JP2002250390A - 油圧緩衝器の減衰バルブ構造 - Google Patents

油圧緩衝器の減衰バルブ構造

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JP2002250390A
JP2002250390A JP2001020330A JP2001020330A JP2002250390A JP 2002250390 A JP2002250390 A JP 2002250390A JP 2001020330 A JP2001020330 A JP 2001020330A JP 2001020330 A JP2001020330 A JP 2001020330A JP 2002250390 A JP2002250390 A JP 2002250390A
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valve
piston
damping
damping valve
extension
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Shoichiro Matsunaga
昌一郎 松永
Tomoharu Murakami
知治 村上
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KYB Corp
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Kayaba Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピストンナットや加締め止めに伴うピストン
ロッドへのピストンの締付力や、ピストン部を構成する
部材の部品精度によって影響を受けることが殆どなく、
しかも、伸側と圧側の減衰バルブの撓み剛性を板厚によ
り変えることなしに変化することのできる油圧緩衝器の
減衰バルブ構造を提供する。 【解決手段】 弾性力をもつ可撓性の伸側と圧側の減衰
バルブ14,15の一方または両方をバルブサポート
5,6によりそれぞれ格別に保持してピストン7に設け
た相応の伸側および圧側ポート16,17の出口部分に
当接し、この減衰バルブ14,15によって上記相応の
伸側および圧側ポート16,17の出口部分を開閉自在
に塞ぐと共に、この減衰バルブ14,15をそれぞれ各
別に保持するバルブサポート5,6の保持面10,11
を波形状に形成し、当該波形状をした保持面10,11
の***部12,13により伸側と圧側の減衰バルブ1
4,15を円周方向に向って部分的に支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両やその他の
装置の作動の際に相対振動を生じる部分の間に介装して
振動を抑え、当該振動の発生を効果的に速やかに抑えて
吸収する油圧緩衝器の減衰力発生機構部分であるピスト
ン部の減衰バルブ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の油圧緩衝器におけるピス
トン部の減衰バルブ構造としては、図7にみられるよう
に、外部からシリンダ1の内部へと挿入したピストンロ
ッド2の基端小径部3にバルブストッパ19と間座8を
挿通し、かつ、環状のリーフバルブである可撓性の伸側
と圧側の減衰バルブ14,15とでピストン7の両端面
を挟みつつ、圧側の減衰バルブ15を間座8に接してピ
ストンロッド2の基端小径部3に挿通して設けている。
【0003】続いて、ピストンロッド2の基端小径部3
には間座4とバルブストッパ18を挿通し、かつ、ピス
トンナット9で締め付けることにより伸側の減衰バルブ
14の基端部分を間座4でピストン7に押し付け、同時
に圧側の減衰バルブ15の基端部分を間座8へと押し付
けることにより、ピストン7に設けた伸側および圧側ポ
ート16,17の出口部分をこれら伸側と圧側の減衰バ
ルブ14,15で塞いで固定するようにしているのが一
般である。
【0004】なお、上記した図7に示す従来の油圧緩衝
器の減衰バルブ構造にあっては、ピストンロッド2の基
端小径部3に上記したピストンアッセンブリをピストン
ナット9で締め付けて固定するようにした場合について
示してあるが、当該ピストンナット9を用いて締め付け
ることなく、ピストンロッド2の基端小径部3の端部に
加締め止め施してピストン7に設けた伸側と圧側ポート
16,17の出口部分を伸側と圧側の減衰バルブ14,
15で塞いでやる場合もある。
【0005】かくして、これら何れの場合にあっても、
伸長行程時には、ピストン7の上室20内にある作動油
が圧側の減衰バルブ15の切欠穴22からピストン7の
伸側ポート16を通して伸側の減衰バルブ14を撓ませ
つつピストン7の下室21に流れ、また、圧縮行程時に
は、ピストン7の下室21内にある作動油がピストン7
の圧側ポート17を通して圧側の減衰バルブ15を撓ま
せつつピストン7の上室20に流れることになり、この
とき伸側と圧側の減衰バルブ14,15を撓ませて流れ
る作動油の流動抵抗で所定の減衰特性を発揮することに
なる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来から油圧
緩衝器において一般に用いられているこの種のピストン
部の減衰バルブ構造にあっては、伸側と圧側の減衰バル
ブ14,15をそれぞれピストン7と間座4,8とで挟
んで固定する構造を採っているために、ピストンナット
9や加締め止めによる締付力のばらつきにより、また、
これらの締付力によって挟持される部品側の精度、即
ち、これら部品の表面粗度や直角度或いは平坦度などに
より内端部分の保持条件が変化することから、発生する
減衰特性にばらつきが生じる要因となる。
【0007】加えて、伸側と圧側の減衰バルブ14,1
5に対しバルブストッパ18,19と間座4,8および
ピストン7を互に積層して設けてやる必要があるため
に、減衰力発生機構部分の構成が軸方向に向って長くな
り、油圧緩衝器としての有効ストロークが減少すると共
に径の異なる伸側と圧側の減衰バルブ14,15を必要
とし、組付作業性に劣ることにもなる。
【0008】したがって、この発明の目的は、ピストン
ナット或いは加締め止めによる締付力や、ピストン部を
構成する部材の部品精度によって影響を受けることが殆
どなく、しかも、リーフバルブからなる伸側と圧側の減
衰バルブの撓み剛性を板厚により変えることなしに変化
することのできる油圧緩衝器の減衰バルブ構造を提供す
ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記したこの発明の目的
は、弾力性を有する可撓性の伸側と圧側の減衰バルブの
一方または両方をバルブサポートで各個に保持してピス
トンに設けた相応の伸側および圧側ポートの出口部分に
当接し、この減衰バルブにより上記相応の伸側および圧
側ポートの出口部分を開閉自在に塞ぐと共に、この減衰
バルブを保持するバルブサポートの保持面を波形状に形
成し、当該波形状をした保持面の***部により伸側と圧
側の減衰バルブを円周方向に向って部分的に支持するこ
とにより達成される。
【0010】すなわち、上記のように構成することによ
って伸側と圧側の減衰バルブの一方または両方は、ピス
トンナットや加締め止めによる締付力或いはピストン部
を構成する各部材の部品精度等により発生減衰特性に影
響を受けることが殆どなくなる。
【0011】また、上記に加え、リーフバルブからなる
伸側と圧側の減衰バルブの一方または両方を、バルブサ
ポートの波形状をした***部によって円周方向に向い部
分的に支持するようにしたことにより、これら伸側と圧
側の減衰バルブの一方または両方の撓み剛性を板厚の変
更(構成枚数の変更)によらず、保持面である***部の
個数や間隔を変えることで調整することでが可能になる
のである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に基いてこの
発明の実施の形態を説明するに当り、ここでは、正立型
の油圧緩衝器に適用した場合を例にとって示してある
が、勿論、従来から公知の倒立型の油圧緩衝器にもその
まま適用することができることは言うまでもない。
【0013】図1は、この発明による減衰バルブ構造を
備えた油圧緩衝器の要部縦断正面図を示すものであっ
て、外部からシリンダ1の内部へと挿入したピストンロ
ッド2の基端小径部3に間座8を介装し、かつ、バルブ
サポート5,6で挟んだピストン7を挿し込んで設けて
いる。
【0014】続いて、ピストンロッド2の基端小径部3
にはその上から間座4を挿通し、かつ、ピストンナット
9で締め付けるなり、或いは、基端小径部3の端部を加
締め止め(図示省略)することにより、バルブサポート
5の基端部分を間座4でピストン7に、また、同じくバ
ルブサポート6の基端部分を間座8に押し付けて固定し
ている。
【0015】そして、図1乃至図3における第一の実施
の形態に示すように、バルブサポート5,6の互いの対
向面である保持面10,11を波形状に形成し、半径方
向に延びる***部12,13で伸側と圧側の減衰バルブ
14,15を円周方向に向い部分的に挟持してピストン
7のそれぞれの面に押し付け、かつ、ピストン7に穿設
した伸側および圧側ポート16,17の出口部分をこれ
ら伸側と圧側の減衰バルブ14,15で塞ぐようにした
のである。
【0016】これにより、油圧緩衝器の伸長行程時にあ
っては、作動油の流れがピストン7の上室20からバル
ブサポート6の切欠穴23を通り、かつ、ピストン7に
おける伸側ポート16を通して伸側の減衰バルブ14に
作用し、当該伸側の減衰バルブ14における***部12
の間となる部分を撓ませてピストン7の下室21に流れ
出る。
【0017】それに対して、油圧緩衝器の圧縮行程時に
は、作動油の流れがピストン7の下室21からピストン
7の圧側ポート17を通して圧側の減衰バルブ15を撓
ませつつピストン7の上室20に流れ出る。
【0018】なお、図1乃至図3に示したこの発明の実
施の形態では、伸側と圧側の減衰バルブ14,15を共
にバルブサポート5,6の保持面10,11に放射方向
に向けて形成した三条の***部12,13とピストン7
の面とで挟んで支持しているが、四条或いはそれ以上の
***部12,13とピストン7の面とで挟んで支持する
ようにしてもよい。
【0019】かくして、油圧緩衝器の伸長行程時にあっ
ては、ピストン7の上室20の作動油がバルブサポート
6の切欠穴23からピストン7の伸側ポート16を通し
て伸側の減衰バルブ14における***部12の間となる
部分を撓ませてピストン7の下室21に流れる。
【0020】また、逆方向への圧縮行程時には、ピスト
ン7の下室21内の作動油がピストン7の圧側ポート1
7からバルブサポート6の***部13によって挟まれた
圧側の減衰バルブ15の間の部分を撓ませつつ同様にし
てピストン7の上室20に流れ、しかも、上記したこれ
ら何れの場合にあっても、伸側および圧側の減衰バルブ
14,15がバルブサポート5,6の保持面10,11
における中間部分に当接して係止された時点で最大開口
となる。
【0021】このように、伸側と圧側の減衰バルブ1
4,15は、バルブサポート5,6の互に隣り合う***
部12,13を支持点に中間部分が円弧状梁として撓み
つつ油路を形成して作動油を流すために、このとき減衰
バルブ14,15に生じる撓みは、隣り合う***部1
2,13の間隔長に逆比例して撓み剛性が決まることに
なる。
【0022】その結果、図2乃至図3において例示した
ように、各バルブサポート5,6における隣り合う***
部12,13の間隔長の最も長い部分が一番大きく撓
み、当該間隔の長さが短くなればなる程曲げ剛性が増し
て撓みが小さくなる。
【0023】これにより、油圧緩衝器の伸縮速度が速く
なってピストン7の伸側および圧側ポート16,17を
流れる作動油の流量が増え、それに伴う作動油圧力の増
大に連れてバルブサポート5,6における最も間隔の長
い***部12,13の間に位置する部分が一番大きく撓
むと共に、順次に間隔の短くなる***部12,13の間
の部分と対向する減衰バルブ14,15の部分の撓みが
それに続いて少なくなる。
【0024】しかも、これらの開口面積の総和が伸側と
圧側の減衰バルブ14,15の開口面積となることか
ら、バルブサポート5,6の隣り合う***部12,13
の間隔長を任意に選ぶことで、伸側と圧側の減衰バルブ
14,15の板厚を変えることなく撓み剛性即ち減衰特
性を変化させることが可能になるのである。
【0025】なお、これまで述べてきた図1乃至図3の
第一の実施の形態にあっては、伸側と圧側の減衰バルブ
14,15の一方または両方をバルブサポート5,6の
***部12,13とピストン7とで挟んで組み付け、か
つ、バルブサポート5,6の***部12,13の間にお
ける保持面10,11に向って撓む伸側と圧側の減衰バ
ルブ14,15の撓みを利用して伸圧両方の減衰特性を
発揮するようにしてきた。
【0026】それに対して、図4乃至図6に示したこの
発明の第二の実施の形態では、伸側と圧側の減衰バルブ
14a,15aの一方または両方を保持するバルブサポ
ート5a,6aの保持面10a,11aにおける***部
12a,13aの部分を、伸側と圧側の減衰バルブ14
a,15aの開き方向への撓みを制限する裾下がり状の
曲面として形成してやる。
【0027】そして、減衰バルブ14a,15aの内周
側をバルブサポート5a,6aでピストン7との間に挟
んで内周固定式のバルブ構造にすると共に、ピストン7
を貫通する伸側ポート16を圧側の減衰バルブ15aと
バルブサポート6aとに穿った切欠穴22a,23aを
通してピストン7の上室20に常時連通させたのであ
る。
【0028】かくして、このものによっても、先に図1
乃至図3において示したこの発明の第一の実施の形態と
同様に、油圧緩衝器の伸長行程時にピストン7の上室2
0内の作動油がバルブサポート6aの切欠穴23aから
圧側の減衰バルブ15aにおける切欠穴22aおよびピ
ストン7の伸側ポート16を通り、伸側の減衰バルブ1
4aを全周に亙りバルブサポート5aへと向け撓ませて
ピストン7の下室21に流れる。
【0029】また、逆方向への圧縮行程時には、ピスト
ン7の下室21内の作動油がピストン7の圧側ポート1
7から圧側の減衰バルブ15aの外周部分をバルブサポ
ート6aに向けて撓ませつつピストン7の上室20に流
れる。
【0030】しかも、上記した何れの場合にあっても、
その過程において、伸側および圧側の減衰バルブ14
a,15aは、先づ背面側がバルブサポート5a,6a
の***部12a,13aの全面により撓みを制限される
状態まで全周に亙って撓み、続いて、減衰バルブ14
a,15aの***部12a,13aの間に位置する部分
がさらに撓み、バルブサポート5a,6aの保持面10
a,11aに当って係止された時点で最大開口となる。
【0031】このようにして、伸側と圧側の減衰バルブ
14a,15aは、それぞれの撓み剛性に関係なく或い
は撓み剛性と併せてバルブサポート5a,6aにおける
***部12a,13aの支持面の曲率や形状等、また
は、バルブサポート5a,6aの保持面10a,11a
の深さを選ぶことによって好ましい減衰特性を広い範囲
に亙って発生させることが可能になるのである。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1の発明によ
れば、弾力性を有する可撓性の伸側と圧側の減衰バルブ
の一方または両方をバルブサポートで各個に保持してピ
ストンに設けた相応の伸側および圧側ポートの出口部分
に当接し、この減衰バルブにより上記相応の伸側および
圧側ポートの出口部分を開閉自在に塞ぐと共に、この減
衰バルブを保持するバルブサポートの保持面を波形状に
形成し、当該波形状をした保持面の***部により伸側と
圧側の減衰バルブを円周方向に向って部分的に支持した
ことにより、伸側と圧側の減衰バルブの一方または両方
は、ピストンナット或いは加締め止めによる締付力やピ
ストン部を構成する部材の部品精度で発生減衰特性に影
響を受けることが殆どなくなり、常に安定した発生減衰
特性を容易に確保することができる。
【0033】また、請求項2の発明によれば、上記に加
えて、リーフバルブからなる伸側と圧側の減衰バルブの
一方または両方をバルブサポートの波形状をした***部
で円周方向に向い部分的に支持するようにしたことによ
り、これら伸側と圧側の減衰バルブの一方または両方に
おける撓み剛性を板厚の変更や構成枚数の変更によら
ず、保持面である***部の個数や間隔を変えることで容
易に調整することでがことが可能になる。
【0034】さらに、請求項3の発明によれば、これら
上記の効果に加えて、伸側と圧側の減衰バルブの一方ま
たは両方を保持するバルブサポートにおける波形状の保
持面の***部を、減衰バルブの開き方向への撓みを制限
する裾下がり状の曲面として形成したことにより、伸側
と圧側の減衰バルブの撓み剛性に関係なく或いは撓み剛
性と併せてバルブサポートにおける***部の支持面の曲
率や形状等、または、バルブサポートの保持面の深さを
選ぶことによって、より好ましい減衰特性を広い範囲に
亙って容易に発生させることが可能になるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による油圧緩衝器の減衰バルブ構造の
実施の形態を示す縦断部分正面図である。
【図2】同上における油圧緩衝器の減衰バルブ構造にお
いて用いられている伸側のバルブサポートを取り出して
上方からみた平面図である。
【図3】同じく、この発明による油圧緩衝器の減衰バル
ブ構造において用いられている圧側のバルブサポートを
取り出して示して下方からみた裏面図である。
【図4】この発明による油圧緩衝器の減衰バルブ構造の
他の実施の形態を示す縦断部分正面図である。
【図5】同上における油圧緩衝器の減衰バルブ構造にお
いて用いられている伸側のバルブサポートを取り出して
上方からみた平面図である。
【図6】同じく、この発明による第二の実施形態である
油圧緩衝器の減衰バルブ構造において用いられている圧
側のバルブサポートを取り出して示して下方からみた裏
面図である。
【図7】従来から用いられている油圧緩衝器の減衰バル
ブ構造を示す縦断部分正面図である。
【符号の説明】
1 シリンダ 2 ピストンロッド 5,5a,6,6a バルブサポート 7 ピストン 10,10a,11,11a 保持面 12,12a,13,13a ***部 14,14a 伸側の減衰バルブ 15,15a 圧側の減衰バルブ 16 伸側ポート 17 圧側ポート 22a 圧側のバルブサポートに穿設した切欠穴 23,23a 圧側の減衰バルブに穿った切欠穴

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾力性を有する可撓性の伸側と圧側の減
    衰バルブの一方または両方をバルブサポートで各個に保
    持してピストンに設けた相応の伸側および圧側ポートの
    出口部分に当接し、この減衰バルブにより上記相応の伸
    側および圧側ポートの出口部分を開閉自在に塞ぐと共
    に、この減衰バルブを保持するバルブサポートの保持面
    を波形状に形成し、当該波形状をした保持面の***部に
    より伸側と圧側の減衰バルブを円周方向に向って部分的
    に支持したことを特徴とする油圧緩衝器の減衰バルブ構
    造。
  2. 【請求項2】 伸側と圧側の減衰バルブの一方または両
    方を保持するバルブサポートにおける波形状の保持面の
    ***部を、円周方向に向い適宜に間隔を異ならせて形成
    した請求項1記載の油圧緩衝器の減衰バルブ構造。
  3. 【請求項3】 伸側と圧側の減衰バルブの一方または両
    方を保持するバルブサポートにおける波形状の保持面の
    ***部を、減衰バルブの開き方向への撓みを制限する裾
    下がり状の曲面として形成した請求項1または2記載の
    油圧緩衝器の減衰バルブ構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015090180A (ja) * 2013-11-06 2015-05-11 カヤバ工業株式会社 緩衝器のバルブ構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015090180A (ja) * 2013-11-06 2015-05-11 カヤバ工業株式会社 緩衝器のバルブ構造

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