JP4919679B2 - 回転体駆動装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 - Google Patents

回転体駆動装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、回転駆動源の回転力を歯車等の回転力伝達機構を介して回転体に供給すること)により回転体を回転駆動させる回転体駆動装置、並びにそれを備えたプロセスカートリッジ及び画像形成装置に関し、詳細には、回転力伝達機構の機械的加工精度の不足等により発生する回転体の速度変動の補正技術に関する。
例えば、感光体ドラム表面にトナー像を形成し、これを記録シート上に転写して画像を形成する電子写真式の画像形成装置においては、感光体ドラム表面に形成されたトナー像を忠実に記録シート上に転写するため、感光体ドラムの周速度と記録シートの搬送速度とを正確に一致させる必要がある。
この感光体ドラムを例えばDCモータで回転駆動する場合には、回転速度の安定化および駆動トルクの確保等の理由から、通常、モータを比較的高速で回転させ、この回転速度を歯車式減速機等の減速手段により減速して感光体ドラムを駆動している。ところが、この場合、回転駆動源であるモータを安定した速度で回転させたとしても、歯車を含めた回転力伝達機構の加工精度誤差(歯車の累積ピッチ誤差、回転軸の偏心等)に起因して感光体ドラムの回転速度に周期的変動が発生し、再現画像が劣化するおそれがある。
そこで、このような速度変動を補正するため、予め画像形成装置の出荷時や感光体ドラムの交換時等にモータを一定速度で回転させ、その回転力を回転力伝達機構を介して回転体に供給すると共に、その回転体の回転速度の周期的変動成分を測定してメモリに記憶しておき、画像形成装置の使用時には、メモリから周期的変動成分を読み出し、逆相の速度補正を行うことで感光体ドラム上の速度変動を低減させるようにした回転体駆動装置が提案されている(特許文献1参照)。
この回転体駆動装置によれば、図24に示すように、回転基準位置を検出するための単一のスリット114と、その他の回転位置を検出するための複数(ここでは4個)のスリット113とを有する円板状の被検出体(エンコーダ)111を感光体ドラムの回転軸112に取り付けると共に、感光体ドラムの回転に伴って移動する各スリットの回転位置を検出するための検出器117を被検出体(エンコーダ)111に対向させて配置しておく。そして、モータを一定速度で回転させると共に、検出器117が複数のスリット113を検出したタイミングの時間差を検出し、演算を行って周期的変動成分を抽出し、図25に示すように、検出器117がスリット114を検出し、その次にスリット113を検出したタイミング(ホームポジション)と対応付けてメモリに記憶する。また、速度変動を補正するときには、上記ホームポジションを検出したときに、メモリから周期的変動成分をホームポジションに対応する位相から読み出し、周期的変動成分と逆相の速度補正を行うことで、図26A,Bに示すように、感光体ドラムの回転速度の周期的変動を抑制する。
しかし、この回転体駆動装置では、被検出体(エンコーダ)111に、回転基準位置を検出するためのスリット114を時間差検出用のスリット113と別に設けているため、例えばスリット113の数を多くして時間差検出精度を高め、精密な周期的変動成分の抽出を行おうとする場合はスリット114を設けることが困難となる。また、スリット114はホームポジション検出用のみのスリットであるため、検出器117でスリットを検出した後、そのスリットがホームポジション検出用のスリットか、補正データ検出用のスリットかの判定を一旦実行し、補正データ検出用と判定されたものだけをメモリに格納するための判定手段がスリットを検出する毎に必要であるため、ソフトウェア処理の負荷が増えるというデメリットもある。
そこで、本願の出願人は、図24におけるスリット113のうち1つを被検出体(エンコーダ)111の周方向に幅広に構成すると共に、スリットの幅の相違による検出器117の検出信号の相違から幅広のスリットの通過を識別し、その時点から検出器117によるスリット113の周方向先端(エンコーダ111の回転方向前方側端)の検出数をカウントし、次に幅広のスリット113が来るはずのカウント数(図24の場合は“4”)に対応するスリットの周方向先端を検出すると同時にホームポジション信号を発生させることにより、幅広のスリットをホームポジション検出及び速度変動検出に兼用するようにした回転検出装置を提案した(特願2005−266708号)。
しかしながら、この回転検出装置では、幅広のスリットの通過を識別してから、感光体ドラムの1回転後に最初のホームポジション信号が生成されることになるため、モータのスタートからホームポジションを検出して、感光体ドラムが1回転するまで、速度変動の補正が開始されない。画像形成装置においては、省エネやユーザーに対するアプライアンスの観点からファーストコピー時間の短縮が要求されており、それを達成するためにモータをスタートとさせてからなるべく短い時間で感光体に画像を形成する必要がある。しかし、この回転検出装置では、コピー時間の短縮の要求を十分に満足させることが出来ないという問題点がある。
特開2005−312262号公報
本発明は、前記従来の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、回転駆動源の回転力を回転力伝達機構を介して回転体に供給すると共に、予め測定しておいた回転体の回転速度の周期的変動成分に基づいて、回転体の回転速度の周期的変動を低減するようにした回転体駆動装置において、ホームポジション検出及び回転速度の周期的変動成分検出を共通の被検出部により行えるようにすると共に、迅速にホームポジション検出を行えるようにすることである。また、その目的は、回転駆動源の回転をスタートとさせてからなるべく短い時間で感光体ドラムに画像を形成し、コピー時間の短縮の要求を十分に満足させることである。
請求項1の発明は、回転駆動源と、前記回転駆動源の回転力を伝達する伝達機構と、前記伝達機構に連結され前記回転駆動源の回転力で回転駆動される回転体と、前記回転体の回転軸に取り付けられた円板の周方向に複数配設された被検出部であって、うち一つの被検出部は他の被検出部と前記円板の同一半径位置における周方向長が異なる形状である複数の被検出部と、前記回転体の回転に伴って前記回転軸の周りを移動する前記被検出部を所定の回転位置にて検出して検出信号を生成する検出器と、前記他の被検出部とは異なる一つの被検出部を前記検出器が検出すると、次に前記複数の被検出部のうちの何れかを前記検出器が検出したタイミングで前記回転駆動源又は回転体の基準回転位置を示す基準信号を生成する基準信号生成手段と、前記検出信号に基づいて得られた前記回転体の回転速度の周期的変動情報及びその位相情報の測定値が記憶される回転速度補正用データ記憶手段と、前記基準信号に基づいて、前記記憶手段から前記周期的変動情報を読み出し、前記回転駆動源の回転速度補正信号を生成する手段とを備えた回転体駆動装置である。
請求項2の発明は、請求項1記載の回転体駆動装置において、前記他の被検出部とは異なる一つの被検出部を前記検出器が検出すると、当該検出した被検出部を、前記基準信号を生成するホームポジションとなる被検出部の直前の被検出部であると認識することを特徴とする回転体駆動装置である。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の回転体駆動装置において、前記検出器を複数備えたことを特徴とする回転体駆動装置である。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の回転体駆動装置を備えた電子写真方式の画像形成装置に搭載されるプロセスカートリッジであって、前記回転体は感光体ドラムであることを特徴とするプロセスカートリッジである
請求項5の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の回転体駆動装置を備えた画像形成装置であって、前記回転体は感光体ドラムであることを特徴とする画像形成装置である。
本発明によれば、回転駆動源の回転力を回転力伝達機構を介して回転体に供給すると共に、予め記憶しておいた回転体の回転速度の周期的変動成分の測定値に基づいて、回転体の回転速度の周期的変動を低減するようにした回転体駆動装置において、ホームポジション検出及び回転速度変動成分検出が共通の被検出部により可能となり、かつ迅速にホームポジション検出が行える。また、回転駆動源の回転をスタートとさせてからなるべく短い時間で感光体ドラムに画像を形成し、コピー時間の短縮の要求を十分に満足させることが出来る。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1に示すように、本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置は、シアン(C),イエロー(Y),マゼンタ(M),ブラック(K)の4組の画像形成部を備えたカラー複写機であり、露光された複写原稿からの反射光を光電変換し、読取った原稿画像の画像データ処理を行うスキャナー部2と、画像データによって変調され、発光が制御されるレーザ光源からのレーザビームで感光面を照射する書き込み部2と、書き込み部2からのレーザビームで感光面が照射され、静電潜像が形成される感光体ドラム1とを備える。
感光体ドラム1の周りには、感光面を一様に帯電させる帯電部4と、潜像が形成された感光体ドラム1にトナーを付着させる現像部5と、感光体ドラム1に付着させたトナー画像を転写紙に転写する(中間転写ベルトを介して行う)ための転写部6とを備える。ここではタンデム方式によるので、これら現像及び感光体ドラム1周りの作像は、シアン(C)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の各色成分で独立に行うことが出来、また転写の過程で各色成分を合成する構成をとる。
また、給紙トレイを本体部7と給紙バンク8に、手差し給紙台9を本体部に備える。 また、作像済みの転写紙に温度と圧を加えて、トナーを用紙上に融着させるベルト定着ユニット11と、定着ローラ12と、加圧ローラ13とを備える。
図2は、プロセスカートリッジを持つ作像エンジンの要部構成を示す。
感光体ドラム1C,1Y,1M,1Kの周りには、それぞれ帯電ユニット4C,4Y,4M,4K(光書き込み前の感光面を一様に帯電させる)と、現像ユニット5C,5Y,5M,5K(光書込みにより生成した静電潜像をトナーにより現像する)と、クリーニングユニット15C,15Y,15M,15K(感光体ドラム上の未転写トナーをクリーニングする)等よりなる作像ユニット21C,21Y,21M,21Kを備える。ここで、作像ユニット21C,21Y,21M,21Kは、感光体ドラム1C、帯電部4C、現像ユニット5K、及びクリーニングユニット15Kを一体化して有するプロセスカートリッジとして構成され、装置本体に着脱可能に装着されている。
また、本実施形態では、各感光体ドラムに作像されたトナー画像を中間転写ベルト19に一旦転写(1次転写)した後、中間転写ベルト19上の画像を転写紙にさらに転写(2次転写)する2度の転写により、転写紙に画像を形成する。また、1回の通紙により画像形成を行うので、移動する中間転写ベルト19の上流から下流に所定の間隔を隔てて配列された感光体ドラム1C,1Y,1M,1Kを経て中間転写ベルト19上に転写される画像は、そのベルト上で重ね合わされ、カラー画像として形成され、その後、転写紙に転写される。即ち、それぞれ4色分の作像ユニットによって形成された感光体ドラム1C,1Y,1M,1K上のトナー像は、1次転写ローラ16C,16Y,16M,16Kによって、中間転写ベルト19上に順次1次転写される。また、1次転写された中間転写ベルト19上のカラー合成されたトナー像は、2次転写ローラ17とこれに対向する2次転写対抗ローラ18によって、転写紙上に2次転写される。なお、中間転写ベルト19上に未転写トナーとして残留するトナーは、ベルトクリーニングユニット20により除去される。
次に、本実施形態のカラー画像形成装置の感光体ドラム1C,1M,1Y,1Kの回転駆動制御について説明する。図1に示すカラー画像形成装置では、各色の感光体ドラム1C,1M,1Y,1Kを駆動するモータとして、DCブラシレスモータを用い、そのモータの回転を歯車式減速機等の減速手段により減速して感光体ドラム1に供給している。このようなモータで各感光体ドラム1C,1M,1Y,1Kを駆動する場合、駆動源であるモータを安定した速度で回転させたとしても、歯車を含めた回転力伝達機構の加工精度誤差(歯車の累積ピッチ誤差、回転軸の偏心等)に起因して感光体ドラムの回転速度に周期的変動が発生し、再現画像が劣化するおそれがある。
そこで、本実施形態では、図3に示す回転体駆動装置により回転体としての感光体ドラムを回転させることにより、感光体ドラムの回転速度に周期的変動を低減している。
この回転体駆動装置は、モータ26と、カップリング27を介してモータ26に接続された駆動ギヤ28と、駆動ギヤ28と噛み合う従動ギヤ29と、カップリング30及び31を介して従動ギヤ29に接続された感光体ドラム1と、感光体ドラム1の回転軸1Aに取り付けられた円板32と、円板32の縁付近に設けられた被検出部33〜36を検出する検出器37と、検出器37のセンサ検出信号a1が入力されると共に、それらの入力信号に基づいて、モータ26の回転速度を制御するためのモータ駆動制御信号a2を生成してモータ26に供給する制御装置38とからなる。制御装置38は、CPU、ROM、RAM、EEPROM等を備えており、詳細は後述するように、感光体ドラム1の回転速度の周期的変動成分を測定してEEPROMに記憶しておき、画像形成時には、EEPROMから周期的変動成分を読み出し、逆相の速度補正を行うためのモータ駆動制御信号a2を生成する。また、制御装置38は、モータ26の回転角速度検出器(図示せず)から供給される回転速度情報a3に応じて、モータ26を一定速度で回転させるためのフィードバック制御信号をモータ26に供給する。
図4に示すように、被検出部33〜36は、円板32の縁付近の周方向に90°間隔で配置されている。ここでは、被検出部33〜36は台形のスリットであり、被検出部33の周方向長(円板32の周方向に対する被検出部33の長さ=円板32の半径方向同一位置における台形の幅)は、その他の被検出部34〜36の周方向長よりも長い。検出器37は、感光体ドラム1がモータ26に駆動されて回転することにより円板32が回転したときに円板32の周方向に移動する被検出部33〜36を所定の回転位置にて検知出来るように、円板32を挟んで対向配置された発光素子及び受光素子、或いは円板32の片側に並んで配置された発光素子及び受光素子からなる。ここで、対向配置の場合は、発光素子から放出され、被検出部33〜36であるスリットを通過した光が受光素子で検出されたことに基づいて、被検出部33〜36を検出し、並んで配置した場合は、発光素子から放出された光が円板32の表面で反射せずに被検出部33〜36であるスリットを通過し、受光素子で検出されなくなったことに基づいて、被検出部33〜36を検出する。何れの配置の場合も、検出信号の持続時間(立上がりから立下り迄の時間)はスリットの幅に対応しているので、幅広の被検出部33の検出信号の持続時間は、その他の被検出部34〜36の検出信号の持続時間よりも長くなる。なお、被検出部34〜36と検出器37とは、スリットと発光素子及び受光素子との組み合わせに限らず、磁性体と磁気センサとの組み合わせでもよい。また、被検出部34〜36の形状は台形に限らず、円板の同一半径位置における周方向長が異なる形状であればよい。
以上の構成を備えた回転駆動装置の動作を説明する。
まず、感光体ドラム1の1回転に相当する回転周期変動を軽減する補正制御の前に、そのための補正用情報として、感光体ドラム1の1回転の回転速度変動を検出し、制御装置38のEEPROMに格納する。この処理は例えば商品出荷前の製造工程、或いは感光体ドラム1の交換時に行う。
この処理を行うとき、制御装置38はモータ26を目標回転角速度ωmで駆動させる指令信号を出力し、回転駆動する。ここでは、図4の矢印Rに示すように、時計回りに回転させる。制御装置38は、モータ6の回転角速度検出器から出力される回転速度情報a3より、目標とする回転速度に達していると判断した場合、感光体ドラム1のホームポジションの検出を行うと共に、感光体ドラム1の回転速度変動を測定してEEPROMに格納する。
ホームポジションの検出手順について図5のタイミングチャート及び図6のフローチャートを参照しながら説明する。
図3の感光体ドラム1を一定速度で回転させたときに検出器37で検出される波形は図5(A)のようになる。ここでは、検出器37が被検出部33〜36を検出したときに制御装置38にL(ロー)レベルが入力されるが、逆にH(ハイ)レベルが入力されるように構成することも出来る。制御装置38の内部では、図5(A)に示すセンサ入力の立下りエッジを検出して図5(A’)に示すセンサエッジ信号を作成し、さらにセンサエッジ信号のタイミングから一定時間T後に、図5(B)に示すホームポジション抽出信号を生成する。ここで、時間Tは幅広でない被検出部34〜36からのセンサ入力のLレベルの継続時間よりも長く、幅広の被検出部33からのセンサ入力のLレベルの継続時間よりは短い。次いで、ホームポジション抽出信号の生成時にセンサ入力がLレベルのときに、そのセンサ入力をホームポジション(感光体ドラム1の回転基準位置)の直前の被検出部と認識し、次の被検出部の周方向前端(センサ入力の立ち下がり)を検出したときに、図5(C)に示すホームポジション信号を発生させる。
具体的には、例えばセンサ入力に応じて状態が変わるステート信号と、センサエッジ信号のカウンタ(以下、エッジ数カウンタと言う)とを設け、ステート信号の初期状態をS0、エッジ数カウンタの初期値を被検出部の総数から1を減算した3とする(図6のステップST1)。なお、図6において、”state”はステート信号、”hp_pos”はホームポジション抽出信号(図5(B)に対応)、”sens_in”はセンサ入力(図5(A)に対応)、”sens_edge”はセンサエッジ信号(図5(A´)に対応)、”edge_cnt”はエッジ数カウンタを示している。
次いで、ホームポジション抽出信号発生時のセンサ入力がLレベルの場合にステートをS1とし(ステップST2でYES→ST3)、そのステートでセンサエッジ信号を検出したときにホームポジション信号を発生させる(ステップST4でYES→ST5)。
さらに、次のホームポジション抽出信号からステートをS2とし(ステップST6)、以降のセンサのエッジ数をカウントダウン(減数)する(ステップST7)。カウントダウンはホームポジション抽出信号が生成されたときに行う。カウントダウンを行い、カウント値が0になったら(ステップST8でYES)、カウント値を3に設定した後に再びステートをS1とし(ステップST9→ST3)、そのステートでセンサエッジ信号を検出したときにホームポジション信号を発生させる(ステップST4でYES→ST5)。以降これを繰り返すことにより、感光体ドラム1の1回転毎にホームポジション信号を発生させることが出来る。
制御装置38は、このようにしてホームポジション信号を発生させると共に、センサエッジ信号又はホームポジション抽出信号の間隔をタイマで計測することにより、図25に示すような感光体ドラム1の回転速度の周期的変動情報を測定し、EEPROMに格納する。この周期的変動情報の測定は感光体ドラム1の1回転で終了する。
制御装置38は、感光体ドラム1の速度変動を補正するときには、モータ26を目標回転角速度ωmで駆動させる指令信号を出力し、回転駆動する。モータ6の回転角速度検出器から出力される回転速度情報a3より、制御装置38は目標とする回転速度に達していると判断した場合、感光体ドラム1のホームポジションの検出を行うと共に、EEPROMに記憶されている周期的変動成分をホームポジションに対応する位相から読み出し、周期的変動成分と逆相の速度補正を行うためのモータ駆動制御信号a2をモータ26に供給する。この結果、図Zに示した場合と同様に、感光体ドラムの回転速度の周期変動が抑制される。
ここで、本実施形態の回転体駆動装置と、先に提案した回転体駆動装置とを比較すると、先に提案した回転体駆動装置の場合は図7に示すように、幅広の被検出部に対応するセンサ入力の立ち下がり(図7(A’)の先頭のセンサエッジ)が検出されてから感光体ドラムが1回転し、次に幅広の被検出部に対応するセンサ入力の立ち下がり(図7(A’)の先頭から5番目のセンサエッジ)が検出されたときにホームポジション信号が生成されるのに対し、本実施形態では、幅広の被検出部33に対応するセンサ入力の立ち下がり(図5(A’)の先頭のセンサエッジ)が検出されてから感光体ドラムが略1/4回転し、幅広の被検出部33の回転方向後方側の隣に設けられている幅広でない被検出部34に対応するセンサ入力の立ち下がり(図5(A’)の先頭から2番目のセンサエッジ)が検出されたときにホームポジション信号が生成されるので、感光体ドラム1の速度変動の補正を開始するタイミングを早めることが出来る。
このように、本発明の第1の実施形態によれば、幅の異なる被検出部33を検出してから1回転周期かかる先に提案した装置に比べて、ホームポジション信号を発生させるまでの時間が被検出部が4個の場合は1/4、n個の場合は1/nとなり、補正開始までの時間を短縮することが出来る。従って、プロセスカートリッジや感光体駆動部に適用することにより、画像形成装置のファーストコピー短縮の要求に応えることが可能となる。
[第2の実施形態]
図8は本発明の第2の実施形態の回転駆動装置の動作を示すタイミングチャート、図9はホームポジション信号生成処理のフローチャート、図10は周期的変動成分の波形及び読み出しタイミングを説明するための図である。本実施形態の回転駆動装置の基本構成は第1の実施形態(図3)と同じであるが、以下の動作を行うように構成することで、補正開始までの時間を第1の実施形態よりもさらに短縮する。
まず、第1の実施形体と同様のタイミングでホームポジション抽出信号図(8(B))を発生させる。そして、ホームポジション抽出信号の発生時にセンサ33のセンサ入力(図8(A))がLレベルの場合はホームポジションを通過したと判断し(図9のステップST11でYES)、直後にホームポジション検知信号(図8(D))を発生させる(ステップST12)。この時、被検出部33の周方向前端からの時間遅延Tが生じるが、周期的変動成分の検出データについては、時間Tを制御装置38で加算し、EEPROMに格納する。
即ち、例えばホームポジション信号発生時の検出データがF(t)であれば、検出データとしてF(t+T)を格納する。このようにすることで、センサ入力のエッジからホームポジションを判定するまでの時間遅延Tを補正することが出来る。また、周期的変動の補正の際も、検出データを演算して求めた結果から図5のように時間Tだけ位相をずらして補正を開始することにより、時間遅延を補正出来る。
つまり、ホームポジションの時の回転速度データに偏心による正弦波状の速度変動が発生した場合、速度変動の値が、
ω+Asin(ωt+α) ・・・式〔1〕
(ω:基本角速度(偏心のないときの角速度)、A:速度変動の振幅、α:位相 )
となり、ホームポジションでの速度変動は
ω+Asinα ・・・式〔2〕
となるが、本実施形態でホームポジションを検知する場合は、ホームポジション発生時の速度変動を
ω+Asin(ωT+α) ・・・式〔3〕
とし、ホームポジション以降この値の逆相の補正データを用いることで回転速度の周期的変動を補正出来る。
なお、このときのTはドラム1周に比べてきわめて短い時間となる(例:ドラム1周(1.5Hz:666ms、幅広の被検出部33の通過時間2ms、幅広でないスリット34の通過時間1ms、ホームポジション抽出信号発生のタイミング1.5msのときドラム1周の1/444)。
[第3の実施形態]
第1及び第2の実施形態にて説明したように、回転速度の周期的変動の補正を開始するためには、まず検出器37で幅広の被検出部33を検出し、ホームポジションを検出する必要があるが、幅広の被検出部33は感光体ドラムの1周に1個しかないので、図11に示すように、回転前の感光体ドラム1の停止位置によっては、最大でホームポジション検出までにほぼ1回転分の時間がかかってしまう。この時間も補正開始時間の短縮に対して大きな障害となるので、本実施形態では、検出器を複数個設け、先に幅広の被検出部33を検出した検出器の出力を用いてホームポジションを検出することにより、上記最大時間を短縮している。
本発明の第3の実施形態では、図12に示すように、円板32の中心を挟んで対向する位置、即ち半径方向の両端部付近に一対の検出器37a,37bを設けている。そして、図13のフローチャートに示すように、まず一方のセンサ37aの検出信号を用いて上記と同様の周期的変動データの検出及び記憶、並びに補正データの生成を実行し(ステップST21,22)、次に他方のセンサ37bの検出信号を用いて周期的変動データの検出及び記憶、並びに補正データの生成を実行する(ステップST23,24)。そして、補正開始の際には、2個の検出器37a,37bのうち先に幅広の被検出器33を検出した方の検出器を基準とし、以降その検出器を基準としたときのホームポジション信号、補正データを使用して速度変動の補正を行う。こうすることで、図14に示すように、モータ6の回転スタートからホームポジション検知までの時間が、最長でも従来に比べて半分のほぼ1/2回転周期とすることが出来る。
図15はホームポジション信号生成処理を示すフローチャートである。この図において、hp_pos37a、37bは、それぞれ検出器37a、37bのセンサエッジ信号(図5(A’)に対応)に基づいて生成したホームポジション抽出信号(図5(B)に対応)を表し、sens_in37a、37bは、それぞれ検出器37a、37bで検出されたセンサ入力(図5(A)に対応)を示す。
図15に示すように、モータ6の回転をスタートさせ、エッジ数カウンタを3に設定する(ステップST31)。次いで、検出器37aのセンサエッジ信号に基づいてホームポジション抽出信号が生成され、かつそのタイミングにて検出器37aのセンサ入力が0であるか否かを判定する(ステップST32)。ステップST32にてYESと判定したときは、ステップST33〜38により、図7におけるホームポジション判定時間T経過後のタイミングチャートに示す処理と同様な処理を実行し、ホームポジション信号を生成する。ステップST32にてNOと判定したときは、ステップST40〜45により、図7におけるホームポジション判定時間T経過後のタイミングチャートに示す処理と同様な処理を実行し、ホームポジション信号を生成する。つまり、検出器37aが先に幅広の被検出部33を検出した場合はステップST33〜38を実行し、検出器37bが先に幅広の被検出部33を検出した場合はステップST40〜45を実行する。
なお、図12では2個の検出器37a,37bを円板32の周縁部に180°間隔で配置しているが、図16に示すように、4個の検出器37a,37b,37c,37dを円板32の周縁部に90°間隔で配置すれば、図17に示すように、従来の1/4の時間で補正を開始することが出来る。さらに、センサを追加するに従い、より早い時間で補正を開始することが出来る。
図16の場合の周期的変動の生成及び補正時の生成処理のフローチャートを図18に示し、ホームポジション信号生成処理のフローチャートを図19及び20に示す。図18において図13と同一の処理には図13で使用した符号を付し、図19及び20において図15と同一の処理には図15で使用した符号を付した。また、図19及び20において、hp_pos37c、37dは、それぞれ検出器37c、37dのセンサエッジ信号に基づいて生成したホームポジション抽出信号を表し、sens_in37c、37dは、それぞれ検出器37c、37dで検出されたセンサ入力を示す。
図18に示すように、周期的変動の生成及び補正時の生成処理は、図13と同様に、センサ37aの検出信号を用いて、回転速度の周期的変動データの検出及び記憶、並びに補正データの生成を実行し(ステップST21,22)、次にセンサ37bの検出信号を用いて、回転速度の周期的変動データの検出及び記憶、並びに補正データの生成を実行し、次いでセンサ37cの検出信号を用いて、回転速度の周期的変動データの検出及び記憶、並びに補正データの生成を実行し(ステップST25,26)、最後にセンサ37dの検出信号を用いて、回転速度の周期的変動データの検出及び記憶、並びに補正データの生成を実行する。そして、補正開始の際には、4個の検出器37a,37b,37c,37dのうち最も早くホームポジションを検知した検出器を基準とし、以降その検出器を基準としたときのホームポジション信号、補正データを使用して速度変動の補正を行う。
図19及び20に示すホームポジション信号生成処理において、ステップST31(モータ6の回転をスタートさせ、エッジ数カウンタを3に設定する処理)から、ステップST45までの処理は図15と同じである。ここではさらに、検出器37cのセンサエッジ信号に基づいてホームポジション抽出信号が生成され、かつそのタイミングにて検出器37cのセンサ入力が0であるか否かを判定し(ステップST46)、YESの場合はステップST47〜52により、図7におけるホームポジション判定時間T経過後のタイミングチャートに示す処理と同様な処理を実行し、検出器37dのセンサエッジ信号に基づいてホームポジション抽出信号が生成され、かつそのタイミングにて検出器37dのセンサ入力が0であるか否かを判定し(ステップST53)、YESの場合はステップST54〜59により、図7におけるホームポジション判定時間T経過後のタイミングチャートに示す処理と同様な処理を実行する。
[第4の実施形態]
本実施形態は、第1の実施形態と第3の実施形態とを組み合わせたものである。本実施形態の回転体駆動装置は、図12に示す第3の実施形態と同様に、円板32の中心を挟んで対向する位置、即ち半径方向の両端部付近に一対の検出器37a,37bを設けている。そして、先に幅広の被検出部33を検出した検出器の出力を用いてホームポジションを検出するときに、第1の実施形態(図5)と同様に、幅広の被検出部33に対応するセンサ入力の立ち下がりが検出されてから感光体ドラムが略1/4回転し、幅広の被検出部33の回転方向後方側の隣に設けられている幅広でない被検出部34に対応するセンサ入力の立ち下がりが検出されたときにホームポジション信号を生成する。
これにより、先に提案した回転体駆動装置の場合は図21に示すように、幅広の被検出部33を検出してからホームポジション信号生成まで最大ドラム2回転周期かかっていたが、本実施形態では、図22に示すように、1/2回転+1/4回転=3/4回転とすることが出来るので、従来比37.5%の時間で補正を開始することが出来る。
この場合のホームポジション信号生成処理のフローチャートを図23に示す。この図に示すように、モータ6の回転をスタートさせ、エッジ数カウンタを“3”に設定する(ステップST61)。次いで、検出器37aのセンサエッジ信号に基づいてホームポジション抽出信号が生成され、かつそのタイミングにて検出器37aのセンサ入力が0であるか否かを判定する(ステップST62)。ステップST62にてYESと判定したときは、ステップST63〜71を実行することによりホームポジション信号を生成する。また、ステップST62でNOと判定したときは、ステップST73〜81を実行することによりホームポジション信号を生成する。ここで、ステップST63〜71及びST73〜81は、図6のステップST1〜9と同様、図5(D)に示すタイミングでホームポジション信号を生成する処理である。
同様に、検出器の数を図16に示すように4個にすれば、従来比25%の時間で補正を開始することが可能となる。
なお、以上の各実施形態は、本発明を感光体ドラム1の1回転周期で発生している回転速度の周期的変動の補正に適用したものであるが、本発明は、モータ26の1回転周期で発生している回転速度の周期的変動の補正にも適用出来る。この周期的変動は、駆動ギヤ28における歯の累積ピッチ誤差や偏心による伝達誤差が主な原因で起こるものであり、その補正のためには、図4に示す円板32に駆動ギヤ28の1回転周期に対応する被検出部を設ければよい。
本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置におけるプロセスカートリッジの構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態の回転体駆動装置の構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態の回転体駆動装置における円板の構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態の回転体駆動装置のホームポジション信号生成動作を示すタイミングチャートである。 本発明の第1の実施形態の回転体駆動装置のホームポジション信号生成処理を示すフローチャートである。 先に提案した回転体駆動装置のホームポジション信号生成動作を示すタイミングチャートである。 本発明の第2の実施形態の回転体駆動装置のホームポジション信号生成動作を示すタイミングチャートである。 本発明の第2の実施形態の回転体駆動装置のホームポジション信号生成処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態の回転体駆動装置の回転速度補正処理を示すタイミングチャートである。 先に提案した回転体駆動装置におけるホームポジション検出までの最長時間を示す図である。 本発明の第3の実施形態の回転体駆動装置における検出器の配置を説明するための図である。 本発明の第3の実施形態の回転体駆動装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態の回転体駆動装置におけるホームポジション検出までの最長時間を示す図である。 本発明の第3の実施形態の回転体駆動装置のホームポジション信号生成処理を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態の回転体駆動装置における検出器の配置の変形例を説明するための図である。 本発明の第3の実施形態の回転体駆動装置の変形例におけるホームポジション信号生成までの最長時間を示す図である。 本発明の第3の実施形態の回転体駆動装置の変形例の動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態の回転体駆動装置の変形例のホームポジション信号生成処理の一部を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態の回転体駆動装置の変形例のホームポジション信号生成処理の残りの一部を示すフローチャートである。 従来の回転体駆動装置におけるホームポジション信号生成までの最長時間を示す図である。 本発明の第4の実施形態の回転体駆動装置におけるホームポジション信号生成までの最長時間を示す図である。 本発明の第4の実施形態の回転体駆動装置の変形例のホームポジション信号生成処理を示すフローチャートである。 従来の回転体駆動装置における円板と検出器との関係を示す図である。 従来の回転体駆動装置にて測定及び記憶される回転速度の周期的変動を示す図である。 従来の回転体駆動装置の回転速度の周期的変動の補正原理を示す図である。
符号の説明
1・・・感光体ドラム、21Y,21C,21M,21K・・・プロセスカートリッジ、26・・・モータ、27,28,30,31・・・カップリング、28・・・駆動ギヤ、29・・・従動ギヤ、32・・・円板、33〜36・・・被検出部、37,37a,37b,37c,37d・・・検出器、38・・・制御装置。

Claims (5)

  1. 回転駆動源と、
    前記回転駆動源の回転力を伝達する伝達機構と、
    前記伝達機構に連結され前記回転駆動源の回転力で回転駆動される回転体と、
    前記回転体の回転軸に取り付けられた円板の周方向に複数配設された被検出部であって、うち一つの被検出部は他の被検出部と前記円板の同一半径位置における周方向長が異なる形状である複数の被検出部と、
    前記回転体の回転に伴って前記回転軸の周りを移動する前記被検出部を所定の回転位置にて検出して検出信号を生成する検出器と、
    前記他の被検出部とは異なる一つの被検出部を前記検出器が検出すると、次に前記複数の被検出部のうちの何れかを前記検出器が検出したタイミングで前記回転駆動源又は回転体の基準回転位置を示す基準信号を生成する基準信号生成手段と、
    前記検出信号に基づいて得られた前記回転体の回転速度の周期的変動情報及びその位相情報の測定値が記憶される回転速度補正用データ記憶手段と、
    前記基準信号に基づいて、前記記憶手段から前記周期的変動情報を読み出し、前記回転駆動源の回転速度補正信号を生成する手段とを備えた回転体駆動装置。
  2. 請求項1記載の回転体駆動装置において、
    前記他の被検出部とは異なる一つの被検出部を前記検出器が検出すると、当該検出した被検出部を、前記基準信号を生成するホームポジションとなる被検出部の直前の被検出部であると認識することを特徴とする回転体駆動装置。
  3. 請求項1又は2に記載の回転体駆動装置において、
    前記検出器を複数備えたことを特徴とする回転体駆動装置。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載の回転体駆動装置を備えた電子写真方式の画像形成装置に搭載されるプロセスカートリッジであって、
    前記回転体は感光体ドラムであることを特徴とするプロセスカートリッジ
  5. 請求項1乃至3の何れかに記載の回転体駆動装置を備えた画像形成装置であって、
    前記回転体は感光体ドラムであることを特徴とする画像形成装置
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