JP2008259371A - 回転電機 - Google Patents
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Abstract
【課題】エッジワイズ巻線を界磁コイル2に使用した回転電機において、界磁コイル2の占積率を改善する。
【解決手段】被膜付き平角線を幅方向(エッジワイズ方向)に巻いて巻線部(エッジワイズ巻線)を形成した後、その巻線部をプレスにより板厚方向に圧縮することで、平角線の厚さ方向の被膜厚さt1が幅方向の被膜厚さt2より薄く形成される。また、巻線部を板厚方向に圧縮することにより、巻線部の内周側の厚みと外周側の厚みとの差を無くすことができ、巻線部全体を均一な厚さに調整できる。上記の結果、界磁コイル2が組み付けられる磁極3の鍔部3bとヨーク1との間に設けられる巻線スペースSを従来より小さくできるので、界磁コイル2の占積率を向上できる。
【選択図】図1
【解決手段】被膜付き平角線を幅方向(エッジワイズ方向)に巻いて巻線部(エッジワイズ巻線)を形成した後、その巻線部をプレスにより板厚方向に圧縮することで、平角線の厚さ方向の被膜厚さt1が幅方向の被膜厚さt2より薄く形成される。また、巻線部を板厚方向に圧縮することにより、巻線部の内周側の厚みと外周側の厚みとの差を無くすことができ、巻線部全体を均一な厚さに調整できる。上記の結果、界磁コイル2が組み付けられる磁極3の鍔部3bとヨーク1との間に設けられる巻線スペースSを従来より小さくできるので、界磁コイル2の占積率を向上できる。
【選択図】図1
Description
本発明は、エッジワイズ巻線を界磁コイルに用いた回転電機に関する。
従来、巻線界磁式の直流モータを小型化するには、巻線(界磁コイル)の占積率を高めることが重要であり、図4(a)に示す様に、断面矩形状の平角線を幅方向(エッジワイズ方向)に巻いたエッジワイズ巻線を界磁コイル100に使用する場合は、断面円形の丸線を使用した界磁コイルと比較して占積率を向上させることが可能である(特許文献1参照)。
特開2006−271121号公報
ところが、被膜付き平角線をエッジワイズ方向に巻線した界磁コイルでは、「界磁コイルの層数×被膜を含めた平角線の厚さ(=導体部の厚さ+2×被膜厚さ)」が径方向の巻線スペースとして必要となるため、被膜の厚さが占積率低下の要因となっている。
また、平角線を幅方向に巻いたエッジワイズ巻線は、平角線を厚さ方向に巻いたフラットワイズ巻線(図5参照)と比較して、コーナー部(曲げ部)の内周側の曲率と外周側の曲率との差が大きく、曲率の大きい内周側の方が曲率の小さい外周側より厚みが大きくなる(内周側の厚みd1>外周側の厚みd2)。
また、平角線を幅方向に巻いたエッジワイズ巻線は、平角線を厚さ方向に巻いたフラットワイズ巻線(図5参照)と比較して、コーナー部(曲げ部)の内周側の曲率と外周側の曲率との差が大きく、曲率の大きい内周側の方が曲率の小さい外周側より厚みが大きくなる(内周側の厚みd1>外周側の厚みd2)。
このため、エッジワイズ巻線を界磁コイル100に使用する場合は、図4(b)に示す様に、厚みd1の大きいコーナー部の内周側に合わせて径方向の巻線スペースS(磁極の鍔部110とヨーク120との間に設けられるスペース)が決定されるため、これも占積率低下の要因となっている。
本発明は、上記事情に基づいて成されたもので、その目的は、エッジワイズ巻線を界磁コイルに使用した回転電機において、界磁コイルの占積率を改善することにある。
本発明は、上記事情に基づいて成されたもので、その目的は、エッジワイズ巻線を界磁コイルに使用した回転電機において、界磁コイルの占積率を改善することにある。
(請求項1の発明)
本発明は、被膜付き平角線を幅方向に巻回したエッジワイズ巻線を界磁コイルに用いた回転電機であって、界磁コイルは、平角線の厚さ方向の被膜厚さが幅方向の被膜厚さより薄く設けられていることを特徴とする。
上記の構成によれば、平角線の厚さ方向の被膜厚さを幅方向の被膜厚さより薄くしたことにより、界磁コイルを配置するための径方向の巻線スペースを小さくできるので、その分、界磁コイルの占積率を向上させることができる。
本発明は、被膜付き平角線を幅方向に巻回したエッジワイズ巻線を界磁コイルに用いた回転電機であって、界磁コイルは、平角線の厚さ方向の被膜厚さが幅方向の被膜厚さより薄く設けられていることを特徴とする。
上記の構成によれば、平角線の厚さ方向の被膜厚さを幅方向の被膜厚さより薄くしたことにより、界磁コイルを配置するための径方向の巻線スペースを小さくできるので、その分、界磁コイルの占積率を向上させることができる。
(請求項2の発明)
請求項1に記載した回転電機において、界磁コイルは、コーナー部の内周側と外周側とが同一厚さに調整されていることを特徴とする。
この場合、径方向の巻線スペースを平角線の厚い側(コーナ部の内周側)に合わせて決定する必要がないので、界磁コイルの占積率を改善できる。
請求項1に記載した回転電機において、界磁コイルは、コーナー部の内周側と外周側とが同一厚さに調整されていることを特徴とする。
この場合、径方向の巻線スペースを平角線の厚い側(コーナ部の内周側)に合わせて決定する必要がないので、界磁コイルの占積率を改善できる。
(請求項3の発明)
請求項1に記載した回転電機の製造方法であって、平角線の被膜は、導体部の表面に絶縁ワニスを塗布する塗布工程と、塗布された絶縁ワニスを焼き付ける焼付工程とを経て形成され、塗布工程では、平角線の幅方向の膜厚より、厚さ方向の膜厚の方が薄くなる様に、絶縁ワニスを塗布することを特徴とする。
上記の方法によれば、導体部の表面に絶縁ワニスを塗布する際に、導体部の幅方向より厚さ方向に絶縁ワニスの膜厚を薄く塗布することで、平角線の厚さ方向の被膜厚さを幅方向の被膜厚さより薄くできる。
請求項1に記載した回転電機の製造方法であって、平角線の被膜は、導体部の表面に絶縁ワニスを塗布する塗布工程と、塗布された絶縁ワニスを焼き付ける焼付工程とを経て形成され、塗布工程では、平角線の幅方向の膜厚より、厚さ方向の膜厚の方が薄くなる様に、絶縁ワニスを塗布することを特徴とする。
上記の方法によれば、導体部の表面に絶縁ワニスを塗布する際に、導体部の幅方向より厚さ方向に絶縁ワニスの膜厚を薄く塗布することで、平角線の厚さ方向の被膜厚さを幅方向の被膜厚さより薄くできる。
(請求項4の発明)
請求項1または2に記載した回転電機の製造方法であって、界磁コイルは、平角線を幅方向に所定数巻回した後、界磁コイル全体を層方向に圧縮することで、層方向のコイル厚さが所定の寸法に調整されることを特徴とする。
平角線を幅方向(エッジワイズ方向)に巻回して形成されるエッジワイズ巻線は、コーナー部の内周側と外周側とで曲率が大きく異なり、内周側の方が外周側より厚みが大きくなるため、占積率低下の要因となっている。
請求項1または2に記載した回転電機の製造方法であって、界磁コイルは、平角線を幅方向に所定数巻回した後、界磁コイル全体を層方向に圧縮することで、層方向のコイル厚さが所定の寸法に調整されることを特徴とする。
平角線を幅方向(エッジワイズ方向)に巻回して形成されるエッジワイズ巻線は、コーナー部の内周側と外周側とで曲率が大きく異なり、内周側の方が外周側より厚みが大きくなるため、占積率低下の要因となっている。
これに対し、本発明では、平角線を幅方向に所定数巻回した後、界磁コイル全体を層方向に圧縮することで、コーナー部の内周側と外周側とで厚みの差を無くすことができ、均一な厚さに調整できる。その結果、界磁コイルの占積率を向上させることができる。
また、界磁コイル全体を層方向に圧縮することで、厚さ方向の被膜厚さを薄くすることができ、占積率の向上につながる。
また、界磁コイル全体を層方向に圧縮することで、厚さ方向の被膜厚さを薄くすることができ、占積率の向上につながる。
本発明を実施するための最良の形態を以下の実施例により詳細に説明する。
図1(a)はヨークASSYの展開図、同図(b)はA−A断面拡大図である。
本実施例の回転電機は、例えば、自動車用エンジンを始動するためのスタータモータに適用される。
スタータモータは、界磁に電磁石を用いた電磁石界磁式の直流電動機であり、図1(a)に示す様に、電磁石を構成するヨークASSYを備える。
ヨークASSYは、磁気回路を形成するヨーク1と、このヨーク1の内周に界磁コイル2を組み付けて固定される4個の磁極3とを有する。
本実施例の回転電機は、例えば、自動車用エンジンを始動するためのスタータモータに適用される。
スタータモータは、界磁に電磁石を用いた電磁石界磁式の直流電動機であり、図1(a)に示す様に、電磁石を構成するヨークASSYを備える。
ヨークASSYは、磁気回路を形成するヨーク1と、このヨーク1の内周に界磁コイル2を組み付けて固定される4個の磁極3とを有する。
ヨーク1は、例えば、強磁性体である鉄板を円筒形状に丸めて形成される。
磁極3は、図1(b)に示す様に、界磁コイル2が嵌め合わされるボス部3aと、ヨーク1との間に界磁コイル2を保持するための鍔部3bとが設けられている。4個の磁極3は、ヨーク1の周方向に等間隔(90度ピッチ)に配置され、ボス部3aの中心部がヨーク1にかしめ固定されている。
界磁コイル2は、被膜付き平角線7(図3参照)を幅方向(エッジワイズ方向)に所定数巻回して形成されるエッジワイズ巻線が使用される。
4個の界磁コイル2は、2直列−2並列に接続されている。つまり、直列に接続された二個一組の界磁コイル2が二組設けられ、この二組が並列に接続されている。
磁極3は、図1(b)に示す様に、界磁コイル2が嵌め合わされるボス部3aと、ヨーク1との間に界磁コイル2を保持するための鍔部3bとが設けられている。4個の磁極3は、ヨーク1の周方向に等間隔(90度ピッチ)に配置され、ボス部3aの中心部がヨーク1にかしめ固定されている。
界磁コイル2は、被膜付き平角線7(図3参照)を幅方向(エッジワイズ方向)に所定数巻回して形成されるエッジワイズ巻線が使用される。
4個の界磁コイル2は、2直列−2並列に接続されている。つまり、直列に接続された二個一組の界磁コイル2が二組設けられ、この二組が並列に接続されている。
直列に接続された二個一組の界磁コイル2は、図1(a)に示す様に、一方の界磁コイル2から引き出されたコイル端部2aが正極ブラシ4のリード線4aに接続され、他方の界磁コイル2から引き出されたコイル端部2bがモータリード板5に接続される。
モータリード板5は、図2に示す様に、ヨーク1とエンドフレーム(図示せず)との間に固定されるゴム製のグロメット6に保持されて、モータの外側に取り出された端部が図示しない電磁スイッチのモータ端子に接続されている。電磁スイッチは、モータの通電電流をオン/オフする働きを有する。
モータリード板5は、図2に示す様に、ヨーク1とエンドフレーム(図示せず)との間に固定されるゴム製のグロメット6に保持されて、モータの外側に取り出された端部が図示しない電磁スイッチのモータ端子に接続されている。電磁スイッチは、モータの通電電流をオン/オフする働きを有する。
続いて、界磁コイル2の製造方法を図3を参照しながら説明する。
まず、二個一組の界磁コイル2を製造できるだけの長さを有する1本の被膜付き平角線7を準備する。この被膜付き平角線7は、例えば、矩形断面を有する平角銅線7a(被膜付き平角線7の導体部)の表面に電気絶縁性を有する被膜7b(絶縁ワニス)が塗布焼き付けしてある。続いて、同図(a)に示す様に、平角線7の両端部を巻芯8にセットする。巻芯8は、磁極3のボス部3aと同一形状に設けられている。
次に、巻芯8にセットされた平角線7の端部を図示しないクランプ装置により保持して、同図(b)〜(d)に示す様に、左右両側の巻芯8をそれぞれ回転させながら、巻芯8の周囲に平角線7を幅方向(エッジワイズ方向)に巻き取っていく。
まず、二個一組の界磁コイル2を製造できるだけの長さを有する1本の被膜付き平角線7を準備する。この被膜付き平角線7は、例えば、矩形断面を有する平角銅線7a(被膜付き平角線7の導体部)の表面に電気絶縁性を有する被膜7b(絶縁ワニス)が塗布焼き付けしてある。続いて、同図(a)に示す様に、平角線7の両端部を巻芯8にセットする。巻芯8は、磁極3のボス部3aと同一形状に設けられている。
次に、巻芯8にセットされた平角線7の端部を図示しないクランプ装置により保持して、同図(b)〜(d)に示す様に、左右両側の巻芯8をそれぞれ回転させながら、巻芯8の周囲に平角線7を幅方向(エッジワイズ方向)に巻き取っていく。
所定回数巻き取ることにより、連結部9によって接続された二個のエッジワイズ巻線(巻線部10と呼ぶ)が形成される。
続いて、同図(e)に示す様に、連結部9に折り曲げ用の治具11を当てて、この治具11を支点として図示矢印方向に二つの巻線部10を折り曲げる。同図(f)は、折り曲げ後の形状を示す。
この後、巻線部10の厚さを均一化するために、巻線部10をプレスで板厚方向(層方向)に圧縮する。
最後に、平面状に形成されている2個の巻線部10をヨーク1の内周形状に沿って配置できる様に、巻線部10と連結部9に曲率を付けるための押圧成形を行う。
続いて、同図(e)に示す様に、連結部9に折り曲げ用の治具11を当てて、この治具11を支点として図示矢印方向に二つの巻線部10を折り曲げる。同図(f)は、折り曲げ後の形状を示す。
この後、巻線部10の厚さを均一化するために、巻線部10をプレスで板厚方向(層方向)に圧縮する。
最後に、平面状に形成されている2個の巻線部10をヨーク1の内周形状に沿って配置できる様に、巻線部10と連結部9に曲率を付けるための押圧成形を行う。
(実施例1の作用及び効果)
本実施例の界磁コイル2は、平角線7をエッジワイズ方向に巻いて形成される巻線部10をプレスで板厚方向に圧縮することにより、図1(b)に示す様に、平角線7の厚さ方向の被膜厚さt1を幅方向の被膜厚さt2より薄く形成することができる。
エッジワイズ巻線を用いた界磁コイル2では、「界磁コイル2の層数×被膜7bを含めた平角線7の厚さ(=平角銅線7aの厚さ+2×被膜厚さt1)」が径方向の巻線スペースとして必要となるため、平角線7の厚さ方向の被膜厚さt1を薄く形成することにより、界磁コイル2の占積率を向上させることができる。
本実施例の界磁コイル2は、平角線7をエッジワイズ方向に巻いて形成される巻線部10をプレスで板厚方向に圧縮することにより、図1(b)に示す様に、平角線7の厚さ方向の被膜厚さt1を幅方向の被膜厚さt2より薄く形成することができる。
エッジワイズ巻線を用いた界磁コイル2では、「界磁コイル2の層数×被膜7bを含めた平角線7の厚さ(=平角銅線7aの厚さ+2×被膜厚さt1)」が径方向の巻線スペースとして必要となるため、平角線7の厚さ方向の被膜厚さt1を薄く形成することにより、界磁コイル2の占積率を向上させることができる。
また、エッジワイズ巻線では、コーナー部の内周側と外周側との曲率の違いにより、内周側の厚みの方が外周側の厚みより大きくなるが、上記の様に、平角線7をエッジワイズ方向に巻き取った後、巻線部10をプレスで厚さ方向に圧縮することにより、内周側の厚みと外周側の厚みとの差を無くすことができ、巻線部10を均一な厚さに調整できる。その結果、界磁コイル2が組み付けられる磁極3の鍔部3bとヨーク1との間に設けられる巻線スペースSを従来より小さくできるので、界磁コイル2の占積率向上に繋がる。
(変形例)
実施例1では、巻線部10(エッジワイズ巻線)をプレスで厚さ方向に圧縮することで、平角線7の厚さ方向の被膜厚さt1を幅方向の被膜厚さt2より薄く形成しているが、この変形例では、平角銅線7aの表面に被膜7bを形成する段階で厚さ方向の被膜厚さt1を幅方向の被膜厚さt2より薄く形成する方法を説明する。
平角線7の被膜7bは、平角銅線7aの表面に絶縁ワニスを塗布して焼き付けることにより形成されるが、絶縁ワニスを塗布する際に、平角線7の厚さ方向と幅方向とで被膜7bの厚さ(絶縁ワニスの厚さ)が調整される。つまり、絶縁ワニスは、平角線7の幅方向より厚さ方向の方が薄く塗布されて焼き付けされる。
実施例1では、巻線部10(エッジワイズ巻線)をプレスで厚さ方向に圧縮することで、平角線7の厚さ方向の被膜厚さt1を幅方向の被膜厚さt2より薄く形成しているが、この変形例では、平角銅線7aの表面に被膜7bを形成する段階で厚さ方向の被膜厚さt1を幅方向の被膜厚さt2より薄く形成する方法を説明する。
平角線7の被膜7bは、平角銅線7aの表面に絶縁ワニスを塗布して焼き付けることにより形成されるが、絶縁ワニスを塗布する際に、平角線7の厚さ方向と幅方向とで被膜7bの厚さ(絶縁ワニスの厚さ)が調整される。つまり、絶縁ワニスは、平角線7の幅方向より厚さ方向の方が薄く塗布されて焼き付けされる。
2 界磁コイル
7 被膜付き平角線
7a 平角銅線
7b 被膜
t1 平角線の厚さ方向の被膜厚さ
t2 平角線の幅方向の被膜厚さ
7 被膜付き平角線
7a 平角銅線
7b 被膜
t1 平角線の厚さ方向の被膜厚さ
t2 平角線の幅方向の被膜厚さ
Claims (4)
- 被膜付き平角線を幅方向に所定数巻回して形成されるエッジワイズ巻線を界磁コイルに用いた回転電機であって、
前記界磁コイルは、前記平角線の厚さ方向の被膜厚さが幅方向の被膜厚さより薄く設けられていることを特徴とする回転電機。 - 請求項1に記載した回転電機において、
前記界磁コイルは、コーナー部の内周側と外周側とが同一厚さに調整されていることを特徴とする回転電機。 - 請求項1に記載した回転電機の製造方法であって、
前記平角線の被膜は、導体部の表面に絶縁ワニスを塗布する塗布工程と、塗布された絶縁ワニスを焼き付ける焼付工程とを経て形成され、
前記塗布工程では、前記平角線の幅方向の膜厚より、厚さ方向の膜厚の方が薄くなる様に、前記絶縁ワニスを塗布することを特徴とする回転電機の製造方法。 - 請求項1または2に記載した回転電機の製造方法であって、
前記界磁コイルは、前記平角線を幅方向に所定数巻回した後、前記界磁コイルの層方向に圧縮することで、層方向のコイル厚さが所定の寸法に調整されることを特徴とする回転電機の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007100992A JP2008259371A (ja) | 2007-04-06 | 2007-04-06 | 回転電機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007100992A JP2008259371A (ja) | 2007-04-06 | 2007-04-06 | 回転電機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008259371A true JP2008259371A (ja) | 2008-10-23 |
Family
ID=39982387
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007100992A Pending JP2008259371A (ja) | 2007-04-06 | 2007-04-06 | 回転電機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008259371A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010183662A (ja) * | 2009-02-03 | 2010-08-19 | Nidec Shibaura Corp | 固定子及びモータ |
WO2014050164A1 (ja) * | 2012-09-26 | 2014-04-03 | 三菱電機株式会社 | 電気機械 |
US20150048710A1 (en) * | 2012-04-07 | 2015-02-19 | Traugott Weller | Method for producing rotating electrical machines |
-
2007
- 2007-04-06 JP JP2007100992A patent/JP2008259371A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2014050164A1 (ja) * | 2012-09-26 | 2014-04-03 | 三菱電機株式会社 | 電気機械 |
JPWO2014050164A1 (ja) * | 2012-09-26 | 2016-08-22 | 三菱電機株式会社 | 電気機械 |
US9831734B2 (en) | 2012-09-26 | 2017-11-28 | Mitsubishi Electric Corporation | Electric machine |
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