JP2002235625A - 電動燃料ポンプ - Google Patents
電動燃料ポンプInfo
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- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
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Abstract
消費電流を小さくし、バッテリィの負担を軽減すると共
に、回転子巻線でのジュール熱による燃料の気化を防止
し吐出量が低下することのない電動燃料ポンプを得る。 【解決手段】 燃料排出口23から排出される燃料の圧
力を調整する圧力調整器30をポンプケーシング組立体
1に配設し、吐出口9から吐出された燃料圧力が所定の
圧力以上に達したときに燃料を吸入口8近傍に戻し、電
動機15の回転子16に加わる負荷トルクを軽減させる
ようにした。
Description
において燃料タンクに収納されて、燃料タンク内の燃料
を内燃機関のエンジンに圧送する燃料ポンプに関し、特
に、電動駆動方式の燃料ポンプ好適なものである。
報に示された従来の電動燃料ポンプを示す縦断面図、図
8は図7のC−C断面図、図9は従来の電動燃料ポンプ
の性能を示す特性曲線図である。
体を示しており、このポンプケーシング組立体1はポン
プケーシング本体2とカバー3とにより構成され、ポン
プケーシング組立体1内には円板形状で外周縁部に沿っ
て羽根部5を有する回転体であるインペラ4が収納さ
れ、該インペラ4の羽根部5に沿ってポンプケーシング
本体2とカバー3の夫々に跨って円弧帯状のポンプ流路
7が形成されており、ポンプ流路7の両端部位置のカバ
ー3には吸入口8がインペラ4の一方の面から図7の下
方向に開口され、ポンプケーシング本体2には吐出口9
がインペラ4の他方の面から上方向に開口している。
16の中心軸6が嵌挿され、回転子16は、中心軸6が
ポンプケーシング本体2とブラケット24の各々に配設
された軸受17及び軸受18によって支持され、回転可
能にされている。19は、例えば、熱可塑性樹脂成型品
から成るエンドカバーで、ポンプケーシング組立体1と
エンドカバー19とは電動機15の円筒状のヨーク20
によって互いに連結されており、ヨーク20の内周部に
は永久磁石25が環状に配設され、この永久磁石25の
内部に回転子16が収容されている。
19との間には吐出口9より吐出される燃料を貯容する
燃料室21が配設され、この燃料室21とエンドカバー
19の端面に設けられた燃料排出口23は連通してお
り、通路の途中には燃料が流れる方向を規制するチェッ
ク弁22が配設されている。27は回転子16の巻線
(図示しない)に整流子26を介して電流を供給する給
電用ブラシである。
燃料ポンプの動作について説明する。上記のように構成
された電動燃料ポンプにおいては、電動機15の回転子
16の巻線(図示しない)に、給電用ブラシ27、整流
子26を介して電流が供給されると、インペラ4が時計
廻りの方向に回転駆動(図8の矢印で示す)されること
により、燃料が吸入口8よりポンプ流路7の一端部に吸
入され、この燃料はポンプ流路7を時計廻り方向へ流れ
ながら昇圧され、その他端部の吐出口9より燃料室21
を通り、チェック弁22を介して燃料排出口23から排
出される。
横軸が電動燃料ポンプから吐出される燃料の燃料圧力
(P)、縦軸が電動燃料ポンプから吐出される燃料の吐
出量(Q)及び電動燃料ポンプの消費電流(I)で示さ
れる特性曲線図で表され、電動燃料ポンプの燃料排出口
23から吐出された燃料は、図示しない圧力調整器によ
って所定の圧力(P1)に調整された後、車両用内燃機
関のエンジン(図示しない)に供給される。
77681号公報に示されたように電動燃料ポンプとは
別体に配設されている。この場合、電動燃料ポンプの燃
料排出口23から吐出された燃料が圧力調整器(燃圧レ
ギュレータともいう)によって燃料圧力がP1(図9に
示す)に調圧されると、電動燃料ポンプは吐出量Q1、
消費電流I1で連続的に作動するように形成されてお
り、エンジンで消費される燃料消費量をq(図示しな
い)とすると、電動燃料ポンプから吐出された吐出量Q
1から燃料消費量のqを差し引いたQ1−qは余剰燃料
であるため、エンジンに供給されることなく、圧力調整
器から燃料タンク内にフィードバックされるようになっ
ている。
電動燃料ポンプは、エンジンが必要とする燃料消費量
(q)より大きい余剰燃料を含めた吐出量(Q1)を絶
えず吐出するように形成させているため、消費電流(I
1)が大きく、車両用内燃機関に搭載されるバッテリィ
(図示しない)の負担になるばかりでなく、消費電流に
よる回転子16の巻線でのジュール熱により電動燃料ポ
ンプを流れる燃料が気化することによって、燃料排出口
23から吐出される吐出量が低下するという問題があっ
た。
になされたものであり、電動燃料ポンプをエンジンの燃
料消費量に対応した無駄のない運転させることにより消
費電流を小さくし、バッテリィの負担を軽減すると共
に、回転子巻線でのジュール熱による燃料の気化を防止
して、燃料排出口から吐出される吐出量が低下すること
のない電動燃料ポンプを得ることを目的としている。
ポンプは、内部に収納した回転体の回転により燃料を吸
入口から吸込み吐出口から吐出させるポンプケーシング
組立体と、前記回転体に係合して該回転体を回転させる
電動機と、前記吐出口から吐出された燃料を内燃機関の
エンジンに吐出する燃料排出口と、前記燃料排出口から
吐出する燃料圧力を調整する圧力調整器とを備えた電動
燃料ポンプにおいて、前記圧力調整器は前記吐出口から
吐出された燃料圧力が所定の圧力以上の時に燃料を前記
吸入口近傍に戻すことにより、前記燃料排出口から吐出
される燃料圧力を調整するものである。
体の調整器収納穴に配設したものである。
た燃料圧力に基づいて吸入口近傍に戻す燃料流量を制御
するバルブと、該バルブが開閉する圧力を決定するスプ
リングと、該スプリングを保持するスプリングホルダに
より形成されたものである。
接する面に弾性体を配設したものである。
と、嵌合凹部を有するスプリング受により形成され、前
記嵌合凸部を前記嵌合凹部に嵌挿させて前記弾性体と前
記スプリング受を一体的にしたものである。
せ、該スプリングの一方端をバルブに、他方端をスプリ
ングホルダに嵌装させて前記バルブと前記スプリングホ
ルダを一体的に保持させたものである。
内周面の所定の位置に固定したものである。
を設けたものである。
根車にしたものである。
が嵌挿された回転子と、前記中心軸を支持して前記回転
子を回転可能にする軸受と、前記回転子の外周に同心状
に配設された一対の永久磁石と、前記回転子の巻線に電
流を供給する整流子及び給電用ブラシにより形成される
ものである。
よる電動燃料ポンプの実施の形態1を示す縦断面図、図
2は図1のA−A断面図、図3は圧力調整器の部分拡大
断面図、図4は図3のB視部分拡大断面図、図5はこの
発明による実施の形態1による電動燃料ポンプの性能を
示す特性曲線図である。
ングの組立体を示しており、このポンプケーシング組立
体1はポンプケーシング本体2とカバー3とにより構成
され、ポンプケーシング組立体1内部には円板形状で外
周縁部に沿って羽根部5を有する回転体であるインペラ
4が収納され、該インペラ4の羽根部5に沿ってポンプ
ケーシング本体2とカバー3の夫々に跨って円弧帯状の
ポンプ流路7が形成されており、ポンプ流路7の両端部
位置のカバー3には吸入口8がインペラ4の一方の面か
ら図1の下方向に開口され、ポンプケーシング本体2に
は吐出口9がインペラ4の他方の面から上方向に開口し
ている。
16の中心軸6が嵌挿され、回転子16は、中心軸6が
ポンプケーシング本体2とブラケット24の各々に配設
された軸受17及び軸受18によって支持され、回転可
能にされている。19は、例えば、熱可塑性樹脂成型品
から成るエンドカバーで、ポンプケーシング組立体1と
エンドカバー19とは電動機15の円筒状のヨーク20
によって互いに連結されており、ヨーク20の内周部に
は永久磁石25が環状に配設され、この永久磁石25の
内部に回転子16が収容されている。
19との間には吐出口9より吐出される燃料を貯容する
燃料室21が配設され、この燃料室21とエンドカバー
19の端面に設けられた燃料排出口23は連通してお
り、通路の途中には燃料が流れる方向を規制するチェッ
ク弁22が配設されている。27は回転子16の巻線
(図示しない)に整流子26を介して電流を供給する給
電用ブラシである。
ケーシング本体2に配設された燃料戻し孔でその一端が
燃料室21に開口している。2bはポンプケーシング本
体2に配設され燃料戻し孔2aの他端開口と連通する調
整器収納穴で、この収納穴の直径は燃料戻し孔2aの直
径よりも大きくなっている。2cは調整器収納穴2bの
内周面である。燃料室21と吸入口8近傍のポンプ流路
7は燃料戻し孔2aと調整器収納穴2bを介して連通さ
れている。
調整器である。この圧力調整器30は、常時は燃料戻し
孔2aを閉じ、吐出口9から燃料室21内へ吐出された
燃料の圧力が所定の圧力、例えばP1(図5に示す)以
上の時に開いて吸入口8近傍に燃料を戻すバルブ31、
このバルブ31が開閉する圧力を決定するスプリング3
2及び、調整器収納穴2bの内周面2cに嵌挿されてス
プリング32を保持する環状のスプリングホルダ33に
より形成されている。
31bが組み合わされて形成されており、ポンプケーシ
ング本体2の燃料戻し孔2aの他端開口周縁部に当接す
る面に配設された弾性体31aは気密性を確保させるた
めに、例えば、ゴム成形品が用いられ、スプリング32
に当接するスプリング受31bにはスプリング32が当
接したときにスプリング32の荷重で変形しない高剛性
材である例えば、ステンレス板などの金属板またはフェ
ノール樹脂材料からなる樹脂板が用いられる。
を有しており、嵌合凸部31a1がスプリング受31b
にバーリング加工などにより形成された嵌合凹部31b
1の内周部に嵌挿されることによって、弾性体31aと
スプリング受31bは一体的にされる。なお、弾性体3
1aをフィルム状のものとし、スプリング受31bを被
装させても良い。
ポンプケーシング本体2に押圧された状態(燃料室21
内の圧力が所定の圧力以下のとき)において、燃料室2
1内の燃料が吸入口8近傍にリークしないようにするも
のであり、上記したような2部品(弾性体31aとスプ
リング受31b)の構成ではなく1部品とし、平面度の
良い、例えば、金属板、樹脂板などを用いても良い。ス
プリング32には、ステンレス線により形成されたコイ
ルばねが用いられるが、バルブ31とスプリングホルダ
33を相反する方向に付勢するものであれば、例えば、
板ばねなどを用いても良い。
隔の、例えば4個の切欠き33aが設けられ、かつ中央
にバーリング部33bが設けられている。この切欠き3
3aは吸入口8に戻される燃料が流れる通路を形成する
と共に、スプリングホルダ33の剛性を低下させること
により調整器収納穴2bの内周面2cへのスプリングホ
ルダ33の嵌挿を容易にするものであり、バーリング部
33bはスプリング32を保持するものである。
1、スプリング32及びスプリングホルダ33を調整器
収納穴2b内へ組み込み方法について説明する。 (1)スプリング受31bの嵌合凹部31b1の外周面
にスプリング32の一方端の内周面を嵌挿する。この
時、スプリング32の内周面寸法は嵌合凹部31b1の
外周面寸法よりも小さく設定されているため、スプリン
グ32はスプリング受31bに圧入された状態で保持さ
れる。
プリングホルダ33のバーリング部33bの外周面に嵌
挿する。この時、スプリング32の内周面寸法はバーリ
ング部33bの外周面寸法よりも小さく設定されている
ため、スプリングホルダ33はスプリング32に圧入さ
れた状態で保持され、バルブ31とスプリングホルダ3
3はスプリング32を介して、一体的に結合される。
1、スプリング32及びスプリングホルダ33(圧力調
整器30)を調整器収納穴2bに挿入し、スプリングホ
ルダ33の外周面を内周面2cに沿って図3の上方向に
所定の位置まで押し込む。
プの動作について、図1から図5を用いて説明する。最
初に、電動燃料ポンプが装着された車両用内燃機関のエ
ンジンが、例えば停止状態などの燃料消費をしていない
場合について説明する。 (1) 電動機15の回転子16の巻線(図示しない)
に、給電用ブラシ27、整流子26を介して電流が供給
されると、回転子16が回転し、中心軸6を介してイン
ペラ4が時計廻り方向に回転駆動(図2)される。
5が円弧帯状のポンプ流路7に沿って回転すると、羽根
部5に旋回流が発生し、回転移動に伴って運動エネルギ
ーが大きくなってポンプ作用を生じる(吸入口8の近傍
は負圧、吐出口9の近傍は正圧)ことにより、燃料が吸
入口8からポンプ流路7の一端部に吸入され、この燃料
はポンプ流路7を時計廻り方向へ流れながら昇圧され、
ポンプ流路7の他端部から吐出口9を通して燃料室21
へ吐出される。
ック弁22を介して燃料排出口23から図示しない車両
用内燃機関のエンジンに吐出しようとするが、エンジン
の消費量がない場合、燃料排出口23が閉じられている
のと同状態であるため、燃料室21内の燃料圧力は急激
に上昇する。
5)に達すると、バルブ31が開き、燃料室21内の燃
料は燃料戻し孔2aからバルブ31の開閉部、調整器収
納穴2b、スプリングホルダ33に配設された切欠き3
3a部を通って吸入口8近傍に戻されることにより燃料
圧力が上昇することなく燃料室21内の燃料圧力はP1
に保持される。この時の吐出量はQ0である。
ングホルダ33を調整器収納穴2bの内周面2cへ嵌挿
する位置を設定することにより変更可能であり、例え
ば、スプリングホルダ33を押し込む(図3の上方向)
ことにより、燃料圧力を高く設定することができる。
(図5のP2)
し、電動燃料ポンプが燃料を排出している時に燃料消費
量が変化する場合の電動燃料ポンプの動作について説明
する。 (1) 電動燃料ポンプが、燃料圧力P1、燃料排出口
23からエンジンへ吐出する吐出量Q1、消費電流I1
で作動(図5のQ1及びI1)する。なお、この時、本
説明ではバルブ31は閉状態で、吐出口9から吐出され
た燃料の全てが燃料室21からチェック弁22を介して
燃料排出口23からエンジンに吐出されているものとす
るが、燃料戻し孔2aからバルブ31の開閉部、調整器
収納穴2b、スプリングホルダ33に配設された切欠き
33aを介して吸入口8近傍に少量だけ戻すように設定
しておいても良い。
出口23から排出される吐出量)がQ1からQ2に低下
すると、燃料室21内の燃料圧力が上昇するが、バルブ
31が開き、燃料室21内の燃料は燃料戻し孔2aから
バルブ31の開閉部、調整器収納穴2b、スプリングホ
ルダ33に配設された切欠き33aを介して吸入口8近
傍に戻されるため、燃料室21内の燃料圧力はP1に保
持される。
された燃料が戻されると、吸入口8の近傍に発生した負
圧が緩和され、中心軸6を介して回転子16に加えられ
ていた負荷トルクが減少するため、電動機15(電動燃
料ポンプ)の消費電流はI1からI2に低下する。
出口23から排出される吐出量)が更に低下し、Q3に
なると、燃料戻し孔2aからバルブ31の開閉部、調整
器収納穴2b、スプリングホルダ33に配設された切欠
き33aを介して吸入口8近傍に戻される燃料が増大
し、吸入口8の近傍に発生した負圧が更に緩和され、中
心軸6を介して回転子16に加えられていた負荷トルク
が更に減少するため、電動機15(電動燃料ポンプ)の
消費電流がI3に低下する。
出口23から排出される吐出量)がQ2に増加すると、
燃料室21内の燃料圧力が低下し、燃料室21内から燃
料戻し孔2a、バルブ31の開閉部、調整器収納穴2
b、スプリングホルダ33に配設された切欠き33aを
介して吸入口8近傍に戻されていた燃料が減少し、吸入
口8の近傍に発生した負圧が上昇し、吐出口9から燃料
室21へ吐出する燃料を増加させると共に、燃料室21
内の燃料圧力を上昇させてP1を保持する。なお、この
時、負圧の上昇に伴い中心軸6を介して回転子16の負
荷トルクが増加するため、電動機15(電動燃料ポン
プ)の消費電流がI2に増加する。
燃料消費量が増減すると、燃料室21内から燃料戻し孔
2a、バルブ31の開閉部、調整器収納穴2b、スプリ
ングホルダ33に配設された切欠き33aを介して吸入
口8近傍に戻される燃料が増減し、これに伴っ吸入口8
の近傍に発生した負圧が増減し、電動機15の消費電流
が増減すると共に、燃料圧力はP1に保持される。
によれば、電動燃料ポンプをエンジンの燃料消費量に対
応した運転させることにより消費電流を小さくし、バッ
テリィの負担を軽減すると共に、回転子巻線でのジュー
ル熱による燃料の気化を防止することができるので、燃
料排出口から吐出される吐出量が低下することのない電
動燃料ポンプを得ることができる。
せる回転体に、円板形状で外周部に羽根部を有する羽根
車を用いた非容積形方式の場合であり、例えば、特開2
000−265972号公報に示されたトロコイドギア
を用いた容積形方式に適用しても良いが、非容積形方式
の場合は容積形方式の場合に比較し、電動機の消費電流
が大きく、本発明を適用すれば消費電流低下の効果が大
きいものである。
子26と、整流子26に摺接する給電用ブラシ27で形
成される直流モータを用いた場合であり、例えば、特開
2000−228890号公報に示されたブラシレスモ
ータを用いても良いが、直流モータを用いたものに適用
した場合は消費電流を低下させることにより、整流子2
6及び給電用ブラシ27が摺動するときの摩耗が抑制さ
れるという効果がある。
0をポンプケーシングの組立体1の調整器収納穴2bに
収納させたが、吐出口9から吐出された燃料を吸入口8
近傍に戻すことができる個所であれば、電動燃料ポンプ
内または、電動燃料ポンプのヨーク20の外周面に配設
しても良い。
口23に圧力調整器30を接続し、燃料を吸入口8に戻
すようにしても良いが、圧力調整器30を電動燃料ポン
プ内に収納させたものは圧力調整器30の取付けスペー
スを少なくした燃料ポンプシステムを形成できるという
効果がある。
内部に収納した回転体を回転させて燃料を吸入口から吸
込み吐出口から吐出させるポンプケーシング組立体と、
前記回転体に係合して該回転体を回転させる電動機と、
前記吐出口から吐出された燃料を内燃機関のエンジンに
吐出する燃料排出口と、前記燃料排出口から吐出する燃
料圧力を調整する圧力調整器とを備えた電動燃料ポンプ
において、前記圧力調整器は前記吐出口から吐出された
燃料圧力が所定の圧力以上の時に燃料を前記吸入口近傍
に戻すことにより、前記燃料排出口から吐出される燃料
圧力を調整するようにしたので、エンジンの燃料消費量
が低下した時に吐出口から吐出された燃料が吸入口近傍
に戻されて、回転子の負荷トルクを減少させ、電動機
(電動燃料ポンプ)の消費電流を低下させるので、バッ
テリィの負担を軽減すると共に、回転子の巻線でのジュ
ール熱による燃料の気化防止することができる。
器を電動燃料ポンプ内のポンプケーシング組立体の調整
器収納穴に配設したので、圧力調整器の取付けスペース
を少なくした燃料ポンプシステムを形成できる。
器は、出口から吐出された燃料圧力に基づいて吸入口近
傍に戻す燃料流量を制御するバルブと、該バルブが開閉
される圧力を決定するスプリングと、該スプリングを保
持するスプリングホルダにより形成されているので、簡
単な構成で燃料圧力を精度よく調整することができる。
ポンプケーシング本体に当接する面に弾性体を配設した
ので、バルブがポンプケーシング本体に押圧された状態
(燃料室内の圧力が所定の圧力以下のとき)において、
ポンプケーシング本体と弾性体間の気密性が良く、燃料
室内の燃料が吸入口近傍にリークすることがないので、
圧力調整器としての調整性能が良い。
れば、バルブは嵌合凸部を有する弾性体と、嵌合凹部を
有するスプリング受により形成され、前記嵌合凸部を前
記嵌合凹部に嵌挿させて前記弾性体と前記スプリング受
を一体的にすると共に、スプリングをコイルばねで形成
させ、該スプリングの一方端をバルブに、他方端をスプ
リングホルダに嵌装させて前記バルブと前記スプリング
ホルダを一体的に保持させたので、バルブ、スプリング
及びスプリングホルダが一体になるので調整器収納穴へ
の組み込み性が良い。
グホルダを調整器収納穴の内周面の所定の位置に固定す
るようにしたので、バルブが開閉する圧力を決定するス
プリングを確実にセットでき、燃料圧力を精度よく設定
することができる。
グホルダの周縁部に切欠きを設けたので、燃料室から吸
入口近傍に向って燃料がスムーズに流れると共に、調整
器収納穴の内周面へのスプリングホルダの嵌挿が容易で
ある。
外周部に羽根部を有する羽根車であり、電動機の消費電
流が大きい非容積形方式のものに適用したので、消費電
流低下の効果が大きく、回転子の巻線でのジュール熱に
よる燃料の気化防止に対して大きな効果を有する。
を回転体に係合する中心軸が嵌挿された回転子と、前記
中心軸を支持して前記回転子を回転可能にする軸受と、
前記回転子の外周に同心状に配設された一対の永久磁石
と、前記回転子の巻線に電流を供給する整流子及び給電
用ブラシにより形成させたので、電動機の消費電流を低
下させたことにより、電動機を形成する整流子及び給電
用ブラシの摺動時の摩耗を抑制することができる。
1を示す縦断面図である。
ポンプの性能を示す特性曲線図である。
施例を示す縦断面図である。
る。
図である。
調整器収納穴、2c 内周面、4 インペラ(回転
体)、5 羽根部、6 中心軸、8 吸入口、9 吐出
口、15 電動機、16 回転子、17,18 軸受、
23 燃料排出口、25 永久磁石、26 整流子、2
7 給電用ブラシ、30 圧力調整器、31 バルブ、
31a 弾性体、31a1 嵌合凸部、31b スプリ
ング受、31b1 嵌合凹部、32 スプリング、33
スプリングホルダ、33a 切欠き。
Claims (10)
- 【請求項1】 内部に収納した回転体の回転により燃料
を吸入口から吸込み吐出口から吐出させるポンプケーシ
ング組立体と、前記回転体を回転させる電動機と、前記
吐出口から吐出された燃料を内燃機関のエンジンに吐出
する燃料排出口と、前記燃料排出口から吐出する燃料圧
力を調整する圧力調整器とを備えた電動燃料ポンプにお
いて、前記圧力調整器は前記吐出口から吐出された燃料
圧力が所定の圧力以上の時に燃料を前記吸入口近傍に戻
すことにより、前記燃料排出口から吐出される燃料圧力
を調整することを特徴とする電動燃料ポンプ。 - 【請求項2】 圧力調整器をポンプケーシング組立体の
調整器収納穴に配設したことを特徴とする請求項1記載
の電動燃料ポンプ。 - 【請求項3】 圧力調整器は、吐出口から吐出された燃
料圧力に基づいて吸入口近傍に戻す燃料流量を制御する
バルブと、該バルブが開閉する圧力を決定するスプリン
グと、該スプリングを保持するスプリングホルダにより
形成されたことを特徴とする請求項1または請求項2記
載の電動燃料ポンプ。 - 【請求項4】 バルブのポンプケーシング本体に当接す
る面に弾性体を配設したことを特徴とする請求項3記載
の電動燃料ポンプ。 - 【請求項5】 バルブは、嵌合凸部を有する弾性体と、
嵌合凹部を有するスプリング受により形成され、前記嵌
合凸部を前記嵌合凹部に嵌挿させて前記弾性体と前記ス
プリング受を一体的にしたことを特徴とする請求項3記
載の電動燃料ポンプ。 - 【請求項6】 スプリングをコイルばねで形成させ、該
スプリングの一方端をバルブに、他方端をスプリングホ
ルダに嵌装させて前記バルブと前記スプリングホルダを
一体的に保持したことを特徴とする請求項3記載の電動
燃料ポンプ。 - 【請求項7】 スプリングホルダを調整器収納穴の内周
面の所定の位置に固定したことを特徴とする請求項3記
載の電動燃料ポンプ。 - 【請求項8】 スプリングホルダの周縁部に切欠きを設
けたことを特徴とする請求項7記載の電動燃料ポンプ。 - 【請求項9】 回転体は外周部に羽根部を有する羽根車
であることを特徴とする請求項1記載の電動燃料ポン
プ。 - 【請求項10】 電動機は、回転体に係合する中心軸が
嵌挿された回転子と、前記中心軸を支持して前記回転子
を回転可能にする軸受と、前記回転子の外周に同心状に
配設された一対の永久磁石と、前記回転子の巻線に電流
を供給する整流子及び給電用ブラシにより形成されるこ
とを特徴とする請求項1記載の電動燃料ポンプ。
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