JP2002231781A - 基板処理装置及び基板処理装置における基板搬送方法 - Google Patents

基板処理装置及び基板処理装置における基板搬送方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板処理装置における基板の搬送空間を局所
的に温湿度調整し、運転エネルギーを小さくすること。 【解決手段】 移動自在な搬送基体の上側に進退自在な
ウエハ搬送用のアームを設け、更に搬送基体の上側をカ
バー体にて覆い、前記アームの進退を妨げないように前
方側のみが開口するケース体を構成する。ケース体の内
部にアーム前方側のウエハ保持領域を左右から挟むよう
に一対の気体供給部を設け、搬送基体表面には前記ウエ
ハ保持領域よりも後方側に排気口を形成する。気体供給
部の基端側には温度及び湿度を調整した空気を供給する
調整部が接続され、アームがウエハを搬送する際に気体
供給部から調節した空気の供給を行うと、この空気は後
方側の排気口へと流れるため、アーム及びウエハは適当
な温湿度に保たれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば半導体ウエ
ハや液晶ディスプレイ用のガラス基板といった各種基板
に対し、例えばレジスト液の塗布、露光及び現像を行う
基板処理装置及び基板処理装置における基板搬送方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ウエハ(以下ウエハという)や液
晶ディスプレイのLCD基板の表面上に回路パターンを
形成する工程は多岐に亘るため、例えば各工程ごとに使
用する処理装置をユニット化すると共に、これら処理ユ
ニットの間を基板が移動できるように搬送手段を組み合
わせて、例えば所定のレジストパターンの形成を行うパ
ターン形成装置を構成している。
【0003】図11はこのようなパターン形成装置の従
来例を示す概略平面図であり、ウエハWを収納した基板
カセットCはカセットステーション1Aから搬入され
る。カセットステーション1Aの奥には図示しないウエ
ハWの受け渡し手段を挟んで筐体により周囲を囲まれる
処理ブロック1Bが設けられており、この処理ブロック
1Bにはメインアーム等と呼ばれる主搬送手段11、加
熱、冷却を含む複数の処理ユニットが多段に積み重ねら
れた棚ユニット12、及び塗布ユニットや現像ユニット
等の液処理ユニット13が配置されている。また処理ユ
ニット1Bの奥側にはインターフェイスユニット1Cを
介して露光装置1Dが設けられている。
【0004】レジストの塗布、現像は、処理の状態例え
ば面内均一性やパターンの線幅の状態などが温度、湿度
に影響されるため、液処理ユニット内には、温湿度調整
された空気のダウンフローが形成されている。一方液処
理ユニット内に搬入されるウエハWは予め冷却プレート
で液処理ユニットの雰囲気に応じた温度に調整される
が、冷却ユニットから液処理ユニット内に搬送されるま
での温度変化をできるだけ少なくするために、処理ブロ
ック内の雰囲気も調整しておく必要がある。
【0005】通常、半導体製造装置が置かれているクリ
ーンルーム内の雰囲気は所定の温度、湿度に調整されて
おり、この空気を装置内に上部のフィルタを介してダウ
ンフローとして取り込むことにより装置内の温度、湿度
を所定の雰囲気としている。この場合クリーンルーム内
の空気を更に温湿度調整することにより液処理ユニット
の雰囲気に近い雰囲気を処理ブロック内に作り出すこと
ができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで空気の温度、
湿度を調整するためには、冷却手段、加熱器、加湿器な
どが必要であるが、ウエハが大口径化しているので温
度、湿度を調整しようとすると、多大なエネルギーが必
要となり、コストが高騰する。また、共通の搬送空間内
に複数の基板搬送手段を設けた際には、例えば一方で現
像処理前のウエハを搬送し、他方では塗布処理前のウエ
ハを搬送する場合のように、各基板搬送手段ごとに、ウ
エハに対してこれから行う処理に適した雰囲気で搬送を
行うことが好ましい場合もある。しかしこのような場合
において、装置内部の温湿度調整を一括して行えば、双
方にとって最適な雰囲気を作り出すことは困難である。
【0007】本発明はこのような事情に基づいてなされ
たものであり、その目的は、基板処理装置において基板
の搬送空間の雰囲気を局所的に調整でき、運転エネルギ
ーが小さくて済む技術を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る基板処理装
置は、基板に対し処理を行う処理ユニットと、この処理
ユニットとの間で基板の受け渡しを行う基板搬送手段
と、を備えた基板処理装置において、前記基板搬送手段
が、前面に開口部が形成されたケース体を備えた移動自
在な搬送基体と、基板を保持し、前記ケース体に収まる
後退位置とケース体の前方位置との間で前記開口部を介
して進退できるように前記搬送基体に設けられたアーム
と、前記ケース体内における前記アームの基板保持領域
に向けて気体の供給を行う気体供給部と、前記気体供給
部に対して供給される気体を所定の温度に調整する調整
部と、を備えることを特徴とする。
【0009】このような構成によれば、例えば基板の搬
送時において、当該基板を保持するアームをケース体内
部に収納し、当該ケース体内部のみに温度調整した気体
の供給を行う運用が行えるため、基板処理装置の内部全
体に温度調整した空気を供給する場合に比して少ないエ
ネルギーで基板周囲の雰囲気を調整することができる。
また、この発明においては、ケース体内に温度調整に加
えて更に湿度調整した気体を供給するようにしてもよ
い。
【0010】基板搬送手段の具体例としては、ケース体
内部に互いに独立して進退できると共に上下に重ねて設
けられた複数のアームと、気体供給部とを設け、気体供
給部から前記アームの基板保持領域を左右両側から挟む
ように気体の供給を行う構成としたものを挙げることが
できる。この例において気体供給部の位置をケース体の
先端近傍とすると共に、ケース体内部に気体を吸引する
ための排気口を設ける構成としてもよく、該排気口の位
置を例えばケース体内におけるアームの基板保持領域よ
りも後方側にすることで、気体供給部から供給される調
整された空気は、アームの基板保持領域を横切り後方側
へと向かうこととなり、ケース体内に気流が形成され
る。即ち、気流はアームを左右から挟むように且つ前記
基板保持領域を横切って流れるため、アームが基板を保
持する際にも各アーム間に気体が流れ易く、温度調整の
効果を高めることができる。
【0011】また、調整部は前記気体を所定の温度に調
整すると共に所定の湿度に調整するものとしてもよく、
処理ユニット及び基板搬送手段が置かれる基板の搬送空
間は筐体により囲むと共に調整部を前記筐体の外側に設
けるようにしてもよい。
【0012】更に本発明に係る基板処理装置における基
板搬送手段は、搬送基体の上下方向の移動領域に対応す
るように縦長の開口部が形成された囲み部材と、この囲
み部材の内側から前記開口部を介して前記搬送基体を支
持する支持部と、前記囲み部材内に設けられ、前記支持
部を昇降させる昇降機構と、前記囲み部材内の雰囲気を
基板が置かれる雰囲気の外へ排気する排気手段と、を備
え、排気口から吸引される気体をケース体から支持部内
を連通する排気路を介して前記排気手段から排気する構
成としてもよい。
【0013】本発明に係る基板処理装置における基板搬
送方法は、基板に対し処理を行う処理ユニットと、この
処理ユニットとの間で基板の受け渡しを行う基板搬送手
段と、を備えた基板処理装置において、前記基板搬送手
段のアームにより前記処理ユニットとの間で基板の受け
渡しを行う工程と、前記基板を保持したアームを後退さ
せて基板搬送手段のケース体内に収納し、この状態でケ
ース体を移動させて基板を搬送し、その後アームを前進
させて当該ケース体の前方に位置させて基板を受け渡す
状態とする工程と、前記ケース体内の基板に対して温度
調整がされた気体を供給する工程と、を含むことを特徴
とする。この発明において、ケース体内の基板に対して
供給する気体は温度調整に加えて更に湿度調整を行った
ものであってもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係る基板処理装置
の実施の形態を、基板に対して所定のレジストパターン
を形成するパターン形成装置を例にとって説明する。図
1はこのパターン形成装置を示す平面図であり、図2は
同斜視図である。図中11は基板であるウエハWが例え
ば13枚密閉収納されたカセットCを搬入出するための
カセットステーションであり、このカセットステーショ
ン11には前記カセットCを載置する載置部12と、こ
の載置部12から見て前方の壁面に設けられる開閉部1
3と、開閉部13を介してカセットCからウエハWを取
り出すための受け渡し手段14とが設けられている。カ
セットステーション11の奥側には筐体20にて周囲を
囲まれる処理部S1が接続されており、この処理部S1
には手前側から順に加熱・冷却系のユニットを多段化し
た棚ユニット21,22,23と、後述する塗布・現像
ユニットを含む各処理ユニット間のウエハWの受け渡し
を行うための基板搬送手段である主搬送手段3(3A,
3B)とが交互に配列して設けられている。
【0015】即ち、棚ユニット21,22,23及び主
搬送手段3(3A,3B)はカセットステーション21
側から見て前後一列に配列されており、各々の接続部位
には図示しないウエハ搬送用の開口部が形成されてお
り、ウエハWは処理部S1内を一端側の棚ユニット21
から他端側の棚ユニット23まで自由に移動することが
できるようになっている。また、主搬送手段3(3A,
3B)は、カセットステーション21から見て前後方向
に配置される棚ユニット21,22,23側の一面部
と、後述する例えば右側の液処理ユニット2(2A,2
B)側の一面部と、左側の一面をなす背面部とで構成さ
れる区画壁30により囲まれる空間内に置かれている。
【0016】主搬送主段3(3A,4B)の棚ユニット
21,22,23が接続していない部位例えば前述の右
側面部には、夫々塗布ユニットや現像ユニット等を多段
化した液処理ユニット2(2A,2B)が設けられてい
る。24、25は例えば温度または湿度の調整装置、ポ
ンプ、ダクト等を備えた温湿度調整ユニットである。
【0017】液処理ユニット2(2A,2B)は、例え
ば図2に示すように塗布液(レジスト)や現像液といっ
た薬液供給用のスペースをなす収納部26の上に塗布装
置または現像装置が収納される処理容器27が複数段例
えば5段に積層された構成とされており、この処理容器
27の主搬送手段3(3A,3B)側の側面には、ウエ
ハWの搬入出時に後述するウエハ搬送用のアームが侵入
できるように搬送口28が形成されている。また棚ユニ
ット21,22,23については、加熱ユニットや冷却
ユニットの他、ウエハの受け渡しユニットや疎水化処理
ユニットなどが例えば上下10段に割り当てられてい
る。
【0018】この処理部S1(筐体20)の上部には図
示しないFFU(ファンフィルタユニット)が、また底
部には図示しない排気手段が設けられており、清浄な空
気がダウンフローとして流れるようになっている。ま
た、処理部S1における棚ユニット23の奥側にはイン
ターフェイス部S2を介して露光装置S3が接続されて
いる。インターフェイス部S2は受け渡し手段29と、
バッファカセットC0とを備えており、前記処理部S1
と露光装置S3とバッファカセットC0との間でウエハ
Wの受け渡しを行うものである。なお図1、2では省略
しているが、ウエハWの受け渡しが行われる各ユニット
間には図示しないゲートバルブまたはシャッターが設け
られており、各々の空間を気密に保つことができるよう
に構成されている。
【0019】ここで本実施の形態の主要部である主搬送
手段3(3A,3B)の構成について、主搬送手段3A
を例に取って説明を行う。詳細説明に先立ち、図1、2
を参照しながら、全体の概略について説明すると、この
主搬送手段3AはウエハWの保持及び受渡しを行う搬送
部本体5と、この搬送部本体6の先端を支持して一体的
に昇降するように構成された水平な支持部31とを備え
ている。この支持部31の両側には縦長かつ箱形の囲み
部材4(4A,4B)が設けられており、この中に設け
られた後述の駆動部により支持部31が昇降されるよう
に構成されている。
【0020】次に主搬送手段3Aの細部について説明す
る。先ず図3に示す斜視図を参照して囲み部材4(4
A,4B)の説明を行うが、これら囲み部材4(4A,
4B)は同形状で且つ搬送部本体5から見て左右対称に
配置されるため、ここでは囲み部材4Bを省略し囲み部
材4Aのみを説明する。囲み部材4Aは図示しない囲み
部材4Bと対向する側面に、支持部31の移動領域即ち
ウエハWの上下方向の搬送領域に対応するように縦方向
にスリット状の第1の開口部41が形成されており、そ
の内部は前記第1の開口部41が形成されている方向を
前方とすると、隔壁42により例えば第1の開口部41
を有する前側の第1の部屋D1と、後側の第2の部屋D
2とに区画されている。
【0021】第1の部屋D1には支持部31の案内手段
であるガイド軸43が設けられており支持部31の端部
に形成される横断面凹状の係合部32と噛み合い、これ
を昇降自在にガイドするようになっている。また第1の
部屋D1には、天井及び底面の近傍に夫々設けられるプ
ーリ44a,44bと、これに巻き付けられたベルト4
4cとからなる駆動機構44とが設けられており、ベル
ト44cは支持部31を貫通して一体的に固定されてい
る。従ってベルト44cが図示しないモータの駆動力に
より回転駆動すると、その動きに伴い支持部31がガイ
ド軸43に沿って昇降する仕組みとなっている。なお囲
み部材4A及び4Bの夫々の駆動機構44は同期して回
転するように構成されている。また第2の部屋D2の内
部には、各々水平に回転するファン45が例えば等間隔
で多段に配置されており、また底面には排気口46が形
成されている。詳細は後述するが、ファン45及び排気
口46は、隔壁42に形成される図示しない第2の開口
部を介して第1の部屋D1側の雰囲気を囲み部材4A外
部へ排気するために設けられる排気手段を構成するもの
である。
【0022】次に図3、図4及び図5を参照して搬送部
本体5の説明を行う。搬送部本体5は図3に示すよう
に、前記支持部31に先端が固定された昇降台33の上
に回転機構34を介して鉛直軸周りにθ回転できるよう
に設けられており、支持部31と共に一体的に昇降する
ようになっている。この搬送部本体5の底面をなす板状
の搬送基体51の表面には、図4に示すように後述する
アームの前進する方向から見て後方側に例えば多数の孔
部からなる排気口52が形成されている。また搬送基体
51の両側面には、X方向に延びるガイド溝53が例え
ば平行となるように形成されている。
【0023】54はアーム支持部であり、基板受渡し手
段である三基のアーム55(55a,55b,55c)
を搬送基体51の上方で支持すると共に、これらアーム
55(55a,55b,55c)の中から選択されたも
のをガイド溝53に沿って進退させるように構成されて
いる。なお図4に示すアーム55(55a,55b,5
5c)の位置は後退位置であり、上述した排気口52の
位置は、この後退位置におけるアーム55(55a,5
5b,55c)の馬蹄形部分で囲まれたウエハ保持領域
56よりも後方側に形成されている。
【0024】また、ウエハWの受渡しを行う際には図4
中において搬送基体51の後端に位置するアーム支持部
54が該搬送基体51の先端近傍まで前進し、例えば一
のアーム55(55a,55b,55c)前方のウエハ
保持領域56が例えば液処理ユニット2などのウエハW
の受渡し先へ侵入するようになっている。
【0025】搬送基体51の上方には、アーム55(5
5a,55b,55c)の後退時におけるウエハ保持領
域56を外部から区画して所定の温度、湿度雰囲気とす
るために、アーム支持部54及びアーム55(55a,
55b,55c)を覆うカバー体6が設けられている。
搬送基体51及びカバー体6はケース体60を構成する
ものであり、このケース体60は、アーム55(55
a,55b,55c)が進退できるように、前面側を開
口してアーム55(55a,55b,55c)の周囲を
囲み、その内壁面には、例えば後退位置におけるアーム
55(55a,55b,55c)のウエハ保持領域56
を左右両側から挟むように例えばパネル状の気体供給部
61(61a、61b)が設けられている。この気体供
給部61(61a、61b)には各アーム55(55
a,55b,55c)のウエハ保持領域56に対して気
体の供給を行うことができるようにウエハ保持領域56
の前後の長さに亘って、またアーム55(55a,55
b,55c)の各段の高さ位置に応じて多数のガス供給
孔62が形成されている。
【0026】また気体供給部61(61a、61b)の
後端には、例えば処理部S1(筐体20)の上部に設け
られる調整部63からファン64及びパーティクル除去
用の清浄化フィルタ65を介して配管される例えばフレ
キシブルチューブよりなる気体供給管66が接続されて
いる。調整部63は例えば工場内の空気(外部空気)を
取り込み、これを温度調整してケース体60内に供給す
るためのものであり、例えば取り込んだ空気を一旦0℃
以下に冷却して除湿し、加湿器で所定の湿度に加湿する
と共に加熱器で所定の温度まで加熱するように構成され
ている。このようにして調整された空気はファン64に
て送気され、清浄化フィルタ65にて清浄化されてケー
ス体60内へ供給されるようになっている。
【0027】上述した排気口52は、ケース体60の内
部雰囲気を吸引して前方側から後方側に流れる気流を形
成するためのものであり、以下に図5及び図6を参照し
ながら排気口52と接続する排気側についての説明を行
う。図示するように排気口52の下流側には、搬送基体
51、回転機構34及び昇降台33の内部を連通する流
路71が形成されており、この流路71は支持部31内
に形成される中空部72へと接続されている。図3では
説明を省略したが、中空部72は支持部31内部を長手
方向に貫通するように形成されており、その両端部をな
す孔部73は、係合部32における隔壁42と対向する
垂直面に形成されている。このように排気口52は流路
71及び中空部72を介して第1の部屋D1へと繋がっ
ているため、第1の部屋D1にて排気を行うと排気口5
2における吸引も同時に行われる仕組みとなっている。
また図6に示すように隔壁42には、既述の例えば支持
部材41の昇降領域と対応するように上下に延びるスリ
ット状の第2の開口部74が形成されているため、第2
の部屋D2において排気を行うと、この第2の開口部7
4を介して第1の部屋D1側の雰囲気が吸引されるよう
になっている。なお、流路71及び中空部72は特許請
求の範囲における排気路に相当するものである。
【0028】次に上述実施の形態の作用について説明す
る。先ずカセットCがカセットステーション11に搬入
されると、開閉部13と共にカセットCの蓋体が外され
て受け渡し手段14によりウエハWが取り出される。そ
してウエハWは受け渡し手段14から棚ユニット21中
の受け渡しユニット(載置台が置かれているユニット)
を介して主搬送手段3Aへと受け渡され、例えば液処理
ユニット2A内の塗布装置でレジスト液の塗布が行われ
た後、主搬送手段3Aから棚ユニット22の受け渡しユ
ニット、主搬送手段3B、棚ユニット23の受け渡しユ
ニット及びインターフェイス部S2の受け渡し手段29
を経て露光装置S3へと搬送され、露光が行われる。な
おウエハWにレジストを塗布する前には、棚ユニット2
1,22,23に含まれる処理ユニットにて例えば疎水
化処理、冷却処理が行われ、レジストを塗布した後は、
加熱処理及び冷却処理が行われる。露光後、ウエハWは
逆の経路で主搬送手段3Aまで搬送され、例えば液処理
ユニット2A内の現像ユニットにて現像され、こうして
所定のレジストパターンが形成される。なお現像の前後
には棚ユニット21,22,23にて加熱及び冷却処理
などの前処理及び後処理が行われる。
【0029】ここで主搬送手段3(3A,3B)におけ
る搬送部本体5に着目し、ウエハWの搬送時における作
用を説明する。先ず主搬送手段3(3A,3B)におけ
る囲み部材4(4A,4B)では搬送部本体5の昇降を
行うに先立ち、ファン45を回転させて排気が行われて
いる。具体的には第2の部屋D2内では例えば上段側よ
りも下段側のファン45の回転速度が速くすることで排
気口46に向かう下降流を形成しており、この下降流に
より第1の部屋D1側の雰囲気は第2の開口部74を介
して第2の部屋D2側へ吸引される。これに伴い第1の
部屋D1内には第1の開口部41から第2の開口部74
に至る気流が形成されるため、例えば支持部31を昇降
させるとき、駆動機構44から生じるパーティクルがウ
エハWの搬送領域である第1の開口部41の前方側へ向
うことが抑えられる。
【0030】同時に、前記気流即ち第2の開口部74に
おける吸引力は支持部31の孔部73にも及び、中空部
72、流路71を介して排気口52から搬送部本体5内
の排気が行われる。搬送部本体5は既述のように前方側
以外の全ての方向が塞がれているため、排気口52から
排気を行うことで前方側から排気口52へ向けて流れる
気流が形成されることとなる。
【0031】このときケース体60内のウエハ保持領域
56には、例えば調整部63から温度、湿度の調整がな
された空気が常時供給されており、この空気は上述した
搬送基体51の上方を各段のウエハW表面を沿うように
気流を形成し、図7に示すようにウエハ搬送領域56を
横切って排気口52へと吸い込まれ、既述のように囲み
部材4(4A,4B)の各排気口46からパターン形成
装置の外部へと排出される。
【0032】即ち、アーム55(55a,55b,55
c)にて保持されるウエハWは、一定の温度及び湿度に
調整された雰囲気に保たれながら搬送される。具体例を
挙げると、例えばレジスト膜厚の面内均一性は温度及び
湿度による影響が大きいため、塗布ユニットや現像ユニ
ットなどを含む液処理ユニット2(2A,2B)内の雰
囲気は温湿度の最適化が図られているが、ケース体60
内の雰囲気は、このような雰囲気に見合う雰囲気例えば
各液処理ユニット2A,2Bと同じ雰囲気となるように
主搬送手段3Aと3Bにて夫々別個に調整される。
【0033】上述実施の形態によれば、ウエハWを搬送
するアーム55(55a,55b,55c)にケース体
60を設けてこの中の雰囲気の温度、湿度を調整し、ウ
エハWが処理ユニットに搬送される前後にウエハWの周
囲の雰囲気を調整するようにしているため、ウエハWを
液処理ユニット2(2A,2B)に搬入した後、速やか
にウエハWに対してレジストの塗布や現像処理を行うこ
とができ、また基板処理装置内全体を温湿度調整する場
合に比して、狭い空間の雰囲気調整を行えば済むので、
雰囲気調整に要するエネルギー(空気の冷却、加熱に要
するエネルギーや加湿器のエネルギーなど)が少なく、
コストも低く抑えられる。また前記空気の供給は、アー
ム55(55a,55b,55c)の側方から挟むよう
に行っているため、いずれかのアーム55(55a,5
5b,55c)がウエハWを保持する際にも各アーム間
に空気が流れ易く、温湿度制御の効果が高いという利点
もある。
【0034】このように搬送部本体5は主搬送手段3A
と3Bとで夫々異なる雰囲気を形成できるため、例えば
液処理ユニット2Aと2Bとで異なる雰囲気の設定がな
されていたときでも、主搬送手段3(3A,3B)にお
ける各搬送部本体5の夫々で搬送するウエハWに対して
これから行う処理に最適な雰囲気を形成し、同時に稼働
させることができる。
【0035】ところで、搬送部本体5において例えばア
ーム55aを加熱後のウエハW1の受け取りに用い、ア
ーム55b,55cを冷却後のウエハW2の受け取りに
用いる設定とした場合、例えばアーム55bに保持され
るウエハW2に対して、アーム55aに保持される熱い
ウエハW1の熱が伝わるおそれがある。
【0036】従ってこの問題を防ぐため、例えば図8に
示すようにアーム55aとアーム55bとの間に遮へい
板57を設ける構成としてもよいが、本実施の形態はこ
のような構成とした場合に、ウエハW1,W2のみなら
ず遮へい板57をも冷却できるという利点がある。
【0037】一方、ケース体60内に設けられる排気口
52は、気体供給部61から供給された空気がウエハ保
持領域56を横切る気流を形成するため、アーム55及
びウエハWの表面全体を均一な温度とすることができ
る。また排気口52における気体の吸引には、囲み部材
4(4A,4B)内のパーティクルが搬送部本体5の昇
降領域側に飛び出すことを防ぐために該囲み部材4(4
A,4B)内に設けられるファン45の吸引力を利用し
ているため、搬送部本体5にて回収されたパーティクル
も囲み部材4(4A,4B)から排出され、より一層ク
リーンな環境下でウエハWの搬送を行えるという利点も
ある。特に上述した温湿度調整した空気について清浄化
を図ることで、その効果は更に高まる。
【0038】なお、搬送部本体5における気体供給部6
1(61a,61b)の位置は上述実施の形態に示した
位置に限定されるものではなく、例えば図9及び図10
に示す第2の実施の形態のようにすることもできる。こ
の実施の形態において気体供給部81は、例えばカバー
体6天井部の先端近傍に設けられ、その形状は図9に示
すようにウエハWの外周に沿うように円弧状とされ、内
周面に沿って複数のガス供給孔82が形成される。また
孔部82は図10に示すように後方且つ斜め下向きで設
けられ、当該ガス供給孔82から供給される温湿度調整
された空気はウエハ保持領域56を横切って排気口52
へと向かうため、第1の実施の形態と同様の効果を得る
ことができる。また排気口52の位置についても同様で
あり、例えば搬送基体51に設ける場合にはウエハ保持
領域56の真下であってもよいし、例えばウエハ保持領
域よりも後方側のカバー体6内壁面に形成するようにし
てもよい。
【0039】また上述実施の形態では、ケース体60内
に供給する空気について温度及び湿度の両方を調整する
ようにしたが、例えばウエハ表面に形成されるレジスト
膜厚の面内均一性を高めるにあたり、温度変化が影響を
与える処理の前後には温度調整のみを行い、湿度変化が
影響を与える処理の前後には湿度調整のみを行うよう
に、いずれか一方のみを調整するようにしてもよい。
【0040】更にケース体60内への空気の供給は、必
ずしも上述実施の形態のように常時行う必要はなく、例
えば制御部にてアーム55(55a,55b,55c)
の進退を監視し、アーム55(55a,55b,55
c)が進退してウエハWを受け取ると該制御部からファ
ン64へ作動信号が発せられ、ケース体60内へ調整さ
れた空気が供給されるように構成してもよい。また、フ
ァン64の回転数を制御して空気の供給速度を変化させ
るようにしてもよい。
【0041】以上において、本実施の形態では半導体ウ
エハの表面に所定のレジストパターンを形成するパター
ン形成装置を例にとって説明したが、本発明はこれに限
定されず、例えば基板表面に有機系シリカを塗布すると
共にこれを加熱してガラス膜を形成する装置に適用して
もよいし、基板としてはウエハに限らずLCD基板であ
ってもよい。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、基板処理
装置における基板の搬送空間を局所的に調整でき、運転
エネルギーを小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る基板処理装置の実施の形態を示す
平面図である。
【図2】本発明に係る基板処理装置の実施の形態を示す
斜視図である。
【図3】主搬送手段3Aの全体構造を示した斜視図であ
る。
【図4】搬送部本体5の構造を説明するための斜視図で
ある。
【図5】搬送部本体5に設けられる排気口52の排気経
路を説明するための概略縦断面図である。
【図6】搬送部本体5に設けられる排気口52の排気経
路を説明するための概略横断面図である。
【図7】上述実施の形態における作用説明図である。
【図8】本発明に係る基板処理装置の他の実施の形態を
説明するための縦断面図である。
【図9】本発明に係る基板処理装置の他の実施の形態を
説明するための平面図である。
【図10】本発明に係る基板処理装置の他の実施の形態
を説明するための縦断面図である。
【図11】従来発明に係る基板処理装置を説明する平面
図である。
【符号の説明】
W ウエハ S1 処理部 2 液処理ユニット 21,22,23 棚ユニット 3 主搬送手段 31 支持部材 32 係合部 4 囲み部材 41 第1の開口部 42 隔壁 45 ファン 5 搬送部本体 51 搬送基体 52 排気口 55 アーム 6 カバー体 60 ケース体 61 気体供給部 63 調整部 71 流路 72 中空部 74 第2の開口部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に対し処理を行う処理ユニットと、
    この処理ユニットとの間で基板の受け渡しを行う基板搬
    送手段と、を備えた基板処理装置において、 前記基板搬送手段は、前面に開口部が形成されたケース
    体を備えた移動自在な搬送基体と、 基板を保持し、前記ケース体に収まる後退位置とケース
    体の前方位置との間で前記開口部を介して進退できるよ
    うに前記搬送基体に設けられたアームと、 前記ケース体内における前記アームの基板保持領域に向
    けて気体の供給を行う気体供給部と、 前記気体供給部に対して供給される気体を所定の温度に
    調整する調整部と、を備えることを特徴とする基板処理
    装置。
  2. 【請求項2】 調整部は、前記気体を所定の温度に調整
    すると共に所定の湿度に調整するものであることを特徴
    とする請求項1記載の基板処理装置。
  3. 【請求項3】 アームは、互いに独立して進退できると
    共に上下に重ねて設けられた複数のアームとして構成さ
    れていることを特徴とする請求項1または2記載の基板
    処理装置。
  4. 【請求項4】 処理ユニット及び基板搬送手段が置かれ
    る基板の搬送空間は筐体により囲まれており、調整部は
    この筐体の外側に設けられることを特徴とする請求項
    1、2または3記載の基板処理装置。
  5. 【請求項5】 気体供給部はケース体内部に設けられ、
    該ケース体内におけるアームの基板保持領域に向けて左
    右の一方側からまたは両側から挟むようにして気体の供
    給を行うことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか
    に記載の基板処理装置。
  6. 【請求項6】 気体供給部は、後方側へ気体を供給する
    ようにケース体の先端近傍に設けられたことを特徴とす
    る請求項1ないし5のいずれかに記載の基板処理装置。
  7. 【請求項7】 ケース体には、気体供給部より供給され
    る気体を吸引するための排気口が設けられることを特徴
    とする請求項1ないし6のいずれかに記載の基板処理装
    置。
  8. 【請求項8】 排気口は、ケース体内におけるアームの
    基板保持領域よりも後方側に設けられることを特徴とす
    る請求項7記載の基板処理装置。
  9. 【請求項9】 基板搬送手段は、搬送基体の上下方向の
    移動領域に対応するように縦長の開口部が形成された囲
    み部材と、この囲み部材の内側から前記開口部を介して
    前記搬送基体を支持する支持部と、前記囲み部材内に設
    けられ、前記支持部を昇降させる昇降機構と、前記囲み
    部材内の雰囲気を基板が置かれる雰囲気の外へ排気する
    排気手段と、を備え、 排気口から吸引される気体は、ケース体から支持部内を
    連通する排気路を介して前記排気手段により排気される
    ことを特徴とする請求項7または8に記載の基板処理装
    置。
  10. 【請求項10】 基板に対し処理を行う処理ユニット
    と、この処理ユニットとの間で基板の受け渡しを行う基
    板搬送手段と、を備えた基板処理装置において、 前記基板搬送手段のアームにより前記処理ユニットとの
    間で基板の受け渡しを行う工程と、 前記基板を保持したアームを後退させて基板搬送手段の
    ケース体内に収納し、この状態でケース体を移動させて
    基板を搬送し、その後アームを前進させて当該ケース体
    の前方に位置させて基板を受け渡す状態とする工程と、 前記ケース体内の基板に対して温度調整がされた気体を
    供給する工程と、を含むことを特徴とする基板処理装置
    における基板搬送方法。
  11. 【請求項11】 ケース体内の基板に対し、温度調整に
    加えて更に湿度調整された気体を供給する工程を含むこ
    とを特徴とする請求項10記載の基板処理装置における
    基板搬送方法。
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