JP2002196998A - 情報提供システム、及び該情報提供システムに用いられるシール - Google Patents

情報提供システム、及び該情報提供システムに用いられるシール

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JP2002196998A
JP2002196998A JP2001122710A JP2001122710A JP2002196998A JP 2002196998 A JP2002196998 A JP 2002196998A JP 2001122710 A JP2001122710 A JP 2001122710A JP 2001122710 A JP2001122710 A JP 2001122710A JP 2002196998 A JP2002196998 A JP 2002196998A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者のニーズを的確に捉えて情報を配信
し、またそのより効率的かつ効果的な管理を実現する情
報提供システムを提供する。 【解決手段】 本発明の情報提供システム1において
は、簡易なクリップコードの入力により、利用者が、雑
誌等に掲載された特定の商品、サービス、その他の詳細
情報、又はこれらの類似情報に直接アクセスできる配信
情報を受け取ることができる。このため、利用者がまさ
に欲しいピンポイント情報を迅速に取得することができ
る。また、利用者が指定した配信情報(特定情報)に類
似した他の企業の配信情報も同時に配信される構成をと
るため、利用者と配信情報の所有者に共に利益を供する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット等
の広域ネットワークを利用した情報提供システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】喫茶店
や書店で雑誌を眺めていたときにちょうど自分の欲しか
った商品や情報の記事が掲載されていることは、多くの
人が経験することである。その際、これらの商品や情報
が紹介されたサイトのURLが紹介されていても、それ
を一々控えるのは面倒である。
【0003】また、これまでの広告配信サービスにおけ
るユーザカテゴライズは、利用者が予めインターネット
上のサイトにアクセスし、所定のアンケートに答える形
式で実行されているが、その際、利用者が正確に答えて
いるかどうかには疑問が残る。また、カテゴリーの分類
自体も利用者に飽きられない程度(せいぜい数十)の分
類数に抑えられているのが現状である。さらに、現在の
ところ、利用者がアンケートに回答した後、新たに興味
を持ったカテゴリーの情報を配信できる方式はない(利
用者がニーズの変更を積極的に行うことを期待するのは
現実的ではない)。このため、利用者が自己のニーズに
合った商品、サービス、その他の情報を効率的に入手す
るには限界があった。
【0004】また、事業活動において名刺は欠かせない
が、実際、そのデータの管理は非常に大変である。名刺
管理は、名刺ファイル、スキャナ、秘書等活用しても、
なかなかうまくいかないのが現状である。そこで、こう
した問題に対処すべく、インターネット上には名刺交換
のサービスを行うサイトが多数構築されつつある。
【0005】しかし、これらのサービスは、いずれもイ
ンターネット上のバーチャルな世界での完結を目指して
いる。すなわち、例えば「私の名刺データ(メールアド
レス等)をあげるから、あなたの名刺データを下さ
い。」といった直接的なギブアンドテイク(give & tak
e)でしか情報交換できない構成となっている。しかし
この場合、実際にビジネスに有効なリレーションを構築
することは、現実的には非常に難しいのが実情である。
一方、現実の世界では、名刺交換がビジネスリレーショ
ンの構築に必要不可欠な要素であることは異論のないと
ころである。
【0006】このため、「私の名刺データをあげるけ
ど、あなたの名刺データはもらいません。」とか、「あ
なたの名刺データをもらうけど、私の名刺データはあげ
ません。」といった情報交換のタイムラグを許容するサ
イトの構築が望まれる。さらに、今後は後述するブルー
トゥース等の送受信モジュールの進歩により携帯電話や
PDA(Personal Digital Assistance)等の機能が充
実し、これらによる名刺データの交換が主流になること
も予想される。
【0007】そこで、本発明は、以上の内容をふまえ、
利用者のニーズを的確に捉えて情報を配信し、またその
より効率的かつ効果的な管理を実現する情報提供システ
ムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題に鑑み、請求項
1に記載の情報提供システムは、インターネット等の所
定の通信回線を介して接続された顧客の利用端末からの
要求に従って、予め登録された複数の配信情報から当該
要求に係る特定情報を抽出し、この特定情報を顧客の指
定端末に提供するシステムとして構築されている。
【0009】尚、ここでいう「利用端末」と「指定端
末」とは、同一の端末であってもよいし、異なる端末で
あってもよい。例えば、顧客が「利用端末」として自宅
のパーソナルコンピュータ(以下「パソコン」という)
を使用して、特定情報の配信先に当該パソコンを指定し
た場合には、このパソコンが「利用端末」にもなり、
「指定端末」にもなる。一方、顧客が外出しているとき
に「利用端末」として携帯電話やPDA等の携帯端末を
使用し、特定情報の配信先に自宅のパソコンを指定した
場合には、携帯端末が「利用端末」になり、自宅のパソ
コンが「指定端末」になる。
【0010】そして、本情報提供システムでは、記憶手
段が、各配信情報を、この配信情報よりも簡略化された
識別コードに夫々対応づけて予め記憶し、情報提供手段
が、利用端末から上記識別コードが入力された場合に、
記憶手段からこの識別コードに対応した配信情報を抽出
し、この配信情報を特定情報として指定端末に送信す
る。
【0011】このため、顧客(つまり情報提供システム
の利用者)は、雑誌等に印刷されたこの簡略化された識
別コードを利用端末に入力するだけで、目的の情報(特
定情報)を容易に入手することができる。上記配信情報
としては、情報提供システム自体が保有する各種情報で
あってもよいが、インターネット上でより多彩な情報を
取得するためには、請求項2に記載のように、特定の情
報を取得するためのURL(Uniform Resource Locato
r)とすることもできる。このように配信情報をURL
とすることにより、利用者は、特定の企業や団体或いは
個人(以下「企業等」という)の広範な情報に容易にア
クセスすることができる。
【0012】また、このURLとしては、通常のように
企業等のホームページのトップページにリンクさせるも
のであってもよい。しかし、利用者が当該企業等の特定
の商品、サービス、その他の特定の詳細情報を要求する
場合には、当該トップページから目的の情報が掲載され
たページに到達するまでの時間と手間がかかる。
【0013】そこで、請求項3に記載のように、URL
を特定企業等の詳細情報に直接アクセスさせるものとし
て設定するとよい。つまり、URLとして下位のアドレ
スまで設定するとよい。このように設定することで、利
用者は、雑誌等に掲載された特定の商品、サービス、そ
の他の詳細情報、又はこれらの類似情報に直接アクセス
でき、まさに欲しいピンポイント情報を迅速に取得する
ことができる。例えば、レコード会社のURLにアクセ
スするのではなく、新譜CDそのものにアクセスするこ
とができるのである。
【0014】また、上記識別コードは、数値、ローマ
字、記号等、種々の文字列により構成することができ
る。例えば企業独自の発想で、利用者に訴えかける識別
コードを自由に創造し、自社URLにリンクさせること
もできる。しかし、上記利用端末として携帯電話等を用
いる場合には、ローマ字た記号等を入力するのは手間が
かかる。
【0015】そこで、請求項4に記載のように、当該識
別コードを数値の組合せにより構成するのがより好まし
い。尚、識別コードに一定の有効期限を設定することも
考えられる。またこの場合、一つの識別コードは、過去
において他の会社が利用していた可能性がある。このた
め、その識別コードの現在のリンク先だけでなく、過去
のリンク先情報も合わせて利用者に配信するようにして
もよい。
【0016】また、上記識別コードを利用すれば、情報
提供システムを、利用者と配信情報の所有者に共に利益
を供するシステムとして構成することができる。例えば
請求項5に記載の情報提供システムでは、識別コードに
上記配信情報に関する属性を識別するための分類コード
を設定し、情報提供手段が、記憶手段に記憶された複数
の配信情報から特定情報と同一の分類コードを有する他
の配信情報を抽出し、この他の配信情報を特定情報と共
に指定端末に送信する。
【0017】具体的には、例えば識別コードの頭3桁に
業種を表す分類コードを割り当てることにより、利用者
が指定したURL(配信情報)が対応する業種と同業種
の企業の情報を配信する。或いは、分類コードを、利用
者のニーズの分類(例えば、お正月、ハワイ、海外旅
行、程度の分類)とすれば、その時利用者が求めている
情報と同種の情報を、周辺情報として的確に利用者に配
信することができる。
【0018】この場合、周辺情報として情報が配信され
た側の企業等は、実際に利用者が情報の提供を指定した
企業等の宣伝に便乗した形で自社の広告を載せることに
もなる。従って、雑誌等に巨額の広告宣伝費をに費やし
た企業等が、ライバルである企業等の情報配信に協力す
ることになるとも考えられ、一方の企業の不利益が大き
くなることも予想される。
【0019】従って、このような場合の情報提供システ
ムの運営にあたっては、利用者によりその識別コードが
指定された企業等に対しては情報配信料の課金を行わ
ず、便乗して情報が配信された側の企業等に対して情報
配信料を課金するようにして、上記の問題を解決するこ
とが考えられる。ただし、便乗により情報提供を指定さ
れた側の企業の不利益が過大になる場合等には、これら
の企業の許諾があった場合にのみ、他の企業の情報を配
信するような形態をとることもできる。
【0020】また、このような情報提供システムにおい
ては、情報の配信側でその配信先を限定できるような構
成をとることもできる。例えば請求項6に記載の情報提
供システムでは、上記情報提供手段が、利用端末から識
別コードが入力された後、配信情報の所有者端末にその
旨を通知すると共に、特定情報の配信を待機状態とす
る。そしてその後、所定期間内に所有者端末からの拒否
通知があった場合には、指定端末への特定情報の送信を
禁止し、一方、所定期間内に所有者端末からの拒否通知
がない場合には、指定端末に特定情報を送信する。
【0021】このように配信処理に一定の待機状態を設
けることにより、配信者側の意向を反映させることがで
きる。特に、「所定期間」というタイムラグを設けるこ
とで、配信者側にその配信の適否を熟慮する余裕を与え
ることができ、配信者側の事情を考慮したシステムの運
営を行うことができる。尚、この「所定期間」について
は、システムの内容(対象)により運営者側で適宜設定
することとなる。このようなシステムは、通常の企業広
告を行うにあたってはあまり考え難いともいえるが、後
述の実施例でも述べるように、学生のコンパ等での情報
交換に本情報提供システムを利用するような場合には、
その効果を顕著に発揮する。
【0022】尚、上記においては、所有者端末からの
「拒否通知」があったか否かにより、その後の配信処理
の可否を判断する形態をとったが、この形態では、所有
者が失念或いは特段の事情により「拒否通知」を発信で
きなかった場合には、自動的に特定情報が配信されてし
まうことになる。
【0023】そこで、請求項7に記載のように、情報提
供手段が、利用端末から識別コードが入力された後、配
信情報の所有者端末にその旨を通知すると共に、特定情
報の配信を待機状態とし、その後、所定期間内に所有者
端末からの許諾通知があった場合に、指定端末に特定情
報を送信し、一方、所定期間内に所有者端末からの許諾
通知がない場合には、指定端末への特定情報の送信を禁
止するようにしてもよい。
【0024】このように「許諾通知」があったか否かに
より、その後の配信処理の可否を判断する形態とするこ
とにより、所有者の意に反した特定情報の配信が防止さ
れる。さらに、請求項8に記載のように、情報提供手段
が、利用端末から識別コードが入力された後、予め定め
る期間を待って、所有者端末にその旨を通知するように
構成してもよい。
【0025】かかる構成は、例えば特定情報の所有者と
その配信を望む者とが、居合わせたときの情報交換にそ
の効果を発揮する。すなわち、発信を望む者が特定情報
の所有者にその配信を要求するが、所有者側でこれを望
まない場合、とりあえずその場では、「後ほど配信依頼
の通知が来ますので、その時に対処しておきます。依頼
通知後でないと配信の指示ができませんので。」と言っ
て、その場を取り繕うことができる。そして、両者が別
れ、その後実際に依頼通知が来た場合に、「配信不可」
とすればよい。このような構成により、人的信頼関係等
に基づいた、より実用的なシステムの構築を図ることが
できる。
【0026】また、本情報提供システムにて上記配信情
報を取得した取得者は、その配信情報の管理を自己管理
することもできるが、情報提供システム側でこれを管理
する構成とすることもできる。すなわち、請求項9に記
載のように、上記記憶手段が、指定端末が所得した配信
情報を、上記指定端末専用の記憶領域に格納し、情報提
供手段が、利用端末からの要求に応じて、指定端末専用
の記憶領域に格納された配信情報を送信するように構成
することができる。
【0027】かかる構成によれば、個人の取得情報がシ
ステム側で自動的に管理されるため、情報の取得者は必
要に応じて適宜当該取得情報を取り出すことができる。
また、その際には、請求項10に記載のように、情報提
供手段が、所有者端末から配信情報の更新情報を受け取
った場合に、利用端末又は指定端末に対し、指定端末専
用の記憶領域に格納された配信情報の更新を促す旨の通
知を行うようにするとよい。そして、記憶手段が、利用
端末からの要求により、この指定端末専用の記憶領域に
格納された配信情報の更新を行うように構成するとよ
い。
【0028】かかる構成によれば、上記配信情報の取得
者は、自己が興味を持っている配信情報について常に最
新の情報を入手することができ、当該取得者の便宜に供
することができる。また、当初友好関係にあったため、
特定情報を特定者に配信したが、その後、友好関係が崩
れたり、或いは相手に対して一方的に興味が無くなった
場合に、配信先である相手側に配信情報をストックさせ
ておきたくない場合も想定される。
【0029】そこで、請求項11記載の情報提供システ
ムでは、抹消手段が、上記指定端末専用の記憶領域に格
納された配信情報を、この配信情報の所有者端末からの
要求により抹消する。かかる構成により、配信者側の事
情を考慮したシステム運営を行うことができる。ただ
し、かかる構成は、情報の取得者の利益に関わるので、
システムの運営上は、予め利用者にその旨を了解させて
おくことが必要である。また、逆の発想からは、このよ
うに情報取得者の許可無く、取得済データの一部を抹消
する機能を設けることにより、ゲーム的要素を提供する
と考えることもできる。
【0030】また、将来的には、携帯電話やPDA等に
内蔵された送受信モジュールを利用した通信技術によ
り、上述のような情報提供処理が行われることも予想さ
れる。具体的にはブルートゥース(短距離ワイアレス双
方向通信システム)や赤外線通信システムによるものが
考えられる。尚、このブルートゥースとは、エリクソン
により開発された次世代の双方向送受信モジュールの規
格のことであり、通信距離が比較的短距離であり、消費
電力も小さく、1対多の通信を可能とするものである。
【0031】しかし、例えばこのブルートゥースは、無
線免許申請の必要ない周波数帯の電波を利用したもので
あるため、どのような電波が飛んでくるか分からないと
いう問題がある。従って、本人にとって必要の無い電波
によって本来必要とする電波を受信できない可能性もあ
る。
【0032】そこで、このような場合には、逆に利用者
側から配信情報の属性を限定して、その属性の配信情報
のみを配信させるのが好ましいと考えられる。そこで、
請求項12に記載の情報提供システムでは、限定手段
が、利用端末からの要求により、指定端末へ送信する配
信情報の属性を予め限定して抽出する構成とし、情報提
供手段が、この限定手段が抽出した配信情報のみを、指
定端末に送信するようにしている。
【0033】かかる構成によれば、無用な配信情報の受
信により、利用者がその配信情報の選別に負担をかけら
れたりする等の問題を未然に防止することができる。と
ころで、本情報提供システムを有効に機能させる例とし
て、請求項13に記載のように名刺管理システムに応用
したものが考えられる。
【0034】すなわち、請求項13に記載の情報提供シ
ステム(名刺管理システム)では、配信情報が、記憶手
段により記憶された名刺データからなる。そして、情報
提供手段は、利用端末から、名刺の紙面に印刷された識
別コードが入力された場合に、記憶手段からこの識別コ
ードに対応した配信情報を抽出し、この配信情報を特定
情報として指定端末に送信する。
【0035】かかる構成によれば、インターネット等の
広域ネットワーク上で名刺管理を行うことができ、住所
録のメンテナンスが劇的に簡単・正確になり、住所録の
利用価値を飛躍的に高めることができる。また、従来の
インターネット上での名刺管理システムでは、まず名刺
データを交換したい人が自分の名刺データをメールに添
付して相手に送信する(まずgive)。そこで、相手が交
換を承諾したら相手の名刺データが取得できる(次にta
ke)というものである。つまり「give & take」の構成
である。
【0036】しかし、広告メール過多の時代にこの方法
が相手に気持ちよく受け入れられない場合もある。自分
には自分のペースがあり、相手からそのペースを乱され
るのは困る場合がある。また、得意先から名刺データの
交換依頼が来たときに、自分がインターネットに不慣れ
であったらこれに直ちに対応することができない場合も
ある。実際のビジネス上で良好な関係が築けていれば、
インターネット上でも名刺交換ができるが、相手がイン
ターネットに不慣れな場合や、今は使いたくないという
人がいる場合も想定される。従って、このような「give
& take」の手順では問題が生じる。
【0037】しかし、本情報提供システムでは、かかる
従来のインターネット上での名刺管理システムのよう
に、インターネット上でのバーチャルな世界での名刺交
換を目指すものではない。つまり、インターネット上で
新たに名刺の交換相手を探すこと想定していない。
【0038】すなわち、本情報提供システムは、名刺の
受け渡し自体はシステムの利用前に既に済んでいる、つ
まり、実際に面識があって顔と名前が結びつく人同士の
名刺データを管理するものである。このため、名刺の交
換ができない場合(たとえば、住宅展示場や自動車ディ
ーラーに訪れた消費者に一方的に営業マンが名刺を渡す
場合)であっても、名刺に識別コードを印刷しておくこ
とによって、気に入った営業マンの名刺データを取得す
るために、消費者がこのシステムを利用することができ
る。この場合、消費者は、自分のデータを相手に渡さな
いで相手のデータを取得することもできるため、気軽に
このシステムを利用できる。そして、何回かのコンタク
トで信頼関係を結んだあと、自分のデータを営業マンが
取得することを許可することもできる。つまり、実際の
ビジネスでは、同時に名刺データを交換できる場合はま
れで、インターネットの利用状況の進展に応じて相互に
段階を経ながら名刺データの交換がされると思われる。
このため、本情報提供システムは、同時には名刺データ
の交換ができない場合においても、段階を経た名刺交換
の促進を図ることができる仕組となっている。
【0039】従って、本情報提供システムによれば、名
刺を受け取った(take)利用者は、名刺の発行者(上記
例では営業マン)に好感をもてば、本情報提供システム
を利用することにより当該発行者の情報を取得すること
ができ、場合によっては自己の個人情報を当該発行者に
提供する(give)ことができる。
【0040】つまり、本情報提供システムでは、従来の
名刺交換システムの「give & take」とは逆の「take &
give」の方式を採用している。そしてこれにより、「私
の名刺データをあげるけど、あなたの名刺データはもら
いません。」とか、「あなたの名刺データをもらうけ
ど、私の名刺データはあげません。」といった情報提供
の形態を実現することができる。そして、気に入った場
合にのみ、「それじゃ、私の名刺データも差し上げま
す」といった情報交換の形態を実現することができる。
このことは、名刺の受け取り側を尊重する現実の事業活
動に即した名刺交換の方式を実現するものであるといえ
る。
【0041】また、利用者は、自分が欲しいと思ったと
きに相手のデータを取得することができるため、インタ
ーネットに不慣れであっても、例えばこれに精通した人
に手伝ってもらうことにより、自分のペースで情報交換
を行うことができる。また、得意先からの名刺データ交
換依頼に対応できないということもなくなる。
【0042】尚、名刺への識別コードの表示は、タック
シール形式で印刷するようにしてもよいし、バーコード
により印刷する形式をとってもよい。或いは、紙の名刺
ではなく、携帯電話に識別コードを示すバーコードを配
信する形式をとることもできる。
【0043】また、名刺管理においては、カテゴリー分
類を行うことが実用上必須となる。従来は、名刺を受け
取った側でこのカテゴリー分類を行っていたため、その
作業の煩雑さから、名刺管理を途中で投げ出してしまう
場合も生じていた。そこで、請求項14に記載の情報提
供システムでは、上記名刺データに、名刺の所有者の属
性を識別するための分類コードが含まれている。しか
も、この分類コードの少なくとも一部が、名刺の所有者
端末からの入力により設定される。
【0044】つまり、名刺データの所有者のカテゴリー
分類の少なくとも一部が、名刺の発行者側で行う構成を
とるため、名刺データを受け取った側が煩雑な作業を強
いられることもなく、本システムの利用を円滑に促進す
ることができる。また、名刺交換は、本来的にビジネス
を円滑に進めるためのツールであるため、発行者の属す
る企業の情報(商品やサービスの情報)を宣伝できれば
なお好ましい。
【0045】そこで、請求項15に記載のように、上記
名刺データとして、所有者の属する企業情報を取得する
ための情報が含まれるように構成するとよい。このよう
に構成すれば、企業側としては、社員が知り合った人に
対して、社員の名前で企業情報を配信することができ、
企業の宣伝効果に絶大な効果を期待できる。尚、この宣
伝の効果は、実際には利用者(つまり、社員が知り合っ
た人)が企業の宣伝を見るかどうかによるため、必ずし
も期待できるものとは言い難い。しかし、本情報提供シ
ステムを利用する者は、少なくとも当該社員に対して関
心をもった者であると考えられ、その社員の属する企業
情報にも関心を示す可能性も高いと考えられる。このた
め、宣伝の効果は十分に期待できると考えられる。
【0046】また、一般に、企業等が所謂パーミッショ
ンメール(メールアドレスの取得を許可されたメール)
の権利を取得するためには、その宣伝広告に莫大な費用
がかかると言われている。これは、企業側がホームペー
ジを開設したとしても、一般的に顧客がそれにアクセス
する可能性は低く、そのアクセスを促すためには莫大な
広告費用がかかると考えられるからである。特に著名で
ない企業であればなおさらである。
【0047】このため、上記のように名刺を渡した社員
を窓口(きっかけ)として、企業の宣伝を促進できると
すれば、このようなパーミッションメールに対して相手
側が許諾する可能性も高く、またその可能性は社員数に
比例して大きくなるため、広告宣伝への効果は極めて大
きくなるものと考えられる。
【0048】ところで、本情報提供システムを利用する
ためには、原則として、利用者は本システムのURLを
取得して本システムにアクセスすることが必要となり、
名刺には、識別コードと共に、当該システムのURLを
併記しなければならなくなる。しかし、自社以外のUR
Lの記載を快く思わない企業は、できればこれを避けた
いと考えるのが普通である。
【0049】そこで、請求項16に記載のように、情報
提供システムを所有者の属する企業のホームページにリ
ンクして構成し、上記識別コードがこのホームページを
介して入力可能となるように構成すると、この問題を解
決することができる。つまり、後述する実施例でも述べ
るように、企業のホームページのTOPページに、本情
報提供システムの隠しページを設定する等によりこれを
実現することができる。このことは、社員の情報を得る
ために、実質的に企業のホームページへのアクセスを強
制することにもなり、上記と同様の宣伝効果が得られ
る。
【0050】また、本情報提供システムを通じて、利用
者が、自分に名刺を提供した者の中で自分に対して興味
を持った人物を検索できれば、本情報提供システムの利
用の促進を一層図ることができると考えられる。人の心
情として、自分に興味を持った人物がいれば知りたくな
ると考えられるからである。
【0051】そこで、請求項17に記載の情報提供シス
テムでは、まず、記憶手段が、所有者の登録によりこの
所有者が保有する顧客の情報を専用の記憶領域に格納す
る。そして、この顧客の利用端末から識別コードが入力
された後、この利用端末からの要求があれば、情報提供
手段が、その所有者の情報(氏名等)と顧客の情報(顧
客の氏名、電話番号等)との少なくとも一方を、指定端
末に送信する。
【0052】このような検索機能を設けることで、名刺
を受け取った者からその発行者に対してアクセスするき
っかけを作ることもでき、その結果生じる人的信頼関係
からよりよいビジネスの構築を促すこともできる。ま
た、その際、名刺を受け取った側の者が、本情報提供シ
ステムを通じて、自己の詳細情報を名刺の発行者に提供
することができれば便利である。
【0053】そこで、請求項18記載の情報提供システ
ムでは、記憶手段が、利用端末からの要求に応じて、こ
の利用端末から送信された顧客の詳細情報を、要求に係
る上記所有者の専用の記憶領域に格納する。このように
構成することで、名刺を受け取った者は、自分の気に入
った相手にのみ自己の詳細情報を提供することができ、
両者の信頼関係を通じたより効果的なビジネスが期待で
きる。
【0054】ただ、このようにして信頼関係が築けて
も、その信頼関係が崩れたり、相手に対して一方的に興
味がなくなることも、経験的事実としてある。この場
合、利用者は、自己の詳細情報を相手側に留めておきた
くないと考えることも想定される。 そこで、請求項1
9に記載のように、抹消手段が、顧客の利用端末からの
要求に応じて、上記専用の記憶領域に格納された顧客の
情報を抹消するように構成するのも有効である。
【0055】また、請求項20に記載のように、上記記
憶手段が、さらに所有者のコメントを専用の記憶領域に
格納し、情報提供手段が、利用端末からの要求により、
この所有者のコメントを指定端末に送信するように構成
するのもよい。かかる構成によれば、名刺を受け取った
者は、当初関心がなかった、或いは気に入らなかった相
手をこのコメントを参照するにつれて意識し、その後、
この相手にも自己の詳細情報を提供することができる。
つまり、当該相手の営業努力が反映され、新たな信頼関
係を通じたより効果的なビジネスが期待できる。
【0056】さらに、請求項21に記載のように、上記
識別コードが、名刺データに含まれる一般情報を取得す
るためのアクセスコードと、名刺データに含まれる詳細
情報を取得するためのキーコードから構成され、情報提
供手段が、利用端末から入力されたキーコードに対応し
た配信情報を抽出し、この配信情報を特定情報として指
定端末に送信するように構成するのも有効である。
【0057】かかる構成によれば、名刺に記載するキー
コードを異ならせることにより、名刺の種類によって相
手に提供する情報を制限することができる。例えば、ア
クセスコードのみを入力した者(アクセスコードのみが
記載された名刺を渡された者)には、名刺の保有者の氏
名、会社名、会社住所、及び会社の電話番号、FAX番
号等の一般情報を提供し、所定のキーコードを入力し者
には、さらに自宅住所及び電話番号、メールアドレス等
を提供するといったことができる。さらに別のキーコー
ドを入力した者(当該別のキーコードが記載された名刺
を渡された者)には、さらなる詳細情報を提供すること
もできる。このように情報提供の程度が名刺により異な
ることは名刺の保有者自身のみが知るところであり、相
手側は知るよしもない。このため、名刺の保有者の事情
に応じた取扱いをすることが可能になる。尚、上記キー
コードと提供する情報との対応関係は、名刺の保有者が
自由に選択することができる。
【0058】また、請求項22に記載のように、上記識
別コードを記録したシールを用意しておくと、本システ
ムの利用上便利である。この識別コードはバーコード等
からなるものでもよい。かかる構成によれば、例えば、
名刺には特に処理を施さずに、適宜当該シールを名刺に
貼るようにすれば、名刺の保有者の事情に応じて本シス
テムの利用の有無を決定することができる。
【0059】また、例えばバーコードからなる自己の当
該シールを、常時持ち歩く自己の携帯電話の裏面のスペ
ースに貼っておけば、このバーコードをバーコードリー
ダにて読み取ることにより、本システムを介してそのシ
ールを保有する人物を特定することもできる。これによ
り、この人物に対してサービスを提供する等の様々な事
業の構築が可能となる。
【0060】具体的事例としては、コンビニエンススト
アにてこのバーコードからなるシールを提示すれば、バ
ーコードリーダを介した本システムへのアクセスによ
り、その保有者を特定することができる。もしそこで支
払いリストが表示されれば、当該保有者はそこで所定の
支払いを済ませることもできる。
【0061】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施例を図
面に基づいて説明する。 [第1実施例]本実施例の情報提供システムは、携帯電
話等の携帯端末を用いることにより、雑誌等に掲載され
た商品又は情報を入手するためのURLを簡単にクリッ
ピングし、自宅のパーソナルコンピュータ(パソコン)
に転送させるシステムである。図1は、本実施例の情報
提供システムの全体構成を表すブロック図である。
【0062】同図に示すように、情報提供システム1
は、広域ネットワークとしてのインターネット2に接続
されたサービスセンタ3から登録顧客の端末に対して情
報を提供するシステムとして構築されている。情報提供
システム1は、様々な属性を有する登録顧客により利用
され得るが、本実施例においては説明の便宜上、インタ
ーネット2上でホームページを開設して自社の宣伝広告
を行っている企業A及び企業Bと、一般消費者により利
用された例を示す。従って、同図においては、企業Aの
端末である企業A端末4と、企業Bの端末である企業B
端末5と、一般消費者の端末である携帯端末6及び自宅
端末7とが、ISP(Internet Service Provider)8
を介してインターネット2に接続されている。
【0063】尚、同図では、説明の便宜上、ISP8一
つを示しているが、各端末が異なるISPを介してイン
ターネット2に接続してもよいことはいうまでもない。
また、本実施例において、企業A端末4及び企業B端末
5が所有者端末に該当し、携帯端末6が利用端末に、自
宅端末7が指定端末に、夫々該当する(以下、端末4〜
7を総称して「登録端末4,5,6,7」ともいう)。
【0064】サービスセンタ3は、専用のWWW(Worl
d Wide Web)サーバを保有しており、ISP8を介して
インターネット2に接続された登録端末4,5,6,7
からの要求に従って情報を提供すると共に、登録端末
4,5,6,7との間で所定の通信を行う。
【0065】一方、登録端末4,5,6,7には、キー
ボードやマウス等の入力装置や、サービスセンタ3のW
WWサーバから提供される情報を表示するための表示装
置が設けられている。このため、情報提供システム1の
利用者は、表示装置に表示される画面に従って入力装置
により入力することにより、所定の手続を行ったり、所
望の商品,サービス,その他の情報を選択して入手する
ことができる。尚、登録端末4,5,6,7とISP8
とを接続する通信手段としては、一般的な電話回線網を
使ってISP8に接続するためのモデムやターミナルア
ダプタ等の電話用通信装置でもよいし、或いは、携帯電
話、PHS等の無線電話用通信装置であってもよい。
【0066】サービスセンタ3のデータベースには、企
業A及び企業Bの夫々のホームページのトップページに
アクセスするためのURLや、ホームページに掲載され
た情報のうち下位の階層(ページ)に属する商品,サー
ビス,その他の情報に直接アクセスするための複数のU
RLの情報が配信情報として格納されている。
【0067】サービスセンタ3は、企業Aや企業Bとの
情報提供システム1の利用契約に際し、予め企業A又は
企業BのホームページのURLや新商品の紹介ページの
URLを取得するための複数の識別コード(以下「クリ
ップコード」という)を発行する。
【0068】このクリップコードは、携帯電話等の携帯
端末からでも入力が容易に構成され、例えば「1231
23」のように数値の配列により簡略化されたコードと
なっている。また、このクリップコード頭3桁には、属
性(業種、業態等)を表す分類コードが割り当てられて
おり、サービスセンタ3側では、各クリップコードの分
類コードを参照することにより、対応する情報の属性が
識別できるようになっている。
【0069】企業Aは、このクリップコードを取得する
と、これをサービスセンタ3のURLと共に、雑誌の所
定記事の欄に印刷する。例えば企業Aが旅行代理店であ
る場合に、雑誌に掲載された「ハワイ旅行」の記事の欄
に所定のクリップコードを印刷する。この雑誌には、こ
の他にも異なる企業の異なる情報に異なるクリップコー
ドが夫々併記して印刷されている。また、これらの情報
の総括欄には、情報提供システム1を利用するために、
サービスセンタ3にアクセスするためのURLが記載さ
れている。
【0070】この雑誌等を見てその内容に興味を持った
利用者(一般消費者で情報提供システム1に登録した
者)は、この雑誌に掲載されたURLを用いて、サービ
スセンタ3にアクセスする。そして、自己の携帯端末6
からサービスセンタ3にアクセスした後、目的の情報
(特定情報)該当するクリップコードをキー入力する。
【0071】すると、そのクリップコードに対応した正
規のURL(つまり、雑誌に掲載された特定の商品,サ
ービス,その他の情報に直接アクセスできるURL)
が、予め登録した自己の自宅端末7(受信先に携帯端末
6を指定した場合には当該携帯端末6)に送信される。
【0072】またその際、サービスセンタ3は、当該利
用者が入力したクリップコードに含まれる分類コードを
参照して自己のデータベースを検索し、当該クリップコ
ードに対応した情報に類似する他の企業の情報を抽出す
る。そして、この他の企業の情報を抽出することができ
た場合には、その情報にアクセスするためのURLを自
宅端末7に同時に配信する。
【0073】具体的には、上記企業Bが企業Aと同業種
の旅行代理店であり「ハワイ旅行」の情報を取得するた
めのURLをクリップコードに対応させて登録している
場合に、携帯端末6からのクリップコードの入力によ
り、企業Aのピンポイント情報(例えば上記「ハワイ旅
行」)についてのURLの転送が要求されたときには、
サービスセンタ3は、当該企業AのURLと共に企業B
のURLをも同時に配信する。
【0074】従って上記の場合、「ハワイ旅行」に関す
る情報又はその周辺情報に直接アクセスするための複数
のURLが、自宅端末7に送信されることになる。尚、
上記他の企業の情報がない場合には、利用者が指定した
URLのみが送信される。このため、利用者は、自宅に
帰ってから自宅端末7に送信されたURLをクリックす
ることにより(或いは携帯端末6に送信されたURLを
その場でクリックすることにより)、上記「ハワイ旅
行」に関する情報の詳細を入手することができる。この
際、利用者が取得したURLは、「ハワイ旅行」の情報
にピンポイント的にアクセスできるものであるため、利
用者は、必要な情報を迅速に入手することができる。
【0075】尚、特定のクリップコードに対する独占と
いう問題を解決するために、サービスセンタ3側で上記
クリップコードに期限を設け、その後は他の企業に開放
するようにしてもよい。また、このクリップコードの発
行に際し、サービスセンタ3は、申込時に自動で符番さ
れるクリップコードと、他社が利用中のクリップコード
とその社名、その有効期限の一覧を公表するようにして
もよい。すなわち、企業Aが、自動符番又は上記一覧に
ないクリップコードを自ら定めてクリップコードの発行
を受けるように構成してもよい。
【0076】また、この場合のサービスセンタ3の収益
モデルとしては、例えばクリップコードの発行を依頼す
る企業(上記企業A)の登録、及び利用者の登録を無料
とし、比較広告をピンポイントで配信したい企業(上記
企業B)から、配信メールの実績に応じた広告配信料を
受け取るようにすることが考えられる。
【0077】このように設定することで、企業Bは、顧
客吸引力の大きい企業Aの広告に便乗して自社の広告を
載せることができる。ただしこの場合、雑誌等に巨額の
広告宣伝費をに費やした企業Aが、ライバルである企業
Bの情報配信に協力することになるため、企業A側の不
利益が大きくなることも考えられる。このため、このよ
うな配信を企業Aが許諾した場合にのみ、企業Bの情報
を配信するように設定してもよい。
【0078】一方、企業Bの便乗を許可した企業Aは、
当該広告の配信料を企業Bに支払わせることで、広告費
用の節減を図ることができる。また、当該広告を利用す
る利用者は、クリップコードの入力という簡易な操作
(ワン・アクション)で目的の商品、サービス、及び情
報を迅速に、しかも無料で入手することができる。この
ため、当該情報提供システム1の利用を促進することが
でき、その活性化を図ることができる。さらに、利用者
は、上記のような同業者(企業A及び企業B)による比
較広告を利用することにより、自己のニーズにより適合
した情報を選択することができる。
【0079】尚、企業A、企業Bが共にクリップコード
を取得しており、本システムを利用している場合が想定
されるが、この場合は、利用者によりアクセスされた企
業とは別の企業側に広告配信料を課金するように設定し
てもよい。一般的には、利用者は、企業広告(雑誌等)
に費用を費やしてより顧客吸引力を高めた企業に対して
アクセスする可能性が高いと考えられるからである。
【0080】次に、情報提供システム1の具体的な運用
方法について、図2〜4に示すフローチャートに基づい
て説明する。まず、企業A及び企業B(以下、単に「企
業」ともいう)が情報提供システム1を利用するために
行われる登録処理について、図2のフローチャートに沿
って説明する。
【0081】企業は、情報提供システム1を利用するた
めに、まず企業A端末4又は企業B端末5(以下、これ
らを総称して「企業端末」ともいう)をISP8を介し
てインターネット2に接続し、サービスセンタ3への接
続指令を入力する(S110)。
【0082】サービスセンタ3側では、企業端末からの
接続があるか否かを判断し(S210)、その接続があ
ったと判断すると(S210:YES)、企業端末に対
して企業情報を要求する(S220)。この企業情報に
は、企業の名称、業種、業態、居所等といった属性を表
す情報や、企業が配信を求める配信情報(上述のURL
等)が含まれる。尚、この企業情報は、企業の担当者
が、企業端末側の表示装置に表示された選択画面に沿っ
て所定の入力装置により入力する。
【0083】このとき、企業端末から企業情報の入力が
なく、その受信が確認されない場合には(S230:N
O)、サービスセンタ3は、企業に会員登録の意思がな
いと判断し、登録処理を終了する。一方、企業端末の入
力装置から企業情報が入力され(S120)、サービス
センタ3においてその受信が確認された場合には(S2
30:YES)、サービスセンタ3は、その企業情報を
所定の記憶領域(データベース)に格納する。そして、
企業が情報提供システム1を利用する際の認証等に用い
る企業IDと、各配信情報についてのクリップコードと
を決定する(S240)。
【0084】そして、サービスセンタ3は、企業端末に
対してこれら企業ID及びクリップコードを発行し(S
250)、企業はこれを取得する(S130)。次に、
利用者(一般消費者)が情報提供システム1を利用する
ために行われる登録処理について、図3のフローチャー
トに沿って説明する。
【0085】利用者は、情報提供システム1を利用する
ために、まず自己の携帯端末6や自宅端末7(以下「個
人端末」ともいう)をISP8を介してインターネット
2に接続し、サービスセンタ3への接続指令を入力する
(S310)。サービスセンタ3側では、個人端末から
の接続があるか否かを判断し(S310)、その接続が
あったと判断すると(S410:YES)、個人端末に
対して個別情報を要求する(S420)。この個別情報
には、利用者の氏名、電話番号、住所、職種、メールア
ドレス等といった属性を表す情報や、利用者が要求した
配信情報の転送先の端末(指定端末)の情報等が含まれ
る。尚、この個別情報は、利用者が、個人端末側の表示
装置に表示された選択画面に沿って所定の入力装置によ
り入力する。
【0086】このとき、個人端末から個別情報の入力が
なく、その受信が確認されない場合には(S430:N
O)、サービスセンタ3は、利用者に会員登録の意思が
ないと判断し、登録処理を終了する。一方、個人端末の
入力装置から個別情報が入力され(S320)、サービ
スセンタ3においてその受信が確認された場合には(S
430:YES)、サービスセンタ3は、その個別情報
を所定の記憶領域(データベース)に格納する。そし
て、利用者が情報提供システム1を利用する際の認証等
に用いる個人IDを決定する(S440)。
【0087】そして、サービスセンタ3は、個人端末に
対してこの個人IDを発行し(S450)、利用者はこ
れを取得する(S330)。次に、情報提供システム1
による情報提供処理について、図4に示すフローチャー
トに沿って説明する。
【0088】例えば外出先で雑誌等を見てその内容に興
味を持った利用者は、この雑誌に掲載されたURLを用
い、自己の携帯端末6(利用端末)をISP8を介して
インターネット2に接続し、サービスセンタ3への接続
指令を入力する(S510)。
【0089】サービスセンタ3は、その接続があったと
判断すると(S610:YES)、携帯端末6に対して
上述した個人IDを要求する(S620)。このとき、
携帯端末6からの個人IDの入力がなく、その受信が確
認されない場合には(S630:NO)、サービスセン
タ3は、利用者が本システムの会員ではないと判断し、
情報提供処理を終了する。
【0090】一方、携帯端末6から個人IDが入力され
(S520)、サービスセンタ3においてその受信が確
認された場合には(S630:YES)、サービスセン
タ3は、その個人IDを用いて認証処理を行う(S64
0)。このとき、認証が行われない場合には(S65
0:NO)、情報提供処理を終了する。
【0091】そして、S650において、認証が正常に
行われた場合には(S650:YES)、続いて、利用
者が要求する配信情報のクリップコードの入力を促す
(S660)。このとき、クリップコードの入力が行わ
れず、これを受信できない場合には(S670:N
O)、情報提供処理を終了する。
【0092】利用者が該当するクリップコードを入力し
(S530)、これを受け取った場合には(S670:
YES)、サービスセンタ3は、自己のデータベースを
検索して、該当する配信情報(特定情報)を抽出する
(S680)。またその際、サービスセンタ3は、当該
利用者が入力したクリップコードに含まれる分類コード
を参照して自己のデータベースを検索し、当該クリップ
コードに対応した情報に類似する他の企業の配信情報を
抽出する。
【0093】そして、サービスセンタ3は、抽出した特
定情報(URL等)及び他の企業の配信情報を携帯端末
に対して送信し(S690)、利用者はこれを取得する
(S540)。以上のように、本実施例においては、簡
易なクリップコードの入力により、利用者が、雑誌等に
掲載された特定の商品、サービス、その他の詳細情報、
又はこれらの類似情報に直接アクセスできる配信情報を
受け取ることができるようになっている。このため、利
用者がまさに欲しいピンポイント情報を迅速に取得する
ことができる。
【0094】また、利用者が指定した配信情報(特定情
報)に類似した他の企業の配信情報も同時に配信される
構成をとるため、利用者と配信情報の所有者(企業B)
に共に利益を供することができる。尚、本実施例におい
ては、図2のフローチャートに示したS240の処理が
記憶手段としての処理に該当し、図4のフローチャート
に示したS680及びS690の処理が情報提供手段と
しての処理に該当する。 [変形例1]情報の提供という観点からは、情報提供シ
ステム1は、例えば若者向け合コン盛り上げツールとし
て利用することもできる。具体的には、以下の事例が挙
げられる。 <事例> 利用者(合コン参加者)は、例えば自分の携帯電話に
クリップコードを記入したシールを貼っておく。このシ
ールは、単にクリップコードを印刷したものでもよい
し、図柄や写真等のシール(例えばプリントクラブ(登
録商標)等)の片隅にクリップコードを印字して構成し
たものでもよい。 そして、合コンで気に入った者同士がそれを見せ合
う。 利用者は、その場でクリップコードを入力するが、そ
の時点ではデータ取得の予約ができるだけで、データは
すぐには取得できないものとする。 深夜2:00を過ぎるとデータの被取得者の元へ、デ
ータ取得依頼が到着する。 翌朝10時までに被取得者が相手からの取得依頼を断
ると、データの代わりに相手に不通知メッセージが届
き、そのまま何もしないと相手にデータが届く。
【0095】このように、携帯電話にクリップコードを
入力してから、相手に取得依頼が届くまでにタイムラグ
を設けることにより、相手のことが気に入っていなくて
も、その場だけ取り繕って済ますことができる。また、
被取得者にデータを公開するかどうかの選択権を持た
せ、その選択権に時間的制限を加える構成をとるため、
予め定められた選択権の行使が自動的に行えることにな
る。
【0096】また、上記のように合コンで意気投合して
互いのデータを交換したが、その後、不仲になったり、
或いは相手に対して一方的に興味が無くなった場合、相
手側に自己のデータをストックさせておきたくない場合
も考えられる。このため、以下に示すような、データ抹
消機能を設定することも有効である。 既に、相手に取得されたデータを消したい場合には、
サービスセンタ3にアクセスしてその相手を選択し、予
め設定された図示しない「絶交ボタン」を押す。 この「絶交ボタン」が押されると、相手がそれ以降最
初にサービスセンタ3にアクセスした段階で、データベ
ースに格納された相手側のリストと空データとを強制的
に同期させる。これにより自分のデータを相手側のリス
トから抹消することができる。その際、相手側には、
「絶交なのでデータを消した」旨のメッセージが残され
る(ただし、相手側で別に保管されたデータや、紙に書
き写されたデータを抹消することができないことはいう
までもない)。
【0097】このように取得者の許可無く、取得済デー
タの一部を抹消する機能によりゲーム的要素を提供する
ことができる。尚、上記において、絶好ボタンが押され
たことにより実行される処理が、抹消手段としての処理
に該当する。 [変形例2]また、情報処理の観点からは、将来的には
携帯電話やPDA等に内蔵された送受信モジュールを利
用した通信処理によって行うことも予想される。具体的
にはブルートゥース(短距離ワイアレス双方向通信シス
テム)や赤外線通信システムによるものが考えられる。
尚、ブルートゥースとは、エリクソンにより開発された
次世代の双方向送受信モジュールの規格のことであり、
通信距離が比較的短距離であり、消費電力も小さく、1
対多の通信を可能とするものである。
【0098】本情報提供システムは、このようなブルー
トゥース等が一般利用者に広まったときに更に威力を発
揮する。以下に具体的事例を示す。 <事例>ブルートゥースのパブリックな利用形態におい
て、例えば2005年の愛知万博の会場にブルートゥー
ス等に対応のPDA等を持ち込むと、会場各所に備え付
けられた発信機からPDAにデータが送られることにな
る。
【0099】しかし、ブルートゥースは、無線免許申請
の必要ない周波数帯の電波を利用したものであるため、
どのような電波が飛んでくるか分からないという問題が
ある。また、本人にとって必要の無い電波によって本来
必要とする電波を受信できない可能性もある。
【0100】そこで、本情報提供システムのクリップコ
ードを利用して、事前にサービスセンタ3で必要情報の
カテゴリー(属性)や種類を選択できるようにしてお
く。こうすることにより、会場においては、PDA等に
登録された所有者情報のクリップコードをキーとして、
利用者は自分の欲しい情報に関する電波だけを受信する
ことができる。
【0101】このようにクリップコードを利用すること
により、1対多で情報を双方向に送受信できるブルート
ゥースの利点であり弱点でもある、受信情報の選別の機
能を提供することができる。しかも、情報の選別キー
を、情報発信側に持たせるのではなく、受信者側の利用
者一人一人を特定できる形で持たせられるため、どの利
用者がどんな情報を求めているのかというマーケティン
グ情報を有効に集めることができる。
【0102】この場合、情報発信側にカテゴリーを内在
するコードを割り当てる方法をとれば、更に有効なマー
ケティング情報が収集できる。尚、上記において、「ク
リップコードを利用して、事前にサービスセンタ3で必
要情報のカテゴリー(属性)や種類を選択する」処理が
限定手段としての処理に該当する。 [第2実施例]本実施例は、本発明の情報提供システム
を、名刺管理システムとして構成したものであり、事業
活動の中でビジネスマンが実際に交換する名刺にwebコ
ードを印刷し、名刺を受け取った人がインターネット上
のそのwebコードにアクセスすると、その名刺データ
が、その人のパソコンに取り込まれるものである。
【0103】尚、本実施例の情報提供システム201の
全体構成等については、上記第1実施例にて説明した図
1において、企業A端末4又は企業B端末5を、名刺を
渡す側の利用者Aの端末とし、携帯端末6又は自宅端末
7を、名刺を受け取る側の利用者Bの端末として構成し
たものと考えられるので、その詳細な説明については省
略する。また、情報提供システム1の登録処理や情報提
供処理についてもほぼ同様であるため、その説明につい
ては下記の概念図に従ったものに留め、詳細については
省略する。
【0104】以下、本実施例の具体的流れを図5の概念
図に基づいて説明する。 (1)利用者Aは、このシステムを利用するために、イ
ンターネット上のサービスセンタ3(専用WWWサー
バ)にアクセスし、自分の名刺データと、自己紹介や商
品説明など自分がアピールしたい内容等を配信情報とし
て登録する。 (2)サービスセンタ3は、そのデータベースに利用者
Aについての管理領域を設定して、これにアクセスする
ための専用のwebコード(上記クリップコードに相当)
を発行する。このwebコードは、アクセスコードとke
yコードからなる。
【0105】このアクセスコードは、名刺データに含ま
れる一般情報を取得するためコードであり、keyコー
ドは、名刺データに含まれる詳細情報を取得するための
コードである。また、このkeyコードを数種類設定し
て、詳細情報の内容を異ならせることも可能になってい
る。 (3)利用者Aは、このアクセスコードとkeyコード
を取得し、これを自己の名刺に印刷し、その際、このシ
ステムの簡単なインフォメーション文書をタックシール
の形式でこのサイトから取得し自分の名刺に貼る(又は
その内容を印刷する)。このインフォメーション文書
(内容)としては、例えば「http://www.meisidesu.com
(サービスセンタ3)にアクセスし、"アクセスコード"
と"keyコード"を入力下さい。この名刺のデータが簡
単に取得できます。」等の記載をすることができる。 (4)利用者Aは、これらのコードを印刷した名刺を利
用者Bに渡す。 (5)利用者Bは、利用者Aに対して興味をもった場合
には、サービスセンタ3に自分のメールアドレス等を登
録することにより、サービスセンタ3に自由にアクセス
して、利用者Aの名刺データと、自己紹介や商品説明等
の情報を取得することができる。 (6)この際、サービスセンタ3は、そのデータベース
に利用者Bについての管理領域を設定すると共に、利用
者B専用のパスワードを発行し、利用者Aの名刺データ
と、自己紹介や商品説明等の情報を利用者Bの端末に送
信する。 (7)そして、サービスセンタ3は、利用者Bの情報、
及び、利用者Bが利用者Aの情報を取得した旨の情報を
利用者Aの管理領域に記録する。 (8)また、利用者Bは、自分の名刺データに追加又は
変更をしたい場合、或いはその他の新規の情報を追加配
信したい場合には、その内容をサービスセンタ3に登録
することができる。 (9)すると、サービスセンタ3は、利用者Aの情報を
取得したことのある利用者Bの管理領域内の情報の更新
処理を行い、利用者Bがアクセスした際に更新情報を表
示してダウンロードを促す(又は利用者Bにその情報を
添付したメールを配信する)。この更新管理機能を利用
すれば、ビジネスマンのパーソナルな情報発信網が、通
常の営業活動を通じて自然に構築できることとなる。
【0106】ただし、上記(5)において利用者Bが自
分の情報を登録しない場合には、上記(6)において利
用者Aの名刺データを送信し、上記(7)において利用
者Aの情報の取得があった旨の情報を利用者Aの管理領
域に記録するにとどまる。また、名刺管理においては、
カテゴリー分類を行うことが実用上必須となる。従来
は、名刺を受け取った側でこのカテゴリー分類を行って
いたが、本実施例ではこれを名刺の発行者側で行う構成
をとっている。
【0107】すなわち、利用者Aがサービスセンタ3に
自己の名刺データを登録する際には、利用者Aの端末に
図6(a)に示す画面が現れる。この画面は、サービス
センタ3側で予め設定された区分(汎用的な区分)に従
ったカテゴリー分類を促すものであり、分類コードを作
成するためのものである。利用者Aは、業種、業態、区
分1、区分2として区分けされたカテゴリーの中から自
己に該当するものを選択して登録する。
【0108】すると、利用者Aが選択した区分がサービ
スセンタ3側に登録されると共に、同図(b)に示す画
面が現れ、その選択結果が表示される。そして、この利
用者Aに関するカテゴリー分類は、同時に利用者Bの管
理領域にも格納される。利用者Bがサービスセンタ3に
アクセスすると、同図(c)に示すカテゴリー分類の画
面を選択することができる。
【0109】このため、利用者Bは、受け取った名刺の
カテゴリー分類という煩雑な作業を強いられることもな
く、効率的な名刺管理を行うことができる。このため、
本システム利用の活性化を図ることができる。またこの
際、利用者Bは、上記のように設定されたカテゴリー分
類に加え、更に詳細な区分3を設定することもできる。
例えば「見込客」,「好きな人」,「嫌いな人」・・・
といったように、自己の名刺管理の上で自己の取扱いに
応じた区分を設定することができる。このため、自己の
ニーズに合った名刺管理を行うことができる。
【0110】ただし、この区分3については、名刺を受
け取った側の都合により設定するものであって、強制さ
れるものではない。従って、必要のない場合には、これ
を省略することができる。営業情報や商品情報等を更新
情報として配信すれば、ある程度自分に興味を持ってく
れている面識のある人達に対する情報発進網が、メール
アドレスの聞き取りや入力なくして、通常の営業活動や
名刺交換だけで自然に構築できる。 [変形例1]上記においては、利用者Aの名刺にサービ
スセンタ3へのアクセスのためのURLを印刷すること
になるが、企業側にとっては、このような他社(サービ
スセンタ3)のURLを自社の名刺に印刷することを好
まない場合がある。
【0111】そこで、本変形例では、名刺には当該企業
のホームページからサービスセンタ3へリンクさせる例
について説明する。尚、本変形例では、利用者Bは、未
だサービスセンタ3への登録をしていないことを前提に
説明する。利用者Bが利用者A(X社の営業マンA)の
名刺に記載されたURLに基づいてX社のホームページ
(http:/www.Xcompany.com)にアクセスすると、利用者
Bの端末に図7(a)に示すようなTOPページが表示
される。このTOPページには、本システムで管理され
ているX社の社員情報を取得するために、サービスセン
タ3にリンクさせるためのリンクボタン「社員情報」が
付いている。つまり、X社のホームページのトップペー
ジは、本システムの隠しTOPページとしてもとらえる
ことができる。
【0112】そして、利用者Bがこのリンクボタンをク
リックすると、サービスセンタ3にリンクして同図
(b)に示す画面が現れ、「当社の社員情報はここから
取得ください」とのコメントと共に、「アクセスコー
ド」と「keyコード」の入力が促される。
【0113】そして、利用者Bが、営業マンAから受け
取った名刺に基づいて、これら「アクセスコード」と
「keyコード」を入力して所定のボタン「i-clipへ」
をクリックすると、同図(c)に示す情報提供システム
のTOP画面が現れる。この画面には、本システムの諸
機能を選択できる複数のボタンが設定されており(図示
略)、利用者Bは、この画面の指示に従ってボタンを操
作することにより、営業マンAの情報を取得することが
できる。
【0114】また、このTOP画面に表示された別のボ
タンを選択することにより、利用者Bは、本システムに
おいて自己の名前を登録している人(つまり、自分に関
心をもっている人)の情報を知ることができる。つま
り、本システムでは、自分が相手のことを登録していな
くても、相手が自分のことを登録している場合に、その
人物を検索することが可能となっている。今仮に、利用
者Bがディーラーを訪れてある営業マンAから名刺を受
け取り、それと引き替えに必要最小限の情報として自己
の名前と電話番号のみを記載して帰った場合等を想定す
る。この場合、営業マンAがその後の営業のために自己
の情報を本システムに登録しているとする。
【0115】すなわち、利用者BがTOPページの「あ
なたの名前を登録している人の検索」のボタン(図示
略)をクリックすると、同図(d)に示す画面が現れ、
利用者Bの氏名と電話番号(プライバシー保護のため下
4ケタとしてもよい)の入力が促される。そして、利用
者Bが自己の氏名と電話番号を入力して所定のボタンを
クリックすると、サービスセンタ3側で利用者Bを登録
している人の検索処理が実行される。
【0116】そして、検索が終了すると、同図(e)に
示す画面が現れる。この画面には、例えば「利用者Bを
登録している人の人数」、「ある地域におけるその人
数」等の情報が示される。その後、同図(f)に示す画
面が現れ、利用者Bに対して本システムの利用者登録が
促される。利用者Bは、ここで登録を拒否して情報の取
得を止めることもできるが、自分を登録している人物
(つまり、面識があり以前名刺を渡された人物であって
自分に興味を抱いている人物)が誰であるかが知りたく
なり、本システムの利用を行う場合にはこれに従う。そ
して、利用者Bが所定の利用者登録を済ませると、同図
(g)に示す画面が現れ、利用者Bが検索開始を指示す
る所定のボタン「push」をクリックすると、同図
(h)に示す検索結果が表示される。
【0117】この検索結果には、利用者Bを登録する人
と、その登録の内容が示される。同図(h)に示す例で
は、利用者Bの登録者としてAさん(営業マンA)、C
さん(営業マンC)、及びDさん(営業マンD)が検出
され、いずれも利用者Bの氏名「○山花子」と電話番号
「2266(プライバシー保護のため下4ケタを表示)」の
みの不完全な情報を登録している。また、図示しない
が、その横欄には各登録者の簡単なコメントが記載され
ている。
【0118】そして、利用者Bは、このAさん、Cさ
ん、及びDさんの中から、自己の詳細情報(メールアド
レス、住所、職種等の既にサービスセンタ3に登録して
いる自己の情報)を公開することができる。すなわち、
利用者Bは、営業マンA,C,Dと知り合って名刺を受
け取ったが、自分のお気に入りの営業マン等にのみ自己
の詳細情報を公開することができる。同図(h)の例で
は、利用者Bは、Aさん、Cさんに対してチェック記号
を付与している。このため、利用者Bがこの状態で「同
期ボタン」をクリックすると、同図(i)に示す確認画
面が現れて公開の確認が行われ、利用者Bが了承して
「OKボタン」をクリックすると、サービスセンタ3の
データベースにおけるAさんとCさんのデータに当該詳
細情報が追加されると共に、同一内容がAさんとCさん
の端末に送信される(同図(j))。
【0119】すると、その後Aさん又はCさんが本シス
テムにアクセスした際に、その端末の画面上に図8
(a)に示すように、利用者Bからの詳細情報が送信さ
れた旨を表す画面が現れる。このとき、Aさん又はCさ
んは、「グリーティングメール送信ボタン」をクリック
することにより、利用者Bに対して詳細情報のお礼や挨
拶等を示すメッセージを送信することができる(このグ
リーティングメールはサービスセンタ3側で予め用意さ
れている)。
【0120】また、利用者Bの氏名が表記された部分の
ボタンをクリックすることにより、同図(b)に示す上
記詳細情報を確認することができる。尚、この場合、図
7(h)に示す場面で、自己の情報を全く提供したくな
い人がいる場合に、その人の情報から利用者Bの「氏
名」及び「電話番号」さえも削除できる「除外機能」を
設けてもよい。例えば、自己の情報を登録している人の
リストの横に「除外チェック欄」を設定し、そこにチェ
ックした者の情報から自己の情報を削除できるように構
成してもよい。
【0121】このように設定することで、利用者B側
(顧客側)の意思に応じた一方的な個人情報の提供が可
能となる。これは、インターネット上での名刺交換のよ
うに、相手データとの交換を前提とするものではないた
め、広告メール過多の時代の流れに即したシステム(顧
客重視のシステム)を構築することができる。 [変形例2]また、このような名刺交換は、将来的には
紙の名刺を媒体として行うのではなく、携帯電話やPA
D等に内蔵された送受信モジュールを利用した通信処理
によって行うことも予想される。具体的には上述したブ
ルートゥースや赤外線通信システムによるものが考えら
れる。
【0122】本情報提供システムは、このようなブルー
トゥース等が一般利用者に広まったときに更に威力を発
揮する。以下に具体的事例を示す。 <事例1>例えば、名刺交換の代わりに、ブルートゥー
ス等の機能を組み込んだ携帯電話やPADを利用してお
互いの名刺データを交換する場合に、そのデータは当然
その時点でメンテナンスフリーではない。
【0123】そこで、これをメンテナンスフリーの情報
とする為に、予め上述したクリップコード等が付いた名
刺データをPAD等で交換しておく。そして、会社(又
は自宅)に戻り、このPAD等をデスクの上に置いてパ
ソコンと同期させる。このとき、クリップコードをキー
にしてインターネット上のサービスセンタ3にその名刺
データが自動的に登録される。
【0124】このようにして一旦登録された名刺データ
は、その後は通常の名刺データと同じくメンテナンスフ
リーとなる。また同時に、双方向性を利用して最新の更
新情報も自動的に取得できる。 <事例2>目の前にブルートゥース対応の端末を持った
人が複数人いるが、そのうち1人だけと名刺データの交
換がしたい等の場合に本情報提供システムを利用するこ
とができる。
【0125】目前の複数のブルートゥース端末のうち特
定の端末と情報のやり取りをする場合に、各端末に事前
にクリップコードを割り当てておくと、特定の端末との
通信が簡便に行なえる。利用者は、まず通信したい端末
のクリップコードを相手から聞き取り、そのコードを自
分の端末に入力する。そして、自分の端末の送信ボタン
を押す。
【0126】すると、コードが一致する端末にだけ自分
の名刺情報が送られ、その情報を受取った端末は、その
送信元のクリップコード情報を頼りに、送信元の端末に
だけ届く返信を行なうことができる。以上、本発明の実
施例について説明したが、本発明の実施の形態は、上記
実施例に何ら限定されることなく、本発明の技術的範囲
に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもな
い。
【0127】例えば、上記情報提供システムは、図9に
示すような番号案内サービスの応用として構成すること
も可能である。すなわち、図9に示す携帯チェンジャー
システムは、特定人の携帯電話番号が変更されたとき、
その過去の携帯電話番号を入力することにより最新の携
帯電話番号を入手可能にするものである。
【0128】利用者は、まず検索画面に従って、繋がら
ない携帯電話番号(過去の携帯電話番号)を入力し、
「検索」スイッチをクリックする。システム側では、こ
の特定人の現在の携帯電話番号と過去の複数の携帯電話
番号の情報を保有しており、特定人がアクセスフリーに
設定していた場合には、この過去のいずれかの携帯電話
番号の入力により、そのまま新しい携帯電話番号(0901
0001000)を表示する。
【0129】一方、特定人がアクセスフリーに設定して
いない場合には、一般モードに移行して画面に検索結果
を表示し、特定した人物で良いか否かの入力を促す。そ
して、「はい」が入力されると送信画面に移行し、利用
者の氏名、携帯電話番号、メールアドレスの入力と送信
指令を促す。ここで、これらの入力がされない場合に
は、携帯電話番号を取得出来なかった旨を通知する。
【0130】一方、上記入力がされた場合には、特定人
に利用者(Aさん)が最新の携帯電話番号を要求してい
る旨を通知し、その許否の入力を促す。ここでは、Aさ
んを正確に特定するためにAさんの携帯電話番号(0901
2341234)及びメールアドレスが表示される。
【0131】そして、特定人が「はい」を入力した場合
には、当該利用者に対して当該特定人の最新の携帯電話
番号を表示する。一方、「いいえ」が入力された場合に
は、携帯電話番号を取得出来なかった旨を通知する。ま
た、「今後着信許否」が選択されると、利用者側からの
以降の要求に対しては、携帯電話番号を取得出来なかっ
た旨を通知する。
【0132】こうして当該利用者が最新の携帯電話番号
を受け取った際には、情報提供システム(iclip)
への登録が促され、以降の特定人の携帯電話番号の取得
が当該情報提供システムを介して取得可能になる。尚、
以上においては、携帯電話番号の取得に関する例を示し
たが、携帯電話番号ではなく、過去の複数のURLのい
ずれかを用いて最新のURLを検索するシステムへの応
用も同様に可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例にかかる情報提供システ
ムの全体構成を示す説明図である。
【図2】 第1実施例における企業情報の登録処理を示
すフローチャートである。
【図3】 第1実施例における個人情報の登録処理を示
すフローチャートである。
【図4】 第1実施例における情報提供処理を示すフロ
ーチャートである。
【図5】 本発明の第2実施例にかかる情報提供システ
ムの概略構成を示す説明図である。
【図6】 第2実施例にかかる情報提供システムの具体
的運用を示す説明図である。
【図7】 第2実施例にかかる情報提供システムの具体
的運用を示す説明図である。
【図8】 第2実施例にかかる情報提供システムの具体
的運用を示す説明図である。
【図9】 本発明の情報提供システムの応用例を示す説
明図である。
【符号の説明】
1・・・情報提供システム、 2・・・インターネッ
ト、3・・・サービスセンタ、 4・・・企業A端末、
5・・・企業B端末、6・・・携帯端末、 7・・・
自宅端末

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の通信回線を介して接続された顧客
    の利用端末からの要求に従って、予め登録された複数の
    配信情報から該要求に係る特定情報を抽出し、該特定情
    報を前記顧客の指定端末に提供する情報提供システムで
    あって、 前記各配信情報を、該配信情報よりも簡略化された識別
    コードに夫々対応づけて予め記憶した記憶手段と、 前記利用端末から前記識別コードが入力された場合に、
    前記記憶手段から該識別コードに対応した前記配信情報
    を抽出し、該配信情報を前記特定情報として前記指定端
    末に送信する情報提供手段と、 を備えたことを特徴とする情報提供システム。
  2. 【請求項2】 前記配信情報が、特定の企業、団体又は
    個人の情報を取得するためのURLであることを特徴と
    する請求項1記載の情報提供システム。
  3. 【請求項3】 前記配信情報が、前記特定の企業、団体
    又は個人の情報の特定の詳細情報に直接アクセスするた
    めのURLであることを特徴とする請求項2記載の情報
    提供システム。
  4. 【請求項4】 前記識別コードが、数値の組合せにより
    構成されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
    記載の情報提供システム。
  5. 【請求項5】 前記識別コードには、前記配信情報に関
    する属性を識別するための分類コードが含まれ、 前記情報提供手段は、前記記憶手段に記憶された複数の
    配信情報から前記特定情報と同一の分類コードを有する
    他の配信情報を抽出し、該抽出した他の配信情報を前記
    特定情報と共に前記指定端末に送信することを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれかに記載の情報提供システム。
  6. 【請求項6】 前記情報提供手段は、 前記利用端末から前記識別コードが入力された後、前記
    配信情報の所有者端末にその旨を通知すると共に、前記
    特定情報の配信を待機状態とし、その後、 所定期間内に前記所有者端末からの拒否通知があった場
    合に、前記特定情報の前記指定端末への送信を禁止し、 該所定期間内に前記所有者端末からの拒否通知がない場
    合に、前記特定情報を前記指定端末に送信すること、 を特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の情報提供
    システム。
  7. 【請求項7】 前記情報提供手段は、 前記利用端末から前記識別コードが入力された後、前記
    配信情報の所有者端末にその旨を通知すると共に、前記
    特定情報の配信を待機状態とし、その後、 所定期間内に前記所有者端末からの許諾通知があった場
    合に、前記特定情報を前記指定端末に送信し、 該所定期間内に前記所有者端末からの許諾通知がない場
    合に、前記特定情報の前記指定端末への送信を禁止する
    こと、 を特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の情報提供
    システム。
  8. 【請求項8】 前記情報提供手段は、 前記利用端末から前記識別コードが入力された後、予め
    定める期間を待って、前記所有者端末にその旨を通知す
    ることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の情報
    提供システム。
  9. 【請求項9】 前記記憶手段は、前記指定端末が所得し
    た前記配信情報を、該指定端末専用の記憶領域に格納
    し、 前記情報提供手段は、前記利用端末からの要求に応じ
    て、該指定端末専用の記憶領域に格納された配信情報を
    送信すること、 を特徴とする請求項1〜8に記載の情報提供システム。
  10. 【請求項10】 前記情報提供手段は、 前記所有者端末から前記配信情報の更新情報を受け取っ
    た場合に、前記利用端末又は前記指定端末に対し、前記
    指定端末専用の記憶領域に格納された配信情報の更新を
    促す旨の通知を行い、 前記記憶手段は、前記利用端末又は前記指定端末からの
    要求により、該指定端末専用の記憶領域に格納された配
    信情報の更新を行うこと、 を特徴とする請求項9記載の情報提供システム。
  11. 【請求項11】 請求項8又は請求項9に記載の情報提
    供システムにおいて、さらに、 前記指定端末専用の記憶領域に格納された前記配信情報
    を、該配信情報の所有者端末からの要求により抹消する
    抹消手段を備えたことを特徴とする情報提供システム。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のいずれかに記載の情
    報提供システムにおいて、さらに、前記利用端末からの
    要求により、前記指定端末へ送信する配信情報の属性を
    予め限定して抽出する限定手段を備え、 前記情報提供手段は、該限定手段が抽出した配信情報の
    みを、前記指定端末に送信することを特徴とする情報提
    供システム。
  13. 【請求項13】 請求項1記載の情報提供システムにお
    いて、 名刺管理システムとして構成され、 前記配信情報が、前記記憶手段により記憶された名刺デ
    ータからなり、 前記情報提供手段は、前記利用端末から、名刺の紙面に
    印刷された前記識別コードが入力された場合に、前記記
    憶手段から該識別コードに対応した前記配信情報を抽出
    し、該配信情報を前記特定情報として前記指定端末に送
    信すること、 を特徴とする情報提供システム。
  14. 【請求項14】 前記名刺データとして、前記名刺の所
    有者の属性を識別するための分類コードが含まれ、 該分類コードの少なくとも一部が、前記名刺の所有者端
    末からの入力により設定されたこと、 を特徴とする請求項13記載の情報提供システム。
  15. 【請求項15】 前記名刺データとして、前記所有者の
    属する企業情報を取得するための情報が含まれているこ
    とを特徴とする請求項13又は請求項14に記載の情報
    提供システム。
  16. 【請求項16】 前記所有者の属する企業のホームペー
    ジにリンクして構成され、前記識別コードが該ホームペ
    ージを介して入力可能に構成されたことを特徴とする請
    求項13〜15のいずれかに記載の情報提供システム。
  17. 【請求項17】 前記記憶手段は、前記所有者の登録に
    より該所有者が保有する前記顧客の情報を専用の記憶領
    域に格納し、 前記情報提供手段は、該顧客の利用端末から前記識別コ
    ードが入力された後、該利用端末からの要求により、該
    顧客の情報を保有する前記所有者の情報と該顧客の情報
    との少なくとも一方を、前記指定端末に送信することを
    特徴とする請求項13〜16のいずれかに記載の情報提
    供システム。
  18. 【請求項18】 前記記憶手段は、前記利用端末からの
    要求に応じて、該利用端末から送信された前記顧客の詳
    細情報を、要求に係る前記所有者の前記専用の記憶領域
    に格納することを特徴とする請求項17記載の情報提供
    システム。
  19. 【請求項19】 請求項17又は請求項18に記載の情
    報提供システムにおいて、さらに、前記顧客の利用端末
    からの要求に応じて、前記専用の記憶領域に格納された
    該顧客の情報を抹消する抹消手段を備えたことを特徴と
    する情報提供システム。
  20. 【請求項20】 前記記憶手段は、前記所有者のコメン
    トを前記専用の記憶領域に格納し、 前記情報提供手段は、前記利用端末からの要求により、
    該所有者のコメントを前記指定端末に送信することを特
    徴とする請求項17〜19のいずれかに記載の情報提供
    システム。
  21. 【請求項21】 前記識別コードは、 前記名刺データに含まれる一般情報を取得するためのア
    クセスコードと、前記名刺データに含まれる詳細情報を
    取得するためのキーコードから構成され、 前記情報提供手段は、前記利用端末から入力された前記
    キーコードに対応した前記配信情報を抽出し、該配信情
    報を前記特定情報として前記指定端末に送信すること、 を特徴とする請求項13〜20のいずれかに記載の情報
    提供システム。
  22. 【請求項22】 請求項1〜21に記載の識別コードを
    記録した前記情報提供システムに用いられるシール。
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