JP2002198236A - コモンモードチョークコイル - Google Patents

コモンモードチョークコイル

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JP2002198236A
JP2002198236A JP2000398526A JP2000398526A JP2002198236A JP 2002198236 A JP2002198236 A JP 2002198236A JP 2000398526 A JP2000398526 A JP 2000398526A JP 2000398526 A JP2000398526 A JP 2000398526A JP 2002198236 A JP2002198236 A JP 2002198236A
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choke coil
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mode choke
partition plate
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JP2000398526A
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Osamu Kobayashi
修 小林
Yukio Suzuki
行夫 鈴木
Kiyoshi Ito
清 伊藤
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Minebea Co Ltd
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    • HELECTRICITY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高周波特性を良好とすることのできるコモンモ
ードチョークコイルを提供する。 【解決手段】ボビン95はベース91に取り付けられて
いて巻線93、94がボビン95の半円周に各々均等に
巻回されている。巻線93の一方の端は端子92bに、
他方の端は端子92aに各々接続されている。巻線93
は、ベース91に設けられた端子92bにその端を接続
され、ボビン95の側面Aから巻き始めて半周に亘って
卷回されている。そしてボビン95の上部、即ちコア1
2Aの内周端で巻き終わり、ボビン95の側面B側に立
設して設けた仕切り板2の外側を介してベース91に設
けられた端子92aの位置に向かって引き出されて、端
子92aに接続されている。巻線94についても同様で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コモンモードチョ
ークコイルに関するもので、特に高周波特性を良好とす
ることのできるコモンモードチョークコイルの構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】交流電源ラインは外部からのノイズが電
子機器へ侵入したり、また電子機器の中で発生したノイ
ズが外部へ流出する進路になる。そこで交流電源ライン
にはノイズを遮断するためにチョークコイルを直列に挿
入する。ノイズはライン間に生じるノーマルモードノイ
ズと、グランドに対して両ラインに生じるコモンモード
ノイズがあるが、一般的に問題になるのはコモンモード
ノイズである。コモンモードノイズを除去するコモンモ
ードチョークコイルは、コモンモードノイズに対しては
大きいインダクタンスを有し、商用電源の交流電圧に対
しては、互いに磁束が打ち消し合うことが必要とされて
いる。
【0003】コモンモードチョークコイルの磁心にトロ
イダル型コアを用いる場合、2本の巻線を一緒にまとめ
て巻くバイファイラー巻は漏洩磁束が少ない。しかし、
2つの巻線間に印加する電圧が大きい場合には両巻線間
の絶縁を考慮して、又、高い周波数に対しても良好な特
性を得るためには巻線間の線間容量を考慮して、各巻線
を離して巻かなくてはならずバイファイラー巻にするこ
とができない。従って、トロイダル型コアの半円周に一
方の巻線を、他の半円周に他方の巻線を、それぞれノー
マルモード電流に対し磁束が互いに打ち消しあうように
均等に巻回するのが一般的である。
【0004】図9及び図10は従来のコモンモードチョ
ークコイルであって、図9は従来の縦型タイプトロイダ
ル型コモンモードチョークコイルの斜視図であり、図1
0は横型タイプトロイダル型コモンモードチョークコイ
ルの斜視図である。図9、図10において、プラスチッ
ク絶縁ケース(以下ボビンと称す)95に収納したトロ
イダル型コアの内周にプラスチック製絶縁仕切り板90
を設け、2つのコイル93、94を前記プラスチック製
絶縁仕切り板90の両側に、それぞれ同じ方向に巻線す
る。図9では磁心を縦に、図10では磁心を横にしてプ
ラスチック製ベース91に取り付けてある。各巻線は、
プラスチック製ベース91に設けられた貫通穴93b、
94bとそれらに対してベース91上に対称的に設けら
れる図示してない貫通穴とを介してそれぞれに対応する
端子92a、92b、92c、及び92d(図示せず)
からそれぞれの巻線を引き出す構造となっている。各巻
線93、94は巻線端を端子92a、92b、92c、
92d(図示せず)に接続するようになっている。即
ち、片方の半円周に卷回された巻線の一方は端子92a
に、その他方は端子92bに接続されている。同様に、
他の半円周に卷回された巻線の一方は端子92d(図示
せず)に、その他方は端子92cに接続されている。
【0005】前記の巻線は図11に分解、図示するよう
なボビン95に卷回されている。即ちボビン95は、絶
縁材料からなる中央に空孔112を有する円筒114に
トロイダルコア113を収容して、蓋110を嵌合す
る。係る構造のボビン95の上に二つの巻線を半円周に
一方の巻線を、他の半円周に他方の巻線を、それぞれノ
ーマルモード電流に対し磁束が互いに打ち消しあうよう
に均等に巻回する。
【0006】通常、ボビン95は、両巻線間の絶縁耐圧
向上のために両巻線間には隔離板90を嵌め込む構造に
なっている。円筒114と蓋110には前記隔離板90
を嵌め込むための嵌合機構115が設けられている。
【0007】回路基板に実装する前記コモンモードチョ
ークコイルは、実装面積を減少できる図9のような縦型
タイプトロイダル型コモンモードチョークコイルを用い
るのが一般的である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図12は、前記縦型タ
イプトロイダル型コモンモードチョークコイルの問題点
を説明するための断面図である。図12において、ボビ
ン95はベース91に取り付けられていて巻線93がボ
ビン95の半円周に均等に巻回されている。巻線93の
一方の端は端子92bに、他方の端は端子92aに各々
接続されている。ボビン95の断面にはコア12の一部
12Aと12Bとを図示してある。又、巻線は巻初めと
巻き終わり以外は省略して図示してある。
【0009】係る構造において、巻線93は、ボビン9
5の下部、即ちコア12Bの部分にあるベース91に設
けられた端子92bから巻き始め、ボビン95に沿って
半周に亘って卷回されている。そしてボビン95の上
部、即ちコア12Aの部分からベース91に設けられた
端子92aの位置に向かってボビン95の一方の端面か
ら他方の端面に亘りボビン95の内部を斜めに横切って
引き出されて巻き終わり、端子92aに接続されてい
る。
【0010】前記の場合、振動、接触などにより巻線の
両終端近傍が損傷しないように考慮して、巻線93の巻
初めの部分Aはボビン95に、巻き終わりの部分Cは巻
線93の巻始めの部分に各々、接触又は近接して設けら
れている。しかし、係る構造では、下記のような問題点
があった。以下にその問題点を図13により説明する。
【0011】図13は図12における電気的な等価回路
である。巻線93は入出力端子XAとXBを、巻線94
は入出力端子YAとYBを各々有している。両巻線はト
ロイダルコア12に卷回されていてインダクタンスZL
X、ZLYを各々有している。又、各部の浮遊容量(以
下容量と略す)を以下のように定義する。
【0012】符号CL1は、巻線93と94との間の入
力間の容量、符号CL2は巻線93と94との間の出力
間の容量である。符号C1X、C2Xは、図12に示す
ように、巻線93の巻き終わりの部分Cが巻線93の巻
始めの部分と近接または接触しているために生ずる容量
である。同様に符号C1Y、C2Yは、巻線94の巻き
終わりの部分Cが巻線93の巻始めの部分と近接または
接触しているために生ずる容量である。
【0013】その他の符号CS1、CS2、CS3、C
S4、CS6、CS7等はコイル間の線間容量を纏めて
表したものである。
【0014】コモンモードチョークコイルは、ノイズを
遮断するために交流電源ラインに直列に挿入される。即
ち、端子XAとYAを入力に、端子XBとYBを出力端
子に用いる。コモンモードノイズに対しては端子XAと
YAを接続して端子XYAとし、端子XBとYBを接続
して端子XYBとした時に、両接続端子間のインピーダ
ンスZABが大きいことが望ましい。
【0015】しかし、図13から明らかなように、両接
続端子間のインピーダンスZABは、容量CL1、CL
2の影響は無くなり、巻線93と94のインダクタンス
ZLX、ZLYと容量C1X、C2X、C1Y、C2Y
及び、容量CS1、CS2、CS3、CS4、CS6、
CS7等との並列接続された回路のインピーダンスZA
Bとなる。係る回路は低周波領域ではインダクタンスZ
LX、ZLYが支配的であり、高周波領域では容量C1
X、C2X、C1Y、C2Yが支配的となる。容量CS
1、CS2、CS3、CS4、CS6、CS7は分布定
数回路として容量C1X、C2X、C1Y、C2Yに比
べてその影響は無視できるようにコイルをボビン95に
卷回することができる。
【0016】即ち、高周波領域において容量C1X、C
2X、C1Y、C2Yにより両接続端子間のインピーダ
ンスZABは減少し、コモンモードチョークコイルの高
周波ノイズに対する性能が劣化する。従って、高周波ノ
イズに対する性能を向上するためには容量C1X、C2
X、C1Y、C2Yを低減することが望ましい。
【0017】図8は縦型タイプトロイダル型コモンモー
ドチョークコイルの周波数特性の一例である。図8にお
いて横軸に周波数を縦軸に両接続端子間のインピーダン
スZABをとる。符号82に示すように、従来の縦型タ
イプトロイダル型コモンモードチョークコイルでは、周
波数が10MHzを超えると両接続端子間のインピーダ
ンスZABが減少することがわかる。これは前記した容
量C1X、C2X、C1Y、C2Yの影響が10MHz
近傍から現れるためである。従って従来の方法では10
MHz以上のコモンモードノイズに対して性能が低下す
る。
【0018】容量C1X、C2X、C1Y、C2Yは、
前記した図12に示すように、巻線93の巻き終わりの
部分Cが巻線93の巻始めの部分と近接または接触して
いるために生ずる容量である。係る容量があるために縦
型タイプトロイダル型コモンモードチョークコイルの高
周波における性能が低下することが分かる。なお、前記
した巻線93の巻き終わりの部分Cが巻線93の巻始め
の部分と近接または接触しているために生ずる容量によ
り高周波における性能が低下するという問題点は、横型
タイプトロイダル型コモンモードチョークコイルでは避
けやすい。即ち、図10から明らかなように入力巻線と
出力巻線とを各々対向する側に配置することができるた
めである。但し、横型タイプは、基板占有面積を大きく
占めるため、部品実装密度が低下し、装置の小型化に相
反するなどの問題点がある。
【0019】本発明は係る問題を解決して高周波特性を
良好とすることのできるコモンモードチョークコイルを
提供することを目的としてなされたものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために請求項1記載のコモンモードチョークコイル
は、トロイダル型コアの半円周に一方の巻線を、他の半
円周に他方の巻線をそれぞれノーマルモード電流に対し
磁束が互いに打ち消しあうように均等に巻回したトロイ
ダルコアからなるコモンモードチョークコイルにおい
て、上記半円周に卷回された巻線の一方の端を他方の端
の位置に向かって引き出す構造であって、前記一方の巻
線及び巻線端が他方の巻線及び巻線端と近接しないよう
にして外部に引き出したことにより容量C1X、C2
X、C1Y、C2Yを低減したことを特徴とする。
【0021】請求項2記載のコモンモードチョークコイ
ルでは、半円周に卷回された巻線の一方の端を他方の端
の位置に向かって引き出す一方の巻線は、トロイダルコ
アの一方の端面から他方の端面に及んで内部を斜めに横
切らないようにして外部に引き出したことを特徴とす
る。
【0022】請求項3記載のコモンモードチョークコイ
ルは、半円周に卷回された巻線の一方の巻線及び巻線端
と他方の巻線端との間に絶縁体からなる仕切り板を設け
たことを特徴とする。
【0023】請求項4記載のコモンモードチョークコイ
ルでは、前記仕切り板は、巻線端末を係止、保持する複
数の切り欠き部を設けたことを特徴とする。
【0024】請求項5記載のコモンモードチョークコイ
ルでは、前記仕切り板は、コモンモードチョークコイル
を取り付けるベースと同一絶縁体により一体に形成され
ていることを特徴とする。
【0025】請求項6記載のコモンモードチョークコイ
ルでは、前記一体に形成されている仕切り板とベース
は、巻線端末を係止、保持する複数の切り欠き部を設け
たことを特徴とする。
【0026】請求項7記載のコモンモードチョークコイ
ルでは、前記一体に形成されている仕切り板とベース
は、仕切り板に巻線端末を係止、保持する複数の切り欠
き部を、ベースに複数の端子部をそれぞれ設けたことを
特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例について図面
により説明する。図1は、本発明の縦型タイプトロイダ
ル型コモンモードチョークコイルの1実施例、図2は図
1における容量の分布状態を説明する図、図3は図2の
等価回路である。
【0028】図1において、図1(a)は斜視図、図1
(b)は巻線とボビンとの関係を説明するための図で、
図1(a)のPP´断面図である。図1(a)におい
て、ボビン95に収納したトロイダル型コアの内周にプ
ラスチック製絶縁仕切り板(図示せず)を設け、2つの
コイル93、94を前記プラスチック製絶縁仕切り板の
両側に、それぞれ同じ方向に巻線する。各巻線は、プラ
スチック製ベース91に設けられた図示してない貫通穴
を介して端子92a、端子92c、92d及び図示して
いない端子92bにそれぞれの巻線を引き出して接続す
る構造となっている。即ち、片方の半円周に卷回された
巻線の一方は端子92aに、その他方は図示していない
端子92bに接続されている。同様に、他の半円周に卷
回された巻線の一方は端子92dに、その他方は端子9
2cに接続されている。
【0029】ベース91には低誘電率の絶縁体からなる
仕切り板2がボビン95と平行にベース91に垂直に立
設して設けられている。係る仕切り板2とベース91は
同一絶縁体により一体的に形成しても良く、また、別々
に形成して組み立てても良い。一体形成された仕切り板
2には、複数の巻線端末を係止、保持する切り欠き部1
1a、11bが、ベース91には複数の端子92a、9
2c、92d、図示していない92bを設けてある。
【0030】係る切り欠き部11aには片方の半円周に
卷回された巻線の一方の巻き終わり(又は巻き始め)
が、切り欠き部11bには他方の半円周に卷回された巻
線の一方の巻き終わり(又は巻き始め)が各々、接着剤
などの所定の方法で係止、保持されている。そして係
止、保持された巻線は前記仕切り板2のボビン95と反
対側の面から引き出されてプラスチック製ベース91に
設けられた図示してない貫通穴を介して端子92a、9
2dに接続されている。
【0031】図1(b)は、図1(a)の構造を理解し
やすいように簡略化して表した図である。即ち、ボビン
95はベース91に取り付けられていて巻線93がボビ
ン95の半円周に均等に巻回されている。巻線93の一
方の端は端子92bに、他方の端は端子92aに各々接
続されている。ボビン95の断面にはコア12の一部1
2Aと12Bとを図示してある。又、巻線は巻初めと巻
き終わり以外は省略して図示してある。
【0032】係る構造において、巻線93は、ボビン9
5の下部、即ちコア12Bの部分にあるベース91に設
けられた端子92bにその端を接続され、ボビン95の
側面Aから巻き始めて半周に亘って卷回されている。そ
してボビン95の上部、即ちコア12Aの内周端で巻き
終わり、ボビン95の側面B側に立設して設けた仕切り
板2の外側を介してベース91に設けられた端子92a
の位置に向かって引き出されて、端子92aに接続され
ている。
【0033】図1における構造のコモンモードチョーク
コイルは、ベース91に低誘電率の絶縁体からなる仕切
り板2がボビン95と平行にベース91に垂直に立設し
て設けられていて、巻線93はボビン95の上部、即ち
コア12Aの内周端で巻き終わり、仕切り板2の外側を
介してベース91に設けられた端子92aの位置に向か
って引き出されて、端子92aに接続されている構造で
ある。半円周に卷回された巻線をボビン95の内側を斜
めに横切らないように、ボビン95の内面に沿って外部
に引き出したことにより、巻数の少ないコモンモードチ
ョークコイルにおいても正確なインダクタンス容量を得
ることができるとともに斜めに横切る巻線が無いために
該巻線から生じる雑音を減少できる。係る構造において
容量の分布状態は図2のようになる。即ち、仕切り板2
がボビン95と平行にベース91に垂直に立設して設け
られたことにより、図12で示した、巻線93の巻き終
わりの部分Cが巻線93の巻始めの部分と近接または接
触しているために生ずる容量は後述するように変化して
C1X1、C2X1となる。同様にして巻線94の巻き
終わりの部分Cが巻線93の巻始めの部分と近接または
接触しているために生ずる容量は変化してC1Y1、C
2Y1となる。
【0034】図3は、図2を電気的な等価回路で表した
図である。図3から明らかなように、巻線93に対して
は、容量C1X1、C2X1が各々並列接続されて巻線
93の両端に加わる構成となる。巻線94についても同
様である。
【0035】係る回路は、図12に比べて以下のように
高周波特性が異なる。即ち、巻線93の巻始めの部分と
仕切り板2との間隔は任意に設定できる。又、仕切り板
2と巻線93の巻き終わりの部分Cとの間隔も任意に設
定できる。従って、仕切り板2が巻線93の巻き終わり
の部分Cと近接または接触している距離に比べて十分大
きくすることができる。例えば、仕切り板2が無い時
に、巻線93の巻き終わりの部分Cと近接または接触し
ている距離を0.1mmとする。又、仕切り板2の厚さ
を2mm、仕切り板2とその外側にある巻線93の巻き
終わりの部分C迄の距離を1mm、仕切り板2とその内
側にある巻線93の巻始めの部分迄との距離を1mmと
してもその距離は仕切り板の無い場合に比べて40倍と
することができる。仕切り板2には、例えばポリエチレ
ンテレフタレートなどのボビン95より誘電率の低い絶
縁体を用いてその厚さ、又は各巻線と仕切り板2との距
離の何れかを増加して、容量C1X1、C2X1の容量
を減少することによって容量性のインピーダンスを増加
することができる。
【0036】図4、図5、図7は本発明の縦型タイプト
ロイダル型コモンモードチョークコイルにおける他の実
施例を示す図、図6は本発明の横型タイプトロイダル型
コモンモードチョークコイルにおける他の実施例を示す
図である。各実施例について図面により以下説明する。
【0037】図4は、図1の実施例における巻線の巻き
方を変えた他の実施例である。図4(a)は斜視図、図
4(b)は巻線とボビンとの関係を説明するための図
で、図4(a)のPP´断面図である。図4(a)の構
造は、巻線の巻き方を変えた以外は図1(a)の構造と
同一なので説明を省略する。図4(b)は、図4(a)
の構造を理解しやすいように簡略化して表した図であ
る。図4(b)において、巻線93は、ボビン95の下
部、即ちコア12Bの部分にあるベース91に設けられ
た端子92bにその端を接続され、ボビン95の底面D
から巻き始めて半周に亘って卷回されている。そしてボ
ビン95の上部、即ちコア12Aの上部外側面Eで巻き
終わり、ボビン95の側面B側に立設して設けた仕切り
板2の外側を介してベース91に設けられた端子92a
の位置に向かって引き出されて、端子92aに接続され
ている。
【0038】半円周に卷回された巻線の一方の端(巻き
終わり)をコア12の側面Bの位置に向かって引き出す
一方の巻線(巻き終わり)は、コア12の側面Eから側
面Bに内部を横切らないようにして外部に引き出してあ
る。このために巻数の少ないコモンモードチョークコイ
ルにおいても正確なインダクタンス容量を得ることがで
きるとともに斜めに横切る巻線が無いために該巻線から
生じる雑音を減少できる。
【0039】図5は、図4の実施例における仕切り板2
の形状を変えた他の実施例である。図5(a)は斜視
図、図5(b)は巻線とボビンとの関係を説明するため
の図で、図5(a)のPP´断面図である。図5(a)
の構造は、仕切り板2の形状を変えた以外は図4(a)
の構造と同一なので説明を省略する。図5(b)は、図
5(a)の構造を理解しやすいように簡略化して表した
図である。図5(b)において、仕切り板2は、ベース
91に垂直に立設されていてボビン95の上部、即ちコ
ア12Aの上面Fから巻線93の巻き終わりが引き出さ
れる位置までの高さである。係る構造にすることで巻線
93の巻き終わりは図4の如く途中で屈曲することなく
端子92aに到達することができる。
【0040】前記の実施例で述べた仕切り板2の形状
は、巻線端末を係止、保持する複数の切り欠き部11
a、11bが設けられていれば前記以外であってもよい
ことは言うまでもない。例えば、仕切り板2を2つに分
割し、切り欠き部11a、11bが各々の仕切り板に具
備されるようにしても良く、又は切り欠き部を具備する
支柱、その他の支持物であっても良い。
【0041】なお、横型タイプトロイダル型コモンモー
ドチョークコイルでは図10に示したように入力巻線と
出力巻線とを各々対向する側に配置することができるた
めに前記した巻線93の巻き終わりの部分Cが巻線93
の巻始めの部分と近接または接触しているために生ずる
容量により高周波における性能が低下するという問題点
は回避しやすい。しかしコモンモードチョークコイルを
実装するためのプリント基板によっては入力巻線と出力
巻線とを各々対向する側に配置することができない場合
がある。
【0042】図6は、係る場合における本発明の1実施
例である。図6(a)は斜視図、図6(b)は巻線とボ
ビンとの関係を説明するための図で、図6(a)のPP
´断面図である。図6(a)において、トロイダル型コ
モンモードチョークコイルは、プリント基板基板6上に
横に配置されている。図6(a)の構造は、チョークコ
イルの配置を横型にして、仕切り板2をボビン95の上
に配置したものである。仕切り板2はベース91と一体
的に設け、ベース91はプリント基板6に立設して設け
られている。
【0043】前記一体に形成されている仕切り板2とベ
ース91には、巻線端末を係止、保持する複数の切り欠
き部11a、11b、6a、6bとが設けられている。
【0044】図6(b)は、図6(a)の構造を理解し
やすいように簡略化して表した図である。図6(b)に
おいて、巻線93は、ボビン95の下部あるプリント基
板基板6に設けられた端子92bにその端を接続され、
ボビン95の側面Dから巻き始めて半周に亘って卷回さ
れている。そしてボビン95の上部、即ちコア12Aの
上部上面Eで巻き終わり、仕切り板2及びベース91の
外側を介してプリント基板基板6に設けられた端子92
aの位置に向かって引き出されて、端子92aに接続さ
れている。
【0045】係る構造とすることにって入力巻線と出力
巻線とを各々対向する側に配置することができない横型
タイプトロイダル型コモンモードチョークコイルの場合
においても図4で述べたのと同様に、巻線93の巻き終
わりの部分Cが巻線93の巻始めの部分と近接または接
触しているために生ずる容量により高周波における性能
が低下するという問題点は、横型タイプトロイダル型コ
モンモードチョークコイルでも避けることができる。
【0046】図7は、更に他の1実施例である。例え
ば、巻線93、94の硬度が高く、仕切り板2が無くて
もその形状を維持できる場合に適用する。図7におい
て、図7(a)は斜視図、図7(b)は巻線とボビンと
の関係を説明するための図で、図7(a)のPP´断面
図である。図7は図1の実施例における仕切り板2を除
いた以外は図1と同様であるので同一部分については説
明を省略する。
【0047】図7(b)は、図7(a)の構造を理解し
やすいように簡略化して表した図である。図7(b)に
おいて、巻線93は、ボビン95の下部、即ちコア12
Bの部分にあるベース91に設けられた端子92bにそ
の端を接続され、ボビン95の底側面Aから巻き始めて
半周に亘って卷回されている。そしてボビン95の上
部、即ちコア12Aの内周端で巻き終わり、ボビン95
の側面B側に所定の距離だけ(巻線93、94の線間容
量に対して無視できる程度の容量となる距離)離してベ
ース91に設けられた端子92aの位置に向かって引き
出されて、端子92aに接続されている。なお、破線で
図示した仕切り板2は図1で述べた仕切り板2があった
位置を示しているもので、実際にはベース91には立設
されていない。
【0048】前記のようにボビン95の側面B側に所定
の距離だけ離してベース91に設けられた端子92aの
位置に向かって巻線の終端を引き出すことによって高周
波における性能が低下するという問題点を解消できる。
【0049】(実施例)図1の構造における実施例につ
いて以下に述べる。外形25mm、内径15mm、高さ
13mmのトロイダルコア(初透磁率750のNiZn
フェライトコア)をボビンに入れ、直径0.8mmの銅
線を半円周に一方の巻線を、他の半円周に他方の巻線を
それぞれノーマルモード電流に対し磁束が互いに打ち消
しあうように均等に15回ずつ巻回した。
【0050】図8は、縦型タイプトロイダル型コモンモ
ードチョークコイルにおける前記本発明の実施例と、従
来例との周波数特性の比較を示した図である。図8にお
いて符号82は従来例、符号81は本発明の実施例の結
果である。従来の縦型タイプトロイダル型コモンモード
チョークコイルでは、周波数が10MHzを超えると両
接続端子間のインピーダンスZABが減少して100M
Hzでは800Ω前後になる。しかし、本発明の実施例
によれば100MHzにおいても3KΩ前後であり、そ
の差は約4倍近くになり、本発明の効果が大きいことが
分かる。
【0051】
【発明の効果】請求項1記載のコモンモードチョークコ
イルによれば、トロイダル型コアの半円周に一方の巻線
を、他の半円周に他方の巻線をそれぞれノーマルモード
電流に対し磁束が互いに打ち消しあうように均等に巻回
したトロイダルコアからなるコモンモードチョークコイ
ルにおいて、上記半円周に卷回された巻線の一方の端を
他方の端の位置に向かって引き出す構造であって、前記
一方の巻線及び巻線端が他方の巻線及び巻線端と近接し
ないようにして外部に引き出したことにより、高周波特
性を改善できた。
【0052】請求項2記載のコモンモードチョークコイ
ルによれば、半円周に卷回された巻線の一方の端を他方
の端の位置に向かって引き出す一方の巻線は、トロイダ
ルコアの一方の端面から他方の端面に及んで内部を斜め
に横切らないようにして外部に引き出したことにより巻
数の少ないコモンモードチョークコイルにおいても正確
なインピーダンスを得られると共に、斜めに横切る巻線
が無いために該巻線から生じる雑音を減少できた。
【0053】請求項3記載のコモンモードチョークコイ
ルによれば、前記コモンモードチョークコイルにおい
て、半円周に卷回された巻線の一方の巻線及び巻線端と
他方の巻線端との間に絶縁体からなる仕切り板を設けた
ことにより入出力端子間の絶縁耐圧を増加すると共に高
周波特性を改善できた。
【0054】請求項4記載のコモンモードチョークコイ
ルによれば、前記仕切り板は、巻線端末を係止、保持す
る複数の切り欠き部を設けたことによりやわらかな線材
でも巻線を固定でき容量の変化をもたらさず、高周波特
性を改善できた。
【0055】請求項5記載のコモンモードチョークコイ
ルによれば、前記仕切り板は、コモンモードチョークコ
イルを取り付けるベースと同一絶縁体により一体に形成
されていることにより製造が簡略になるとともに、簡単
な構造で絶縁耐圧の増加と高周波特性を改善できた。
【0056】請求項6記載のコモンモードチョークコイ
ルによれば、前記一体に形成されている仕切り板とベー
スは、巻線端末を係止、保持する複数の切り欠き部を設
けたことにより、製造が簡略になるとともに、簡単な構
造で絶縁耐圧の増加を得られ、やわらかな線材でも巻線
を固定でき容量の変化をもたらさず、高周波特性を改善
できた。
【0057】請求項7記載のコモンモードチョークコイ
ルによれば、前記一体に形成されている仕切り板とベー
スは、仕切り板に巻線端末を係止、保持する複数の切り
欠き部を、ベースに複数の端子部をそれぞれ設けたこと
により、プリント基板等に簡単に実装できるようになっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の縦型タイプトロイダル型コモンモード
チョークコイルの1実施例である。
【図2】図1における容量の分布状態を説明する図であ
る。
【図3】図2の電気的な等価回路である。
【図4】図1の実施例における巻線の巻き方を変えた他
の実施例である。
【図5】図4の実施例における仕切り板2の形状を変え
た他の実施例である。
【図6】横型タイプトロイダル型コモンモードチョーク
コイルにおいて入力巻線と出力巻線とを各々対向する側
に配置することができない場合の実施例である。
【図7】仕切り板が無くてもその形状を維持できる場合
に適用する場合の実施例である。
【図8】縦型タイプトロイダル型コモンモードチョーク
コイルにおける本発明の実施例と、従来例との周波数特
性の比較を示した図である。
【図9】従来の縦型タイプトロイダル型コモンモードチ
ョークコイルの斜視図である。
【図10】従来の横型タイプトロイダル型コモンモード
チョークコイルの斜視図である。
【図11】ボビンの分解図である。
【図12】前記縦型タイプトロイダル型コモンモードチ
ョークコイルの問題点を説明するための断面図である。
【図13】図12における電気的な等価回路である。
【符号の説明】
2 仕切り板 6 プリント基板 11a、11b、6a、6b 切り欠き部 12 コア 91 ベース 92a、92b、92c、92d 端子 93、94 巻線 95 ボビン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 清 静岡県磐田郡浅羽町浅名1743−1 ミネベ ア株式会社浜松製作所内 Fターム(参考) 5E070 AA01 AB03 BA14 CA13 DB01 EA08

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トロイダル型コアの半円周に一方の巻線
    を、他の半円周に他方の巻線をそれぞれノーマルモード
    電流に対し磁束が互いに打ち消しあうように均等に巻回
    したトロイダルコアからなるコモンモードチョークコイ
    ルにおいて、上記半円周に卷回された巻線の一方の端を
    他方の端の位置に向かって引き出す構造であって、前記
    一方の巻線及び巻線端が他方の巻線及び巻線端と近接し
    ないようにして外部に引き出したことを特徴とするコモ
    ンモードチョークコイル。
  2. 【請求項2】半円周に卷回された巻線の一方の端を他方
    の端の位置に向かって引き出す一方の巻線は、トロイダ
    ルコアの一方の端面から他方の端面に及んで内部を斜め
    に横切らないようにして外部に引き出したことを特徴と
    する請求項1記載のコモンモードチョークコイル。
  3. 【請求項3】前記コモンモードチョークコイルにおい
    て、半円周に卷回された巻線の一方の巻線及び巻線端と
    他方の巻線端との間に絶縁体からなる仕切り板を設けた
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のコモンモード
    チョークコイル。
  4. 【請求項4】前記仕切り板は、巻線端末を係止、保持す
    る複数の切り欠き部を設けたことを特徴とする請求項3
    に記載のコモンモードチョークコイル。
  5. 【請求項5】前記仕切り板は、コモンモードチョークコ
    イルを取り付けるベースと同一絶縁体により一体に形成
    されていることを特徴とする請求項3又は4に記載のコ
    モンモードチョークコイル。
  6. 【請求項6】前記一体に形成されている仕切り板とベー
    スは、巻線端末を係止、保持する複数の切り欠き部を設
    けたことを特徴とする請求項5に記載のコモンモードチ
    ョークコイル。
  7. 【請求項7】前記一体に形成されている仕切り板とベー
    スは、仕切り板に巻線端末を係止、保持する複数の切り
    欠き部を、ベースに複数の端子部をそれぞれ設けたこと
    を特徴とする請求項5又は6に記載のコモンモードチョ
    ークコイル。
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