されており、保持部16の幅方向
の両端面は円形状切欠部12の内面と対応した曲面に形
成されている。
ムシャフト長さ方向に延び円形状切欠部12の直径より
も一回り大きい直径を有する丸棒状の保持部材であって
、該保持部材14Aは、カムシャフト長さ方向の所定位
置に配置される各チラー部材10Aと対応する部位にお
いて断面略矩形状の保持部16を有している。そして、
図2(a)に示すように、上記保持部16の高さはチラ
ー部材10Aの円形状切欠部12の開口部の高さよりも
若干小さく、保持部16の幅は円形状切欠部12の直径
よりも若干小さく形成されており、保持部16の幅方向
の両端面は円形状切欠部12の内面と対応した曲面に形
成されている。
【0016】これにより、保持部材14Aの保持部16
は、円形状切欠部12内に挿入可能であると共に円形状
切欠部12内で回転可能である。また、挿入後、保持部
材14Aを約90度回転すると、各チラー部材10Aは
保持部材14Aに所定の配置状態で保持される。
は、円形状切欠部12内に挿入可能であると共に円形状
切欠部12内で回転可能である。また、挿入後、保持部
材14Aを約90度回転すると、各チラー部材10Aは
保持部材14Aに所定の配置状態で保持される。
【0017】以下、上記のチラー部材10A及び保持部
材14Aを用いて鋳型を造型する方法を説明する。
材14Aを用いて鋳型を造型する方法を説明する。
【0018】まず、各チラー部材10Aをカムシャフト
長さ方向の所定位置に配置した後、図1及び図2(a)
に示すように、各チラー部材10Aの円形状切欠部12
に保持部材14Aの保持部16を挿入する。次に、図2
(b)に示すように、保持部材14Aを約90度回転し
てその保持部16によって各チラー部材10Aを保持す
る。
長さ方向の所定位置に配置した後、図1及び図2(a)
に示すように、各チラー部材10Aの円形状切欠部12
に保持部材14Aの保持部16を挿入する。次に、図2
(b)に示すように、保持部材14Aを約90度回転し
てその保持部16によって各チラー部材10Aを保持す
る。
【0019】次に、各チラー部材10Aを保持部材14
Aに保持させた状態で造型用成形型内にセットする。そ
の後、保持部材14Aを再び約90度回転して保持部1
6を円形状切欠部12から離脱させてから保持部材14
Aを造型用成形型の外に取り出す。このようにすること
により、各チラー部材10Aを造型用成形型内の所定位
置に容易にセットすることができる。
Aに保持させた状態で造型用成形型内にセットする。そ
の後、保持部材14Aを再び約90度回転して保持部1
6を円形状切欠部12から離脱させてから保持部材14
Aを造型用成形型の外に取り出す。このようにすること
により、各チラー部材10Aを造型用成形型内の所定位
置に容易にセットすることができる。
【0020】次に、造型用成形型のキャビティ内に鋳物
砂を充填した後、該鋳物砂を硬化させて鋳型を造型する
。
砂を充填した後、該鋳物砂を硬化させて鋳型を造型する
。
【0021】図3及び図4は本発明の第2実施例に係る
鋳型造型方法を示し、同図において、10B,10Bは
上記同様カムシャフトのカムの所定部分を急速冷却する
ための馬蹄形状のチラー部材であって、各チラー部材1
0Bは下端面において下方へ突出する突起部18を有し
ている。
鋳型造型方法を示し、同図において、10B,10Bは
上記同様カムシャフトのカムの所定部分を急速冷却する
ための馬蹄形状のチラー部材であって、各チラー部材1
0Bは下端面において下方へ突出する突起部18を有し
ている。
【0022】また、同図において、14Bはカムシャフ
ト長さ方向に延びる矩形板状の保持部材であって、該保
持部材14Bには、その中央においてカムシャフトの幅
よりも若干大きい幅を有しカムシャフト長さ方向に延び
る矩形状切欠部20が設けられていると共に、チラー部
材10Bの突起部18と対応する箇所において突起部1
8の外形よりも若干大きい形状の切欠凹部22が設けら
れている。
ト長さ方向に延びる矩形板状の保持部材であって、該保
持部材14Bには、その中央においてカムシャフトの幅
よりも若干大きい幅を有しカムシャフト長さ方向に延び
る矩形状切欠部20が設けられていると共に、チラー部
材10Bの突起部18と対応する箇所において突起部1
8の外形よりも若干大きい形状の切欠凹部22が設けら
れている。
【0023】以下、上記のチラー部材10B及び保持部
材14Bを用いて鋳型を造型する方法を説明する。
材14Bを用いて鋳型を造型する方法を説明する。
【0024】まず、チラー部材10Bの突起部18が保
持部材14Bの切欠凹部22に挿入されるように各チラ
ー部材10Bを保持部材14Bの上面に載置して保持部
材14Bに保持させる。
持部材14Bの切欠凹部22に挿入されるように各チラ
ー部材10Bを保持部材14Bの上面に載置して保持部
材14Bに保持させる。
【0025】次に、図3に示すようにカムシャフトの上
部と同形状の突起部24aを有する金型24と図4に示
すような枠体26とからなる造型用成形型の内部に、保
持部材14Bに保持されたチラー部材10Bをセットし
た後、該造型用成形型の内部に鋳物砂を充填し、その後
、該鋳物砂を硬化させて鋳型としての上型28を造型す
る。
部と同形状の突起部24aを有する金型24と図4に示
すような枠体26とからなる造型用成形型の内部に、保
持部材14Bに保持されたチラー部材10Bをセットし
た後、該造型用成形型の内部に鋳物砂を充填し、その後
、該鋳物砂を硬化させて鋳型としての上型28を造型す
る。
【0026】次に、カムシャフトの下部と同形状の突起
部を有する金型(図示していない)と図4に示すような
枠体30とを用いて下型32を造型し、該下型32の上
に上記上型28を載置する。その後、上型28と下型3
2とによって形成されるキャビティに溶湯を注入して鋳
造品を得る。
部を有する金型(図示していない)と図4に示すような
枠体30とを用いて下型32を造型し、該下型32の上
に上記上型28を載置する。その後、上型28と下型3
2とによって形成されるキャビティに溶湯を注入して鋳
造品を得る。
【0027】次に、上型28と下型32とを分離して型
開きをした後、上型28から保持部材14Bを取り除く
。
開きをした後、上型28から保持部材14Bを取り除く
。
【0028】尚、本第2実施例においては、鋳造後に保
持部材14Bを上型28から分離したが、これに代えて
、上型28を造型した後に保持部材14Bを上型28か
ら分離し、その後、下型32の上に上型28を載置しこ
れらによって形成されるキャビティに溶湯を注入しても
よい。
持部材14Bを上型28から分離したが、これに代えて
、上型28を造型した後に保持部材14Bを上型28か
ら分離し、その後、下型32の上に上型28を載置しこ
れらによって形成されるキャビティに溶湯を注入しても
よい。
【0029】図5は上記第1及び第2実施例に用いられ
るチラー部材14A,14Bの変形例を示している。該
変形例に係るチラー部材14Cはその両側部が湾状に切
欠されており、これによってチラー部材14Cの両側部
に上向き斜面36と下向き斜面38とが形成されている
。
るチラー部材14A,14Bの変形例を示している。該
変形例に係るチラー部材14Cはその両側部が湾状に切
欠されており、これによってチラー部材14Cの両側部
に上向き斜面36と下向き斜面38とが形成されている
。
【0030】従って、チラー部材14Cの両側部に上向
き斜面36及び下向き斜面38が設けられていない場合
には、図6(a)(b)に示すように造型時に発生する
砂内応力分布の差に起因して上型a内でチラー部材bが
カムシャフトcから位置ずれしたり、或いは図6(c)
(d)に示すように鋳造後、上型aとカムシャフトcと
を分離する際に、チラー部材bが重力によって上型aか
ら落下したりすることがある。ところが、上記のように
、チラー部材14Cの両側部に上向き斜面36及び下向
き斜面38を設けておくと、造型時に砂内応力分布に差
が生じてもチラー部材14Cの上向き斜面36が鋳物砂
によって下方に押圧されているためチラー部材bはカム
シャフトcから位置ずれすることがなく、またチラー部
材bが重力を受けても下向き斜面38が鋳物砂によって
上方に押圧されているためチラー部材bは落下すること
がない。
き斜面36及び下向き斜面38が設けられていない場合
には、図6(a)(b)に示すように造型時に発生する
砂内応力分布の差に起因して上型a内でチラー部材bが
カムシャフトcから位置ずれしたり、或いは図6(c)
(d)に示すように鋳造後、上型aとカムシャフトcと
を分離する際に、チラー部材bが重力によって上型aか
ら落下したりすることがある。ところが、上記のように
、チラー部材14Cの両側部に上向き斜面36及び下向
き斜面38を設けておくと、造型時に砂内応力分布に差
が生じてもチラー部材14Cの上向き斜面36が鋳物砂
によって下方に押圧されているためチラー部材bはカム
シャフトcから位置ずれすることがなく、またチラー部
材bが重力を受けても下向き斜面38が鋳物砂によって
上方に押圧されているためチラー部材bは落下すること
がない。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1及び2の
発明に係る鋳型の造型方法によると、複数のチラー部材
を保持部材に保持された状態で造型用成形型内にセット
するため、複数のチラー部材を同時にセットすることが
できるので、チラー部材が複数個存在してもチラー部材
のセット作業は極めて容易である。
発明に係る鋳型の造型方法によると、複数のチラー部材
を保持部材に保持された状態で造型用成形型内にセット
するため、複数のチラー部材を同時にセットすることが
できるので、チラー部材が複数個存在してもチラー部材
のセット作業は極めて容易である。
【0032】また、チラー部材と保持部材とを分離し保
持部材のみを造型用成形型の外に取り出した後に、造型
用成形型内の鋳物砂を硬化させるため、得られた鋳型の
内部に保持部材が存在していないので、鋳造品を取り出
す際に鋳型を壊しても保持部材が変形したり損傷したり
することがない。
持部材のみを造型用成形型の外に取り出した後に、造型
用成形型内の鋳物砂を硬化させるため、得られた鋳型の
内部に保持部材が存在していないので、鋳造品を取り出
す際に鋳型を壊しても保持部材が変形したり損傷したり
することがない。
【図1】本発明の第1実施例において保持部材でチラー
部材を保持する状態を示す斜視図である。
部材を保持する状態を示す斜視図である。
【図2】上記第1実施例において保持部材の保持部をチ
ラー部材の円形状切欠部に挿入する状態を示す断面図で
ある。
ラー部材の円形状切欠部に挿入する状態を示す断面図で
ある。
【図3】本発明の第2実施例において保持部材を金型に
セットする状態を示す斜視図である。
セットする状態を示す斜視図である。
【図4】上記第2実施例において上型と下型との間に配
置されたチラー部材及び保持部材を示す断面図である。
置されたチラー部材及び保持部材を示す断面図である。
【図5】上記第1及び第2実施例に用いられるチラー部
材の変形例を示す断面図である。
材の変形例を示す断面図である。
【図6】従来のチラー部材を用いた場合の問題点を示す
断面図である。
断面図である。
10A,10B…チラー部材
12…円形状切欠部
14A,14B…保持部材
16…保持部
Claims (2)
- 【請求項1】 鋳造品の所定部分を急速冷却する
ための複数のチラー部材と、該複数のチラー部材を所定
の配置状態で着脱自在に保持する保持部材とを準備し、
上記複数のチラー部材を上記保持部材に保持された状態
で造型用成形型内にセットし、その後、上記チラー部材
と保持部材とを分離し該保持部材のみを上記造型用成形
型の外に取り出し、その後、上記造型用成形型内に鋳物
砂を充填して該鋳物砂を硬化させることを特徴とする鋳
型造型方法。 - 【請求項2】 鋳造品の所定部分を急速冷却するため
の複数のチラー部材と、該複数のチラー部材を所定の配
置状態で着脱自在に保持する保持部材とを準備し、上記
複数のチラー部材を上記保持部材に保持された状態で造
型用成形型内にセットした後、該造型用成形型内に鋳物
砂を充填し、その後、上記チラー部材と保持部材とを分
離して保持部材のみを上記造型用成形型の外に取り出し
、その後、上記造型用成形型内の鋳物砂を硬化させるこ
とを特徴とする鋳型造型方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40403390A JPH04220151A (ja) | 1990-12-20 | 1990-12-20 | 鋳型造型方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40403390A JPH04220151A (ja) | 1990-12-20 | 1990-12-20 | 鋳型造型方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04220151A true JPH04220151A (ja) | 1992-08-11 |
Family
ID=18513727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP40403390A Pending JPH04220151A (ja) | 1990-12-20 | 1990-12-20 | 鋳型造型方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04220151A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5533563A (en) * | 1995-03-30 | 1996-07-09 | Lee, Sr.; Lawrence J. | Mold and method for making variable hardness castings |
US5904203A (en) * | 1995-11-17 | 1999-05-18 | Kabushiki Kaisha Riken | Chill plate and stacked mold |
CN104588579A (zh) * | 2014-12-22 | 2015-05-06 | 沈阳理工大学 | 一种调节铸件凝固顺序的方法 |
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1990
- 1990-12-20 JP JP40403390A patent/JPH04220151A/ja active Pending
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