JP2002223238A - ファイバチャネルのフロー制御方法および装置 - Google Patents

ファイバチャネルのフロー制御方法および装置

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JP2002223238A
JP2002223238A JP2001019615A JP2001019615A JP2002223238A JP 2002223238 A JP2002223238 A JP 2002223238A JP 2001019615 A JP2001019615 A JP 2001019615A JP 2001019615 A JP2001019615 A JP 2001019615A JP 2002223238 A JP2002223238 A JP 2002223238A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファイバチャネルを効率よく使用し、スルー
プットを向上させる。 【解決手段】 受信フレームデータ#Aの転送中に送信
フレームデータ#Nの送信要求があった場合、受信フレ
ームデータ#Aの転送完了を示す確認信号(R_RDY
送信要求信号)の返送が完了するまで、送信フレームデ
ータ#Nの送信を待ち合わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、多ノードクラス
タ通信などの大容量ファイルシステムで用いられるファ
イバチャネルのフロー制御方法および装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図3にファイバチャネルインターフェイ
スを持つ装置(ファイバチャネル装置)の入出力部に組
み込まれるフロー制御回路の要部を示す。このフロー制
御回路100は、受信フレームバッファ1、DMA制御
部2、プリミティブ送信制御部3、送信データ調停部4
およびフレーム送信制御部5、フレーム処理部6を備
え、ファイバチャネル7を介して入力される受信データ
RXを受信する一方、送信データTXをファイバチャネ
ル7を介して送信する。
【0003】ファイバチャネル7からの受信データRX
は光信号として与えられ、図示せぬファイバチャネル受
信器で電気信号に変換され、受信フレームバッファ1へ
送られる。送信データTXは、図示せぬファイバチャネ
ル送信器で光信号に変換され、ファイバチャネル7へ送
られる。受信フレームバッファ1は4フレーム分のデー
タ格納領域を有している。
【0004】今、受信フレームバッファ1に受信フレー
ムデータ#A,#B,#Cの3つが格納されていて、受
信フレームデータ#Dの受信が開始されたとする。この
場合、受信フレームバッファ1の最後のデータ格納領域
に、受信フレームデータ#Dが格納され始める(図4
(b)に示すt1点)。DMA制御部2は、この受信フ
レームデータ#Dの格納が始まると、受信フレームデー
タ転送要求信号を受信フレームバッファ1へ送り、受信
フレームバッファ1から受信フレームデータ#Aのフレ
ーム処理部6への転送を開始させる(図4(a)に示す
t2点)。
【0005】受信フレームデータ#Aのフレーム処理部
6への転送が完了すると(図4(a)に示すt3点)、
すなわち受信フレームバッファ1が解放されて受信フレ
ームデータの格納領域が1つ空くと、DMA制御部2は
R_RDY送信要求信号(確認信号)をプリミティブ送
信制御部3へ送る。R_RDY送信要求信号を受け取っ
たプリミティブ送信制御部3は、他のプリミティブ送信
要求と優先順位の判定を行った後、R_RDY送信要求
信号の送出が最優先と判断された場合、R_RDY送信
要求を送信データ調停部4へ送る。送信データ調停部4
は、プリミティブ送信制御部3からのR_RDY送信要
求を受けて(図4に示すt3点)、プリミティブ送信制
御部3へプリミティブ送信許可を送る(図4(c)に示
すt4点)。
【0006】このプリミティブ送信許可を受けて、プリ
ミティブ送信制御部3は、DMA制御部2からのR_R
DY送信要求信号をファイバチャネル7を介して相手ノ
ードへ送る(図4(c)に示すt5点)。相手ノード
は、このフロー制御回路100からのR_RDY送信要
求信号を受けて、次のフレームデータ#Eを送信する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】受信フレームバッファ
1からの受信フレームデータ#Aのフレーム処理部6へ
の転送中、フレーム処理部6からフレーム送信制御部5
へフレームデータ(送信フレームデータ)#Nが与えら
れると、フレーム送信制御部5から送信データ調停部4
へフレーム送信要求が送られる(図5(d)に示すt3
点)。このフレーム送信許可を受けて、送信データ調停
部4は、フレーム送信許可をフレーム送信制御部5へ送
る(図5(c)に示すt4点)。このフレーム送信許可
を受けて、フレーム送信制御部5は、フレーム処理部6
からの送信フレームデータ#Nをファイバチャネル7を
介して相手ノードへ送る(図5(c)に示すt5点)。
【0008】この送信フレームデータ#Nの送信中、受
信フレームバッファ1からのフレーム処理部6への受信
フレームデータ#Aの転送は続けられており、フレーム
処理部6への受信フレームデータ#Aの転送が完了する
と(図5(a)に示すt6点)、DMA制御部2はR_
RDY送信要求信号をプリミティブ送信制御部3へ送
る。プリミティブ送信制御部3は、DMA制御部2から
のR_RDY送信要求信号を受けて、R_RDY送信要
求を送信データ調停部4へ送る(図5(a)に示すt6
点)。
【0009】ここで、送信データ調停部4は、プリミテ
ィブ送信制御部3からのR_RDY送信要求を受けて、
プリミティブ送信制御部3へプリミティブ送信許可を送
ろうとするが、送信フレームデータ#Nの送信中である
ため、この送信フレームデータ#Nの送信が完了するま
でプリミティブ送信許可の送出を待ち合わせる。これに
より、送信フレームデータ#Nの送信が完了した後、送
信データ調停部4からプリミティブ送信制御部3へプリ
ミティブ送信許可が送られ(図5(c)に示すt7
点)、この時点でやっとプリミティブ送信制御部3から
R_RDY送信要求信号が相手ノードへ送られるものと
なる(図5(c)に示すt8点)。
【0010】このように、従来のフロー制御回路100
では、受信フレームバッファ1からのフレーム処理部6
への受信フレームデータ#Aの転送中に送信フレームデ
ータ#Nの送信要求があった場合、送信フレームデータ
#Nの送信が完了した後、受信フレームデータ#Aの転
送完了を示すR_RDY送信要求信号が送信されるの
で、相手ノードからの次のフレームデータ#Eの受け取
りが遅れ、大容量データの高速転送が阻害され、スルー
プットが低下するという問題があった。
【0011】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、ファイバチ
ャネルを効率よく使用し、スループットを向上させるこ
とのできるファイバチャネルのフロー制御方法および装
置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明は、フレーム処理部への受信フレームデ
ータの転送中にフレーム処理部からの送信フレームデー
タの送信要求があった場合、フレーム処理部への受信フ
レームデータの転送完了を示す確認信号の返送を優先
し、この確認信号の返送完了よりも後に送信要求のあっ
たフレームデータの送信を開始するようにしたものであ
る。この発明によれば、受信フレームデータ(#A)の
転送中に送信フレームデータ(#N)の送信要求がある
と、少なくとも受信フレームデータ(#A)の転送完了
を示す確認信号の返送が完了するまで、送信フレームデ
ータ(#N)の送信が待ち合わされる。すなわち、受信
フレームデータ(#A)の転送完了を示す確認信号が先
に送信され、その後に送信フレームデータ(#N)が送
信される。
【0013】また、本発明は、フレーム処理部への受信
フレームデータの転送中にフレーム処理部からの送信フ
レームデータの送信要求があった場合、この時の送信フ
レームデータの送信フレーム長とフレーム処理部への転
送中の受信フレームデータの残余長との差に基づき、こ
の差が予め定められている所定値よりも大きい場合に
は、フレーム処理部への受信フレームデータの転送完了
を示す確認信号の返送を優先し、この確認信号の返送完
了よりも後に送信フレームデータの送信を開始するよう
にし、この差が所定値よりも小さい場合には、送信フレ
ームデータの送信を開始し、この送信フレームデータの
送信完了よりも後に、フレーム処理部への受信フレーム
データの転送完了を示す確認信号を返送するようにした
ものである。
【0014】この発明によれば、受信フレームデータ
(#A)の転送中に送信フレームデータ(#N)の送信
要求があると、この時の送信フレームデータ(#N)の
送信フレーム長と転送中の受信フレームデータ(#A)
の残余長との差に基づき、受信フレームデータ(#A)
の転送完了を示す確認信号を先に送信するのか、送信フ
レームデータ(#N)を先に送信するのかの調停が行わ
れる。送信フレームデータ(#N)の送信フレーム長と
転送中の受信フレームデータ(#A)の残余長との差が
所定値よりも大きい場合には、送信フレームデータ(#
N)のフレーム長が長く時間がかかると判断し、少なく
とも受信フレームデータ(#A)の転送完了を示す確認
信号の返送が完了するまで、送信フレームデータ(#
N)の送信を待ち合わせる。すなわち、受信フレームデ
ータ(#A)の転送完了を示す確認信号を先に送信し、
その後に送信フレームデータ(#N)を送信する。送信
フレームデータ(#N)の送信フレーム長と転送中の受
信フレームデータ(#A)の残余長との差が所定値より
も小さい場合には、送信フレームデータ(#N)のフレ
ーム長が短くさほど時間はかからないと判断し、送信フ
レームデータ(#N)の送信を開始し、この送信フレー
ムデータ(#N)の送信が完了するまで、受信フレーム
データ(#A)の転送完了を示す確認信号の返送を待ち
合わせる。すなわち、送信フレームデータ(#N)を先
に送信し、その後に受信フレームデータ(#A)の転送
完了を示す確認信号を返送する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて詳
細に説明する。図1はこの発明の実施に用いるフロー制
御回路の要部を示すブロック図である。同図において、
図3と同一符号は、同一或いは同等構成要素を示す。
【0016】この実施の形態では、DMA制御部2にD
MA残余カウンタ2−1を設け、受信フレームバッファ
1からのフレーム処理部6への受信フレームデータの残
りの転送数(残余長)をカウントし、これを送信データ
調停部4へ与えるようにしている。なお、フレーム処理
部6への転送が起動されていない時、DMA残余カウン
タ2−1には受信フレームデータの最大フレーム長より
も大きな値を保持させるようにしている。
【0017】また、受信フレームバッファ1における受
信フレームデータの格納領域が全て使用されている場
合、受信フレームバッファ1から送信データ調停部4へ
受信バッファ・フル信号を送るようにしている。また、
フレーム送信制御部5から送信データ調停部4へ、フレ
ーム送信要求とともに送信フレームデータの送信フレー
ム長を送るようにしている。
【0018】また、セレクタ8を設け、このセレクタ8
の一方のポートへプリミティブ送信制御部3からのR_
RDY送信要求信号やその他のプリミティブ送信要求信
号を送るようにし、他方のポートへフレーム送信制御部
5を介するフレーム処理部6からの送信フレームデータ
を送るようにしている。また、送信データ調停部4から
のセレクタ制御信号によって、セレクタ8におけるモー
ドを切り替えるようにしている。また、送信データ調停
部4に、後述するフロー制御パラメータ4−1として所
定値Xを設定している。
【0019】以下、各部の機能を交えながら、このフロ
ー制御回路200における特徴的な動作について説明す
る。今、受信フレームバッファ1に受信フレームデータ
#A,#B,#Cの3つが格納されていて、受信フレー
ムデータ#Dの受信が開始されたとする。この場合、受
信フレームバッファ1の最後のデータ格納領域に、受信
フレームデータ#Dが格納さ始める(図2(b)に示す
t1点)。DMA制御部2は、この受信フレームデータ
#Dの格納が始まると、受信フレームデータ転送要求信
号を受信フレームバッファ1へ送り、受信フレームバッ
ファ1から受信フレームデータ#Aのフレーム処理部6
への転送を開始させる(図2(a)に示すt2点)。
【0020】この受信フレームデータ#Aのフレーム処
理部6への転送中、フレーム処理部6からフレーム送信
制御部5へ送信フレームデータ#Nが与えられると、フ
レーム送信制御部5はフレーム送信要求と送信フレーム
データ#Nの送信フレーム長を送信データ調停部4へ送
る(図2(d)に示すt3点)。この時、送信データ調
停部4には、受信フレームバッファ1からの受信バッフ
ァ・フル信号やDMA残余カウンタ2−1から受信フレ
ームデータ#Aの残余長が与えられている。
【0021】送信データ調停部4は、フレーム送信制御
部5からフレーム送信要求が与えられると、その時の送
信フレームデータ#Nの送信フレーム長とDMA残余カ
ウンタ2−1からの受信フレームデータ#Aの残余長と
の差を求め、この差とフロー制御パラメータ4−1とし
て設定されている所定値Xとを比較する。
【0022】そして、この差が所定値Xよりも大きい場
合、送信データ調停部4は、フレーム処理部6からの送
信フレームデータ#Nのフレーム長が長く時間がかかる
と判断し、セレクタ8へのセレクタ制御信号をプリミテ
ィブ送信制御部3側へセットする。すなわち、セレクタ
8のモードを、プリミティブ送信制御部3からの信号を
送信データTXとして出力するモードに切り替える。
【0023】また、上記差が所定値Xよりも大きい場
合、送信データ調停部4は、受信フレームバッファ1か
らの受信バッファ・フル信号が消失し、プリミティブ送
信制御部3からのR_RDY送信要求およびその他のプ
リミティブ送信要求が非セット状態となるまで(R_R
DY送信要求信号および他のプリミティブ送信要求の送
信が完了するまで)、フレーム送信制御部5へのフレー
ム送信許可の送出およびセレクタ8へのセレクタ制御信
号のフレーム送信制御部5側への切り替えを待ち合わせ
る。従って、この場合、フレーム処理部6からの送信フ
レームデータ#Nはフレーム送信制御部5で止められ、
送信データTXとして送出されることはない。
【0024】受信フレームバッファ1からのフレーム処
理部6への受信フレームデータ#Aの転送が完了すると
(図2(a)に示すt4点)、すなわち受信フレームバ
ッファ1が解放されて受信フレームデータの格納領域が
1つ空くと、DMA制御部2はR_RDY送信要求信号
をプリミティブ送信制御部3へ送る。プリミティブ送信
制御部3は、DMA制御部2からのR_RDY送信要求
信号を受けて、R_RDY送信要求を送信データ調停部
4へ送る(図2(a)に示すt4点)。送信データ調停
部4は、プリミティブ送信制御部3からのR_RDY送
信要求を受けて、プリミティブ送信許可をプリミティブ
送信制御部3へ送る(図2(c)に示すt5点)。
【0025】このプリミティブ送信許可を受けて、プリ
ミティブ送信制御部3は、DMA制御部2からのR_R
DY送信要求信号をセレクタ8へ送る。この時、セレク
タ8は送信データ調停部4からのセレクタ制御信号によ
りそのモードがプリミティブ送信制御部3側に切り替え
られているので、プリミティブ送信制御部3からのR_
RDY送信要求信号はファイバチャネル7を介して相手
ノードへ送られる(図2(c)に示すt6点)。相手ノ
ードは、このフロー制御回路200からのR_RDY送
信要求信号を受けて、次のフレームデータ#Eを送信す
る。
【0026】送信データ調停部4は、受信フレームバッ
ファ1からの受信バッファ・フル信号が消失し、プリミ
ティブ送信制御部3からのR_RDY送信要求およびそ
の他のプリミティブ送信要求が非セット状態となると、
フレーム送信制御部5へフレーム送信許可を送出すると
ともに、セレクタ8へのセレクタ制御信号をフレーム送
信制御部5側へ切り替える(図2(c)に示すt7
点)。すなわち、セレクタ8のモードを、フレーム送信
制御部5からの信号を送信データTXとして送出するモ
ードに切り替える。これにより、プリミティブ送信制御
部3からのR_RDY送信要求信号の送信完了後、フレ
ーム送信制御部5を介するフレーム処理部6からの送信
フレームデータ#Nの送信が開始される(図2(c)に
示すt8点)。
【0027】このように、本実施の形態のフロー制御回
路200によると、受信フレームバッファ1からのフレ
ーム処理部6への受信フレームデータ#Aの転送中に送
信フレームデータ#Nの送信要求があった場合、受信フ
レームデータ#Aの転送完了を示すR_RDY送信要求
信号が先に返送され、その後に送信フレームデータ#N
が送信されるので、相手ノードから次のフレームデータ
#Eを早く受け取ることができる。これにより、ファイ
バチャネル7が効率よく使用され、スループットが向上
する。
【0028】なお、送信データ調停部4は、フレーム送
信制御部5からフレーム送信要求が与えられた時、その
時の送信フレームデータ#Nの送信フレーム長とDMA
残余残余カウンタ2−1からの受信フレームデータ#A
の残余長との差が所定値Xよりも小さかった場合、送信
フレームデータ#Nのフレーム長が短くそれほど時間は
かからないと判断し、セレクタ8へのセレクタ制御信号
をフレーム送信制御部5側へセットするとともに、フレ
ーム送信制御部5へ直ちにフレーム送信許可を与える。
【0029】この場合、従来と同様に、送信フレームデ
ータ#Nが先に送信され、その後に受信フレームデータ
#Aの転送完了を示すR_RDY送信要求信号が送信さ
れるものとなる。しかし、この場合の送信フレームデー
タ#Nは短く、R_RDY送信要求信号の返送が大きく
遅れることはない。フレーム送信要求があった時、直ち
に送信フレームデータ#Nの送信を行うか後で行うか
は、すなわち送信フレームデータ#Nの送信フレーム長
が長いか短いかは、送信データ調停部4におけるフロー
制御パラメータ4−1の値Xを変えることによって、そ
の判断基準を自由に調整することができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば、フレーム処理部への受信フレームデータ
の転送中にフレーム処理部から送信フレームデータの送
信要求があると、少なくとも受信フレームデータの転送
完了を示す確認信号の返送が完了するまで、送信フレー
ムデータの送信が待ち合わされるものとなり、ファイバ
チャネルを効率よく使用し、スループットを向上させる
ことができるようになる。
【0031】また、本発明によれば、フレーム処理部へ
の受信フレームデータの転送中にフレーム処理部から送
信フレームデータの送信要求があると、この時の送信フ
レームデータの送信フレーム長と転送中の受信フレーム
データの残余長との差に基づき、受信フレームデータの
転送完了を示す確認信号を先に送信するのか、送信フレ
ームデータを先に送信するのかの調停が行われ、送信フ
レームデータの送信フレーム長と転送中の受信フレーム
データの残余長との差が所定値よりも大きい場合(送信
フレームデータのフレーム長が長い場合)には、少なく
とも受信フレームデータの転送完了を示す確認信号の返
送が完了するまで送信フレームデータの送信が待ち合わ
せられるものとなり、所定値よりも小さい場合(送信フ
レームデータのフレーム長が長い場合)には、送信フレ
ームデータの送信が開始され、この送信フレームデータ
の送信が完了するまで受信フレームデータの転送完了を
示す確認信号の返送が待ち合わせられるものとなり、フ
ァイバチャネルを効率よく使用し、スループットを向上
させることができるようになる。
【0032】特に、本発明は、ファブリックのようなス
イッチ装置やクラス2でフレーム長の大きいデータフー
レムに対し、フレーム長の小さいACKフレーム(確認
信号)を返すような場合に効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施に用いるフロー制御回路の要部
を示すブロック図である。
【図2】 このフロー制御回路における特徴的な動作を
説明するタイムチャートである。
【図3】 従来のフロー制御回路の要部を示すブロック
図である。
【図4】 このフロー制御回路におけるR_RDY送信
要求信号の返送動作を説明するタイムチャートである。
【図5】 このフロー制御回路におけるフレーム送信要
求が出された場合の動作を説明するタイムチャートであ
る。
【符号の説明】
1…受信フレームバッファ、2…DM制御部、2−1…
DMA残余カウンタ、3…プリミティブ送信制御部、4
…送信データ調停部、4−1…フロー制御パラメータ、
5…フレーム送信制御部、6…フレーム処理部、7…フ
ァイバチャネル、8…セレクタ、200…フロー制御回
路。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファイバチャネルを介して入力される受
    信フレームデータを受信フレームバッファに蓄え、この
    蓄えられた受信フレームデータを蓄えられた順にフレー
    ム処理部に転送し、この受信フレームデータの転送を完
    了する毎に確認信号を前記ファイバチャネルを介して相
    手ノードへ返送するファイバチャネルのフロー制御方法
    において、 前記フレーム処理部への受信フレームデータの転送中に
    前記フレーム処理部からの送信フレームデータの送信要
    求があった場合、前記フレーム処理部への受信フレーム
    データの転送完了を示す確認信号の返送を優先し、この
    確認信号の返送完了よりも後に前記送信フレームデータ
    の送信を開始するようにしたことを特徴とするファイバ
    チャネルのフロー制御方法。
  2. 【請求項2】 ファイバチャネルを介して入力される受
    信フレームデータを受信フレームバッファに蓄え、この
    蓄えられた受信フレームデータを蓄えられた順にフレー
    ム処理部に転送し、この受信フレームデータの転送を完
    了する毎に確認信号を前記ファイバチャネルを介して相
    手ノードへ返送するファイバチャネルのフロー制御方法
    において、 前記フレーム処理部への受信フレームデータの転送中に
    前記フレーム処理部からの送信フレームデータの送信要
    求があった場合、 その時の送信フレームデータの送信フレーム長と前記フ
    レーム処理部へ転送中の受信フレームデータの残余長と
    の差に基づき、 この差が予め定められている所定値よりも大きい場合に
    は、前記フレーム処理部への受信フレームデータの転送
    完了を示す確認信号の返送を優先し、この確認信号の返
    送完了よりも後に前記送信フレームデータの送信を開始
    するようにし、 この差が前記所定値よりも小さい場合には、前記送信フ
    レームデータの送信を開始し、この送信フレームデータ
    の送信完了よりも後に、前記フレーム処理部への受信フ
    レームデータの転送完了を示す確認信号を返送するよう
    にしたことを特徴とするファイバチャネルのフロー制御
    方法。
  3. 【請求項3】 ファイバチャネルを介して入力される受
    信フレームデータを受信フレームバッファに蓄え、この
    蓄えられた受信フレームデータを蓄えられた順にフレー
    ム処理部に転送し、この受信フレームデータの転送を完
    了する毎に確認信号を前記ファイバチャネルを介して相
    手ノードへ返送するファイバチャネルのフロー制御装置
    において、 前記フレーム処理部への受信フレームデータの転送中に
    前記フレーム処理部からの送信フレームデータの送信要
    求があった場合、前記フレーム処理部への受信フレーム
    データの転送完了を示す確認信号の返送を優先し、この
    確認信号の返送完了よりも後に前記送信フレームデータ
    の送信を開始させる送信データ調停手段を備えたことを
    特徴とするファイバチャネルのフロー制御装置。
  4. 【請求項4】 ファイバチャネルを介して入力される受
    信フレームデータを受信フレームバッファに蓄え、この
    蓄えられた受信フレームデータを蓄えられた順にフレー
    ム処理部に転送し、この受信フレームデータの転送を完
    了する毎に確認信号を前記ファイバチャネルを介して相
    手ノードへ返送するファイバチャネルのフロー制御装置
    において、 前記フレーム処理部への受信フレームデータの転送中に
    前記フレーム処理部からの送信フレームデータの送信要
    求があった場合、その時の送信フレームデータの送信フ
    レーム長と前記フレーム処理部へ転送中の受信フレーム
    データの残余長との差に基づき、この差が予め定められ
    ている所定値よりも大きい場合には、前記フレーム処理
    部への受信フレームデータの転送完了を示す確認信号の
    返送を優先し、この確認信号の返送完了よりも後に前記
    送信フレームデータの送信を開始させ、この差が前記所
    定値よりも小さい場合には、前記送信フレームデータの
    送信を開始し、この送信フレームデータの送信完了より
    も後に、前記フレーム処理部への受信フレームデータの
    転送完了を示す確認信号を返送させる送信データ調停手
    段を備えたことを特徴とするファイバチャネルのフロー
    制御装置。
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