JP2002239965A - 調節ガイド付き無接触保持装置 - Google Patents

調節ガイド付き無接触保持装置

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JP2002239965A
JP2002239965A JP2001033468A JP2001033468A JP2002239965A JP 2002239965 A JP2002239965 A JP 2002239965A JP 2001033468 A JP2001033468 A JP 2001033468A JP 2001033468 A JP2001033468 A JP 2001033468A JP 2002239965 A JP2002239965 A JP 2002239965A
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JP
Japan
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work
guide
contact
suction device
horizontal
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JP2001033468A
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Hiroshi Akashi
博 明石
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Abstract

(57)【要約】 【目的】形状、柔軟性の異なったワークを容易に無接触
状態にて搬送可能にする。 【構成】空気を噴出することにより板状体を無接触状態
にて懸垂保持する無接触吸着具に、移動可能な水平ガイ
ドおよび垂直ガイドを装着して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体ウエハ等のワー
クを無接触状態にて搬送するロボット等の移載装置のハ
ンドとして用いられる搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、空気を噴出することによりワーク
を無接触状態にて懸垂保持する無接触吸着具として特開
昭62−105831がある。
【0003】この無接触吸着具をロボットに装着しワー
クを搬送する場合、無接触吸着具がワークを吸引保持し
た場合、無接触吸着具とワークは空中に浮遊した無接触
状態にて懸垂保持されているので、ワークは水平方向に
は自由に移動可能で、無接触吸着具から外れて落下し、
搬送することができない。
【0004】そのため懸垂保持されているワークの水平
方向の移動を規制するために、無接触吸着具の側面に装
着されたワーク幅の間隔よりやや大きな間隔を有し、か
つ懸垂されているワークより下方に突出する固定された
ガイドによりワーク端面に接触させ、ワークの水平移動
を規制することにより搬送を可能にしている。
【0005】そのためワークの大きさが変更した場合は
ガイドを間隔の大きなガイドに取り替える必要があり、
また柔軟なワークの場合は、端部が垂れ下がりガイドに
接触しないため、より高いガイドと変更する必要があっ
た。
【0006】また搬送時には、ガイド間隔がワークより
大きいため、ガイドとワーク端面が絶えず衝突を繰り返
すためワークを損傷する場合がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、ワークの大きさが変更および端部の垂れ下がりに
対しても容易に対応可能、また搬送時の衝突によるワー
クの損傷を生じさせない無接触保持装置を提供すること
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願に於いて開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば以
下の通りである。
【0009】すなわち、空気を噴出することにより対向
するワークとの間隙に負圧を発生させてワークを無接触
状態にて懸垂保持する無接触吸着具に、水平方向あるい
は垂直方向、あるいは両方向に移動可能なガイドを備え
ることである。
【0010】本発明にあっては、ワークの大きさの変化
にあっては、ガイドを水平方向に移動し、ワークの端部
の垂れ下がりに対しては、ガイドを垂直方向に移動する
ことで対応可能である。
【0011】また搬送時にワーク端面がガイドに頻繁に
接触することにより生じる損傷は、無接触吸着具がワー
クを懸垂後、ガイドを水平方向に移動させワークがガイ
ド端面に密着させ固定することによりワーク搬送時の防
止可能である。
【0012】
【実施例1】以下、本発明の実施例の形態を図面に基づ
いて詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明の一実施形態である調節ガ
イド付き無接触保持装置Bの平面図を、図2に側面図
を、図3に側面断面図を示す。
【0014】無接触吸着具Aの上面2に、長穴のネジ穴
7を設けた水平ガイド4をねじ6により水平移動可能に
装着し、また前記水平ガイド4の先端部に長穴のネジ穴
8を設けた垂直ガイド5を垂直移動可能にねじ16によ
り装着して調節ガイド付き無接触保持装置Aを構成す
る。
【0015】無接触吸着具Aは、上面2の中央部に設け
られたノズル1より高圧空気PをワークGに向かって噴
出することにより、無接触吸着具Aの底面に形成されて
いる作動面3とワークGとの間隙を通過する高速気流に
より該間隙は減圧され、ワークGを吸引する。
【0016】ワークGが吸引され前記間隙が小になると
前記間隙は増圧し、ワークGを引き離す。
【0017】かようにしてワークGは底面に形成されて
いる作動面3に接触することなく空中に浮遊した無接触
状態にて無接触吸着具Aに懸垂保持される。
【0018】ワークGは作動面3と間隙を保って無接触
吸着具Aに懸垂保持されているため、自由に水平方向の
移動が可能である。
【0019】そのためワークGを搬送するためにはワー
クGの外側に、かつワークGの上面より下方に突出した
ガイドを設け、ワークGの側端面にガイドを接触させて
水平方向の移動を規制しワークGを搬送する。
【0020】しかしながらワークGの寸法、形状および
柔軟性は常に同一でない場合がある。
【0021】ワークGの寸法が変化した場合、ねじ6を
緩め水平ガイド4を水平移動させワークGの寸法に合わ
せる。
【0022】またワークGが柔軟性があり、端部が垂れ
下がる場合は、ねじ16を緩め垂直ガイド5を昇降移動
させ、ワークG端部にかかるように垂直ガイド5昇降さ
せる。
【0023】上述のように水平ガイド4および垂直ガイ
ド5を移動させることにより、形状の異なったワークG
あるいは柔軟性が異なり端部の歪み量が異なったワーク
Gを懸垂保持、搬送が可能である。
【0024】
【実施例2】図4には本発明の他の調節ガイド付き無接
触保持装置Dの側面図を示す。
【0025】無接触吸着具Aの上面2に装着された水平
ガイド4は、上面2に固定された駆動装置9にブラケッ
ト11により連結されており、水平ガイド4の下面に固
定された起動装置10は、ブラケット12により垂直ガ
イド5に連接されている。
【0026】駆動装置9、10は、懸垂するワークGの
性状に応じた移動量を記憶させた調節装置(図示せず)
により駆動され、水平ガイド4および垂直ガイド5を所
定の位置まで移動させる。
【0027】あるいはワークGの垂直ガイド5に設けら
れたワークGの端部検出センサー13および端部上面検
出センサー18により、駆動装置9,10を駆動し水平
ガイド4および垂直ガイド5を自動的に移動させること
も可能である。
【0028】上述の構成により異なる形状のワークある
いは端部の垂れ下がり量の異なるワークを、調節ガイド
付き無接触保持装置Cにより懸垂搬送することが可能で
ある。
【0029】ワークGの性状に応じて、水平ガイド4あ
るいは垂直ガイド5の双方あるいは片方のみ調節可能に
することでよい。
【0030】また、ワークGの性状により、垂直ガイド
5はワークGの上面に接触くさせてワークGの移動を規
制することも可能である。
【0031】また水平ガイド4および垂直ガイド5は無
接触吸着具Aに直接取り付けなくても良く、無接触吸着
具Aを装着しているロボットアーム、ブラケット等の外
部機構に取り付けても良い。
【0032】
【発明の効果】本願に開示される発明のうち、代表的な
ものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のと
おりである。
【0033】(1)水平方向に移動可能な水平ガイドを
調節することにより、形状の異なったワークを無接触状
態にて懸垂保持搬送が可能。
【0034】(2)垂直方向に移動可能な垂直ガイドを
調節することにより、ワーク端部の垂れ下がり量の異な
ったワークを無接触状態にて懸垂保持搬送が可能。
【0035】(3)ワーク端部およびワーク端部上面を
検出するセンサーにより自動的に異なる性状のワークを
無接触状態にて懸垂保持搬送が可能。
【0036】(4)ワーク搬送中、水平ガイドを移動さ
せることによりワークの移動を規制し、搬送中のワーク
の損傷を防止することが可能。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の平面図である。
【図2】本発明の実施例の側面図である。
【図3】本発明の実施例の側面断面図である。
【図4】本発明の他の実施例の側面図である。
【符号の説明】
1 ノズル 2 上面 3 作動面室 4 水平ガイド 5 垂直ガイド 6、16 ねじ 7、8 長穴 9、10 駆動装置 13,18 センサー A 無接触吸着具 B、D 調節ガイド付き無接触保持装置 P 高圧空気P G ワーク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気を噴出することにより対向するワーク
    との間隙に負圧を発生させてワークを無接触状態にて懸
    垂保持する無接触吸着具に、調節可能なガイドを備えた
    ことを特徴とする調節ガイド付き無接触保持装置。
JP2001033468A 2001-02-09 2001-02-09 調節ガイド付き無接触保持装置 Pending JP2002239965A (ja)

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