JP2002197332A

JP2002197332A - 優待ポイントサービス方法、端末装置及びサーバ

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Publication number: JP2002197332A
Application number: JP2000395483A
Authority: JP
Inventors: Hidekazu Nakamura; 英一中村
Original assignee: NIPPON LEISURE CARD SYSTEM CO; Nippon Leisure Card System Co Ltd
Current assignee: NIPPON LEISURE CARD SYSTEM CO; Nippon Leisure Card System Co Ltd
Priority date: 2000-12-26
Filing date: 2000-12-26
Publication date: 2002-07-12

Abstract

(57)【要約】【課題】顧客の来店の促進を図り、顧客の囲い込み支
援に資する優待ポイントサービスを提供する。【解決手段】端末装置１は、利用者の入力操作に応じ
て、ネットワークを介して仮想店舗サーバ３にアクセス
し、遊技用ソフトウェアをダウンロードして遊技を開始
する。遊技中、所定条件が満たされると、端末装置１は
仮想店舗サーバ３に抽選要求を送信する。仮想店舗サー
バ３は、抽選処理を行い、当たりが発生した場合、その
利用者にポイントを供給する。端末装置１は、遊技の終
了を要求する入力に応じて、終了要求を仮想店舗サーバ
３に送信する。仮想店舗サーバ３は、該当する利用者の
ポイント情報を端末装置１に送信する。端末装置１は、
受信したポイント情報に基づいて会員カードにポイント
のデータを記録する。利用者は、ポイントが記録された
会員カードを実店舗に持参し、カード処理装置５にセッ
トして、サービスの提供を受ける。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、遊技店においてサ
ービスの提供を受けることができる優待ポイントをイン
ターネット等のネットワーク上で供給する優待ポイント
サービス方法等に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、遊技店（ホール）では、例えば、
利用者（会員）に対して消費金額等に応じた優待ポイン
トを供給しており、利用者は、取得した優待ポイントを
用いて、種々のサービスの提供を受けていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上記のようなシステム
では、優待ポイントは、例えば遊技店等での資金の消費
や店舗への来店等に対して給付されていた。このため、
利用者が優待ポイントを取得するためには遊技店に来店
して資金を消費等しなければならなかった。

【０００４】しかし、より多くの顧客を確保し、その来
店を促進するためには、来店前の利用者に対しても優待
ポイントを供給して、それらの利用者の来店意欲を向上
させることが、顧客囲い込みの推進・強化に有効と考え
られる。

【０００５】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
もので、顧客の来店の促進を図り、顧客の囲い込み支援
に資する優待ポイントサービス方法等を提供することを
目的とする。また、本発明は、遊技店以外の場所で利用
者に優待ポイントを供給することができる優待ポイント
サービス方法等を提供することを他の目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第１の観点に係る優待ポイントサービス方
法は、ネットワークに接続可能な利用者の端末において
仮想遊技を実行させ、遊技の結果に応じて利用者のカー
ドに優待ポイントを記憶し、実店舗において、カード処
理装置により前記カードに記憶されている優待ポイント
を読み取り、前記読み取り結果に応じた所定のサービス
を提供する、ことを特徴とする。

【０００７】このような構成によれば、実店舗で利用可
能な優待ポイントをインターネット等のネットワーク上
で利用者に供給する仕組みを実現できる。これにより、
来店前の利用者に優待ポイントを供給することができる
ため、これらの利用者の店舗への来店の促進を図り、ひ
いては、顧客の囲い込みに資することができる。

【０００８】前記仮想遊技では、所定条件を満たすこと
により実行される抽選処理において当たりが発生した場
合に優待ポイントが供給されてもよく、前記抽選処理
を、前記端末と、前記端末とネットワークにより接続さ
れたサーバと、の一方が行ってもよい。

【０００９】また、本発明の第２の観点に係る端末装置
は、ネットワークを介して所定のサーバに接続可能であ
り、実店舗において利用できる優待ポイントを取得する
ための端末装置であって、遊技用プログラムをネットワ
ーク又は記録媒体を介して取得して実行する手段と、遊
技において所定条件が満たされると、優待ポイント供給
に関する抽選を前記サーバに要求する手段と、前記抽選
の結果に応じた優待ポイントのデータを前記サーバから
取得して利用者のカードに記録する手段と、を備えるこ
とを特徴とする。

【００１０】このような構成によれば、実店舗で利用可
能な優待ポイントをインターネット等のネットワーク上
で利用者に供給することができる。これにより、来店前
の利用者に優待ポイントを供給することができるため、
これらの利用者の店舗への来店の促進を図り、ひいて
は、顧客の囲い込みに資することができる。

【００１１】また、本発明の第３の観点に係る端末装置
は、ネットワークを介して所定のサーバに接続可能であ
り、実店舗において利用できる優待ポイントを取得する
ための端末装置であって、遊技用プログラムと抽選用プ
ログラムをネットワーク又は記録媒体を介して取得する
手段と、前記遊技用プログラムを実行する手段と、遊技
において所定条件が満たされると前記抽選用プログラム
を実行して抽選を行い、当たりが発生した場合には優待
ポイントを供給する手段と、前記抽選の結果に応じた優
待ポイントのデータをカードに記録する手段と、を備え
ることを特徴とする。

【００１２】このような構成によれば、実店舗で利用可
能な優待ポイントをインターネット等のネットワーク上
で利用者に供給することができる。これにより、来店前
の利用者に優待ポイントを供給することができるため、
これらの利用者の店舗への来店の促進を図り、ひいて
は、顧客の囲い込みに資することができる。

【００１３】また、本発明の第４の観点に係るサーバ
は、ネットワークに接続され、実店舗において利用でき
る優待ポイントを供給するためのサーバであって、遊技
用プログラムを実行中の端末からの前記ネットワークを
介した抽選要求に応答して、優待ポイントを供給するた
めの抽選を行い、前記抽選の結果に応じた優待ポイント
のデータを前記端末に供給する、ことを特徴とする。

【００１４】このような構成によれば、実店舗で利用可
能な優待ポイントをインターネット等のネットワーク上
で利用者に供給することができる。これにより、来店前
の利用者に優待ポイントを供給することができるため、
これらの利用者の店舗への来店の促進を図り、ひいて
は、顧客の囲い込みに資することができる。

【００１５】また、前記端末からの要求に応じて、遊技
用プログラムを前記ネットワークを介して供給するよう
にしてもよい。

【００１６】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
優待ポイント供給システムについて図面を参照して説明
する。発明の実施の形態に係る優待ポイント供給システ
ムは、例えば図１に示すように、端末装置１と、仮想店
舗サーバ３と、カード処理装置５と、を備える。端末装
置１と仮想店舗サーバ３は例えばインターネット等のネ
ットワークにより接続される。また、カード処理装置５
は、実店舗（ホール）内に設置されている。

【００１７】端末装置１は、例えば、通常のパーソナル
コンピュータ等から構成され、例えば図２に示すように
制御部１１と、入力部１２と、表示部１３と、記憶部１
４と、通信部１５と、を備え、カードリーダライタ１６
が接続されている。

【００１８】制御部１１は、利用者の入力操作に従い、
インターネット等を介して仮想店舗サーバ３にアクセス
し、遊技用ソフトウェアをダウンロードして実行するこ
とにより仮想的な遊技機を実現する。この遊技では、所
定の条件が満たされると抽選処理が行われ、抽選結果に
より大当たりが発生した場合に所定値の優待ポイントが
利用者に供給される。例えば、現実の遊技店での遊技と
同様の遊技をソフトウェアで実現したものでもよい。

【００１９】例えば、制御部１１は、ダウンロードした
遊技用ソフトウェアを実行することにより遊技を開始す
る。そして、遊技において所定条件（抽選実行条件）が
満たされた場合には抽選要求を仮想店舗サーバ３に送信
する処理を、遊技を終了する旨の入力がなされるまで続
行する。なお、抽選実行条件の内容は任意であり、例え
ば、乱数を用いた判定処理等を行い、確率的に抽選要求
が送信されるようにしてもよい。なお、仮想店舗サーバ
３において、抽選の結果「大当たり」が生じた場合には
「大当たり」が生じたことを示す大当たり情報を受信
し、その旨を表示部１３に表示する。

【００２０】また、制御部１１は、遊技を終了する旨の
入力に応答して、終了要求を仮想店舗サーバ３に送信す
る。そして、利用者が今回の遊技において獲得した優待
ポイントの得点等を示すポイント情報を仮想店舗サーバ
３から受信し、カードリーダライタ１６を制御して、会
員カードへ記録する。

【００２１】入力部１２は、利用者による入力データを
制御部１１に通知する。表示部１３は、制御部１１から
の指示に従い、遊技画面等を表示する。記憶部１４は、
仮想店舗サーバ３からダウンロードされた遊技用ソフト
ウェア等を記憶する。通信部１５は、制御部１１からの
指示に従い、仮想店舗サーバ３との通信等を制御する。

【００２２】カードリーダライタ１６は、例えばＩＣカ
ードリーダライタ等を含み、制御部１１からの指示に従
って、会員カードに優待ポイントに関するデータを記録
する。なお、会員カードは、例えばＩＣカード等を含
み、所定の会員手続きを行った利用者に給付される。会
員カードには、例えば、利用者が獲得した優待ポイント
の得点や会員ＩＤ等のデータが記憶される。

【００２３】仮想店舗サーバ３は、インターネット等の
ネットワーク上で仮想的な遊技店舗を実現する。仮想店
舗サーバ３は、例えば図３に示すように、制御部３１
と、記憶部３３と、通信部３５と、を備える。

【００２４】制御部３１は、端末装置１から遊技用ソフ
トウェアのダウンロード要求を受け付けて、指定された
遊技用ソフトウェアを記憶部３３から読み出し、ネット
ワークを介して要求元の端末装置１に供給する。なお、
ダウンロード要求を受け付ける際には、例えば、利用者
から会員ＩＤ等の入力を受け付けてもよい。

【００２５】制御部３１は、端末装置１から抽選要求を
受信すると、所定の抽選処理を行い、抽選の結果、大当
たりが発生した場合には、所定の大当たり情報を端末装
置１に送信して、大当たりが発生したことを通知する。
なお、大当たり情報は、例えば、大当たりにより供給さ
れる得点の情報等を含む。なお、抽選方法は任意であ
り、例えば、一桁の数字を所定個数ランダムに発生させ
て、それらが合致した場合に「大当たり」が発生したと
判別するようにしてもよい。

【００２６】また、制御部３１は、遊技中の各端末装置
１（各利用者）について、遊技で獲得した優待ポイント
を計数して管理する。また、制御部３１は、端末装置１
から終了要求を受信すると、遊技中の各端末装置１（利
用者）について計数した獲得ポイント値の中から、該当
する端末装置１（利用者）の獲得ポイント値を読み出
し、その獲得ポイント値を含むポイント情報を要求元の
端末装置１に送信し、獲得ポイント値の情報をクリアす
る。

【００２７】記憶部３３は、ダウンロード対象の各遊技
用ソフトウェア等を記憶する。通信部３５は、制御部３
１からの指示に従い、端末装置１との通信等を制御す
る。

【００２８】カード処理装置５は、実店舗（ホール）等
に設置され、会員カードに格納されたポイントを処理す
るための装置である。カード処理装置５は、例えば、会
員カードについて所定のチェックを行うとともに、会員
カードに優待ポイントが蓄積されていることを確認して
ポイント値を表示等した後、所定のサービスを提供する
ための処理を行い、カードに記憶されたポイント値を更
新する等して会員カードを返却する。

【００２９】例えば、カード処理装置５は、店内の遊技
で取得した遊技媒体を景品に交換する機能を有し、優待
ポイントに応じて景品等の交換率をアップするサービス
を提供してもよい。また、品物を内部に格納し、会員カ
ードに記憶された優待ポイントの値に応じて品物を賞品
として排出してもよい。また、会員カードに記憶された
優待ポイントの値に応じて遊技台の優先予約を受け付け
る機能を有してもよく、また、利用者に有益な情報を提
供する機能を有してもよい。また、会員カードに記憶さ
れた優待ポイントを表示し、表示されたポイント値に応
じて店員が品物の提供等を行うようにしてもよい。

【００３０】次に、本実施形態に係る優待ポイント供給
システムにおいて、利用者がポイントを取得する場合に
ついて図４を参照して説明する。例えば、利用者Ａは、
自己の会員カードを端末装置１に接続されているカード
処理装置５にセットし、端末装置１を操作して、仮想店
舗サーバ３が提供するＷＥＢサイトにアクセスする（Ｌ
１）。これに応じて、仮想店舗サーバ３は、例えば、会
員ＩＤ等の入力を受け付けた後、ダウンロード対象の遊
技用ソフトウェアの選択画面（ＷＥＢページ）を端末装
置１に供給する。

【００３１】利用者Ａは、端末装置１に表示された遊技
用ソフトウェアの選択画面において、所望の遊技用ソフ
トウェアを選択する。これに応じて、端末装置１は、利
用者Ａにより選択された遊技用ソフトウェアのダウンロ
ード要求を仮想店舗サーバ３に送信する（Ｌ２）。仮想
店舗サーバ３は、ダウンロード要求を受けて、該当する
遊技用ソフトウェアを要求元の端末装置１に供給する
（Ｌ３）。

【００３２】遊技用ソフトウェアをダウンロードした端
末装置１は、そのプログラムを実行することにより遊技
を開始する（Ｌ４）。遊技において所定の抽選実行条件
が満たされた場合、端末装置１は、抽選要求を仮想店舗
サーバ３に送信する（Ｌ５）。これに応じて、仮想店舗
サーバ３は、抽選処理を行う（Ｌ６）。抽選の結果、大
当たりが発生した場合には、例えば、得点の情報等を含
む大当たり情報を端末装置１に送信して、大当たりが発
生したことを通知し（Ｌ７）、利用者Ａの獲得ポイント
値に所定値を加算する。また、大当たりが発生しない場
合には何もしない。

【００３３】利用者Ａは遊技を終了する場合、例えば遊
技画面における「遊技終了ボタン」等を押下する。これ
に応じて、端末装置１は、遊技を終了させるとともに、
終了要求を仮想店舗サーバ３に送信する（Ｌ８）。これ
に応じて、仮想店舗サーバ３は、利用者Ａの獲得ポイン
ト値を含むポイント情報を端末装置１に送信する（Ｌ
９）。

【００３４】端末装置１は、ポイント情報を受信する
と、カード処理装置５を介して、利用者Ａが獲得したポ
イントのデータを会員カードに記録する（Ｌ１０）。こ
のようにして、利用者Ａは、インターネット上に構築さ
れた仮想店舗で遊技を行い、優待ポイントを取得するこ
とができる。

【００３５】このようにして、インターネット等のネッ
トワークを用いて優待ポイントを供給する仕組みを実現
できる。これにより、来店前の利用者に優待ポイントを
供給することができるため、これらの利用者の店舗への
来店の促進を図り、ひいては、顧客の囲い込み支援に資
することができる。

【００３６】また、上記説明では、抽選処理を仮想店舗
サーバ３側で行うようにしているが、これに限定されず
抽選処理のプログラム（抽選ルーチン）も端末装置１側
でダウンロードし、遊技用ソフトウェアと併せて実行す
るようにしてもよい。この場合、大当たりによる獲得得
点等は端末装置１側が計数して管理し、遊技終了時にポ
イントのデータを会員カードに記録するとともに、利用
者が獲得した点数や大当たりの発生回数、発生率等の情
報を仮想店舗サーバ３に送信する。このような抽選処理
を端末装置１側で行う優待ポイント供給システムのシス
テム動作について図５を参照して説明する。

【００３７】端末装置１は、利用者の入力操作に従っ
て、仮想店舗サーバ３が提供するＷＥＢサイトにアクセ
スし（Ｌ１１）、仮想店舗サーバ３から供給された遊技
用ソフトウェアの選択画面から利用者が選択した遊技用
ソフトウェアについて、ダウンロード要求を仮想店舗サ
ーバ３に送信する（Ｌ１２）。仮想店舗サーバ３は、ダ
ウンロード要求を受けて、該当する遊技用ソフトウェア
と抽選ルーチンを要求元の端末装置１に供給する（Ｌ１
３）。

【００３８】遊技用ソフトウェアと抽選ルーチンをダウ
ンロードした端末装置１は、遊技用ソフトウェアを起動
することにより遊技を開始する（Ｌ１４）。遊技におい
て所定の抽選実行条件が満たされた場合、端末装置１
は、抽選ルーチンを実行して抽選処理を行う（Ｌ１
５）。抽選の結果、大当たりが発生した場合には、例え
ば、大当たりが発生したこと等を表示するとともに、利
用者の獲得ポイント値に所定値を加算する。

【００３９】そして、遊技を終了する旨の入力に応じ
て、例えば遊技画面における「遊技終了ボタン」等を押
下する。これに応じて、端末装置１は、遊技を終了させ
るとともに、利用者の獲得得点等のデータを、カード処
理装置５を介して、会員カードに記録する（Ｌ１６）。
そして、利用者が獲得した点数、大当たりの発生回数、
発生率等、端末装置１において発生した大当たりに関す
る情報を仮想店舗サーバ３に送信する（Ｌ１７）。仮想
店舗サーバ３は、端末装置１からの大当たりに関する情
報を受信して管理する。

【００４０】なお、抽選ルーチンは、優待ポイントの供
給に直接関係するプログラムであるため、ダウンロード
する際には、アクセス者の会員ＩＤや予め設定されてい
るパスワード等を入力させてチェックを行った後、その
ダウンロードを許可するようにしてもよい。また、暗号
化された抽選ルーチンを供給して、それを復号化するた
めの公開鍵を、会員ＩＤやパスワード等を用いて認証を
受けた会員に供給するようにしてもよい。

【００４１】また、仮想店舗サーバ３又は端末装置１で
実行される抽選処理では、確率的要素だけでなく、種々
の要素（例えば、ユーザのレベル、遊技時間等）を用い
て大当たりの発生率を変動させてもよい。これにより、
遊技性を高めることができる。

【００４２】なお、図６に示すように、異なる複数の仮
想店舗サーバ３Ａ、３Ｂ・・・がそれぞれ独立してイン
ターネット上で各仮想店舗を構築し、端末装置１は、各
仮想店舗サーバ３Ａ、３Ｂ、・・・にアクセスして、そ
れぞれ異なる優待ポイントＰＡ、ＰＢ、・・・を獲得す
るようにしてもよい。この場合、各優待ポイントＰＡ、
ＰＢ、・・・は、対応する会員カードＣＡ、ＣＢ、・・
・にそれぞれ格納するようにしてもよい。

【００４３】この場合、利用者は、例えば、仮想店舗サ
ーバ３Ａにアクセスして優待ポイントＰＡを獲得して会
員カードＣＡに格納し、その会員カードＣＡを、優待ポ
イントＰＡを利用できる店舗Ａに持参して優待ポイント
ＰＡを使用する。また、利用者は、例えば、仮想店舗サ
ーバ３Ｂにアクセスして優待ポイントＰＢを獲得して会
員カードＣＢに格納し、その会員カードＣＢを、優待ポ
イントＰＢを利用できる店舗Ｂに持参して優待ポイント
ＰＢを使用する。また、複数の仮想店舗において共通し
て利用可能な１枚の会員カードに複数種類の優待ポイン
トを格納するようにしてもよい。

【００４４】また、上記説明では、遊技用ソフトウェア
をインターネット等を介してダウンロードするようにし
ているが、これに限定されず、例えば、遊技用ソフトウ
ェアを格納したＣＤ−ＲＯＭ等の記録媒体を利用者に配
布し、その記録媒体からソフトウェアをロードして遊技
用のプログラムを実行するようにしてもよい。この場
合、抽選処理は仮想店舗サーバ３が行うようにしてもよ
く、また、抽選ルーチンを端末装置１が仮想店舗サーバ
３からダウンロードして行うようにしてもよい。また、
抽選ルーチンも記録媒体に記録して配布するようにして
もよい。

【００４５】また、上記説明では、遊技の終了時に、端
末装置１が仮想店舗サーバ３からポイント情報を取得し
て、ポイントのデータを会員カードに記録するようにし
ているが、ポイント情報の取得のタイミングと会員カー
ドへの記録のタイミングは上記説明に限定されず任意で
ある。例えば、遊技中に大当たりが発生する度に仮想店
舗サーバ３がポイント情報を端末装置１に供給するよう
にしてもよい。また、端末装置１は、大当たりが発生す
る度に仮想店舗サーバ３からポイント情報が供給される
場合には、そのポイント情報を蓄積し、所定のタイミン
グでまとめて会員カードにポイントのデータを書き込む
ようにしてもよく、また、仮想店舗サーバ３からポイン
ト情報を取得する度に、会員カードにポイントのデータ
を書き込むようにしてもよい。また、端末装置１自身が
抽選処理を行う場合においても、大当たりが発生する度
に会員カードにポイントのデータを記録するようにして
もよい。

【００４６】また、会員カードは、ＩＣカードに限定さ
れず任意であり、例えば、磁気記憶領域を有する磁気カ
ード等でもよい。

【００４７】なお、この発明のシステムは、専用のシス
テムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実
現可能である。例えば、コンピュータに上述の動作を実
行するためのプログラムを格納した媒体（フロッピー
（登録商標）ディスク、ＣＤ−ＲＯＭ等）から該プログ
ラムをインストールすることにより、上述の処理を実行
する端末装置１、仮想店舗サーバ３、カード処理装置５
等を構成することができる。なお、上述の機能を、ＯＳ
が分担又はＯＳとアプリケーションの共同により実現す
る場合等には、ＯＳ以外の部分のみを媒体に格納しても
よい。

【００４８】なお、搬送波にプログラムを重畳し、通信
ネットワークを介して配信することも可能である。例え
ば、通信ネットワークの掲示板（ＢＢＳ）に該プログラ
ムを掲示し、これをネットワークを介して配信してもよ
い。そして、このプログラムを起動し、ＯＳの制御下
で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行させ
ることにより、上述の処理を実行することができる。

【００４９】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
実店舗で利用可能な優待ポイントをインターネット等の
ネットワーク上で利用者に供給する仕組みを実現でき
る。これにより、来店前の利用者に優待ポイントを供給
することができるため、これらの利用者の店舗への来店
の促進を図り、ひいては、顧客の囲い込みに資すること
ができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施形態に係る優待ポイント供給シス
テムのシステム構成図である。

【図２】図１のシステムで使用される端末装置の構成を
説明するための図である。

【図３】図１のシステムで使用される仮想店舗サーバの
構成を説明するための図である。

【図４】図１の優待ポイント供給システムで利用者がポ
イントを取得する場合を説明するための図である。

【図５】抽選処理を端末装置側で行う場合のシステム動
作を説明するための図である。

【図６】複数の仮想店舗サーバがそれぞれ独立して優待
ポイントを供給する場合のシステム形態について説明す
るための図である。

【符号の説明】

１端末装置３仮想店舗サーバ５カード処理装置１１制御部１２入力部１３表示部１４記憶部１５通信部１６カードリーダライタ３１制御部３３記憶部３５通信部

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】ネットワークに接続可能な利用者の端末に
おいて仮想遊技を実行させ、遊技の結果に応じて利用者
のカードに優待ポイントを記憶し、実店舗において、カード処理装置により前記カードに記
憶されている優待ポイントを読み取り、前記読み取り結
果に応じた所定のサービスを提供する、ことを特徴とする優待ポイントサービス方法。
【請求項２】前記仮想遊技では、所定条件を満たすこと
により実行される抽選処理において当たりが発生した場
合に優待ポイントが供給され、前記抽選処理を、前記端末と、前記端末とネットワーク
により接続されたサーバと、の一方が行う、ことを特徴とする請求項１に記載の優待ポイントサービ
ス方法。
【請求項３】ネットワークを介して所定のサーバに接続
可能であり、実店舗において利用できる優待ポイントを
取得するための端末装置であって、遊技用プログラムをネットワーク又は記録媒体を介して
取得して実行する手段と、遊技において所定条件が満たされると、優待ポイント供
給に関する抽選を前記サーバに要求する手段と、前記抽選の結果に応じた優待ポイントのデータを前記サ
ーバから取得して利用者のカードに記録する手段と、を備えることを特徴とする端末装置。
【請求項４】ネットワークを介して所定のサーバに接続
可能であり、実店舗において利用できる優待ポイントを
取得するための端末装置であって、遊技用プログラムと抽選用プログラムをネットワーク又
は記録媒体を介して取得する手段と、前記遊技用プログラムを実行する手段と、遊技において所定条件が満たされると前記抽選用プログ
ラムを実行して抽選を行い、当たりが発生した場合には
優待ポイントを供給する手段と、前記抽選の結果に応じた優待ポイントのデータをカード
に記録する手段と、を備えることを特徴とする端末装置。
【請求項５】ネットワークに接続され、実店舗において
利用できる優待ポイントを供給するためのサーバであっ
て、遊技用プログラムを実行中の端末からの前記ネットワー
クを介した抽選要求に応答して、優待ポイントを供給す
るための抽選を行い、前記抽選の結果に応じた優待ポイントのデータを前記端
末に供給する、ことを特徴とするサーバ。
【請求項６】前記端末からの要求に応じて、遊技用プロ
グラムを前記ネットワークを介して供給する、ことを特徴とする請求項５に記載のサーバ。