JP2002246780A - プリント基板へのヒートシンク取付方法 - Google Patents

プリント基板へのヒートシンク取付方法

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JP2002246780A
JP2002246780A JP2001043502A JP2001043502A JP2002246780A JP 2002246780 A JP2002246780 A JP 2002246780A JP 2001043502 A JP2001043502 A JP 2001043502A JP 2001043502 A JP2001043502 A JP 2001043502A JP 2002246780 A JP2002246780 A JP 2002246780A
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JP
Japan
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heat sink
circuit board
printed circuit
case
rib
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Application number
JP2001043502A
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English (en)
Inventor
Hirochika Kaneko
浩親 金子
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プリント基板のスペースを有効に使用できるプ
リント基板へのヒートシンク取付方法を提供することに
ある。 【解決手段】プリント基板と、底面部に突出したリブを
設けた前記プリント基板を収納するケースと、プリント
基板に実装された発熱素子に接して放熱するためのヒー
トシンクと、プリント基板の部品実装面を保護するため
のポッティングとで構成され、ヒートシンクはプリント
基板の端面部から突出しており、なおかつケースのリブ
と接しており、ポッティングにヒートシンクの一部を埋
没させて保持させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリント基板へのヒ
ートシンク取付方法において、特にプリント基板のスペ
ースを有効に使用できるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、実開平5−48395号に見られ
るものを詳述すると、以下の通りである。従来のプリン
ト基板へのヒートシンク取付方法は、プリント基板の左
右両端に設けられた凸部を、プリント基板取付具のスリ
ットに差し込み、プリント基板取付具の曲げ部をヒート
シンクの溝部にひっかけながら、突起部をヒートシンク
の穴に差し込む。この状態で、プリント基板とプリント
基板取付具とをネジにより固定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のプリント基板へ
のヒートシンク取付方法では、プリント基板取付具が必
要で、プリント基板取付具をヒートシンク及びプリント
基板に取り付けるためにヒートシンク及びプリント基板
に穴等の加工が必要であった。また、プリント基板取付
具をプリント基板に取り付けるためのスペースがプリン
ト基板に必要であった。本発明は、上記課題を解決する
ためになされたもので、本発明の目的は、プリント基板
取付具を必要とせずにプリント基板のスペースを有効に
使用できるプリント基板へのヒートシンク取付方法を提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1ではプリント基板と、底面部に突出したリ
ブを設けたケースと、プリント基板に実装された発熱素
子に接して放熱するためのヒートシンクと、プリント基
板の部品実装面を保護するためのポッティングとで構成
され、ヒートシンクはプリント基板の端面部から突出し
ており、なおかつケースのリブと接しており、ポッティ
ングでヒートシンクの一部が埋没して保持されているの
で、基板取付具を必要とせずにヒートシンクをプリント
基板の端面部より突出することができ、プリント基板の
スペースを有効に使用できる。請求項2では、ケース底
面部に突出したリブは、プリント基板端面部から突出し
た部分と接するので、ヒートシンクから放熱される熱の
ケースへの影響を軽減できる。請求項3では、ケース底
面部に突出したリブは、ヒートシンク重心位置とヒート
シンク放熱フィン先端部との間に配置したので、発熱素
子の半田付け部分にストレスを与えない。請求項4で
は、ケースはプリント基板投影面とヒートシンク投影面
の二つ以上の底面を持ち、ケース上端を基準にして、プ
リント基板投影面のケース底面の高さよりヒートシンク
投影面のケース底面の高さを小さくしたので、ポッティ
ングの量、作業時間を削減できる。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の内容をより理解しやすく
するために、以下に実施例を用いて解説する。
【0006】
【実施例】図1は本発明に係るプリント基板へのヒート
シンク取付方法を示す外観図である。ヒートシンク1に
は発熱素子2が固定されており、発熱素子2はプリント
基板3に半田付けされている。
【0007】図2は図1のA−A断面図である。発熱素
子2のプリント基板3への実装位置はあらかじめプリン
ト基板端面部6に近い位置に設計されており、発熱素子
2をプリント基板3に半田付けした場合、ヒートシンク
1はプリント基板端面部6より突出するようになってい
る。ここではヒートシンク1の一部がプリント基板端面
部6より突出するようになっている。プリント基板3を
ケース4に収めると、ヒートシンク1のプリント基板端
面部6から突出した部分はケース4の底面部より突出し
たリブ7で支えられる。プリント基板3をケース4に収
めた後、ウレタン樹脂等を注入するポッティング5を施
し、ヒートシンク1の一部をポッティング5に埋没させ
てヒートシンク1を保持する。
【0008】図3は図1を真上から見た図である。リブ
7はヒートシンク1のプリント基板端面部6から突出し
た部分の底面8の全体を支えるものではなく一部を支え
る形状となっている。ここでは図3に示すようにリブ7
の斜線部のみがヒートシンク1と接触する。
【0009】従って、ヒートシンク1の熱はリブ7の斜
線部のみに影響を与える。仮にケース4の材質をABS
とし熱変形温度が75℃とする。また、ヒートシンク1
のリブ7との接触部の温度が80℃とすると、リブ7は
変形する。しかし、変形がケース4全体に及ぶことはな
い。また、発熱素子2に通電する時には既にポッティン
グされて固定されているのでリブ7が変形してヒートシ
ンク1と接触しなくなっても、後述する発熱素子2の半
田付け部にストレスがかかることはない。
【0010】図4は本発明の熱を考慮したリブの位置の
説明図である。一般にヒートシンク1は発熱素子2に近
いほど温度が高くなり、放熱フィン先端部10に近いほ
ど温度は低くなる。従って、リブ7はヒートシンク1の
発熱素子2との接触面9からBだけ離れた位置に配置さ
れており、ヒートシンク1からの熱の影響を軽減してい
る。ここではヒートシンク1の発熱素子2との接触面9
との距離Bよりも、プリント基板端面部6から突出した
放熱フィン先端部10との距離Cの方が短くなるようケ
ース4に配置されている。
【0011】図5は本発明のヒートシンク重心を考慮し
たリブの位置の説明図である。図5に示すようにヒート
シンク1の重心11には矢印の向きに力Dがかかってい
る。ヒートシンク1の発熱素子2との接触面9側はプリ
ント基板3で支えられており矢印の向きに力Eがかかっ
ている。また、放熱フィン先端部10側はリブ7で支え
られており矢印の向きに力Fがかかっている。ヒートシ
ンク1は重心11を挟むようにプリント基板3およびリ
ブ7で支えられているので、力Dと力E、力Fとがつり
あう。
【0012】従って、発熱素子2をプリント基板3に半
田付けしない状態で、なおかつポッティングしてない状
態でもヒートシンク1は倒れることはない。よって、発
熱素子2をプリント基板3に半田付けしていても半田付
け部12にかかる力Fはゼロで半田付け部12にストレ
スがかかることはない。
【0013】なお、発熱素子2をプリント基板3に半田
付けした場合、ヒートシンク1はプリント基板端面部6
より全て突出するようになっていて、プリント基板3を
ケース4に収めるた際に、リブ7のみでヒートシンク1
を支える場合でも、リブ7の位置をヒートシンク1の重
心11の真下に配置すれば、力Dと力Fとがつりあう。
この時、力Eと力Gはゼロである。
【0014】従って、発熱素子2をプリント基板3に半
田付けしない状態で、なおかつポッティングしてない状
態でもヒートシンク1は倒れることはない。よって、発
熱素子2をプリント基板3に半田付けしていても半田付
け部12にストレスがかかることはない。
【0015】図6はヒートシンク重心を考慮していない
リブの位置の説明図である。図6に示すようにヒートシ
ンク1の重心11には矢印の向きに力Dがかかってい
る。ヒートシンク1の発熱素子2との接触面9側はプリ
ント基板3で支えられており矢印の向きに力Eがかかっ
ている。また、放熱フィン先端部10側はリブ7で支え
られており矢印の向きに力Fがかかっている。ヒートシ
ンク1は重心11を挟むようにプリント基板3およびリ
ブ7で支えられていないので、力Dと力E、力Fとがつ
りあわず、リブ7を支点に放熱フィン先端部10には力
Hが、反対の発熱素子2の半田付け部12には力Gが矢
印方向にかかる。
【0016】従って、プリント基板3に半田付けしない
状態で、なおかつポッティングしてない状態において
は、ヒートシンク1は倒れてしまう。よって、発熱素子
2をプリント基板3に半田付けしていれば半田付け部1
2にかかる力Gによりストレスがかかる。
【0017】図7は本発明の底面の高さを変えたケース
の説明図である。一般にプリント基板3に発熱素子2他
の電子部品を実装するとプリント基板下面13よりリー
ド14が最大で4.5mm突出する。従って、プリント
基板投影面15のケース底面18の高さは、プリント基
板3を正常にケース4に収めるため、また、電子部品の
半田付け部12にストレスを与えないようにするため
に、リード14と接触しないようにプリント基板下面1
3から5mmのクリアランスJを持つよう設計される。
しかし、ヒートシンク1のプリント基板端面部6から突
出した部分には電子部品のリード14はないので、ヒー
トシンク投影面16のケース底面18は、プリント基板
投影面15とヒートシンク1の底面8との間になるよう
に設計すれば良い。なお、プリント基板投影面15とは
ケース4上方よりプリント基板3をケース底面18上に
投影された面のことである。また、ヒートシンク投影面
16とは、ケース4上方よりヒートシンク1をケース底
面18上に投影された面のことである。
【0018】従って、ここでは図7に示すように、ケー
ス4はケース上端17を基準にして、プリント基板投影
面15のケース底面18の高さよりヒートシンク投影面
16のケース底面18の高さを小さくして、前述のポッ
ティングの量、作業時間を削減している。
【0019】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。
【0020】請求項1では、プリント基板と、底面部に
突出したリブを設けたケースと、プリント基板に実装さ
れた発熱素子に接して放熱するためのヒートシンクと、
プリント基板の部品実装面を保護するためのポッティン
グとで構成され、ヒートシンクはプリント基板の端面部
から突出しており、なおかつケースのリブと接してお
り、ポッティングでヒートシンクの一部が埋没して保持
されているので、基板取付具を必要とせずにヒートシン
クをプリント基板の端面部より突出することができ、プ
リント基板のスペースを有効に使用できる。
【0021】請求項2では、ケース底面部に突出したリ
ブは、プリント基板端面部から突出した部分と接するの
で、ヒートシンクから放熱される熱のケースへの影響を
軽減できる。
【0022】請求項3では、ケース底面部に突出したリ
ブは、ヒートシンク重心位置とヒートシンク放熱フィン
先端部との間に配置したので、発熱素子の半田付け部分
にストレスを与えない。
【0023】請求項4では、ケースはプリント基板投影
面とヒートシンク投影面の二つ以上の底面を持ち、ケー
ス上端を基準にして、プリント基板投影面のケース底面
の高さよりヒートシンク投影面のケース底面の高さを小
さくしたので、ポッティングの量、作業時間を削減でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプリント基板へのヒートシンク取
付方法を示す外観図である。
【図2】本発明の図1のA−A断面図である。
【図3】本発明の図1を真上から見た図である。
【図4】本発明の熱を考慮したリブの位置の説明図であ
る。
【図5】本発明のヒートシンク重心を考慮したリブの位
置の説明図である。
【図6】ヒートシンク重心を考慮していないリブの位置
の説明図である。
【図7】本発明の底面の高さを変えたケースの説明図で
ある。
【符号の説明】
1…ヒートシンク、2…発熱素子、3…プリント基板、
4…ケース、5…ポッティング、6…プリント基板端面
部、7…リブ、8…底面、9…接触面、10…放熱フィ
ン先端部、11…重心、12…半田付け部、13…プリ
ント基板下面、14…リード、15…プリント基板投影
面、16…ヒートシンク投影面、17…ケース上端、1
8…ケース底面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板と、底面部に突出したリ
    ブを設けた前記プリント基板を収納するケースと、プリ
    ント基板に実装された発熱素子に接して放熱するための
    ヒートシンクと、プリント基板の部品実装面を保護する
    ためのポッティングとで構成され、ヒートシンクはプリ
    ント基板の端面部から突出しており、なおかつケースの
    リブと接しており、ポッティングでヒートシンクの一部
    が埋没して保持されていることを特徴とするプリント基
    板へのヒートシンク取付方法。
  2. 【請求項2】 請求項1におけるプリント基板へのヒ
    ートシンク取付方法において、ケース底面部に突出した
    リブは、プリント基板端面部から突出した部分と接する
    ことを特徴とするプリント基板へのヒートシンク取付方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項2におけるプリント基板へのヒ
    ートシンク取付方法において、ケース底面部に突出した
    リブは、ヒートシンク重心位置とヒートシンク放熱フィ
    ン先端部との間に配置したことを特徴とするプリント基
    板へのヒートシンク取付方法。
  4. 【請求項4】 請求項1におけるプリント基板へのヒ
    ートシンク取付方法において、ケースはプリント基板投
    影面とヒートシンク投影面の二つ以上の底面を持ち、ケ
    ース上端を基準にして、プリント基板投影面のケース底
    面よりヒートシンク投影面のケース底面の高さが小さい
    ことを特徴とするプリント基板へのヒートシンク取付方
    法。
JP2001043502A 2001-02-20 2001-02-20 プリント基板へのヒートシンク取付方法 Pending JP2002246780A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012023153A (ja) * 2010-07-13 2012-02-02 Nichicon Corp 基板取付構造
JP2016054592A (ja) * 2014-09-03 2016-04-14 株式会社デンソー 電力変換装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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