JP2002247788A - 電動機 - Google Patents

電動機

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JP2002247788A
JP2002247788A JP2001046500A JP2001046500A JP2002247788A JP 2002247788 A JP2002247788 A JP 2002247788A JP 2001046500 A JP2001046500 A JP 2001046500A JP 2001046500 A JP2001046500 A JP 2001046500A JP 2002247788 A JP2002247788 A JP 2002247788A
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JP
Japan
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core
teeth
stator
straight
insulating
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001046500A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroto Onuki
裕人 大貫
Kiyomitsu Kumagai
清満 熊谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Shibaura Corp
Original Assignee
Nidec Shibaura Corp
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Publication date
Application filed by Nidec Shibaura Corp filed Critical Nidec Shibaura Corp
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Pending legal-status Critical Current

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  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ストレートコアのV字形切欠部のコア絶縁がで
きないので沿面距離がとれないという問題があった。 【解決手段】略ストレート状バックヨーク6に複数のテ
ィース5が形成され、このティース5とティース5との
間にV字状切欠部7が形成された抜き板が積層されてい
るステータコアに絶縁用スプール8を装着したステータ
10であって、前記絶縁用スプール8がV字形の切欠部
よりはみ出すように薄片を形成し、このステータコアを
環状に折り曲げることにより、前記薄片同士が重なり合
うようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ストレートコアを
用いた電動機のコア部の絶縁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ストレートコアの巻線部を絶縁する従来
の絶縁用スプール或いは絶縁用コアモールドの形状を図
7〜図9を用いて説明する。
【0003】図7は、従来のストレートコアを曲げる前
の平面図であり、図8は図7のストレートコアを曲げた
後の平面図であり、図9は図8の部分拡大図である。
【0004】ステータコアは複数のバックヨーク6と複
数のティース5とから構成されている。このコアを曲げ
る前の形状は略直線状に形成されているのでこのコアは
ストレートコア20と呼ばれている。そして、このスト
レートコア20は、ティース5部に巻線が施された後に
環状に巻き曲げができるように、ティース5とティース
5との間には、V字形切欠部7が設けられている。
【0005】このストレートコア20のティース5部と
バックヨーク6部には、コアとコイル13とのコア間を
絶縁するために、絶縁性樹脂を成形して作られたスプー
ル21を挿着するか、或いは絶縁性樹脂でコア表面を覆
うコアモールドが行われている。この様にして絶縁され
た各ティース5部に巻線が施される。そして巻線した後
に、このコア20をV字形切欠部7より曲げて、略円形
にしてコア20の両端の突き合わせ部26を溶接するこ
とにより環状のステータ22になる。
【0006】この様にしてできたステータ22に回転子
(図示しない)を挿入し、この回転子の両側面より突出
している軸を、ブラケット(図示しない)のハウジング
部に回転自在に保持することにより電動機となる。
【0007】なお、前記環状になったステータ22及び
このステータ22の一側面をモールド樹脂で覆った構成
にしてもよい。この構成の場合、このモールドにより形
成されたハウジング部に回転子の一方の軸を回転自在に
保持し、軸の他端をブラケットのハウジング部で保持し
た電動機になる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のストレートコア
のコア絶縁の方法では、スプール方式或いはコアモール
ド方式の何れの方式でも、V字形切欠部の絶縁ができな
いため沿面距離が取れないという問題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の電動機は、略ス
トレート状バックヨークの一側面に複数のティースが形
成され、このティース側でティースとティースとの間に
V字形切り欠きが設けられた抜き板が積層されたステー
タコアに絶縁用スプールを挿着し、前記ティース部にコ
イルを巻線したステータであって、前記絶縁用スプール
の端部がV字形の切欠部のほうにはみ出すように薄片を
設け、ステータコアをV字形切欠部より環状に折り曲げ
ることにより、隣接した前記薄片同士が重なり合うよう
になるステータを用いたことにより品質向上及び特性向
上を図ったものである。
【0010】また、請求項2において、スプールの代わ
りにコアモールドを形成してコア絶縁を行ったものであ
る。
【0011】
【作用】絶縁用スプール或いは絶縁用コアモールドの端
部がV字形切欠部のほうにはみ出すように薄片を形成し
てコアを巻き曲げすることにより、薄片を重ね合わせた
構造になる。これにより、ステータコアと巻線されたコ
イルとの沿面距離を確保することができ、耐圧不良等を
減少させ品質を向上させることができる。また、コイル
の巻数を増加することが可能になり特性を向上すること
ができるなどの効果がある。
【0012】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を図1〜図6に
もとづいて説明する。
【0013】図1は、本発明の一実施例であるストレー
トコアを積層したコア組み立ての平面図である。バック
ヨーク6は略ストレート状に形成されており、このバッ
クヨーク6の一側面には複数のティース5が等間隔で、
かつ、突出する様に設けられている。そして、2個のテ
ィース5の中間位置にはV字形をした切り欠きが形成さ
れている。
【0014】図2は、本発明の一実施例であるコア部の
絶縁をスプール8で行ったストレートコア2の平面図で
ある。このスプール8は全体が薄肉で形成されており、
ストレートコア2のティース5とバックヨーク6とから
なる各ブロックの形状と略同一の形状をしている。そし
て、このスプール8の端部が、V字形切欠部7のほうに
突出する様に薄片が形成されている。
【0015】この様な形状をしたスプール8をコア2の
各ブロックに両側(図2の場合、上面側と裏面側)より
挿着することにより、コイルを巻線する箇所が樹脂で絶
縁される。
【0016】図2に巻線を施したのが図4である。図4
のコアを曲げて環状にすることによりV字型切欠部7が
密着する。そして、この切欠部7が密着するとにより、
図5及び図6に示す通り、隣接した2個の薄片11が重
なり合って密着してくる。これにより、巻線されたコイ
ルとストレートコアとの間の距離が従来より長くなるの
で、沿面距離を確保することができる。
【0017】図3は、ストレートコア2の絶縁をコアモ
ールド9で行ったものである。このコアモールドは、モ
ールド型にコア2を挿入し、その後に、絶縁性樹脂を注
入することにより形成される。これにより、コアとコイ
ルとの間が薄肉の絶縁性樹脂で隔離されることになる。
この方法で絶縁すれば、コアに絶縁体を手で挿入する必
要がなくなる。
【0018】
【発明の効果】本発明の様に、V字形切欠部を絶縁性薄
片で覆う構造にすることにより、ステータコアと巻線さ
れたコイルとの沿面距離を確保することができる。これ
により、耐圧不良などが減少してくるので品質が向上
し、かつ、コイルの巻数を増加することが可能になり特
性が向上するなどその効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例であるストレートコアの平面図。
【図2】本発明の一実施例であるスプールで絶縁をした
ストレートコアの平面図。
【図3】本発明の他の実施例であるコアモールドで絶縁
をしたストレートコアの平面図。
【図4】本発明の一実施例であるストレートコアを曲げ
る前の平面図。
【図5】本発明の一実施例であるストレートコアを曲げ
た後の平面図。
【図6】図5の部分拡大図。
【図7】従来のストレートコアを曲げる前の平面図。
【図8】従来のストレートコアを曲げた後の平面図。
【図9】図8の部分拡大図。
【符号の説明】
1.2.3.4.20.ストレートコア 5.ティース 6.バックヨーク 7.V字形切欠部 8.スプール 9.コアモールド 10.ステータ 11.薄片 12.突き合わせ部 13.コイル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】略ストレート状バックヨークの一側面に複
    数のティースが形成され、このティース側でティースと
    ティースとの間にV字形切り欠きが設けられた抜き板が
    積層されているステータコアに絶縁用スプールを挿着
    し、前記ティース部にコイルを巻線したステータにおい
    て、 前記絶縁用スプールの端部に、V字形切欠部のほうには
    み出すように薄片を設け、 前記ステータコアを前記切欠部より折り曲げて環状にす
    ることにより、隣接した前記薄片同士が重なり合うステ
    ータを用いたことを特徴とする電動機。
  2. 【請求項2】ステータコアの絶縁として、スプールの代
    わりに、前記コア部にコアモールドを形成したことを特
    徴とする請求項1記載の電動機。
JP2001046500A 2001-02-22 2001-02-22 電動機 Pending JP2002247788A (ja)

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