JP2002240896A - フローズン飲料ディスペンサ - Google Patents
フローズン飲料ディスペンサInfo
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- JP2002240896A JP2002240896A JP2001038824A JP2001038824A JP2002240896A JP 2002240896 A JP2002240896 A JP 2002240896A JP 2001038824 A JP2001038824 A JP 2001038824A JP 2001038824 A JP2001038824 A JP 2001038824A JP 2002240896 A JP2002240896 A JP 2002240896A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】通常のシロップ系フローズン飲料のほか、アル
コールを加えた各種のフローズンカクテル飲料を製造，
販売できるようにする。 【解決手段】ディスペンサ本体Ａに組合せた飲料供給ユ
ニットＢに、シロップ供給回路１５，希釈水供給回路１
６のほか、アルコールを加えたフローズンカクテル飲料
の製造，販売に対応させるために焼酎等のアルコール供
給回路１７を併設し、かつシロップ供給回路，希釈水供
給回路およびアルコール供給回路には流量調整器１５
ａ，１６ａ，１７ａを接続し、フローズンカクテル飲料
を製造，販売する場合には、アルコール供給回路にアル
コールコンテナ１８を接続した上で、流量調整器でシロ
ップ／アルコール比率を調整してフローズンカクテル飲
料の製造，販売を行う。
コールを加えた各種のフローズンカクテル飲料を製造，
販売できるようにする。 【解決手段】ディスペンサ本体Ａに組合せた飲料供給ユ
ニットＢに、シロップ供給回路１５，希釈水供給回路１
６のほか、アルコールを加えたフローズンカクテル飲料
の製造，販売に対応させるために焼酎等のアルコール供
給回路１７を併設し、かつシロップ供給回路，希釈水供
給回路およびアルコール供給回路には流量調整器１５
ａ，１６ａ，１７ａを接続し、フローズンカクテル飲料
を製造，販売する場合には、アルコール供給回路にアル
コールコンテナ１８を接続した上で、流量調整器でシロ
ップ／アルコール比率を調整してフローズンカクテル飲
料の製造，販売を行う。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、シロップなどの飲
料と希釈水を原料としてシャーベット状のフローズン飲
料を製造，販売するフローズン飲料ディスペンサに関す
る。
料と希釈水を原料としてシャーベット状のフローズン飲
料を製造，販売するフローズン飲料ディスペンサに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】頭記のフローズン飲料ディスペンサは、
シロップと希釈水を飲料容器内で冷却，攪拌して凍らせ
ながら空気を混入させてシャーベット状のフローズン飲
料を製造，販売するものであり、従来のディスペンサ本
体，飲料系統およびその配管接続図を図２〜図４に示
す。
シロップと希釈水を飲料容器内で冷却，攪拌して凍らせ
ながら空気を混入させてシャーベット状のフローズン飲
料を製造，販売するものであり、従来のディスペンサ本
体，飲料系統およびその配管接続図を図２〜図４に示
す。
【０００３】まず、図２はディスペンサ本体の構成図で
あり、１は左右に並べてディスペンサ本体に搭載したフ
ローズン飲料の製造部となる飲料容器（タンク）、１ａ
は飲料容器１の上蓋、２は各飲料容器１から前方に引出
した開閉レバー付きの飲料販売ノズル、３はベンドステ
ージであり、各飲料容器１ごとに、その内部にはディス
ペンサ本体に搭載した冷却ユニット（コンプレッサ，コ
ンデンサを組合せた冷凍機のコンデンシングユニット）
４と組合せて冷凍サイクルを構成する製氷用の冷却シリ
ンダ５を内蔵しいる。さらに、上蓋１ａの内側には後記
のシロップ供給回路，希釈水供給回路に接続して各回路
から送られてきた液体飲料を混ぜ合わせて飲料容器１の
中に吐出す飲料供給ノズル６を備えている。
あり、１は左右に並べてディスペンサ本体に搭載したフ
ローズン飲料の製造部となる飲料容器（タンク）、１ａ
は飲料容器１の上蓋、２は各飲料容器１から前方に引出
した開閉レバー付きの飲料販売ノズル、３はベンドステ
ージであり、各飲料容器１ごとに、その内部にはディス
ペンサ本体に搭載した冷却ユニット（コンプレッサ，コ
ンデンサを組合せた冷凍機のコンデンシングユニット）
４と組合せて冷凍サイクルを構成する製氷用の冷却シリ
ンダ５を内蔵しいる。さらに、上蓋１ａの内側には後記
のシロップ供給回路，希釈水供給回路に接続して各回路
から送られてきた液体飲料を混ぜ合わせて飲料容器１の
中に吐出す飲料供給ノズル６を備えている。
【０００４】ここで、前記の冷却シリンダ５は円筒状の
エバポレータ（内外二重壁の間に冷媒を流し、その内外
周面上に結氷させる）であり、その内外周面上にはオー
ガ（エバポレータの表面に結氷した氷をフレーク状に削
り取る刃）を兼ねたスクリュウ式の攪拌羽根５１，５２
を組合せ、かつ攪拌羽根５１，５２を駆動モータ７のギ
アボックス７ａに連結して回転駆動し、冷却シリンダ５
の表面に結氷した氷を削り取って飲料容器１に収容した
飲料と混合攪拌し、飲料販売ノズル２を開放した際に攪
拌羽根の搬送力でフローズン飲料をノズルから押し出す
ようにしている。なお、飲料容器１には冷却シリンダ
５，飲料供給ノズル（スパウトノズル）６の他に、容器
内の飲料貯留量を検知してシロップ飲料，希釈水を供給
制御する液面レベルスイッチ、およびフローズン飲料の
硬さを検知して冷却ユニット４を運転制御する硬さ検知
機構などを装備している。
エバポレータ（内外二重壁の間に冷媒を流し、その内外
周面上に結氷させる）であり、その内外周面上にはオー
ガ（エバポレータの表面に結氷した氷をフレーク状に削
り取る刃）を兼ねたスクリュウ式の攪拌羽根５１，５２
を組合せ、かつ攪拌羽根５１，５２を駆動モータ７のギ
アボックス７ａに連結して回転駆動し、冷却シリンダ５
の表面に結氷した氷を削り取って飲料容器１に収容した
飲料と混合攪拌し、飲料販売ノズル２を開放した際に攪
拌羽根の搬送力でフローズン飲料をノズルから押し出す
ようにしている。なお、飲料容器１には冷却シリンダ
５，飲料供給ノズル（スパウトノズル）６の他に、容器
内の飲料貯留量を検知してシロップ飲料，希釈水を供給
制御する液面レベルスイッチ、およびフローズン飲料の
硬さを検知して冷却ユニット４を運転制御する硬さ検知
機構などを装備している。
【０００５】次に、ディスペンサの飲料系統を図３に、
またその配管接続図を図４に示す。各図において、Ａは
前記のディスペンサ本体、Ｂはディスペンサ本体Ａに組
合せた飲料供給ユニット、８はシロップコンテナ、９は
シロップコンテナ８に炭酸ガスを加圧してシロップをプ
レッシャライズ式に抽出するための炭酸ガスボンベ、１
０は水道口であり、飲料供給ユニットＢには、ディスペ
ンサ本体Ａの飲料容器１に配した飲料供給ノズル６とシ
ロップコンテナ８および水道口１０との間を接続するシ
ロップ供給回路１１，希釈水供給回路１２、および制御
用のコントロールボックス（図示せず）がユニットケー
スに組み込まれている。なお、１１ａはシロップ売切セ
ンサ、１１ｂはフローレギュレータ（流量調整器）、１
１ｃはシロップバルブ、１２ａは水入口バルブ、１２ｂ
は送水ポンプ、１２ｃは希釈水バルブ、１２ｄはフロー
レギュレータ、１２ｅは洗浄水バルブ、１２ｆは逆止弁
付き三方管継手、１３は水フィルタであり、ディスペン
サ本体Ａと飲料供給ユニットＢの間、および飲料供給ユ
ニットＢとシロップコンテナ８，水道口１０との間がブ
レードホース１４を介して図４で表すように相互接続さ
れている。
またその配管接続図を図４に示す。各図において、Ａは
前記のディスペンサ本体、Ｂはディスペンサ本体Ａに組
合せた飲料供給ユニット、８はシロップコンテナ、９は
シロップコンテナ８に炭酸ガスを加圧してシロップをプ
レッシャライズ式に抽出するための炭酸ガスボンベ、１
０は水道口であり、飲料供給ユニットＢには、ディスペ
ンサ本体Ａの飲料容器１に配した飲料供給ノズル６とシ
ロップコンテナ８および水道口１０との間を接続するシ
ロップ供給回路１１，希釈水供給回路１２、および制御
用のコントロールボックス（図示せず）がユニットケー
スに組み込まれている。なお、１１ａはシロップ売切セ
ンサ、１１ｂはフローレギュレータ（流量調整器）、１
１ｃはシロップバルブ、１２ａは水入口バルブ、１２ｂ
は送水ポンプ、１２ｃは希釈水バルブ、１２ｄはフロー
レギュレータ、１２ｅは洗浄水バルブ、１２ｆは逆止弁
付き三方管継手、１３は水フィルタであり、ディスペン
サ本体Ａと飲料供給ユニットＢの間、および飲料供給ユ
ニットＢとシロップコンテナ８，水道口１０との間がブ
レードホース１４を介して図４で表すように相互接続さ
れている。
【０００６】上記の構成で、飲料供給ユニットＢのシロ
ップ供給回路１１および希釈水供給回路１２よりディス
ペンサ本体Ａの飲料供給ノズル６を通じて飲料容器１に
シロップと希釈水を混ぜ合わせて供給し、この状態で冷
却ユニット４の運転により冷却シリンダ５の表面に結氷
した氷をオーガ兼用の攪拌羽根５１，５２で削り取りつ
つ、そのフレーク状の削氷を液体飲料と攪拌することに
よりシャーベット状のフローズン飲料が製造される。な
お、販売待機状態ではフローズン飲料が攪拌羽根５１，
５２の搬送力により冷却シリンダ５の内部を経由して飲
料容器１の中を循環しており、ベンドステージ３にカッ
プをセットして飲料販売ノズル２を開くと、飲料容器１
からフローズン飲料がベンドステージ３にセットしたカ
ップに吐出し供給される。
ップ供給回路１１および希釈水供給回路１２よりディス
ペンサ本体Ａの飲料供給ノズル６を通じて飲料容器１に
シロップと希釈水を混ぜ合わせて供給し、この状態で冷
却ユニット４の運転により冷却シリンダ５の表面に結氷
した氷をオーガ兼用の攪拌羽根５１，５２で削り取りつ
つ、そのフレーク状の削氷を液体飲料と攪拌することに
よりシャーベット状のフローズン飲料が製造される。な
お、販売待機状態ではフローズン飲料が攪拌羽根５１，
５２の搬送力により冷却シリンダ５の内部を経由して飲
料容器１の中を循環しており、ベンドステージ３にカッ
プをセットして飲料販売ノズル２を開くと、飲料容器１
からフローズン飲料がベンドステージ３にセットしたカ
ップに吐出し供給される。
【０００７】また、フローズン飲料の販売が進んで飲料
容器１の飲料貯留量が減少すれば、シロップシロップバ
ルブ１１ｃ，希釈水バルブ１２ｃを開き、飲料供給ノズ
ル６を通じてシロップと希釈水を飲料容器１に補給す
る。また、飲料の氷成分が多くなってフローズン飲料の
硬さが所定値を超えた状態になると、先記した硬さ検知
機構の検出信号を基に冷却ユニット４の運転を停止し、
氷が溶けてフローズン飲料の硬さが低下すると冷却ユニ
ット４を運転してフローズン飲料が適正な硬さを維持す
るように運転制御している。
容器１の飲料貯留量が減少すれば、シロップシロップバ
ルブ１１ｃ，希釈水バルブ１２ｃを開き、飲料供給ノズ
ル６を通じてシロップと希釈水を飲料容器１に補給す
る。また、飲料の氷成分が多くなってフローズン飲料の
硬さが所定値を超えた状態になると、先記した硬さ検知
機構の検出信号を基に冷却ユニット４の運転を停止し、
氷が溶けてフローズン飲料の硬さが低下すると冷却ユニ
ット４を運転してフローズン飲料が適正な硬さを維持す
るように運転制御している。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】前記のフローズン飲料
ディスペンサは、ファミリーレストラン，ファストフー
ド店などに据え付けて使用するものであり、従来のディ
スペンサではシロップ系のフローズン飲料を製造，販売
するように、その飲料供給ユニットＢにはシロップ供給
回路と希釈水供給回路が組み込まれた構成になる。
ディスペンサは、ファミリーレストラン，ファストフー
ド店などに据え付けて使用するものであり、従来のディ
スペンサではシロップ系のフローズン飲料を製造，販売
するように、その飲料供給ユニットＢにはシロップ供給
回路と希釈水供給回路が組み込まれた構成になる。
【０００９】一方、最近ではファミリーレストランなど
で販売する飲料の多様化傾向から、サワーなどのカクテ
ル飲料が販売されるようになっており、フローズン飲料
についてもアルコール（焼酎等）入りのフローズンカク
テル飲料を飲料メニューに加えて販売する店が多くなっ
ている。この場合に、従来ではフディスペンサ本体でフ
ローズン飲料を製造する際に、飲料容器にアルコールを
人手で添加する、あるいはシロップにアルコールが添加
されている市販のカクテル飲料を使ってフローズンカク
テル飲料を製造する方法で対応しているが現状である。
で販売する飲料の多様化傾向から、サワーなどのカクテ
ル飲料が販売されるようになっており、フローズン飲料
についてもアルコール（焼酎等）入りのフローズンカク
テル飲料を飲料メニューに加えて販売する店が多くなっ
ている。この場合に、従来ではフディスペンサ本体でフ
ローズン飲料を製造する際に、飲料容器にアルコールを
人手で添加する、あるいはシロップにアルコールが添加
されている市販のカクテル飲料を使ってフローズンカク
テル飲料を製造する方法で対応しているが現状である。
【００１０】しかしながら、人手作業で飲料容器にその
都度アルコールを添加する方法は、アルコールの補給タ
イミング，添加量の管理が面倒で一定した品質のフロー
ズンカクテル飲料を安定よる製造することが困難であ
る。また、フローズン飲料の原料に市販のカクテル飲料
を使用する方法では製造，販売できるフローズンカクテ
ル飲料の種類が限定され、飲料メニューにオリジナル性
を出して他の店との差別化を図るといったユーザーのニ
ーズには対応できない。
都度アルコールを添加する方法は、アルコールの補給タ
イミング，添加量の管理が面倒で一定した品質のフロー
ズンカクテル飲料を安定よる製造することが困難であ
る。また、フローズン飲料の原料に市販のカクテル飲料
を使用する方法では製造，販売できるフローズンカクテ
ル飲料の種類が限定され、飲料メニューにオリジナル性
を出して他の店との差別化を図るといったユーザーのニ
ーズには対応できない。
【００１１】本発明は上記の点に鑑みなされたものであ
り、販売飲料の差別化を図るユーザーのニーズに応え
て、品質の安定した各種フローズンカクテル飲料が製
造，販売できるフローズン飲料ディスペンサを提供する
ことを目的とする。
り、販売飲料の差別化を図るユーザーのニーズに応え
て、品質の安定した各種フローズンカクテル飲料が製
造，販売できるフローズン飲料ディスペンサを提供する
ことを目的とする。
【００１２】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、冷却シリンダ内蔵の飲料容器を搭
載したディスペンサ本体と、ディスペンサ本体に組合せ
て前記飲料容器に液体飲料を供給する飲料供給ユニット
とからなり、シロップなどの飲料と希釈水との混合飲料
を原料としてフローズン飲料を製造，販売するフローズ
ン飲料ディスペンサにおいて、飲料供給ユニットに、シ
ロップ供給回路，希釈水供給回路のほか、アルコールを
加えたフローズンカクテル飲料の製造，販売に対応して
焼酎等のアルコール供給回路を併設する（請求項１）も
のとし、そのシロップ供給回路，希釈水供給回路および
アルコール供給回路に流量調整器を接続し、フローズン
カクテル飲料を製造，販売する際に、飲料供給ユニット
を通じてディスペンサ本体の飲料容器に供給する混合飲
料を所定のシロップ／アルコール比率に設定するように
構成する（請求項２）。
に、本発明によれば、冷却シリンダ内蔵の飲料容器を搭
載したディスペンサ本体と、ディスペンサ本体に組合せ
て前記飲料容器に液体飲料を供給する飲料供給ユニット
とからなり、シロップなどの飲料と希釈水との混合飲料
を原料としてフローズン飲料を製造，販売するフローズ
ン飲料ディスペンサにおいて、飲料供給ユニットに、シ
ロップ供給回路，希釈水供給回路のほか、アルコールを
加えたフローズンカクテル飲料の製造，販売に対応して
焼酎等のアルコール供給回路を併設する（請求項１）も
のとし、そのシロップ供給回路，希釈水供給回路および
アルコール供給回路に流量調整器を接続し、フローズン
カクテル飲料を製造，販売する際に、飲料供給ユニット
を通じてディスペンサ本体の飲料容器に供給する混合飲
料を所定のシロップ／アルコール比率に設定するように
構成する（請求項２）。
【００１３】上記の構成により、ディスペンサでフロー
ズンカクテル飲料を製造，販売する場合には、飲料供給
ユニットに装備したアルコール供給回路を使用してこれ
にアルコールの入ったコンテナを配管接続し、その流量
調整器で焼酎などのアルコールとシロップとを所定のシ
ロップ／アルコール比率に設定した上で、シロップとア
ルコールの混合飲料をディスペンサ本体の飲料容器に供
給することにより、一定した品質のフローズンカクテル
飲料を製造，販売することかできる。なお、アルコール
供給回路を使わなければ、通常のシロップ系フローズン
飲料の製造，販売も行える。
ズンカクテル飲料を製造，販売する場合には、飲料供給
ユニットに装備したアルコール供給回路を使用してこれ
にアルコールの入ったコンテナを配管接続し、その流量
調整器で焼酎などのアルコールとシロップとを所定のシ
ロップ／アルコール比率に設定した上で、シロップとア
ルコールの混合飲料をディスペンサ本体の飲料容器に供
給することにより、一定した品質のフローズンカクテル
飲料を製造，販売することかできる。なお、アルコール
供給回路を使わなければ、通常のシロップ系フローズン
飲料の製造，販売も行える。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図１
に示す実施例に基づいて説明する。なお、実施例の図中
で図２〜図４に対応する部材には同じ符号を付してその
説明は省略する。図１において、ディスペンサ本体Ａに
組合せた飲料供給ユニットＢには、図３と同様なシロッ
プ供給回路１５，希釈水供給回路１６に加えて、アルコ
ール供給回路１７が追加装備されており、供給回路１
５，１６，１７にはそれぞれ流量調整器１５ａ，１６
ａ，１７ａ、飲料バルブ１５ｂ，１６ｂ，１７ｂ、およ
びポンプ１５ｃ，１６ｃ，１７ｃを接続した上で、シロ
ップ供給回路１５はシロップコンテナ８に、また希釈水
供給回路１６は水道口１０に配管接続し、アルコール供
給回路１７は焼酎などのアルコールを収容したアルコー
ルコンテナ１８に配管接続するようにしている。
に示す実施例に基づいて説明する。なお、実施例の図中
で図２〜図４に対応する部材には同じ符号を付してその
説明は省略する。図１において、ディスペンサ本体Ａに
組合せた飲料供給ユニットＢには、図３と同様なシロッ
プ供給回路１５，希釈水供給回路１６に加えて、アルコ
ール供給回路１７が追加装備されており、供給回路１
５，１６，１７にはそれぞれ流量調整器１５ａ，１６
ａ，１７ａ、飲料バルブ１５ｂ，１６ｂ，１７ｂ、およ
びポンプ１５ｃ，１６ｃ，１７ｃを接続した上で、シロ
ップ供給回路１５はシロップコンテナ８に、また希釈水
供給回路１６は水道口１０に配管接続し、アルコール供
給回路１７は焼酎などのアルコールを収容したアルコー
ルコンテナ１８に配管接続するようにしている。
【００１５】そして、当該ディスペンサでフローズンカ
クテル飲料を製造販売する場合には、アルコール供給回
路１７にアルコールコンテナ１８を配管接続した上で、
流量調整器を調整し、飲料供給ノズル６を通じてディス
ペンサ本体Ａの飲料容器１に供給する混合飲料のシロッ
プ／アルコール比率が所定の比率となるように設定して
ディスペンサを運転する。
クテル飲料を製造販売する場合には、アルコール供給回
路１７にアルコールコンテナ１８を配管接続した上で、
流量調整器を調整し、飲料供給ノズル６を通じてディス
ペンサ本体Ａの飲料容器１に供給する混合飲料のシロッ
プ／アルコール比率が所定の比率となるように設定して
ディスペンサを運転する。
【００１６】これにより、従来のディスペンサと同様な
動作で、ディスペンサ本体Ａの飲料容器１でアルコール
入りのフローズンカクテル飲料が製造される。また、飲
料の販売進行に合わせて飲料容器１の飲料貯留量が減少
すれば、飲料供給ユニットＢより所定のシロップ／アル
コール比率に調整された混合飲料が自動的に補給され、
これにより常に品質が安定したフローズンカクテル飲料
を継続して製造，販売できる。なお、アルコール供給回
路１７を使わなければ、通常のシロップ系フローズン飲
料を製造，販売できる。また、シロップ，アルコールの
種類，シロップ／アルコール比率を適宜に変更すること
で、バリエーションに富んだ各種のフローズンカクテル
飲料の製造，販売が可能となる。
動作で、ディスペンサ本体Ａの飲料容器１でアルコール
入りのフローズンカクテル飲料が製造される。また、飲
料の販売進行に合わせて飲料容器１の飲料貯留量が減少
すれば、飲料供給ユニットＢより所定のシロップ／アル
コール比率に調整された混合飲料が自動的に補給され、
これにより常に品質が安定したフローズンカクテル飲料
を継続して製造，販売できる。なお、アルコール供給回
路１７を使わなければ、通常のシロップ系フローズン飲
料を製造，販売できる。また、シロップ，アルコールの
種類，シロップ／アルコール比率を適宜に変更すること
で、バリエーションに富んだ各種のフローズンカクテル
飲料の製造，販売が可能となる。
【００１７】なお、図示実施例では、飲料供給ユニット
Ｂにポンプ１５ｃ，１７ｃを組み込んでシロップコンテ
ナ８，アルコールコンテナ１８からシロップ，アルコー
ルを抽出してポンプ送液するようにしているが、このポ
ンプの代わりに図３のように炭酸ガスボンベを使用し
て、シロップ，アルコールをプレッシャーライズ式に抽
出供給することもできる。
Ｂにポンプ１５ｃ，１７ｃを組み込んでシロップコンテ
ナ８，アルコールコンテナ１８からシロップ，アルコー
ルを抽出してポンプ送液するようにしているが、このポ
ンプの代わりに図３のように炭酸ガスボンベを使用し
て、シロップ，アルコールをプレッシャーライズ式に抽
出供給することもできる。
【００１８】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、デ
ィスペンサ本体と組合せた飲料供給ユニットに、シロッ
プ供給回路，希釈水供給回路のほか、アルコールを含む
フローズンカクテル飲料の製造，販売に対応して焼酎等
のアルコール供給回路を併設し、かつそのシロップ供給
回路，希釈水供給回路およびアルコール供給回路に流量
調整器を接続し、フローズンカクテル飲料を製造，販売
する際に、飲料供給ユニットを通じてディスペンサ本体
の飲料容器に供給する混合飲料を所定のシロップ／アル
コール比率に設定するようにしたことにより、ファミリ
ーレストラン，ファストフード店などにディスペンサを
据え付けてフローズン飲料を販売する際に、飲料供給ユ
ニットのアルコール供給回路を使って焼酎などのアルコ
ールをシロップに添加することで、品質が安定した各種
のフローズンカクテル飲料を製造することができる。
ィスペンサ本体と組合せた飲料供給ユニットに、シロッ
プ供給回路，希釈水供給回路のほか、アルコールを含む
フローズンカクテル飲料の製造，販売に対応して焼酎等
のアルコール供給回路を併設し、かつそのシロップ供給
回路，希釈水供給回路およびアルコール供給回路に流量
調整器を接続し、フローズンカクテル飲料を製造，販売
する際に、飲料供給ユニットを通じてディスペンサ本体
の飲料容器に供給する混合飲料を所定のシロップ／アル
コール比率に設定するようにしたことにより、ファミリ
ーレストラン，ファストフード店などにディスペンサを
据え付けてフローズン飲料を販売する際に、飲料供給ユ
ニットのアルコール供給回路を使って焼酎などのアルコ
ールをシロップに添加することで、品質が安定した各種
のフローズンカクテル飲料を製造することができる。
【図１】本発明の実施例に係るフローズン飲料ディスペ
ンサの構成，飲料系統図
ンサの構成，飲料系統図
【図２】フローズン飲料ディスペンサのディスペンサ本
体の構造図
体の構造図
【図３】従来におけるフローズン飲料ディスペンサの飲
料系統図
料系統図
【図４】図３の飲料系統に対応した製品の配管接続図
Ａ ディスペンサ本体 Ｂ 飲料供給ユニット １ 飲料容器 ２ 飲料販売ノズル ５ 冷却シリンダ ６ 飲料供給ノズル ８ シロップコンテナ １０ 水道口 １５ シロップ供給回路 １６ 希釈水供給回路 １７ アルコール供給回路 １５ａ，１６ａ，１７ａ 流量調整器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 3E082 AA02 BB04 BB05 CC04 DD01 DD09 EE02 3L045 AA04 BA04 CA01 DA02 PA04 PA05 4B014 GB23 GG07 GG16 GP01 GP12 4B015 LG02 LH12 4B017 LK07 LK11 LT02
Claims (2)
- 【請求項１】シロップなどの飲料と希釈水との混合飲料
を原料としてフローズン飲料を製造，販売するフローズ
ン飲料ディスペンサであり、冷却シリンダ内蔵の飲料容
器を搭載したディスペンサ本体と、ディスペンサ本体に
組合せて前記飲料容器に液体飲料を供給する飲料供給ユ
ニットとからなるものにおいて、飲料供給ユニットに、
シロップ供給回路，希釈水供給回路のほか、アルコール
を加えたフローズンカクテル飲料の製造，販売に対応し
て焼酎等のアルコール供給回路を併設したことを特徴と
するフローズン飲料ディスペンサ。 - 【請求項２】請求項１記載のフローズン飲料ディスペン
サにおいて、飲料供給ユニットのシロップ供給回路，希
釈水供給回路およびアルコール供給回路に流量調整器を
接続し、フローズンカクテル飲料を製造，販売する際
に、飲料供給ユニットを通じてディスペンサ本体の飲料
容器に供給する混合飲料を所定のシロップ／アルコール
比率に設定するようにしたことを特徴とするフローズン
飲料ディスペンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001038824A JP2002240896A (ja) | 2001-02-15 | 2001-02-15 | フローズン飲料ディスペンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001038824A JP2002240896A (ja) | 2001-02-15 | 2001-02-15 | フローズン飲料ディスペンサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002240896A true JP2002240896A (ja) | 2002-08-28 |
Family
ID=18901737
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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2001
- 2001-02-15 JP JP2001038824A patent/JP2002240896A/ja not_active Withdrawn
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