JP2002240356A - テープ印字装置及び印字用テープカセット - Google Patents

テープ印字装置及び印字用テープカセット

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JP2002240356A
JP2002240356A JP2052998A JP2052998A JP2002240356A JP 2002240356 A JP2002240356 A JP 2002240356A JP 2052998 A JP2052998 A JP 2052998A JP 2052998 A JP2052998 A JP 2052998A JP 2002240356 A JP2002240356 A JP 2002240356A
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JP2052998A
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Koji Deguchi
幸司 出口
Yasuhiro Maeda
安広 前田
Takashi Koshiro
孝 湖城
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Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J3/00Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
    • B41J3/407Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed for marking on special material

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  • Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
  • Making Paper Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】印字用テープカセットを交換することなく所望
の印字幅に応じたテープ幅で印字出力するテープ印字装
置を提供する。 【解決手段】印字用テープ10は印字テープ本体11
(11−1,11−2)とこの印字テープ本体11の印
字面12の裏面に形成された粘着材層13とこの粘着材
層を介して印字テープ本体11に一体化された剥離紙1
4とからなる。印字テープ本体11には剥離紙14から
剥離された際に複数のテープ(図では2本)に分離可能
な切り込み15が印字テープ本体11の長手方向に沿っ
て形成されている。入力された印字用文字「東京都・・
・」を、切り込み15により分割された上段のラベル6
3に全角の横書きで印字し、下段のラベル64には例え
ば90度回転させた倍角の縦書きで印字する。挟み等を
使うことなくそのままファイル等の背表紙ラベル及び表
紙ラベルとして貼付して用いることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印字用テープカセ
ットを交換することなく所望の印字幅に応じたテープ幅
で印字出力するテープ印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、テープ印字装置が知られてい
る。このテープ印字装置は、任意の文字、記号等を入力
して、その入力した文字、記号等をテープ状の印字媒体
に印字でき、この印字済み部分のテープを切り取って、
その印字テープを貼付対象物に貼リ付けて用いることが
できる。
【0003】図17(a) は、そのようなテープ印字装置
への入力データの例を示す図であり、同図(b) は、印字
済みテープの印字状態を示す図、同図(c) は、そのテー
プの使用例を示す図である。同図に示すように、例えば
「スイートメモリ」という文字列を、文字サイズの全角
を指定して一文字毎に順次入力し、次に改行指定した
後、文字サイズの倍角を指定して、同じ文字列を一文字
毎に順次入力した例を示している。
【0004】同図(b) は、その印字結果を示しており、
一点鎖線1でテープ本体から切り取られた印字済み部分
の一枚のテープ2には、上述した改行指定によりテープ
の長手方向の印字領域が2段に分割され、上段には全角
によって「スイートメモリ」の文字列が印字され、下段
には倍角によって同じく「スイートメモリ」の文字列が
印字されている。
【0005】この印字済み部分のテープ2は、同図(b)
の二点鎖線A−A′で示す2段印字の上と下の境い目
を、挟み又はカッター等で切り離して、例えば同図(c)
に示すように、比較的小さな文字で幅の狭いテープとな
る上段の印字部分4は、CD(コンパクトディスク)ケ
ース3の背面(背表紙面)に貼りつけ、比較的大きな文
字で幅の広いテープとなる下段の印字部分5は同ケース
3の上面(表紙面)の適宜な位置に貼り付けるというよ
うにして用いる。
【0006】これは、CDケース3に限らず、例えばビ
デオテープのケース或は書類用ファイル等に貼って用い
てもよく、複数のケースやファイルを棚等に保管すると
き見易くて整理し易いという便利な用途を有している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように2段に印字されたテープ2を、挟み等で上段と下
段に切り分ける作業は、手作業であるから裁断部分がま
っすぐに切れることは珍しく、大抵の場合は曲がって切
れて、テープに対する文字の釣り合いが不均衡になるこ
とが多い。
【0008】このように、折角、機械印字で活字調にき
れいに印字しても、裁断線が曲がっていたり、テープに
対する文字の釣り合いが良くないと、CDケースやファ
イル等に貼ったときに見た目が悪く、棚等に整理して並
べたときに美観に欠ける。
【0009】本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、
印字用テープカセットを交換することなく所望の印字幅
に応じたテープ幅で印字出力するテープ印字装置を提供
することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】先ず、請求項1記載の発
明の印字用テープカセットは、印字装置に設けられた印
字手段により印字形成されるべく保持リールに巻回され
た長尺状の被印字媒体を収容し上記印字装置本体に着脱
自在な印字用テープカセットであって、上記被印字媒体
は、印字面の裏面に粘着材層が形成された印字テープ本
体と、該印字テープ本体に上記粘着材層を介して一体化
された剥離紙と、からなり、上記印字テープ本体には上
記剥離紙から剥離された際に複数のテープに分離可能に
長手方向に沿った切り込みが形成されて構成される。
【0011】この印字用テープカセットは、例えば請求
項6記載のように、印字用のインクリボンを更に収容し
てなり、上記切り込みは、例えば請求項2記載のよう
に、上記複数に分離された際の複数の各テープの幅が互
いに同じであるように形成され、また、例えば請求項3
記載のように、上記複数に分離された際の複数の各テー
プの幅が互いに異なるように形成され、また、例えば請
求項4記載のように、上記複数に分離された際の複数の
各テープの幅が上記複数に分離される以前の状態におい
てテープ幅方向に順次増大するように形成され、また、
例えば請求項5記載のように、上記剥離紙の面に対して
斜めに傾きを有する切り込み角度で形成されて構成され
る。そして、上記印字手段は、例えば請求項7記載のよ
うに、印字装置に設けられたサーマルヘッドで構成され
る。
【0012】次に、請求項8記載の発明のテープ印字装
置は、印字面の裏面に粘着材層が形成された印字テープ
本体と該印字テープ本体に上記粘着材層を介して一体化
された剥離紙とからなり上記印字テープ本体には上記剥
離紙から剥離された際に複数のテープに分離可能に長手
方向に沿った切り込みが形成されている長尺状の被印字
媒体を保持リールに巻回収容した印字用テープカセット
を、着脱自在に備え、上記被印字媒体を繰り出しつつ、
該被印字媒体に文字・記号等の印字を行うテープ印字装
置であって、印字すべき印字データを直接若しくは外部
機器から入力する入力手段と、該入力手段により入力さ
れた印字データを記憶する記憶手段と、該記憶手段に記
憶された印字データを上記被印字媒体の上記複数に分離
されるべき印字テープ本体に順次配分して印字すべく出
力データとして編集する出力データ編集手段と、上記編
集された出力データを上記記憶手段から読み出し該読み
出した出力データに基づいて上記印字手段を作動させる
印字制御手段とを備えて構成される。
【0013】上記印字制御手段は、例えば請求項9記載
のように、上記被印字媒体の長手方向に見て略同一の領
域であって上記複数に分離されるべき各テープに同一の
データを印字すべく制御し、また、例えば請求項10記
載のように、上記被印字媒体の長手方向に見て略同一の
領域であって上記複数に分離されるべき各テープに異な
るデータを印字すべく制御し、また、例えば請求項11
記載のように、印字すべき上記出力データが上記被印字
媒体の上記複数に分離されるべき各テープのいずれにも
納まらない幅であるときは、上記複数の各テープの所定
のテープを選択して該選択した複数のテープに分割して
上記印字すべき出力データを印字すべく制御し、また、
例えば請求項12記載のように、上記出力データを上記
複数のテープにまたがって印字するときは、該複数のテ
ープにまたがる領域には印字濃度をより濃く印字すべく
制御し、また、例えば請求項13記載のように、印字す
べき上記出力データの印字幅に応じた幅のテープを選択
して該選択したテープに上記印字すべき出力データを印
字すべく制御し、また、例えば請求項14記載のよう
に、上記複数のテープから選択されたテープの幅に応じ
た印字幅にて上記印字すべき出力データを印字すべく制
御する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1(a),(b) は、一実施の形
態における印字用テープカセットに収容される印字用テ
ープ(被印字媒体)の構成を示す斜視図である。尚、同
図(a),(b) は、構成を分かりやすく示すため長尺状のテ
ープを部分的に切り出して示している。
【0015】同図(a) に示す印字用テープ10は、印字
テープ本体11(11−1,11−2)と、この印字テ
ープ本体11の印字面12の裏面に形成された粘着材層
13と、この粘着材層を介して印字テープ本体11に一
体化された剥離紙14とからなる。
【0016】印字テープ本体11には、剥離紙14から
剥離された際に複数のテープ(同図(a) の場合はテープ
11−1、11−2の2本)に分離可能に、印字テープ
本体11の長手方向に沿った切り込み15が形成されて
いる。
【0017】尚、この切り込みによる印字用テープの分
割は、同図(a) に示す例のように2本と限るものではな
く、例えば同図(b) に示す印字用テープ16のように、
複数本の切り込み17(同図(b) の場合は3本)によっ
て印字テープ本体18(18−1〜18−4)を任意本
数のテープ(同図(b) の場合はテープ18−1〜18−
4の4本)に分割してよい。この場合も、印字テープ本
体18は、粘着材層13を介して剥離紙14と剥離可能
に且つ各テープ毎に分離可能に一体化されている。ま
た、同図(b) に示す例では、各テープ18−1、・・
・、18−4は、印字テープ本体18のテープ幅方向に
順次増大するように(又は減少するように)形成されて
いる。
【0018】図2(a) は、上記の印字用テープ10(又
は印字用テープ16等)に任意の文字、記号、画像等を
印字して、一回の印字処理で複数本の印字済みテープを
作成するテープ印字装置の平面図であり、同図(b) は、
その側面図である。同図(a),(b) に示すテープ印字装置
20は、装置本体21の上面下方に入力部22を備え、
上方には左方に表示部23、右方に開閉蓋24を備えて
いる。
【0019】上記の入力部22は、印字(印刷)データ
を入力するための文字入力キー、印字開始などの指示を
入力するための印刷キー、テレビ又はスキャナ等からの
画像取込を指示する取込キー、画面上の位置を上下左右
に指示するカーソルキー、設定又は選択した入力を確定
するための実行キー等の種々の入力キーを備えている。
表示部23は液晶表示装置であり、入力されたデータや
処理内容を表示報知する。そして、開閉蓋24の下には
テープカセット収納部が形成されている。
【0020】図3(a) は、上述した印字用テープ10を
再掲して示す部分斜視図であり、同図(b) は、その印字
用テープ10を巻回して収容している印字用テープカセ
ット及びこの印字用テープカセットを着脱自在に装着す
る上記のテープ印字装置20のテープカセット収納部の
内部を示す斜視図である。
【0021】同図(b) に示す印字用テープカセット30
は、カセット本体31の内部に上記の印字用テープ10
を巻着したテープスプール32、未使用のインクリボン
33を巻着したリボン供給スプール34、使用されたイ
ンクリボン33(後述する使用済み部分33′)を巻き
取るリボン巻取スプール35等が配設されている。
【0022】この印字用テープカセット30の右上に
は、カセット本体31が一部切り欠かれて断面が上向き
コの字形をなす凹部36が形成されている。この凹部3
6のコの字形の開口部に印字用テープ10の印字部分及
びインクリボン33の使用部分がカセット本体31内部
から引き出されて差し渡され、外部に露出している。
【0023】また、テープカセット収納部40(図では
テープカセット収納部40の内部が見えるように図2
(a),(b) に示した開閉蓋24を取り除いて示している)
には、サーマルヘッド41、プラテンローラ42、テー
プ供給軸43、及びインクリボン巻取軸44が配設され
ている。
【0024】サーマルヘッド41は、プラテンローラ4
2に対向する箇所(印字部)に複数の発熱素子を備えて
いる。プラテンローラ42は、支持軸45に回動自在に
支持されたブラケット46に回転可能に取り付けられて
いる。ブラケット46は支持軸45との間に介装された
コイルばね47のばね力によって時計回り方向に付勢さ
れ、これにより、プラテンローラ42がサーマルヘッド
41の発熱部に圧接する。このテープカセット収納部4
0左方の外部との隔壁にはテープ排出口48が形成さ
れ、このテープ排出口48を上下に挟んで固定刃と可動
刃からなる二枚のカッター刃49が配設されている。
【0025】図4は、テープ印字装置20の上記テープ
カセット収容部40に、印字用テープカセット30が装
着された状態を示す平断面図である。尚、この図4に
は、図2(a),(b) 及び図3(a),(b) と同一の構成部分に
は図2(a),(b) 及び図3(a),(b) と同一の番号を付与し
て示している。
【0026】図4に示すように、印字用テープカセット
30がテープ印字装置20のテープカセット収容部40
に装着されると、サーマルヘッド41が印字用テープカ
セット30の凹部36に挿入されて配置されると共に、
テープ供給軸43がテープスプール32のリール孔に嵌
入し、インクリボン巻取軸44がリボン巻取スプール3
5のリール孔に嵌入する。
【0027】印字用テープ10に印字するときは、プラ
テンローラ42がサーマルヘッド41側へ回動し、印字
用テープカセット30の凹部36に差し渡されている印
字用テープ10及びインクリボン33を、サーマルヘッ
ド41の発熱部に押圧し挟持して、ここに印字実行部を
形成する。
【0028】上記のインクリボン33は、樹脂製の透明
なベースフィルム上に熱転写用インクが均一に塗布され
ている。この熱転写用インクは、カラー用の場合は減法
混色の三原色であるC(シアン:緑味のある青色)、M
(マゼンタ:赤色染料)、及びY(イエロー:黄色)が
所定の面積で、ベースフィルムの長手方向に面順次に塗
布されて形成される。
【0029】上記のサーマルヘッド41は、キー入力部
22から入力された印字情報に基づいて発熱して印字用
テープ10にインクリボン33のインクを熱転写(印
字)する。これに呼応して、プラテンローラ42は、反
時計回り方向に回転して印字用テープ10の印字済み部
分10′及びインクリボン33の使用済み部分33′を
下流側(図の右方)へ搬送する。
【0030】この搬送により、印字用テープ10の未使
用部分がテープスプール32から引き出されて印字部に
供給される。他方、この搬送に同期してインクリボン巻
取軸44が時計回り方向に回転し、これにより、リボン
巻取スプール35が同方向に回転駆動されてインクリボ
ン使用済み部分33′を巻き取る。この巻き取りによ
り、リボン供給スプール34から未使用のインクリボン
33が引き出されて印字部に供給される。
【0031】上記のように印字され、リボン巻取スプー
ル35に巻き取られるインクリボン使用済み部分33′
と分離したテープ印字済み部分10′は、フルカラー印
字のときは3色を塗り重ねるために一旦テープスプール
32に巻き返され、印字が完了したときはテープ排出口
48から装置外部に繰り出されて所定の位置をカッター
刃49(49a、49b)により裁断される。このカッ
ター49は、可動刃49aと固定刃49bとで構成され
ている。可動刃49aは、不図示のDCモータに駆動系
を介して連結するカッターカムによって開閉駆動され
る。
【0032】図5(a) 〜(f) は、上記DCモータに駆動
系を介して連結するカッターカムとそのカッターカムに
開閉駆動される可動刃49aによるテープ裁断の動作状
態図である。同図(a) に示すように、カッターカム51
には、その円周面に接してマイクロスイッチ52がテー
プ印字装置20のフレームに配設されている。マイクロ
スイッチ52は、カッターカム51の円周面上の所定の
一ヶ所に設けられた凹部により、カッターカム51の初
期位置を検知して、その検知信号を後述する制御回路に
出力する。
【0033】このカッターカム51には、上記の初期位
置にあるとき最下端となる縁部に、ピン53が突設され
る。このピン53は、カッター49の可動刃49aと一
体な回動アーム54の長孔55に滑動自在に嵌入し、先
端が長孔55の外で屈折して、長孔55との係合から逸
脱しないように形成されている。カッターカム51が上
述したように、DCモータによって、複数の平歯車、ウ
ォームギア、傘歯車等の駆動系を介して反時計回り方向
に回転駆動されると、ピン53によってカッター49の
回動アーム54が支点軸56を支点にして上下に回動
し、これにより、可動刃49aが固定刃49bに対して
開閉する。これにより、図4に示した印字済みテープ1
0′が自動的に裁断される。
【0034】ここで、図5(a) は、カッターカム51が
初期位置に在る状態を示しており、このカッターカム5
1の位置は、マイクロスイッチ52により検出される。
テープ印字装置20の組立時には必ずこの初期位置でマ
イクロスイッチ51がカッターカム51の検出部に対応
するように組み付ける。この状態で、ピン53は長孔5
5のほぼ中間位置に停止しており、これにより、回動ア
ーム54が水平に停止している。また、これにより可動
刃49aが固定刃49bに対して最大に開いている。
【0035】DCモータが回転を開始すると、カッター
カム51の回転に伴われてピン53が、図5(a) の矢印
A1に示すように反時計回り方向に円移動を開始する。
そして、同図(b) の矢印A2及び同図(c) の矢印A3に
示すように円移動が進行してピン53が長孔55の右端
に到達したとき、可動刃49aが固定刃49bとによる
剪断動作(テープ10′の裁断)を開始する。
【0036】カッターカム51の継続する回転により、
同図(d) の矢印A4に示すように、ピン53が更に円移
動して長孔55の左方に戻りながら更に回動アーム54
を引き起こし、これにより、可動刃49aの反時計回り
方向への回動が更に進行して、可動刃49aと固定刃4
9bとが完全に閉じられる。これにより、カッター49
の剪断動作が完了する。このカッター49による裁断の
完了位置は、例えば50mmの最大幅を有するテープを
完全に裁断するための位置である。
【0037】更に、カッターカム51が回転を続け、ピ
ン53が、同図(e) の矢印A5、及び同図(f) の矢印A
6に示すように、円移動を続けることにより、回動アー
ム54が押し下げられて下方に回動する。これにより、
可動刃49aが時計回り方向へ回動を開始して、固定刃
49bに対して開き始める。そして、同図(f) から同図
(a) の初期状態に戻って可動刃49aが固定刃49bに
対して全開し、マイクロスイッチ52により位置を検出
されて、その初期位置に停止する。
【0038】図6は、上記構成の各部の動作を制御する
制御回路の構成を示すブロック図である。同図に示すよ
うに、制御回路は、CPU60を備え、このCPU60
には印字部61、メモリ62及び図2(a) に示した入力
部22と表示部23が接続されている。図6の入力部2
2は、図2(a) の外観図で示した入力部22を、より分
かり易いように模式的に各操作キーを示している。すな
わち、印刷キー22−1、改ページキー22−2、カー
ソルキー22−3、選択/実行キー22−4、文字入力
キー22−5、及びその他の操作キー22−6を示して
いる。
【0039】印字部61は、サーマルヘッド駆動回路、
テープ駆動回路、カッター駆動回路及びその他各部の駆
動回路を備えた駆動エンジンからなる。CPU60は、
図5に示したマイクロスイッチ52や、特には図示しな
いテープの位置検知センサ、インクリボンの位置検知セ
ンサ等からの検知信号を参照しながら、印字部61を介
して、サーマルヘッド41の発熱、プラテンローラ42
の回転、カッター49用のDCモータの回転等の駆動を
制御し、更にはテープ供給軸43の戻し(逆)回転やイ
ンクリボン巻取軸44の巻き取り回転のためのクラッチ
切り換え等の駆動を制御する。
【0040】メモリ62は、ROM62−1とRAM6
2−2からなる。ROM62−1は文字フォントデータ
を格納した領域62−1−1及び書式データを格納した
領域62−1−2を有し、また、特には図示しないが、
CPU60が実行する制御処理のプログラムが格納され
た領域を有している。
【0041】RAM62−2は、入力部22からキー入
力される入力データを格納する入力データ領域62−2
−1、この入力データを編集して生成された印字データ
を展開する印字バッファである印字データ領域62−2
−2、及びその他のデータ領域62−2−3を備えてい
る。
【0042】図7(a) は、上記構成において入力部22
からキー入力される入力データの例を示す図であり、同
図(b) は、上記の入力データに基づいて印字部61によ
って印字された印字用テープ10(印字済み部分1
0′)の例を示す図であり、同図(c) は、その印字テー
プの使用例を示す図である。
【0043】図8(a) は、上記の入力データに対応する
RAM62−2の各領域(入力データ領域62−2−
1、印字データ領域62−2−2、その他のデータ領域
62−2−3)のデータ構成の例を示す図であり、同図
(b) は、これに対応する入力部22のその他の操作キー
22−6の構成例を示す図である。同図(b) に示すよう
に、その他の操作キー22−6としては背ラベルキー2
2−6−1やメインラベルキー22−6−2等が設けら
れる。
【0044】図9及び図10は、図6の制御回路の上記
図8(a),(b) の構成において、図7(a) に示すデータ入
力処理の動作と、このデータ入力に基づく図7(b) に示
す印字処理の動作のフローチャートである。
【0045】以下、図7〜図10を用いて、その処理の
動作を説明する。図9において、先ず入力部22からキ
ー入力されると、そのキー入力が印刷キー22−1によ
るものか、又はそれ以外のキーであるかを判別する(ス
テップS1)。
【0046】そして、印刷キー22−1以外のキー入力
であれば(S1がN)、そのキー入力データをRAM6
2−2の入力データ領域62−2−1へ格納し(ステッ
プS2)、そのキー入力データを表示部23に表示する
(ステップS3)。そして、上記ステップS1に戻っ
て、ステップS1〜S3を繰り返す。
【0047】これにより、例えば図7(a) に示すよう
に、背ラベルキー22−6−1によりキー入力されたラ
ベル形態の指定データ「背ラベル」と、これに続いて、
文字入力キー22−5によりキー入力された文字列「ス
イートメモリ」を示す文字データ「ス」、「イ」、
「ー」、「ト」、「メ」、「モ」及び「リ」が入力デー
タ領域62−2−1に格納され、更にメインラベルキー
22−6−2によりキー入力された他のラベル形態の指
定データ「メインラベル」と、これに続いて、文字入力
キー22−5によりキー入力された文字列「スイートメ
モリ○△」を示す文字データ「ス」、「イ」、「ー」、
「ト」、「メ」、「モ」、「リ」、「○」及び「△」が
入力データ領域62−2−1に格納される。
【0048】この一連のキー入力が行われた後、印刷キ
ーが押されると(S1がY)、入力データの展開を行う
(ステップS4)。この処理では、図10に示すよう
に、先ず、入力データ領域62−2−1から1文字デー
タを取り込む(ステップS4−1)。この処理では、図
7(a) に示す入力データの例では、最初に「背ラベル」
が取り込まれる。
【0049】そして、取り込んだ入力データの内容を判
別し(ステップS4−2)、上記のように最初の取り込
んだ1文字データが「背ラベル」であれば、その他のデ
ータ領域62−2−3の上段/下段フラグの上段フラグ
をオンにして(ステップS4−3)、ステップS4−1
に戻る。
【0050】続いて取り込んだ1文字データが、「背ラ
ベル」でもなく「メインラベル」でもないときは、更
に、その他の文字データか又は文字なしデータであるか
を判別し、その他の文字データであれば、次に上段/下
段フラグのオン・オフを判別する(ステップS4−
5)。
【0051】そして、上段/下段フラグの状態に従っ
て、すなわち上記のように上段フラグがオンであれば、
印字データ領域62−2−2の上段領域の、その他のデ
ータ領域62−2−3の上段桁領域に設定されている桁
位置データで指定されている桁位置に上記1文字データ
の全角フォントを展開する(ステップS4−6)。
【0052】続いて、上記上段桁領域に設定されている
桁位置データを「1」インクリメントして(ステップS
4−7)、次に、印字バッファ(印字データ領域62−
2−2)が一杯かを判断し(ステップS4−10)、一
杯でなければ(S4−10がN)、ステップS4−1に
戻り、ステップS4−1、S4−2、S4−5、S4−
6、S4−7、S4−10を繰り返す。これにより、図
8の印字データ領域62−2−2に示すように、印字バ
ッファの上段桁領域の容量一杯に「スイートメモ」の文
字列が全角フォントで展開される。
【0053】そして、このように印字バッファが一杯に
なったときは(S4−10がY)、図9に戻り、印字バ
ッファの内容「スイートメモ」をサーマルヘッド41で
印字する(ステップS5)。
【0054】そして、入力データ領域62−2−1の内
容を参照し(ステップS6)、まだ印字していない文字
データが残っていれば(S6がN)、再び入力データの
展開を行う。これにより、再び図10のステップS4−
1、S4−2、S4−5、S4−6、S4−7、S4−
10が繰り返され、1文字データ「リ」が全角で印字バ
ッファに展開され、次の処理周期のステップS4−2
で、「メインラベル」が判別される。
【0055】そして、このように上記取り込んだ1文字
データが「メインラベル」であれば上段/下段フラグの
下段フラグをオンにして(ステップS4−4)、ステッ
プS4−1に戻り、次に続く文字データ「スイートメモ
リ○△」の最初の1文字データを取り込む。
【0056】ステップS4−2では、上段/下段フラグ
の下段フラグがオンであることにより、印字データ領域
62−2−2の下段領域の、その他のデータ領域62−
2−3の下段桁領域に設定されている桁位置データで指
定されている桁位置に、上記1文字データの縦倍角フォ
ントを展開する(ステップS4−8)。
【0057】続いて、上記下段桁領域に設定されている
桁位置データを「1」インクリメントして(ステップS
4−9)、上述のステップS4−10の判別を行い、ま
だ印字バッファが一杯でないことを確認して、ステップ
S4−1、S4−2、S4−5、S4−8、S4−9、
S4−10を繰り返す。これにより、特には図示しない
が、印字バッファの下段桁領域の容量一杯に「スイート
メモ」の文字列が縦倍角フォントで展開され、図9に戻
って印字される。
【0058】そして、再び図10で、残る文字データ
「リ○△」が印字バッファの下段桁領域に展開され、ス
テップS4−2で文字データが無くなったことが判別さ
れ、図10に示す入力データの展開処理が終了する。そ
して、図9に戻り、上記「リ○△」を印字して、全文字
の印刷が終了したことを確認し(S7がY)、カッター
49を駆動して、印字済みテープ10′をカットして
(ステップS7)、データ入力・印字処理を終了する。
【0059】このようにして、例えば図7(b) に示すよ
うな印字内容の、カッター49で切り出された印字テー
プ10′か得られる。この印字テープ10′は、上段の
背表紙用ラベル11−1′(背ラベル)と下段の表紙用
ラベル11−2′(メインラベル)とが、裏面の剥離紙
14(図1(a) 参照)から剥離したとき、予め設けられ
ている切り込み15によって夫々分離するように形成さ
れているから、挟み等を用いることなく、同図(c) に示
すように、直ちにCDケース等の貼付対象物に貼りつけ
ることができる。
【0060】また、出来上がったラベル(11−1′及
び11−2′)は、切り込み15によって分割されてい
るテープ幅に対応する印字幅及び印字位置で印字が行わ
れているので、裁断線に乱れの無い、文字配列に均衡の
とれた、見映えのするラベルに仕上がっている。
【0061】尚、上記の例では、切り込み15で分割さ
れた上段と下段に、同一内容の文字列を全角フォントと
縦倍角フォントでそのまま印字しているが、印字方法は
これに限ることなく、文字を回転させて印字するように
してもよい。
【0062】図11は、下段の文字を90度回転させて
印字した例を示す図である。これによって、全角文字を
横書きで印字した横書きラベル63と倍角文字を縦書き
で印字した縦書きラベル64を一度の印字で作成するこ
とができる。
【0063】尚、図1(a) に示す印字テープ10又は同
図(b) に示す印字テープ16のいずれも、切り込み15
又は17によって分割されている各テープ11−1、1
1−2又は18−1、18−2、18−3、18−4
を、夫々色違いのテープ部材を用いて構成すると、文字
フォントや背景色の異なるラベルを一遍で作成する便利
さと面白さを一層良く味わうことが出来る。
【0064】図12(a) は、図1(b) に示す印字用テー
プ16への印字例を示し、図12(b) は、切り込みの設
け方の他の例を示す図である。図12(a) に示す印字用
テープ16は、「やまだ_たろう」の文字列が、ラベル
(テープ18−1〜18−4)の夫々のテープ幅に応じ
た縦倍フォントサイズで印字されている例を示してい
る。このような印字テープを作成すると、本人のラベル
貼付対象となる例えばランドセル、弁当箱、筆箱、箸箱
というように、所有物の大小に応じた大きさのラベルを
貼り分けることができて便利である。
【0065】また、図12(b) に示す印字用テープ65
は、全体の幅がやや狭く、切り込みにより四等分され
て、印字用テープ65の幅方向に同一幅の4本のラベル
66が形成されている。各ラベル66には同一の文字列
「やまだ_たろう」が印字されている。同図(b) では、
印字用テープ65の印字態様を分かりやすく示すため
に、印字済み部分65′が長手方向に連続させて示して
いるが、実際には、印字済み部分65′はカッター49
によりカット位置67で自動的に切断されて順次テープ
排出口48から排出されてくるものである。
【0066】この印字テープ(印字済み部分65′)か
らラベル66を剥がして貼付対象物に貼りつける。例え
ば、幼稚園等では、全ての持ち物に名前を付けることが
保護者に強制されるが、このようなとき、上記のラベル
66は、所有物として比較的形状が小さく且つ数が多く
なる例えば鉛筆、積み木片等に貼り付けて用いる場合に
便利である。
【0067】図13は、更に他の印字用テープの例と、
それに印字する他の例を示す図である。同図に示す印字
用テープ68は、図1の印字用テープ16と同様に4本
のテープ69−1、69−2、69−3、69−4にお
いて、各テープの幅が互いに異なるように切り込みが形
成されているが、各テープの幅は順次増大(又は減少)
するのではなく、9mm幅、12mm幅、18mm幅、
そして6mm幅となっており、配列順序は一定していな
い。
【0068】この印字用テープ68への印字では、同図
において印字用テープ68の上に示すように、印字する
文字の縦方向のサイズ15mm、18mm、21mm,
・・・、45mmに応じて、印字データ領域62−2−
2に展開する文字フォントデータを分割して印字するよ
うにしている。
【0069】例えば、縦方向のサイズ15mmの文字
「ア」の場合は、上段領域(9mm幅のテープ69−1
に印字するデータ展開領域)に、文字フォントのおよそ
上半分を展開し、中上段領域(12mm幅のテープ69
−2に印字するデータ展開領域)及び中下段領域(18
mm幅のテープ69−3に印字するデータ展開領域)に
は何も展開せず、そして、下段領域(6mm幅のテープ
69−4に印字するデータ展開領域)に上記文字フォン
トの残る下半分を展開する。
【0070】この印字部分は、カット位置71でカッタ
ー49により自動的に裁断される。貼付対象物には、テ
ープ69−1とテープ69−4を密に並べて貼りつけ
る。同図の他の文字「イ」、「ウ」、・・・、「C」、
「D」の場合に示すように、テープ69−1、69−
2、69−3及び69−4の組み合わせの方法は、印字
される文字の縦方向のサイズ15mm、・・・、45m
mに応じて選択される。これにより、選択されて印字さ
れた部分のテープを貼付対象物に並べて貼りつけると、
印字文字と上下の余白が良く釣り合いのとれたラベルが
形成される。
【0071】図14(a),(b),(c) は、上記のように一枚
の印字テープの複数のラベルから印字された部分を剥が
しとって用いる場合の、印字用テープの切り込みの形状
を示す図である。図14(a) は、図13に示した印字用
テープ68と同一構成のものを示している。ただし、こ
の場合は、分割されたテープを選択することなしに印字
用テープ全体に「ネームランド」の文字が印字されて、
印字テープ68′が作成されたものを示している。
【0072】このテープの切り込み74は、図14(b)
に示すように、剥離紙73の面に対して斜めに傾きを有
する切り込み角度で形成されている。これを貼付対象物
に貼るときは、同図(c) に示すように、切り込み部分が
下になるテープ(同図の例では切り込み74の角度が剥
離紙74の面に対して上方に傾いているので、上段のテ
ープが下段のテープの下になっている)から順次剥がし
て貼るようにする。
【0073】次に並べて貼られるテープの貼り合わせ部
分は、先のテープの貼り合わせ部分に重なるから、分割
された切れ目が自然で目立たず、あたかも一枚のラベル
に「ネームランド」と印字されたものの如く見えること
になる。図13に示した例の場合でも、選択されて並べ
て貼られたテープの文字フォントの繋ぎ目が目立たなく
自然な感じを保つことができる。
【0074】尚、切り込みにより分割するテープの幅に
は特に規則があるわけではない。例えば、図15は、3
3mm幅の印字用テープに、合計6本のテープが、3m
m、4mm、5mm、・・・、8mmと順次1mmずつ
幅が広くなるように形成されている例を示している。こ
のように、分割するテープの本数、それらのテープの幅
は、予想される用途に応じて適宜に設定できる。
【0075】ところで、上述してきた印字用テープに形
成される切り込みは、微視的に見ると、切り込みを入れ
るときの刃の圧力で、切れ目がやや凹んでいる。図16
(a) は、印字用テープの切り込みの上記のような凹んだ
状態を模式的に示す図であり、例えば図1(b) に示した
印字用テープ16の部分拡大断面図である。同図(a) に
示すように、印字用テープ16の、テープ18−1と1
8−2やテープ18−2と18−3等を切り分けている
切り込み17の在る部分は、凹状になっている。
【0076】図16(b) は、この印字用テープ16に印
字するときにおいて採用される印字時の状態を説明する
拡大図である。同図(b) に示すように、サーマルヘッド
41の印字部には、多数の発熱素子41−1が配設され
ている。このサーマルヘッド41の印字部と印字用テー
プ16の印字面であるテープ18−1〜18−4(図1
(b) 参照)との間にインクリボン33が介在し、発熱素
子41−1の発熱によって溶融したインクがテープ18
−1〜18−4の紙面に転写される。
【0077】このとき、通常に印字したのでは凹んだ部
分へのインクの乗りが悪く、切り込み部分に沿って印字
不良の線が走って美観が損なわれる。しかし、本実施の
形態においては、切り込み17の凹部に対応する範囲7
7の発熱素子41−1を、他の範囲の発熱素子41−1
よりも高い温度になる(多くの熱量を出す)ように発熱
を駆動制御する。これにより、凹部に対応する範囲77
では、通常よりも多量のインクが低粘度で溶融されるの
で、凹み部分にも充分な転写が行われて上記のような印
字不良を解消することができる。
【0078】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、印字用テープの長手方向に沿って予め一定本数の
スリットを入れておくので、一回の印字処理で切り出し
た一枚のテープに複数種類の幅のラベルを作成でき、し
たがって、印字したテープを挟み等でいちいち切って複
数枚のラベルを作る必要がなく、手数が掛からず便利で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b) は一実施の形態における印字用テープ
カセットに収容される印字用テープ(被印字媒体)の構
成を示す斜視図である。
【図2】(a) は印字用テープへの一回の印字処理で複数
本の印字済みテープを作成するテープ印字装置の平面
図、(b) はその側面図である。
【図3】(a) は印字用テープの部分斜視図、(b) は印字
用テープを巻回・収容している印字用テープカセット及
びテープ印字装置のテープカセット収納部の内部を示す
斜視図である。
【図4】テープ印字装置のテープカセット収容部に印字
用テープカセットが装着された状態を示す平断面図であ
る。
【図5】(a) 〜(f) はカッターカムとそのカッターカム
に開閉駆動されるカッターの可動刃によるテープ裁断の
動作状態図である。
【図6】テープ印字装置の各部の動作を制御する制御回
路の構成を示すブロック図である。
【図7】(a) は入力部からの入力データの例を示す図、
(b) は印字部により印字された印字用テープの例を示す
図、(c) はその印字テープの使用例を示す図である。
【図8】(a) は制御回路のRAMの各領域のデータ構成
の一例を示す図、(b) は入力部のその他の操作キーの構
成例を示す図である。
【図9】制御回路によるデータ入力処理と印字処理の動
作のフローチャート(その1)である。
【図10】制御回路によるデータ入力処理と印字処理の
動作のフローチャート(その2)である。
【図11】切り込みで分割されて印字領域の下段の文字
を90度回転させて印字した例を示す図である。
【図12】(a) は図1(b) に示す印字用テープへの印字
例を示す図、(b) は切り込みの設け方の他の例を示す図
である。
【図13】更なる他の印字用テープの例と他の印字例を
示す図である。
【図14】(a),(b),(c) は印字テープの特殊な切り込み
の例を示す図、同図(e),(f) は通常の切り込みを参考ま
でに示す図である。
【図15】印字用テープに合計6本のテープが順次1m
mずつ幅が広くなるように形成されている例を示す図で
ある。
【図16】(a) は印字用テープの切り込みを模式的に示
す図、(b) は印字時の状態を拡大して示す図である。
【図17】(a) は従来のテープ印字装置への入力データ
の例を示す図、(b) は印字済みテープの印字状態を示す
図、(c) はそのテープの使用例を示す図である。
【符号の説明】
2 従来の印字済みテープ 3 CD(コンパクトディスク)ケース 4 上段の印字部分 5 下段の印字部分 10、16 印字用テープ 11、18 印字テープ本体 11−1、11−2 テープ 12 印字面 13 粘着材層 14 剥離紙 15、17、18−1〜18−4 切り込み 20 テープ印字装置 21 装置本体 22 入力部 22−1 印刷キー 22−2 改ページキー 22−3 カーソルキー 22−4 選択/実行キー 22−5 文字入力キー 22−6 その他の操作キー 23 表示部 24 開閉蓋 30 印字用テープカセット 31 カセット本体 32 テープスプール 33 インクリボン 33′ 使用済み部分 34 リボン供給スプール 35 リボン巻取スプール 36 コの字形の凹部 40 テープカセット収納部 41 サーマルヘッド 42 プラテンローラ 43 テープ供給軸 44 インクリボン巻取軸 45 支持軸 46 ブラケット 47 コイルばね 48 テープ排出口 49 カッター刃 49a 可動刃 49b 固定刃 51 カッターカム 52 マイクロスイッチ 53 ピン 54 回動アーム 55 長孔 56 支点軸 60 CPU 61 印字部 62 メモリ 62−1 ROM 62−1−1 文字フォントデータ領域 62−1−2 書式データ領域 62−2 RAM 62−2−1 入力データ領域 62−2−2 印字データ領域 62−2−3 その他のデータ領域 63 横書きラベル 64 縦書きラベル 65、68 印字用テープ 65′印字済み部分(印字テープ) 66 ラベル 67、71 自動カット位置 69−1、69−2、69−3、69−4 テープ 72 接着材層 73 剥離紙 74 斜めの切り込み 75 通常の切り込み 77 切り込みの凹部に対応する範囲
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 湖城 孝 東京都羽村市栄町3丁目2番1号 カシオ 計算機株式会社羽村技術センター内 Fターム(参考) 2C055 CC00 CC01 CC05 2C065 AA01 AD02 AD03 AF01 DA09 2C068 AA02 AA06 AA15 AA22 EE03 EE27

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字装置に設けられた印字手段により印
    字形成されるべく保持リールに巻回された長尺状の被印
    字媒体を収容し前記印字装置本体に着脱自在な印字用テ
    ープカセットであって、 前記被印字媒体は、 印字面の裏面に粘着材層が形成された印字テープ本体
    と、 該印字テープ本体に前記粘着材層を介して一体化された
    剥離紙と、 からなり、 前記印字テープ本体には前記剥離紙から剥離された際に
    複数のテープに分離可能に長手方向に沿った切り込みが
    形成されていることを特徴とする印字用テープカセッ
    ト。
  2. 【請求項2】 前記切り込みは、前記複数に分離された
    際の複数の各テープの幅が互いに同じであるように形成
    されていることを特徴とする請求項1記載の印字用テー
    プカセット。
  3. 【請求項3】 前記切り込みは、前記複数に分離された
    際の複数の各テープの幅が互いに異なるように形成され
    ていることを特徴とする請求項1記載の印字用テープカ
    セット。
  4. 【請求項4】 前記切り込みは、前記複数に分離された
    際の複数の各テープの幅が前記複数に分離される以前の
    状態においてテープ幅方向に順次増大するように形成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の印字用テープ
    カセット。
  5. 【請求項5】 前記切り込みは、前記剥離紙の面に対し
    て斜めに傾きを有する切り込み角度で形成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の印字用テープカセット。
  6. 【請求項6】 印字用のインクリボンを更に収容してな
    ることを特徴とする請求項1記載の印字用テープカセッ
    ト。
  7. 【請求項7】 前記印字手段は、印字装置に設けられた
    サーマルヘッドであることを特徴とする請求項1記載の
    印字用テープカセット。
  8. 【請求項8】 印字面の裏面に粘着材層が形成された印
    字テープ本体と該印字テープ本体に前記粘着材層を介し
    て一体化された剥離紙とからなり前記印字テープ本体に
    は前記剥離紙から剥離された際に複数のテープに分離可
    能に長手方向に沿った切り込みが形成されている長尺状
    の被印字媒体を保持リールに巻回収容した印字用テープ
    カセットを、着脱自在に備え、前記被印字媒体を繰り出
    しつつ、該被印字媒体に文字・記号等の印字を行うテー
    プ印字装置であって、 印字すべき印字データを直接若しくは外部機器から入力
    する入力手段と、 該入力手段により入力された印字データを記憶する記憶
    手段と、 該記憶手段に記憶された印字データを前記被印字媒体の
    前記複数に分離されるべき印字テープ本体に順次配分し
    て印字すべく出力データとして編集する出力データ編集
    手段と、 前記編集された出力データを前記記憶手段から読み出し
    該読み出した出力データに基づいて前記印字手段を作動
    させる印字制御手段と、 を備えることを特徴とするテープ印字装置。
  9. 【請求項9】 前記印字制御手段は、前記被印字媒体の
    長手方向に見て略同一の領域であって前記複数に分離さ
    れるべき各テープに同一のデータを印字すべく制御する
    ことを特徴とする請求項8記載のテープ印字装置。
  10. 【請求項10】 前記印字制御手段は、前記被印字媒体
    の長手方向に見て略同一の領域であって前記複数に分離
    されるべき各テープに異なるデータを印字すべく制御す
    ることを特徴とする請求項8記載のテープ印字装置。
  11. 【請求項11】 前記印字制御手段は、印字すべき前記
    出力データが前記被印字媒体の前記複数に分離されるべ
    き各テープのいずれにも納まらない幅であるときは、前
    記複数の各テープの所定のテープを選択して該選択した
    複数のテープに分割して前記印字すべき出力データを印
    字すべく制御することを特徴とする請求項8記載のテー
    プ印字装置。
  12. 【請求項12】 前記印字制御手段は、前記出力データ
    を前記複数のテープにまたがって印字するときは、該複
    数のテープにまたがる領域には印字濃度をより濃く印字
    すべく制御することを特徴とする請求項8記載のテープ
    印字装置。
  13. 【請求項13】 前記印字制御手段は、印字すべき前記
    出力データの印字幅に応じた幅のテープを選択して該選
    択したテープに前記印字すべき出力データを印字すべく
    制御することを特徴とする請求項8記載のテープ印字装
    置。
  14. 【請求項14】 前記印字制御手段は、前記複数のテー
    プから選択されたテープの幅に応じた印字幅にて前記印
    字すべき出力データを印字すべく制御することを特徴と
    する請求項8記載のテープ印字装置。
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