JP2015012679A - アキシャルギャップ型回転電機 - Google Patents

アキシャルギャップ型回転電機 Download PDF

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Abstract

【課題】渦電流の発生を抑制し、モータ効率の向上を図る。【解決手段】アキシャルギャップ型回転電機100は、回転軸188に固定された一対の回転子と、固定子と、固定子を保持する保持部材110と、ハウジング180とを備える。固定子は、回転軸188の周方向に配置される複数のコア121と、コア121に巻回されたコイルとを有している。保持部材110およびハウジング180は導電性を有している。保持部材110は、ハウジング180の内壁に固着される外周部111と、外周部111から回転軸188に向かって突出する突出部112とを有している。突出部112は回転軸188の周方向に複数設けられている。コア121は、回転軸188の周方向に隣接する一対の突出部112によって挟持され、一対の突出部112の先端部112a間には、先端部112a間の渦電流の経路を遮断する隙間Sが設けられている。【選択図】図4

Description

本発明は、アキシャルギャップ型回転電機に関する。
回転軸の軸方向に一対の円板形状の回転子を対向するように配置し、この一対の回転子の間に所定のギャップを介して固定子を挟み込んだ構造を有する2ロータ1ステータ型のアキシャルギャップ型回転電機が知られている(特許文献1参照)。
2ロータ1ステータ型のアキシャルギャップ型回転電機では、一対の回転子間に固定子を構成する複数の固定子コアが回転軸の周囲に配置される。このため、固定子コアの周方向外側で固定子コアを保持する必要がある。特許文献1には、円盤状の保持部材(バックヨーク)の径方向外側に設けられた切り欠きに固定子コイルの巻回された固定子コア(ティース)が嵌合され、保持部材(バックヨーク)がハウジング(ケーシング)へ圧入や焼き嵌めにより取り付けられたアキシャルギャップ型回転電機が記載されている(特許文献1の図15、図16参照)。
特2008−245504号公報
特許文献1の図15、図16に示される回転電機では、固定子コイルによって発生する磁束が固定子コア(ティース)に作用すると、保持部材およびハウジングを経路として、固定子コア(ティース)の周囲に渦電流が発生する。
請求項1に記載のアキシャルギャップ型回転電機は、回転軸に固定された一対の回転子と、一対の回転子間に配置される固定子と、固定子を保持する保持部材と、一対の回転子、固定子および保持部材を収容するハウジングとを備え、固定子は、回転軸の周方向に配置される複数のコアと、コアに巻回されたコイルとを有し、保持部材およびハウジングは、導電性を有し、保持部材は、ハウジングの内壁に固着される外周部と、外周部から回転軸に向かって突出する突出部とを有し、突出部は回転軸の周方向に複数設けられ、コアは、回転軸の周方向に隣接する一対の突出部によって挟持され、一対の突出部の先端部間には、先端部間の渦電流の経路を遮断する隙間が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、渦電流の発生を抑制し、モータ効率の向上を図ることができる。
本発明の第1の実施の形態に係るアキシャルギャップ型回転電機の構成を示す斜視図。 本発明の第1の実施の形態に係るアキシャルギャップ型回転電機を回転軸に直交する方向から見た断面模式図。 コアの構成を示す斜視図。 アキシャルギャップ型回転電機を回転軸の軸方向から見た断面模式図。 ハウジングのセンターブラケットに固着された保持部材を示す部分斜視図。 保持部材に固定子を取り付ける方法を説明するための図。 (a)は本実施の形態に係るアキシャルギャップ型回転電機の部分平面模式図であり、(b)は(a)の比較例を示す図。 本発明の第2の実施の形態に係るアキシャルギャップ型回転電機に適用されるコアを保持部材に取り付ける方法を説明するための図。 第3の実施の形態に係るアキシャルギャップ型回転電機に適用されるコアにスナップリングを取り付ける方法について説明するための図。 図9のスナップリング付のコアを保持部材に取り付ける方法を説明するための図。 本発明の第4の実施の形態に係るアキシャルギャップ型回転電機を回転軸に直交する方向から見た断面模式図。 ハウジングのセンターブラケットに固着された保持部材を示す部分斜視図。 コアの保持構造を示す部分断面斜視図。 本発明の第5の実施の形態に係るアキシャルギャップ型回転電機を回転軸に直交する方向から見た断面模式図。 コアの保持構造を示す部分拡大斜視図。 変形例に係るアキシャルギャップ型回転電機の分割保持部材を示す部分拡大斜視図。
以下、図面を参照して、本発明に係るアキシャルギャップ型回転電機(アキシャルギャップ型モータ)の一実施の形態について説明する。
−第1の実施の形態−
図1は本発明の第1の実施の形態に係るアキシャルギャップ型回転電機の構成を示す斜視図である。図1では回転軸188や固定子コア121を保持する保持部材110、エンドブラケット181の図示を省略し、センターブラケット182の一部を破断している。なお、固定子コア121に複数回巻回される固定子コイル122については、各図において模式的に示している。図2は本発明の第1の実施の形態に係るアキシャルギャップ型回転電機を回転軸188に直交する方向から見た断面模式図であり、回転軸188の中心軸を含み、かつ、回転軸188の軸方向に平行な平面で、後述する突出部112の周方向中心を切断した断面を示している。
アキシャルギャップ型回転電機(以下、単にモータ100と記す)は、回転軸188(図1において不図示)と、回転軸188に固定された一対の回転子150と、一対の回転子150間に配置された固定子120と、固定子120を保持する保持部材110(図1において不図示)と、一対の回転子150、固定子120および保持部材110を収容するハウジング180とを備えている。本実施の形態のモータ100は、一対の回転子150の間に所定のギャップを介して固定子120を挟み込んだ構造を有する2ロータ1ステータ型のアキシャルギャップ型回転電機であり、1ロータ1ステータ型のアキシャルギャップ型回転電機と比較して、より多くの磁石磁束を利用でき、高効率化・高出力密度化の点で有利である。
一対の回転子150は、回転軸188の軸方向(以下、単に軸方向とも記す)に所定の間隔をあけて、互いに対向して配置されている。一対の回転子150は、それぞれ同様の形状とされているため、一方の回転子150を代表して説明する。回転子150は、中心に回転軸188が挿通される軸孔151bが設けられている。回転子150は、軸孔151bに回転軸188が挿入され、固定されることで、回転軸188と一体となっている。
回転子150は、円板状の構造材151と、8個の磁石152を備えている。構造材151には、磁石152が嵌合される凹部151a(図2参照)が、回転軸188の周方向(以下、単に周方向とも記す)に沿って設けられている。凹部151aには、磁石152が周方向に沿って等間隔に配置されている。磁石152は、軸方向に磁化されており、軸方向の一方の側がS極とされ、他方の側がN極とされている。磁石152は、周方向に隣り合う磁極が交互に逆向きとなるように、すなわち、N,S,N,S,・・・となるように配置されている。
図示上側の回転子150の磁石152と図示下側の回転子150の磁石152とは、軸方向から見たときに、周方向に同一位置に、かつ、同一形状で配置されている。
固定子120は、周方向に沿って等間隔に配置される複数の固定子コア(以下、単にコア121と記す)と、各コア121に巻回された固定子コイル(以下、単にコイル122と記す)とを有している。固定子120は保持部材110(図1において不図示)によって保持され、保持部材110はハウジング180に固着されている。保持部材110およびハウジング180は、導電性を有する金属からなる。
図2に示すように、ハウジング180は、円筒状のセンターブラケット182と、センターブラケット182の両端開口を閉止するエンドブラケット181とを含んで構成されている。センターブラケット182と一対のエンドブラケット181とで囲まれる空間は、一対の回転子150、固定子120、および、保持部材110を収容する収容空間とされている。各エンドブラケット181には、回転軸188が貫通する貫通孔が設けられ、貫通孔には軸受186が設けられている。回転軸188は、軸受186によって回転可能に保持されている。
図3は、コア121の構成を示す斜視図である。コア121は、アモルファス金属からなるアモルファス箔帯や電磁鋼板などの磁性薄板121aが積層されてなり、直方体形状を呈している。磁性薄板121a間には絶縁性を有する絶縁層121bが形成され、磁性薄板121a間が絶縁されている。なお、磁性薄板121aおよび絶縁層121bの厚みは、誇張して示している。このように、コア121を磁性薄板121aと絶縁層121bの積層構造とすることで、渦電流の発生を抑制することができる。
図4は、モータ100を軸方向から見た断面模式図であり、図2におけるIV−IV線で切断した断面を示している。なお、図4では、コイルの図示を省略している。図5はハウジング180のセンターブラケット182に固着された保持部材110を示す部分斜視図であり、図4のV−V線で切断したときの斜視図を示している。保持部材110は、円環状の外周部111と、外周部111から回転軸188に向かって突出する突出部112とを有している。
保持部材110は、ハウジング180のセンターブラケット182に焼き嵌めまたは圧入によって取り付けられ、保持部材110の外周部111がセンターブラケット182の内壁に固着されている。焼き嵌めまたは圧入により保持部材110をセンターブラケット182に強固に固定することができ、また、コイル122やコア121で発生した熱を保持部材110を介して効率よくハウジング180に伝えることができる。突出部112は、回転軸188の周方向に沿って所定の間隔をあけて9つ設けられている。周方向に隣接する一対の突出部112間には、コア121が圧入される開口部114(図5参照)が設けられている。
各コア121は、開口部114に圧入または焼き嵌めにより取り付けられ、回転軸188の周方向に隣接する一対の突出部112によって挟持されている。コア121は、磁性薄板121aが回転軸188の径方向(以下、単に径方向とも記す)とほぼ直交するように配置されている。なお、説明の便宜上、図4に示すように、直方体形状のコア121の外周面のうち、回転軸188に近い面を内側面121i、ハウジング180のセンターブラケット182に近い面を外側面121o、内側面121iと外側面121oとをつなぐ軸方向に平行な2面を側面121sとして説明する。
一対の突出部112は、コア121の両側面121sの軸方向中央部に当接され、両側からコア121を挟み込んで保持している(図6(b)参照)。図4に示すように、コア121の外側面121oは、保持部材110の外周部111に当接している。突出部112の径方向の長さ(外周部111からの突出長さ)X1は、コア121の径方向(磁性薄板121aの積層方向)の長さX2よりも長い(X1>X2)。一対の突出部112の先端部112a間には、隙間Sが設けられている。このため、隣り合う突出部112同士がコア121の内側面121iよりも回転軸188側の領域で電気的に接続されていない。
図6を参照して、保持部材110に固定子120を取り付ける方法の一例について説明する。図6(a)に示すように、周方向に隣接する一対の突出部112間に形成される開口部114に、コア121を圧入または焼き嵌めによって取り付ける。コア121を開口部114に取り付ける際、図示するようにセンターブラケット182の中心側から径方向外方に向かってコア121を挿入し、コア121の外側面121oを外周部111に当接させる。なお、コア121は、保持部材110をセンターブラケット182に取り付ける前に、保持部材110に取り付けておいてもよいし、保持部材110をセンターブラケット182に取り付けた後に、保持部材110に取り付けるようにしてもよい。
図6(b)に示すように、コイル122は、保持部材110を介して軸方向に分割された一対の分割コイル122a,122bを有し、一対の分割コイル122a,122bが中間線123によって接続されている。各分割コイル122a,122bからは、巻線端部124が延びている。分割コイル122a,122bは、それぞれ図示しない絶縁性を有するボビンに予め巻回されてなり、分割コイル122a,122bをコア121に組み付けることで固定子120が形成される。なお、ボビン(不図示)を用いずに、コイル122をコア121に巻回してもよい。
上記したように、本実施の形態では、一対の突出部112の先端部112a間に、隙間Sが設けられている。この隙間Sは、先端部112a間の渦電流の経路を遮断するために設けられている。隙間Sを設けたことによる作用効果を、比較例と比較して具体的に説明する。図7(a)は、本実施の形態に係るモータ100の部分平面模式図であり、図7(b)は図7(a)の比較例を示す図である。なお、図7ではコイル122の図示を省略しているが、コイル122に流れる電流の向きを示す矢印Cを模式的に示している。また、図7ではコイル122に電流が流れることによって発生する磁束の向きを示す矢印Mと、この磁束によって発生する渦電流の向きを示す矢印Eとを模式的に示している。矢印Mは、紙面奥側から手前側に向く、紙面に垂直な矢印を表している。
図7(a)に示すように、本実施の形態では、隙間Sがコア121の内側面121i側に設けられ、先端部112a間が開放されている。つまり、隣接する先端部112a同士が導電性を有する部材などにより電気的に接続されていない。これに対して、図7(b)に示すように、比較例では、外側面121o側の外周部111が開放され、隣接する外周部111間に隙間S1が設けられ、先端部112a同士が連結部919によって連結されている。連結部919は、先端部112aと一体に成形される。このため、比較例では、隣接する先端部112a同士が電気的に接続されている。
図7(b)に示すように、比較例では、コイル122に電流が流れ(矢印C参照)、コイル122によって発生する磁束(矢印M参照)がコア121に作用すると、この磁束を打ち消すような磁束を発生させる渦電流(矢印E参照)が、保持部材110およびハウジング180を経路として、コア121の周囲に発生する。
これに対して、図7(a)に示すように、本実施の形態では、隙間Sによって、一対の突出部112の先端部112a間が開放され、突出部112の先端部112a同士がコア121の内側(回転軸188側)で電気的に接続されていない。つまり、先端部112a間の渦電流の経路が遮断されている(矢印E参照)。このため、コイル122に電流が流れ(矢印C参照)、コイル122によって発生する磁束(矢印M参照)がコア121に作用しても、コア121の周りを流れるような渦電流の発生を抑制することができる。その結果、本実施の形態では、比較例に比べて渦電流損失を抑制でき、モータ効率の向上を図ることができる。
上述した第1の実施の形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)隣接する一対の突出部112の先端部112a間に、先端部112a間の渦電流の経路を遮断する隙間Sが設けられている。このため、渦電流損失を抑制でき、モータ効率の向上を図ることができる。
(2)金属製の保持部材110の突出部112によってコア121を保持するようにしたので、コア121を樹脂からなるモールド体のみで保持する場合に比べて、強固にコア121を固定することができる。
−第2の実施の形態−
図8を参照して第2の実施の形態に係るアキシャルギャップ型回転電機について説明する。図8は、図6と同様の図であり、第2の実施の形態に係るアキシャルギャップ型回転電機に適用されるコア221を保持部材110に取り付ける方法を説明するための図である。図中、第1の実施の形態と同一もしくは相当部分には同一符号を付し、説明を省略する。以下、第1の実施の形態との相違点について詳しく説明する。
第2の実施の形態では、コア221の側面121sに、隣接する一対の突出部112が嵌合される嵌合溝225が形成されている。なお、嵌合溝225を容易に形成するために、加工性のよい電磁鋼板などを磁性薄板121aに用いることが好ましい。
嵌合溝225は、コア221における軸方向中央部において軸方向に直交して延在している。嵌合溝225は、突出部112の周方向外縁部112eに嵌合する部分であって、突出部112の周方向外縁部112eの形状に対応して設けられている。
図8(a)および図8(b)に示すように、嵌合溝225に突出部112の周方向外縁部112eが嵌合されるように、センターブラケット182の中心側から径方向外方に向かってコア221を挿入し、コア221の外側面121oを外周部111に当接させる。なお、コア221は、第1の実施の形態と同様、圧入または焼き嵌めにより開口部114に取り付けることができる。
図8(b)に示すように、隣接する一対の突出部112の先端部112a間には、先端部112a間の渦電流の経路を遮断する隙間Sが設けられている。
このような第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の作用効果に加えて、以下の作用効果を奏する。
(3)コア121に、一対の突出部112が嵌合される嵌合溝225が形成されているため、コア121の位置決め精度が向上し、製造効率が向上する。
(4)コア121の軸方向の固定強度をより向上させることができる。
−第3の実施の形態−
図9および図10を参照して第3の実施の形態に係るアキシャルギャップ型回転電機について説明する。図9は第3の実施の形態に係るアキシャルギャップ型回転電機に適用されるコア221にスナップリング330を取り付ける方法について説明するための図であり、図10は、図8と同様の図であり、図9のスナップリング330付のコア221を保持部材110に取り付ける方法を説明するための図である。図中、第2の実施の形態と同一もしくは相当部分には同一符号を付し、説明を省略する。以下、第2の実施の形態との相違点について詳しく説明する。
第3の実施の形態では、コア221は、絶縁性を有する樹脂材からなるスナップリング330を介して保持部材110に取り付けられる。なお、第2の実施の形態では、コア221の嵌合溝225は、突出部112の周方向外縁部112eに嵌合する大きさに形成されていたが、第3の実施の形態では後述するスナップリング330の嵌合凸部333bが嵌合する大きさに形成されている。
図9(a)に示すように、スナップリング330は、コア221の外側面121oに当接される外側当接部334と、コア221の両側面121sに当接される一対の側面当接部333と、コア221の内側面121iに当接される内側当接部335とを備え、平面視で略コ字状を呈している。
一対の側面当接部333は互いに平行に設けられ、各側面当接部333の一端は外側当接部334によって接続され、各側面当接部333の他端は90度内側に向かって屈曲されて内側当接部335とされている。
側面当接部333の内側面には、内側に突出する嵌合凸部333bが形成されている。嵌合凸部333bは、コア221の嵌合溝225に嵌合する部分であって、嵌合溝225の形状に対応して設けられている。側面当接部333の外側面には、嵌合凸部333bに対応する位置において内側に窪んだ嵌合溝333aが形成されている。嵌合溝333aは、突出部112の周方向外縁部112eに嵌合する部分であって、突出部112の周方向外縁部112eの形状に対応して設けられている。
スナップリング330は、一対の内側当接部335間の隙間を拡げ、一対の側面当接部333を離隔させるように弾性変形させることで、図9(b)に示すように、コア221に取り付けることができる。スナップリング330の嵌合凸部333bはコア221の嵌合溝225に嵌入され、スナップリング330がコア221に固定される。
図10(a)および図10(b)に示すように、スナップリング330の嵌合溝333aに突出部112の周方向外縁部112eが嵌合されるように、センターブラケット182の中心側から径方向外方に向かってスナップリング330付のコア221を挿入し、スナップリング330の外側当接部334の外側面を外周部111に当接させる。
図10(b)に示すように、隣接する一対の突出部112の先端部112a間には、先端部112a間の渦電流の経路を遮断する隙間Sが設けられている。
このような第3の実施の形態によれば、第1の実施の形態で説明した(1)および(2)と同様の作用効果を奏する。また、第3の実施の形態では、スナップリング330に、一対の突出部112が嵌合される嵌合溝333aが形成されている。このため、第2の実施の形態で説明した(3)と同様にスナップリング330の取り付けられたコア221の位置決め精度が向上し、製造効率が向上する。また、第2の実施の形態で説明した(4)と同様に、スナップリング330の取り付けられたコア221の軸方向の固定強度をより向上させることができる。
さらに、第3の実施の形態によれば、上記の作用効果に加えて、以下の作用効果を奏する。
(5)第2の実施の形態では、コア221の嵌合溝225が直接に突出部112に接触する構成であるため、コア221を開口部114に取り付ける際に、コア221の側面121sに剥離が生じないように注意してコア221を開口部114に取り付ける必要がある。これに対して、第3の実施の形態では、コア221は、スナップリング330を介して一対の突出部112によって挟持されており、コア221と突出部112との接触により、コア221の側面121sが剥離することが防止されている。その結果、第3の実施の形態では、第2の実施の形態に比べて組立作業性が向上している。
(6)第2の実施の形態では、コア221を構成する磁性薄板121aの周方向端部と突出部112とが電気的に接続されているため、各磁性薄板121aと突出部112とを経路として渦電流が発生する。これに対して、第3の実施の形態では、絶縁性を有する樹脂からなるスナップリング330がコア221を覆っており、コア221と突出部112との間に絶縁性を有するスナップリング330が配置されている。スナップリング330により、コア221と保持部材110の突出部112とが電気的に絶縁されているため、コア221を構成する磁性薄板121aの周方向端部と突出部112との間の渦電流の経路が遮断される。その結果、第3の実施の形態では、第2の実施の形態に比べて渦電流損失を抑制することができ、さらにモータ効率の向上を図ることができる。
−第4の実施の形態−
図11〜図13を参照して第4の実施の形態に係るアキシャルギャップ型回転電機について説明する。図11は、図2と同様の図であり、第4の実施の形態に係るアキシャルギャップ型回転電機を回転軸188に直交する方向から見た断面模式図である。図12は、図5と同様の図であり、ハウジング180のセンターブラケット182に固着された保持部材110を示す部分斜視図である。図13は、コア121の保持構造を示す部分断面斜視図である。図13では、モールド体440の一部を破断して示し、保持部材110に設けられる貫通孔418の図示を省略している。図中、第1の実施の形態と同一もしくは相当部分には同一符号を付し、説明を省略する。以下、第1の実施の形態との相違点について詳しく説明する。
第4の実施の形態では、保持部材110により保持された9つのコア121およびコイル122が、絶縁性を有する樹脂により一体的にモールドされている。図12に示すように、保持部材110の外周部111には軸方向に貫通する貫通孔418が設けられている。樹脂からなるモールド体440は次のようにして形成される。
センターブラケット182に保持部材110が固着され、保持部材110の開口部114にコア121が嵌め込まれ、コア121に分割コイル122a,122bが装着された組立体を準備する(図6(b)参照)。この組立体を、センターブラケット182の中心軸が鉛直方向に平行となるように配置する。
図示しないが、コア121の軸方向一方(上方)に上型を配置し、コア121の軸方向他方(下方)に下型を配置して、上型と下型とセンターブラケット182とで樹脂の充填空間を形成する。上型はセンターブラケット182の内径とほぼ同じ径の上型円板部と、上型円板部の中央から下方に突出する上型円柱部とを有している。下型はセンターブラケット182の内径とほぼ同じ径の下型円板部と、下型円板部の中央から上方に突出する下型円柱部とを有している。上型円柱部と下型円柱部とは、同一径とされ、センターブラケット182の軸方向中心で当接される。これにより、ほぼ円筒形状の充填空間が形成される。この充填空間に、上型に設けられた注入孔から加熱軟化した樹脂を注入する。
樹脂が注入されると、保持部材110の内周側(回転軸188側)では隙間Sを介して、軟化した樹脂が保持部材110の上側の空間から下側の空間に流れる。また、保持部材110の外周側(センターブラケット182側)では貫通孔418を介して、軟化した樹脂が保持部材110の上側の空間から下側の空間に流れる。これにより、充填空間内の全体に行き渡るように、軟化した樹脂を充填することができる。軟化した樹脂の充填が完了した後、樹脂を硬化させることでコア121および分割コイル122a,122bを覆うようにモールド体440が形成される。なお、図13に示すように、モールド体440はほぼ円筒形状とされ、モールド体440の内周面から突出部112の先端部112aが突出するように形成されている。
図13に示すように、隣接する一対の突出部112の先端部112a間には、先端部112a間の渦電流の経路を遮断する隙間Sが設けられている。なお、隣接する先端部112a間には、モールド体440を構成する樹脂が介在するが、上記したようにモールド体440を構成する樹脂は絶縁性を有しているため、第1の実施の形態と同様に、隣接する先端部112a間の渦電流の経路を遮断することができる。
このような第4の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の作用効果に加えて、以下の作用効果を奏する。
(7)コア121および分割コイル122a,122bを覆うようにモールド体440を形成した。これにより、コア121の保持強度をさらに高めることができる。また、コイル122やコア121で発生した熱を、モールド体440を介してハウジング180に伝えることができるため、モールド体440を設けない場合に比べて、効率よくハウジング180に熱を伝えることができる。
(8)隣接する一対の突出部112間には隙間Sが形成され、保持部材110の外周部111には、軸方向に貫通する貫通孔418が形成されている。このため、モールド体440を形成する際、隙間Sおよび貫通孔418を介して、保持部材110の軸方向一方側の空間から軸方向他方の空間へ軟化した樹脂を通過させ、所定の充填空間内の全体に容易に軟化した樹脂を満たすことができる。
−第5の実施の形態−
図14および図15を参照して第5の実施の形態に係るアキシャルギャップ型回転電機について説明する。図14は、本発明の第5の実施の形態に係るアキシャルギャップ型回転電機を回転軸188に直交する方向から見た断面模式図であり、回転軸188の中心軸を含み、かつ、回転軸188の軸方向に平行な平面で、コア221の周方向中心を切断した断面を示している。図15は、コア221の保持構造を示す部分拡大斜視図である。図中、第3の実施の形態と同一もしくは相当部分には同一符号を付し、説明を省略する。以下、第3の実施の形態との相違点について詳しく説明する。
第5の実施の形態が第3の実施の形態と異なる点は、締結部材であるボルト560、ナット563によって、コア221、保持部材110およびセンターブラケット182が締結されている点である。ボルト560は、軸部561と軸部561の一端に設けられた頭部562とを有している。軸部561の他端には、ナット563が螺合されるねじ部が設けられている。
コア221の軸方向中央部には、磁性薄板121aの積層方向(すなわち、径方向)に貫通する貫通孔529が設けられている。図示しないが、スナップリング330の外側当接部334にも径方向に貫通する貫通孔が設けられている。
保持部材110の開口部114を構成する外周部111には、径方向に貫通する貫通孔519が設けられている。図示しないが、センターブラケット182における保持部材110の外周部111の貫通孔519に対応する位置にも径方向に貫通する貫通孔が設けられている。スナップリング330の装着されたコア221は、スナップリング330の嵌合溝333aが突出部112の周方向外縁部112eに嵌合されることで、保持部材110の開口部114に装着され、一対の突出部112によって保持される。
ボルト560の軸部561は、センターブラケット182の貫通孔、保持部材110の貫通孔519、スナップリング330の貫通孔、および、コア221の貫通孔529を径方向に貫通するように挿入される。ボルト560はセンターブラケット182の外側から各貫通孔に挿入され、ボルト560の軸部561の先端部はコア221の内側面121iから突出される。ボルト560の軸部561の先端部に設けられたねじ部に、ナット563が螺合されることで、ボルト560の頭部562とナット563とによって、コア221、保持部材110およびセンターブラケット182が挟まれた状態で締結される。
このような第5の実施の形態によれば、第3の実施の形態と同様の作用効果に加えて、以下の作用効果を奏する。
(9)ボルト560の軸部561を、コア221、保持部材110およびハウジング180に対して径方向に貫通させ、ボルト560の頭部562とナット563とで、コア221、保持部材110およびハウジング180を締結するようにした。これにより、コア221をより強固に保持部材110に固定することができ、保持部材110をより強固にハウジング180に固定することができる。
次のような変形も本発明の範囲内であり、変形例の一つ、もしくは複数を上述の実施形態と組み合わせることも可能である。
(1)上記した実施の形態では、ほぼ円環状の保持部材110を焼き嵌めまたは圧入により固着する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。たとえば、図16に示すように、ほぼ円環状の保持部材110を周方向に複数に分割することで分割保持部材610を形成し、複数の分割保持部材610をセンターブラケット182の内壁に沿って溶接などにより固定してもよい。各分割保持部材610は、センターブラケット182の内壁に固着される外周部611と、外周部611から回転軸188に向かって突出する一対の突出部612とを有している。つまり、図16に示す変形例では、各分割保持部材610に1つずつコア121を保持させることができる。本変形例では分割保持部材610の分割面により渦電流の経路を遮断することができるので、一体に形成されたほぼ円環状の保持部材110に比べて、渦電流に起因する損失をさらに低減することができる。なお、分割数はコア121の数に合わせる場合に限定されない。
(2)上記した実施の形態の組合せの例として、嵌合溝225が形成されていない第1の実施の形態のコア121に、第3の実施の形態とほぼ同じスナップリング330を固着して、スナップリング330の嵌合溝333aを突出部112に嵌合させるようにしてもよい。この場合、スナップリング330におけるコア121に当接する面は、平面とされ、第3の実施の形態で説明した嵌合凸部333bは省略される。コア121に嵌合溝225を形成する必要が無いので、電磁鋼板などに比べて厚さが薄く、かつ、硬いことから加工が困難なアモルファス箔帯によりコア121を形成することができる。アモルファス箔帯のコア121を採用することで、電磁鋼板を積層してなるコア121に比べてエネルギー損失(ヒステリシス損)を低減することができるため、好適である。
(3)上記した実施の形態では、各回転子150に8個の磁石152が設けられ、固定子120を構成するコア121が9個設けられた例について説明したが、本発明はこれに限定されない。磁石152の数、コア121の数は、適宜設定することができる。
(4)モータの種類は、上記した実施の形態に限定されない。たとえば、磁石152の代わりに、突極を有する回転子を備えたスイッチトリラクタンスモータ(SRモータ)を採用してもよい。
(5)コア121,221は、電磁鋼板やアモルファス箔帯によって形成する場合に限定されない。たとえば、圧粉磁心等の軟磁性材料から形成することもできる。
(6)第5の実施の形態では、ボルト560の軸部561をセンターブラケット182の外側から、センターブラケット182の貫通孔、保持部材110の貫通孔519、スナップリング330の貫通孔、および、コア221の貫通孔529に挿入する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。ボルト560の軸部561をセンターブラケット182の内側から、コア221の貫通孔529、スナップリング330の貫通孔、保持部材110の貫通孔519、および、センターブラケット182の貫通孔に挿入し、センターブラケット182の外側からナット563を装着してもよい。
(7)上記した実施の形態では、コア121を直方体形状とした例について説明したが、本発明はこれに限定されない。たとえば、磁性薄板をロール状に巻いて巻鉄心を作成し、巻鉄心を周方向に分割するように切断して、扇形形状のコア121を形成してもよい。この場合、開口部114も扇形形状とされ、コア121を保持部材110の開口部114に軸方向に挿入することで、コア121を保持部材110に取り付けることができる。
(8)第3、第5の実施の形態では、スナップリング330に嵌合溝333aを設ける例について説明したが、スナップリング330に代えて分割コイル122a,122bが巻回されるボビン(不図示)に嵌合溝を設けて、この嵌合溝と突出部112の周方向外縁部112eとを嵌合させるようにしてもよい。
(9)第1の実施の形態において、図示しないが、コア121の両側面121sに外方に突出する凸部を設け、凸部を保持部材110に係合させることで位置決めできるようにしてもよい。
(10)第4の実施の形態において、図13に示すように、モールド体440の内周面から突出部112の先端部112aが突出するようにモールド体440を形成する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。先端部112aを覆うようにモールド体440を形成してもよい。
本発明の特徴を損なわない限り、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の形態についても、本発明の範囲内に含まれる。
100 モータ、110 保持部材、111 外周部、112 突出部、112a 先端部、112e 周方向外縁部、114 開口部、120 固定子、121 コア、121a 磁性薄板、121b 絶縁層、121i 内側面、121o 外側面、121s 側面、122 コイル、122a 分割コイル、123 中間線、124 巻線端部、150 回転子、151 構造材、151a 凹部、151b 軸孔、152 磁石、180 ハウジング、181 エンドブラケット、182 センターブラケット、186 軸受、188 回転軸、221 コア、225 嵌合溝、330 スナップリング、333 側面当接部、333a 嵌合溝、333b 嵌合凸部、334 外側当接部、335 内側当接部、418 貫通孔、440 モールド体、519 貫通孔、529 貫通孔、560 ボルト、561 軸部、562 頭部、563 ナット、610 分割保持部材、611 外周部、612 突出部、919 連結部

Claims (8)

  1. 回転軸に固定された一対の回転子と、
    前記一対の回転子間に配置される固定子と、
    前記固定子を保持する保持部材と、
    前記一対の回転子、前記固定子および前記保持部材を収容するハウジングとを備え、
    前記固定子は、前記回転軸の周方向に配置される複数のコアと、前記コアに巻回されたコイルとを有し、
    前記保持部材および前記ハウジングは、導電性を有し、
    前記保持部材は、前記ハウジングの内壁に固着される外周部と、前記外周部から前記回転軸に向かって突出する突出部とを有し、
    前記突出部は前記回転軸の周方向に複数設けられ、
    前記コアは、前記回転軸の周方向に隣接する一対の突出部によって挟持され、
    前記一対の突出部の先端部間には、前記先端部間の渦電流の経路を遮断する隙間が設けられていることを特徴とするアキシャルギャップ型回転電機。
  2. 請求項1に記載のアキシャルギャップ型回転電機において、
    前記コアに、前記一対の突出部が嵌合される嵌合溝が形成されていることを特徴とするアキシャルギャップ型回転電機。
  3. 請求項1または2に記載のアキシャルギャップ型回転電機において、
    前記コアと前記突出部との間に絶縁性を有する絶縁部材が配置されていることを特徴とするアキシャルギャップ型回転電機。
  4. 請求項3に記載のアキシャルギャップ型回転電機において、
    前記コアは、前記絶縁部材を介して前記一対の突出部によって挟持され、
    前記絶縁部材には、前記一対の突出部が嵌合される嵌合溝が形成されていることを特徴とするアキシャルギャップ型回転電機。
  5. 請求項1または2に記載のアキシャルギャップ型回転電機において、
    前記複数のコアは、樹脂により一体的にモールドされていることを特徴とするアキシャルギャップ型回転電機。
  6. 請求項5に記載のアキシャルギャップ型回転電機において、
    前記保持部材の外周部には、前記回転軸の軸方向に貫通する貫通孔が設けられていることを特徴とするアキシャルギャップ型回転電機。
  7. 請求項1または2に記載のアキシャルギャップ型回転電機において、
    前記コア、前記保持部材およびハウジングを前記回転軸の径方向に貫通する軸部と、前記軸部の両端に設けられる一対の押さえ部とを有する締結部材をさらに備え、
    前記一対の押さえ部によって、前記コア、前記保持部材およびハウジングが締結されていることを特徴とするアキシャルギャップ型回転電機。
  8. 請求項1または2に記載のアキシャルギャップ型回転電機において、
    前記保持部材は、前記回転軸の周方向に複数に分割されていることを特徴とするアキシャルギャップ型回転電機。
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