JP2002244395A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002244395A JP2001086247A JP2001086247A JP2002244395A JP 2002244395 A JP2002244395 A JP 2002244395A JP 2001086247 A JP2001086247 A JP 2001086247A JP 2001086247 A JP2001086247 A JP 2001086247A JP 2002244395 A JP2002244395 A JP 2002244395A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、4連タンデム式のフルカラー複写
機において、各感光体ドラムの回転変動の周期が異な
り、画像重ね合わせずれが大きく発生してしまうという
欠点を回避して、各感光体ドラムの回転変動の周期の位
相を合わせることにより、画像重ね合わせずれを極力抑
制でき、低減できる。 【解決手段】この発明は、4連タンデム式のフルカラー
複写機において、記録媒体に記録された各色別に均一濃
度のハーフトーン帯に基づいて判断される上記感光体ド
ラムの1回転における速度変化の位相差に基づく補正値
を設定し、この補正値に基づいて、上記感光体ドラムの
回転速度を加速あるいは減速することにより、各感光体
ドラムの1回転ごとの速度変化の位相を合わせるように
したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フルカラー複写
機やカラープリンタなどの画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カラー画像を出力する画像形成装
置として、色分解された画像信号に基づいて、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック
(B)の各色のトナー像を形成する4つの画像形成ユニ
ットを搬送ベルトに沿って並設した、いわゆる4連タン
デム式のフルカラー複写機が知られている。
【0003】各色の画像形成ユニットは、搬送ベルトに
転接された感光体ドラム、ドラム表面を所定の電位に帯
電させる帯電装置、ドラム表面を露光して静電潜像を形
成する露光装置、ドラム表面上の静電潜像にトナーを供
給して現像する現像装置、および現像されたトナー像を
搬送ベルト上に吸着されて搬送される記録紙上に転写す
る転写装置を有している。しかして、搬送ベルトに吸着
された記録紙が4つの画像形成ユニットを通して搬送さ
れ、記録紙上に各色のトナー像が重ねて転写され、定着
装置に送り込まれて各色のトナー像が記録紙上に定着さ
れてカラー画像が形成される。
【0004】このような、感光体ドラムの駆動のためD
Cモータを使用した4連タンデム式のフルカラー複写機
において、4つの感光体ドラムの径を同一にし、回転精
度を高めるため多パルスエンコーダを使用して、このパ
ルス信号を利用した角速度一定制御を採用している。
【0005】しかしながら、感光体ドラムは装置全体に
対し寿命が短く、数万枚印刷毎に交換する必要が有る
為、感光体ドラムの駆動器としてのDCモータとつなぐ
カップリングを介して着脱可能な構成(機構)となって
いる。この機構の軸ぶれを最小限に抑えたいものの、着
脱可能構成である分、分離部品が増え、相互間の寸法ず
れや隙間がたで軸ぶれが大きくなる。軸ぶれが有ると、
感光体ドラムの1回転毎における周期性(正弦波的に現
れる)の回転角度変動(周速の変動)が発生する。
【0006】このため、4連タンデム式のフルカラー複
写機では、各感光体ドラムの回転変動の周期が異なるの
で、画像重ね合わせずれ(濃淡のずれ、レインボーノイ
ズ)が大きく発生してしまうという欠点がある。
【0007】また、上記各感光体ドラムの駆動器として
DCモータを用いている場合、起動時、あるいは停止時
に、無制御状態となってしまい、一旦、各感光体ドラム
の回転変動の周期を調整したとしても、それぞれの感光
体ドラムの周速変動の位相がずれてしまうという欠点が
ある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、4連タン
デム式のフルカラー複写機では、各感光体ドラムの回転
変動の周期が異なり、画像重ね合わせずれが大きく発生
してしまうという欠点を回避して、各感光体ドラムの回
転変動の周期の位相を合わせることにより、画像重ね合
わせずれを極力抑制でき、低減できることを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、記録媒体を搬送する搬送部と、この搬
送部上に並んで設けられ、それぞれ回転する感光体ドラ
ムを有し、それぞれ別々の色の画像を上記搬送部にて搬
送される記録媒体上に転写する複数の画像形成ユニット
と、上記各画像形成ユニットの感光体ドラムの1回転に
おける速度変化を示すパターンを出力する出力手段と、
この出力手段の出力により判断される上記感光体ドラム
の1回転における速度変化の位相差に基づく補正値を設
定する設定手段と、この設定手段により設定される補正
値に基づいて、上記感光体ドラムの回転速度を加速ある
いは減速することにより、各感光体ドラムの1回転ごと
の速度変化の位相を合わせる補正手段と、を具備したこ
とを特徴とする画像形成装置を提供するものである。
【0010】また、この発明は、記録媒体を搬送する搬
送部と、この搬送部上に並んで設けられ、それぞれ回転
する感光体ドラムを有し、それぞれ別々の色の画像を上
記搬送部にて搬送される記録媒体上に転写する複数の画
像形成ユニットと、上記各画像形成ユニットの感光体ド
ラムの1回転における速度変化を示すパターンを出力す
る出力手段と、この出力手段の出力により上記各感光体
ドラムの1回転における速度変化の位相差を検知する検
知手段と、この検知手段による検知結果に基づく補正値
を設定する設定手段と、この設定手段により設定される
補正値に基づいて、上記感光体ドラムの回転速度を加速
あるいは減速することにより、各感光体ドラムの1回転
ごとの速度変化の位相を合わせる補正手段と、を具備し
たことを特徴とする画像形成装置を提供するものであ
る。
【0011】また、この発明は、記録媒体を搬送する搬
送部と、この搬送部上に並んで設けられ、それぞれ回転
する感光体ドラムを有し、それぞれ別々の色の画像を上
記搬送部にて搬送される記録媒体上に転写する複数の画
像形成ユニットと、上記別々の色ごとのレジストレーシ
ョンマークのパターンを発生する発生手段と、この発生
手段により発生した別々の色のレジストレーションマー
クのパターンのトナー像を各画像形成ユニットにより上
記搬送部に生成する生成手段と、上記搬送部に沿って上
記画像形成ユニットの後段に設けられ、上記搬送部に生
成された別々の色ごとのレジストレーションマークのパ
ターンのトナー像を検出する検出器と、この検出器によ
り検出される各色のレジストレーションマークのパター
ンに基づいて、上記各感光体ドラムの1回転における速
度変化を測定する測定手段と、この測定手段により測定
した上記各感光体ドラムの1回転における速度変化によ
り、上記各感光体ドラムの1回転における速度変化の位
相差を検知する検知手段と、この検知手段による検知結
果に基づく補正値を設定する設定手段と、この設定手段
により設定される補正値に基づいて、上記感光体ドラム
の回転速度を加速あるいは減速することにより、各感光
体ドラムの1回転ごとの速度変化の位相を合わせる補正
手段と、を具備したことを特徴とする画像形成装置を提
供するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施形態に係る画像形成装置を説明する。
【0013】[第1の実施形態]図1は、この発明のカ
ラー画像形成装置の一例であるカラーデジタル複写装置
1を説明するブロック構成図である。
【0014】図1に示すように、カラーデジタル複写装
置1は、制御部(CPU)61、スキャナ62、画像形
成装置63、操作パネル64により構成され、LAN等
の回線65を介してパーソナルコンピュータ等の外部装
置66に接続されている。
【0015】制御部(CPU)61は、カラーデジタル
複写装置1の全体を制御するものである。
【0016】スキャナ62は、図示しない複写対象物の
画像情報を光の明暗として読み取って、画像信号を生成
するものである。
【0017】画像形成装置63は、スキャナ62あるい
は外部装置66から供給される画像信号に対応する画像
を形成するものである。
【0018】操作パネル64は、種々の設定を行うもの
である。
【0019】制御部61は内部メモリ61aを有してい
る。この内部メモリ61aには回転角度変動位相認識用
の自己印刷画像パターンが登録されている。
【0020】図2は、カラーデジタル複写装置1を説明
する内部構成図である。
【0021】図2に示すように、スキャナ62は、原稿
置き台12上に置かれた原稿(図示せず)を照明するた
めの照明ランプ13、照明ランプ13からの光を原稿に
向けて収束させるリフレクタ14、原稿から反射されて
きた光を反射ミラー15、16、17、結像レンズ18
等を使って受光素子19に導くための光学システム、原
稿からの光を電気信号に変換するためのCCD等の受光
素子19、光電変換された電気信号を色分解してイエロ
ー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック
(B)の各色毎の画像信号を作成するための画像処理装
置20を有している。
【0022】図2に示すように、画像形成装置63は、
subtractive primariesにおける
各色成分であるY(yellow)、M(magent
a)およびC(cyan)の3色と明暗の補強のための
B(black)の4色の画像を形成する4つの画像形
成部4Y、4M、4Cおよび4Bと、それぞれの画像形
成部4Y、4M、4Cおよび4Bに設けられている感光
体ドラム21Y、21M、21C、21Bに、スキャナ
62または外部から供給される画像信号に対応して光強
度が断続的に変化されている露光光、例えばレーザビー
ムを照射する露光装置5、被転写材(被画像形成媒体)
である用紙Pを搬送しながら各画像形成部4Y、4M、
4Cおよび4Bにおいて形成された画像を、用紙P上に
順に重ね合わせる転写ベルト6、転写ベルト6により搬
送された用紙Pおよび用紙P上の画像(現像剤像)を加
熱しながら加圧することで用紙Pに現像剤像を定着する
定着装置7を有している。
【0023】各画像形成部4Y、4M、4Cおよび4B
は、それぞれほぼ同様の構成を有し、公知の電子写真プ
ロセスにより各色に応じた画像を形成するようになって
いる。ただし、感光体ドラム21Y、21M、21C、
21Bの径は同じである。
【0024】感光体ドラム21Y、21M、21C、2
1Bの周囲には、その回転方向に沿って、帯電装置22
Y、22M、22C、22B、対応する色の現像剤(ト
ナー)を収容している現像装置23Y、23M、23
C、23B、転写装置26Y、26M、26C、26
B、クリーニング装置24Y、24M、24C、24
B、および除電装置25Y、25M、25C、25B、
が各々配置され、色ごとに分解された画像信号に応じて
露光装置5から射出されポリゴンミラー5aによって走
査されるレーザビーム5Y、5M、5C、5Bに対応す
るカラー画像を形成するようになっている。
【0025】転写装置26Y、26M、26C、26B
は、感光体ドラム21Y、21M、21C、21Bの下
部の転写ベルト6を挟んだ対向位置に設けられている。
【0026】転写ベルト6の下方の所定の位置には、各
画像形成部4Y、4M、4Cおよび4Bで形成されたト
ナー像が転写される用紙Pを保持する用紙カセット8
a、8bが設けられている。なお、それぞれの用紙カセ
ット8a、8bには、カセット内に収容されている用紙
Pを1枚ずつ取り出すためのピックアップローラ9a、
9bが設けられている。また、それぞれの用紙カセット
8a、8bと転写ベルト6との間には、ピックアップロ
ーラ9a、9bにより取り出された用紙Pを、転写ベル
ト6に向けて給送するためのガイドやローラからなる用
紙搬送部10が形成されている。なお、用紙搬送部10
の転写ベルト6側の所定の位置には、いずれかのカセッ
トから取り出されて用紙搬送部10を搬送されている用
紙Pと各画像形成部4Y、4M、4Cおよび4Bにおい
て形成される画像との位置を整合するために、用紙Pを
転写ベルト6に向けて送り出すタイミングを設定するア
ライニングローラ11が設けられている。
【0027】図2に示したカラー画像形成装置1におい
ては、スキャナ62あるいは外部装置66から画像信号
が供給されると、時系列に従って、図示しない帯電電源
装置により各画像形成部4Y、4M、4Cおよび4Bの
感光体ドラム21Y、21M、21C、21Bが所定の
電位に帯電され、露光装置5から、画像信号に基づいて
光強度が断続的に変化されたレーザビームが、個々の感
光体ドラム21Y、21M、21C、21Bに照射され
る。
【0028】これにより、4つの画像形成部4Y、4
M、4Cおよび4Bの感光体ドラム21Y、21M、2
1C、21Bに、出力すべきカラー画像に対応した静電
潜像が形成される。なお、各画像形成部4Y、4M、4
Cおよび4Bの感光体ドラム21Y、21M、21C、
21Bに画像が露光されるタイミングは、転写ベルト6
上を搬送される用紙Pの移動に合わせて、所定の順に定
義されている。
【0029】各画像形成部4Y、4M、4Cおよび4B
の感光体ドラム21Y、21M、21C、21Bに形成
された静電潜像は、同一の画像形成部4Y、4M、4C
および4B内に配置され、予め決められた色のトナー
(現像剤)を収容している現像装置23Y、23M、2
3C、23B、によりトナーが選択的に提供されて現像
され、転写ベルト6を介在させて、感光体ドラム21
Y、21M、21C、21Bと対向されている転写装置
により、転写ベルト6上の用紙Pに、順に、転写され
る。
【0030】なお、用紙Pは、予め選択されているサイ
ズあるいは露光装置5により露光される画像のサイズに
対応する大きさの用紙Pを収容しているカセットから取
り出されて用紙搬送部10のアライニングローラ11ま
で搬送され、一時的にアライニングローラ11で停止さ
れている。
【0031】また、用紙Pは、露光装置5による最初の
色の画像の露光もしくは所定のタイミングで、アライニ
ングローラ11から、転写ベルト6に向けて給送され
る。このとき、用紙Pは、転写ベルト6を支持している
用紙給送部側のローラの近傍に設けられている帯電装置
(用紙P向け)により帯電されて、転写ベルト6に密着
される。
【0032】各画像形成部4Y、4M、4Cおよび4B
により形成されたトナーすなわちトナー像が転写された
用紙Pは、定着装置7に搬送され、定着装置7で溶融さ
れたトナーが定着される。
【0033】上記感光体ドラム21Y、21M、21
C、21Bを回転制御するモータ制御部30について、
図3を用いて説明する。
【0034】上記モータ制御部30は、上記感光体ドラ
ム21Y、21M、21C、21Bをそれぞれ回転する
DCモータ31Y、31M、31C、31Bを駆動する
モータドライバ32Y、32M、32C、32Bと制御
回路33により構成されている。
【0035】この制御回路33は制御ASICにより構
成され、APCオン回路34、モータ制御回路35Y、
35M、35C、35B、位相調整回路39Y、39
M、39C、39Bにより構成されている。
【0036】上記感光体ドラム21Y、21M、21
C、21Bは、それぞれ連結伝達部等(図示しない)を
介して回転駆動用のDCモータ31Y、31M、31
C、31Bに連結されている。これらのDCモータ31
Y、31M、31C、31Bは、それぞれ別々のモータ
制御回路35Y、35M、35C、35Bにより駆動さ
れるようになっている。
【0037】上記DCモータ31Y(31M、31C、
31B)のロータ周囲あるいは回転軸には、図4に示す
ようなマグネットエンコーダ36Yが設けられている。
【0038】このマグネットエンコーダ36Yに隣接し
て設けられている磁気抵抗素子(MR素子)71を含む
FG信号発生回路70Yによりそれぞれエンコーダパル
スとしてのFG信号が出力されるようになっている。こ
のFG信号にはPG信号が重畳されている。
【0039】マグネットエンコーダ36Yは、図4に示
すように、S極とN極とが交互に設けられ、1箇所のS
極とN極の幅がたとえば80対20に異ならせてあり、
他の箇所のS極とN極の幅がたとえば50対50の同じ
ものとなっている。
【0040】FG信号発生回路70Yは、図5に示すよ
うに、磁気抵抗素子71、増幅器72、比較器73によ
り構成されている。
【0041】磁気抵抗素子71は、マグネットエンコー
ダ36Yの回転に伴い対向する電極がS極とN極と交互
に変化するのに伴う電気信号に変換されるものである。
【0042】増幅器72は、磁気抵抗素子71からの電
気信号を増幅するものである。
【0043】比較器73は、増幅器72からの電気信号
に基づいて、図6、図7(a)に示すように、デジタル
のエンコードパルスとしてのFG信号を出力するもので
ある。
【0044】このY−FG信号は、通常の電極部分に対
してデューティ比が1対1のパルスとなり、S極とN極
の幅が異なっている部分に対してデューティ比が8対2
のパルスとなっている。
【0045】FG信号発生回路70YからのY−FG信
号は、PG信号検知回路74Yに供給される。
【0046】PG信号検知回路74Yは、たとえばパル
ス幅を計数するタイマカウンタと比較器等により構成さ
れている。
【0047】このPG信号検知回路74Yは、FG信号
発生回路70YからのY−FG信号のデューティ比が所
定値以下の際に、Y−PG信号を出力するものである。
【0048】たとえば、図7(a)に示す、Y−FG信
号のデューティ比が30%以下の際に、Y−PG信号を
出力するものである。
【0049】したがって、マグネットエンコーダ36Y
が1周する間に、つまり上記感光体ドラム21Yが1周
する間に、FG信号発生回路70Yから600パルスの
Y−FG信号が出力されるようになっている。マグネッ
トエンコーダ36Yが1周するごとに、つまり上記感光
体ドラム21Yが1周するごとに、PG信号検知回路7
4YからY−PG信号が出力されるようになっている。
【0050】また、DCモータ31M、31C、31B
のロータ周囲あるいは回転軸にも、それぞれマグネット
エンコーダ36M、36C、36Bが設けられ、FG信
号発生回路70M、70C、70Bと、PG信号検知回
路74M、74C、74Bも設けられ、上記同様に感光
体ドラム21M、21C、21Bが1周する間に、それ
ぞれ600パルスのM−FG信号、C−FG信号、B−
FG信号が出力され、1周ごとにM−PG信号、C−P
G信号、B−PG信号が出力されるようになっている。
【0051】これにより、上記モータ制御回路35Y、
35M、35C、35Bにおいて、同じ周速で上記DC
モータ31Y、31M、31C、31Bが回転制御さ
れ、上記感光体ドラム21Y、21M、21C、21B
が同じ周速で回転するようになっている。
【0052】マグネットエンコーダを除いたFG信号発
生回路70Y、70M、70C、70Bと、PG信号検
知回路74Y、74M、74C、74Bとは、制御回路
33の制御ASIC内に設けられていても、制御回路3
3の制御ASIC外に設けられていても良い。
【0053】上記例では、マグネットエンコーダ36Y
(36M、36C、36B)からの信号をデジタル信号
に変換してPG信号を検知する場合について説明した
が、マグネットエンコーダ36Y(36M、36C、3
6B)からのアナログ信号によりPG信号を検知するよ
うにしても良い。
【0054】この場合、図8に示すように、FG信号発
生回路70Y(70M、70C、70B)の増幅器72
からのアナログ信号(FG信号)がPG信号検知回路7
4Y’(74M’、74C’、74B’)に出力されて
いる。PG信号検知回路74Y’(74M’、74
C’、74B’)は、図9に示す特性の、ハイパスフィ
ルタにより構成されている。
【0055】これにより、PG信号検知回路74Y’
(74M’、74C’、74B’)は、図10(a)に
示す、FG信号の周波数が所定の周波数(fp)よりも
高い場合に、図10(b)に示すように、PG信号が出
力されるようになっている。
【0056】また、PG信号を検知する方法として、後
述する位相制御部(APC)43からの信号を用いて行
うようにしても良い。
【0057】この場合、FG信号発生回路70Y(70
M、70C、70B)からPG信号検知回路74Yへ、
上記DCモータ31Y(31M、31C、31B)の1
回転ごとに出力される600パルスのFG信号を、図1
1、図12に示すように、その信号の立ち上がりエッジ
からタイマーカウンタ(図示しない)で信号幅を時間と
して測定し、その次に角速度目標設定値であるFG信号
幅の時間と比較し、その差分を電圧値として8bitデ
ータで出力する。
【0058】電圧制御によるPG信号検出ブロック(ア
ルゴリズム)では、入力されたFG信号データをまずは
最初のみ初期データとして、モータ1回転分をメモリ
(図示しない)にコピーする。上記DCモータ31Y
(31M、31C、31B)の2回転目より、入力され
たデータとメモリにおけるデータの平均を取り、結果を
元のメモリに蓄積する。データはモータ回転数分、平均
値としてメモリに蓄積を実行する。位相基準として、メ
モリ中の最大値のアドレスポインタを出力する。
【0059】上記モータ制御回路35Y、35M、35
C、35Bは、図3に示すように、それぞれ加減算器4
1、速度制御部(AFC)42、位相制御部(APC)
43、増幅器(Gf)44、増幅器(Gp)45、増幅
器(G)46、リミッタ(L)47により構成されてい
る。
【0060】加減算器41は、位相調整回路(39Y、
39M、39C、39B)からのクロック信号を加算
し、増幅器(Gf)44、あるいは増幅器(Gp)45
からの信号で減算するものである。
【0061】速度制御部(AFC)42は、磁気抵抗素
子(37Y、37M、37C、37B)からのFG信号
に基づく信号を出力するものである。
【0062】位相制御部(APC)43は、磁気抵抗素
子(37Y、37M、37C、37B)からのFG信号
に基づく信号を出力するものである。
【0063】増幅器(Gf)44は、速度制御部(AF
C)42からの信号を増幅するものである。
【0064】増幅器(Gp)45は、位相制御部(AP
C)43からの信号を増幅するものである。
【0065】増幅器(G)46は、加減算器41からの
信号を増幅するものである。
【0066】リミッタ(L)47は、増幅器(G)46
に接続され、増幅器(G)46の増幅率を制限するもの
である。これにより、位相調整回路(39Y、39M、
39C、39B)による位相調整時に、リミッタ(L)
47がオンされ、最大加速、あるいは最大減速を行わず
に、徐々に加速、あるいは徐々に減速を行うようになっ
ている。リミッタ(L)47のオン、オフは、制御部6
1からの信号により切り換えられるようになっている。
【0067】上記モータ制御回路35Y、35M、35
C、35Bには、それぞれカラーデジタル複写装置1の
全体を制御する制御部(CPU)61のレジスタに角速
度目標設定値がロードされることにより、生成される基
準クロックが供給されるとともに、磁気抵抗素子37
Y、37M、37C、37Bからのエンコーダパルスと
してのFG信号が供給されている。さらに、上記モータ
制御回路35Y、35M、35C、35Bには、APC
オン回路34からのAPCオン信号が供給されている。
【0068】上記モータ制御回路35Y、35M、35
C、35Bからは、速度制御部(AFC)42による速
度が角速度目標設定値に対してある範囲内(角速度目標
設定値の±0.125%)に入った際に、ロック信号を
出力するものである。
【0069】上記モータ制御回路35Y、35M、35
C、35Bは、それぞれ電源投入時(モータ起動時)、
制御部61からの基準クロック周波数と、磁気抵抗素子
37Y、37M、37C、37Bからのエンコーダパル
スとしてのFG信号の周波数とが合うように、それぞれ
速度制御部(AFC)42を用いてDCモータ31Y、
31M、31C、31Bを加速あるいは減速するための
信号を、モータドライバ32Y、32M、32C、32
Bに出力するものである。
【0070】上記モータ制御回路35Y、35M、35
C、35Bの速度制御部(AFC)42は、それぞれ制
御部61からの基準クロック周波数と、磁気抵抗素子3
7Y、37M、37C、37Bからのエンコーダパルス
としてのFG信号の周波数とが合うように、DCモータ
31Y、31M、31C、31Bを加速あるいは減速す
るための信号を、それぞれモータドライバ32Y、32
M、32C、32Bに出力するものである。
【0071】上記モータ制御回路35Y、35M、35
C、35Bの位相制御部(APC)43は、それぞれA
PCオン回路34からのAPCオン信号が供給された際
に、制御部61からの基準クロック周波数と、磁気抵抗
素子37Y、37M、37C、37Bからのエンコーダ
パルスとしてのFG信号の周波数の1パルス内の位相が
一致するように制御を行うものである。
【0072】APCオン回路34は、アンド回路で構成
され、上記位相調整回路39Y、39M、39C、39
Bからの位相ロック信号が供給された際に、APCオン
信号を各モータ制御回路35Y、35M、35C、35
Bのそれぞれの位相制御部(APC)43に出力される
ようになっている。
【0073】位相調整回路39Y(39M、39C、3
9B)は、図13に示すように、それぞれPLL回路5
1、カウンタ52、53、補正レジスタ54、レジスタ
55、選択回路56、比較回路57により構成されてい
る。PLL回路51、カウンタ52とにより分周回路が
構成されている。
【0074】PLL回路51には、制御部61からの基
準クロックが供給されるとともに、カウンタ52からの
カウントアップ出力が供給される。カウンタ52には選
択回路56により選択されたカウント値があらかじめ設
定され、PLL回路51から出力されるクロックをカウ
ントし、設定カウント値となった際に、カウントアップ
出力が出力されるようになっている。
【0075】上記PLL回路51は、PLLを使用した
プリスケーラであり、基準クロックを精度良く分周する
ものである。カウンタ52に「1000」を設定するこ
とにより、PLL回路51は、「1000/1024」
の分周比で、基準クロックを分周するようになってい
る。
【0076】カウンタ53は、PG信号検知回路74Y
からのY−PG信号が供給されるごとに、FG信号発生
回路70Yから出力されるY−FG信号をカウントする
ものである。このカウント値は、比較回路57に供給さ
れる。
【0077】補正レジスタ54は、あらかじめ制御部6
1からの位相差に基づく補正カウント値が設定されるも
のである。
【0078】レジスタ55には、カウンタ52にセット
する「1024」のカウント値が記憶されている。この
カウント値は、PLL回路51が供給される基準クロッ
クをそのまま出力する際に、カウンタ53にセットする
ものである。
【0079】選択回路56は、基準位相信号としてのP
G信号検知回路74YからのY−PG信号と制御部61
からの制御信号と比較回路57からの出力信号とモータ
制御回路35Yからのロック信号に基づいて、補正レジ
スタ54からの補正カウント値あるいはレジスタ55か
らのカウント値をカウンタ52へ出力するものである。
【0080】すなわち、モータ制御回路35Yからのロ
ック信号が供給された後、PG信号検知回路74Yから
のY−PG信号により補正レジスタ54からの補正カウ
ント値が選択されてカウンタ52へ出力され、制御部6
1からの制御信号、比較回路57からの出力信号が供給
された際に、レジスタ55からのカウント値が選択され
てカウンタ52へ出力される。
【0081】比較回路57は、PG信号検知回路74Y
からのY−PG信号が供給されるごとに、カウンタ53
のカウント値が所定カウント値(1024)を中心とし
た許容範囲内か否かを比較するものであり、この比較の
結果、許容範囲の際に、切換え信号を選択回路56に供
給し、位相ロック信号をAPCオン回路34へ供給す
る。
【0082】次に、4色の各感光体ドラム21Y、21
M、21C、21Bの相対位相(各感光体ドラム21
Y、21M、21C、21Bの周速変動の位相周期)を
調整する処理を説明する。
【0083】まず、図14に示すフローチャートを参照
しつつ手動調整の方法を説明する。
【0084】まず、オペレータにより操作パネル64を
用いて各感光体ドラム21Y、21M、21C、21B
の周速変動の位相周期に対する調整モードを選択する
(ST1)。この選択により、操作パネル64を用いて
調整モード初期画面が表示される(ST1)。
【0085】ついで、操作パネル64を用いて割り込み
モードを設定し(ST2)、画像番号を入力して印刷画
像を指定し(ST3)、印刷のスタートボタンをオンす
る(ST4)。
【0086】これにより、相対位相調整用のチャートと
しての自己印刷画像パターンの印刷が指定される。
【0087】これにより、制御部61は内部メモリ61
aに登録されている回転角度変動位相認識用の自己印刷
画像パターンを読出し、このパターンに基づいて露光装
置5が駆動されることにより、感光体ドラム21Y、2
1M、21C、21B上に上記パターンに対応した静電
潜像が形成される。また、用紙Pが用紙カセット8a、
あるいは8bから取り出されて用紙搬送部10を介して
転写ベルト6によって搬送される。上記感光体ドラム2
1Y、21M、21C、21B上の静電潜像がそれぞれ
対応する色のトナーで現像され、転写装置26Y、26
M、26C、26Bにより転写ベルト6上の用紙Pに転
写される。
【0088】この用紙Pは、定着装置7により上記パタ
ーンの現像剤像が定着されて、相対位相調整用のチャー
トとして排出される(ST5)。
【0089】自己印刷画像パターン(相対位相調整用の
チャート)としては、図15に示すように、転写ベルト
6の移動方向に対して平行する方向、つまり用紙Pの副
走査方向に、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック
(B)の各色の組で交互になる均一濃度のハーフトーン
帯Ma、Ca、Ba、マゼンタ(M)、シアン(C)、
イエロー(Y)、ブラック(B)の各色の所定周期の線
分パターンとが印刷されるようになっている。
【0090】上記ハーフトーンとしては、20〜30%
濃度の2画素変調で描く画像が回転変動を認識し易いも
のとなっている。
【0091】図15のハーフトーン帯Ma、Ca、Ba
に示すように、上記感光体ドラム21M、21C、21
Bのそれぞれの周速変動に伴い、ハーフトーン帯の濃淡
変化が現れる。
【0092】すなわち、速度変動を、画素の疎密により
濃淡として表し、濃い所が速度の遅くなる所、薄い(淡
い)所が速度の速い所となっている。
【0093】各色における、濃い所から濃い所、あるい
は薄い所から薄い所の副走査方向の位置ずれが、速度変
動位相差(角度変動位相差)に相当する。
【0094】図15の上から4段目は、上記感光体ドラ
ム21Bの1周期ピッチ、1/3周期ピッチ、1/9周
期ピッチを示す目盛りの部分であり、上記感光体ドラム
21Bの主走査方向の線分であり、ブラック(B)の線
分パターンである。この目盛りによりハーフトーン帯の
位相差角度を把握することができる。
【0095】図15の上から1段目と下から3段目は、
上記感光体ドラム21Cの主走査方向の線分であり、シ
アン(C)とブラック(B)の重ね合せ線分パターンで
ある。
【0096】図15の上から2段目と下から2段目は、
上記感光体ドラム21Mの主走査方向の線分であり、マ
ゼンタ(M)とブラック(B)の重ね合せ線分パターン
である。
【0097】図15の上から3段目は、上記感光体ドラ
ム21Yの主走査方向の線分であり、イエロー(Y)と
ブラック(B)の重ね合せ線分パターンである。
【0098】濃淡の変化の少ない色(濃淡の識別し難い
色)に対しては、各色の線分パターンに基づいて、副走
査方向の位置ずれ、速度変動の位相差を判断するように
なっている。
【0099】すなわち、イエロー(Y)のような元々薄
い色は濃淡を識別し難いので、縦方向の両端側に描くブ
ラック(B)と他色1色(マゼンタ(M)あるいはシア
ン(C))毎、重ね合わせて形成する線分で、イエロー
(Y)の最大色ずれが発生する所からマゼンタ(M)あ
るいはシアン(C)での最大ずれ部の副走査方向の間隔
を得て、ハーフトーン画像で得られる黒とマゼンタ
(M)あるいはシアン(C)の位相差を足し合わせる
(あるいは引く)、間接的方法で基準色ブラック(B)
に対するイエロー(Y)の回転変動位相差を把握する。
(図16に示す拡大図参照)これにより、ハーフトーン
帯の濃淡により、ブラック(B)を基準にマゼンタ
(M)、シアン(C)の副走査方向の位置ずれ、速度変
動の位相差を判断し、ハーフトーン帯のすぐ上の感光体
ドラム21Bの1回転周期と1/3周期と1/9周期を
示す目盛りに照らし合わせ、マゼンタ(M)あるいはシ
アン(C)との線分による位相差を判断し、上記マゼン
タ(M)あるいはシアン(C)とブラック(B)との位
相差に基づいて、イエロー(Y)とブラック(B)との
位相差を判断する。
【0100】すなわち、ブラック(B)を基準に地色
(マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y))と
の位相差を認識する。濃淡を識別し難い薄い色のイエロ
ー(Y)に対する基準ブラック(B)との位相差につい
ては、間接的方法で把握する。
【0101】図15、16の相対位相調整用のチャート
の場合、ブラック(B)のハーフトーン帯Baの濃淡に
より、濃い所aから濃い所bをブラック(B)における
感光体ドラム21Bの1回転周期としての1周期ピッチ
Pdと判断する。
【0102】この1周期ピッチPdの右側bとシアン
(C)のハーフトーン帯Caの濃い所cとにより、ブラ
ック(B)に対するシアン(C)の位相差ΔPB−C
判断する。
【0103】シアン(C)のハーフトーン帯Caの濃い
所cとマゼンタ(M)のハーフトーン帯Maの濃い所d
とにより、シアン(C)に対するマゼンタ(M)の位相
差ΔPM−Cを判断する。
【0104】上記1周期ピッチPdの右側bとマゼンタ
(M)のハーフトーン帯Maの濃い所dとにより、ブラ
ック(B)に対するマゼンタ(M)の位相差ΔPB−M
を判断する。
【0105】上から2段目のマゼンタ(M)の線分パタ
ーンと、上から3段目のイエロー(Y)の線分パターン
とにより、イエロー(Y)に対するマゼンタ(M)の位
相差ΔPY−Mを判断する。
【0106】ついで、イエロー(Y)に対するマゼンタ
(M)の位相差ΔPY−Mとブラック(B)に対するマ
ゼンタ(M)の位相差ΔPB−Mとを加算することによ
り、イエロー(Y)に対するブラック(B)の位相差Δ
Y−Bを判断する。
【0107】ΔPY−B=ΔPB−M+ΔPY−M 位相角差(Δπ)は、上記位相差(ΔP#−X)を対応
する感光体ドラムの1周期ピッチ(Pd)で除算して、
360度を乗算した値である。
【0108】 位相格差Δπ=(ΔP#−X/Pd)×360° ΔP#−Xは、ΔPB−C、ΔPB−M、ΔPY−B
ΔPY−M、ΔPM− となっている。
【0109】上記印刷された相対位相調整用のチャート
に基づいて、画像から相対位相ずれ量を把握する(ST
6、7)。
【0110】例えば、図15では、ブラック(B)に対
するシアン(C)の位相角差は、1周期ピッチPdの右
側bとシアン(C)のハーフトーン帯Caの濃い所cと
により、ブラック(B)に対するシアン(C)の位相差
ΔPB−Cを2.5ピッチと判断する。また、1周期ピ
ッチPdを9ピッチと判断する。
【0111】これにより、2.5(ΔPB−C)×36
0°/9=100°の遅れ位相と判断する。
【0112】ブラック(B)に対するマゼンタ(M)の
位相角差は、1周期ピッチPdの右側bとマゼンタ
(M)のハーフトーン帯Maの濃い所dとにより、ブラ
ック(B)に対するマゼンタ(M)の位相差ΔPB−M
を1から1.5ピッチと判断する。
【0113】これにより、1〜1.5(ΔPB−M)×
360°/9=40°〜50°の約45°の遅れ位相と
判断する。
【0114】イエロー(Y)に対するマゼンタ(M)の
位相角差は、図15、16に示すように、上から2段目
のマゼンタ(M)の線分パターンと、上から3段目のイ
エロー(Y)の線分パターンとにより、イエロー(Y)
に対するマゼンタ(M)の位相差ΔPY−Mを2ピッチ
と判断する。
【0115】これにより、2.0(ΔPY−M)×36
0°/9=80°の進み位相と判断する。
【0116】したがって、ブラック(B)に対するイエ
ロー(Y)の位相角差は、イエロー(Y)に対するマゼ
ンタ(M)の位相角差(80°の進み位相)とブラック
(B)に対するマゼンタ(M)の位相角差(約45°の
遅れ位相)とを加算することにより、35°の進み位相
(あるいは325°の遅れ位相)と判断する。
【0117】この後、調整設定モードは、相対位相の調
整シーケンスに入る(ST8)。
【0118】相対位相の調整シーケンスを、図17に示
すフローチャートを参照しつつ説明する。
【0119】まず、オペレータにより操作パネル64を
用いて、相対位相を調整する設定コード番号を入力する
(ST11)。
【0120】これにより、制御部61は操作パネル64
の表示部により、この上段に、各色(感光体ドラム)の
番号を表示し(C:1、M:2、Y:3)、この下段
に、補正ずれ量の表示エリアを表示する(ST12)。
【0121】この表示に応じて、オペレータは操作パネ
ル64を用いて、調整する色番号を入力し(ST1
3)、上記画像から把握した相対位相ずれ量を入力する
(ST14)。この操作で、黒の回転位相基準に対する
3色の各色位相のシフト量を設定する。
【0122】たとえば、C(1)に対して100を入力
し、M(2)に対しては45を入力し、Y(3)に対し
て325を入力する。
【0123】この入力後にステップ12に戻り、上記表
示部の上段の(C:1、M:2、Y:3)に対して、下
段に、位相ずれ量としての(100、45、325)が
表示される。
【0124】この後、オペレータにより操作パネル64
を用いて、設定終了が入力された際(ST15)、制御
部61は、設定された各位相ずれ量を演算した補正値に
変換し、対応する位相調整回路39Y、39M、39
C、39Bの補正レジスタ54に設定する(ST1
6)。
【0125】シアン(C)に対する100°の遅れに対
して、「1024+100×(1024/360)」に
より、「約1308」が演算され、位相調整回路39C
の補正レジスタ54に設定される。
【0126】マゼンタ(M)に対する45°の遅れに対
して、「1024+45×(1024/360)」によ
り、「約1152」が演算され、位相調整回路39Mの
補正レジスタ54に設定される。
【0127】イエロー(Y)に対する325°の遅れに
対して、「1024+325×(1024/360)」
により、「約1948」が演算され、位相調整回路39
Yの補正レジスタ54に設定される。
【0128】また、ステップ15において、キャンセル
が入力された際、およびステップ16において、設定処
理が終了した際、ステップ1の調整モードの初期画面に
戻る。
【0129】本例は、設定操作工数を減らす為、このシ
ーケンスから位相ずれを把握する自己印刷画像を出力指
示できるようにしているが、別個のシーケンスにしても
良い。自己印刷操作して、印刷された画像(チャート)
から位相ずれを再確認し再調整する必要が有るか確認
し、必要ならば、再出力した画像から得られた位相ずれ
量に相当した値で再調整する独立モードとしても良い。
【0130】このように各位相ずれ量を演算した補正値
が設定されている状態において、カラー画像形成装置1
の電源オン時や複写/プリント動作オン時に、DCモー
タ31Y、31M、31C、31Bが始動されたタイミ
ングで、DCモータの位置決め制御処理を、図18、図
19に示すフローチャートと図20(a)から図20
(h)に示すタイミングチャートを参照しつつ説明す
る。
【0131】すなわち、電源投入時等のモータ起動時、
制御部61は位相調整回路39Y、39M、39C、3
9Bの選択回路56へ制御信号を出力することにより、
レジスタ55のカウント値(1024)がカウンタ52
にセットされる(ST21)。
【0132】これにより、制御部61からの基準クロッ
クがそのまま位相調整回路39Y、39M、39C、3
9Bを介してモータ制御回路35Y、35M、35C、
35Bに供給される(ST22)。
【0133】モータ制御回路35Y、35M、35C、
35Bは、それぞれ制御部61からの基準クロックの周
波数と、磁気抵抗素子37Y、37M、37C、37B
によるFG信号発生回路70Y、70M、70C、70
BからのエンコーダパルスとしてのFG信号の周波数と
が合うように、それぞれ速度制御部(AFC)42を用
いてDCモータ31Y、31M、31C、31Bを加速
あるいは減速するための信号を、モータドライバ32
Y、32M、32C、32Bに出力する(ST23)。
これにより、DCモータ31Y、31M、31C、31
Bが加速あるいは減速することにより、それぞれ角速度
目標設定値に近づいていく。
【0134】そして、モータ制御回路35Y、35M、
35C、35Bのそれぞれにおいて、速度制御部(AF
C)42による速度が角速度目標設定値に対してある範
囲内(この例では角速度目標設定値の±0.125%と
する)に入った際に(ST24)、それぞれの速度制御
部(AFC)42はロック信号を位相調整回路39Y、
39M、39C、39Bに出力する(ST25)。
【0135】ついで、PG信号検知回路74BからのB
−PG信号が、各位相調整回路39Y、39M、39
C、39Bの選択回路56へ出力されることにより、選
択回路56は補正レジスタ54の補正値をカウンタ52
にセットする(ST26)。位相調整回路39Y、39
M、39Cがオンとなる。
【0136】これにより、制御部61からの基準クロッ
クが位相調整回路39Y、39M、39C、39Bのそ
れぞれのカウンタ52の補正カウント値に基づいて分周
され、モータ制御回路35Y、35M、35C、35B
に供給される(ST27)。この際、位相調整回路39
Bのカウンタ52の補正カウント値は「1024」であ
り、制御部61からの基準クロックがモータ制御回路3
5Bを介してそのままモータ制御回路35Bに供給され
る。
【0137】これにより、モータ制御回路35Y、35
M、35Cは、それぞれ位相調整回路39Y、39M、
39Cからのクロックの周波数と、磁気抵抗素子37
Y、37M、37CによるFG信号発生回路70Y、7
0M、70CからのエンコーダパルスとしてのFG信号
の周波数とが合うように、それぞれ速度制御部(AF
C)42を用いてDCモータ31Y、31M、31Cを
加速あるいは減速するための信号を、モータドライバ3
2Y、32M、32Cに出力する(ST28)。これに
より、DCモータ31Y、31M、31Cが加速あるい
は減速することにより、それぞれ補正値に近づいてい
く。
【0138】上記リミッタ47により徐々に位相を合わ
せるように制限し、遅いモータは角速度を1.1倍と
し、速いモータは角速度0.9倍とするようなパルス幅
にかえる。この制限は、感光体ドラム21Y、21M、
21Cに生じる転写ベルト6に対する擦れをできるだけ
小さくして、双方の寿命を劣化させないためのもので、
徐々に位相を合わせる技術である(ST29)。
【0139】そして、PG信号検知回路74Y、74
M、74CからのY−PG信号、M−PG信号、C−P
G信号が供給されるごとに、カウンタ53のカウント値
が所定カウント値(1024)を中心とした許容範囲内
か否かを比較するものであり、この比較の結果、許容範
囲の際に、切換え信号を選択回路56に供給する(ST
30)。
【0140】この切換え信号が供給された選択回路56
は、再び、レジスタ55のカウント値をカウンタ52に
セットする(ST31)。
【0141】そして、位相調整回路39Y、39M、3
9Cの各カウンタ52にレジスタ55のカウント値がセ
ットされることにより、位相調整回路39Y、39M、
39Cがオフとなる(ST32)。
【0142】この後、続けて画像出力を行わない場合、
制御部61は上記モータ制御回路35Y、35M、35
C、35Bにより速度制御を停止し、DCモータ31
Y、31M、31C、31Bを停止する(ST33)。
【0143】また、続けて画像出力を行う場合、APC
オン回路34は、上記位相調整回路39Y、39M、3
9C、39Bからの位相ロック信号が供給された際に、
APCオン信号を各モータ制御回路35Y、35M、3
5C、35Bのそれぞれの位相制御部(APC)43に
出力する(ST34)。
【0144】これにより、上記モータ制御回路35Y、
35M、35C、35Bのそれぞれの位相制御部(AP
C)43は、基準クロックの周波数と、エンコーダパル
スとしてのFG信号の周波数の1パルス内の位相が一致
するようにする制御を行う(ST35)。
【0145】たとえば、図20(g)に示す、PG信号
検知回路74BからのB−PG信号が出力される前の状
態で、図20(a)、20(c)、20(e)の破線の
左側、および図21に示すように、感光体ドラム21
Y、21M、21C、21Bの回転タイミングが制御さ
れている。これにより、図22に示すように、感光体ド
ラム21Y、21M、21C、21Bの正弦波的に現れ
る周速の変動周期が一致せず、画像位置ずれが生じてい
る。
【0146】この状態において、図20(g)に示す、
PG信号検知回路74BからのB−PG信号が出力され
た際に、上述したように、位相調整回路39Y、39
M、39Cから出力されるクロックを制御し、図20
(b)、20(d)、20(f)の破線の右側、および
図23に示すように、上記モータ制御回路35Y、35
M、35C、35Bにより感光体ドラム21Y、21
M、21C、21Bの回転タイミングを制御する。これ
により、図24に示すように、感光体ドラム21Y、2
1M、21C、21Bの正弦波的に現れる周速の変動周
期がほぼ一致し、画像位置ずれを極力抑えることができ
る。
【0147】したがって、上記調整後に、相対位相調整
用のチャートを印刷した場合、図25に示すように、ブ
ラック(B)のハーフトーン帯Baの濃淡の周期、シア
ン(C)のハーフトーン帯Caの濃淡の周期、マゼンタ
(M)のハーフトーン帯Maの濃淡の周期がほぼ一致し
ており、感光体ドラム21Y、21M、21C、21B
の正弦波的に現れる周速の変動周期がほぼ一致している
ことが判断できる。
【0148】また、相対位相調整用のチャートとして
は、図15に示すチャートから、線分パターンを区切る
副走査方向に平行な線を除去した、図26に示すもので
あっても同様に実施できる。
【0149】上記DCモータの位置決め制御処理は、D
Cモータ31Y、31M、31C、31Bが始動された
タイミングで、毎回行う必要はなく、装置のシステムコ
ントロール部の行うタイマー等の時間あるいはモータ始
動のイベント管理で、位置決め制御が必要になった時行
うことにする。
【0150】この制御を行うと、複写動作あるいはプリ
ント動作に入る速さが低下するが、このイベント管理に
より装置用語で言うところのファーストプリント(1枚
目出力まで)時間増加を防ぐことができる。
【0151】また、位置決め制御中に複写動作あるいは
プリント動作のイベントが発生した場合は、DCモータ
31Y、31M、31C、31Bを停止せず、そのまま
複写動作あるいはプリント動作を行うことにする。
【0152】[第2の実施形態]第2の実施形態は、転
写ベルトに転写される位相差検知用のレジストレーショ
ンマークを用いて、各感光体ドラムの周速の変動周期を
検知し、この検知した各感光体ドラムの周速の変動周期
に基づいて位相を自動補正するようにしたものである。
上記第1の実施形態と同一部分には同一符号を付し説明
を省略する。
【0153】すなわち、各感光体ドラム21Y、21
M、21C、21Bの周速変動の位相周期を調整する処
理を、図27に示すフローチャートを参照しつつ説明す
る。
【0154】まず、制御部61は電源投入時に、内部メ
モリ61aに登録されているレジストレーションマーク
のパターンを読出し、このマークのパターンに基づいて
露光装置5が駆動されることにより、感光体ドラム21
Y、21M、21C、21B上に上記パターンに対応し
た静電潜像が形成される。これらの静電潜像がそれぞれ
対応する色のトナーで現像され、転写装置26Y、26
M、26C、26Bにより転写ベルト6あるいは転写ベ
ルト6上の用紙Pに転写される。
【0155】レジストレーションマークのパターンとし
ては、図28に示すように、転写ベルト6の移動方向に
対して直交する方向に、Y、M、C、Bの各色の組で交
互になるパターンである。このパターンは、色毎に一定
間隔ピッチで形成され、かつ他の色とも重ならない様に
離れて作られている。
【0156】この場合、1回転を8〜12分割したピッ
チでパターンが印刷されている。
【0157】たとえば、感光体ドラムの外径がφ30m
mの場合、1色ごとのピッチは約8mm、各色ごとのピ
ッチは約1〜2mmとなっている。
【0158】φ30×π/12=7.85=約8mm 上記転写ベルト6あるいは転写ベルト6上の用紙Pに転
写されたレジストレーションマークのパターンをセンサ
27により検出する(ST41)。
【0159】このセンサ27により検出された各色の線
分の間隔により、制御部61は各色ごとの速度、つまり
各感光体ドラム21Y、21M、21C、21Bの外周
速度を測定する(ST42)。
【0160】上記センサ27は、図29に示すように、
反射型のセンサで構成され、各色ごとの検出が連続して
行われるものであり、各色ごとの検出結果は制御部61
に出力される。
【0161】制御部61は各色ごとの周速度目標設定値
から各色ごとの外周速度測定値を差し引いた値を内部メ
モリ61aに登録する(ST43)。
【0162】このステップ43の結果、色ごとの1回転
ずつの値の変化(感光体ドラムの外周速度の変化)を複
数回転分、抽出して平均化演算する(ST44)。
【0163】すなわち、感光体ドラムの1周期相当の1
ユニット時間(=(φ30×πの長さ)/転写ベルト速
度)を記憶時間幅=時間単位として設定し、この記憶時
間単位中で最大、あるいは最小を示す時を色毎にそれぞ
れ抽出する。これを数回抽出して、平均化演算する。
【0164】このステップ4の結果、各色ごとの値の変
化の位相がほぼ一致する位置へのずれ量を判断する(S
T45)。
【0165】制御部61は、判断した各位相ずれ量を演
算した補正値に変換し、対応する位相調整回路39Y、
39M、39C、39Bの補正レジスタ54に設定する
(ST46)。
【0166】上記転写ベルト6上のレジストレーション
マークのパターンは、センサ27を通過後、取除かれる
ようになっている。
【0167】以後、各位相ずれ量を演算した補正値が設
定されている状態において、カラー画像形成装置1の電
源オン時や複写/プリント動作オン時に、DCモータ3
1Y、31M、31C、31Bが始動されたタイミング
で、DCモータの位置決め制御処理が、上述した第1の
実施形態の場合のステップ21からステップ35と同様
に実施される。
【0168】上記レジストレーションマークのパターン
が、転写ベルト6上の2箇所に平行して形成されている
ようにしても良い。この場合、センサ27も対向して2
個、設置される。
【0169】この場合、各色ごとの位相ずれ量の処理を
並行実行し、平均化すると転写ベルト6の前後の違いの
誤差をキャンセル事も可能となる。
【0170】上記例において、感光体ドラム21Y、2
1M、21C、21Bの回転駆動用のDCモータ31
Y、31M、31C、31Bは、ステッピングモータに
比べ、極短時間中の変動量が極めて少なく、回転速度の
最大・最小はほぼ180°位相で現れるようになってい
る。
【0171】これにより、山谷(最大値、最小値)の精
度を高める為に、180°で現れるはずである事を利用
し、平均化する前の最大から最小、平均化した後の最大
から最小を示した時間「Tmax〜Tmin」と、18
0°位相相当の時間T180との差「(Tmax〜Tm
in)−T180」を1/2にして、時間「Tmax〜
Tmin」が均等に伸縮されるように「{(Tmax〜
Tmin)−T180}/2」の時間値を、前後に加え
180°位相整列化して、それを改めて山谷ピーク時間
として把握し直す。
【0172】色毎にこの時間「Tmax to Tmi
n」の時間差を比較、もしくは、180°位相整列化し
ない場合、山は山同士で、谷は谷同士で差を取った後、
各色毎「(山の差)+(谷の差)/2」と平均して比較
し、ずれが最小化される様に、位相を自動調整するシー
ケンスに入る。
【0173】位相の自動調整は第1の実施形態同様に感
光体ドラムが傷つかない様に周速差に制限を加え、相対
位相合わせ制御のゲインを低めに設定する。
【0174】必要ならば、再出力した画像から得られた
ずれ量に相当値で再調整する。
【0175】第1、第2の実施形態に係らず、この補正
制御は時間がかかり、ユーザにとって不便となる。相対
位相合わせを一旦行ったら、感光体ドラムの保守交換
等、強制的な位相をずらす操作が入らない限り、ドラム
モータの加速と減速時にずれが発生しないように(1)
最大加速、最大減速せずに徐々に変化させて位相を管理
するか、もしくは(2)加速時あるいは減速時のFGパ
ルスを留積カウントし、4色の値の差を補正シフトする
制御を加えることで、通常の装置電源オンから印刷開始
までの所要時間を抑えることができる。
【0176】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明は、4連
タンデム式のフルカラー複写機では、各感光体ドラムの
回転変動の周期が異なり、画像重ね合わせずれが大きく
発生してしまうという欠点を回避して、各感光体ドラム
の回転変動の周期の位相を合わせることにより、画像重
ね合わせずれを極力抑制でき、低減できる画像形成装を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、カラー画像形成装置の概略構成を示す
ブロック図である。
【図2】図2は、カラー画像形成装置の概略構成を示す
断面図である。
【図3】図3は、モータ制御部の概略構成を示す図。
【図4】図4は、DCモータに設けられるマグネットエ
ンコーダとマグネットエンコーダに基づいてFG信号を
出力する磁気抵抗素子とを示す図。
【図5】図5は、PG信号検知部の概略構成を示す図。
【図6】図6は、PG信号検知回路の検出方法を説明す
る図。
【図7】図7は、FG信号とPG信号を示す図。
【図8】図8は、PG信号検知部の概略構成を示す図。
【図9】図9は、PG信号検知回路の検知方法を説明す
る図。
【図10】図10は、FG信号とPG信号を示す図。
【図11】図11は、位相制御部からのAPC信号に基
づくPG信号検知方法を説明する図。
【図12】図12は、位相制御部からのAPC信号に基
づくPG信号検知方法を説明する図。
【図13】図13は、位相調整回路の概略構成を示す
図。
【図14】図14は、感光体ドラムの相対位相に対する
手動調整処理を説明するためのフローチャート。
【図15】図15は、相対位相の調整処理前の調整用チ
ャートを説明するための図。
【図16】図16は、相対位相の調整処理前の調整用チ
ャートを説明するための図。
【図17】図17は、感光体ドラムの相対位相に対する
手動調整処理を説明するためのフローチャート。
【図18】図18は、感光体ドラムの相対位相に対する
手動調整処理を説明するためのフローチャート。
【図19】図19は、感光体ドラムの相対位相に対する
手動調整処理を説明するためのフローチャート。
【図20】図20は、感光体ドラムの相対位相の調整処
理を説明するためのタイミングチャート。
【図21】図21は、相対位相の調整処理前の各感光体
ドラムの回転位置を説明するための図。
【図22】図22は、相対位相の調整処理前の各感光体
ドラムにおける画像位置ずれ量を示す図。
【図23】図23は、相対位相の調整処理後の各感光体
ドラムの回転位置を説明するための図。
【図24】図24は、相対位相の調整処理後の各感光体
ドラムにおける画像位置ずれ量を示す図。
【図25】図25は、相対位相の調整処理後の調整用チ
ャートを説明するための図。
【図26】図26は、相対位相の調整処理前の調整用チ
ャートを説明するための図。
【図27】図27は、感光体ドラムの周速変動の位相周
期を調整する処理を説明するためのフローチャート。
【図28】図28は、レジストレーションマークのパタ
ーンを示す図。
【図29】図29は、センサの概略構成を示す図。
【符号の説明】
21Y、21M、21C、21B…感光体ドラム 30…モータ制御部 31Y、31M、31C、31B…DCモータ 32Y、32M、32C、32B…モータドライバ 35Y、35M、35C、35B…モータ制御回路 39Y、39M、39C、39B…位相調整回路 70Y、70M、70C、70B…PG信号検知回路 74Y、74M、74C、74B…位相調整回路
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/14 G03G 21/00 372 Fターム(参考) 2H027 DA17 DA22 DE07 DE09 DE10 EB06 EC03 EC18 ED02 EE01 EE03 EE04 HB07 2H030 AA01 AB02 AD17 BB46 BB56 BB71 2H035 CA07 CB01 CG01 2H071 CA02 CA05 DA15 DA26

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体を搬送する搬送部と、 この搬送部上に並んで設けられ、それぞれ回転する感光
    体ドラムを有し、それぞれ別々の色の画像を上記搬送部
    にて搬送される記録媒体上に転写する複数の画像形成ユ
    ニットと、 上記各画像形成ユニットの感光体ドラムの1回転におけ
    る速度変化を示すパターンを出力する出力手段と、 この出力手段の出力により判断される上記感光体ドラム
    の1回転における速度変化の位相差に基づく補正値を設
    定する設定手段と、 この設定手段により設定される補正値に基づいて、上記
    感光体ドラムの回転速度を加速あるいは減速することに
    より、各感光体ドラムの1回転ごとの速度変化の位相を
    合わせる補正手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 上記画像形成ユニットが、イエロー、マ
    ゼンタ、シアン用、ブラック用のユニットからなること
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 上記出力手段が、上記記録媒体の搬送方
    向に対して平行する方向に、各色別に均一濃度のハーフ
    トーン帯を記録するものであることを特徴とする請求項
    1に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 上記画像形成ユニットが、イエロー、マ
    ゼンタ、シアン、ブラック用のユニットからなり、 上記出力手段が、上記記録媒体の搬送方向に対して平行
    する方向に、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の組で
    交互になる均一濃度のハーフトーン帯と、マゼンタ、シ
    アン、イエロー、ブラックの各色の所定周期の線分パタ
    ーンとが印刷されるものであることを特徴とする請求項
    1に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 上記ハーフトーン帯が、20〜30%濃
    度の2画素変調で描く画像であることを特徴とする請求
    項1に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 上記画像形成ユニットが、上記感光体ド
    ラムを回転するDCモータを有することを特徴とする請
    求項1に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 上記設定手段が、 上記出力手段の出力に基づいて上記各感光体ドラムの1
    回転における速度変化を測定する測定手段と、 この測定手段により測定した上記各感光体ドラムの1回
    転における速度変化により、上記各感光体ドラムの1回
    転における速度変化の位相差を検知する検知手段と、 この検知手段による検知結果に基づく補正値を設定する
    手段とからなり、 上記各感光体ドラムにこの感光体ドラムの1回転に少な
    くとも1回、デューティ比の異なるエンコーダパルスを
    出力するエンコーダを設け、 上記測定手段により速度変化を測定する際に、上記エン
    コーダパルスに基づいて、上記各感光体ドラムの1回転
    を判断することを特徴とする請求項1に記載の画像形成
    装置。
  8. 【請求項8】 上記補正手段により補正を実行する際
    に、各感光体ドラムの1回転ごとの速度変化の位相を徐
    々に合わせることを特徴とする請求項1に記載の画像形
    成装置。
  9. 【請求項9】 上記設定手段が、 上記出力手段の出力に基づいて上記各感光体ドラムの1
    回転における速度変化を測定する測定手段と、 この測定手段により測定した上記各感光体ドラムの1回
    転における速度変化により、上記各感光体ドラムの1回
    転における速度変化の位相差を検知する検知手段と、 この検知手段による検知結果に基づく補正値を設定する
    手段とからなり、 上記検知手段が、上記測定手段により測定した上記各感
    光体ドラムの複数回転の平均により得られる1回転にお
    ける速度変化により、上記各感光体ドラムの1回転にお
    ける速度変化の位相差を検知するものであることを特徴
    とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】 記録媒体を搬送する搬送部と、 この搬送部上に並んで設けられ、それぞれ回転する感光
    体ドラムを有し、それぞれ別々の色の画像を上記搬送部
    にて搬送される記録媒体上に転写する複数の画像形成ユ
    ニットと、 上記各画像形成ユニットの感光体ドラムの1回転におけ
    る速度変化を示すパターンを出力する出力手段と、 この出力手段の出力により上記各感光体ドラムの1回転
    における速度変化の位相差を検知する検知手段と、 この検知手段による検知結果に基づく補正値を設定する
    設定手段と、 この設定手段により設定される補正値に基づいて、上記
    感光体ドラムの回転速度を加速あるいは減速することに
    より、各感光体ドラムの1回転ごとの速度変化の位相を
    合わせる補正手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  11. 【請求項11】 上記画像形成ユニットが、イエロー、
    マゼンタ、シアン用、ブラック用のユニットからなるこ
    とを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 上記別々の色ごとのレジストレーショ
    ンマークのパターンを発生する発生手段と、 この発生手段により発生した別々の色のレジストレーシ
    ョンマークのパターンのトナー像を画像形成ユニットに
    より上記搬送部に生成する生成手段と、 上記搬送部に沿って上記画像形成ユニットの後段に設け
    られ、上記搬送部に生成された別々の色ごとのレジスト
    レーションマークのパターンのトナー像を検出する検出
    器と、 この検出器により検出される各色のレジストレーション
    マークのパターンに基づいて、上記各感光体ドラムの1
    回転における速度変化を測定する測定手段と、 この測定手段により測定した上記各感光体ドラムの1回
    転における速度変化により、上記検知手段による上記各
    感光体ドラムの1回転における速度変化の位相差の検知
    が行われることを特徴とする請求項10に記載の画像形
    成装置。
  13. 【請求項13】 上記設定手段が、 上記出力手段の出力に基づいて上記各感光体ドラムの1
    回転における速度変化を測定する測定手段と、 この測定手段により測定した上記各感光体ドラムの1回
    転における速度変化により、上記各感光体ドラムの1回
    転における速度変化の位相差を検知する検知手段と、 この検知手段による検知結果に基づく補正値を設定する
    手段とからなり、 上記各感光体ドラムにこの感光体ドラムの1回転に少な
    くとも1回、デューティ比の異なるエンコーダパルスを
    出力するエンコーダを設け、 上記測定手段により速度変化を測定する際に、上記エン
    コーダパルスに基づいて、上記各感光体ドラムの1回転
    を判断することを特徴とする請求項10に記載の画像形
    成装置。
  14. 【請求項14】 上記補正手段により補正を実行する際
    に、各感光体ドラムの1回転ごとの速度変化の位相を徐
    々に合わせることを特徴とする請求項10に記載の画像
    形成装置。
  15. 【請求項15】 上記設定手段が、 上記出力手段の出力に基づいて上記各感光体ドラムの1
    回転における速度変化を測定する測定手段と、 この測定手段により測定した上記各感光体ドラムの1回
    転における速度変化により、上記各感光体ドラムの1回
    転における速度変化の位相差を検知する検知手段と、 この検知手段による検知結果に基づく補正値を設定する
    手段とからなり、 上記検知手段が、上記測定手段により測定した上記各感
    光体ドラムの複数回転の平均により得られる1回転にお
    ける速度変化により、上記各感光体ドラムの1回転にお
    ける速度変化の位相差を検知するものであることを特徴
    とする請求項10に記載の画像形成装置。
  16. 【請求項16】 記録媒体を搬送する搬送部と、 この搬送部上に並んで設けられ、それぞれ回転する感光
    体ドラムを有し、それぞれ別々の色の画像を上記搬送部
    にて搬送される記録媒体上に転写する複数の画像形成ユ
    ニットと、 上記別々の色ごとのレジストレーションマークのパター
    ンを発生する発生手段と、 この発生手段により発生した別々の色のレジストレーシ
    ョンマークのパターンのトナー像を各画像形成ユニット
    により上記搬送部に生成する生成手段と、 上記搬送部に沿って上記画像形成ユニットの後段に設け
    られ、上記搬送部に生成された別々の色ごとのレジスト
    レーションマークのパターンのトナー像を検出する検出
    器と、 この検出器により検出される各色のレジストレーション
    マークのパターンに基づいて、上記各感光体ドラムの1
    回転における速度変化を測定する測定手段と、 この測定手段により測定した上記各感光体ドラムの1回
    転における速度変化により、上記各感光体ドラムの1回
    転における速度変化の位相差を検知する検知手段と、 この検知手段による検知結果に基づく補正値を設定する
    設定手段と、 この設定手段により設定される補正値に基づいて、上記
    感光体ドラムの回転速度を加速あるいは減速することに
    より、各感光体ドラムの1回転ごとの速度変化の位相を
    合わせる補正手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  17. 【請求項17】 上記搬送部に生成された別々の色ごと
    のレジストレーションマークのパターンのトナー像が、
    上記感光体ドラムの1周期の1/4周期(回転角度で9
    0度)以下の主走査方向の線分パターンであることを特
    徴とする請求項16に記載の画像形成装置。
  18. 【請求項18】 上記画像形成ユニットにより記録媒体
    上に転写された画像の色重ねずれ検出用の検出器で兼用
    されていることを特徴とする請求項16に記載の画像形
    成装置。
  19. 【請求項19】 上記補正手段により補正を実行するタ
    イミングが調整シーケンスを設定して強制実行されるこ
    とを特徴とする請求項16に記載の画像形成装置。
  20. 【請求項20】 上記補正手段により補正を実行するタ
    イミングが、自動実行されることを特徴とする請求項1
    6に記載の画像形成装置。
  21. 【請求項21】 上記各感光体ドラムにこの感光体ドラ
    ムの1回転に少なくとも1回、デューティ比の異なるエ
    ンコーダパルスを出力するエンコーダを設け、 上記測定手段により速度変化を測定する際に、上記エン
    コーダパルスに基づいて、上記各感光体ドラムの1回転
    を判断することを特徴とする請求項16に記載の画像形
    成装置。
  22. 【請求項22】 上記補正手段により補正を実行する際
    に、各感光体ドラムの1回転ごとの速度変化の位相を徐
    々に合わせることを特徴とする請求項16に記載の画像
    形成装置。
  23. 【請求項23】 上記画像形成ユニットが、イエロー、
    マゼンタ、シアン用、ブラック用のユニットからなるこ
    とを特徴とする請求項16に記載の画像形成装置。
  24. 【請求項24】 上記各感光体ドラムを回転する駆動機
    を有し、この駆動機がDCモータであることを特徴とす
    る請求項16に記載の画像形成装置。
  25. 【請求項25】 上記検知手段が、上記測定手段により
    測定した上記各感光体ドラムの複数回転の平均により得
    られる1回転における速度変化により、上記各感光体ド
    ラムの1回転における速度変化の位相差を検知するもの
    であることを特徴とする請求項16に記載の画像形成装
    置。
  26. 【請求項26】 上記検知手段が、ブラック用のユニッ
    トにおける感光体ドラムの1回転における速度変化に対
    する、イエロー用のユニットにおける感光体ドラムの1
    回転における速度変化との位相差と、マゼンタ用のユニ
    ットにおける感光体ドラムの1回転における速度変化と
    の位相差と、シアン用のユニットにおける感光体ドラム
    の1回転における速度変化との位相差とをそれぞれ検知
    するものであることを特徴とする請求項17に記載の画
    像形成装置。
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