JP2002192562A - 射出成形品及び射出成形用金型 - Google Patents

射出成形品及び射出成形用金型

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JP2002192562A
JP2002192562A JP2000393178A JP2000393178A JP2002192562A JP 2002192562 A JP2002192562 A JP 2002192562A JP 2000393178 A JP2000393178 A JP 2000393178A JP 2000393178 A JP2000393178 A JP 2000393178A JP 2002192562 A JP2002192562 A JP 2002192562A
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injection
weld line
molded product
weld
injection molding
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JP2000393178A
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Etsuaki Sasaya
悦明 笹谷
Hirotaka Yamamoto
浩貴 山本
Kenji Higashiyama
健児 東山
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ウェルド部以外の部位に影響を及ぼすことなく
安定したウェルド強度向上を容易かつ安価に提供する。 【解決手段】 射出成形に使用される樹脂材料よりも機
械的剛性が大なる内挿部材を内挿する射出成形品におい
て、内挿部材を取り囲む部分1のウェルドライン発生箇
所3に局部的な厚肉部4を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形品に金属
やセラミック等の機械的強度や剛性等が、樹脂材料より
も大きな部材をインサート成形あるいは、後圧入する樹
脂製品において、射出成形品に発生するウェルドライン
を補強し、別部材を射出成形品に挿入してもウェルド割
れを起こさないようにした、射出成形品及び射出成形用
金型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図29に示すような、円筒部分と直方体
からなる射出成形品に別部材を内挿する樹脂製品におい
て、別部材であるインサート金具81をあらかじめ金型
内に挿入し、射出成形品の一端に設けられたゲート80
から溶融樹脂を射出するインサート成形が、一般的に行
われている。
【0003】このような成形品においては、ゲート80
から金型内に溶融樹脂を射出成形する際に、溶融樹脂の
流動方向にインサート金具81等の障害物があると溶融
樹脂は、図29の矢印で示すようにその障害物で一端左
右に分流された後、障害物後方で再び合流し、ウェルド
ライン82を生じる。
【0004】ウェルドライン82は、溶融樹脂が分流さ
れた際に各々のメルトフロント(樹脂の流道先端)にス
キン層が形成されることと、ウェルドライン82部に金
型内の空気や溶融樹脂から発生するガスが集中するた
め、再び合流し見かけ上は一体化されていても、機械的
な強度は他の部位に比べて40%〜50%程度低下する
ことが多い。特に繊維強化された樹脂材料の場合、成形
品中の繊維の分散が、ウェルド部で寸断され、ウェルド
部の強度が著しく損なわれることが一般的に知られてい
る。このようなウェルドラインを有する成形品に例えば
金属等の部材を圧入し、外力を作用させると、強度的に
脆弱なウェルドライン部で割れが発生することがある。
【0005】また、インサート成形においては、成形後
に樹脂の部分には後収縮が発生するが、収縮方向である
内径側に機械的剛性等が樹脂よりも大なるインサート金
具81が存在するために、樹脂の収縮を阻害し、ウェル
ドライン82に引張り応力が作用する。この時、ウェル
ドライン82の強度が引張り応力に対して弱ければ、ウ
ェルド割れを生じる。
【0006】ウェルド強度を向上させる方法として、一
般的には、射出圧力、保持圧力、樹脂温度、金型温度等
の成形条件を変量したり、金型内のガス(エアー)ベン
トを設置したりするなどの方法によって、ウェルドライ
ン部の溶着強度を向上させることが行われている。
【0007】また、電磁誘導加熱等の特殊な装置を用い
て、局部的に金型温度を上昇させて、ウェルドライン部
の溶着を促進させる方法や、2つの射出シリンダーを備
えた特殊な成形機を用いて、ウェルドライン形成後に2
つの射出シリンダーから交互に樹脂に加圧、減圧を繰り
返すことによって、ウェルドラインを撹乱し、溶着強度
を向上させる方法などがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来例
の成形条件によるウェルド強度向上策は、成形機の性能
や樹脂の溶融粘度特性等、外乱の影響を受けやすく不安
定である。また、ウェルド強度を基準に成形条件等を決
定するとヒケやソリなど、他の部位の精度を低下させる
可能性がある。
【0009】一方、電磁誘導加熱等の周辺設備や特殊な
成形機を使用する方法は、新たな設備を要するだけでな
く、成形品形状や金型構造の制約を受けるため実用が困
難な場合もある。
【0010】これらの問題点を踏まえ、本発明の目的
は、ウェルド部以外の部位に影響を及ぼすことなく安定
したウェルド強度向上を容易かつ安価に提供することで
ある。
【0011】本発明の第1の目的は、樹脂の流れを撹乱
し、繊維配向や分子配向を乱すことによって、ウェルド
部における樹脂の結合を強化することにある。
【0012】本発明の第2の目的は、金型のコアピン等
によって分流された溶融樹脂が合流しウェルドラインを
形成した後に、再度流動させることによって、ウェルド
ラインを消失することにある。
【0013】本発明の第3の目的は、樹脂の流れを撹乱
し、繊維の配向や分子の配向を乱すことによって、ウェ
ルド部における樹脂の結合を強化すると共に、なおも残
存するウェルドラインを再度流動させることによって、
ウェルドラインを消失することにある。
【0014】本発明の第4の目的は、ウェルドラインに
作用する引張り応力を分散し、ウェルドラインを補強す
ることによってウェルドラインで発生する割れを防止す
ることにある。
【0015】本発明の第5の目的は、ウェルドラインを
補強することによってウェルドラインに作用する引張り
応力を分散、低減しつつ、樹脂の流れを撹乱し、繊維の
配向や分子の配向を乱すことによって、ウェルド部にお
ける樹脂の結合を強化することにある。
【0016】本発明の第6の目的は、ウェルドラインを
補強することによってウェルドラインに作用する引張り
応力を分散、低減しつつ、金型のコアピン等によって分
流された溶融樹脂が再び合流しウェルドラインを形成し
た後に、再度流動させることによって、ウェルドライン
を消失することにある。
【0017】本発明の第7の目的は、ウェルドラインを
補強することによってウェルドラインに作用する引張り
応力を分散、低減しつつ、樹脂の流れを撹乱し、繊維の
配向や分子の配向を乱すことによって、ウェルド部にお
ける樹脂の結合を強化すると共に、なおも残存するウェ
ルドラインを再度流動させることによって、ウェルドラ
インを消失することにある。
【0018】本発明の第8の目的は、ウェルドラインに
作用する引張り応力に対して、ウェルドラインを構造的
に結合、補強し、ウェルドラインに作用する引張り応力
を低減することにより、ウェルドラインで発生する割れ
を防止することにある。
【0019】本発明の第9の目的は、ウェルド割れが、
ウェルド部の端部を起点として発生、進行し易いため、
ウェルドラインの両端部を補強し、ウェルド割れの発
生、進行を防止することにある。
【0020】本発明の第10の目的は、ウェルドライン
に作用する引張り応力を分散し、ウェルド割れの発生、
進行を防止しつつ、ウェルドを吸収、消失することにあ
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、本発明に係わる射出成形品は、
射出成形に使用される樹脂材料よりも機械的剛性が大な
る内挿部材を内挿する射出成形品において、前記内挿部
材を取り囲む部分のウェルドライン発生箇所に局部的な
厚肉部を設けたことを特徴としている。
【0022】また、本発明に係わる射出成形用金型は、
射出成形に使用される樹脂材料よりも機械的剛性が大な
る内挿部材を内挿する射出成形品を成形するための射出
成形用金型において、前記内挿部材を取り囲む前記射出
成形品の部分のウェルドライン発生箇所に厚肉部を成形
するための形状を有することを特徴としている。
【0023】また、本発明に係わる射出成形品は、射出
成形に使用される樹脂材料よりも機械的剛性が大なる内
挿部材を内挿する射出成形品において、前記内挿部材を
取り囲む部分のウェルドラインに沿ってリブを設けたこ
とを特徴としている。
【0024】また、本発明に係わる射出成形用金型は、
射出成形に使用される樹脂材料よりも機械的剛性が大な
る内挿部材を内挿する射出成形品を成形するための射出
成形用金型において、前記内挿部材を取り囲む前記射出
成形品の部分のウェルドラインに沿ってリブを成形する
ための形状を有することを特徴としている。
【0025】また、本発明に係わる射出成形品は、射出
成形に使用される樹脂材料よりも機械的剛性が大なる内
挿部材を内挿する射出成形品において、前記内挿部材を
取り囲む部分のウェルドライン発生箇所に局部的な厚肉
部を設け、さらに前記厚肉部上の前記ウェルドラインに
沿ってリブを設けたことを特徴としている。
【0026】また、本発明に係わる射出成形用金型は、
射出成形に使用される樹脂材料よりも機械的剛性が大な
る内挿部材を内挿する射出成形品を成形するための射出
成形用金型において、前記内挿部材を取り囲む前記射出
成形品の部分のウェルドライン発生箇所に、局部的な厚
肉部を成形するとともに、前記厚肉部上の前記ウェルド
ラインに沿ってリブを成形するための形状を有すること
を特徴としている。
【0027】また、本発明に係わる射出成形品は、射出
成形に使用される樹脂材料よりも機械的剛性が大なる内
挿部材を内挿する射出成形品において、前記内挿部材を
取り囲む部分のウェルドライン発生箇所近傍に、該ウェ
ルドラインを挟むように複数のリブを設けたことを特徴
としている。
【0028】また、本発明に係わる射出成形用金型は、
射出成形に使用される樹脂材料よりも機械的剛性が大な
る内挿部材を内挿する射出成形品を成形するための射出
成形用金型において、前記内挿部材を取り囲む前記射出
成形品の部分のウェルドライン発生箇所近傍に、該ウェ
ルドラインを挟むように複数のリブを成形するための形
状を有することを特徴としている。
【0029】また、本発明に係わる射出成形品は、射出
成形に使用される樹脂材料よりも機械的剛性が大なる内
挿部材を内挿する射出成形品において、前記内挿部材を
取り囲む部分のウェルドライン発生箇所近傍に、該ウェ
ルドラインを挟むように複数のリブを設け、前記ウェル
ドライン発生箇所には局部的な厚肉部を設けたことを特
徴としている。
【0030】また、本発明に係わる射出成形用金型は、
射出成形に使用される樹脂材料よりも機械的剛性が大な
る内挿部材を内挿する射出成形品を成形するための射出
成形用金型において、前記内挿部材を取り囲む前記射出
成形品の部分のウェルドライン発生箇所近傍に、該ウェ
ルドラインを挟むように複数のリブを成形するととも
に、前記ウェルドライン発生箇所には局部的な厚肉部を
成形するための形状を有することを特徴としている。
【0031】また、本発明に係わる射出成形品は、射出
成形に使用される樹脂材料よりも機械的剛性が大なる内
挿部材を内挿する射出成形品において、前記内挿部材を
取り囲む部分のウェルドライン発生箇所近傍に、該ウェ
ルドラインを挟むように複数のリブを設けるとともに、
前記ウェルドライン発生箇所に沿ってリブを設けたこと
を特徴としている。
【0032】また、本発明に係わる射出成形用金型は、
射出成形に使用される樹脂材料よりも機械的剛性が大な
る内挿部材を内挿する射出成形品を成形するための射出
成形用金型において、前記内挿部材を取り囲む前記射出
成形品の部分のウェルドライン発生箇所近傍に、該ウェ
ルドラインを挟むように複数のリブを成形するととも
に、前記ウェルドライン発生箇所に沿ってリブを成形す
るための形状を有することを特徴としている。
【0033】また、本発明に係わる射出成形品は、射出
成形に使用される樹脂材料よりも機械的剛性が大なる内
挿部材を内挿する射出成形品において、前記内挿部材を
取り囲む部分のウェルドライン発生箇所近傍に、該ウェ
ルドラインを挟むように複数のリブを設けるとともに、
前記ウェルドライン発生箇所には局部的な厚肉部と、さ
らに該厚肉部上の前記ウェルドラインに沿ってリブを設
けたことを特徴としている。
【0034】また、本発明に係わる射出成形用金型は、
射出成形に使用される樹脂材料よりも機械的剛性が大な
る内挿部材を内挿する射出成形品を成形するための射出
成形用金型において、前記内挿部材を取り囲む前記射出
成形品の部分のウェルドライン発生箇所近傍に、該ウェ
ルドラインを挟むように複数のリブを成形するととも
に、前記ウェルドライン発生箇所には局部的な厚肉部
と、さらに該厚肉部上の前記ウェルドラインに沿ってリ
ブを成形するための形状を有することを特徴としてい
る。
【0035】また、本発明に係わる射出成形品は、射出
成形に使用される樹脂材料よりも機械的剛性が大なる内
挿部材を内挿する射出成形品において、前記内挿部材を
取り囲む部分に、ウェルドラインに交差するリブを設け
たことを特徴としている。
【0036】また、本発明に係わる射出成形用金型は、
射出成形に使用される樹脂材料よりも機械的剛性が大な
る内挿部材を内挿する射出成形品を成形するための射出
成形用金型において、前記内挿部材を取り囲む前記射出
成形品の部分に、ウェルドラインに交差するリブを成形
するための形状を有することを特徴としている。
【0037】また、本発明に係わる射出成形品は、射出
成形に使用される樹脂材料よりも機械的剛性が大なる内
挿部材を内挿する射出成形品において、前記内挿部材を
取り囲む部分のウェルドラインの両端に、壁が残るよう
に肉抜きを設けたことを特徴としている。
【0038】また、本発明に係わる射出成形用金型は、
射出成形に使用される樹脂材料よりも機械的剛性が大な
る内挿部材を内挿する射出成形品を成形するための射出
成形用金型において、前記内挿部材を取り囲む前記射出
成形品の部分のウェルドライン両端に、壁が残るように
肉抜き部を成形する形状を有することを特徴としてい
る。
【0039】また、本発明に係わる射出成形品は、射出
成形に使用される樹脂材料よりも機械的剛性が大なる内
挿部材を内挿する射出成形品において、前記内挿部材を
取り囲む部分に、ウェルドラインに沿ったリブとウェル
ドラインに交差するリブを設け、さらに前記ウェルドラ
インの少なくとも一端に壁が残るような肉抜きを設けた
ことを特徴としている。
【0040】また、本発明に係わる射出成形用金型は、
射出成形に使用される樹脂材料よりも機械的剛性が大な
る内挿部材を内挿する射出成形品を成形するための射出
成形用金型において、前記内挿部材を取り囲む前記射出
成形品の部分に、ウェルドラインに沿ったリブとウェル
ドラインに交差するリブを成形するとともに、前記ウェ
ルドラインの少なくとも一端に壁が残るような肉抜きを
成形するための形状を有することを特徴としている。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0042】(第1の実施形態)図1は、本発明の第1
の実施形態に係わる射出成形品を示す図であり、図2
は、図1に示す射出成形品を成形するための金型を示す
図である。
【0043】図1において、射出成形品は、円筒部分1
と直方体部分2から構成され、円筒部分1には、別部材
挿入用の穴5が貫通して形成されている。円筒部分1と
直方体部分2の間は、円筒部分の外周と直方体部分の内
周に沿って肉抜きがなされている。
【0044】一方、図2において、射出成形用金型は、
ランナー6、ゲート7、キャビティ8、コアピン9、肉
抜き部10で構成されている。射出成形機より射出され
た溶融樹脂は、ランナー6からゲート7を経て、キャビ
ティ8に注入される。ゲート7が、円筒部分1の端面に
設けられている場合、ゲート7から注入された溶融樹脂
は、コアピン9で2方向に分流される。さらに溶融樹脂
は、コアピン9の外周を回り込むように流動し、ゲート
7の反対側で合流し、ウェルドライン3を形成する。
【0045】図1に示す成形品においては、例えば円筒
部分1と直方体部分2の基本肉厚が、t=2.0mmに
設定されている場合、ウェルドライン3の発生箇所を含
む幅数mmに渡って肉厚t=4.0mm程度の局部的な
厚肉部4が設けられている。ゲート7からキャビティ8
に注入された溶融樹脂は、基本肉厚t=2.0mmの円
筒部分1を層流状態で流動し、局部的な厚肉部4に達す
ると、樹脂流路の断面積が変化するため、樹脂の流動挙
動が乱れる。この結果、樹脂と樹脂が合流し、ウェルド
ライン3が形成される過程において各部分の溶着部が、
幾何学的に乱れる上、ウェルドライン3の形成後も厚肉
部4を充填するために流動するため、ウェルドライン3
は撹乱され、ウェルド強度が向上する。また厚肉化によ
って、機械的な剛性も相対的に向上するため、ウェルド
強度向上を図ることができる。
【0046】(第2の実施形態)図3は、本発明の第2
の実施形態に係わる射出成形品の形状を示す図であり、
図4は、図3に示す射出成形品を成形するための射出成
形用金型を示す図である。
【0047】先に説明した第1の実施形態と同様に、ラ
ンナー14からゲート15を経て射出された溶融樹脂
は、コアピン16で分流されゲート15の反対側にウェ
ルドライン12を発生する。本実施形態では、例えば基
本肉厚t=2.0mmに設定された成形品において、ウ
ェルドライン12の発生箇所に肉厚t=0.8mm〜
1.4mm程度のリブ13がウェルドライン12に沿っ
て設けられている。基本肉厚に対してリブの厚みが十分
に薄ければ、溶融樹脂は、基本肉厚の部位を先に充填し
た後、リブ13を充填する。ウェルドライン12の直上
にリブ13を設けることによって、ウェルドライン12
形成後に更に樹脂が流動するため。ウェルドライン12
は、撹乱されながらリブ13の中に吸収され、ウェルド
強度が向上する。またリブの補強効果によって、機械的
な剛性も相対的に向上するため、ウェルド強度向上を図
ることができる。
【0048】また、同様に図5に別の射出成形品17の
例を、図6に別の射出成形用金型20の例を示す。ウェ
ルドライン18上に設けるリブ19は、反対側の壁に接
続しても同様な結果を得られる他、リブが、壁に接続さ
れることにより、より機械的強度の向上を図ることがで
きる。
【0049】(第3の実施形態)図7は、本発明の第3
の実施形態に係わる射出成形品21の形状を示す図であ
り、図8は、図7に示す射出成形品を成形するための射
出成形用金型25を示す図である。
【0050】これまでの実施形態と同様に、射出成形用
金型25は、ランナー、ゲート、キャビティ等で構成さ
れ、射出成形品21には、ウェルドライン22が発生す
る。本実施形態では、図7に示すように例えば基本肉厚
t=2.0mmに設定された成形品において、ウェルド
ライン22の発生箇所を含む幅数mmに渡って肉厚t=
4.0mm程度の局部的な厚肉部23を設け、さらに厚
肉部23に残るウェルドライン上に厚肉t=0.8mm
〜1.4mm程度のリブ24が追加されている。局部的
に厚肉とすることによって、樹脂流路の断面積が変化
し、樹脂流動挙動が乱れるためウェルドラインも撹乱さ
れウェルド強度が向上する。それでも残存するウェルド
ライン上にリブ24を設けることによって、ウェルドラ
イン22の形成後に更に樹脂がリブ方向に流動するた
め、リブ24内にウェルドラインが吸収され、ウェルド
強度がさらに向上する。また厚肉化とリブの補強効果に
よって、機械的な剛性も相対的に向上するため、いっそ
うウェルド強度向上が図られる。
【0051】また、類似の実施形態として、図9に射出
成形品26を、図10に射出成形用金型30を示す。こ
の例では、ウェルドライン27の発生箇所に厚肉部28
とリブ29が設けられている。この例のリブ29は、局
部的な厚肉部28から反対側の壁に接続されており、先
の第2の実施形態と同様、機械的剛性の向上を図ること
ができる。
【0052】(第4の実施形態)図11は、本発明の第
4の実施形態に係わる射出成形品31の形状を示す図で
あり、図12は、図11に示す射出成形品を成形するた
めの射出成形用金型34を示す図である。
【0053】本実施形態では、例えば基本肉厚t=2.
0mmに設定された成形品において、ウェルドライン3
2の発生箇所を挟んで、肉厚t=0.8mm〜1.4m
m程度の複数のリブ33が、ウェルドラインに略平行に
設けられている。ウェルド部には通常、冷却固化した後
の樹脂の収縮によって、引張り応力が作用し、この引張
り応力に対してウェルド強度が不足している場合、ウェ
ルド部にクラックが発生する。ウェルドライン32の発
生箇所を挟んで、複数のリブ33をウェルドライン32
に略平行に設けることによって、機械的な剛性が向上す
るため、ウェルド部に作用する引張り応力を分散するこ
とができ、ウェルド割れ発生を抑制することができる。
【0054】(第5の実施形態)図13は、本発明の第
5の実施形態に係わる射出成形品35の形状を示す図で
あり、図14は、図13に示す射出成形品を成形するた
めの射出成形用金型39を示す図である。
【0055】図13に示すように、例えば基本肉厚t=
2.0mmに設定された成形品において、ウェルドライ
ン36の発生箇所を挟んで、肉厚t=0.8mm〜1.
4mm程度の複数のリブ38をウェルドライン36に略
平行に設ける。ウェルド部には通常、冷却固化した後の
樹脂の収縮によって、引張り応力が作用し、この引張り
応力に対してウェルド強度が不足している場合、ウェル
ド部にクラックが発生する。ウェルドライン36の発生
箇所を挟んで、複数のリブ38をウェルドライン36に
略平行に設けることによって、機械的な剛性が向上する
ため、ウェルド部に作用する引張り応力を分散すること
ができ、結果的にウェルド強度向上を図ることができ
る。さらに、ウェルドライン36の発生箇所を含む幅数
mmに渡って肉厚t=4.0mm程度の局部的な厚肉部
37を設ける。局部的に厚肉とすることによって、樹脂
流路の断面積が変化し、樹脂流動挙動が乱れるためウェ
ルドラインも撹乱され、ウェルド強度がさらに向上す
る。また厚肉化によって、機械的な剛性も相対的に向上
するため、いっそうのウェルド強度向上を図ることがで
きる。
【0056】(第6の実施形態)図15は、本発明の第
6の実施形態に係わる射出成形品40の形状を示す図で
あり、図16は、図15に示す射出成形品を成形するた
めの射出成形用金型44を示す図である。
【0057】例えば基本肉厚t=2.0mmに設定され
た成形品において、ウェルドライン41の発生箇所を挟
んで、肉厚t=0.8mm〜1.4mm程度の複数のリ
ブ43をウェルドライン41に略平行に設ける。ウェル
ド部には通常、冷却固化した後の樹脂の収縮によって、
引張り応力が作用し、この引張り応力に対してウェルド
強度が不足している場合、ウェルド部にクラックが発生
する。ウェルドライン41の発生箇所を挟んで、複数の
リブ43をウェルドライン41に略平行に設けることに
よって、機械的な剛性が向上するため、ウェルド部に作
用する引張り応力を分散することができ、結果的にウェ
ルド強度向上を図ることができる。
【0058】さらにウェルドライン41の発生箇所に肉
厚t=0.8mm〜1.4mm程度のリブ42をウェル
ドライン41に沿って設ける。ウェルドライン41直上
にリブ42を設けることによって、ウェルドライン41
形成後に更に樹脂がリブ42方向に流動するため、ウェ
ルドライン41が撹乱され、ウェルド強度が向上する。
またリブの補強効果によって、機械的な剛性も相対的に
向上するため、いっそうのウェルド強度向上を図ること
ができる。
【0059】また、類似の実施形態として、図17に射
出成形品45を、図18に射出成形用金型49を示す。
この例では、ウェルドライン46の発生箇所を挟んで複
数のリブ48とウェルドライン46に沿ってリブ47
が、設けられている。この例のリブ47は、ウェルドラ
イン46の発生箇所から反対側の壁に接続されており、
より機械的剛性の向上が、図られている。
【0060】(第7の実施形態)図19は、本発明の第
7の実施形態に係わる射出成形品50の形状を示す図で
あり、図20は、図19に示す射出成形品を成形するた
めの射出成形用金型55を示す図である。
【0061】例えば基本肉厚t=2.0mmに設定され
た成形品において、ウェルドライン51の発生箇所を挟
んで、肉厚t=0.8mm〜1.4mm程度の複数のリ
ブ54をウェルドライン51に略平行に設ける。ウェル
ド部には通常、冷却固化した後の樹脂の収縮によって、
引張り応力が作用し、この引張り応力に対してウェルド
強度が不足している場合、ウェルド部にクラックが発生
する。ウェルドライン51の発生箇所を挟んで、複数の
リブ54をウェルドラインに略平行に設けることによっ
て、機械的な剛性が向上するため、ウェルド部に作用す
る引張り応力を分散することができ、結果的にウェルド
強度向上を図ることができる。
【0062】さらに、ウェルドライン発生箇所の幅数m
mに渡って肉厚t=4.0mm程度の局部的な厚肉部5
2を設けるとともに厚肉部に残るウェルドライン51に
沿って肉厚t=0.8mm〜1.4mm程度のリブ53
を追加する。局部的に厚肉とすることによって、樹脂流
路の断面積が変化し、樹脂流動挙動が乱れるためウェル
ドライン51も撹乱されウェルド強度が向上する。それ
でも残存するウェルドライン51に沿ってリブ53を設
けることによって、ウェルドライン51形成後に更に樹
脂が流動するため、ウェルドライン51が吸収され、ウ
ェルド強度がさらに向上する。また厚肉化とリブの補強
効果によって、機械的な剛性も相対的に向上するため、
いっそうのウェルド強度向上を図ることができる。
【0063】また、類似の実施形態として、図21に射
出成形品56を、図22に射出成形用金型61を示す。
この例では、ウェルドライン57の発生箇所を挟んで複
数のリブ60とウェルドライン57の発生箇所に厚肉部
58およびウェルドライン57に沿ってリブ59が、設
けられている。この例のリブ59は、厚肉部58から反
対側の壁に接続されており、より機械的剛性の向上を図
ることができる。
【0064】(第8の実施形態)図23は、本発明の第
8の実施形態に係わる射出成形品62の形状を示す図で
あり、図24は、図23に示す射出成形品を成形するた
めの射出成形用金型65を示す図である。
【0065】図23に示すように例えば基本肉厚t=
2.0mmに設定された成形品において、ウェルドライ
ン63に交差する、肉厚t=0.8mm〜1.4mm程
度の単一あるいは複数のリブ64を設ける。ウェルド部
には通常、冷却固化した後の樹脂の収縮によって、引張
り応力が作用し、この引張り応力に対してウェルド強度
が不足している場合、ウェルド部にクラックが発生す
る。ウェルドライン63の発生箇所に、単一あるいは複
数のリブ64をウェルドライン62に交差するように設
けることによって、ウェルドラインを構造的に結合、補
強し、ウェルドラインに作用する引張り応力を低減する
ことにより、ウェルド強度向上を図ることができる。
【0066】図24の射出成形用金型65は、ランナ
ー、ゲート、コアピン等の構成は、これまでの実施形態
と同様であるが、ウェルド部を補強するために設けた複
数のリブ64が、離型方向に対してアンダーカットとな
るため、スライド66を用いてアンダーカットを処理し
ている。
【0067】(第9の実施形態)図25は、本発明の第
9の実施形態に係わる射出成形品67の形状を示す図で
あり、図26は、図25に示す射出成形品を成形するた
めの射出成形用金型71を示す図である。
【0068】図25に示すように、例えば基本肉厚t=
2.0mmに設定された成形品において、ウェルドライ
ン68の両端に肉厚t=2.0mm程度の壁69と複数
の壁69同士を結合するリブ70が残るような肉抜きを
設ける。ウェルド部には通常、冷却固化した後の樹脂の
収縮によって、引張り応力が作用し、この引張り応力に
対してウェルド強度が不足している場合、ウェルドライ
ン68の端部を起点にクラックが発生、進行する。ウェ
ルドライン発生箇所の肉抜き形状が貫通している場合
は、ウェルドライン68の端部の機械的強度が、不足す
ることが多い。ウェルドライン68の両端に壁69と複
数の壁69同士を結合するリブ70が残るような肉抜き
を設けることによって、ウェルドライン68の両端部の
機械的強度が補強されるため、ウェルド部に作用する引
張り応力に耐えうることができ、結果的にウェルド強度
向上を図ることができる。
【0069】図26の射出成形用金型71は、ランナ
ー、ゲート、コアピン等の構成は、これまでの実施形態
と同様であるが、ウェルド部を補強するために設けた壁
69、複数の壁69同士を結合するリブ70で囲まれた
空間が、離型方向に対してアンダーカットとなるため、
スライド72を用いてアンダーカットを処理している。
【0070】(第10の実施形態)図27は、本発明の
第10の実施形態に係わる射出成形品73の形状を示す
図であり、図28は、図27に示す射出成形品を成形す
るための射出成形用金型78を示す図である。
【0071】図27に示すように、例えば基本肉厚t=
2.0mmに設定された成形品において、ウェルドライ
ン74に沿うように、肉厚t=0.8mm〜1.4mm
程度のリブ76を設け、ウェルドライン74に交差する
ように、肉厚t=0.8mm〜1.4mm程度の複数の
リブ75を設け、肉抜き部の一方の端面に肉厚t=2.
0mm程度の壁77を設ける。ウェルド部には通常、冷
却固化した後、樹脂の収縮によって、引張り応力が作用
し、この引張り応力に対してウェルド強度が不足してい
る場合、ウェルドライン74の両端を起点にクラックが
発生、進行する。ウェルドライン74の発生箇所にウェ
ルドライン74に沿うように、肉厚t=0.8mm〜
1.4mm程度のリブ76を設けることによって、ウェ
ルドライン74をリブ76に吸収、消失させ、ウェルド
ライン74に交差するように、肉厚t=0.8mm〜
1.4mm程度の複数のリブ75を設けることによっ
て、ウェルドライン74を構造的に補強し、肉抜き部端
面に肉厚t=2.0mm程度の壁77を設けることによ
って、ウェルドライン74の端部から発生するクラック
を防止する。このように構造体を組み合わせることによ
り、総合的な機械的強度が向上するため、結果的にウェ
ルド強度向上を図ることができる。
【0072】図28の射出成形用金型78は、ランナ
ー、ゲート、コアピン等の構成は、これまでの実施形態
と同様であるが、ウェルド部を補強するために設けた複
数の壁75で挟まれた空間が、離型方向に対してアンダ
ーカットとなるため、スライド79を用いてアンダーカ
ットを処理している。
【0073】成形条件によるウェルド強度向上策は、成
形機の性能や樹脂の溶融粘度特性等、外乱の影響を受け
やすく不安定である。また、ウェルド強度を基準に成形
条件等を決定するとヒケやソリなど、他の部位の精度を
低下させる可能性がある。これに対して、上記の第1乃
至第10の実施形態の方法によると他の部位に影響を及
ぼすことなく安定した効果が得られる。
【0074】また、特殊な装置や特殊な成形機を用いる
方法に比べ、安価にかつ簡便に同等以上の効果が得られ
る。
【0075】以上説明したように上記の実施形態によれ
ば、ウェルドライン発生箇所に局部的な厚肉部を設けた
ことにより、樹脂の流れを撹乱し、繊維の配向や分子の
配向を乱すことによって、ウェルド部における樹脂の結
合を強化することが可能である。
【0076】また、ウェルドラインに沿ってリブを設け
たことにより、金型のコアピン等によって分流された溶
融樹脂が再び合流しウェルドラインを形成した後に、リ
ブ側にさらに樹脂が流動することによって、ウェルドラ
インをリブに吸収、消失させることが可能である。
【0077】また、ウェルドライン発生箇所に局部的な
厚肉部を設け、さらに厚肉部上のウェルドラインに沿っ
たリブを設けたことにより、樹脂の流れを撹乱し、繊維
の配向や分子の配向を乱すことによって、ウェルド部に
おける樹脂の結合を強化すると共に、なおも残存するウ
ェルドラインをリブ側に再度流動させることによって、
厚肉部上に設けたリブ内にウェルドラインを吸収、消失
させることが可能である。
【0078】また、ウェルドラインを挟んで複数のリブ
を配置したことにより、ウェルドラインを補強すること
によって、ウェルドラインに作用する引張り応力を分
散、低減し、ウェルドラインで発生する割れを防止する
ことが可能である。
【0079】また、ウェルド部を挟んで複数のリブを配
置し、ウェルドライン発生箇所に局部的な厚肉部を設け
たことにより、ウェルドラインに作用する引張り応力を
分散、低減しつつ、ウェルドライン発生箇所に局部的厚
肉部を設けることによって、樹脂の流れを撹乱し、繊維
の配向や分子の配向を乱すことによって、ウェルド部に
おける樹脂の結合を強化することが可能である。
【0080】また、ウェルド部を挟んで複数のリブを配
置し、ウェルドライン発生箇所に局部的な厚肉部を設
け、さらに厚肉部上のウェルドラインに沿ってリブを設
けたことにより、ウェルドラインに作用する引張り応力
を分散、低減しつつ、ウェルドライン発生箇所に局部的
な厚肉部を設けることによって、樹脂の流れを撹乱し、
繊維の配向や分子の配向を乱すことによって、ウェルド
部における樹脂の結合を強化すると共に、厚肉部になお
も残存するウェルドラインをリブ側に再度流動させて、
厚肉部上に設けたリブ内にウェルドラインを吸収、消失
させることが可能である。
【0081】また、ウェルドラインと交差する単一ある
いは、複数のリブを設けたことにより、ウェルドライン
発生箇所を局部的な構造的により結合、補強し、ウェル
ドラインに作用する引張り応力を低減することより、ウ
ェルドラインで発生する割れを防止することが可能であ
る。
【0082】また、ウェルド割れが、ウェルド部の端部
を起点として発生し易いため、ウェルドラインの両端に
壁が残るように肉抜きを設けたことにより、ウェルド部
に作用する引張り応力に対して、ウェルドラインを補強
し、ウェルド割れの発生、進行を防止することが可能で
ある。
【0083】また、ウェルドラインに沿ったリブとウェ
ルドラインに交差するリブを設け、さらにウェルドライ
ンの少なくとも一端に壁が残るような肉抜きを設けたこ
とより、ウェルドラインに作用する引張り応力を分散、
低減し、ウェルド割れの発生、進行を防止しつつ、ウェ
ルドラインに沿ったリブによって、ウェルドを吸収、消
失することが可能である。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
他の部位に影響を及ぼすことなく安定したウェルド部の
強度向上効果が得られる。
【0085】また、特殊な装置や特殊な成形機を用いる
方法に比べ、安価にかつ簡便に同等以上の効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る局部的な厚肉部
を持つ射出成形品を説明する図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る局部的な厚肉部
を持つ射出成形品を成形するための射出成形用金型を説
明する図である。
【図3】本発明の第2の実施形態に係るウェルドライン
に沿ったリブを持つ射出成形品を説明する図である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係るウェルドライン
に沿ったリブを持つ射出成形品を成形するための射出成
形用金型を説明する図である。
【図5】本発明の第2の実施形態に係るウェルドライン
に沿ったリブを持つ別の射出成形品を説明する図であ
る。
【図6】本発明の第2の実施形態に係るウェルドライン
に沿ったリブを持つ別の射出成形品を成形するための別
の射出成形用金型を説明する図である。
【図7】本発明の第3の実施形態に係る局部的な厚肉部
とウェルドラインに沿ったリブを持つ射出成形品を説明
する図である。
【図8】本発明の第3の実施形態に係る局部的な厚肉部
とウェルドラインに沿ったリブを持つ射出成形品を成形
するための射出成形用金型を説明する図である。
【図9】本発明の第3の実施形態に係る局部的な厚肉部
とウェルドラインに沿ったリブを持つ別の射出成形品を
説明する図である。
【図10】本発明の第3の実施形態に係る局部的な厚肉
部とウェルドラインに沿ったリブを持つ別の射出成形品
を成形するための射出成形用金型を説明する図である。
【図11】本発明の第4の実施形態に係るウェルドライ
ンを挟んで複数のリブを持つ射出成形品を説明する図で
ある。
【図12】本発明の第4の実施形態に係るウェルドライ
ンを挟んで複数のリブを持つ射出成形品を成形するため
の射出成形用金型を説明する図である。
【図13】本発明の第5の実施形態に係るウェルドライ
ンを挟んで複数のリブとウェルドライン発生箇所に局部
的な厚肉部を持つ射出成形品を説明する図である。
【図14】本発明の第5の実施形態に係るウェルドライ
ンを挟んで複数のリブとウェルドライン発生箇所に局部
的な厚肉部を持つ射出成形品を成形するための射出成形
用金型を説明する図である。
【図15】本発明の第6の実施形態に係るウェルドライ
ンを挟んで複数のリブとウェルドラインに沿うリブを持
つ射出成形品を説明する図である。
【図16】本発明の第6の実施形態に係るウェルドライ
ンを挟んで複数のリブとウェルドラインに沿うリブを持
つ射出成形品を成形するための射出成形用金型を説明す
る図である。
【図17】本発明の第6の実施形態に係るウェルドライ
ンを挟んで複数のリブとウェルドラインに沿うリブを持
つ別の射出成形品を説明する図である。
【図18】本発明の第6の実施形態に係るウェルドライ
ンを挟んで複数のリブとウェルドラインに沿うリブを持
つ別の射出成形品を成形するための射出成形用金型を説
明する図である。
【図19】本発明の第7の実施形態に係るウェルドライ
ンを挟んで複数のリブとウェルドライン発生箇所に局部
的な厚肉部を持ち、さらにウェルドラインに沿うリブを
持つ射出成形品を説明する図である。
【図20】本発明の第7の実施形態に係るウェルドライ
ンを挟んで複数のリブとウェルドライン発生箇所に局部
的な厚肉部を持ち、さらにウェルドラインに沿うリブを
持つ射出成形品を成形するための射出成形用金型を説明
する図である。
【図21】本発明の第7の実施形態に係るウェルドライ
ンを挟んで複数のリブとウェルドライン発生箇所に局部
的な厚肉部を持ち、さらにウェルドラインに沿うリブを
持つ別の射出成形品を説明する図である。
【図22】本発明の第7の実施形態に係るウェルドライ
ンを挟んで複数のリブとウェルドライン発生箇所に局部
的な厚肉部を持ち、さらにウェルドラインに沿うリブを
持つ射出成形品を成形するための別の射出成形用金型を
説明する図である。
【図23】本発明の第8の実施形態に係るウェルドライ
ンに交差するリブを持つ射出成形品を説明する図であ
る。
【図24】本発明の第8の実施形態に係るウェルドライ
ンに交差するリブを持つ射出成形品を成形するための射
出成形用金型を明する図である。
【図25】本発明の第9の実施形態に係るウェルドライ
ンの両端を補強するために、ウェル度ラインの両端に、
壁が残るように肉抜きを設けた射出成形品を説明する図
である。
【図26】本発明の第9の実施形態に係るウェルドライ
ンの両端を補強するために、ウェル度ラインの両端に、
壁が残るように肉抜きを設けた射出成形品を成形するた
めの射出成形用金型を説明する図である。
【図27】本発明の第10の実施形態に係るウェルドラ
インに沿うリブとウェルドラインに交差するリブと肉抜
き部端面に壁を設けた射出成形品を説明する図である。
【図28】本発明の第10の実施形態に係るウェルドラ
インに沿うリブとウェルドラインに交差するリブと肉抜
き部端面に壁を設けた射出成形品を成形するための射出
成形用金型を説明する図である。
【図29】従来技術による射出成形に使用される樹脂材
料よりも機械的剛性が大なる部材を射出成形品に内挿す
る樹脂製品を説明する図である。
【符号の説明】
1 射出成形品の円筒部分 2 射出成形品の直方体部分 3 ウェルドライン 4 局部的な厚肉部 5 別部材を内挿する穴 6 ランナー 7 ゲート 8 キャビティ 9 コアピン 10 肉抜き部 11 射出成形品 12 ウェルドライン 13 リブ 14 ランナー 15 ゲート 16 コアピン 17 射出成形品 18 ウェルドライン 19 リブ 20 射出成形用金型 21 射出成形品 22 ウェルドライン 23 局部的な厚肉部 24 リブ 25 射出成形用金型 26 射出成形品 27 ウェルドライン 28 局部的な厚肉部 29 リブ 30 射出成形用金型 31 射出成形品 32 ウェルドライン 33 リブ 34 射出成形用金型 35 射出成形品 36 ウェルドライン 37 局部的な厚肉部 38 リブ 39 射出成形用金型 40 射出成形品 41 ウェルドライン 42 リブ 43 リブ 44 射出成形用金型 45 射出成形品 46 ウェルドライン 47 リブ 48 リブ 49 射出成形用金型 50 射出成形品 51 ウェルドライン 52 局部的な厚肉部 53 リブ 54 リブ 55 射出成形用金型 56 射出成形品 57 ウェルドライン 58 局部的な厚肉部 59 リブ 60 リブ 61 射出成形用金型 62 射出成形品 63 ウェルドライン 64 リブ 65 射出成形用金型 66 スライド 67 射出成形品 68 ウェルドライン 69 リブ 70 リブ 71 射出成形用金型 72 スライド 73 射出成形品 74 ウェルドライン 75 リブ 76 リブ 77 壁 78 射出成形用金型 79 スライド 80 ゲート 81 インサート金具 82 ウェルドライン
フロントページの続き (72)発明者 東山 健児 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 4F202 AG28 CA11 CB01 CK11

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出成形に使用される樹脂材料よりも機
    械的剛性が大なる内挿部材を内挿する射出成形品におい
    て、 前記内挿部材を取り囲む部分のウェルドライン発生箇所
    に局部的な厚肉部を設けたことを特徴とする射出成形
    品。
  2. 【請求項2】 射出成形に使用される樹脂材料よりも機
    械的剛性が大なる内挿部材を内挿する射出成形品を成形
    するための射出成形用金型において、 前記内挿部材を取り囲む前記射出成形品の部分のウェル
    ドライン発生箇所に厚肉部を成形するための形状を有す
    ることを特徴とする射出成形用金型。
  3. 【請求項3】 射出成形に使用される樹脂材料よりも機
    械的剛性が大なる内挿部材を内挿する射出成形品におい
    て、 前記内挿部材を取り囲む部分のウェルドラインに沿って
    リブを設けたことを特徴とする射出成形品。
  4. 【請求項4】 射出成形に使用される樹脂材料よりも機
    械的剛性が大なる内挿部材を内挿する射出成形品を成形
    するための射出成形用金型において、 前記内挿部材を取り囲む前記射出成形品の部分のウェル
    ドラインに沿ってリブを成形するための形状を有するこ
    とを特徴とする射出成形用金型。
  5. 【請求項5】 射出成形に使用される樹脂材料よりも機
    械的剛性が大なる内挿部材を内挿する射出成形品におい
    て、 前記内挿部材を取り囲む部分のウェルドライン発生箇所
    に局部的な厚肉部を設け、さらに前記厚肉部上の前記ウ
    ェルドラインに沿ってリブを設けたことを特徴とする射
    出成形品。
  6. 【請求項6】 射出成形に使用される樹脂材料よりも機
    械的剛性が大なる内挿部材を内挿する射出成形品を成形
    するための射出成形用金型において、 前記内挿部材を取り囲む前記射出成形品の部分のウェル
    ドライン発生箇所に、局部的な厚肉部を成形するととも
    に、前記厚肉部上の前記ウェルドラインに沿ってリブを
    成形するための形状を有することを特徴とする射出成形
    用金型。
  7. 【請求項7】 射出成形に使用される樹脂材料よりも機
    械的剛性が大なる内挿部材を内挿する射出成形品におい
    て、 前記内挿部材を取り囲む部分のウェルドライン発生箇所
    近傍に、該ウェルドラインを挟むように複数のリブを設
    けたことを特徴とする射出成形品。
  8. 【請求項8】 射出成形に使用される樹脂材料よりも機
    械的剛性が大なる内挿部材を内挿する射出成形品を成形
    するための射出成形用金型において、 前記内挿部材を取り囲む前記射出成形品の部分のウェル
    ドライン発生箇所近傍に、該ウェルドラインを挟むよう
    に複数のリブを成形するための形状を有することを特徴
    とする射出成形用金型。
  9. 【請求項9】 射出成形に使用される樹脂材料よりも機
    械的剛性が大なる内挿部材を内挿する射出成形品におい
    て、 前記内挿部材を取り囲む部分のウェルドライン発生箇所
    近傍に、該ウェルドラインを挟むように複数のリブを設
    け、前記ウェルドライン発生箇所には局部的な厚肉部を
    設けたことを特徴とする射出成形品。
  10. 【請求項10】 射出成形に使用される樹脂材料よりも
    機械的剛性が大なる内挿部材を内挿する射出成形品を成
    形するための射出成形用金型において、 前記内挿部材を取り囲む前記射出成形品の部分のウェル
    ドライン発生箇所近傍に、該ウェルドラインを挟むよう
    に複数のリブを成形するとともに、前記ウェルドライン
    発生箇所には局部的な厚肉部を成形するための形状を有
    することを特徴とする射出成形用金型。
  11. 【請求項11】 射出成形に使用される樹脂材料よりも
    機械的剛性が大なる内挿部材を内挿する射出成形品にお
    いて、 前記内挿部材を取り囲む部分のウェルドライン発生箇所
    近傍に、該ウェルドラインを挟むように複数のリブを設
    けるとともに、前記ウェルドライン発生箇所に沿ってリ
    ブを設けたことを特徴とする射出成形品。
  12. 【請求項12】 射出成形に使用される樹脂材料よりも
    機械的剛性が大なる内挿部材を内挿する射出成形品を成
    形するための射出成形用金型において、 前記内挿部材を取り囲む前記射出成形品の部分のウェル
    ドライン発生箇所近傍に、該ウェルドラインを挟むよう
    に複数のリブを成形するとともに、前記ウェルドライン
    発生箇所に沿ってリブを成形するための形状を有するこ
    とを特徴とする射出成形用金型。
  13. 【請求項13】 射出成形に使用される樹脂材料よりも
    機械的剛性が大なる内挿部材を内挿する射出成形品にお
    いて、 前記内挿部材を取り囲む部分のウェルドライン発生箇所
    近傍に、該ウェルドラインを挟むように複数のリブを設
    けるとともに、前記ウェルドライン発生箇所には局部的
    な厚肉部と、さらに該厚肉部上の前記ウェルドラインに
    沿ってリブを設けたことを特徴とする射出成形品。
  14. 【請求項14】 射出成形に使用される樹脂材料よりも
    機械的剛性が大なる内挿部材を内挿する射出成形品を成
    形するための射出成形用金型において、 前記内挿部材を取り囲む前記射出成形品の部分のウェル
    ドライン発生箇所近傍に、該ウェルドラインを挟むよう
    に複数のリブを成形するとともに、前記ウェルドライン
    発生箇所には局部的な厚肉部と、さらに該厚肉部上の前
    記ウェルドラインに沿ってリブを成形するための形状を
    有することを特徴とする射出成形用金型。
  15. 【請求項15】 射出成形に使用される樹脂材料よりも
    機械的剛性が大なる内挿部材を内挿する射出成形品にお
    いて、 前記内挿部材を取り囲む部分に、ウェルドラインに交差
    するリブを設けたことを特徴とする射出成形品。
  16. 【請求項16】 射出成形に使用される樹脂材料よりも
    機械的剛性が大なる内挿部材を内挿する射出成形品を成
    形するための射出成形用金型において、 前記内挿部材を取り囲む前記射出成形品の部分に、ウェ
    ルドラインに交差するリブを成形するための形状を有す
    ることを特徴とする射出成形用金型。
  17. 【請求項17】 射出成形に使用される樹脂材料よりも
    機械的剛性が大なる内挿部材を内挿する射出成形品にお
    いて、 前記内挿部材を取り囲む部分のウェルドラインの両端
    に、壁が残るように肉抜きを設けたことを特徴とする射
    出成形品。
  18. 【請求項18】 射出成形に使用される樹脂材料よりも
    機械的剛性が大なる内挿部材を内挿する射出成形品を成
    形するための射出成形用金型において、 前記内挿部材を取り囲む前記射出成形品の部分のウェル
    ドライン両端に、壁が残るように肉抜き部を成形する形
    状を有することを特徴とする射出成形用金型。
  19. 【請求項19】 射出成形に使用される樹脂材料よりも
    機械的剛性が大なる内挿部材を内挿する射出成形品にお
    いて、 前記内挿部材を取り囲む部分に、ウェルドラインに沿っ
    たリブとウェルドラインに交差するリブを設け、さらに
    前記ウェルドラインの少なくとも一端に壁が残るような
    肉抜きを設けたことを特徴とする射出成形品。
  20. 【請求項20】 射出成形に使用される樹脂材料よりも
    機械的剛性が大なる内挿部材を内挿する射出成形品を成
    形するための射出成形用金型において、 前記内挿部材を取り囲む前記射出成形品の部分に、ウェ
    ルドラインに沿ったリブとウェルドラインに交差するリ
    ブを成形するとともに、前記ウェルドラインの少なくと
    も一端に壁が残るような肉抜きを成形するための形状を
    有することを特徴とする射出成形用金型。
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