JP2003014028A - 油圧緩衝器 - Google Patents

油圧緩衝器

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JP2003014028A JP2001195939A JP2001195939A JP2003014028A JP 2003014028 A JP2003014028 A JP 2003014028A JP 2001195939 A JP2001195939 A JP 2001195939A JP 2001195939 A JP2001195939 A JP 2001195939A JP 2003014028 A JP2003014028 A JP 2003014028A
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Shinichi Kagawa
伸一 香川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピストン速度の低速域において、
減衰特性の設定自由度を向上させた油圧緩衝器の提供。 【解決手段】 油圧緩衝器10の縮み行程時にお
いて、ピストン速度の低速域では、シリンダ下室11b
の油液が、切欠ディスク21の切欠21aを介して連通
ディスク20の連通口20aに流入し、スリットディス
ク19の内周部Yを上方へ撓ませる。スリットディスク
19の内周部Yが開弁することによってバルブ特性の減
衰力(小)が発生する。スリットディスク19のスリッ
ト19bによって、内周部Yにおいて周方向に引っ張る
力を発生させず、内周部Yが撓みやすくなっているの
で、逆流時におけるピストン速度の低速域において小さ
なバルブ特性を得ることができ、減衰特性の設定自由度
を向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、自動車、鉄道車両
等の車両や、洗濯機、建築構造物等の振動対象物の振動
を減衰するための油圧緩衝器に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の油圧緩衝器の一例として実開平1
−102536号に示すものがあり、この従来技術につ
いて図6乃至図9に基づき説明する。なお、縮み側ディ
スクバルブについては伸び側ディスクバルブと同様の構
成であるため、伸び側ディスクバルブのみ説明する。 【0003】この従来技術における油圧緩衝器1は、油
液が封入されたシリンダ2内に、シリンダ2内を上下2
室(図6では下室のみが示されている)に画成するピス
トン3を備え、ピストン3には、上下2室を連通する伸
び側油液通路3aが設けられている。 【0004】ピストン3の伸び側油液通路3aの下流側
には、伸び側ディスクバルブ4が離着座する弁座3bが
設けられている。 【0005】弁座3bに離着座する伸び側ディスクバル
ブ4は、複数のディスクを積層して構成され、弁座3b
側から、第1ディスク5、第2ディスク6、環状ディス
ク7の順に積層されている。 【0006】第1ディスク5は、内周側に円弧状の開口
5aを備えており(図7)、伸び行程時の油液の流れ
(正流)時に外周縁が弁座3bから離座する。第2ディ
スク6は、内周側に円弧状の開口6aを備えると共に、
縮み行程(逆流)時におけるオリフィス特性の減衰力を
決定する径方向に延びた切欠6bを備えている(図
8)。環状ディスク7は、第2ディスク6を全面的に覆
うように設けられ、第1ディスク5及び第2ディスク6
とは異なり、開口及び切欠を備えていない(図9)。 【0007】そして、縮み行程時において、圧縮された
シリンダ下室の油液が、第2ディスク6の切欠6bを介
して開口6a内に流入(逆流)し、第1ディスク5の内
周部X(図7斜線部分)が伸び側油液通路3a側(上
方)に撓んで開弁し、この第1ディスク5の内周部Xの
開弁圧力に応じて、バルブ特性の減衰力を発生する。こ
のように、第1ディスク5の内周部Xが撓んで生じるバ
ルブ特性によって、油圧緩衝器1の作動速度(ピストン
速度)の低速域で減衰力を大きくして、油圧緩衝器1の
ピストン速度低速域での振動低減機能を高めるようにし
ている。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術では、図7に示す第1ディスク5の内周部Xは、撓む
際に内周部Xを周方向に引っ張る力が加わってバルブ剛
性が高く、特に、上記逆流時におけるピストン速度の低
速域におけるバルブ特性の設定自由度が低いという問題
があった。 【0009】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、ディスクの内周部の剛性を任意の剛性とすること
で、ディスクの開弁圧力を任意に設定でき、逆流時のピ
ストン速度の低速域で減衰特性の設定自由度を向上させ
ることができる油圧緩衝器を提供することを目的とす
る。 【0010】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、油液が封入されたシリンダと、該シリン
ダ内に摺動可能に嵌挿され前記シリンダ内を2室に画成
するピストンと、前記2室間に設けられ前記ピストンの
摺動によって油液が流通する油液通路と、該油液通路の
下流側に設けられた弁座と、該弁座に対して離着座する
ディスクバルブと、を備えた油圧緩衝器において、前記
ディスクバルブは、内周側に設けられた周方向に延びる
開口及び該開口から径方向外側に延びるスリットを備え
たスリットディスクと、該スリットディスクの開口より
も外周側に開口して前記弁座の下流側と連通する連通口
を有する連通ディスクとを、前記弁座側から順次積層し
たことを特徴とする。 【0011】このように構成したので、スリットディス
クに設けたスリットによって、スリットディスクの内周
部の剛性を任意の剛性として、スリットディスクの内周
部の開弁圧力を任意に設定できるので、逆流時における
ピストン速度の低速域で減衰特性の設定自由度を向上さ
せることができる。 【0012】 【発明の実施の形態】次に、本発明における一実施形態
について、以下、図1乃至図5を用いて説明する。な
お、本実施形態は、単筒式油圧緩衝器に採用した例を示
している。 【0013】油圧緩衝器10は、油液が封入されたシリ
ンダ11内に、ピストンバンド12を外周に備えたピス
トン13が摺動自在に嵌挿されており、このピストン1
3は、シリンダ11内を上下2室11a、11bに画成
している。 【0014】ピストン13は、ピストンロッド14の小
径部14aに対して、後述する伸び側ディスクバルブ1
8及び縮み側ディスクバルブ23と共に、ナット15に
よって固定されている。 【0015】ピストンロッド14の上端側は、シリンダ
11の上端部に設けられたロッドガイド及びロッドシー
ル(何れも図示せず)を介してシリンダ11の外部に延
出されている。 【0016】シリンダ11の下端側には、高圧ガスが封
入されたガス室(図示せず)がシリンダ下室11bに対
して直列に設けられ、シリンダ下室11bとガス室と
は、シリンダ11内を自在に摺動するフリーピストン
(図示せず)によって、液密かつ気密的に画成されてい
る。 【0017】ピストン13には、シリンダ上室11a及
びシリンダ下室11bとの間を連通する伸び側油液通路
13a及び縮み側油液通路13bが設けられており、さ
らに、ピストン13の両端面には、伸び側油液通路13
aの下流側に位置する伸び側弁座16aと、縮み側油液
通路13bの下流側に位置する縮み側弁座16bとがそ
れぞれ形成されている。 【0018】ピストン13の内周側には、伸び側弁座1
6a及び縮み側弁座16bよりも軸方向に対して凹んだ
位置であって、後述する伸び側ディスクバルブ18及び
縮み側ディスクバルブ23の内周側がクランプされる伸
び側内シート17a及び縮み側内シート17bが形成さ
れている。 【0019】ピストン13の下端面には、伸び側ディス
バルブ18が設けられ、伸び側ディスクバルブ18は、
伸び側弁座16a側から、スリットディスク19、連通
ディスク20、切欠ディスク21、環状ディスク22を
順次積層して構成されている。 【0020】図2に示すように、スリットディスク19
は、内周側に円弧状(C字状)の開口19aが周方向に
延びて設けられ、また、この開口19aから径方向外側
に向かって所定長さのスリット19b、19b・・・が
複数設けられ、この各スリット19bは、周方向に90
°の間隔をもって略等間隔に設けられている。これらの
開口19a及び各スリット19bは、薄肉の鋼板をプレ
ス加工等により打ち抜かれて形成される。 【0021】ここで、開口19aを円弧状の開口とせず
に、複数の直線の開口をスリットディスク19の周方向
に沿ってそれぞれ延ばし、これらを接続することで多角
形形状の開口を形成するようにしても良い。 【0022】各スリット19bは、後述する連通ディス
ク20と重ねた状態で、連通ディスク20に設けた連通
口20aの径方向外側略中央部まで延びて設けられてい
る。これにより、各スリット19bとの間に挟まれた内
周部Y(図2斜線部分)は、各スリット19bの先端と
当接する外接円(図2破線部分)を支点として撓みやす
くなっている。 【0023】また、開口19aの内周側には、リング部
19cが橋渡し部19dを介して設けられ、このリング
部19cは、ピストンロッド14の小径部14aに嵌合
してスリットディスク19を所定位置にセンタリングす
るようにしている。 【0024】図3に示すように、連通ディスク20に
は、内周側に円弧状(C字状)の連通口20aが設けら
れ、この連通口20aは、図1に示すように、スリット
ディスク19に設けた各スリット19bの先端側と連通
すると共に、後述する切欠ディスク21の切欠21aと
連通するようになっている。 【0025】また、連通口20aの内周側には、リング
部20bが橋渡し部20cを介して設けられ、このリン
グ部20bは、ピストンロッド14の小径部14aに嵌
合して連通ディスク20を所定位置にセンタリングする
ようにしている。 【0026】リング部20bは、スリットディスク19
上に積層した際、スリットディスク19のスリット19
bの先端側を一部残して、スリットディスク19の開口
19aを覆うようになっている。 【0027】図4に示すように、切欠ディスク21は、
外周縁に固定オリフィスを形成するU字状の切欠21
a、21a・・・が設けられ、この各切欠21aは、周
方向に90°の間隔をもって略等間隔に4箇所設けられ
ている。 【0028】切欠ディスク21の各切欠21aは、連通
ディスク20上に積層した際、連通ディスク20の開口
20aに対し、径方向内側略中央部まで延びており、開
口20aをシリンダ下室11bに連通させている。 【0029】また、切欠ディスク21上には、環状ディ
スク22が2枚積層されている。なお、環状ディスク2
2の枚数を適宜調整することで、伸び側減衰力を調整で
きる。 【0030】連通ディスク20、切欠ディスク21及び
環状ディスク22を積層した状態において、切欠ディス
ク21に設けた固定オリフィスを形成する各切欠21a
の合計流路面積(S1)は、スリットディスク19上に
連通ディスク20を積層した際の、開口20aに軸方向
に連通する各スリット19bの先端側部分の合計流路面
積(S2)よりも大きく設定されている。 【0031】このように、各スリット19bの先端側部
分の合計流路面積を切欠ディスク21の各切欠21aの
合計流路面積よりも大きくならないように設定する(S
2<S1)ことで、後述するように、スリットディスク
19の内周部Yを図5中上方に撓ませることができる。 【0032】ピストン13の上端面には、縮み側ディス
バルブ23が設けられ、縮み側ディスクバルブ23は、
縮み側弁座16b側から、外周側に固定オリフィスを形
成するU字状の切欠24a、24a・・・が設けられた
縮み側切欠ディスク24と、環状ディスク25と、環状
ディスク25よりも小径の環状ディスク26とが、順次
積層されている。なお、環状ディスク25または小径の
環状ディスク26の枚数を適宜調整することで、縮み側
減衰力を調整できる。 【0033】以上のように構成された、上記実施形態の
作動について説明する。 【0034】油圧緩衝器10の伸び行程時において、ピ
ストン速度の低速域では、シリンダ上室11aの油液
が、縮み側切欠ディスク24の切欠24a及びピストン
13の縮み側油液通路13bを介してシリンダ下室11
bへ流入(逆流)し、また、ピストン13の伸び側油液
通路13a、スリットディスク19に設けたスリット1
9bの先端側部分、連通ディスク20の連通口20a及
び切欠ディスク21の切欠21aを介してシリンダ下室
11bへ流入(正流)する。このとき、切欠24a及び
スリット19bの先端側部分によって、オリフィス特性
の減衰力が発生する。 【0035】ここで、伸び行程時におけるオリフィス特
性は、切欠24aとスリット19bの先端側部分との合
計面積で決定されるが、スリット19bの先端側部分の
開口面積を適宜設定することで、切欠24aを省略する
こともできる。この場合、縮み側ディスバルブ23を構
成する縮み側切欠ディスク24を、切欠を備えない単な
る環状ディスクとすることができ、ひいては、誤組付の
防止が図れる。 【0036】ピストン速度の高速域では、ピストン13
の伸び側油液通路13aを流れる油液の圧力が高まり、
伸び側ディスクバルブ18を開弁(伸び側弁座16aか
ら離座)させて、その開度に応じたバルブ特性の減衰力
を発生する。 【0037】一方、油圧緩衝器10の縮み行程時におい
て、ピストン速度の低速域では、まず、シリンダ下室1
1bの油液が、ピストン13の縮み側油液通路13b及
び縮み側切欠ディスク24の切欠24aを介してシリン
ダ上室11aへ流入(正流)し、また、切欠ディスク2
1の切欠21a、連通ディスク20の連通口20a及び
スリットディスク19に設けたスリット19bの先端側
部分を介してシリンダ上室11aへ流入(逆流)する。
このとき、切欠24a、切欠21a、連通口20a及び
スリット19bの先端側部分によって、オリフィス特性
の減衰力が発生する。 【0038】そして、ピストン速度が少し速い低速域で
は、図5中矢印に示すように油液は流れ、連通口20a
内に流入した油液は、スリットディスク19の内周部Y
(図2斜線部分)を図5に示すように伸び側油液通路1
3a側(上方)へ撓ませて、これによりスリットディス
ク19と連通ディスク20との間に生じた間隙を介して
ピストン13の伸び側油液通路13aへ流入してシリン
ダ上室11aへ流入(逆流)する。このとき、スリット
ディスク19の内周部Yが開弁することによってバルブ
特性の減衰力(小)が発生する。 【0039】ピストン速度の高速域では、ピストン13
の縮み側油液通路13bを流れる油液の圧力が高まり、
縮み側ディスクバルブ23を開弁(弁座16bから離
座)させて、その開度に応じたバルブ特性の減衰力
(大)を発生する。 【0040】このように、本実施形態では、スリットデ
ィスク19の内周部Yは、スリットディスク19に設け
たスリット19bによって、従来技術で述べたようなデ
ィスクを周方向に引っ張る力を発生させず、剛性が弱め
られて撓みやすくなっているので、ピストン速度の低速
域において適度な減衰力特性(小さなバルブ特性)が得
られて、操縦安定性の向上が図れる。 【0041】また、スリットディスク19に設けたスリ
ット19bは、プレス加工(打ち抜き加工)によって、
開口19aと同時に形成できるので、極めて安価に形成
することができ、特に、板厚のより薄い高価なバルブ素
材を用いたりする必要がない。 【0042】なお、上記実施形態では、スリットディス
ク19に設けた開口19aから径方向外側に伸びるスリ
ット19bを、周方向に90°の間隔をもって略等間隔
に設けたものを示したが、別段これに限らず、スリット
の数を適宜変更しても良いし、等間隔でなくても良い。
この場合、適用車種等に応じて減衰特性の仕様が異なる
ものにも容易に対応することができ、チューニング自由
度(減衰特性の設定自由度)が高くなる(スリット数少
ない→高減衰力寄り、スリット数多い→低減衰力寄
り)。 【0043】また、上記実施形態では、スリットディス
ク19に設けた開口19aから径方向外側に延びるスリ
ット19bを、連通ディスク20に設けた連通口20a
の径方向外側略中央部まで延ばして設けたものを示した
が、スリットの径方向に対する長さを適宜調整しても良
い。この場合においても、適用車種等に応じて減衰特性
の仕様が異なるものに容易に対応することができ、チュ
ーニング自由度(減衰特性の設定自由度)が高くなる
(スリット短い→高減衰力寄り、スリット長い→低減衰
力寄り)。 【0044】さらに、スリットディスク19の剛性をよ
り低く設定(より柔らかく設定)するために、内周部Y
(図2斜線部分)内に、スリット19bの先端と当接す
る外接円(図2破線部分)に沿うようにして複数の穴を
形成したり、当該部分に周方向に延びる薄肉部分を形成
する等しても良い。ただし、穴を形成して剛性を設定す
る場合には、スリットディスク19上に連通ディスク2
0を積層した際の、開口20aに軸方向に連通する各ス
リット19bの先端側部分の流路面積と、上記穴の流路
面積との合計値が、切欠ディスク21に設けた各切欠2
1aの流路面積の合計値よりも大きくならないように設
定する。 【0045】さらにまた、上記実施形態では、伸び側デ
ィスクバルブ18に本発明のバルブ構造を適用したもの
を示したが、縮み側ディスクバルブに採用しても良い。 【0046】また、上記実施形態では、単筒式油圧緩衝
器に適用した場合を示したが、複筒式油圧緩衝器に用い
ても上記と同様にチューニング自由度(減衰特性の設定
自由度)を高くできる。 【0047】 【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、デ
ィスクバルブを、内周側に設けられた開口及びこの開口
から径方向外側に延びるスリットを備えたスリットディ
スクと、このスリットディスクの開口よりも外周側に開
口して弁座の下流側と連通する連通口を有する連通ディ
スクとを、弁座側から順次積層したので、スリットによ
ってスリットディスクの内周部の剛性を任意の剛性とし
て、スリットディスクの内周部の開弁圧力を任意に設定
できるので、逆流時のピストン速度の低速域における減
衰特性の設定自由度を向上できる。 【0048】
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明における油圧緩衝器のピストン部分を
拡大して示した断面図である。 【図2】 図1におけるスリットディスクを示す平面図
である。 【図3】 図1における連通ディスクを示す平面図であ
る。 【図4】 図1における切欠ディスクを示す平面図であ
る。 【図5】 図1のピストン部分の拡大断面図で、作動状
態を示す図である。 【図6】 従来技術における、ピストン部分の拡大断面
図である。 【図7】 図6における第1ディスクを示す平面図であ
る。 【図8】 図6における第2ディスクを示す平面図であ
る。 【図9】 図6における環状ディスクを示す平面図であ
る。 【符号の説明】 10 油圧緩衝器 11 シリンダ 13 ピストン 13a 伸び側油液通路(油液通路) 13b 縮み側油液通路(油液通路) 14 ピストンロッド 16a 伸び側弁座 16b 縮み側弁座 18 伸び側ディスクバルブ 19 スリットディスク 19a 開口 19b スリット 20 連通ディスク 20a 開口

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 油液が封入されたシリンダと、該シリン
    ダ内に摺動可能に嵌挿され前記シリンダ内を2室に画成
    するピストンと、前記2室間に設けられ前記ピストンの
    摺動によって油液が流通する油液通路と、該油液通路の
    下流側に設けられた弁座と、該弁座に対して離着座する
    ディスクバルブと、を備えた油圧緩衝器において、 前記ディスクバルブは、内周側に設けられた周方向に延
    びる開口及び該開口から径方向外側に延びるスリットを
    備えたスリットディスクと、該スリットディスクの開口
    よりも外周側に開口して前記弁座の下流側と連通する連
    通口を有する連通ディスクとを、前記弁座側から順次積
    層したことを特徴とする油圧緩衝器。
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