JP2002250099A - ウレタン系塗膜防水工法 - Google Patents

ウレタン系塗膜防水工法

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JP2002250099A
JP2002250099A JP2001296060A JP2001296060A JP2002250099A JP 2002250099 A JP2002250099 A JP 2002250099A JP 2001296060 A JP2001296060 A JP 2001296060A JP 2001296060 A JP2001296060 A JP 2001296060A JP 2002250099 A JP2002250099 A JP 2002250099A
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urethane
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JP2001296060A
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Yukio Matsumoto
幸夫 松本
Ichiro Kamemura
一郎 亀村
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Asahi Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 施工時に臭気を発しにくく、従来の溶剤系の
塗膜防水システムとほぼ同等の乾燥性、硬化性、接着
性、機械物性および耐候性を有するウレタン系塗膜防水
工法の提供。 【解決手段】 建築物躯体上に、下から(a)水性プラ
イマー、(b)無溶剤型ウレタン系塗膜防水材、および
(c)水性トップコートを順次施工する。前記無溶剤型
ウレタン系塗膜防水材は、炭素数12〜24の脂肪族モ
ノカルボン酸と炭素数1〜10のモノオールとのエステ
ルの1種または2種以上からなる、20℃における粘度
が20mPa・s以下の可塑剤を必須成分とし、その可
塑剤を塗膜防水材全量に対して2〜15質量%含有する
ことが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物、特に、住
環境に近い建築物の屋上、ベランダ、バルコニーや開放
廊下などの防水用途に適したウレタン系塗膜防水工法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から建築物の防水用途に適用される
防水工法には、プライマーとして、ポリオキシプロピレ
ンポリオールとトリレンジイソシアネートとの反応によ
り得られるイソシアネート基末端プレポリマーに、キシ
レン、トルエンもしくは酢酸エチルなどの溶剤を40〜
80質量%加えて希釈した粘度10〜100mPa・s
(20℃)の溶液からなる一液溶剤型ウレタン系プライ
マー、または、ビスフェノールA型のエポキシ樹脂溶液
からなる主剤と脂肪族ポリアミン溶液からなる硬化剤と
からなる二液溶剤型エポキシ系プライマーが用いられて
いる。
【0003】そして、そのプライマー層の上に塗布する
防水材としては、ポリオキシプロピレンポリオールとト
リレンジイソシアネートとの反応により得られるイソシ
アネート基末端ポリウレタンプレポリマーを主成分とす
る主剤と、ポリオキシプロピレンポリオールおよび4,
4’−メチレンビス(2−クロロアニリン)を主成分と
する硬化剤とからなる常温で硬化する二液型ウレタン塗
膜防水材が用いられている。
【0004】上記硬化剤に含まれる4,4’−メチレン
ビス(2−クロロアニリン)は常温では固体なので、通
常、溶融物をポリオキシプロピレンポリオールに30〜
50質量%濃度に溶解させて使用されている。しかし、
この溶液自体の粘度が高いこと、および、硬化剤は炭酸
カルシウムなどの充填材が配合されるため、粘度を下げ
る必要があることなどから、キシレンなどの有機溶剤を
1〜8質量%程度添加する必要があった。
【0005】また、防水層の上に、さらにトップコート
が積層されるが、このトップコートとしては、キシレ
ン、トルエン、エチレングリコールモノエチルエーテル
モノアセテート、または酢酸ブチルなどの溶剤を30〜
60質量%含む、主としてアクリルウレタン系二液型ト
ップコートなどが用いられていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のプライマ
ー、防水材およびトップコートは、いずれも溶剤を含ん
でおり、施工の際に臭気が発生するため、施工業者は注
意を払う必要があった。また、屋上、ベランダ、バルコ
ニー、開放廊下などを改修する場合、居住者なども施工
時の臭気に注意を払う必要があった。
【0007】さらに、溶剤の使用は、溶剤揮発の影響で
防水層が肉痩せし、安定した機械物性が得られにくい問
題があった。
【0008】したがって、本発明の目的は、施工時に臭
気を発しにくく、従来の溶剤系の塗膜防水システムとほ
ぼ同等の乾燥性、硬化性、接着性、機械物性および耐候
性を有するウレタン系塗膜防水工法を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のウレタン系塗膜防水工法は、建築物躯体上
に、下から(a)水性プライマー、(b)無溶剤型ウレ
タン系塗膜防水材、および(c)水性トップコートを順
次施工することを特徴とする。
【0010】本発明によれば、施工の際に溶剤による臭
気がなく、住居に近い場所においての防水施工に特に適
したウレタン系塗膜防水工法を提供できる。
【0011】上記発明においては、前記無溶剤型ウレタ
ン系塗膜防水材が、炭素数12〜24の脂肪族モノカル
ボン酸と炭素数1〜10のモノオールとのエステルの1
種または2種以上からなる、20℃における粘度が20
mPa・s以下の可塑剤を必須成分とし、その可塑剤を
塗膜防水材全量に対して2〜15質量%含有することが
好ましい。さらに、前記可塑剤が、炭素数12〜24の
脂肪族モノカルボン酸のメチルエステルの1種または2
種以上からなる混合物であることがより好ましい。この
態様によれば、溶剤を用いなくても充分低粘度で作業性
がよく、常温で硬化し、その硬化性、硬化後の塗膜外
観、機械強度およびトップコートの接着性に優れた防水
層を形成できる。
【0012】また、上記発明においては、前記水性プラ
イマーが水性エポキシ樹脂系プライマーであることが好
ましい。この態様によれば、溶剤による臭気がなく、コ
ンクリート下地に塗布した後の乾燥性や硬化性に優れ、
また、下地およびウレタン系塗膜防水材との接着性も良
好なプライマー層を形成できる。
【0013】また、上記発明においては、前記水性トッ
プコートが水性アクリル樹脂系トップコートであること
が好ましい。この態様によれば、溶剤による臭気がな
く、ウレタン系塗膜防水材との接着性に優れ、耐候性も
良好なトップコート層を形成できる。
【0014】また、上記発明においては、前記水性トッ
プコートが含フッ素重合体系トップコートであることが
好ましい。この態様によれば、溶剤による臭気がなく、
ウレタン系塗膜防水材との接着性に優れ、特に長期の耐
候性に優れたトップコート層を形成できる。
【0015】また、前記水性トップコートが、水性アク
リル樹脂系トップコートおよび含フッ素重合体系トップ
コートの混合物であることが好ましい。この態様によれ
ば、長期にわたる耐候性と伸びなどの機械物性とのバラ
ンスに優れたトップコート層を形成できる。
【0016】本発明のウレタン系塗膜防水工法は、建築
物の屋上、ベランダ、バルコニーまたは開放廊下の防水
層の施工または防水層の改修に好ましく適用される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明のウレタン系塗膜防
水工法に用いられる各材料について説明する。
【0018】(a)水性プライマー 本発明における水性プライマーは、特に限定されず、エ
ポキシ樹脂系、ウレタン樹脂系、酢酸ビニル樹脂系、ア
クリル樹脂系、スチレン−ブタジエンゴム系、クロロプ
レンゴム系のエマルジョン型水性プライマーを使用でき
る。
【0019】たとえば、エポキシ樹脂系エマルジョン型
水性プライマーとしては、ビスフェノールA型、ノボラ
ック型、臭素化型、脂環式型または脂肪族型のエポキシ
樹脂を主成分とするエマルジョンからなる主剤と、脂肪
族ポリアミン、芳香族ポリアミン、脂環族ポリアミン、
ポリアミドなどを含むエマルジョンからなる硬化剤との
2成分を含むものが好ましく挙げられる。また、ポルト
ランドセメントなどの水硬性セメント成分を含むものも
好ましい。
【0020】ウレタン樹脂系エマルジョン型水性プライ
マーとしては、ポリオールを主成分とするエマルジョン
からなる主剤と、クルードMDI、カルボジイミド変成
体などの液状MDIからなる硬化剤と、ポルトランドセ
メント、白セメントなどの水硬性セメント成分とを含む
ものが好ましく挙げられる。
【0021】本発明においては、エポキシ樹脂系エマル
ジョン型水性プライマーが好ましく用いられる。具体的
には、ビスフェノールA型エポキシ樹脂のエマルジョン
からなる主剤、脂肪族ポリアミンのエマルジョンからな
る硬化剤、およびポルトランドセメントの3成分からな
るものが特に好ましい。水性エポキシ樹脂系プライマー
は、溶剤による臭気がなく、コンクリート下地に塗布し
た後の乾燥性や硬化性に優れ、また、下地およびウレタ
ン系塗膜防水材との接着性も良好である。
【0022】(b)無溶剤型ウレタン系塗膜防水材 本発明で用いられる無溶剤型ウレタン系塗膜防水材と
は、粘度低減を目的として通常添加される溶剤を含まな
いウレタン系塗膜防水材をいう。添加剤にあらかじめ含
まれる溶剤が少量含まれる場合は、主剤および硬化剤を
合わせたウレタン系塗膜防水材全量中の溶剤の含有量が
5質量%以下、より好ましくは3質量%以下であり、最
も好ましくは含まないことである。
【0023】このような無溶剤型ウレタン系塗膜防水材
としては、ポリオキシプロピレンポリオールとトリレン
ジイソシアネートや4,4’−ジフェニルメタンジイソ
シアネートなどのポリイソシアネートとの反応により得
られるイソシアネート基末端プレポリマーを主成分とす
る主剤と、4,4’−メチレンビス(2−クロロアニリ
ン)、ビスメチルチオトルエンジアミン、ジエチルトル
エンジアミンおよび/またはポリオキシプロピレンポリ
オールなどを主成分とする硬化剤とからなる常温で硬化
する手塗りタイプの二液型やスプレータイプの超速硬化
性の二液型、前記イソシアネート基末端プレポリマーを
主成分とし、空気中の水分と反応硬化する手塗りタイプ
の一液型が挙げられる。本発明においては、上記手塗り
タイプの二液型が好ましい。
【0024】また、上記無溶剤型ウレタン系塗膜防水材
においては、可塑剤として、炭素数12〜24の脂肪族
モノカルボン酸と炭素数1〜10のモノオールとのエス
テル(以下、脂肪族モノカルボン酸アルキルエステルと
いう。)の1種または2種以上からなる、20℃におけ
る粘度が20mPa・s以下の可塑剤を用いることが好
ましい。上記脂肪族モノカルボン酸アルキルエステルの
1種または2種以上からなる可塑剤は、20℃における
粘度が1〜20mPa・sが好ましく、3〜10mPa
・sが特に好ましい。このような脂肪族モノカルボン酸
アルキルエステルの1種または2種以上を可塑剤として
用いることにより、溶剤を用いることなく主剤と硬化剤
の混合液の粘度を大幅に下げることができる。
【0025】上記可塑剤としては、上記脂肪族モノカル
ボン酸アルキルエステルに加えて、炭素数12〜24の
脂肪族モノカルボン酸と炭素数2〜10のジオールとの
ジエステルを併用してもよい。
【0026】本発明においては、炭素数12〜24の脂
肪族モノカルボン酸のメチルエステルの1種または2種
以上からなる混合物を用いることがより好ましい。
【0027】上記炭素数12〜24の脂肪族モノカルボ
ン酸としては、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン
酸、ステアリン酸、オレイン酸、バクセン酸、リノール
酸、リノレン酸、エイコサン酸、ドコサン酸、テトラコ
サン酸などが挙げられる。
【0028】また、上記炭素数1〜10のモノオールと
しては、炭素数1〜5のモノオールが特に好ましく、メ
タノールが最も好ましい。
【0029】さらに、アマニ油、オリーブ油、けし油、
ごま油、大豆油、糠油、つばき油、なたね油、ひまわり
油などの植物油脂や、アヒル、ウサギ、牛、馬、羊、ミ
ンク、鶏、ブタ、カサゴ、マンボウ、キンメダイなどの
動物油脂を変性して得られるモノカルボン酸アルキルエ
ステル混合物も挙げられる。
【0030】本発明においては、大豆油脂肪酸(分析
例:リノール酸54%、オレイン酸24%、パルミチン
酸10%、リノレン酸8%、ステアリン酸4%)、糠油
脂肪酸(分析例:リノール酸38%、オレイン酸41
%、パルミチン酸17%、ステアリン酸2%、リノレン
酸2%)、なたね油脂肪酸(分析例:リノール酸22
%、オレイン酸58%、パルミチン酸5%、ステアリン
酸3%、リノレン酸12%)などの脂肪酸のメタノール
エステルであるモノカルボン酸メチルエステル混合物が
低粘度(20℃における粘度は5〜8mPa・s)であ
り、かつ揮発性が低い点から最も好ましい。
【0031】一方、フタル酸ジオクチル、フタル酸ジブ
チル、フタル酸ジノニル、フタル酸ジイソノニル、アジ
ピン酸ジオクチル、塩素化パラフィン、石油系可塑剤な
どの汎用可塑剤は少量併用できるが、充分な粘度低減効
果が得られないため、使用しないことが好ましい。も
し、併用する場合、その使用量は、上記脂肪族モノカル
ボン酸アルキルエステルを含む可塑剤全量に対して50
質量%以下が好ましく、30質量%以下がより好まし
い。
【0032】本発明においては、可塑剤として上記モノ
カルボン酸アルキルエステルをウレタン系塗膜防水材全
量に対して2〜15質量%用いることが好ましい。可塑
剤の使用量が2質量%未満であると充分な粘度低減効果
が得られず、15質量%超であると硬化塗膜がブリード
しやすくなり、トップコートの接着性が低下する。
【0033】上記可塑剤は、主剤または硬化剤のいずれ
にも添加することができるが、たとえば手塗りタイプの
二液型ウレタン系塗膜防水材の場合は、硬化剤に可塑剤
を添加することが好ましい。硬化剤に可塑剤を添加する
ことにより、充填材をより均一に効率よく混練すること
でき、硬化塗膜の表面外観が際だって良好となる。その
添加量は、硬化剤中30質量%以下が好ましく、5〜2
5質量%がより好ましい。
【0034】また、スプレータイプの超速硬化性の二液
型の場合は、主剤の方が特に粘度が高いので、主剤に可
塑剤を添加することが好ましい。その添加量は、主剤中
30質量%以下であることが好ましく、5〜25質量%
が好ましい。
【0035】本発明における無溶剤型ウレタン系塗膜防
水材は、上記基本的成分の他に、充填材、顔料、触媒、
各種安定剤、界面活性剤などを含んでいてもよい。なか
でも充填材を含むことが好ましい。充填材としては、炭
酸カルシウム、無水ケイ酸、含水ケイ酸、カーボンブラ
ック、炭酸マグネシウム、ケイソウ土、焼成クレー、ク
レー、タルク、酸化チタン、ベントナイト、酸化第二
鉄、酸化亜鉛、活性亜鉛華、水添ヒマシ油、シラスバル
ーン、ガラス繊維などが挙げられる。なかでも炭酸カル
シウムが特に好ましい。充填材の使用量は、ウレタン系
塗膜防水材中、10〜60質量%が好ましい。
【0036】(c)水性トップコート 本発明における水性トップコートは、特に限定されない
が、水性アクリル樹脂系トップコート、含フッ素重合体
系トップコート、およびそれらの混合物が好ましく挙げ
られる。特に長期の耐候性を要する場合には、含フッ素
重合体系トップコート、または水性アクリル樹脂系トッ
プコートと含フッ素重合体系トップコートの混合物が好
ましい。
【0037】水性アクリル樹脂系トップコートとして
は、イソシアネート基末端プレポリマーを主成分とする
主剤とアクリルポリオールを含むエマルジョンからなる
硬化剤とからなるものが好ましい。
【0038】イソシアネート基末端プレポリマーとして
は、ポリオキシプロピレンポリオール、ポリオキシテト
ラメチレンジオールなどのポリエーテルポリオール、ア
ジペート系、ラクトン系などのポリエステルポリオール
と、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイ
ソシアネートなどの芳香環を持たないポリイソシアネー
トとの反応により得られるものが好ましい。
【0039】主剤は、プロピレングリコールモノメチル
エーテルモノアセテートなどの減粘剤で希釈されていて
もよい。
【0040】アクリルポリオールとしては、(メタ)ア
クリル酸または(メタ)アクリル酸アルキルエステルな
どのアクリル系単量体および2−ヒドロキシルエチル
(メタ)アクリレートなどの水酸基を有するアクリル系
単量体、ならびに任意に他のエチレン性不飽和単量体を
重合させて得られるものが好ましい。硬化剤は、顔料、
充填材、触媒、各種安定剤、界面活性剤などを含んでい
てもよい。
【0041】含フッ素重合体系トップコートとしては、
上記と同様のイソシアネート基末端プレポリマーを主成
分とする主剤と含フッ素ポリオールを含むエマルジョン
からなる硬化剤とからなるものが好ましい。
【0042】含フッ素ポリオールとしては、フルオロオ
レフィンおよび水酸基を有するエチレン性不飽和単量
体、ならびに任意にその他のエチレン性不飽和単量体を
重合させて得られるものが好ましい。フルオロオレフィ
ンとしては下記化1に示される化合物が好ましく挙げら
れる。
【0043】
【化1】CF2=CFX (ただし、Xは水素原子、塩素原子、フッ素原子、炭素
数1〜3のパーフルオロアルキル基または炭素数1〜3
のパーフルオロアルコキシ基である。) 具体的には、テトラフルオロエチレン(TFE)、クロ
ロトリフルオロエチレン(CTFE)、ヘキサフルオロ
プロピレン、パーフルオロプロピルビニルエーテルなど
が挙げられる。上記フルオロオレフィンは1種のみを使
用してもよく、2種以上を混合して使用してもよい。
【0044】また、水酸基を有するエチレン性不飽和単
量体として、たとえばヒドロキシブチルビニルエーテル
(HBVE)、ヒドロキシエチルビニルエーテルなどの
ヒドロキシアルキルビニルエーテル、2−ヒドロキシエ
チル(メタ)アクリレートなどのヒドロキシアルキル
(メタ)アクリレート、ヒドロキシエチルアリルエーテ
ルなどのヒドロキシアルキルアリルエーテル、アリルア
ルコール、ヒドロキシブチルイソプロペニルエーテルな
どのヒドロキシアルキルイソプロペニルエーテルなどが
挙げられる。
【0045】一方、その他のエチレン性不飽和単量体と
しては、特に限定されるものでなく、ビニルエステル
類、ビニルエーテル類、イソプロペニルエーテル類、ア
リルエーテル類、オレフィン類などを用いることができ
る。溶剤可溶性、塗膜硬度のコントロール、耐候性の観
点から、また交互共重合性、重合収率などの観点からビ
ニルエーテル類が好ましい。
【0046】ビニルエーテル類としては、具体的には、
エチルビニルエーテル(EVE)、ブチルビニルエーテ
ル(BVE)、シクロヘキシルビニルエーテル(CHV
E)などの炭素数2〜8程度のアルキル基/シクロアル
キル基を有するアルキルビニルエーテル類やシクロアル
キルビニルエーテル類などが挙げられる。
【0047】また、水性アクリル樹脂系トップコートと
含フッ素重合体系トップコートの混合物としては、上記
と同様のイソシアネート基末端プレポリマーを主成分と
する主剤と、上記したアクリルポリオールと含フッ素ポ
リオールの混合物を含有する硬化剤とからなるものが挙
げられる。アクリルポリオールと含フッ素ポリオールと
の混合割合は、質量比で20/80〜80/20が好ま
しい。
【0048】水性アクリル樹脂系トップコートと含フッ
素重合体系トップコートの混合物を用いることにより、
長期にわたる耐候性と伸びなどの機械物性のバランスに
優れたトップコート層を形成できる。
【0049】上記水性トップコートは溶剤による臭気が
なく、ウレタン系塗膜防水材との接着性に優れ、耐候性
も良好である。
【0050】本発明のウレタン系塗膜防水工法は、たと
えば以下のようにして実施できる。 建築物躯体上に、上記水性プライマーを塗布して充分
に硬化させる。水性プライマーの塗布量は0.1〜0.
5kg/m2が好ましい。なお、塗布方法は特に限定さ
れず、ローラー、刷毛、こて、レーキなどの一般的な方
法が採用される。
【0051】充分に硬化した水性プライマーの層の上
に、上記無溶剤型ウレタン系塗膜防水材を塗布し、充分
に硬化させる。無溶剤型ウレタン系塗膜防水材の塗布量
は2.0〜3.5kg/m2が好ましい。また、該防水
材を1〜2回塗布することが好ましい。なお、塗布方法
は特に限定されず、たとえば二液型または一液型の防水
材の場合は、上記プライマーと同様の塗布方法が採用さ
れる。また、超速硬化スプレータイプの場合は、高圧2
成分衝突混合型吹き付け装置などの専用の混合吐出機械
が用いられる。
【0052】充分に硬化したウレタン系塗膜防水材の
層の上に、上記水性トップコートを塗布し、充分に硬化
させる。水性トップコートの塗布量は0.1〜0.3k
g/m2が好ましい。また、該トップコートを1〜2回
塗布することが好ましい。なお、塗布方法は、上記プラ
イマーと同様の塗布方法が採用される。
【0053】本発明におけるウレタン系塗膜防水工法
は、建築物の屋上、ベランダ、バルコニーまたは開放廊
下の防水層の施工または防水層の改修に好ましく適用さ
れる。
【0054】
【実施例】以下、本発明のウレタン系塗膜防水工法を実
施例(1〜4)、比較例1を挙げて具体的に説明する
が、本発明はこれらに限定されるものではない。なお、
以下の説明において、「部」は「質量部」を表す。
【0055】各例において、プライマー、ウレタン系塗
膜防水材およびトップコートを、23℃、相対湿度50
%の室内にて900mm角のスレート板下地に、それぞ
れ順次塗布して硬化させ、塗膜防水層を形成させて、そ
の際の臭気、硬化性および接着性を観察した。また、塗
膜防水層の機械物性およびトップコートの耐候性(光沢
保持率)を測定した。その結果を表1に示す。
【0056】<臭気>プライマー、ウレタン系塗膜防水
材およびトップコートをそれぞれ塗布する際の臭気を調
べた。なお、表中、○:臭気なし、×:臭気あり、を示
す。
【0057】<硬化性>プライマー、ウレタン系塗膜防
水材およびトップコートをそれぞれ塗布した後、歩行可
能になるまでに要した時間(単位:時間)を調べた。
【0058】<機械物性>JIS−A6021に準拠し
て、防水層の機械物性を測定した。表中、Tsは引張り
強度(単位:N/mm2)、Eは破断時の伸び(単位:
%)を示す。
【0059】<光沢保持率>上記900mm角の塗り板
片を一定期間(1ヶ月間、2ヶ月間)屋外暴露して、J
IS−Z8741に準拠して、60度鏡面光沢度測定法
により光沢度を測定し、光沢保持率(%)を下記式によ
り求めた。
【0060】
【数1】
【0061】実施例1 プライマーとして、ビスフェノールA型エポキシ樹脂
(エポキシ当量190)をエマルジョン化した主剤(固
形分45質量%)と、脂肪族ポリアミン(アミン価22
0mgKOH/g)をエマルジョン化した硬化剤(固形
分35質量%)と、ポルトランドセメントを主成分とす
る粉体とを、それぞれ質量比で1/1/2となるように
混合したものを、ローラーを用いて塗布(塗布量0.3
kg/m2)し、充分硬化させた。
【0062】次いで、防水材として、ポリオキシプロピ
レントリオール(分子量3,000)17部と、ポリオ
キシプロピレンジオール(分子量2,000)68部
に、トリレンジイソシアネート(2,4−異性体80質
量%)15部(NCO/OH比=2.03)を反応させ
て得られたイソシアネート基末端プレポリマー(NCO
基含有率3.6質量%)を主剤とし、4,4’−メチレ
ンビス(2−クロロアニリン)の溶融物7.30部をポ
リオキシプロピレンジオール(分子量2,000)2
1.04部に溶解してなる溶融混合液に、大豆油をメタ
ノールでエステル交換したモノカルボン酸メチル混合物
(20℃における粘度7.9mPa・s)12.66
部、炭酸カルシウム55部、顔料ペースト3部、および
2−エチルヘキサン酸鉛(鉛含有量24質量%)1部を
混合した液を硬化剤として、主剤/硬化剤の質量比=1
/1(NCO/(NH2+OH)比=1.1)の配合
で、金ゴテを用いて塗布(塗布量2.5kg/m2
し、充分に硬化させた。
【0063】最後に、トップコートとして、ポリオキシ
テトラメチレンジオール(分子量850)とヘキサメチ
レンジイソシアネートとを反応させて得られたイソシア
ネート基末端プレポリマー(NCO基含有率7.0質量
%)95部およびプロピレングリコールモノメチルエー
テルモノアセテート5部との混合液からなる主剤と、ス
チレン、n−ブチルアクリレートおよび2−ヒドロキシ
エチルメタクリレートを共重合させて得られたアクリル
ポリオール(水酸基当たりの分子量2,000)45部
に、着色顔料25部を混合し、これをエマルジョン化し
た硬化剤(固形分70質量%)と、希釈剤として水と
を、それぞれ質量比で2/10/3となるように混合し
て、ローラーを用いて塗布(塗布量0.1kg/m2
し、充分に硬化させた。
【0064】このようにして形成された塗膜防水層は、
スレート下地に強固に接着しており、トップコートもウ
レタン防水層に充分に固着していた。
【0065】実施例2 プライマーとして、水30部、ラウリル硫酸ナトリウム
1部、フタル酸ジオクチル35部、およびひまし油(水
酸基価160mgKOH/g、平均官能基数2.7)3
4部を混合したエマルジョン100部と、クルードMD
Iの100部と、白色セメント135部とを均一に混合
し、この組成物をローラーを用いて0.6mmの厚みに
なるように塗布し、充分に硬化させた。
【0066】次いで、防水材として、ポリオキシプロピ
レントリオール(分子量6,000)28.6部に、
4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート3.4部
(NCO/OH比=1.9)を反応させて得られたイソ
シアネート基末端プレポリマー(NCO基含有率1.6
5質量%)に、大豆油をメタノールでエステル交換した
モノカルボン酸メチル混合物15部、炭酸カルシウム4
7部、顔料ペースト6部、およびジブチル錫ジラウレー
ト0.5部を混合した一液型ウレタン防水材を金ゴテを
用いて塗布(塗布量2.5kg/m2)し、充分に硬化
させた後、実施例1と同じトップコートを塗布して充分
に硬化させた。
【0067】このようにして形成された塗膜防水層は、
スレート下地に強固に接着しており、トップコートもウ
レタン防水層に充分に固着していた。
【0068】実施例3 実施例1と同じプライマーを塗布して充分に硬化させた
後、次いで、防水材としてポリオキシプロピレンジオー
ル(分子量2,000)53部、大豆油をメタノールで
エステル交換したモノカルボン酸メチル混合物5部に、
4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート37部と
カルボジイミド変性MDI(NCO/OH比=6.2
5)5部とを反応させて得られたイソシアネート基末端
プレポリマー(NCO基含有率11.7質量%)を主剤
とし、ジエチルトルエンジアミン(アルベマール社製、
商品名「エタキュア100」)16部、前記ポリオキシ
プロピレンジオール84部、および2−エチルヘキサン
酸鉛(鉛含有量24質量%)0.5部の混合液を硬化剤
として、主剤/硬化剤の容量比=1/1(NCO/OH
比=約1.07)で混合してスプレー吹きし、充分に硬
化させた。
【0069】最後に、トップコートとして、ポリオキシ
テトラメチレンジオール(分子量850)とヘキサメチ
レンジイソシアネートとを反応させて得られたイソシア
ネート基末端プレポリマー(NCO基含有率7.0質量
%)95部とプロピレングリコールモノメチルエーテル
モノアセテート5部の混合液からなる主剤と、エチルビ
ニルエーテル、クロロトリフルオロエチレンおよびヒド
ロキシブチルビニルエーテルを共重合させて得られた含
フッ素ポリオール(水酸基当たりの分子量1,600)
45部に、着色顔料25部を混合し、これをエマルジョ
ン化した硬化剤(固形分70質量%)を、それぞれ質量
比で1/4となるように混合し、ローラーを用いて塗布
(塗布量0.1kg/m2)した。
【0070】このようにして形成された塗膜防水層は、
スレート下地に強固に接着しており、トップコートもウ
レタン防水層に充分に固着していた。
【0071】実施例4 実施例1と同じプライマーおよび防水材を用いて、実施
例1と同様に積層して硬化させた。
【0072】最後に、トップコートとして、ポリオキシ
テトラメチレンジオール(分子量850)とヘキサメチ
レンジイソシアネートとを反応させて得られたイソシア
ネート基末端プレポリマー(NCO基含有率7.0質量
%)95部、およびプロピレングリコールモノメチルエ
ーテルアセテート5部の混合液からなる主剤と、スチレ
ン、n−ブチルアクリレートおよび2−ヒドロキシエチ
ルメタクリレートを共重合させて得られたアクリルポリ
オール(水酸基当たりの分子量2,000)20部と、
エチルビニルエーテル、クロロトリフルオロエチレン、
ヒドロキシブチルビニルエーテルを共重合させて得られ
た含フッ素ポリオール(水酸基当たりの分子量1,60
0)25部を混合し、次いで着色顔料25部を混合して
エマルジョン化した硬化剤(固形分70質量%)を、そ
れぞれ質量比で1/4となるように混合し、ローラーを
用いて塗布(塗布量0.1kg/m2)した。
【0073】このようにして形成された塗膜防水層は、
スレート下地に強固に接着しており、トップコートもウ
レタン防水層に充分に固着していた。
【0074】比較例1 プライマーとして、ポリオキシプロピレントリオール
(分子量420)16.0部とポリオキシプロピレンジ
オール(分子量1,000)8.0部に、トリレンジイ
ソシアネート(2,4−異性体80質量%)18.0部
(NCO/OH比=4.55)を反応させて得られたイ
ソシアネート基末端プレポリマーをキシレン58部で希
釈してプレポリマー溶液(NCO基含有率3.1質量
%)を得た。このプレポリマー溶液をローラーを用いて
塗布(塗布量0.25kg/m2)し、充分に硬化させ
た。
【0075】次いで、防水材として、ポリオキシプロピ
レントリオール(分子量3,000)17部と、ポリオ
キシプロピレンジオール(分子量2,000)68部
に、トリレンジイソシアネート(2,4−異性体80質
量%)15部(NCO/OH比=2.03)を反応させ
て得られたイソシアネート基末端プレポリマー(NCO
基含有率3.6質量%)を主剤とし、4,4’−メチレ
ンビス(2−クロロアニリン)の溶融物7.30部をポ
リオキシプロピレンジオール(分子量2,000)2
1.04部に溶解してなる溶融混合液に、フタル酸ジオ
クチル2.66部、キシレン10部、炭酸カルシウム5
5部、顔料ペースト3部、および2−エチルヘキサン酸
鉛(鉛含有量24質量%)1部を混合した液を硬化剤と
して、主剤/硬化剤の質量比=1/1(NCO/(NH
2+OH)比=1.1)で混合して、金ゴテを用いて塗
布(塗布量2.5kg/m2)し、充分に硬化させた。
【0076】最後に、トップコートとして、ポリオキシ
テトラメチレンジオール(分子量850)とヘキサメチ
レンジイソシアネートとを反応させて得られたイソシア
ネート基末端プレポリマー(NCO基含有率6.0質量
%)40部とトルエン60部の混合液からなる主剤と、
スチレン、n−ブチルアクリレートおよび2−ヒドロキ
シエチルメタクリレートを共重合させて得られたアクリ
ルポリオール(水酸基当たりの分子量2,500)40
部に、着色顔料20部およびトルエン40部を混合した
溶液からなる硬化剤(固形分60質量%)を、それぞれ
質量比で2/3となるように混合し、ローラーを用いて
塗布(塗布量0.2kg/m2)し、充分に硬化させ
た。
【0077】このようにして形成された塗膜防水層は、
スレート下地に強固に接着しており、トップコートもウ
レタン防水層に充分に固着していた。
【0078】
【表1】
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プライマー、ウレタン系塗膜防水材およびトップコート
を無溶剤化することにより、強い臭気を発することな
く、環境衛生上安全に非常に好ましい条件で防水施工が
できるウレタン系塗膜防水工法を提供できる。また、本
発明により形成された塗膜防水層は、プライマー層、ウ
レタン防水層およびトップコート層とも従来の溶剤系の
塗膜防水システムとほぼ同等の乾燥性、硬化性、接着
性、機械物性および耐候性を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4D075 AE03 CA02 CA03 CA04 CA13 CA32 CA38 CA43 CB04 DA06 DB12 DC03 DC05 EA06 EA10 EA23 EA41 EB16 EB22 EB33 EB35 EB38 EB52 EB56 EC52 EC54 EC60 4J038 DG051 DG281 JA56 KA03 KA10 MA15 NA04 PA12 PB05

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築物躯体上に、下から(a)水性プラ
    イマー、(b)無溶剤型ウレタン系塗膜防水材、および
    (c)水性トップコートを順次施工することを特徴とす
    る、ウレタン系塗膜防水工法。
  2. 【請求項2】 前記無溶剤型ウレタン系塗膜防水材が、
    炭素数12〜24の脂肪族モノカルボン酸と炭素数1〜
    10のモノオールとのエステルの1種または2種以上か
    らなる、20℃における粘度が20mPa・s以下の可
    塑剤を必須成分とし、その可塑剤を塗膜防水材全量に対
    して2〜15質量%含有する、請求項1に記載のウレタ
    ン系塗膜防水工法。
  3. 【請求項3】 前記可塑剤が、炭素数12〜24の脂肪
    族モノカルボン酸のメチルエステルの1種または2種以
    上からなる混合物である、請求項2に記載のウレタン系
    塗膜防水工法。
  4. 【請求項4】 前記水性プライマーが水性エポキシ樹脂
    系プライマーである、請求項1〜3のいずれか一つに記
    載のウレタン系塗膜防水工法。
  5. 【請求項5】 前記水性トップコートが水性アクリル樹
    脂系トップコートである、請求項1〜4のいずれか一つ
    に記載のウレタン系塗膜防水工法。
  6. 【請求項6】 前記水性トップコートが含フッ素重合体
    系トップコートである、請求項1〜4のいずれか一つに
    記載のウレタン系塗膜防水工法。
  7. 【請求項7】 前記水性トップコートが、水性アクリル
    樹脂系トップコートおよび含フッ素重合体系トップコー
    トの混合物である、請求項1〜4のいずれか一つに記載
    のウレタン系塗膜防水工法。
  8. 【請求項8】 建築物の屋上、ベランダ、バルコニーま
    たは開放廊下の防水層の施工または防水層の改修に適用
    される、請求項1〜7のいずれか一つに記載のウレタン
    系塗膜防水工法。
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