JP2002227002A - ストッキング - Google Patents
ストッキングInfo
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- JP2002227002A JP2002227002A JP2001018480A JP2001018480A JP2002227002A JP 2002227002 A JP2002227002 A JP 2002227002A JP 2001018480 A JP2001018480 A JP 2001018480A JP 2001018480 A JP2001018480 A JP 2001018480A JP 2002227002 A JP2002227002 A JP 2002227002A
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- polyurethane
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- D—TEXTILES; PAPER
- D04—BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
- D04B—KNITTING
- D04B1/00—Weft knitting processes for the production of fabrics or articles not dependent on the use of particular machines; Fabrics or articles defined by such processes
- D04B1/22—Weft knitting processes for the production of fabrics or articles not dependent on the use of particular machines; Fabrics or articles defined by such processes specially adapted for knitting goods of particular configuration
- D04B1/24—Weft knitting processes for the production of fabrics or articles not dependent on the use of particular machines; Fabrics or articles defined by such processes specially adapted for knitting goods of particular configuration wearing apparel
- D04B1/26—Weft knitting processes for the production of fabrics or articles not dependent on the use of particular machines; Fabrics or articles defined by such processes specially adapted for knitting goods of particular configuration wearing apparel stockings
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D04—BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
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- D04B1/00—Weft knitting processes for the production of fabrics or articles not dependent on the use of particular machines; Fabrics or articles defined by such processes
- D04B1/10—Patterned fabrics or articles
- D04B1/102—Patterned fabrics or articles with stitch pattern
- D04B1/106—Patterned fabrics or articles with stitch pattern at a selvedge, e.g. hems or turned welts
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- Textile Engineering (AREA)
- Socks And Pantyhose (AREA)
- Knitting Of Fabric (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、ずり下がり防止機能に優れるスト
ッキングの提供に関する。ソフトな締付けでありなが
ら、併せてずり落ち防止機能を有する。 【解決手段】 上部内周面にポリウレタン系弾性糸、ま
たはゴム糸を以って適宜の幅にフロート編した摩擦帯域
を有するストッキングと、これと一体化し、少なくとも
前記摩擦帯域部を被覆すると共に、その上縁を延設した
伸縮生地より成り、かかる延設された伸縮生地の内周面
にはシリコン、ゴム、ポリウレタンから選択された皮膜
による摩擦帯域を設たことを特徴とするストッキング
ッキングの提供に関する。ソフトな締付けでありなが
ら、併せてずり落ち防止機能を有する。 【解決手段】 上部内周面にポリウレタン系弾性糸、ま
たはゴム糸を以って適宜の幅にフロート編した摩擦帯域
を有するストッキングと、これと一体化し、少なくとも
前記摩擦帯域部を被覆すると共に、その上縁を延設した
伸縮生地より成り、かかる延設された伸縮生地の内周面
にはシリコン、ゴム、ポリウレタンから選択された皮膜
による摩擦帯域を設たことを特徴とするストッキング
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ずり下がり防止機
能に優れるストッキングの提供に関する。なお、本発明
におけるストッキングは、膝下サイズのショートストッ
キング、膝上サイズのロングストッキング、ソックス等
を包含するものである。
能に優れるストッキングの提供に関する。なお、本発明
におけるストッキングは、膝下サイズのショートストッ
キング、膝上サイズのロングストッキング、ソックス等
を包含するものである。
【０００２】
【従来の技術】歩行、脚の屈伸等によって着用したスト
ッキングがずり下がる現象は日常的に散見されるところ
であり、たるんだり皺が発生したりすることは着用美観
を損ねることになる。かかる点、ストッキング全体の締
付け力を高めたり、履き口に強い締付けを付与して改善
する方法もあるが、過度な締付けは着用者に苦痛を与え
ることになる。また、実公昭５９−２９９２３号公報、
実開昭５５−８３７０５号公報等に示される履き口の内
周面に裸の弾性糸を編み込んだり、或いは、実開昭５８
-１８９１０４号公報、同６２−１５５０５号公報等に
示されるように、シリコンゴム、或いは生ゴム等を塗布
したりする方法も提案されているが、前者はその効果に
おいて、また、後者は蒸れ等、着用感において課題が残
る。
ッキングがずり下がる現象は日常的に散見されるところ
であり、たるんだり皺が発生したりすることは着用美観
を損ねることになる。かかる点、ストッキング全体の締
付け力を高めたり、履き口に強い締付けを付与して改善
する方法もあるが、過度な締付けは着用者に苦痛を与え
ることになる。また、実公昭５９−２９９２３号公報、
実開昭５５−８３７０５号公報等に示される履き口の内
周面に裸の弾性糸を編み込んだり、或いは、実開昭５８
-１８９１０４号公報、同６２−１５５０５号公報等に
示されるように、シリコンゴム、或いは生ゴム等を塗布
したりする方法も提案されているが、前者はその効果に
おいて、また、後者は蒸れ等、着用感において課題が残
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる点、過
度に締付けることなくずり下がりを防止でき、着用感に
優れた新規な構成のストッキングを提供するものであ
る。
度に締付けることなくずり下がりを防止でき、着用感に
優れた新規な構成のストッキングを提供するものであ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】しかるに、本発明は、以
下の構成を特徴とするストッキングの提供に関する。 項１．上部内周面にポリウレタン系弾性糸、またはゴム
糸を以って適宜の幅にフロート編した摩擦帯域を有する
ストッキングと、これと一体化し、少なくとも前記摩擦
帯域部を被覆すると共に、その上縁を延設した伸縮生地
より成り、かかる延設された伸縮生地の内周面にはシリ
コン、ゴム、ポリウレタンから選択された皮膜による摩
擦帯域を設たことを特徴とするストッキング。 項２．フロート編組織がポリウレタン系弾性糸、または
ゴム糸１に対し、他の糸２〜４の割合のタック編組織で
ある項１記載のストッキング。
下の構成を特徴とするストッキングの提供に関する。 項１．上部内周面にポリウレタン系弾性糸、またはゴム
糸を以って適宜の幅にフロート編した摩擦帯域を有する
ストッキングと、これと一体化し、少なくとも前記摩擦
帯域部を被覆すると共に、その上縁を延設した伸縮生地
より成り、かかる延設された伸縮生地の内周面にはシリ
コン、ゴム、ポリウレタンから選択された皮膜による摩
擦帯域を設たことを特徴とするストッキング。 項２．フロート編組織がポリウレタン系弾性糸、または
ゴム糸１に対し、他の糸２〜４の割合のタック編組織で
ある項１記載のストッキング。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明は、ストッキングを構成す
る履き口部の内周面にポリウレタン系弾性糸の裸糸、ま
たはゴム糸の裸糸を以って適宜の幅にフロート編した摩
擦帯域とシリコン、ゴム、ポリウレタンから選択された
皮膜による摩擦帯域の２種類の滑り止め帯域の組合わせ
によって、ソフトでありながら肌との摩擦性を高め、従
来に見られない優れたずり下がり防止能を付与したもの
である。特に、２種の摩擦帯域とフロート編した摩擦帯
域を外側からの押える伸縮生地の機能の相乗効果によっ
て、前記のような新規な機能が付与されことを特徴とす
る。以下、具体的にその構成について詳述する。
る履き口部の内周面にポリウレタン系弾性糸の裸糸、ま
たはゴム糸の裸糸を以って適宜の幅にフロート編した摩
擦帯域とシリコン、ゴム、ポリウレタンから選択された
皮膜による摩擦帯域の２種類の滑り止め帯域の組合わせ
によって、ソフトでありながら肌との摩擦性を高め、従
来に見られない優れたずり下がり防止能を付与したもの
である。特に、２種の摩擦帯域とフロート編した摩擦帯
域を外側からの押える伸縮生地の機能の相乗効果によっ
て、前記のような新規な機能が付与されことを特徴とす
る。以下、具体的にその構成について詳述する。
【０００６】（フロート編した摩擦帯域について） １．フロート編糸について 該糸は、ポリウレタン系弾性糸、或いは合成、天然ゴム
糸より選択される。好ましくは、１００〜２５０デニー
ルの太さ、より好ましくは１２０〜２００デニールで、
５００％伸長時のパワーが４５〜７０ｇｆ、より好まし
くは５５〜６５ｇｆの範囲にあり、且つ、高伸度領域で
のパワーの急激な立ち上がりのないソフトな伸び特性を
有し、伸長回復力に優れるポリウレタン系弾性糸が望ま
しい。これを満足するものとしては、例えば、LYCRA(R)
T-902C（東レ・デュポン(株)製：商品名）が例示でき
る。上記の太さ、パワーの限定において、その下限を下
回るものは、摩擦抵抗が低く、上限を上回るものは締付
け力が強すぎ何れも好ましくなく、本発明はこれを裸糸
の状態でそのまま用いる。 ２．フロート編組織について 摩擦帯域のフロート編組織は、特にタック編組織である
ことが望ましい。かかる編組織は、伸びやすく、前記の
裸糸を浮き上がらせるのに最適である。タックは、裸糸
１に対し、他の糸２〜４の割合の範囲とする。これは、
２を下回ると裸糸のフロート効果がなく、また、４を越
えると引っ掛かりにより、フロート糸が切断する可能性
があるため、かかる点において、１：３のタック編とす
ることがより好ましい。 ３．フロート部の素材構成とその幅について 当該フロート部は前記の裸糸と他の糸、例えば伸縮弾性
糸を芯糸とし、これに合成繊維をカバリングして成るカ
バリング糸（シングルカバリング糸、ダブルカバリング
糸何れをも含む）、または捲縮嵩高加工糸から選択され
る。かかる構成は、全ての糸が裸糸であると着用感、編
成技術、外観、耐久性等において好ましくなく、従っ
て、締付け力、着用感等において適宜前記した他の糸と
組合わせて用いる。その割合は、裸糸がコース方向に
１：１、または３：１の割合で用いられることが望まし
く、１：１（２：２を含む）とすることがより好まし
い。また、かかるフロート編による摩擦帯域の幅は、
０．５〜２ｃｍ、より好ましくは０．７〜１．５ｃｍの
範囲とし、ストッキング上部内周面に一体編成して構成
するが、別編した生地をストッキングの上部に一体化し
てもよい。
糸より選択される。好ましくは、１００〜２５０デニー
ルの太さ、より好ましくは１２０〜２００デニールで、
５００％伸長時のパワーが４５〜７０ｇｆ、より好まし
くは５５〜６５ｇｆの範囲にあり、且つ、高伸度領域で
のパワーの急激な立ち上がりのないソフトな伸び特性を
有し、伸長回復力に優れるポリウレタン系弾性糸が望ま
しい。これを満足するものとしては、例えば、LYCRA(R)
T-902C（東レ・デュポン(株)製：商品名）が例示でき
る。上記の太さ、パワーの限定において、その下限を下
回るものは、摩擦抵抗が低く、上限を上回るものは締付
け力が強すぎ何れも好ましくなく、本発明はこれを裸糸
の状態でそのまま用いる。 ２．フロート編組織について 摩擦帯域のフロート編組織は、特にタック編組織である
ことが望ましい。かかる編組織は、伸びやすく、前記の
裸糸を浮き上がらせるのに最適である。タックは、裸糸
１に対し、他の糸２〜４の割合の範囲とする。これは、
２を下回ると裸糸のフロート効果がなく、また、４を越
えると引っ掛かりにより、フロート糸が切断する可能性
があるため、かかる点において、１：３のタック編とす
ることがより好ましい。 ３．フロート部の素材構成とその幅について 当該フロート部は前記の裸糸と他の糸、例えば伸縮弾性
糸を芯糸とし、これに合成繊維をカバリングして成るカ
バリング糸（シングルカバリング糸、ダブルカバリング
糸何れをも含む）、または捲縮嵩高加工糸から選択され
る。かかる構成は、全ての糸が裸糸であると着用感、編
成技術、外観、耐久性等において好ましくなく、従っ
て、締付け力、着用感等において適宜前記した他の糸と
組合わせて用いる。その割合は、裸糸がコース方向に
１：１、または３：１の割合で用いられることが望まし
く、１：１（２：２を含む）とすることがより好まし
い。また、かかるフロート編による摩擦帯域の幅は、
０．５〜２ｃｍ、より好ましくは０．７〜１．５ｃｍの
範囲とし、ストッキング上部内周面に一体編成して構成
するが、別編した生地をストッキングの上部に一体化し
てもよい。
【０００７】（伸縮生地について）当該生地は伸縮性を
有するレース生地、または編地で構成され、ＪＩＳ Ｌ
１０１８法により測定した値において、２００％以上の
伸縮性を有する素材であることが望まれる。かかる伸縮
生地は、少なくとも前記の摩擦帯域であるフロート編部
に対応し、その外周を被覆する如く一体化され、また、
その上縁は下記の皮膜による摩擦帯域を設けるために延
設される。かかる構成により着用に際してフロート編し
た摩擦帯域を外側から当該生地によって押圧して、ずり
下がり防止効果を高める。
有するレース生地、または編地で構成され、ＪＩＳ Ｌ
１０１８法により測定した値において、２００％以上の
伸縮性を有する素材であることが望まれる。かかる伸縮
生地は、少なくとも前記の摩擦帯域であるフロート編部
に対応し、その外周を被覆する如く一体化され、また、
その上縁は下記の皮膜による摩擦帯域を設けるために延
設される。かかる構成により着用に際してフロート編し
た摩擦帯域を外側から当該生地によって押圧して、ずり
下がり防止効果を高める。
【０００８】（皮膜による摩擦帯域の構成について）当
該摩擦帯域は、前記延設された伸縮生地の内周面にシリ
コン、ゴム、ポリウレタンから選択された皮膜層で形成
する。具体的には、前記樹脂を適宜の厚さにコーティン
グしたり、成形したシート状のものを貼り付けることに
よって形成するものである。かかる構成において、用い
る処理剤としては加工性、耐久性、効果等において優れ
るため、特にシリコンが好ましい。また、その加工幅は
概ね前記したフロート編による摩擦帯域の幅と同じ程度
でよい。また、かかる皮膜による摩擦帯域は分割して複
数列設けてもよい。以下、実施例を挙げて説明するが、
本発明はこれに限定されない。
該摩擦帯域は、前記延設された伸縮生地の内周面にシリ
コン、ゴム、ポリウレタンから選択された皮膜層で形成
する。具体的には、前記樹脂を適宜の厚さにコーティン
グしたり、成形したシート状のものを貼り付けることに
よって形成するものである。かかる構成において、用い
る処理剤としては加工性、耐久性、効果等において優れ
るため、特にシリコンが好ましい。また、その加工幅は
概ね前記したフロート編による摩擦帯域の幅と同じ程度
でよい。また、かかる皮膜による摩擦帯域は分割して複
数列設けてもよい。以下、実施例を挙げて説明するが、
本発明はこれに限定されない。
【０００９】
【実施例１】図１に本発明の一実施態様を示す。その構
成は、トウ１、ヒール２、レッグ３、履き口４より成る
膝上ストッキング５であり、ヒールから履き口までが約
５８ｃｍのもので、靴下編機により一体編成される。一
方、その履き口４の外周には伸縮性を有するレース生地
６が一体に縫着されている。かかる履き口４の構成につ
いて、その内周面の構造を表わす図２により説明する
と、その履き口４の内周は、ある一定幅に亘ってポリウ
レタン系弾性糸の裸糸によりフロート編（浮編）された
摩擦帯域７が設けられている。かかる摩擦帯域７につい
て、更に具体的に説明すると、針本数４４０本、４口の
靴下丸編機を用いてトウ、ヒール、レッグ、履き口の順
に編成される上記膝上ストッキングの編成において、図
３に示すような１：３のタック編組織によるフロート編
組織が連設されている。即ち、具体的には、１８０デニ
ールのポリウレタン弾性糸の裸糸８，８、２０デニール
のポリウレタン弾性糸に２０デニールのナイロンフィラ
メント糸をカバリングしたシングルカバリング糸９、３
０デニール、１０フィラメントの嵩高加工されたウーリ
ーナイロン糸１０を用い、編機の給糸口の１口目と３口
目に裸糸８を用い、２口目にシングルカバリング糸９
を、４口目にウーリーナイロン加工糸１０を夫々給糸
し、裸糸８，８でタック編とし、３コースをフロート編
(浮編)し、かかる編組織を連続して編成して幅が0.7ｃ
ｍの摩擦帯域７を構成したものである。なお、ポリウレ
タン弾性糸の裸糸８，８には、５００％伸長時のパワー
が５５ｇｆのLYCRA(R)T-902C（東レ・デュポン(株)製：
商品名）を用いた。また、レース生地６は、履き口４か
ら下の部分を２ｃｍとし、前記の摩擦帯域７の外周を全
て覆うと共に、その下側までをも覆う構成としたもの
で、ＪＩＳ Ｌ１０１８法により測定した値が２５０％
の伸縮性を有するレース生地を縫着１１して一体化して
いる。かかる構成において、履き口４より延設されたレ
ース生地６の内周面には、幅0.8ｃｍ厚さ0.5ｍｍのシリ
コン皮膜より成る摩擦帯域１２を構成している。かかる
帯域は、溶剤に溶解したシリコンをコーテイングして形
成したもので、履き口４より５cm延設したレース生地６
の上縁より約１cm下側の内周に途切れることなく形成し
たものである。
成は、トウ１、ヒール２、レッグ３、履き口４より成る
膝上ストッキング５であり、ヒールから履き口までが約
５８ｃｍのもので、靴下編機により一体編成される。一
方、その履き口４の外周には伸縮性を有するレース生地
６が一体に縫着されている。かかる履き口４の構成につ
いて、その内周面の構造を表わす図２により説明する
と、その履き口４の内周は、ある一定幅に亘ってポリウ
レタン系弾性糸の裸糸によりフロート編（浮編）された
摩擦帯域７が設けられている。かかる摩擦帯域７につい
て、更に具体的に説明すると、針本数４４０本、４口の
靴下丸編機を用いてトウ、ヒール、レッグ、履き口の順
に編成される上記膝上ストッキングの編成において、図
３に示すような１：３のタック編組織によるフロート編
組織が連設されている。即ち、具体的には、１８０デニ
ールのポリウレタン弾性糸の裸糸８，８、２０デニール
のポリウレタン弾性糸に２０デニールのナイロンフィラ
メント糸をカバリングしたシングルカバリング糸９、３
０デニール、１０フィラメントの嵩高加工されたウーリ
ーナイロン糸１０を用い、編機の給糸口の１口目と３口
目に裸糸８を用い、２口目にシングルカバリング糸９
を、４口目にウーリーナイロン加工糸１０を夫々給糸
し、裸糸８，８でタック編とし、３コースをフロート編
(浮編)し、かかる編組織を連続して編成して幅が0.7ｃ
ｍの摩擦帯域７を構成したものである。なお、ポリウレ
タン弾性糸の裸糸８，８には、５００％伸長時のパワー
が５５ｇｆのLYCRA(R)T-902C（東レ・デュポン(株)製：
商品名）を用いた。また、レース生地６は、履き口４か
ら下の部分を２ｃｍとし、前記の摩擦帯域７の外周を全
て覆うと共に、その下側までをも覆う構成としたもの
で、ＪＩＳ Ｌ１０１８法により測定した値が２５０％
の伸縮性を有するレース生地を縫着１１して一体化して
いる。かかる構成において、履き口４より延設されたレ
ース生地６の内周面には、幅0.8ｃｍ厚さ0.5ｍｍのシリ
コン皮膜より成る摩擦帯域１２を構成している。かかる
帯域は、溶剤に溶解したシリコンをコーテイングして形
成したもので、履き口４より５cm延設したレース生地６
の上縁より約１cm下側の内周に途切れることなく形成し
たものである。
【００１０】
【発明の効果】本発明の構成によれば、異なる２種の摩
擦帯域による効果と、その１つであるフロート編部を伸
縮生地にて押圧する構成により、ソフトな締付けであり
ながら、ずり止効果に優れるものである。
擦帯域による効果と、その１つであるフロート編部を伸
縮生地にて押圧する構成により、ソフトな締付けであり
ながら、ずり止効果に優れるものである。
【図１】実施例１における構成を示す側面図。
【図２】図１における履き口部の内周面を拡大して示し
た一部断面図。
た一部断面図。
【図３】実施例１におけるフロート編による摩擦帯域の
編組織図。
編組織図。
３ レッグ ４ 履き口 ６ レース生地 ７ 摩擦帯域（フロート編） ８ 裸糸 ９ シングルカバリング糸 １０ ウーリーナイロン糸 １２ 摩擦帯域（皮膜）
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｄ０４Ｂ 1/26 Ｄ０４Ｂ 1/26 Ｄ０６Ｍ 15/643 Ｄ０６Ｍ 15/643 Ｆターム(参考） 3B018 AA01 AB03 AC01 AC08 AD02 AD11 4L002 AA05 AB02 AB04 AC01 BA04 DA03 EA00 EA06 FA05 FA10 4L033 AA06 AB06 AC15 CA50 CA59 CA68
Claims (2)
- 【請求項１】 上部内周面にポリウレタン系弾性糸、ま
たはゴム糸を以って適宜の幅にフロート編した摩擦帯域
を有するストッキングと、これと一体化し、少なくとも
前記摩擦帯域部を被覆すると共に、その上縁を延設した
伸縮生地より成り、かかる延設された伸縮生地の内周面
にはシリコン、ゴム、ポリウレタンから選択された皮膜
による摩擦帯域を設たことを特徴とするストッキング。 - 【請求項２】 フロート編組織がポリウレタン系弾性
糸、またはゴム糸１に対し、他の糸２〜４の割合のタッ
ク編組織である請求項１記載のストッキング。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001018480A JP2002227002A (ja) | 2001-01-26 | 2001-01-26 | ストッキング |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001018480A JP2002227002A (ja) | 2001-01-26 | 2001-01-26 | ストッキング |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002227002A true JP2002227002A (ja) | 2002-08-14 |
Family
ID=18884502
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001018480A Pending JP2002227002A (ja) | 2001-01-26 | 2001-01-26 | ストッキング |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002227002A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| WO2007102311A1 (ja) * | 2006-03-08 | 2007-09-13 | Gunze Limited | 衣類およびその編成方法 |
| FR2904194A1 (fr) * | 2006-07-28 | 2008-02-01 | Cheynet & Fils Sa | Dispositif de maintien a base de silicone de produit textile a porter |
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| ITMI20082125A1 (it) * | 2008-12-01 | 2010-06-02 | Andrea Campedelli | Tessuto o capo di abbigliamento con caratteristiche antiscivolo sulla pelle. |
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| JP2020525660A (ja) * | 2017-06-26 | 2020-08-27 | シアリー ジーニアス インコーポレイテッドＳｈｅｅｒｌｙ Ｇｅｎｉｕｓ Ｉｎｃ． | 破れにくく、毛玉ができにくい上質なニットウェア |
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-
2001
- 2001-01-26 JP JP2001018480A patent/JP2002227002A/ja active Pending
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