JP2002205315A - 射出成形機 - Google Patents

射出成形機

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JP2002205315A
JP2002205315A JP2001004417A JP2001004417A JP2002205315A JP 2002205315 A JP2002205315 A JP 2002205315A JP 2001004417 A JP2001004417 A JP 2001004417A JP 2001004417 A JP2001004417 A JP 2001004417A JP 2002205315 A JP2002205315 A JP 2002205315A
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JP
Japan
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mold
injection
injection device
mold clamping
pair
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JP2001004417A
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English (en)
Inventor
Goshun Nishino
悟春 西野
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Meiki Seisakusho KK
Original Assignee
Meiki Seisakusho KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノズルタッチの押圧力に起因する射出装置と
型締装置の相対変位を軽減乃至は防止せしめて、ノズル
タッチ状態、延いては射出成形作動の安定化を図ること
を、目的とする。 【解決手段】 射出装置12を、型締装置10の金型取
付盤28に対して連結する連結手段(108,112,
124等)を設けることにより、ノズルタッチの押圧力
とその反力が、射出装置12と型締装置10の間で打ち
消し合うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、型締装置と射出装置を含んで構
成されて合成樹脂材等の射出成形に用いられる射出成形
機に係り、特に、型締装置によって型締めされた金型に
対して射出装置の射出ノズルを側方からノズルタッチせ
しめるに際して、ノズルタッチ状態が安定して発現され
得る、新規な構造の射出成形機に関するものである。
【0002】
【背景技術】従来から、合成樹脂材料等を射出成形して
所定の成形品を得るに際しては、一対の金型が取り付け
られた一対の金型取付盤に対して相対的な接近/離隔方
向の駆動力を及ぼして、かかる一対の金型を型開閉作動
および型締作動せしめるようにした型締装置と、加熱筒
に射出スクリュを挿入配置せしめて、該射出スクリュの
軸方向前方への駆動によって、該加熱筒内の溶融樹脂を
該加熱筒の先端部分に取り付けられた射出ノズルのノズ
ル孔から射出せしめるようにした射出装置とを、備えた
射出成形機が採用されている。そして、型締装置によっ
て型締めされた金型に射出装置の射出ノズルをノズルタ
ッチせしめた状態下で、射出装置の射出ノズルから溶融
樹脂材料等を射出して金型内に形成された成形キャビデ
ィに充填せしめた後、充填された溶融樹脂材料等を冷
却,固化せしめることによって、目的とする成形品を得
るようにされる。
【0003】ところで、射出装置の射出ノズルは、型締
装置によって型締めされた金型に対してノズルタッチさ
れる際、ノズルタッチ部位からの樹脂漏れを防止しつつ
十分な射出圧を成形キャビティ内の溶融樹脂材料に及ぼ
すことが出来るように、中型以上の射出成形機において
10ton 以上の押圧力がノズルタッチ力として及ぼされ
ることとなる。
【0004】そのために、従来構造の射出成形機におい
ては、型締装置と射出装置の間にノズルタッチ反力が作
用することによってノズルタッチ部位にズレが生じて射
出される溶融樹脂材料の漏れやノズルタッチ部位の損傷
等の問題が生ぜしめられるおそれがあった。
【0005】特に、型締装置における装置寸法は、一般
に、金型の開閉ストロークの確保や金型駆動手段の配設
構造等の理由により、金型の開閉方向で大きく、それに
直交する方向では小さいことから、射出装置の射出ノズ
ルが、型締装置における金型の開閉方向に対して略直交
する側方から金型にノズルタッチせしめられる構造の射
出成形機においては、ノズルタッチ反力に起因して、型
締装置が射出装置に対して傾斜方向に変位し易くなり、
ノズルタッチ部位に大きなズレが発生し易いという問題
があった。
【0006】しかも、金型が鉛直方向で開閉される縦型
の型締装置では、射出装置の射出ノズルが型締装置にお
ける金型の開閉方向に対して略直交する側方から金型に
ノズルタッチせしめられることに加えて、型締装置や射
出装置の設置基盤からノズルタッチ部位までの鉛直方向
の高さが大きくなることから、ノズルタッチ反力に起因
して生ぜしめられる、型締装置と射出装置を相互に離隔
せしめる方向に傾斜させる力が一層大きくなり易く、ノ
ズルタッチ部位に対してより大きなズレが発生し易いと
いう問題があった。
【0007】また、金型が水平方向で開閉される横型の
型締装置でも、特に、金型の開閉方向外方に設置された
メインの射出装置に加えて、二色成形等のために、金型
の開閉方向に直交する側方にサブの射出装置を設置した
場合には、かかるサブの射出装置が小型軽量であるが故
に、該サブの射出装置を金型にノズルタッチせしめた際
に及ぼされる反力によってサブの射出装置が傾斜変位し
易く、ノズルタッチ部位に大きなズレが発生し易いとい
う問題があったのである。
【0008】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、上述の如き事情
を背景として為されたものであって、その解決課題とす
るところは、型締装置における金型の開閉方向に対して
直交する方向から射出装置の射出ノズルを金型にノズル
タッチせしめる場合にも、ノズルタッチ部位におけるズ
レが軽減乃至は防止されて、安定した射出成形作動が実
現され得る、新規な構造の射出成形機を提供することに
ある。
【0009】
【解決手段】以下、このような課題を解決するために為
された本発明の態様を記載する。なお、以下に記載の各
態様において採用される構成要素は、可能な限り任意の
組み合わせで採用可能である。また、本発明の態様乃至
は技術的特徴は、以下に記載のものに限定されることな
く、明細書全体および図面に記載され、或いはそれらの
記載から当業者が把握することの出来る発明思想に基づ
いて認識されるものであることが理解されるべきであ
る。
【0010】そして、上述の如き課題を解決するために
為された本発明の第一の態様の特徴とするところは、一
対の金型が取り付けられる一対の金型取付盤に対して相
対的な接近/離隔方向の駆動力を及ぼして、かかる一対
の金型を型開閉作動および型締作動せしめるようにした
型締装置と、加熱筒に射出スクリュを挿入配置せしめ
て、該射出スクリュの軸方向前方への駆動によって、該
加熱筒内の溶融樹脂を該加熱筒の先端部分に取り付けら
れた射出ノズルのノズル孔から射出せしめるようにした
射出装置と、該射出装置を該型締装置における前記金型
の型開閉方向に対して略直交する方向で該型締装置に対
して接近/離隔方向に相対変位可能に支持せしめるスラ
イド支持機構と、該射出装置を該型締装置に対して接近
/離隔方向に相対変位せしめるスライド駆動手段とを、
含んで構成されており、前記射出装置の射出ノズルを該
型締装置の金型に対して側方からノズルタッチせしめる
ようにした射出成形機において、前記射出装置と前記型
締装置における前記一対の金型取付盤の少なくとも一方
を、前記スライド駆動手段を介して連結せしめる連結手
段を設けて、該スライド駆動手段による駆動力が、該射
出装置と該金型取付盤との間に及ぼされるようにしたこ
とを、特徴とする。
【0011】このような本態様に従う構造とされた射出
成形機においては、スライド駆動手段によって射出装置
の射出ノズルを金型にノズルタッチせしめることによっ
て伴って生ぜしめられるノズルタッチ反力が、連結手段
を介して、射出装置と金型取付盤の間に直接に及ぼされ
ることとなる。それ故、金型および金型取付盤と射出装
置の間で、ノズルタッチに伴う作用/反作用が略完結す
ることとなり、ノズルタッチ力乃至はノズルタッチ反力
に起因する、射出装置と型締装置を全体として相互に接
近/離隔方向に変位せしめるような力の作用が回避され
ることとなる。
【0012】従って、本態様の射出成形機においては、
大きな力でノズルタッチせしめた場合でも、ノズルタッ
チ部位におけるずれ等の発生が防止されて、安定したノ
ズルタッチ状態、延いては安定した射出成形作動が実現
され得るのである。
【0013】また、本発明の第二の態様は、前記第一の
態様に従う構造とされた射出成形機において、前記連結
手段における前記射出装置への連結部位を、前記一対の
金型取付盤の型締状態下における対向面間に位置せしめ
たことを、特徴とする。このような本態様においては、
型締装置におけるノズルタッチ反力の作用位置を、射出
装置(金型)におけるノズルタッチ力の作用位置の近く
に設定することが出来るのであり、それによって、ノズ
ルタッチ力とノズルタッチ反力を一層効率的に打ち消し
合わせて、ノズルタッチ部位におけるずれ方向の作用力
や、型締装置の各部材における応力の発生を、一層有利
に軽減乃至は回避することが出来るのであり、それによ
って、射出成形作動の更なる安定化が図られ得る。
【0014】なお、本態様においてより好ましくは、前
記連結手段における前記射出装置への連結部位が、前記
型締装置における金型の型開閉方向において、型締めさ
れた金型に対する射出ノズルのノズルタッチの位置と略
同じ位置に設定されることとなり、それによって、ノズ
ルタッチ力とノズルタッチ反力をより一層効率的に打ち
消し合わせることが可能となる。
【0015】また、本発明の第三の態様は、前記第一又
は第二の態様に従う構造とされた射出成形機において、
前記連結手段における前記射出装置および前記金型取付
盤への連結部位を、それぞれ、前記加熱筒を水平方向に
挟んだ両側に設けたことを、特徴とする。このような本
態様においては、スライド駆動手段による駆動力を射出
装置と型締装置の間に効率的に伝達せしめて、射出装置
を型締装置に対して一層スムーズに接近/離隔駆動せし
めることが出来ると共に、ノズルタッチ力とノズルタッ
チ反力を水平面内でも近くに設定することが出来、それ
らノズルタッチ力とノズルタッチ反力をより一層効率的
に打ち消し合わせることが可能となる。
【0016】また、本発明の第四の態様は、前記第一乃
至第三の何れかの態様に従う構造とされた射出成形機に
おいて、前記スライド支持機構を介して前記射出装置を
支持せしめる射出装置ベースを、前記型締装置において
型開閉乃至は型締めに際して変位せしめられる金型取付
盤に対して、該金型取付盤の型開閉乃至は型締めに際し
ての変位を許容しつつ連結して、該射出装置ベースの該
金型取付盤へのノズルタッチ方向への相対変位を阻止せ
しめるガイド式連結機構を設けて、該ガイド式連結機構
における前記射出装置ベース側への固定部材に対して、
前記スライド駆動手段の出力部材を固定することによ
り、前記連結手段を構成したことを、特徴とする。
【0017】このような本態様に従う構造とされた射出
成形機においては、連結手段が金型の開閉作動を許容せ
しめ得ることから、連結手段による金型の開閉作動や型
締作動の悪影響が回避されると共に、スライド駆動手段
が、射出装置とガイド式連結機構における射出装置ベー
ス側への固定部材との間に配設されることとなり、スラ
イド駆動手段を型締装置に対して直接に取り付ける必要
がないことから、スライド駆動手段の組付作業も容易と
なる。
【0018】また、本発明の第五の態様は、前記第一乃
至第四の何れかの態様に従う構造とされた射出成形機に
おいて、前記型締装置において、前記一対の金型取付盤
を鉛直方向に対向配置せしめて、前記一対の金型が鉛直
方向に型開閉および型締めされるようにすると共に、前
記射出装置における前記加熱筒を水平方向に配設して、
該射出装置の前記射出ノズルが該型締装置によって型締
めされた該一対の金型に対して水平方向にノズルタッチ
せしめられるようにしたことを、特徴とする。
【0019】このような本態様に従えば、一対の金型が
鉛直方向に型開閉作動せしめられる縦型の型締装置に対
して有利に適用され得るのであり、それによって、縦型
の型締装置において特に問題となっていた、ノズルタッ
チ力に起因するノズルタッチ部位のずれ等の問題が軽減
乃至は解消され得て、安定した射出成形作動が達成され
得るのである。
【0020】なお、本態様においては、型締装置におい
て、射出装置の射出ノズルがノズルタッチせしめられる
側の金型が取り付けられる方の金型取付盤に対して、前
記射出装置を、前記連結手段を含む前記スライド駆動手
段を介して連結せしめることが、有効であり、それによ
って、型合わせされる金型間へのノズルタッチ力乃至は
ノズルタッチ反力の作用が回避され得る。
【0021】また、本態様においては、該型締装置にお
いて、鉛直上方に位置せしめられた上側の金型取付盤に
対して、前記射出装置を、前記連結手段を含む前記スラ
イド駆動手段を介して連結せしめることも、有効であ
り、それによって、特に、下側の金型取付盤に射出装置
を連結した場合に比して、型締装置の設置基盤から射出
装置の連結部位までの高さが大きく設定され得ることか
ら、金型取付盤に及ぼされるノズルタッチ反力も軽減さ
れ得る。
【0022】また、本発明の第六の態様は、前記第五の
態様に従う構造とされた射出成形機において、前記スラ
イド支持機構を介して前記射出装置を支持せしめる射出
装置ベースにおいて前記加熱筒を挟んだ両側で鉛直上方
に向かって突出する一対のガイドバーを固設する一方、
前記型締装置において前記上側の金型取付盤を可動盤と
すると共に、該可動盤において前記射出装置側に向かっ
て延び出す固定アームを一対設けて、かかる一対の固定
アームを前記一対のガイドバーに対して鉛直方向で移動
可能に且つノズルタッチの方向で移動不能に係合せしめ
ることによってガイド機構を構成し、該ガイド機構にお
ける前記一対の固定アームを、前記スライド駆動手段を
介して前記射出装置に連結することにより、前記連結手
段を構成したことを、特徴とする。
【0023】このような本態様に従えば、縦型の型締装
置において、可動盤としての上側の金型取付盤に対し
て、ノズルタッチ反力を有利に及ぼし得る機構が実現さ
れ得る。
【0024】また、本発明の第七の態様は、前記第五又
は第六の態様に従う構造とされた射出成形機において、
前記射出装置を、設置基盤に対して鉛直方向で位置調節
可能に案内する昇降ガイド手段と、該射出装置を該設置
基盤に対して昇降駆動せしめる昇降駆動手段とを、設け
たことを、特徴とする。
【0025】このような本態様においては、縦型の型締
装置において、型締装置の相違や取り付けられる金型の
サイズなどの相違に伴ってノズルタッチ位置の高さが異
なる場合でも、射出装置の支持高さを調節して容易に対
応することが可能となるのであり、そこにおいて、ノズ
ルタッチ力とノズルタッチ反力が連結手段によって射出
装置と型締装置の間で打ち消し合い、ノズルタッチ反力
の射出装置の昇降ガイド手段への作用が回避されること
から、射出装置における安定した昇降作動が簡単な構造
で実現され得るのである。
【0026】
【発明の実施形態】以下、本発明を更に具体的に明らか
にするために、本発明の実施形態について、図面を参照
しつつ、詳細に説明する。
【0027】先ず、図1には、本発明の第一の実施形態
としての射出成形機が示されている。かかる射出成形機
は、縦型型締装置10と射出装置12を備えており、図
1中に仮想線で示されているように、縦型型締装置10
によって型締めされた上下一対の金型14,16に対し
て、射出装置12をノズルタッチせしめて、かかる金型
14,16の型合わせ面間に形成された成形キャビティ
に溶融樹脂を射出充填することによって、目的とする製
品を射出成形し得るようになっている。
【0028】より詳細には、縦型型締装置10は、コン
クリート等で形成された設置基盤18上に固定的に設置
されたベース盤20を備えており、このベース盤20の
四隅に位置して4本のタイバーとしてのコラム22が鉛
直上方に延び出して固設されている。なお、4本のコラ
ム22の上端部は、アッパプレート24によって相互に
連結補強されている。また、コラム22の下端部近く
は、矩形枠板形状の補強枠体26によって相互に連結補
強されている。
【0029】また、ベース盤20とアッパプレート24
の間には、一対の金型取付盤としての上側可動盤28と
下側可動盤30が、それぞれ、4本のコラム22で囲ま
れた領域で水平方向に広がって配設されており、上側支
持枠体32と下側支持枠体34を介して、4本のコラム
22によって鉛直方向に案内されつつ変位可能とされて
いる。即ち、上下の支持枠体32,34は、四つの頂角
部分に配したL字形のガイドプレート36をH形鋼38
で相互に連結固定せしめた剛性の矩形枠体形状を有して
おり、核ガイドプレート36が各コラム22に固設され
たリニア軸受40,40で案内されることによって、鉛
直方向に移動可能とされている。また、かかる上下の支
持枠体32,34の中空内部に位置して上下の可動盤2
8,30が配設されており、支持枠体32,34から内
方に突設された4本の連結支持ピン42が、可動盤2
8,30に固設されたガイドスリーブ44に嵌め込まれ
ている。これにより、上下の可動盤28,30が、熱収
縮を許容せしめられた状態で,上下の支持枠体32,3
4に対して、同一中心軸上で相対的に位置決めされて鉛
直方向で相対変位不能に連結されており、以て、かかる
上下の可動盤28,30が、互いに独立して、コラム2
2に沿って鉛直方向に変位可能に配設されているのであ
る。
【0030】更にまた、図2に示されているように、上
側可動盤28と各コラム22の間には、ロック機構46
が装着されており、これらのロック機構46によって、
上側可動盤28が、4本のコラム22に対して直接的に
固定可能とされて、鉛直方向で位置決め固定可能とされ
ている。即ち、かかるロック機構46は、上側可動盤2
8の中心軸47から各コラム22に向かって延びる交線
48,48上で滑動可能とされた係合ブロック50を備
えており、かかる係合ブロック50が駆動シリンダ51
によって往復駆動されるようになっている。そして、係
合ブロック50がコラム22に向かって接近方向に駆動
されることにより、係合ブロック50の先端面に形成さ
れた係止歯が、コラム22に固設された係止プレート5
2に噛合係止されることにより、上側可動盤28が、4
本のコラム22に対して、それぞれロック機構46を介
して、鉛直方向に固定され得るようになっている。
【0031】さらに、上側可動盤28とベース盤20の
間には、型開閉駆動手段としての一対の型開閉用シリン
ダ機構53,53が配設されている。そして、これら型
開閉用シリンダ機構53,53の駆動力が、上側支持枠
体32から連結支持ピン42,42を介して上側可動盤
28に及ぼされることにより、ロック機構46を解除せ
しめた状態下で、上側可動盤28が鉛直方向に往復駆動
せしめられるようになっている。
【0032】また一方、下側可動盤30とベース盤20
の間には、型締駆動手段(型締ユニット)としての4つ
の型締用シリンダ機構54が配設されている。かかる型
締用シリンダ機構54は、復動型の油圧シリンダ機構に
よって構成されており、下側可動盤30に形成されたシ
リンダ56に対して鉛直方向に滑動可能に組み付けられ
たピストン58のピストンロッド60が下方に延び出し
てベース盤20に固定されている。これにより、各型締
用シリンダ機構54によって、下側可動盤30に鉛直方
向の駆動力が及ぼされるようになっている。そして、上
下の可動盤28,30を型閉じすると共に、上側可動盤
28をロック機構46で位置固定に支持せしめた状態下
で、型締用シリンダ機構54を作動させて下側可動盤3
0に上方の駆動力を及ぼすことにより、上下の可動盤2
8,30間に所定の型締力を与え得るようになってい
る。
【0033】さらに、上側可動盤28の中央部分には、
エジェクタ用シリンダ62を含むエジェクタ機構64が
組み付けられており、エジェクタ用シリンダ62で駆動
される押圧ロッド66によって、成形後における上側可
動盤28と下側可動盤30の型開きに際して、射出成形
品を上側可動盤28から離型させるようになっている。
【0034】一方、射出装置12は、縦型型締装置10
と同じ設置基盤18上に固定的に設置された射出装置ベ
ース68によって支持されている。また、射出装置ベー
ス68の上面には、回動式支持台72が設置されてお
り、該回動式支持台72によってスライド支持機構とし
てのスライドベース74が鉛直軸回りに回動可能に支持
されている。このスライドベース74は、一対のガイド
レール77,77を備えており、これらのガイドレール
77,77によって、射出装置12が、水平方向に案内
されて移動可能に支持されている。
【0035】射出装置12は、水平方向に延び出す筒体
構造の加熱筒78を備えている。この加熱筒78は、外
周面にバンドヒータが装着されて加熱制御されるように
なっていると共に、加熱筒78の突出先端側(図1中、
左側)の開口部分には、射出ノズル80が取り付けられ
たシリンダヘッド82が装着されている。また、加熱筒
78には、射出スクリュ(図示せず)が挿入配置され
て、中心軸回りに回動可能に且つ軸方向に所定距離だけ
往復動可能に配設されている。更に、加熱筒78の基端
側には、中心軸上で後方に位置せしめられた油圧モータ
86と、中心軸を挟んだ左右両側に位置せしめられた一
対の射出シリンダ機構88,88が装着されており、油
圧モータ86によって、射出スクリュが加熱筒78内で
中心軸回りに回転駆動せしめられるようになっていると
共に、射出シリンダ機構88,88によって、射出スク
リュが加熱筒内で中心軸方向で先端側に突出駆動される
ようになっている。
【0036】更に、加熱筒78の基端側端部の上方に
は、ホッパ90が装着されており、このホッパ90に収
容された樹脂材料(ペレット)が、加熱筒78内に供給
されるようになっている。そして、良く知られているよ
うに、射出スクリュを油圧モータ86で回転作動させる
ことにより、加熱筒78に供給された樹脂材料が加熱溶
融および混練されつつ前方に送られるようになってい
る。また、前方に送られて加熱筒78の先端部分に貯留
された溶融樹脂材料の反力によって後退せしめられた射
出スクリュを、射出シリンダ機構88で前方に突出駆動
せしめることにより、溶融樹脂材料を加熱筒78から、
シリンダヘッド82に形成された樹脂通路を通じて射出
ノズル80のノズル孔を通じて射出せしめるようになっ
ている。
【0037】また、上述の如き射出装置12を支持する
射出装置ベース68は、設置基盤18に固定されたベー
ス盤92と、該ベース盤92の上方に昇降可能に設置さ
れた昇降盤94を含んで構成されており、昇降盤94の
上面に対して回動式支持台72が固設されている。即
ち、ベース盤92には、図3〜4にも示されているよう
に、四つの角部近くに鉛直上方に延びるガイドロッド9
6が固設されており、これらのガイドロッド96に対し
てスライド可能に外挿された摺動スリーブ98に対して
昇降盤94が固着されることによって、かかる昇降盤9
4が、四本のガイドロッド96で案内されて、回動式支
持台72が載置された上面を略水平状態に維持しつつ、
鉛直方向の昇降変位が許容されるようになっている。
【0038】更にまた、ベース盤92には、長手方向
(図1,2及び4中の左右方向)の両側に配設された各
2本のガイドロッド96,96の幅方向略中央に位置し
て、それぞれ、ボールねじ式のねじ送り機構100が配
設されており、それら両ねじ送り機構100,100
が、ベース盤92の略中央に設置された昇降モータ10
2によって、伝動シャフト104,104を介して駆動
されるようになっている。更に、両ねじ送り機構10
0,100の駆動ねじには、鉛直方向に延びるボールね
じロッド106,106が螺合されており、これらボー
ルねじロッド106,106の突出先端部が昇降盤94
に対して固定されている。
【0039】これにより、昇降モータ102を作動させ
て伝動シャフト104,104を昇降作動せしめること
により、昇降盤94が、ベース盤92に対して、鉛直方
向に昇降駆動されるようになっており、昇降盤94を昇
降させることによって、ベース盤92で支持された射出
装置12を昇降せしめて、射出ノズル80の位置を、縦
型型締装置10で支持されて型締めされた金型14,1
6に対するノズルタッチの位置に応じて鉛直方向に調節
することが出来るようになっている。なお、このことか
ら明らかなように、本実施形態では、4本のガイドロッ
ド96による案内機構を含んで昇降ガイド手段が構成さ
れていると共に、昇降モータ102を含んで昇降駆動手
段が構成されている。
【0040】さらに、昇降盤94には、縦型型締装置1
0における幅方向両側に位置して、一対のガイドバー1
08,108が鉛直方向上方に向かって突設されてい
る。これらのガイドバー108,108は、昇降盤94
に固着された基板110,110上に立設されたイケー
ル112,112によって上下端部を固定的に支持され
ることによって立設されている。
【0041】なお、各イケール112は、ガイドバー1
08に対して縦型型締装置10と反対側に立設された控
え板構造を有しており、上下両端部に固設された固定ス
リーブに対してガイドバー108の上下両端部が嵌着固
定されている。また、イケール112の下端部は、基板
110から持ち上がらないようにショルダボルト114
で基板110に固定されており、ガイドバー108の縦
型型締装置10側への傾倒方向に対して大きな強度が発
揮されるようになっている。更にまた、イケール112
の下端部には、縦型型締装置10側に延び出す補助板1
16が固設されており、この補助板116の延出先端面
が、基板110における縦型型締装置10側の端面に固
着された固定プレート120に対して当接されることに
より、補助板116、延いてはイケール112の縦型型
締装置10に接近する方向への変位が制限されるように
なっている。更に、補助板116における縦型型締装置
10側の延出先端部は、係止ボルト122によって固定
プレート120に連結されており、補助板116、延い
てはイケール112の縦型型締装置10から離隔する方
向への変位が制限されるようになっている。なお、熱膨
張に伴う部材間の応力を軽減乃至は回避するために、例
えば、イケール112の基板110への固定部位に対し
て、縦型型締装置10への接近/離隔方向で所定量のス
ライド変位を許容したり、また、係止ボルト122によ
る補助板116と固定プレート120の連結部位に対し
て、係止ボルト122の軸方向でガタ隙間を設定してお
くこと等が望ましい。
【0042】また、このようにして射出装置12の昇降
盤94に立設された一対のガイドバー108,108に
は、縦型型締装置10に設けられた一対のアーム12
4,124が連結されている。かかるアーム124は、
縦型型締装置10における上側可動盤28の下面におい
て、上金型14よりも射出装置12側の端縁部に対して
位置決めピンや固定ボルト等で位置固定に取り付けられ
ており、上側可動盤28から下方に向かって上下金型1
4,16の総型厚よりも小さな寸法で延び出していると
共に、その延び出した下端部がL字状に屈曲されて、射
出装置12側に突出せしめられている。そして、アーム
124における射出装置12側への突出先端部には、摺
動ブッシュ126が固着されており、この摺動ブッシュ
126が、射出装置12に立設されたガイドバー108
に対して外挿されて、軸方向に摺動可能に且つ軸直角方
向に相対変位不能に取り付けられている。要するに、射
出装置のガイドバー108,108は、縦型型締装置1
0において上側可動盤28を案内するリニア軸受40を
備えたコラム22と平行に立設されているのであり、上
側可動盤28がアーム124,124を介してガイドバ
ー108,108に連結されることにより、上側可動盤
28が、射出装置12のガイドバー108,108によ
っても、型開閉方向および型締装置に案内されるように
なっているのである。
【0043】さらに、射出装置12には、幅方向両側に
位置して、それぞれ復動型の油圧シリンダ機構からなる
一対のノズルタッチ用シリンダ128,128が、固定
プレート127,127を介して、固設されている。そ
して、かかる一対のノズルタッチ用シリンダ128,1
28におけるそれぞれの出力軸としてのピストンロッド
129,129が、加熱筒78を挟んだ幅方向両側で加
熱筒78と平行に延び出しており、それらピストンロッ
ド129,129の突出先端部が、ガイドバー108,
108を支持するイケール112,112に対してピン
等によって固定的に連結されている。
【0044】そして、これらノズルタッチ用シリンダ1
28,128において、ピストンロッド129,129
を突き出し方向に駆動することにより、ノズルタッチ用
シリンダ128,128がイケール112,112を押
圧する反力として、射出装置12に対して、縦型型締装
置10から離隔する後退方向の駆動力が作用せしめられ
て、射出装置12がガイドレール74上を後退作動せし
められるようになっている。なお、このような後退作動
に際しては、補助板116,116が固定プレート12
0に当接せしめられてイケール112,112の前方へ
の変位が阻止されることにより、駆動力としての反力が
有利に発揮されるようになっている。
【0045】また一方、ノズルタッチ用シリンダ12
8,128において、ピストンロッド129,129を
引き込み方向に駆動することにより、ノズルタッチ用シ
リンダ128,128がイケール112,112を引張
る反力として、射出装置12に対して、縦型型締装置1
0に接近する前進方向の駆動力が作用せしめられて、射
出装置12がガイドレール74上を前進作動せしめられ
るようになっている。なお、このような前進作動に際し
ては、補助板116,116が固定プレート120に対
して係止ボルト112,112で結合されてイケール1
12,112の後方への変位が阻止されることにより、
駆動力としての反力が有利に発揮されるようになってい
る。
【0046】さらに、射出装置12を前進方向に駆動せ
しめて、射出ノズル80の先端を縦型型締装置10で型
締めされた金型14,16に当接せしめた後、続いて、
ノズルタッチ用シリンダ128,128のピストンロッ
ド129,129を更に引き込み方向に駆動することに
より、ノズルタッチ用シリンダ128,128がイケー
ル112,112を引張る反力として、射出装置12の
射出ノズル80が所定の押圧力をもって金型14,16
に対してノズルタッチせしめられるようになっている。
そこにおいて、ノズルタッチ用シリンダ128,128
がイケール112,112を引張る力は、そのまま、イ
ケール112,112からガイドバー108,108と
アーム124,124を介して、縦型型締装置10の上
側可動盤28に伝達されるようになっており、縦型型締
装置10の上側可動盤28によって、ノズルタッチの反
力が得られるようになっている。
【0047】要するに、射出装置12を単に前進/後退
作動させるだけのノズルタッチ用シリンダ128,12
8による駆動力は、縦型型締装置10に及ぼされること
がないが、ノズルタッチ用シリンダ128,128によ
るノズルタッチの押圧力は、射出装置12と縦型型締装
置10の間に及ぼされることとなるのであり、その際、
ノズルタッチの反力も、また、イケール112,112
とガイドバー108,108およびアーム124,12
4を介して、射出装置12と縦型型締装置10の間に及
ぼされるようになっているのである。これにより、射出
装置12を単に前進/後退作動させる場合には、ノズル
タッチ用シリンダ128,128による駆動力が、射出
装置ベース68を含む射出装置12の全体で反力が得ら
れて、力学的に完結して釣り合うようになっているので
あり、また、射出装置12を縦型型締装置10に対して
ノズルタッチさせる場合には、ノズルタッチ用シリンダ
128,128による駆動力が、縦型型締装置10と射
出装置12を含む射出成形機の全体で反力が得られて、
力学的に完結して釣り合うようになっている。
【0048】なお、このことから明らかなように、本実
施形態においては、ノズルタッチ用シリンダ128,1
28によって、射出装置12を縦型型締装置10に対し
て接近/離隔方向に相対変位せしめるスライド駆動手段
が構成されていると共に、ノズルタッチ用シリンダ12
8,128の駆動力を射出装置12と縦型型締装置10
の間に及ぼすイケール112,112とガイドバー10
8,108およびアーム124,124を含んで、連結
手段が構成されている。
【0049】上述の如き構造とされた射出成形機によっ
て目的とする樹脂成形品を射出成形するに際しては、先
ず、縦型型締装置10において上下可動盤28,30を
型開き状態から、型開閉用シリンダ機構53,53によ
って上側可動盤28を鉛直下方に駆動せしめて型閉作動
させて、上下可動盤28,30に装着された上下金型1
4,16を型合わせする。そして、固定用の駆動シリン
ダ51で係合ブロック50をコラム22の係止プレート
52に係止させて上側可動盤28を位置固定に支持せし
めたた後、型締用シリンダ機構54を作動させて、上下
可動盤28,30間で型合わせされた上下金型14,1
6間に型締力を及ぼす。
【0050】続いて、かかる型締状態下で、射出装置1
2において、ノズルタッチ用シリンダ128,128に
よって射出装置12を前進駆動せしめて、射出装置12
の加熱筒78における射出ノズル80の先端を、縦型型
締装置10で型締めされた上下金型14,16(本実施
形態では、上金型14)の側面に装着された図示しない
スプルブッシュに対して、水平方向でノズルタッチせし
めると共に、その後、更にノズルタッチ用シリンダ12
8,128によって射出装置12に前進駆動力を及ぼす
ことにより、射出ノズル80の上金型14に対するノズ
ルタッチ部位に対して、所定大きさの押圧力を与える。
【0051】また一方、射出装置12においては、上述
の如き型閉作動および型締作動と並行して射出スクリュ
を回転駆動せしめて樹脂材料の溶融と計量を行い、ノズ
ルタッチせしめた状態下で射出スクリュを軸方向駆動せ
しめることにより、加熱筒78内の溶融樹脂材料を射出
ノズル80のノズル孔から射出せしめて、上金型14の
スプルから上下金型14,16で形成された成形キャビ
ティに射出充填し、更に所定の保圧および冷却工程を行
う。
【0052】続いて、型締用シリンダ機構54による型
締力を解除し、射出装置12を後退作動させて上金型1
4へのノズルタッチを解除せしめると共に、係合ブロッ
ク50を係止プレートから離脱させて上金型14の移動
を許容せしめた後、上金型14を下金型16から上方に
型開き作動せしめる。また、型開き作動に際して、エジ
ェクタ機構64を作動させて、成形品を上金型14から
離型せしめて、得られた成形品を下金型16から離型さ
せて取り出すことによって、目的とする射出成形品を得
ることが出来るのである。
【0053】そこにおいて、本実施形態の射出成形機に
おいては、ノズルタッチ用シリンダ128,128によ
って射出装置12と縦型型締装置10の間に及ぼされる
ノズルタッチの押圧力に対する反力が、イケール11
2,112とガイドバー108,108およびアーム1
24,124を介して、射出装置12と縦型型締装置1
0の間に及ぼされるようになっていることから、それら
ノズルタッチの押圧力とその反力が、射出装置12と縦
型型締装置10の間で完結的に打ち消し合うこととな
る。それ故、かかる射出成形機においては、ノズルタッ
チの押圧力に起因する射出装置12と縦型型締装置10
の相対変位が可及的に防止されることとなり、安定した
ノズルタッチ状態が実現されて、射出ノズル80やノズ
ルタッチ部位の損傷も効果的に防止され得て、優れた耐
久性と信頼性が達成され得るのであり、延いては安定し
た射出成形作動が実現され得るのである。
【0054】特に、本実施形態では、縦型型締装置10
の上側可動盤28が、射出装置12に対して、加熱筒7
8を水平方向に挟んだ両側にそれぞれ配設された一対の
連結機構(イケール112,112、ガイドバー10
8,108、アーム124,124)で連結されている
ことにより、水平方向において、ノズルタッチの押圧力
とその反力が、何れも、加熱筒78の中心軸上で略一致
せしめられ得ると共に、L字型のアーム124,124
が採用されて、それらアーム124,124のガイドバ
ー108,108への連結部位の高さが、上金型14に
おけるスプルブッシュに対して略位置合わせされている
ことにより、鉛直方向においても、ノズルタッチの押圧
力とその反力が、何れも、加熱筒78の中心軸上で略一
致せしめられ得ることとなる。それ故、本実施形態の射
出成形機においては、ノズルタッチの押圧力とその反力
が、同一軸上で作用して、相互に一層有効に打ち消し合
うこととなるのであり、縦型型締装置10や射出装置1
2に対する傾動方向へのモーメント力の作用等も可及的
に回避され得るのである。
【0055】また、本実施形態では、射出装置12の射
出ノズル80がノズルタッチせしめられる上金型14が
固着された上側可動盤28に対して、ノズルタッチの反
力が、アーム124を介して直接に及ぼされるようにな
っていることから、上下金型14,16の型合わせ面間
へのノズルタッチ反力の作用も回避され得て、安定した
型締作動や型開閉作動が実現され得るのである。
【0056】更にまた、本実施形態では、上側可動盤2
8に固定されたアーム124,124が、射出装置12
に立設されたガイドバー108,108に沿って型開閉
方向に変位可能に連結されていることから、上下金型1
4,16の型開閉作動に対して悪影響が及ぼされるよう
なこともない。
【0057】さらに、本実施形態では、射出装置12
が、ベース盤92に対して鉛直方向に昇降可能に支持さ
れた昇降盤94上に載置されており、ガイドロッド96
や摺動スリーブ98を含んで構成された昇降ガイド手段
と、昇降モータ102や伝動シャフト104,ねじ送り
機構100を含んで構成された昇降駆動手段によって、
射出装置12の設置高さを鉛直方向で適宜に変更,調節
して設定可能とされていることから、例えば、組み合わ
される縦型型締装置10の種類や、縦型型締装置10に
採用される金型14,16の種類などに応じて、ノズル
タッチの高さが異なった場合にも、速やかに且つ容易に
対応することが出来るのである。
【0058】しかも、本実施形態の射出成形機において
は、上述の如く、ノズルタッチの押圧力とその反力が縦
型型締装置10と射出装置12の間で完結的に打ち消し
合うようにされていることから、射出装置12の射出装
置ベース68における上記昇降ガイド手段や昇降駆動手
段に対してノズルタッチの押圧力やその反力が及ぼされ
るようなこともないのであり、それ故、かかる射出装置
ベース68における上記昇降ガイド手段や昇降駆動手段
を、要求される強度等を達成しつつ、簡単な構造で実現
することが出来るのである。
【0059】以上、本発明の第一の実施形態について詳
述してきたが、これはあくまでも例示であって、本発明
は、かかる実施形態における具体的な記載によって、何
等、限定的に解釈されるものでない。
【0060】例えば、前記実施形態では、射出装置12
を縦型型締装置10に対して接近/離隔方向に駆動せし
めるスライド駆動手段として油圧シリンダ機構が採用さ
れていたが、その他、油圧モータや電動モータ,電動リ
ニアモータ等、各種の駆動手段が何れも採用可能であ
る。
【0061】また、前記実施形態では、ノズルタッチ用
シリンダ128のピストンロッド129が、連結手段を
構成するアーム124によって、縦型型締装置10の上
側可動盤28に取り付けられていたが、それに代えて、
或いはそれに加えて、ノズルタッチ用シリンダ128の
ピストンロッド129を、連結手段を構成するアーム等
によって、縦型型締装置10の下側可動盤30に取り付
けるようにしても良い。このようにノズルタッチ用シリ
ンダ128を連結手段を介して下側可動盤30に連結せ
しめる構成は、特に、縦型型締装置10の下金型16に
対して射出装置12がノズルタッチせしめられる場合
に、ノズルタッチの押圧力とその反力を有利にキャンセ
ルさせるために有効である。
【0062】また、前記実施形態の縦型型締装置10に
おいては、上下の金型取付盤が何れも型開閉作動乃至は
型締作動に際して駆動変位せしめられる可動盤28,3
0とされていたが、何れか一方の金型取付盤を固定盤と
して、他方の金型取付盤だけが型開閉作動および型締作
動に際して駆動変位せしめられる可動盤とすることも、
勿論、可能である。その際、射出装置12を連結手段に
よって固定盤に連結する場合には、前記実施形態におけ
るガイドバー108と摺動ブッシュ126の如き鉛直方
向のスライド機構を設ける必要はない。
【0063】更にまた、型締装置として、前記第一の実
施形態では、一対の金型を鉛直方向に型開閉せしめる縦
型型締装置が採用されていたが、その他、一対の金型を
水平方向に型開閉せしめる横型型締装置を採用すること
も可能である。その一具体例が、第二の実施形態とし
て、図5〜6に示されている。なお、本実施形態では、
型締装置や射出装置について、公知の従来構造が採用さ
れ得る部分については、図示および詳細な説明を省略
し、その主要部分だけを詳述することとする。また、第
一の実施形態と同様な構造とされた部材および部位につ
いては、図中に、第一の実施形態と同じ符号を付するこ
とにより、それらの詳細な説明を省略する。
【0064】すなわち、本実施形態において採用された
横型型締装置130は、図示しない設置基盤上に固定的
に設置された剛性の型締装置ベース134を備えてお
り、この型締装置ベース134上に、固定盤132と受
圧盤(図示せず)が、互いに所定距離を隔てて対向位置
して固設されている。また、これら固定盤132と受圧
盤の間には、互いに平行な4本のタイロッド136が固
定的に張架されていると共に、可動盤133が配設され
ており、該可動盤133が4本のタイロッド136で案
内されることにより、固定盤132に対して接近/離隔
方向に変位可能とされている。そして、これら固定盤1
32と可動盤133において、互いに平行とされた各対
向面が金型取付面とされており、固定金型138と可動
金型139が固着されている。更に、図面上に明示はさ
れていないが、可動盤133と受圧盤の間には、型駆動
手段が配設されており、この型駆動手段で可動盤133
が固定盤132に対する接近/離隔方向に駆動されるこ
とにより、固定金型138と可動金型139が型開閉作
動および型締作動せしめられるようになっている。な
お、型駆動手段としては、従来から知られているよう
に、例えば、油圧シリンダ機構を利用した直圧ラム式
や、ブースタラム式、トグル式、或いは電動モータを利
用したボールねじ式などが好適に採用される。
【0065】また、横型型締装置130に対して、固定
盤132を挟んで可動盤133と反対側となる軸方向外
方には、メイン射出装置140が配設されており、横型
型締装置130と共通の設置基盤上に固定的に設置され
た剛性のメイン射出装置ベース142の上に載置されて
いる。かかるメイン射出装置140は、従来から知られ
ている射出装置がそのまま採用されており、射出スクリ
ュが挿入配置された加熱筒144が、金型の型締中心軸
上に配設されており、図示しないノズルタッチ用駆動手
段で中心軸方向に往復駆動せしめられることにより、か
かる加熱筒144が横型型締装置130の固定盤132
に対して接近/離隔方向に相対移動せしめられるように
なっていると共に、射出ノズル148が、固定盤132
のセンタ穴150を通じて、固定金型138のメインス
プルブッシュ(図示せず)に対してノズルタッチされる
ようになっている。
【0066】そして、固定金型138と可動金型139
を型締めした状態下で、メイン射出装置140の射出ノ
ズル148を固定金型138にノズルタッチせしめて、
メイン射出装置140の射出ノズル148から金型13
8,139間に形成された成形キャビティに溶融樹脂材
料を射出充填することにより、一次射出成形が行われる
ようになっている。
【0067】また一方、横型型締装置130における固
定盤132の側方には、サブ射出装置152が配設され
ている。このサブ射出装置152は、第一の実施形態に
おける射出装置12と略同じ構造とされており、横型型
締装置130と共通の設置基盤上に固定的に設置された
剛性のサブ射出装置ベース154の上に載置されてい
る。そして、このサブ射出装置152の加熱筒78の中
心軸が、横型型締装置130における型締中心軸に直交
して水平方向に延びるように配設されており、加熱筒7
8の先端の射出ノズル80が、横型型締装置130に装
着された固定金型138の外周面に装着されたサブスプ
ルブッシュ(図示せず)に対して対向位置せしめられて
いる。
【0068】さらに、横型型締装置130の固定盤13
2には、サブ射出装置152の配設側面に一対の剛性の
連結枠体156が配されており、固定盤132の外周面
に対して、スペーサプレート158を挟んで重ね合わさ
れて、固定ボルト160によって固着されている。この
連結枠体156は、水平方向に延びる上下の連結ブロッ
ク162,162と、それら上下連結ブロック162,
162を両端部近くで相互に固定的に連結する左右の連
結プレート164,164によって構成されており、横
型型締装置130の固定盤132から可動盤133側に
向かって延び出して、サブ射出装置152の加熱筒78
の周囲を取り囲むようにして配設されている。そして、
加熱筒78を水平方向に挟んだ両側に位置せしめられた
連結枠体156の左右連結プレート164,164に対
して、サブ射出装置152における一対のノズルタッチ
用シリンダ128,128のピストンロッド129,1
29の突出先端部がピン等で連結固定されており、ノズ
ルタッチ用シリンダ128,128の駆動力が連結枠体
156を介して固定盤132に及ぼされることにより、
その駆動反力がサブ射出装置152に及ぼされて、該サ
ブ射出装置152が固定金型138に対して接近/離隔
方向に変位せしめられると共に、固定金型138に対し
てノズルタッチされるようになっている。
【0069】そして、固定金型138と可動金型139
を型締めした状態下で、サブ射出装置152の射出ノズ
ル80を固定金型138にノズルタッチせしめて、サブ
射出装置152の射出ノズル80から金型138,13
9間に形成された成形キャビティに溶融樹脂材料を射出
充填することにより、二次射出成形が行われるようにな
っている。
【0070】従って、このような本実施形態の射出成形
機においても、ノズルタッチの押圧反力が、連結枠体1
56を介して、横型型締装置130の固定盤132に対
して直接に及ぼされることとなり、ノズルタッチの押圧
力とその反力が、サブ射出装置152と横型型締装置1
30の間で打ち消し合うことから、横型型締装置130
とサブ射出装置152の相対位置、延いてはノズルタッ
チ状態が安定化され得、以て、安定した射出成形作動が
実現され得るのであり、前記第一の実施形態と同様な効
果が、何れも、有効に発揮され得るのである。
【0071】なお、上述の説明から明らかなように、本
実施形態では、横型型締装置130に対してサブ射出装
置152の固定盤132を連結する連結手段が、横型型
締装置130の固定盤132に固設された連結枠体15
6を含んで構成されている。
【0072】また、本実施形態では、二色成形等に利用
されるメイン射出装置140とサブ射出装置152を併
せ備えた射出成形機に対して本発明を適用したものの具
体例を示したが、メイン射出装置140を備えず、サブ
射出装置152をメイン射出装置として構成せしめた構
造の射出成形機等に対しても、本発明が同様に適用可能
であることは言うまでもない。
【0073】また、横型型締装置130の可動金型13
8に対してサブ射出装置152がノズルタッチせしめら
れる場合には、例えば、サブ射出装置152に対して、
横型型締装置130のタイロッド136と平行に水平方
向に延びるガイドバーを固設し、かかるガイドバーによ
って、横型型締装置130の可動盤133に取り付けた
アーム等を型開閉方向に摺動可能に連結せしめること等
によって、本発明が有利に適用され得る。
【0074】その他、一々列挙はしないが、本発明は、
当業者の知識に基づいて、種々なる変更,修正,改良等
を加えた態様において実施され得るものであり、また、
そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限
り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであること
は、言うまでもない。
【0075】
【発明の効果】上述の説明から明らかなように、本発明
に従う構造とされた射出成形機においては、ノズルタッ
チの押圧力とその反力が射出装置と型締装置の間で打ち
消し合うように作用せしめられることから、大きなノズ
ルタッチの押圧力が作用せしめられた場合でも、射出装
置と型締装置の相対位置、延いてはノズルタッチ状態が
安定して維持され得るのであり、以て、安定した射出成
形作動が実現され得るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態としての射出成形機の
全体概略を示す正面図である。
【図2】図1におけるII−II断面図である。
【図3】図1におけるIII −III 断面説明図である。
【図4】図3におけるIV−IV断面説明図である。
【図5】本発明の第二の実施形態としての射出成形機の
要部を示す平面図である。
【図6】図5におけるVI−VI断面説明図である。
【符号の説明】
10 縦型型締装置 12 射出装置 14 上金型 16 下金型 28 上側可動盤 30 下側可動盤 53 型開閉用シリンダ機構 54 型締用シリンダ機構 68 射出装置ベース 74 スライドベース 78 加熱筒 80 射出ノズル 92 ベース盤 94 昇降盤 96 ガイドロッド 100 ねじ送り機構 102 駆動モータ 108 ガイドバー 112 イケール 124 アーム 128 ノズルタッチ用シリンダ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の金型が取り付けられる一対の金型
    取付盤に対して相対的な接近/離隔方向の駆動力を及ぼ
    して、かかる一対の金型を型開閉作動および型締作動せ
    しめるようにした型締装置と、加熱筒に射出スクリュを
    挿入配置せしめて、該射出スクリュの軸方向前方への駆
    動によって、該加熱筒内の溶融樹脂を該加熱筒の先端部
    分に取り付けられた射出ノズルのノズル孔から射出せし
    めるようにした射出装置と、該射出装置を該型締装置に
    おける前記金型の型開閉方向に対して略直交する方向で
    該型締装置に対して接近/離隔方向に相対変位可能に支
    持せしめるスライド支持機構と、該射出装置を該型締装
    置に対して接近/離隔方向に相対変位せしめるスライド
    駆動手段とを、含んで構成されており、前記射出装置の
    射出ノズルを該型締装置の金型に対して側方からノズル
    タッチせしめるようにした射出成形機において、 前記射出装置と前記型締装置における前記一対の金型取
    付盤の少なくとも一方を、前記スライド駆動手段を介し
    て連結せしめる連結手段を設けて、該スライド駆動手段
    による駆動力が、該射出装置と該金型取付盤との間に及
    ぼされるようにしたことを特徴とする射出成形機。
  2. 【請求項2】 前記連結手段における前記射出装置への
    連結部位を、前記一対の金型取付盤の型締状態下におけ
    る対向面間に位置せしめた請求項1に記載の射出成形
    機。
  3. 【請求項3】 前記連結手段における前記射出装置およ
    び前記金型取付盤への連結部位を、それぞれ、前記加熱
    筒を水平方向に挟んだ両側に設けた請求項1又は2に記
    載の射出成形機。
  4. 【請求項4】 前記スライド支持機構を介して前記射出
    装置を支持せしめる射出装置ベースを、前記型締装置に
    おいて型開閉乃至は型締めに際して変位せしめられる金
    型取付盤に対して、該金型取付盤の型開閉乃至は型締め
    に際しての変位を許容しつつ連結して、該射出装置ベー
    スの該金型取付盤へのノズルタッチ方向への相対変位を
    阻止せしめるガイド式連結機構を設けて、該ガイド式連
    結機構における前記射出装置ベース側への固定部材に対
    して、前記スライド駆動手段の出力部材を固定すること
    により、前記連結手段を構成した請求項1乃至3の何れ
    かに記載の射出成形機。
  5. 【請求項5】 前記型締装置において、前記一対の金型
    取付盤を鉛直方向に対向配置せしめて、前記一対の金型
    が鉛直方向に型開閉および型締めされるようにすると共
    に、前記射出装置における前記加熱筒を水平方向に配設
    して、該射出装置の前記射出ノズルが該型締装置によっ
    て型締めされた該一対の金型に対して水平方向にノズル
    タッチせしめられるようにした請求項1乃至4の何れか
    に記載の射出成形機。
  6. 【請求項6】 前記スライド支持機構を介して前記射出
    装置を支持せしめる射出装置ベースにおいて前記加熱筒
    を挟んだ両側で鉛直上方に向かって突出する一対のガイ
    ドバーを固設する一方、前記型締装置において前記上側
    の金型取付盤を可動盤とすると共に、該可動盤において
    前記射出装置側に向かって延び出す固定アームを一対設
    けて、かかる一対の固定アームを前記一対のガイドバー
    に対して鉛直方向で移動可能に且つノズルタッチの方向
    で移動不能に係合せしめることによってガイド機構を構
    成し、該ガイド機構における前記一対の固定アームを、
    前記スライド駆動手段を介して前記射出装置に連結する
    ことにより、前記連結手段を構成した請求項5に記載の
    射出成形機。
  7. 【請求項7】 前記射出装置を設置基盤に対して鉛直方
    向で位置調節可能に案内する昇降ガイド手段と、該射出
    装置を該設置基盤に対して昇降駆動せしめる昇降駆動手
    段とを、設けたことを特徴とする請求項5又は6に記載
    の射出成形機。
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