JP2002210848A - 無機質繊維マットの製造方法 - Google Patents

無機質繊維マットの製造方法

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JP2002210848A
JP2002210848A JP2001012652A JP2001012652A JP2002210848A JP 2002210848 A JP2002210848 A JP 2002210848A JP 2001012652 A JP2001012652 A JP 2001012652A JP 2001012652 A JP2001012652 A JP 2001012652A JP 2002210848 A JP2002210848 A JP 2002210848A
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JP
Japan
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inorganic fiber
fiber mat
skin material
manufacturing
skin
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Pending
Application number
JP2001012652A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Nishijima
敏幸 西島
Satomi Fujita
里美 藤田
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MAG KK
MAG Co Ltd
Original Assignee
MAG KK
MAG Co Ltd
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Publication date
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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無機質繊維マットに表皮材を重ね合わせる際
の位置ズレを防止する無機質繊維マットの製造方法を提
供する。 【解決手段】 側部折り曲げローラ6,6として外周面
にスパイラル溝12,12を備えたものを用いること
で、上面側の表皮材2の両側部に下方への押付力を作用
させつつ折り曲げるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無機質繊維の飛散
を防止した無機質繊維マットの製造方法の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】無機質繊維マットの場合、施工時の繊維
の飛散によるチクチク等の皮膚への刺激を少なくするた
め、合成樹脂フィルム、紙等の表皮材で全面を覆う対策
が施されている。
【0003】例えば、無機質繊維マットの表裏面及び長
辺方向に沿った両側面を合成樹脂フィルム等の表皮材で
被覆すると共に、上下の表皮材の長さ方向の両端部を無
機質繊維マットの短辺方向の両側面から延出させて、無
機質繊維マットの長辺方向の両端部も被覆し、表皮材の
幅方向の一部に、長さ方向に沿って連続的に塗布された
接着剤によって、無機質繊維マットと表皮材及び表皮材
どうしを幅方向に部分的に接着し、全面が表皮材で覆わ
れた無機質繊維マットが使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、紙又は
合成樹脂フィルム等の表皮材で無機質繊維マットを上下
から覆う製造工程において、通常、表皮材は供給ロール
から引き出されて蛇行しながら供給される。そのため、
無機質繊維マットを覆う上面側および下面側の表皮材を
重ね合わせる際に位置ズレが生じやすく、無機質繊維マ
ット表皮材を接着固定する前に外れてしまい、不良品と
なってしまうことがあり改善が望まれている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような従
来の問題点を解決するもので、コンベア上を流れる無機
質繊維マットの上面側と下面側に表皮材を配置し、上面
側の表皮材の両側部を側部折り曲げローラにて下方に折
り曲げて下面側の表皮材と重ね合わせ、この重ね合わせ
た部分を接着するようにした無機質繊維マットの製造方
法において、側部折り曲げローラとして外周面にスパイ
ラル溝を備えたものを用いることで、上面側の表皮材の
両側部に下方への押付力を作用させつつ折り曲げるよう
にした。
【0006】本発明によれば、上面側の表皮材を折り曲
げるローラが回転すると上面側の表皮材を下方向へ押し
付ける力が作用し、この状態で、側部折り曲げローラの
圧接により上面側の表皮材の両側を下方に向かって折り
曲げるので、無機質繊維マットを覆う上面側の表皮材の
折り曲げに伴う位置ズレが防止される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例を説明する。図1は無機質繊維マットの製造工程を
示す側面図、図2は図1の製造工程における側部折り曲
げローラの動作を示す平面図、図3は一対の側部折り曲
げローラをマットの搬送方向から見た図である。
【0008】図1,図2において、表皮材で無機質繊維
マットの表面を被覆する無機質繊維マットの製造工程で
は、ローラコンベヤによって無機質繊維マット1が図に
示す矢印の方向に移送されている。上側の表皮材2は供
給ロールから引出されて供給され、規制ロール3により
無機質繊維マット1上に導入される。そして、供給ロー
ルと規制ロール3の間には接着剤塗布装置が設置され、
上部を通過する表皮材2の下面の中央部及び両端部に所
定間隔をおいて接着剤を付着させ接着層を形成する。接
着層が形成された表皮材2は規制ロール3により接着層
が下面となるように無機質繊維マット1上に供給され
る。
【0009】一方、下側の表皮材4は、軸に巻き取られ
た供給ロールから引出されて移送され、無機質繊維マッ
ト1の下面に導入される。表皮材4が無機質繊維マット
1の下面に導入されるまでの供給経路においては、表皮
材4の上部に接着剤塗布装置が設置され、下部を通過す
る表皮材4の上面の中央部に所定間隔をおいて接着剤を
付着させ接着層を形成する。接着層が形成された表皮材
4はロール5により接着層が上面となるように無機質繊
維マット1の下面に移送され、無機質繊維マット1に接
着される。
【0010】そして、規制ロール3の中央側には、両側
前段に一対の側部折り曲げローラ6,6が、後段に一対
の側面折り曲げローラ7,7を配置している。側部折り
曲げローラ6,6は搬送方向を基準にして上部が下流側
に傾斜(30〜45°)し、下部が側方に広がってい
る。側面折り曲げローラ7,7は略直角に設置されてい
る。これら一対の側部折り曲げローラ6,7の外周面に
は、図3に示すようにスパイラル溝12が設けられてい
る。
【0011】そして、先ず、前段に設置された一対の側
部折り曲げローラ6,6が、移動する表皮材2との摺接
により回転する。側部折り曲げローラ6,6の回転で各
ローラ6,6の外周面に設けたスパイラル溝12,12
が図3の矢印方向に回転し表皮材2を垂直下方向へ押付
ける力が作用する。尚、各ローラ6,6は前記したよう
に、上部が下流側に傾斜し、下部が八の字状に広がって
いるので、上側の表皮材2の両側部は引っかかることな
くスムーズに折り曲げられる。
【0012】更に移動に伴い後段に設置された一対の側
部折り曲げローラ7,7により、表皮材2は完全に無機
質繊維マットの側面に沿わせられる。側部折り曲げロー
ラ7,7の外周面にもスパイラル溝が設けられており、
側部折り曲げローラ7,7の回転に伴い、スパイラル溝
が回転して、表皮材を垂直下方向への押付力が作用し、
無機質繊維マット1の移動に伴い上側の表皮材2を確実
に無機質繊維マット1に重ね合わせて、完全に無機質繊
維マットの側面に沿わせる。
【0013】そして、無機質繊維マット1が更に移動し
て下側の表皮材4が移送された位置を通過すると、第1
フォーマ8とその後段の第2フォーマ9及び整形プレー
ト11,12により上側の表皮材2は無機質繊維マット
1の側面に沿わせる形が整えられていく。尚、第1フォ
ーマ8、第2フォーマ9及び整形プレート11,12は
左右一対設けられている。このようにして、無機質繊維
マット1は表皮材2,4で上下から覆われた状態で接着
され、無機質繊維マット1の幅方向の周面は表皮材2,
4で完全に包み込まれる。
【0014】図4は本発明の製造方法で形成された無機
質繊維マットを示し、無機質繊維マット1は、表裏面及
び長辺方向に沿った両側面を表皮材2、4で被覆される
と共に、上下の表皮材2、4の長さ方向の両端部を無機
質繊維マット1の短辺方向の両側面から延出させて、無
機質繊維マット1の長辺方向の両端部を被覆され、表皮
材4の幅方向の一部に、長さ方向に沿って連続的に塗布
された接着剤15によって、無機質繊維マット1と表皮
材2、4、及び表皮材2、4同士を幅方向に部分的に接
着され、全面が表皮材2、4で覆われる。
【0015】無機質繊維マット1は、下側の表皮材4の
両側部に接着剤が連続した帯状に塗布され、表皮材4の
折り返し部の裏面が表皮材2の両側部の上側への接着が
行われて、無機質繊維マット1の長辺方向に沿った両側
面に延出して耳部16,16が形成される。
【0016】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、無機質繊維マットの全面を表皮材で被覆する製造工
程で、側部折り曲げローラとして外周面にスパイラル溝
を備えたものを用いることで、前記上面側の表皮材の両
側部に下方への押付力を作用させつつ折り曲げるように
したから、無機質繊維マットを覆う上側の表皮材が、無
機質繊維マット上で不完全に重ね合わせられることで生
ずる位置ズレが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】無機質繊維マットの製造工程を示す側面図。
【図2】図1の製造工程における側部折り曲げローラの
動作を示す平面図。
【図3】一対の側部折り曲げローラをマットの搬送方向
から見た図。
【図4】本発明の製造方法で形成された無機質繊維マッ
トの斜視図。
【符号の説明】
1…無機質繊維マット、2…上側の表皮材、3…規制ロ
ール、4…下側の表皮材、5…ロール、6…側部折り曲
げローラ、7…側面折り曲げローラ、8,9…フォーマ
ー、10,11…整形プレート、12…スパイラル溝、
15…接着剤、16…耳部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B096 AB08 BA00 4F100 AA01A AK01B AK01C AT00B AT00C BA03 BA06 BA10B BA10C CB00 DB06 DB07 DB10 DB15 DB19 DD31 DG01A DG10B DG10C DG11A EC182 EJ282 EJ882 GB07 JL01 4L047 AA01 CC16 EA22

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンベア上を流れる無機質繊維マットの
    上面側と下面側に表皮材を配置し、上面側の表皮材の両
    側部を側部折り曲げローラにて下方に折り曲げて下面側
    の表皮材と重ね合わせ、この重ね合わせた部分を接着す
    るようにした無機質繊維マットの製造方法において、 前記側部折り曲げローラとして外周面にスパイラル溝を
    備えたものを用いることで、前記上面側の表皮材の両側
    部に下方への押付力を作用させつつ折り曲げることを特
    徴とする無機質繊維マットの製造方法。
JP2001012652A 2001-01-22 2001-01-22 無機質繊維マットの製造方法 Pending JP2002210848A (ja)

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