JP2002193454A - 物品供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】作業者に与える負担を軽減し、供給作業の省力
化及び能率アップを図ることができる物品供給装置を提
供する。 【解決手段】農作物Ａが所定量収容されたコンテナＢを
パレットＣに所定数積載して、そのパレットＣを運搬車
４の荷台５に積込んで選別施設１の荷受部２に運搬す
る。運搬車４の荷台５を積替え装置６の昇降台７に近接
した後、昇降台７を運搬車４の荷台５と略水平となる高
さに昇降した後、運搬車４の荷台５に積込まれたパレッ
トＣを、積替え装置６の昇降台７に作業者の手で移載
し、農作物Ａに関する荷受情報を情報処理装置８の入力
装置１０で入力する。昇降台７を荷受コンベア１１と略
水平となる高さに昇降した後、入力済みのパレットＣを
荷受コンベア１１に移載して選別施設１内のストレージ
部２１に搬送供給する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、例えば農作物
（果菜物や青果物を含む）、海産物、食品、容器、薬
品、電気製品、繊維製品、部品、原料等の物品が積載さ
れたパレット、或いは、物品自体又はその物品が収容さ
れた容器（ケースやコンテナ等）を供給する作業に用い
られる物品供給装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、上述例の農作物を運搬する方法と
しては、例えば農作物が所定量収容されたコンテナを運
搬車（トラック）の荷台に積載したり、そのコンテナが
所定数積載されたパレットを運搬車に積込む等して運搬
する。運搬車を選別施設の荷受部に走行移動した後、運
搬車に積載されたコンテナを上段側から１段ずつ分離し
たり、そのコンテナが積載されたパレットを運搬車から
下ろした後、パレットに積載されたコンテナを上段側か
ら一段ずつ分離する等して、そのコンテナを荷受部の荷
受コンベアに対して手作業により１個ずつ供給する方法
がある。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の運搬車
の荷台又は運搬車から下ろしたパレットと、荷受部に配
設した荷受コンベアとの高さが異なる場合、コンテナ
を、荷受コンベアに対して直接供給することが不可能で
あるため、運搬車の荷台又はパレットに積載されたコン
テナを作業者の手で１段ずつ分離して荷受コンベアに供
給しなければならず、農作物が収容されたコンテナ全体
の重量が重いため、供給作業に手間及び時間が掛かるだ
けでなく、作業者に与える負担が大きいという問題点を
有している。

【０００４】また、農作物が取り除かれた空のコンテナ
を回収するとき、運搬車又はパレットと回収コンベアと
の高さが異なる場合、回収コンベアにより搬送される空
のコンテナを作業者の手で１個ずつ運搬車又はパレット
に積載しなければならず、回収作業にも手間及び時間か
掛かるという問題点を有している。

【０００５】この発明は上記問題に鑑み、積替え手段を
前後供給手段と略水平となる高さに上下動して、物品自
体又は物品が積載されたパレットを前後供給手段の間で
積替えることにより、物品を積替える手間及び作業が省
け、作業者に与える負担を軽減して、供給作業の省力化
及び能率アップを図ることができる物品供給装置の提供
を目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は、
物品を供給する前部供給手段と後部供給手段との間に、
該各供給手段の間で物品を積替えする積替え手段を設け
ると共に、上記積替え手段を、上記供給手段に対して略
水平となる高さに上下動する昇降手段を設けた物品供給
装置であることを特徴とする。

【０００７】請求項２記載の発明は、物品が積載された
パレットを供給する前部供給手段と後部供給手段との間
に、該各供給手段の間でパレットを積替えする積替え手
段を設けると共に、上記積替え手段を、上記供給手段に
対して略水平となる高さに上下動する昇降手段を設けた
物品供給装置であることを特徴とする。

【０００８】請求項３記載の発明は、上記請求項１又は
２記載の構成と併せて、上記積替え手段に、上記供給手
段の高さを検知する高さ検知手段と、上記高さ検知手段
による検知に基づいて、上記昇降手段の駆動及び停止を
制御する制御手段とを設けた物品供給装置であることを
特徴とする。

【０００９】請求項４記載の発明は、上記請求項２記載
の構成と併せて、上記パレットと供給手段との対向面
に、該パレットを積替え方向に移送する輪体を配列した
物品供給装置であることを特徴とする。

【００１０】

【作用及び効果】この発明によれば、積替え手段を前後
供給手段と略水平となる高さに上下動して、物品自体又
は物品が積載されたパレットを何れか一方の供給手段に
対して一括して積替え供給するので、物品を分離又は積
替えるような手間及び作業が省け、物品を供給するとき
に要する作業時間を短縮して、供給作業の省力化及び能
率アップを図ることができる。且つ、一つ又は複数の物
品を所望する場所に移動又は供給する作業が簡単且つ容
易に行えると共に、作業者に与える負担を軽減して、作
業環境及び作業条件の改善を図ることができる。

【００１１】

【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は物品の一例である農作物を供給する作業
に用いられる物品供給装置を示し、図５に於いて、この
物品供給装置３は、農作物Ａを項目別に選別する選別施
設１の荷受部２に配設され、例えばミカンや柿等の農作
物Ａが所定量収容されたコンテナＢをパレットＣに所定
数積載（例えば２４個）して、そのパレットＣを、運搬
車４（例えばトラック）の荷台５に一つ又は複数積込ん
で選別施設１の荷受部２に運搬供給する。荷受部２に於
て、運搬車４の荷台５に積込まれたパレットＣを、積替
え装置６の昇降台７に作業者の手で移載し、農作物Ａに
関する荷受情報を情報処理装置８の入力装置１０で入力
した後、入力済みのパレットＣを荷受コンベア１１に移
載して、選別施設１内のストレージ部２１に搬送供給す
る。また、運搬車４に代わる運搬手段の他の例として、
例えばフォークリフトやクレーン等でパレットＣを運搬
してもよい。

【００１２】上述のパレットＣは、図１、図２にも示す
ように、例えばプラスチック、木、金属等の材質により
平面から見て略正方形（又は略矩形）に形成され、所定
数（例えば６個）のコンテナＢを水平方向に対して所望
する状態に整列して載置すると共に、そのコンテナＢ…
を上下方向に対して複数段積載する大きさ及び形状に形
成している。且つ、パレットＣの下面側四隅部に対して
突出した状態に取付けた輪体Ｃａ（例えばローラーやコ
ロ、キャスター等）を、荷台５や昇降台７の積載面に接
地して、パレットＣを所望する方向に走行移動する。

【００１３】且つ、運搬機（例えばフォークリフト）の
フォークを挿入するための差込み口Ｃｂを、パレットＣ
の左右及び前後に形成している。また、差込み口Ｃｂを
パレットＣの左右又は前後の何れか一方に形成してもよ
い。

【００１４】上述の運搬車４は、荷受部２の走行面に設
置した車止め部材１２により走行停止され、荷台５後端
を、積替え装置６を構成する昇降台７端部に対して所定
間隔（移載が許容される間隔）に近接した定位置に停止
される。

【００１５】なお、上述のコンテナＢに代わる容器の他
の例として、例えば紙製（段ボール紙）や樹脂製、金属
製のケース（箱体）等を積載してもよい。また、農作物
Ａに代わる物品の他の例として、例えば液状や粉状の原
料が所定量充填された袋体や容器等を積載したり、農作
物ＡをパレットＣに直接積載してもよい。

【００１６】前述の積替え装置６は、図３、図４にも示
すように、一つ又は複数のパレットＣが積載される大き
さ及び形状に形成した昇降台７を、荷受部２に走行停止
される運搬車４の荷台５と荷受コンベア１０との間に配
設している。

【００１７】上述の昇降台７上面に敷設した２条のガイ
ドレール１３は、パレットＣの下面側に取付けた輪体Ｃ
ａを送り方向に走行ガイドし、パレットＣの両側端部
（又はコンテナＢの側面）と対向して昇降台７の上面側
両側部に架設したガイド部材１４は、パレットＣを送り
方向に対して正面向けた姿勢に搬送ガイドする。

【００１８】且つ、昇降台７下部に配設した油圧式の昇
降シリンダ１５は、油圧ポンプ１６から供給される油圧
により昇降動作され、荷受部２側部に配設した高さ検知
センサー１７（例えば光電センサーや近接センサー、リ
ミットスイッチ等）は、荷受部２に走行停止された運搬
車４の荷台５高さを検知すると共に、その検知信号を制
御部１８に出力する。

【００１９】且つ、昇降台７の下面側両側部に連結した
リンク式の支持機構２０は、昇降台７全体を略水平姿勢
に支持及び昇降ガイドする。また、昇降台７を、例えば
ガイド軸やレール等の支持部材で昇降ガイドしてもよ
い。

【００２０】一方、装置本体９に接続した制御部１８
は、高さ検知センサー１７から出力される検知信号に基
づいて、油圧ポンプ１６を駆動及び停止させ、昇降シリ
ンダ１５を昇降動作して、昇降台７を、例え波チェーン
コンベアで構成される荷受コンベア１０を基準として、
運搬車４の荷台５に対して略水平となる上昇位置又は降
下位置に昇降停止する。

【００２１】且つ、ガイドレール１３の前後端部に連結
した支持レール１３ａ（又は支持プレート）は、図６に
示すように、例えばエアーシリンダやソレノイド、モー
タ等の回動手段により上下回動され、昇降台７を、運搬
車４の荷台５又は荷受コンベア１１と略水平となる高さ
に昇降停止したとき、対向側端部に連結した支持レール
１３ａが、乗移り部分の隙間が連結（又は閉塞）される
略水平に停止した連結姿勢（図中実線で示す）と、荷台
５又は荷受コンベア１１に対して当接が回避される略鉛
直に起立した退避姿勢（図中仮想線で示す）とに回動さ
れる。

【００２２】また、上述の昇降シリンダー１５に代わる
昇降手段の他の例として、例えばネジ送り機構やチェー
ン機構、カム機構等で昇降台７を昇降してもよい。

【００２３】前述の情報処理装置８（例えばパーソナル
コンピュータ）は、荷受部２側部に、荷受情報と荷受状
況とを管理する装置本体９と、農作物Ａに関する荷受情
報を入力する入力装置１０（例えば読取りリーダー、キ
ーボード、マウス、入力ペン、スキャナー等）とで構成
され、装置本体９は、荷受コンベア１１の駆動及び停止
を制御し、入力装置１０による入力が完了した後、操作
パネル１０ａに配列した搬送ボタン１０ｂをＯＮ操作
（押す）すると、荷受コンベア１１を送り方向に回転駆
動させて、パレットＣをストレージ部２１に搬送する。

【００２４】且つ、入力装置１０は、農作物Ａに関する
荷受情報として、例えば農作物Ａの品種、生産地、生産
者、品質（等階級や糖酸度）、収穫時期（収穫日や時
間）、収穫時の気象、園地（生産場所の状況）、賞味期
限、ロット数、パレット数、キャリアナンバー、生産者
の紹介や農作物の特徴等を入力する。

【００２５】前述の荷受コンベア１１は、パレットＣ下
面に取付けた輪体Ｃａよりも外側に、パレットＣが略水
平に支持される間隔に隔ててローラー（輪体）を多数配
列したローラコンベアで構成される。また、ローラコン
ベアに代わる搬送手段の他の例として、例えばチェーン
コンベア、ベルトコンベア等で構成してもよい。

【００２６】図示実施例は上記の如く構成するものにし
て、以下、物品供給装置３による農作物Ａの供給動作を
説明する。予め、図１、図２にも示すように、所定量の
農作物Ａを運搬するのに必要とする数のコンテナＢ及び
パレットＣを生産者に渡しておき、収穫された農作物Ａ
を選別施設１に運搬するとき、農作物Ａが所定量収容さ
れたコンテナＢを所望する状態に整列してパレットＣに
所定数積載し、そのパレットＣを運搬車４の荷台５に所
定数積載（例えば２台）して選別施設１の荷受部２に運
搬する。

【００２７】次に、荷受部２に走行移動した運搬車４の
荷台５後端を、積替え装置６の昇降台７端部に近接して
停止した後、高さ検知センサー１７による検知に基づい
て、昇降台７を運搬車４の荷台５と略水平となる高さに
昇降停止する。

【００２８】続いて、運搬車４の荷台５に積込まれたパ
レットＣを作業者の手で移動させ、積替え装置６の昇降
台７に乗移らせた後、農作物Ａに関する荷受情報を情報
処理装置８の入力装置１０で入力して、搬送ボタン１０
ｂをＯＮ操作（押す）する。同時に、図３にも示すよう
に、昇降台７を荷受コンベア１１と略水平となる高さに
降下停止した後、パレットＣを作業者の手で移動させ、
昇降台７から荷受コンベア１１に乗移らせる。

【００２９】続いて、図５に示すように、荷受コンベア
１１を駆動して、パレットＣを、選別施設１内のストレ
ージ部２１に搬送供給する。ストレージ部２１の送込み
側に配設した振分け機２２を駆動して、パレットＣを、
複数のステージライン２３に対して振分け供給する。

【００３０】送出し側に配設した送出し機２４を駆動し
て、ステージライン２３に振分けられたコンテナＢを、
項目別に選別する選別工程（図示省略）に接続された選
別ライン２５に供給し、既に公知の分離装置（デパレタ
イザー）を介して選別工程に搬送供給する。且つ、コン
テナＢが取除かれたパレットＣは、回収ライン（図示省
略）を介して回収される。

【００３１】なお、実施例では、パレットＣを作業者の
手で昇降台７から荷受コンベア１１に乗移らせるが、例
えばチェーン機構やネジ送り機構、プッシャー機構等の
移載手段でパレットＣを移動させて、運搬車４の荷台５
から積替え装置６の昇降台７と、昇降台７から荷受コン
ベア１１とに乗移らせる供給作業と、荷受コンベア１１
から昇降台７と、荷台５とに乗移らせる供給作業とを機
械的に行ってもよい。

【００３２】以上のように、積替え装置６の昇降台７
を、運搬車４の荷台５と荷受コンベア１１とに対して略
水平となる高さに上下動して、所定量の農作物Ａが収容
された一つ又は複数のコンテナＢをパレットＣに積載し
たまま運搬車４の荷台５から荷受コンベア１１に対して
一括して供給するので、パレットＣに積載されたコンテ
ナＢ…を分離したり、運搬車４の荷台５又はパレットＣ
に積載されたコンテナＢを荷受コンベア１１に積替える
ような手間及び作業が省け、農作物Ａが収容されたコン
テナＢを供給するときに要する作業時間を短縮して、供
給作業の省力化及び能率アップを図ることができる。且
つ、複数のコンテナＢを所望する工程や場所に移動又は
供給する作業が簡単且つ容易に行えると共に、作業者に
与える負担を軽減して、作業環境及び作業条件の改善を
図ることができる。

【００３３】また、上述の輪体Ｃａの他の取付け方法と
して、例えば図７に示すように、輪体Ｃｄを、パレット
Ｃの下面側四隅部に形成した凹状収容部Ｃｅに対して出
入れ可能に取付け、パレットＣを走行移動するとき、輪
体Ｃｄを図中の実線で示す状態に引出して接地する。定
位置に載置又は安定した姿勢を維持するとき、輪体Ｃｄ
を図中の仮想線で示す状態に格納してもよい。

【００３４】図８は、走行機能（キャスター）が備えら
れていないパレットＣを搬送する搬送方法の他の例を示
し、複数のローラー１９（輪体）を、運搬車４の荷台５
上面と、昇降台７上面と、荷受コンベア１１上面とに夫
々配列し、そのローラー１９…を、送り方向（回収方
向）に自由回転したり、モータ（図示省略）で送り方向
に回転駆動する等して、パレットＣを荷受コンベア１１
に供給してもよく、上述の実施例と略同等の作用効果を
奏することができる。

【００３５】且つ、乗移り部分に隙間があると、パレッ
トＣの輪体Ｃａが通過するときに衝撃が付与されるが、
パレットＣを、荷台５と、昇降台７と、送りコンベア１
１とのローラー１９上に乗り移らせるので、乗移り時の
落差や段差がほとんど無く、農作物Ａが落下したり、コ
ンテナＢの向きや並びが変位するのを防止することがで
き、搬送作業がスムースに行える。輪体Ｃａを取付ける
必要が無いため、市販のパレットＣを運搬作業に用いる
ことができる。

【００３６】また、上述のローラー１９の代わりに、例
えばローラコンベアやチェーンコンベア、ベルトコンベ
ア等の搬送手段を荷台５及び昇降台７の上面に配設して
もよく、或いは、パレットＣ下面と、運搬車４の荷台５
上面と、昇降台７上面とに、例えばフッ素樹脂（商品名
＝テフロン）等の接触抵抗の小さい滑り部材を装着して
もよい。

【００３７】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の物品は、実施例の農作物Ａと、コ
ンテナＢとに対応し、以下同様に、前部供給手段は、運
搬車４に対応し、後部供給手段は、荷受コンベア１１に
対応し、積替え手段は、積替え装置６及び昇降台７に対
応し、昇降手段は、昇降シリンダ１５やネジ送り機構、
チェーン機構、カム機構等に対応し、高さ検知手段は、
高さ検知センサー１７に対応し、制御手段は、制御部１
８に対応し、輪体は、パレットＣの輪体Ｃａ，Ｃｄと、
ローラー１９とに対応するも、この発明は、上述の実施
例の構成のみに限定されるものではない。

【００３８】上述の物品供給装置３は、例えば農作物Ａ
及びコンテナＢが取り除かれた空のパレットＣを運搬車
４に積込むような回収作業、選別済みの農作物Ａが箱詰
めされたケース（箱体）又はそのケースが積載されたパ
レットＣを運搬車４に積込むような出荷作業にも用いる
ことができ、実施例の荷受作業のみに用途が限定される
ものではない。

【００３９】また、ボックス型やサイロ型、タンク型、
カゴ型を有するパレット、折畳式のパレット等を供給す
る作業にも用いることができ、上述の実施例のパレット
Ｃのみに用途が限定されるものではない。

【図面の簡単な説明】

【図１】 物品供給装置による供給動作を示す斜視図。

【図２】 パレットを運搬車から昇降台に移載する動作
を示す側面図。

【図３】 パレットを昇降台から荷受コンベアに移載す
る動作を示す側面図。

【図４】 パレットを昇降台に積載した状態を示す正面
図。

【図５】 物品供給装置を備えた選別施設の荷受部を示
す平面図。

【図６】 昇降台の乗移り部分を示す拡大側面図。

【図７】 輪体の他の取付け状態を示す拡大断面図。

【図８】 パレットの他の搬送方法を示す側面図。

【符号の説明】

Ａ…農作物 Ｂ…コンテナ Ｃ…パレット Ｃａ，Ｃｄ…輪体 ３…物品供給装置 ４…運搬車 ５…荷台 ６…積替え装置 ７…昇降台 ８…情報処理装置 ９…装置本体 １０…入力装置 １１…荷受コンベア １５…昇降シリンダ １７…高さ検知センサー １８…制御部 １９…ローラー

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】物品を供給する前部供給手段と後部供給手
   段との間に、該各供給手段の間で物品を積替えする積替
   え手段を設けると共に、上記積替え手段を、上記供給手
   段に対して略水平となる高さに上下動する昇降手段を設
   けた物品供給装置。
2. 【請求項２】物品が積載されたパレットを供給する前部
   供給手段と後部供給手段との間に、該各供給手段の間で
   パレットを積替えする積替え手段を設けると共に、上記
   積替え手段を、上記供給手段に対して略水平となる高さ
   に上下動する昇降手段を設けた物品供給装置。
3. 【請求項３】上記積替え手段に、上記供給手段の高さを
   検知する高さ検知手段と、上記高さ検知手段による検知
   に基づいて、上記昇降手段の駆動及び停止を制御する制
   御手段とを設けた請求項１又は２記載の物品供給装置。
4. 【請求項４】上記パレットと供給手段との対向面に、該
   パレットを積替え方向に移送する輪体を配列した請求項
   ２記載の物品供給装置。