JP2002249152A - コンタクトレンズ用溶液容器包装体および開封方法 - Google Patents

コンタクトレンズ用溶液容器包装体および開封方法

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JP2002249152A
JP2002249152A JP2001043697A JP2001043697A JP2002249152A JP 2002249152 A JP2002249152 A JP 2002249152A JP 2001043697 A JP2001043697 A JP 2001043697A JP 2001043697 A JP2001043697 A JP 2001043697A JP 2002249152 A JP2002249152 A JP 2002249152A
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container
cap
film
contact lens
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JP2001043697A
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Kazutaka Asahi
一隆 朝日
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Tomey Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】この発明はコンタクトレンズ用溶液容器の包装
体および、該包装体の開封方法に関するものであり、コ
ンタクトレンズのケア用溶液を収容する容器本体と、容
器本体の口部に螺合して、着脱自在に取り付けられるキ
ャップとを有する容器と、前記容器に包装されたポリス
チレン系の樹脂材料を主成分としたシュリンクフィルム
からなる包装フィルムであって、キャップの回転操作に
よって引っ張られる包装フィルムの張力作用部に切り込
み、切り欠き、ミシン線、切傷部のいずれかまたは複数
からなる破断促進部を2以上形成したことを特徴とする
包装体および、その開封方法。 【効果】 本発明に従う包装体にあっては、包装フィル
ムの構成を簡略化し、簡単な操作で開封可能な容器包装
体、環境に対する影響のないフィルムであって、特にポ
リスチレン系樹脂フィルムを用いたコンタクトレンズ用
溶液の保存容器の包装体および、その容器の簡単な開封
方法を提供することができた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シュリンクフィル
ムからなる包装フィルムで容器を包装したコンタクトレ
ンズケア用溶液の容器本体の包装体およびその開封方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、キャップと容器本体とからなる
容器は、市場に流通する段階ではシュリンクフィルムに
より全体を包装し、キャップの不正な開封を防止し、容
器本体内の無菌を確保する構成になっている。これは、
容器を外箱により包装するよりも、その容積を少なくで
きること、使用後のゴミを減量し、またコスト低減のた
めに有用である。また、商品が生産者から直接消費者に
手渡される場合を除いては、通常の商品は何人かの手を
経て最終エンドユーザーに渡ることが常であり、商品の
保存・保管中のほこりなどの汚れや、商品を陳列中に悪
意をもって商品内に異物を混入させるなどを防止する上
で、外箱の代わりに、シュリンクフィルムを商品全体に
収縮包装されるようになった。
【0003】ところで、シュリンクフィルムは従来より
低価格、汎用性、取り扱いやすいなどの理由により、塩
化ビニル樹脂材料により構成されていた。塩化ビニル樹
脂は、商品の大きさに合わせて塩化ビニル樹脂の適当な
大きさの筒状体または袋体としたものを商品と同一に梱
包し、熱風環境内を移動させることにより適宜収縮さ
せ、容易に包装することができる。また、開封時におい
てもミシン線などを付設した把持部分を摘んで、当該ミ
シン線などに沿って適当な力で引き裂くことができ開封
操作も容易であった。しかし、近年の環境問題のなかで
微生物等により容易に分解されず、焼却するとダイオキ
シン等の有害物質を発生させるこれら塩化ビニル樹脂
は、次第に使用を自粛する動きがあり、企業としてもそ
の代替フィルムとして種々の樹脂が検討されてきてい
る。なかでもポリプロピレンやポリスチレンに代表され
るポリオレフィン系の樹脂を主成分とした包装用シュリ
ンクフィルムが広く採用されている。
【0004】ところが、ポリオレフィン系樹脂で構成し
た包装フィルムでは、樹脂の材質の特性からフィルム状
態での強度が従来の塩化ビニルに比較して強いため、包
装フィルムの開封に比較的大きな力を要し、お年寄りや
子供が開封する場合には、カッター等を用いる必要があ
った。一方、ミシン線などを付設した把持部分を摘んで
引き裂く方法であっても、フィルムが堅く強度が強いた
めに把持部分が鋭利な刃物のようになり、摘む際に指な
どを切るおそれがあり、開封操作に注意が必要という問
題があった。また、把持部を摘んで引っ張ると、途中で
破断して最後まで開封できないこともあり、この原因と
してはフィルムを横方向に収縮させることでフィルムが
より硬化し、横方向の破断が起こりやすい事によると思
われる。さらに、包装フィルムが容器に対して強固に密
着しているため上記ミシン線に沿って切り離すことが困
難で、円滑に開封しにくいとか、包装フィルムに対して
把持部、ミシン線などを設ける必要があるので、包装フ
ィルムの構成が複雑になって製造コストに影響するとい
う問題もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ここにおいて、本発明
は、上述した事情を背景にして為されたものであって、
その解決課題とするところは、包装フィルムの構成を簡
略化し、簡単な操作で開封可能な容器包装体、環境に対
する影響のないフィルムであって特にポリスチレン系樹
脂フィルムを用いたコンタクトレンズ用溶液の保存容器
の包装体およびその容器の簡単な開封方法を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そして、本発明にあって
は上記課題を解決するために、以下に示す包装体を提案
するものである。すなわち、コンタクトレンズのケア用
溶液を収容する容器本体と、容器本体の口部に螺合し
て、着脱自在に取り付けられるキャップとを有する容器
と、前記容器に包装されたポリスチレン系の樹脂材料を
主成分としたシュリンクフィルムからなる包装フィルム
であって、キャップの回転操作によって引っ張られる包
装フィルムの張力作用部に切り込み、切り欠き、ミシン
線、切傷部のいずれかまたは複数からなる破断促進部を
2以上形成したコンタクトレンズ用溶液容器包装体をそ
の要旨とするものである。
【0007】上記本発明に従う、コンタクトレンズ用溶
液容器包装体によれば、包装フィルムがポリスチレン系
樹脂からなるので、使用後にフィルムをゴミとして焼却
しても環境問題となるダイオキシンを生じることがな
く、またキャップの回転操作と同時に包装フィルムが引
っ張られ、フィルムに設けられている2以上の破断促進
部に沿ってフィルムが開封されるので容易に開封可能で
ある。また、破断促進部に把持部などの摘み部分を形成
しないので、操作中に指に切り傷を負うおそれもなく、
安全上の問題も解決される。
【0008】そして、本発明にあっては、破断促進部の
少なくとも一がキャップの回転操作方向に対して、20
度から80度の角度を有する方向へ向けて形成し、他の
一がキャップと容器本体の間の隙間を有する部分に形成
されていることが好ましい。キャップと容器本体との隙
間に破断促進部を形成しただけでは、キャップの開閉自
体は可能で内溶液を取り出すことはできるが、フィルム
を開封した後もキャップ側に破断されたフィルムがスカ
ート状に残存し、この破断部のフィルムが、容器を取扱
中に手指などを傷つける危険性を有していた。本発明に
あっては、キャップ部を包装するフィルムに角度を有す
る破断促進部を設けたことにより、キャップの回転操作
中にフィルムが縦断するように切り離され開封後にはキ
ャップを包装していたフィルム部が残存することがなく
なる。なお、このキャップの回転操作方向に対する破断
促進部の形成角度は、20度以下であるとキャップ周囲
を包装するフィルム部に縦断する破断促進部が長くなっ
てしまうため加工上の手間がかかり、80度以上である
とキャップと容器本体のすき間の破断促進部だけが破断
されて、キャップを包装するフィルム部が切り離されず
キャップに残存したままとなるおそれがある。また、上
記の様に構成される破断促進部はキャップと容器本体と
の隙間に円環状に形成されるものと、キャップを包装す
るフィルム部にキャップの回転方向に対して20度から
80度の角度をもって縦断するように形成されるもの、
の少なくとも2本の破断促進部があるが、この2本は、
円環状に形成された破断促進部の一点において接続され
ていることが望ましい。これもキャップの周囲を包装す
るフィルムを切り離せるようにするためである。なお、
破断促進部は、3本以上の複数形成してもよいが、基本
的に容器本体側のフィルムはそのまま残存するように
し、キャップ側のフィルムを除去できるように破断促進
部を形成することが望ましい。容器本体側を包装するシ
ュリンクフィルムには通常商品の品名・成分・用途・用
法・容量・製造元・販売者などが印刷されており、これ
らの表示は、その中身を使用する過程に置いても重要で
あり、また基本的に、容器に直接印刷するよりも、印刷
されたシュリンクフィルムを使用する方が、製造コスト
の面でも低減が測られる。さらに、フィルムの印刷・表
示は、装飾的意味を有するので開封後も容器側に残存さ
せた方が商品の見栄えが良い。
【0009】本発明の、破断促進部は、ミシン線による
ものが最も好ましく、そのミシン目のピッチは0.1〜
2.0好ましくは0.3〜1.0である。本発明のピッ
チとは、例えばピッチ0.2は、0.2mmの切れ目が
0.2mmの間隔で連続していることをいう。ミシン目
のピッチが小さすぎると破断面が回転操作のみでは破断
しにくくなり、一方大きすぎると、熱収縮により切れ目
の間隔が広がり、その隙間からシュリンクフィルム内へ
のゴミ、ほこり等の浸入が容易になり、また保存・保管
・運搬中に誤って破断されてしまう等の問題がある。
【0010】以上ような構成によるコンタクトレンズ用
溶液容器の包装体の開封方法は、開封時においてキャッ
プを包装するシュリンクフィルムごとキャップを掴み、
破断促進部の接点に対してキャップの回転操作により応
力を集中させ、その部分から包装フィルムを開封するも
のである。従来、キャップを包装するフィルムの切り離
しについては、キャップの回転方向に略垂直に形成され
る2本の破断促進部上端に、適当な大きさの把持部が形
成されており、初めにこの部分を切り離してキャップ部
分のシュリンクフィルムを剥がしてから、キャップを回
転させるという2ステップで行われていた。本発明で
は、単にキャップを回転するだけで、フィルムの開封が
可能となり、従来法に比べて簡単な操作になった。
【0011】本発明のコンタクトレンズ用溶液容器の包
装体は以下の方法により包装される。コンタクトレンズ
のケア溶液を内蔵する容器本体の口頭部に、キャップを
螺合した容器にポリスチレン系樹脂材料からなるシュリ
ンクフィルムを被せる被覆工程と、被覆した容器を熱風
環境下を通過させることにより収縮させて容器に密着し
た包装フィルムを形成する加熱工程、容器本体とキャッ
プ下端との隙間に円環状に、またこの円環状の一点より
キャップ上方に伸びキャップの回転方向に対して適当な
角度を有するように、カッターまたはレーザー光を照射
することにより、切り込み、切り欠き、ミシン線、切り
傷部のいずれかまたはそれらを組み合わせた破断促進部
を形成する。角度を有する破断促進部は、円環状破断促
進部の一点よりキャップの上方に向かって形成される
が、この破断促進部は必ずしもフィルムの上端まで形成
されていなくてもよい。キャップの回転操作時に開封さ
れるフィルムが、キャップに密着せず取り除くことがで
きる程度まで破断されればよいからである。また上記は
破断促進部を、熱収縮させたのちに形成させたが、熱収
縮率がさほど大きくないような場合には、予め破断促進
部が形成されたフィルムを被覆したのち加熱収縮させて
も良い。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明をより具体的に明らか
にするために、本発明に係る包装体について、容器の構
成図面を参照しつつ、詳細に説明する。
【0013】図1には、本発明のコンタクトレンズケア
用溶液を保存する容器およびそれを包装するシュリンク
フィルムが形成された容器1を示す。容器本体2にキャ
ップ3が螺合されており、シュリンクフィルムは該キャ
ップ3の頂部4と容器本体2の底部を除いて容器全体を
被覆している。キャップ3の側面を被覆するシュリンク
の表面にはキャップの回転方向を示す矢印が示されてい
る。キャップ3がどちらの方向へも回転可能に螺号され
ている場合には特にこの矢印を示す必要はないが、使用
者にとって使いやすいように配慮して矢印を付すことが
望ましい。また、反対方向にキャップを回転した時のこ
とを考慮して、本来の回転方向へ対すると同様の角度R
を有する破断促進部を設けておいてもよい(これは後述
する図3に6’として示される)。該シュリンクフィル
ムに形成される破断促進部はキャップ周辺にのみ形成さ
れているので、その拡大説明図を図2に示す。全体を被
覆するポリスチレン系樹脂製のシュリンクフィルム7に
は、キャップ3と容器本体2との間に円環状の破断促進
部5と、該円環状の一点より角度Rを以てキャップ上面
4の方向に伸びる破断促進部6が形成されている。具体
的には、破断促進部5のミシン目がピッチ0.7(0.
7mmの切れ目が0.7mm間隔で連続している)で、
破断促進部6のミシン目がピッチ0.5(0.5mmの
切れ目が0.5mm間隔で連続している)でそれぞれ形
成され、キャップ3をシュリンクフィルム7に形成され
た矢印方向に回転するだけでキャップ3周囲のフィルム
の除去と容器の開封ができる。図2に示す角度Rはおよ
そ45度であるが、この角度は、シュリンクフィルムの
材質や、熱収縮による収縮率等により適宜調整される。
また通常、円環状の破断促進部はキャップと容器との間
に環を形成しているが、この破断促進部については円周
全てに渡って形成されなくても良いが、溶液の使用時に
おいてキャップ3を開閉する際に容器本体側に残存する
フィルムと指が接触して切り傷などを起こさないよう
に、フィルムの破断面は出来るだけ容器本体側面に一体
的に接着するようにすることが望ましいので、回転操作
時に不規則な方向に切り離されることを防止するため
に、円周全体に渡って円環状に形成されることが好まし
い。
【0014】一方、開封後のキャップ3にはシュリンク
フィルムが残存しないように破断促進部6により、キャ
ップ3周囲のフィルムに対して斜め方向に縦断した切り
離し線が形成され、以後キャップ3はシュリンクフィル
ムの無い状態で使用されることになる。
【0015】図3には、シュリンクフィルム7をコンタ
クトレンズ用溶液容器に包装する方法を示す。初めに容
器本体2内に無菌的にコンタクトレンズ用溶液を収納し
てキャップ3を螺合する。この容器に表面に商品名、用
法、容量等を印刷し、予め破断促進部5(円環状破断促
進部)および6(本来の回転方向に対する破断促進
部)、6’(本来の回転方向と反対に回転させたときに
破断する破断促進部)が形成された筒状のシュリンクフ
ィルム7を被覆する。被覆した状態で熱風乾燥機内を通
過させ、容器外形にまでフィルム7を収縮させて包装体
1を作製する。この例では、予めシュリンクフィルム7
に破断促進部が形成されているものを使用しているが、
フィルムを熱収縮させたのちにカッターまたはレーザー
によりフィルムに設けてもよい。シュリンクフィルム7
の材質は熱収縮性ポリスチレン(OPS)で、厚みが5
0ミクロン、横方向の収縮率47%、縦方向の収縮率
(1%)のもので紫外線カットタイプのものを使用し
た。シュリンクフィルム7の長さは、縦方向にはほとん
ど収縮しないので、容器本体2にキャップ3を螺合した
状態の全高より数mm程度長めに設定する。該フィルム
は円筒状にして容器に被覆させるので、筒径が容器本
体、またはキャップの外径より大きければよく、熱収縮
工程により容器と密着させる。この例で使用したシュリ
ンクフィルムは前記したように、縦方向の収縮より、横
方向の収縮が極めて大きいので、仮にフィルムに垂直縦
方向に破断促進部を設けたとしても、縦方向に引き裂く
操作時には横方向にき裂が入りうまく引き裂けないこと
がある。従って、本発明で示すように適当な角度Rをも
って破断促進部を形成する方が、意図した通りの切り離
しを為しやすいのである。なお、図においては、容器本
体2の外径よりもキャップ3の外径のほうが小さく示さ
れているが、これは同じであっても、またキャップ3の
外径の方が大きくても差し支えない。また、容器本体2
やキャップ3はそれぞれ円筒形状であるが、楕円筒状、
多角柱であっても良い。
【0016】ところで、このように構成されたコンタク
トレンズ用溶液を含む包装容器の開封方法は、容器本体
部を片手で固定しつつ、キャップをフィルムの上から摘
まんで開封方向へ捩じることにより破断促進部が切り離
されて、開封することができる。キャップを覆っていた
フィルムは縦断するき裂により容易に除去することがで
き、容器本体側に残るフィルムは開封時の切断面ができ
る限り容器本体と密着して形成され、使用時において手
指を傷つけるようなことの無いように残存する。もちろ
ん、容器本体側のフィルムも開封後は除去できるように
しておいてもよいが、商品名、用法、容量などを直接容
器本体に印刷するよりは、フィルムに印刷しておく方が
容易であるので、使用中も容器本体側のフィルムは残る
ように構成する方が好ましい。
【0017】以上、本発明の具体的な構成について記述
してきたが、これはあくまでも例示にすぎないのであっ
て、本発明は上記の記載によって、何等の制約をも受け
るものではない。
【0018】例えば、上記シュリンクフィルムは単一の
材料および単層からなっているが、容器本体部には商品
名などを印刷したフィルムまたはシールを接着し、キャ
ップと容器本体上部のみを包装するシュリンクフィルム
により包装してもよく、シュリンクフィルムを2枚以上
重ねて層構造とし、流通段階での衝撃により容易に破断
されることを防止するようにしてもよい。また、ミシン
目を2重3重に設けてもよく、更に容器本体およびキャ
ップの材質は上記例では、一般の射出成形品を基本に示
したのであるが、ガラス製、金属製、硬質のプラスチッ
ク製であってもよく形状や大きさ等は、適宜に変更され
るものであることは言うまでもないところである。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に従う包装
体にあっては、包装フィルムの構成を簡略化し、簡単な
操作で開封可能な容器包装体、環境に対する影響のない
フィルムであって、特にポリスチレン系樹脂フィルムを
用いたコンタクトレンズ用溶液の保存容器の包装体およ
び、その容器の簡単な開封方法を提供することができ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施態様を示す概略図であ
る。
【図2】図2は本発明の破断促進部を拡大した図であ
る。
【図3】図3は本発明の包装体を製造する工程を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 包装体 2 容器本体 3 キャップ 5 破断促進部(円環状) 6 破断促進部 7 シュリンクフィルム R 破断促進部の形成角度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 65/26 B65D 65/26

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンタクトレンズのケア用溶液を収容す
    る容器本体と、容器本体の口部に螺合して、着脱自在に
    取り付けられるキャップとを有する容器と、前記容器に
    包装されたポリスチレン系の樹脂材料を主成分としたシ
    ュリンクフィルムからなる包装フィルムであって、キャ
    ップの回転操作によって引っ張られる包装フィルムの張
    力作用部に切り込み、切り欠き、ミシン線、切傷部のい
    ずれかまたは複数からなる破断促進部を2以上形成した
    コンタクトレンズ用溶液容器包装体。
  2. 【請求項2】 破断促進部の少なくとも一がキャップの
    回転操作方向に対して、20度から80度の角度を有す
    る方向へ向けて形成し、他の一がキャップと容器本体の
    間の隙間を有する部分に形成されてなる請求項1記載の
    コンタクトレンズ用溶液容器包装体。
  3. 【請求項3】 複数の破断促進部が一以上の接点を形成
    した請求項1又は2に記載のコンタクトレンズ用溶液容
    器包装体。
  4. 【請求項4】 破断促進部がミシン線であって、ミシン
    目のピッチが0.1〜2.0である請求項1乃至3に記
    載のコンタクトレンズ用溶液容器包装体。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載の包装
    フィルムに設けられた破断促進部の接点に対して、キャ
    ップの回転操作により応力を集中させ、その部分から包
    装フィルムを開封するコンタクトレンズ用溶液容器包装
    体の開封方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7365260B2 (ja) 2020-02-19 2023-10-19 救急薬品工業株式会社 シュリンクフィルム包装容器の製造法

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