JP2002215121A - 画像処理装置および方法、プログラム、並びに記録媒体 - Google Patents

画像処理装置および方法、プログラム、並びに記録媒体

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JP2002215121A
JP2002215121A JP2001006365A JP2001006365A JP2002215121A JP 2002215121 A JP2002215121 A JP 2002215121A JP 2001006365 A JP2001006365 A JP 2001006365A JP 2001006365 A JP2001006365 A JP 2001006365A JP 2002215121 A JP2002215121 A JP 2002215121A
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/01Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level
    • H04N7/0117Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level involving conversion of the spatial resolution of the incoming video signal
    • H04N7/012Conversion between an interlaced and a progressive signal

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Graphics (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Television Systems (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インタレース画面をプログレッシブ画面に変
換する際、エッジを強調し、静止画領域の垂直解像度を
向上させ、動画領域の斜めエッジを滑らかに補間して、
エラーの発生を低減させるようにする。 【解決手段】 イメージリフレッシャ12a,12b
は、フィールドメモリ11a,11bに記憶されたフィ
ールドデータのエッジ部分を強調してフィールドメモリ
11e,11fに記憶させる。フィールド内補間部14
は、フィールドメモリ11eに記憶された1個のフィー
ルドデータで、動画素を補間して補間メモリ16aに記
憶させる。フィールド間補間部15は、フィールドメモ
リ11e,11fに記憶された2個のフィールドデータ
から静止画素を補間し、補間メモリ16bに記憶させ
る。静止/動画領域判定部17は、プログレッシブ画面
の各画素が静止画素か動画素かを判定する。セレクタ1
8は、静止/動画領域判定部17の判定結果に基づい
て、動画素は、補間メモリ16aの画素値を読込み、静
止画素は、補間メモリ16bから画素値を読み出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置およ
び方法、プログラム、並びに記録媒体に関し、特に、イ
ンタレーススキャン画像をプログレッシブスキャン画像
に変換させる際に、静止画領域の垂直解像度を向上さ
せ、動画領域におけるエッジをなだらかに補間させるよ
うにすると共に、変換におけるエラーを抑制するように
した画像処理装置および方法、プログラム、並びに記録
媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】インタレーススキャン方式の画像をプロ
グレッシブスキャン方式の画像に変換(IP変換)させる
技術が一般に普及しつつある。
【0003】インタレーススキャン方式は、飛び越し走
査と呼ばれる走査方式であり、実際の表示画像の走査線
を1本おきに走査する(走査線1本おきに飛び越して走
査する)方式である。インタレーススキャン方式で走査
された1つの画像は、フィールドと呼ばれ、連続する画
像を表示するとき、隣り合うフィールドは、走査線1本
分ずれた状態で画素が存在しており、そのフィールドが
連続して交互に表示されている。
【0004】プログレッシブスキャン方式は、インタレ
ーススキャン方式に対して、表示画像の全走査線を走査
する方式である。
【0005】従って、インタレーススキャン方式の画像
からプログレッシブスキャン方式の画像への変換処理
は、インタレーススキャン方式の画像の中の、画素が存
在しないライン上に、元々存在する画素を使用して、画
素を補間させ、全ての走査線上に画素を生成する処理で
ある。
【0006】従来では、補間の方法としては、走査線1
本分を遅延して、表示させることで、各走査線を2度ス
キャンする2度書きと呼ばれる方法や、上下方向の画素
を用いて、線形補間するといった方法が用いられてい
た。
【0007】また、垂直解像度を上げるために、複数の
フィールドの情報を利用する方法も提案された。この方
法は、インタレーススキャン方式では、連続するフィー
ルドの1個前のフィールドが、上述のように走査線1本
分だけずれた関係にあるので、1個前のフィールド上に
は、現在のフィールド上の補間すべき位置に画素が存在
する。そこで、複数のフィールドを使用する補間処理で
は、この画素を利用する。すなわち、その補間すべき画
素が静止画素の場合、1個前のフィールドの画素を、そ
のまま使用して補間し、また、動画素の場合、現在のフ
ィールドの上下の画素を用いて線形補間により画素を補
間するというものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
方法では、例えば2度書きを使用した場合、斜めエッジ
となる映像は、IP変換により大きな階段状に表示される
ことになってしまうという課題があった。
【0009】また、線形補間を用いた場合、2度書きに
比べると、表示画像は向上されるものの、多少ぼけて表
示されてしまうことがあり、また、2度書きを用いた場
合と同様に斜めのエッジは、階段状に表示されてしまう
という課題があった。
【0010】そこで、斜め方向のエッジが階段状に表示
されてしまうのを防ぐために、エッジの方向を検出しな
がらIP変換を実行するという方法が提案された。これ
は、特公平3−42832に記載されているものであ
り、補間すべき注目画素を中心として、上下、右上左
下、および、右下左上の3組の画素の差分の絶対値を調
べて、最も小さい値をとる画素の組合せで補間を行い、
全てが所定の値より大きい値であれば上の画素値をコピ
ーして補間するという方法である。これにより、斜め方
向のエッジが存在す場合でも、その方向が滑らかに補間
されるようになった。
【0011】しかしならが、エッジの方向を検出しなが
ら変換する方法においては、斜め方向のエッジの表示が
改善されるものの、静止画領域では、複数のフィールド
を用いる方法に比べて、垂直解像度が不利となってしま
うという課題がった。また、エッジの方向を検出しなが
ら変換する方法は、実画像に適用すると、例えば、ノイ
ズや照明条件によって、斜め方向の相関関係が上下方向
よりも若干高く、算出されてしまうことがあり、実際の
絵柄は上下に連続していても、正確に表示されないとい
ったエラーが発生し易くなるという課題があった。
【0012】さらに、複数フィールドを使用する方法で
は、斜めエッジが階段状に表示される問題は改善される
ものの、静止画領域では、複数のフィールドを使用する
ため、垂直解像度が多少犠牲にされてしまうという課題
があった。
【0013】また、一般的なビデオ信号などにおいて
は、高周波成分がわずかしか含まれておらず、エッジは
ぼんやりとしか現れないので、局地的にエッジ方向を正
確に検出するのは困難であり、特定方向のエッジを強調
しようとしても、複数のエッジ方向の候補が検出され
て、選別することができず、結局、従来の線形補間と同
程度の画質でしか、画像を生成することができないとい
う課題があった。
【0014】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、インタレーススキャン画像からプログレッ
シブスキャン画像への変換の際に、静止画部分の垂直解
像度を向上させ、動画領域におけるエッジをなだらかに
補間させると共に、変換におけるエラーを抑制できるよ
うにするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の画像処理装置
は、変換しようとするインタレース方式の画像のフィー
ルドの画素と、それとは異なるフィールドの画素から、
プログレッシブ方式の画像の画素を補間するフィールド
間補間手段と、変換しようとするインタレース方式の画
像のフィールド内の画素から、プログレッシブ方式の画
像の画素を補間するフィールド内補間手段と、補間され
るプログレッシブ方式の画像の画素が動画素であるか、
または、静止画素であるかを判定する判定手段と、判定
手段の判定結果に基づいて、フィールド内補間手段によ
り補間された画素か、または、フィールド間補間手段に
より補間された画素のいずれかを選択する選択手段とを
備えることを特徴とする。
【0016】前記変換しようとするインタレース方式の
画像のエッジを強調するエッジ強調手段をさらに設ける
ようにさせることができる。
【0017】前記エッジ強調手段には、インタレース方
式の画像の各画素毎に水平方向、および、垂直方向の1
次元フィルタ処理を施し、画像のエッジを強調させるよ
うにすることができる。
【0018】前記各画素の近傍の画素値から、画素の近
傍の、垂直方向、および、水平方向の中心画素エネルギ
を算出する中心画素エネルギ算出手段をさらに設けるよ
うにさせることができ、エッジ強調手段には、中心画素
エネルギ算出手段により算出された垂直方向、および、
水平方向の中心画素エネルギが、所定の値を越えた画素
に対してフィルタ処理を施すようにさせることができ
る。
【0019】前記フィールド間補間手段には、変換しよ
うとするインタレース方式の画像のフィールドに、それ
とは異なるフィールドの画素をそのままコピーして補間
させるようにすることができる。
【0020】前記変換しようとするインタレース方式の
画像のフィールド内に、補間しようとする画素の上下の
水平ライン上の、画素に点対照な位置の画素同士の相関
を検出する相関検出手段をさらに設けるようにさせるこ
とができ、フィールド内補間手段には、相関検出手段に
より検出された相関の最も強い画素同士から画素を補間
させるようにすることができる。
【0021】前記相関検出手段には、補間しようとする
画素を中心として、点対照な位置同士の画素の画素値の
差分の絶対値を相関として検出させるようにすることが
できる。
【0022】前記補間しようとする画素の近傍の画素値
から、補間しようとする画素の近傍エネルギを算出する
近傍エネルギ算出手段をさらに設けるようにさせること
ができ、近傍エネルギ算出手段により算出された補間し
ようとする画素の近傍エネルギの値が、所定の閾値より
大きい場合、フィールド内補間手段には、相関検出手段
により検出された相関の最も強い画素に基づいて補間を
行わせるようにすることができる。
【0023】前記近傍エネルギは、補間しようとする画
素を挟んで、その上下に水平方向に伸びるライン上の所
定数の画素のうち、ラインに垂直に対向し合う画素の画
素値の差分の絶対値の和を取ったものとするか、また
は、補間しようとする画素を中心として、点対称の位置
に存在する画素の画素値の差分の絶対値の和を取ったも
のとすることができる。
【0024】本発明の画像処理方法は、変換しようとす
るインタレース方式の画像のフィールドの画素と、それ
とは異なるフィールドの画素から、プログレッシブ方式
の画像の画素を補間するフィールド間補間ステップと、
変換しようとするインタレース方式の画像のフィールド
内の画素から、プログレッシブ方式の画像の画素を補間
するフィールド内補間ステップと、補間されるプログレ
ッシブ方式の画像の画素が動画素であるか、または、静
止画素であるかを判定する判定ステップと、判定ステッ
プの処理での判定結果に基づいて、フィールド内補間ス
テップの処理で補間された画素か、または、フィールド
間補間ステップの処理で補間された画素のいずれかを選
択する選択ステップとを備えることを特徴とする。
【0025】本発明のプログラムは、変換しようとする
インタレース方式の画像のフィールドの画素と、それと
は異なるフィールドの画素から、プログレッシブ方式の
画像の画素の補間を制御するフィールド間補間制御ステ
ップと、変換しようとするインタレース方式の画像のフ
ィールド内の画素から、プログレッシブ方式の画像の画
素の補間を制御するフィールド内補間制御ステップと、
補間されるプログレッシブ方式の画像の画素が動画素で
あるか、または、静止画素であるかの判定を制御する判
定制御ステップと、判定制御ステップの処理での判定結
果に基づいて、フィールド内補間制御ステップの処理で
補間された画素か、または、フィールド間補間制御ステ
ップの処理で補間された画素のいずれかの選択を制御す
る選択制御ステップとを含むことを特徴とする。
【0026】本発明の記録媒体のプログラムは、変換し
ようとするインタレース方式の画像のフィールドの画素
と、それとは異なるフィールドの画素から、プログレッ
シブ方式の画像の画素の補間を制御するフィールド間補
間制御ステップと、変換しようとするインタレース方式
の画像のフィールド内の画素から、プログレッシブ方式
の画像の画素の補間を制御するフィールド内補間制御ス
テップと、補間されるプログレッシブ方式の画像の画素
が動画素であるか、または、静止画素であるかの判定を
制御する判定制御ステップと、判定制御ステップの処理
での判定結果に基づいて、フィールド内補間制御ステッ
プの処理で補間された画素か、または、フィールド間補
間制御ステップの処理で補間された画素のいずれかの選
択を制御する選択制御ステップとを含むことを特徴とす
る。
【0027】本発明の画像処理装置および方法、並びに
プログラムにおいては、変換しようとするインタレース
方式の画像のフィールドの画素と、それとは異なるフィ
ールドの画素から、プログレッシブ方式の画像の画素が
補間され、変換しようとするインタレース方式の画像の
フィールド内の画素から、プログレッシブ方式の画像の
画素が補間され、補間されるプログレッシブ方式の画像
の画素が動画素であるか、または、静止画素であるかが
判定され、判定結果に基づいて、フィールド内補間され
た画素か、または、フィールド間補間された画素のいず
れかが選択される。
【0028】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る画像処理装
置の一実施の形態の構成を示す図である。フィールドメ
モリ11a乃至11fは、入力されたインタレーススキ
ャン方式の画像(以下、インタレース画像と称する)の
1フィールド分の情報を一時的に記憶し、後段の装置に
出力する。すなわち、フィールドメモリ11aは、所定
の時刻tのタイミングで入力された1フィールド分の画
像情報を記憶し、次の時刻t+1のタイミングで、記憶し
ていた時刻tのフィールドデータを、イメージリフレッ
シャ12aおよび静止/動画領域判定部17に出力する
と共に、フィールドメモリ11bに出力する。そして、
それと同時に、フィールドメモリ11aは、新たに時刻
t+1のフィールドデータを記憶する。フィールドメモリ
11bは、時刻t+1のタイミングで、フィールドメモリ
11aより入力された時刻tのフィールドデータを記憶
する。
【0029】また、時刻t+2のタイミングで、フィール
ドメモリ11aは、時刻t+1のフィールドデータをイメ
ージリフレッシャ12a、静止/動画領域判定部17、
および、フィールドメモリ11bに出力し、新たな、時
刻t+2のフィールドデータを記憶する。同時に、時刻t+2
において、フィールドメモリ11bは、時刻tのフィー
ルドデータを、フィールドメモリ11c、イメージリフ
レッシャ12b、および、静止/動画領域判定部17に
出力し、フィールドメモリ11aより入力された時刻t+
1のフィールドデータを記憶する。フィールドメモリ1
1cは、フィールドメモリ11bより入力された時刻t
のフィールドデータを記憶する。
【0030】さらに、時刻t+3において、フィールドメ
モリ11aは、それまで記憶していた時刻t+2のフィー
ルドデータをフィールドメモリ11b、イメージリフレ
ッシャ12a、および、静止/動画領域判定部17に出
力し、時刻t+3のフィールドデータを記憶する。同時
に、フィールドメモリ11bは、時刻t+1のフィールド
データをフィールドメモリ11c、イメージリフレッシ
ャ12b、および、静止/動画領域判定部17に出力
し、フィールドメモリ11bより入力された時刻t+2の
フィールドデータを記憶する。また、フィールドメモリ
11cは、記憶していた時刻tのフィールドデータをフ
ィールドメモリ11d、および、静止/動画領域判定部
17に出力する。
【0031】また、時刻t+4において、フィールドメモ
リ11aは、記憶していた時刻t+3のフィールドデータ
をフィールドメモリ11b、イメージリフレッシャ12
a、および、静止/動画領域判定部17に出力し、入力
された時刻t+4のフィールドデータを記憶する。フィー
ルドメモリ11bは、記憶していた時刻t+2のフィール
ドデータをフィールドメモリ11c、イメージリフレッ
シャ12b、および、静止/動画領域判定部17に出力
し、フィールドメモリ11aより入力された時刻t+3の
フィールドデータを記憶する。フィールドメモリ11c
は、記憶していた時刻t+1のフィールドデータをフィー
ルドメモリ11dおよび静止/動画領域判定部17に出
力し、フィールドメモリ11bより入力された時刻t+2
のフィールドデータを記憶する。フィールドメモリ11
dは、記憶していた時刻tのフィールドデータを静止/
動画領域判定部17に出力し、フィールドメモリ11c
より入力された時刻t+1のフィールドデータを記憶す
る。
【0032】このように、フィールドメモリ11a乃至
11dは、順次フィールドデータを伝達しながら、常
に、4個の連続したフィールドデータを記憶している。
また、フィールドメモリ11e,11fは、イメージリ
フレッシャ12a,12bから供給される垂直方向のエ
ッジ、および、水平方向のエッジのそれぞれが強調され
たフィールドデータを記憶し、順次フィールド内補間部
14、および、フィールド間補間部15に出力する。
【0033】イメージリフレッシャ12aは、バッファ
13aを適宜利用しながら、フィールドメモリ11aよ
り入力されたフィールドデータに、1次元の垂直フィル
タ、および、1次元の水平フィルタの処理を施し、垂直
方向および水平方向のエッジ部分を強調した後、フィー
ルドメモリ11eに出力する。イメージリフレッシャ1
2b、および、バッファ13bについても処理は、同様
であるが、1フィールド分だけ時刻的に遅れたフィール
ドデータの処理を行う。
【0034】フィールド内補間部14は、エッジ強調処
理されたフィールドメモリ11eに記憶されているフィ
ールドデータからプログレッシブ画像の動画領域の画素
を補間して生成し、プログレッシブ画像として補間メモ
リ16aに出力し、記憶させる。尚、フィールド内補間
処理については、詳細を後述する。
【0035】フィールド間補間部15は、フィールドメ
モリ11e,11fに記憶されている連続する2個のフ
ィールドデータからプログレッシブ画像の静止画領域の
画素を補間して生成し、生成したプログレッシブ画像を
補間メモリ16bに出力し、記憶させる。尚、フィール
ド間補間処理については、詳細を後述する。
【0036】静止/動画領域判定部17は、フィールド
メモリ11a乃至11dより入力される、連続する4個
のフィールドデータから、最新のフィールドデータの補
間しようとする画素が静止画領域の画素であるのか、ま
たは、動画領域の画素であるのかを判定し、記憶する。
尚、静止画領域の画素であるか、または、動画領域の画
素であるかの判定処理については、詳細を後述する。
【0037】セレクタ18は、静止/動画領域判定部1
7に記憶された情報に基づいて、補間しようとする画素
が動画領域の画素である場合、フィールド間補間部15
により補間された画素を補間メモリ16bから読出し、
また、補間しようとする画素が静止画領域の画素である
場合、フィールド内補間部14により補間された画素を
補間メモリ16aから読み出して、最終的なプログレッ
シブ画像を生成し、出力する。
【0038】次に、図2のフローチャートを参照して、
本発明を適用した画像処理装置のIP変換処理について説
明する。
【0039】ステップS1において、フィールドメモリ
11aは、記憶していたフィールドデータをフィールド
メモリ11b、イメージリフレッシャ12a、および、
静止/動画領域判定部17に出力し、入力されたフィー
ルドデータを記憶する。同時に、フィールドメモリ11
bは、それまで記憶していたフィールドデータをフィー
ルドメモリ11c、イメージリフレッシャ12b、およ
び、静止/動画領域判定部17に出力する。また、フィ
ールドメモリ11cは、それまで記憶していたフィール
ドデータをフィールドメモリ11d、および、静止/動
画領域判定部17に出力し、フィールドメモリ11bよ
り入力されたフィールドデータを記憶する。さらに、フ
ィールドメモリ11dは、それまで記憶していたフィー
ルドデータを静止/動画領域判定部17に出力し、フィ
ールドメモリ11cより入力されたフィールドデータを
記憶する。
【0040】ステップS2において、イメージリフレッ
シャ12a,12bは、1次元垂直エッジ強調処理を施
す。
【0041】ここで、図3のフローチャートを参照し
て、イメージリフレッシャ12a,12bの1次元垂直
エッジ強調処理について説明する。尚、イメージリフレ
ッシャ12a,12bの処理は、連続する2個のフィー
ルドデータに対して、同様の処理が実行されることにな
るので、ここでは、イメージリフレッシャ12aの処理
について説明する。
【0042】ステップS21において、イメージリフレ
ッシャ12aは、フィールドメモリ11aより入力され
たフィールドデータのうち、処理していない画素がある
か否かを判定し、処理していない画素があると判定され
た場合、その処理は、ステップS22に進む。
【0043】ステップS22において、イメージリフレ
ッシャ12aは、未処理画素を検索し、検索された未処
理画素の垂直方向中心画素エネルギを算出する。例え
ば、図4に示すようなフィールドデータが存在し、垂直
方向のy+1,y,y−1の各ラインに、画素a乃至
e、画素f乃至j、および、画素k乃至oが配置されて
いるものとするとき、画素hの近傍のAエリア(図中実
線で囲まれた範囲)の垂直方向中心画素エネルギE
V-hは、以下の式により求められる。 EV-h=|(b+c+d)−(l+m+n)|・・・(1)
【0044】ここで、b,c,d,l,m,およびn
は、画素b,c,d,l,m,およびnの画素値であ
る。すなわち、式(1)の垂直方向中心画素エネルギEV
は、未処理画素を中心とした上のラインと下のラインに
存在する画素値の和同士の差分の絶対値である。このた
め、相関のある画素同士が上下にある場合は、その画素
値の差分には、大きな差がないので、垂直方向中心画素
エネルギも小さくなり、逆に、相関のない画素同士が上
下にある場合、その画素値の差分には大きな差が現れる
ことが多く、結果として垂直方向中心画素エネルギも大
きくなる。
【0045】イメージリフレッシャ12aは、未処理画
素の垂直方向中心画素エネルギEV-hを上記の式(1)を
演算することにより求める。
【0046】ステップS23において、イメージリフレ
ッシャ12aは、求められた垂直方向中心画素エネルギ
EVが、所定の値以上であるか否かを判定し、所定の値以
上であると判定した場合、すなわち、未処理の画素が垂
直方向の画素との間に強い相関が見られないと判定した
場合、その処理は、ステップS24に進む。
【0047】ステップS24において、イメージリフレ
ッシャ12aは、未処理画素を含めた上下3個の画素の
画素値を比較して最大値と最小値を求める。すなわち、
例えば、図4に示すように、未処理画素が画素hであっ
た場合、それを含めた上下の画素c,h,m(図4中の
実線で囲まれたBエリア)の各画素値を読出し、図5に
示すように、その内の最大値(c,h,m)と最小値
(c,h,m)を求める。
【0048】ステップS25において、イメージリフレ
ッシャ12aは、図4に示すBエリアの画素c,h,m
に、図5に示すような1次元垂直フィルタ処理を施す。
すなわち、1次元垂直フィルタとしては、(1/2−α/
2,α,1/2−α/2)(1<α≦2)といったものであ
り、以下の式(2)に示すような演算により、フィルタ
処理された画素値hV-filterが求められる。 hV-filter=c×(1/2−α/2)+h×α+m×(1/2−α/2)・・・(2)
【0049】ここで、αは、1<α≦2の範囲で任意に
設定できる定数であり、エッジの強調の程度を調節する
ことができる。
【0050】ステップS26において、イメージリフレ
ッシャ12aは、図5に示すように、フィルタ処理した
画素値hV-filterと最大値(c,h,m)を比較し、フ
ィルタ処理した画素値hV-filterが最大値(c,h,
m)以上であるか否かを判定し、最大値(c,h,m)
以上であると判定した場合、ステップS27において、
イメージリフレッシャ12aは、画素値hV-filterを最
大値(c,h,m)に置き換える。
【0051】ステップS28において、イメージリフレ
ッシャ12aは、最大値(c,h,m)に置き換えられ
た画素値を画素hの画素値としてバッファ13aに記憶
させ、その処理は、ステップS21に戻り、全ての画素
に1次元垂直エッジ強調処理が施されたと判定されるま
で同様の処理が繰り返される。
【0052】ステップS23において、垂直方向中心画
素エネルギEVが、所定の値以上ではないと判定された場
合、すなわち、未処理の画素が上下の画素との間に強い
相関が認められると判定された場合、その処理は、ステ
ップS28に進み、イメージリフレッシャ12aは、画
素hの画素値を、フィルタ処理することなく、そのまま
バッファ13aに記憶させ、その処理は、ステップS2
1に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
【0053】ステップS26において、フィルタ処理し
た画素値hV-filterが最大値(c,h,m)以上ではな
いと判定した場合、ステップS29において、イメージ
リフレッシャ12aは、フィルタ処理した画素値h
V-filterと最小値(c,h,m)を比較し、フィルタ処
理した画素値hV-filterが最小値(c,h,m)以下で
あるか否かを判定し、フィルタ処理した画素値h
V-filterが最小値(c,h,m)以下であると判定した
場合、その処理は、ステップS30に進む。
【0054】ステップS30において、イメージリフレ
ッシャ12aは、画素値hV-filterを最小値(c,h,
m)に置き換え、ステップS28において、最小値
(c,h,m)に置き換えられた画素値を、画素hの画
素値としてバッファ13aに記憶する。
【0055】ステップS29において、フィルタ処理し
た画素値hV-filterが最小値(c,h,m)以下ではな
いと判定した場合、その処理は、ステップS28に進
み、イメージリフレッシャ12aは、フィルタ処理され
た画素値hV-filterを、画素hの画素値としてバッファ
13aに記憶させ、その処理は、ステップS21に戻
る。
【0056】すなわち、ステップS23の処理で、垂直
方向中心画素エネルギの値が所定の閾値以上である場合
(未処理画素が上下の画素との間に強い相関が認められ
ない場合)、図5に示すように、ステップS24の処理
で求められた最大値(c,h,m)、および、最小値
(c,h,m)が、画素c,h,mの局所的な範囲の最
大値と最小値とみなされ、ステップS25の処理で求め
られたフィルタ処理した画素値が、その最小値と最大値
の範囲に含まれたときは、フィルタ処理した画素値をバ
ッファ13aに記憶させ、その範囲以下のときは画素値
を最小値に、その範囲以上のときは画素値を最大値にし
て、バッファ13aに記憶させる。ステップS23の処
理で、垂直方向中心画素エネルギの値が所定の閾値以上
ではない場合、すなわち、上下の画素と相関が強い場
合、元の画素値がそのままバッファ13aに記憶され
る。
【0057】ここで、図2のフローチャートの説明に戻
る。
【0058】ステップS2において、1次元エッジ強調
処理が実行された後、ステップS3において、イメージ
リフレッシャ12aは、1次元水平エッジ強調処理を実
行する。
【0059】ここで、図6のフローチャートを参照し
て、1次元水平エッジ強調処理について説明する。
【0060】ステップS41において、イメージリフレ
ッシャ12aは、バッファ13aに記憶された1次元垂
直エッジ強調処理されているフィールドデータの各画素
について1次元水平エッジ処理を施していない画素があ
るか否かを判定し、未処理の画素が存在すると判定した
場合、その処理は、ステップS42に進む。
【0061】ステップS42において、イメージリフレ
ッシャ12aは、未処理画素を検索し、検索された未処
理画素の水平方向中心画素エネルギを算出する。例え
ば、図7に示すようなフィールドデータが存在し、垂直
方向のy+1,y,y−1の各ラインに、画素a乃至
e、画素f乃至j、および、画素k乃至oが配置されて
いるものとするとき、画素hの近傍のAエリア(図中実
線で囲まれた範囲)の水平方向中心画素エネルギE
H-hは、以下の式により求められる。 EH-h=|(d+i+n)−(b+g+l)|・・・(3)
【0062】ここで、b,d,g,i,l、およびn
は、画素b,d,g,i,l、およびnの画素値であ
る。すなわち、式(3)の水平方向中心画素エネルギEH
は、未処理画素を中心とした右のラインと左のラインに
存在する画素値の和同士の差分の絶対値である。このた
め、相関のある画素同士が左右にある場合は、その画素
値の差分には、大きな差がないので、水平方向中心画素
エネルギも小さくなり、逆に、相関のない画素同士が左
右にある場合、その画素値の差分には大きな差が現れる
ことが多いので、水平方向中心画素エネルギも大きくな
る。
【0063】イメージリフレッシャ12aは、上記の式
(3)を演算し、未処理画素の水平方向中心画素エネル
ギEHを求める。
【0064】ステップS43において、イメージリフレ
ッシャ12aは、求められた水平方向中心画素エネルギ
EVが、所定の値以上であるか否かを判定し、所定の値以
上であると判定した場合、すなわち、未処理の画素が左
右の画素と強い相関が見られないと判定した場合、その
処理は、ステップS44に進む。
【0065】ステップS44において、イメージリフレ
ッシャ12aは、未処理画素を含めた左右5個の画素の
画素値を比較して最大値と最小値を求める。すなわち、
例えば、図7に示すように、未処理画素が画素hであっ
た場合、それを含めた左右の画素f乃至j(図7中の実
線で囲まれたBエリア)の各画素値を読出し、図8に示
すように、その内の最大値(f,g,h,i,j)と最
小値(f,g,h,i,j)を求める。
【0066】ステップS45において、イメージリフレ
ッシャ12aは、図7に示すBエリアの画素f乃至j
に、図8に示すような1次元水平フィルタ処理を施す。
すなわち、1次元垂直フィルタとしては、(1/4−α/
2,1/4,α,1/4,1/4−α/2)(1<α≦2)といった
ものであり、以下に示す式(4)を演算することによ
り、フィルタ処理された画素値hH-filterが求められ
る。 hH-filter=f×(1/4−α/2)+g×1/4+h×α+i×1/4+j×(1/4−α /2) ・・・(4)
【0067】ここで、αは、1<α≦2の範囲で任意に
設定できる定数であり、エッジの強調の程度を調節する
ことができる。
【0068】ステップS46において、イメージリフレ
ッシャ12aは、フィルタ処理した画素値hH-filter
最大値(f,g,h,i,j)を比較し、フィルタ処理
した画素値hH-filterが最大値(f,g,h,i,j)
以上であるか否かを判定し、最大値(f,g,h,i,
j)以上であると判定した場合、ステップS47におい
て、イメージリフレッシャ12aは、画素値hH-filter
を最大値(f,g,h,i,j)に置き換える。
【0069】ステップS48において、イメージリフレ
ッシャ12aは、最大値(f,g,h,i,j)に置き
換えられた画素値を画素hの画素値としてフィールドメ
モリ11eに記憶させ、その処理は、ステップS41に
戻り、全ての画素に1次元水平エッジ強調処理が施され
たと判定されるまで同様の処理が繰り返される。
【0070】ステップS43において、水平方向中心画
素エネルギEHが、所定の値以上ではないと判定された場
合、すなわち、未処理の画素が左右の画素との間に強い
相関が見られると判定された場合、その処理は、ステッ
プS48に進み、イメージリフレッシャ12aは、画素
hの画素値をそのままフィールドメモリ11eに記憶さ
せ、その処理は、ステップS41に戻る。
【0071】ステップS46において、フィルタ処理し
た画素値hH-filterが最大値(f,g,h,i,j)以
上ではないと判定した場合、ステップS49において、
イメージリフレッシャ12aは、フィルタ処理した画素
値hH-filterと最小値(f,g,h,i,j)を比較
し、フィルタ処理した画素値hH-filterが最小値(f,
g,h,i,j)以下であるか否かを判定し、フィルタ
処理した画素値hH-filt erが最小値(f,g,h,i,
j)以下であると判定した場合、その処理は、ステップ
S50に進む。
【0072】ステップS50において、イメージリフレ
ッシャ12aは、画素値hH-filterを最小値(f,g,
h,i,j)に置き換え、ステップS48において、最
小値(f,g,h,i,j)に置き換えられた画素値
を、画素hの画素値としてフィールドメモリ11eに記
憶する。
【0073】ステップS49において、フィルタ処理し
た画素値hH-filterが最小値(f,g,h,i,j)以
下ではないと判定した場合、その処理は、ステップS4
8に進み、イメージリフレッシャ12aは、フィルタ処
理された画素値hH-filterを、画素hの画素値としてフ
ィールドメモリ11eに記憶させ、その処理は、ステッ
プS41に戻る。
【0074】すなわち、ステップS43の処理で、水平
方向中心画素エネルギの値が所定の閾値以上である場合
(未処理画素が左右の画素との間に強い相関が認められ
ない場合)、図8に示すように、ステップS44の処理
で求められた最大値(f,g,h,i,j)、および、
最小値(f,g,h,i,j)が、画素f,g,h,
i,jの局所的な範囲の最大値と最小値とみなされ、ス
テップS45の処理で求められたフィルタ処理した画素
値が、その最小値と最大値の範囲に含まれたときは、フ
ィルタ処理した画素値をフィールドメモリ11eに記憶
させ、その範囲以下のときは画素値を最小値に、その範
囲以上のときは画素値を最大値にして、フィールドメモ
リ11eに記憶させる。ステップS43の処理で、水平
方向中心画素エネルギの値が所定の閾値以上ではない場
合、元の画素値がそのままフィールドメモリ11eに記
憶される。
【0075】ここで、図2のフローチャートの説明に戻
る。
【0076】尚、イメージリフレッシャ12bは、同じ
タイミングで1フィールド分遅れたフィールドデータを
フィールドメモリ11bから読込んで、イメージリフレ
ッシャ12aと同様に、図2のステップS2,S3の処
理で、1次元垂直エッジ強調処理、および、1次元水平
エッジ強調処理を施し、エッジ強調したフィールドデー
タを生成して、フィールドメモリ11fに記憶させてい
る。ここでは、同様の処理であるので、その説明は省略
する。
【0077】ステップS3において、1次元水平エッジ
強調処理が実行された後、ステップS4において、フィ
ールド間補間部15は、フィールド間補間処理を実行す
る。
【0078】ここで、図9のフローチャートを参照し
て、フィールド間補間処理について説明する。
【0079】ステップS61において、フィールド間補
間部15は、フィールドメモリ11e,11fに記憶さ
れているフィールドデータを読み出す。ステップS62
において、フィールドメモリ11eから読み出したフィ
ールドデータと、フィールドメモリ11fから読み出し
たフィールドデータを合成して、補間メモリ16bに記
憶させる。
【0080】すなわち、例えば、時刻tのタイミングで
読込まれたフィールドデータがフィールドメモリ11e
に記憶されているとすれば、フィールドメモリ11fに
記憶されているフィールドデータは、時刻t-1のタイミ
ングで読込まれたフィールドデータである。このため、
時刻tのタイミングで読込まれたフィールドデータと、
時刻t-1のタイミングで読込まれたフィールドデータの
垂直方向に配置された画素の位置は、図10に示すよう
に、時刻tのフィールドデータ上の画素A,Bと、時刻
t-1のフィールドデータ上の画素C,Dのようにずれて
配置されることになる。このとき、時刻tのフィールド
データに補間しようとする画素の位置は、時刻t-1のフ
ィールドデータの画素の位置と同様である。
【0081】そこで、時刻tのフィールドデータの各画
素の間のラインに、時刻t-1のフィールドデータを、例
えば、図10の画素C,Dをコピーするように、画素
E,Fとして合成し、プログレッシブ画面を生成し、補
間メモリ16bに記憶させる。
【0082】すなわち、静止画領域の画素は、その画素
値が時刻により大きく変化しないので、このようなフィ
ールド間補間処理により生成することができる。
【0083】ここで、図2のフローチャートの説明に戻
る。
【0084】ステップS4において、フィールド間補間
処理が実行された後、ステップS5において、フィール
ド内補間部14は、フィールド内補間処理を実行する。
【0085】ここで、図11を参照して、フィールド内
補間部14のフィールド内補間処理について説明する。
【0086】ステップS71において、フィールド内補
間部14は、フィールドメモリ11eに記憶されたフィ
ールドデータを検索し、補間されていない画素が存在す
るか否かを判定し、補間されていない画素が存在すると
判定した場合、その処理は、ステップS72に進む。
【0087】ステップS72において、フィールド内補
間部14は、補間しようとする画素の位置を読み出し、
ステップS73において、補間しようとする画素位置近
傍の近傍エネルギEnearを求める。ここで、補間しよう
とする画素位置近傍の近傍エネルギEnearは、例えば、
図12に示すように、垂直方向にy−1,y+1のライ
ン上に、それぞれ画素a乃至eおよび画素g乃至kが存
在し、その間のyのライン上に画素fを補間しようとす
る場合、以下の式(5)から求められる。 Enear-f=|a−k|+|b−j|+|c−i|+|d−h|+|e−g| ・・・(5)
【0088】ここで、a乃至kは、画素a乃至kの画素
値である。
【0089】すなわち、補間しようとする画素位置近傍
の近傍エネルギEnearは、補間しようとする画素位置の
上下のライン上に存在する画素のうち、補間しようとす
る画素位置を中心として点対称となる位置の画素値同士
の差分の絶対値を加算したものである。このため、近傍
エネルギEnearの値が大きいほど、補間しようとする画
素は、エッジ部分を形成している可能性が高く、逆に、
その値が小さいほど、補間しようとする画素は、エッジ
やテクスチャ部分には存在しない可能性が高くなる。
【0090】ステップS74において、フィールド内補
間部14は、近傍エネルギEnearが所定の値より大きい
か否かを判定し、大きいと判定した場合(エッジ部分を
形成している可能性が高いと判定した場合)、その処理
は、ステップS75に進む。
【0091】ステップS75において、フィールド内補
間部14は、補間しようとする画素の近傍の画素から、
相関の高い方向の画素の組合せを求める。すなわち、相
関とは、補間しようとする画素を中心として、その点対
称の位置に存在する画素間の画素値の差分の絶対値であ
る。例えば、図12にしめすように、画素fを補間しよ
うとするとき、求めるべき相関は、|a−k|、|b−
j|、|c−i|、|d−h|、|e−g|である。さ
らに、これらを求めた後、最も小さい値をとる組合せを
検出し、これを最も相関の高い画素の組合せとする。す
なわち、相関が高いということは、画素値に大きな変化
がないことになるので、差分の絶対値が小さいものほど
相関が高いことになる。例えば、|b−j|が最も小さ
い値をとった場合、画素b,jを結ぶ直線方向が相関の
高い方向の画素の組合せと言うことになる。
【0092】ステップS76において、検出された方向
の画素の組合せから補間画素を生成する。すなわち、例
えば、図12に示す画素b,jの組合せが最も相関の高
い方向の画素の組合せであるとき、補間される画素fの
画素値は、以下の式(6)から求められる。 f=1/2×(b+j)・・・(6)
【0093】ステップS77において、フィールド間補
間部14は、補間された画素値が上下方向に対して正し
く変化しているか否かを判定する。例えば、図12に示
す画素fを補間するとき、フィールド内補間部14は、
以下の式(7)に示す判定式Jを演算し、その演算結果
の正負によりこれを判定する。 J=(f−c)×(i−f)・・・(7)
【0094】ここで、c,fは、補間された画素fの上
下に存在する画素c,fの画素値である。
【0095】すなわち、通常上下方向には、画素値は単
調増加するか、単調減少する可能性が高いので、これを
もって画素値の変化が正しいか否かを判定する。判定式
Jは、単調増加、または、単調減少する場合、正の値と
なり、逆に、単調増加、または、単調減少しない場合、
負の値となる。
【0096】そこで、判定式Jが正の値である場合、フ
ィールド内補間部14は、画素値が上下方向に対して正
しく変化していると判定し、その処理は、ステップS7
8に進む。
【0097】ステップS78において、フィールド内補
間部14は、相関の高い方向の画素の組合せから生成さ
れた画素値を補間画素の画素値として補間メモリ16a
に記憶させ、その処理は、ステップS71に戻り、全て
の画素が補間されるまで以上の処理が繰り返される。
【0098】ステップS74において、近傍エネルギE
nearが所定の閾値よりも大きくないと判定された場合、
ステップS79において、上下の画素を用いた線形補間
により画素値を生成し、生成した画素値を補間メモリ1
6aに記憶させる。すなわち、例えば、図12に示す画
素fを補間する場合、その上下に存在する画素c,iの
画素値から以下の式(8)より線形補間により画素値を
求め、これを補間画素の画素値として補間メモリ16a
に記憶させ、その処理は、ステップS71に戻り、補間
しようとする画素が全て補間されるまで処理が繰り返さ
れる。 f=1/2(c+i)・・・(8)
【0099】ステップS77において、画素値が上下方
向に対して正しく変化していないと判定された場合、す
なわち、判定式Jが負の値である場合、その処理は、ス
テップS79に進む。
【0100】ここで、図2のフローチャートの説明に戻
る。
【0101】ステップS5において、フィールド内補間
処理が実行された後、ステップS6において、静止/動
画領域判定部17が、静止動画領域判定処理を実行す
る。
【0102】ここで、図13のフローチャートを参照し
て、静止動画領域判定処理について説明する。
【0103】ステップS91において、静止/動画領域
判定部17は、静止/動画領域判定されていない画素が
存在するか否かを判定し、静止/動画領域判定されてい
ない画素が存在すると判定された場合、その処理は、ス
テップS92に進む。
【0104】ステップS92において、静止動画領域判
定されていない画素を注目画素として検索し、その注目
画素の位置を読み出す。ステップS93において、静止
/動画領域判定部17は、注目画素近傍のフィールド間
とフィールド内の画素間の時間差分(画素値の時間差
分)の絶対値を計算する。すなわち、例えば、図14に
示すように、垂直方向に並ぶ画素として、時刻tのフィ
ールドデータ上に画素a,bが存在し、その間に注目画
素s(補間しようとする画素)が存在するものとする。
また、時刻t-1のフィールドデータ上には、画素c,d
が、時刻t-2のフィールドデータ上には、画素e,f
が、時刻t-3のフィールドデータ上には、画素g,hが
それぞれ存在するものとする。このとき、時刻tと時刻t
-2のフィールドデータは、画素の存在する垂直方向のラ
インが同一であり、また、時刻t-1と時刻t-3のフィール
ドデータは、画素の存在する垂直方向のラインが同一で
あり、それぞれ相互に存在するラインが垂直方向に1ラ
インづつ、ずれた位置関係となっている。さらに、図1
4中の時刻t乃至t-3までのフィールドデータは、水平
方向に対して同一のライン上の画素位置を示している。
【0105】この状態で、フィールド間の時間差分の絶
対値は、|a−c|と|b−c|であり、また、フィー
ルド内の時間差分の絶対値は、|a−e|,|c−g
|、および、|b−f|である。静止/動画領域判定部
17は、フィールドメモリ11a乃至11dより時刻t
乃至t-3のフィールドデータを読込み、これらのフィー
ルドデータから、フィールド間の時間差分の絶対値(|
a−c|、および、|b−c|)と、フィールド内の時
間差分の絶対値(|a−e|,|c−g|、および、|
b−f|)を演算する。
【0106】ステップS94において、静止/動画領域
判定部17は、フィールド間とフィールド内のそれぞれ
の時間的差分の絶対値の最大値を求める。
【0107】ステップS95において、静止/動画領域
判定部17は、フィールド内の時間的差分の絶対値の最
大値が、フィールド間の時間的差分の絶対値の最大値の
1/3倍よりも大きいか否かを判定し、フィールド内の時
間的差分の絶対値の最大値が、フィールド間の時間的差
分の絶対値の最大値の1/3倍よりも大きいと判定した場
合、ステップS96において、静止/動画領域判定部1
7は、注目画素を動画素として記憶し、その処理は、ス
テップS91に戻り、全ての画素が静止動画領域判定さ
れるまで、同様の処理が繰り返される。
【0108】ステップS95において、フィールド内の
時間的差分の絶対値の最大値が、フィールド間の時間的
差分の絶対値の最大値の1/3倍よりも大きくないと判定
された場合、ステップS97において、静止/動画領域
判定部17は、2個のフィールド内の時間的差分同士の
乗算結果が負で、かつ、加算結果の絶対値が所定の閾値
よりも小さいか否かを判定し、2個のフィールド内の時
間的差分同士の乗算結果が負で、かつ、加算結果の絶対
値が所定の閾値よりも小さいと判定した場合、その処理
は、ステップS98に進む。
【0109】ステップS98において、静止/動画領域
判定部17は、2個のフィールド内時間的差分の絶対値
の一方が所定の最小閾値よりも大きく、かつ、他方の1/
2倍よりも大きいか否かを判定し、2個のフィールド内
時間的差分の絶対値の一方が所定の最小閾値よりも大き
く、かつ、他方の1/2倍よりも大きいと判定した場合、
その処理は、ステップS96に進み、2個のフィールド
内時間的差分の絶対値の一方が所定の最小閾値よりも大
きく、かつ、他方の1/2倍よりも大きくないと判定した
場合、その処理は、ステップS99に進む。
【0110】ステップS99において、静止/動画領域
判定部17は、2個のフィールド内時間的差分の絶対値
の一方が所定の最大閾値よりも大きく、かつ、他方の1/
4倍よりも大きいか否かを判定し、2個のフィールド内
時間的差分の絶対値の一方が所定の最大閾値よりも大き
く、かつ、他方の1/4倍よりも大きいと判定した場合、
その処理は、ステップS96に進み、2個のフィールド
内時間的差分の絶対値の一方が所定の最大閾値よりも大
きく、かつ、他方の1/4倍よりも大きくないと判定した
場合、その処理は、ステップS100に進む。
【0111】ステップS100において、静止/動画領
域判定部17は、注目画素を静止画領域の画素として記
憶し、その処理は、ステップS91に進む。
【0112】ステップS97において、2つのフィール
ド内の時間的差分同士の乗算結果が負で、かつ、加算結
果の絶対値が所定の閾値よりも小さくないと判定された
場合、その処理は、ステップS100に進む。
【0113】すなわち、ステップS95の処理で、静止
/動画領域判定部17は、フィールド内の時間的差分の
絶対値の最大値が、フィールド間時間的差分の絶対値の
最大値の1/3倍よりも大きいと判定した場合、注目画素
は、動画素とみなされ、それ以外の場合、2個のフィー
ルド内の時間的差分の乗算結果が負で、かつ、加算結果
の絶対値が所定の閾値よりも小さいという条件の下で、
2個のフィールド内時間的差分の絶対値の一方が、所定
の最小閾値よりも大きく、他方の1/2倍よりも大きいと
きか、或いは、2個のフィールド内時間的差分の絶対値
の一方が所定の最大閾値よりも大きく、他方の1/4倍よ
りも大きいとき、やはり、注目画素は動画素とみなさ
れ、それ以外の場合、注目画素は静止画素としてみなさ
れる。
【0114】ここで、図2のフローチャートの説明に戻
る。
【0115】ステップS6において、静止動画領域判定
処理が実行されると、ステップS7において、セレクタ
18によりセレクト処理が実行される。
【0116】ここで、図15のフローチャートを参照し
て、セレクト処理について説明する。
【0117】ステップS111において、セレクタ18
は、補間されていない注目画素が存在するか否かを判定
する。ステップS112において、セレクタ18は、注
目画素の位置を読み出す。ステップS113において、
セレクタ18は、静止/動画領域判定部17に、読み出
した画素位置に対応する画素が、注目画素が動画素であ
るか否かを問い合わせて、判定し、動画素であると判定
した場合、その処理は、ステップS114に進む。
【0118】ステップS114において、セレクタ18
は、読み出した画素の位置に対応する、補間メモリ16
aに記憶された動画領域の画素として補間された画素値
を読出し、プログレッシブ画面として出力しようとする
画素として挿入して記憶すると共に、その処理は、ステ
ップS111に戻る。
【0119】ステップS113において、注目画素が動
画素ではない、すなわち、静止画素であると判定された
場合、ステップS115において、セレクタ18は、読
み出した画素の位置に対応する、補間メモリ16bに記
憶された静止画領域の画素として補間された画素値を読
出し、プログレッシブ画面として出力しようとする画素
に挿入して記憶すると共に、その処理は、ステップS1
11に戻り、ステップS111において、全ての画素が
補間されるまでこの処理を繰り返す。
【0120】すなわち、セレクタ18は、読み出した注
目画素の位置に基づいて、静止/動画領域判定部17に
問い合わせて、各画素毎に静止画領域の画素として記憶
されているか、動画領域の画素として記憶されているか
を照合し、動画領域の画素であった場合、補間メモリ1
6aに記憶されたフィールド内補間部14により動画素
として補間された画素値を挿入し、また、注目画素が静
止画領域であった場合、補間メモリ16bに記憶された
フィールド間補間部15により静止画素として補間され
た画素値を挿入する。
【0121】ここで、図2のフローチャートの説明に戻
る。
【0122】ステップS7のセレクト処理が終了する
と、ステップS8において、セレクタ18は、生成され
たプログレッシブ画像を図示せぬ後段の装置に出力す
る。
【0123】以上においては、イメージリフレッシャ1
2aは、3タップの垂直フィルタと5タップの水平フィ
ルタを用いた場合について説明してきたが、3タップの
垂直フィルタと3タップの水平フィルタを用いるように
してもよい。また、この場合、例えば、図16に示すよ
うに、垂直フィルタは、(1/4−α/2,α+1/2,1/4−
α/2)となり、水平フィルタは、(1/4−α/2,α+1/
2,1/4−α/2)となるようにしてもよい。さらに、水平
フィルタは、読み出した5個の画素値に対して1個おき
に(例えば、画素f,g,h,i,jが順次読込まれた
とき、画素f,h,jに対して)フィルタ処理を施す。
また、3タップの垂直フィルタと5タップの水平フィル
タの場合と、3タップの垂直フィルタと3タップの水平
フィルタの場合とを、両方使用できるようにして、ユー
ザにより切替えられるようにしても良い。また、水平フ
ィルタと垂直フィルタは、それ以外の異なるタップ数の
ものを使用するようにしても良い。また、補間に使用す
るフィールドデータ、または、画素は、連続するもので
なくても良く、例えば、1個毎に使用したり、それ以上
の数毎に使用するようにしても良い。
【0124】さらに、未処理画素近傍の近傍エネルギの
演算式は、式(5)のほかに、以下の式(9)を使用す
るようにしても良く、ユーザにより切替えられるように
しても良い。 Enear-f=|a−g|+|b−h|+|c−i|+|d−j|+|e−k| ・・・(9)
【0125】以上によれば、インタレース画像からプロ
グレッシブ画像に変換する処理において、高域成分の乏
しい画像でも正しくエッジを強調させることが可能にな
ると共に、静止画領域の垂直解像度を向上させ、動画領
域の斜めエッジを滑らかに補間させることができ、さら
に、変換処理時のエラーを抑制させるようにすることが
可能となる。
【0126】上述した一連の処理は、ハードウェアによ
り実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行
させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより
実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプロ
グラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコン
ピュータ、または、各種のプログラムをインストールす
ることで、各種の機能を実行させることが可能な、例え
ば汎用のパーソナルコンピュータなどに記録媒体からイ
ンストールされる。
【0127】図18は、画像処理装置をソフトウェアに
より実現する場合のパーソナルコンピュータの一実施の
形態の構成を示している。パーソナルコンピュータのCP
U101は、パーソナルコンピュータの動作の全体を制
御する。また、CPU101は、バス104および入出力
インターフェース105を介してユーザからキーボード
やマウスなどからなる入力部106から指令が入力され
ると、それに対応してROM(Read Only Memory)102に
格納されているプログラムを実行する。あるいはまた、
CPU101は、ドライブ110に接続された磁気ディス
ク111、光ディスク112、光磁気ディスク113、
または半導体メモリ114から読み出され、記憶部10
8にインストールされたプログラムを、RAM(Random Acc
ess Memory)103にロードして実行する。これによ
り、上述した画像処理装置の機能が、ソフトウェアによ
り実現されている。さらに、CPU101は、通信部10
9を制御して、外部と通信し、データの授受を実行す
る。
【0128】プログラムが記録されている記録媒体は、
図18に示すように、コンピュータとは別に、ユーザに
プログラムを提供するために配布される、プログラムが
記録されている磁気ディスク111(フロッピー(登録
商標)ディスクを含む)、光ディスク112(CD-ROM(C
ompact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versat
ile Disk)を含む)、光磁気ディスク113(MD(Mini
-Disc)を含む)、もしくは半導体メモリ114などよ
りなるパッケージメディアにより構成されるだけでな
く、コンピュータに予め組み込まれた状態でユーザに提
供される、プログラムが記録されているROM102や、
記憶部108に含まれるハードディスクなどで構成され
る。
【0129】尚、本明細書において、記録媒体に記録さ
れるプログラムを記述するステップは、記載された順序
に沿って時系列的に行われる処理は、もちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理を含むものである。
【0130】
【発明の効果】本発明の画像処理装置および方法、並び
にプログラムによれば、変換しようとするインタレース
方式の画像のフィールドの画素と、それとは異なるフィ
ールドの画素から、プログレッシブ方式の画像の画素を
補間し、変換しようとするインタレース方式の画像のフ
ィールド内の画素から、プログレッシブ方式の画像の画
素を補間し、補間されるプログレッシブ方式の画像の画
素が動画素であるか、または、静止画素であるかを判定
し、判定結果に基づいて、フィールド内補間された画素
か、または、フィールド間補間された画素のいずれかを
選択するようにしたので、インタレース画像からプログ
レッシブ画像に変換する処理において、高域成分の乏し
い画像でも、エッジを強調させることができ、静止画領
域の垂直解像度を向上させ、動画領域の斜めエッジを滑
らかに補間することが可能になると共に、変換処理時の
エラーを抑制することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した画像処理装置のブロック図で
ある。
【図2】図1の画像処理装置のIP変換処理を説明するフ
ローチャートである。
【図3】1次元垂直エッジ強調処理を説明するフローチ
ャートである。
【図4】1次元垂直フィルタを説明する図である。
【図5】1次元垂直フィルタを説明する図である。
【図6】1次元水平エッジ強調処理を説明するフローチ
ャートである。
【図7】1次元水平フィルタを説明する図である。
【図8】1次元水平フィルタを説明する図である。
【図9】フィールド間補間処理を説明するフローチャー
トである。
【図10】フィールド間補間処理を説明する図である。
【図11】フィールド内補間処理を説明するフローチャ
ートである。
【図12】フィールド内補間処理を説明する図である。
【図13】静止/動画領域判定処理を説明するフローチ
ャートである。
【図14】静止/動画領域判定処理を説明する図であ
る。
【図15】セレクト処理を説明するフローチャートであ
る。
【図16】1次元垂直フィルタを説明する図である。
【図17】1次元水平フィルタを説明する図である。
【図18】媒体を説明する図である。
【符号の説明】
11a乃至11f フィールドメモリ,12a,12b
イメージリフレッシャ,13a,13b バッファ,
14 フィールド内補間部,15 フィールド間補間
部,16a,16b 補間メモリ,17 静止/動画領
域判定部,18セレクタ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インタレース方式の画像をプログレッシ
    ブ方式の画像に変換する画像処理装置において、 変換しようとする前記インタレース方式の画像のフィー
    ルドの画素と、それとは異なるフィールドの画素から、
    前記プログレッシブ方式の画像の画素を補間するフィー
    ルド間補間手段と、 前記変換しようとする前記インタレース方式の画像のフ
    ィールド内の画素から、前記プログレッシブ方式の画像
    の画素を補間するフィールド内補間手段と、 前記補間されるプログレッシブ方式の画像の画素が動画
    素であるか、または、静止画素であるかを判定する判定
    手段と、 前記判定手段の判定結果に基づいて、前記フィールド内
    補間手段により補間された前記画素か、または、前記フ
    ィールド間補間手段により補間された前記画素のいずれ
    かを選択する選択手段とを備えることを特徴とする画像
    処理装置。
  2. 【請求項2】 前記変換しようとするインタレース方式
    の画像のエッジを強調するエッジ強調手段をさらに備え
    ることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記エッジ強調手段は、前記インタレー
    ス方式の画像の各画素毎に水平方向、および、垂直方向
    の1次元フィルタ処理を施し、前記画像のエッジを強調
    することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記各画素の近傍の画素値から、前記画
    素の近傍の、垂直方向、および、水平方向の中心画素エ
    ネルギを算出する中心画素エネルギ算出手段をさらに備
    え、 前記エッジ強調手段は、前記中心画素エネルギ算出手段
    により算出された前記垂直方向、および、水平方向の中
    心画素エネルギが、所定の値を越えた前記画素に対して
    フィルタ処理を施すことを特徴とする請求項2に記載の
    画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記フィールド間補間手段は、変換しよ
    うとする前記インタレース方式の画像のフィールドに、
    それとは異なるフィールドの画素をそのままコピーして
    補間することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装
    置。
  6. 【請求項6】 前記変換しようとするインタレース方式
    の画像のフィールド内に、補間しようとする画素の上下
    の水平ライン上の、前記画素に点対照な位置の画素同士
    の相関を検出する相関検出手段をさらに備え、 前記フィールド内補間手段は、前記相関検出手段により
    検出された相関の最も強い画素同士から前記画素を補間
    することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記相関検出手段は、前記補間しようと
    する画素を中心として、点対照な位置同士の画素の画素
    値の差分の絶対値を相関として検出することを特徴とす
    る請求項6に記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記補間しようとする画素の近傍の画素
    値から、前記補間しようとする画素の近傍エネルギを算
    出する近傍エネルギ算出手段をさらに備え、 前記近傍エネルギ算出手段により算出された前記補間し
    ようとする画素の近傍エネルギの値が、所定の閾値より
    大きい場合、前記フィールド内補間手段は、前記相関検
    出手段により検出された相関の最も強い画素に基づいて
    補間を行うことを特徴とする請求項6に記載の画像処理
    装置。
  9. 【請求項9】 前記近傍エネルギは、補間しようとする
    画素を挟んで、その上下に水平方向に伸びるライン上の
    所定数の画素のうち、前記ラインに垂直に対向し合う画
    素の画素値の差分の絶対値の和を取ったものであるか、
    または、補間しようとする画素を中心として、点対称の
    位置に存在する画素の画素値の差分の絶対値の和を取っ
    たものであることを特徴とする請求項8に記載の画像処
    理装置。
  10. 【請求項10】 インタレース方式の画像をプログレッ
    シブ方式の画像に変換する画像処理装置の画像処理方法
    において、 変換しようとする前記インタレース方式の画像のフィー
    ルドの画素と、それとは異なるフィールドの画素から、
    前記プログレッシブ方式の画像の画素を補間するフィー
    ルド間補間ステップと、 前記変換しようとする前記インタレース方式の画像のフ
    ィールド内の画素から、前記プログレッシブ方式の画像
    の画素を補間するフィールド内補間ステップと、 前記補間されるプログレッシブ方式の画像の画素が動画
    素であるか、または、静止画素であるかを判定する判定
    ステップと、 前記判定ステップの処理での判定結果に基づいて、前記
    フィールド内補間ステップの処理で補間された前記画素
    か、または、前記フィールド間補間ステップの処理で補
    間された前記画素のいずれかを選択する選択ステップと
    を備えることを特徴とする画像処理方法。
  11. 【請求項11】 インタレース方式の画像をプログレッ
    シブ方式の画像に変換する画像処理装置を制御するコン
    ピュータに、 変換しようとする前記インタレース方式の画像のフィー
    ルドの画素と、それとは異なるフィールドの画素から、
    前記プログレッシブ方式の画像の画素の補間を制御する
    フィールド間補間制御ステップと、 前記変換しようとする前記インタレース方式の画像のフ
    ィールド内の画素から、前記プログレッシブ方式の画像
    の画素の補間を制御するフィールド内補間制御ステップ
    と、 前記補間されるプログレッシブ方式の画像の画素が動画
    素であるか、または、静止画素であるかの判定を制御す
    る判定制御ステップと、 前記判定制御ステップの処理での判定結果に基づいて、
    前記フィールド内補間制御ステップの処理で補間された
    前記画素か、または、前記フィールド間補間制御ステッ
    プの処理で補間された前記画素のいずれかの選択を制御
    する選択制御ステップとを実行させるためのプログラ
    ム。
  12. 【請求項12】 インタレース方式の画像をプログレッ
    シブ方式の画像に変換する画像処理装置を制御するプロ
    グラムであって、 変換しようとする前記インタレース方式の画像のフィー
    ルドの画素と、それとは異なるフィールドの画素から、
    前記プログレッシブ方式の画像の画素の補間を制御する
    フィールド間補間制御ステップと、 前記変換しようとする前記インタレース方式の画像のフ
    ィールド内の画素から、前記プログレッシブ方式の画像
    の画素の補間を制御するフィールド内補間制御ステップ
    と、 前記補間されるプログレッシブ方式の画像の画素が動画
    素であるか、または、静止画素であるかの判定を制御す
    る判定制御ステップと、 前記判定制御ステップの処理での判定結果に基づいて、
    前記フィールド内補間制御ステップの処理で補間された
    前記画素か、または、前記フィールド間補間制御ステッ
    プの処理で補間された前記画素のいずれかの選択を制御
    する選択制御ステップとを含むことを特徴とするコンピ
    ュータが読み取り可能なプログラムが記録されている記
    録媒体。
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