JP2002190098A - 情報処理装置、操作指南装置、サーバ装置、情報処理方法、操作指南方法、操作指南システム - Google Patents

情報処理装置、操作指南装置、サーバ装置、情報処理方法、操作指南方法、操作指南システム

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JP2002190098A
JP2002190098A JP2000393287A JP2000393287A JP2002190098A JP 2002190098 A JP2002190098 A JP 2002190098A JP 2000393287 A JP2000393287 A JP 2000393287A JP 2000393287 A JP2000393287 A JP 2000393287A JP 2002190098 A JP2002190098 A JP 2002190098A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現在の外部環境に基づいて操作指南を行う。 【解決手段】 自動車50(a〜f)に、それぞれ操作
指南装置1(a〜f)を備え、ネットワーク60を介し
て運行情報(環境情報、操作情報)75の送受信を行う
ことができるようにする。そして、自車50aにおい
て、例えば進路変更などの有意な運転操作を行った場合
は、その運転操作に関わる運行情報を他車50(b、
c、d、e、f)に対して送信することができる。つま
り、自車50aの運行情報を他車50(b、c、d、
e、f)の運転操作に反映させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車の運
転操作を指南するための情報処理装置、操作指南装置、
サーバ装置、情報処理方法、操作指南方法、操作指南シ
ステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】公道(道路)などにおいて自動車(自
車)などの運転を行う場合、運転者は、同じ道路を走行
している他の自動車(他車)の運行状況を考慮して、運
転操作を行うことが望まれる。つまり、他車と同様の運
転操作を行うことで、その道路において円滑な交通状況
を実現することが可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、運転の初心者
は走行している道路の状況判断を行うことができず、円
滑に運転することが困難である場合がある。また熟練し
た運転者においても、例えば普段走り慣れていない不慣
れな道路を運転する場合に、正しい状況判断を行うこと
が困難な場合が生じてくる。したがって、運転者に対し
て、例えば走行している道路の現在の運行状況に基づい
て、運転操作を指南することが望まれている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような状況
に鑑みて、外部の環境を検知することができる検知手段
と、前記検知手段によって検知された環境情報を蓄積す
ることができる環境情報蓄積手段と、所要の操作手段に
よって行われた操作を検知することができる操作検知手
段と、前記操作検知手段によって検知された検知信号に
基づいて操作情報を生成することができる操作情報生成
手段と、前記環境情報蓄積手段における最新の環境情報
と、前記操作情報生成手段によって生成された前記操作
情報に基づいて、前記操作手段によって行われた操作を
識別する操作識別手段と、前記操作識別手段の識別結果
に基づいて、前記最新の環境情報と前記操作情報からな
る運行情報をネットワークに送信することができる送信
手段を備えて情報処理装置を構成する。
【0005】さらに、ネットワークを介して少なくとも
第一の環境情報と操作情報からなる運行情報を受信する
ことができる受信手段と、前記受信手段によって受信し
た運行情報を蓄積することができる運行情報蓄積手段
と、外部の環境を検知することができる検知手段と、前
記検知手段によって検知された第二の環境情報に基づい
て前記運行情報蓄積手段に蓄積されている前記操作情報
を検索する検索手段と、前記検索手段によって検索され
た前記操作情報によって、操作指南情報を生成すること
ができる操作指南情報生成手段を備えて操作指南装置を
構成する。
【0006】また、外部の環境を検知することができる
検知手段と、前記検知手段によって検知された最新の第
二の環境情報を、少なくとも第一の環境情報と操作情報
からなる運行情報を管理しているサーバ装置に送信させ
る送信手段と、前記サーバ装置から送信される前記最新
の第二の環境情報に対応した前記操作情報を受信するこ
とができる受信手段と、前記受信手段で受信した操作情
報に基づいて、操作指南情報を生成することができる操
作指南情報生成手段を備えて操作指南装置を構成する。
サーバ装置としては、少なくとも第一の環境情報と操作
情報からなる運行情報を受信することができる受信手段
と、前記受信手段によって受信した運行情報を蓄積する
ことができる運行情報蓄積手段と、第二の環境情報を受
信することができる受信手段と、前記第二の環境情報に
基づいて前記運行情報蓄積手段に蓄積されている前記操
作情報を検索する検索手段と、前記検索手段によって検
索された前記操作情報を送信することができる送信手段
を備える。
【0007】また、外部の環境を検知する検知工程と、
前記検知工程によって検知された環境情報を蓄積する環
境情報蓄積工程と、所要の操作手段によって行われた操
作を検知する操作検知工程と、前記操作検知工程によっ
て検知された検知信号に基づいて操作情報を生成する操
作情報生成工程と、前記環境情報蓄積工程で蓄積された
最新の環境情報と、前記操作情報生成工程で生成された
操作情報に基づいて、前記操作手段によって行われた操
作を識別する操作識別工程と、前記操作識別工程の識別
結果に基づいて、前記最新の環境情報と前記操作情報を
ネットワークに送信する送信工程を備えて情報処理方法
を構成する。
【0008】さらに、ネットワークを介して少なくとも
第一の環境情報と操作情報からなる運行情報を受信する
受信工程と、前記受信工程によって受信した運行情報を
蓄積する運行情報蓄積工程と、外部の環境を検知する検
知工程と、前記検知工程によって検知された第二の環境
情報を蓄積する環境情報蓄積工程と、前記環境情報蓄積
工程によって蓄積されている最新の第二の環境情報に基
づいて、前記運行情報蓄積工程によって蓄積されている
前記操作情報を検索する検索工程と、前記検索工程によ
って検索された前記操作情報によって、操作指南情報を
生成することができる操作指南情報生成工程を備えて操
作指南方法を構成する。
【0009】また、外部の環境を検知する検知手段と、
前記検知手段によって検知された環境情報を蓄積する環
境情報蓄積手段と、所要の操作手段によって行われた操
作を検知する操作検知手段と、前記操作検知手段によっ
て検知された検知信号に基づいて操作情報を生成する操
作情報生成手段と、前記環境情報蓄積手段における最新
の環境情報と、前記操作情報生成手段で生成された操作
情報に基づいて、前記操作手段によって行われた操作を
識別する操作識別手段と、前記操作識別手段の識別結果
に基づいて、前記最新の環境情報と前記操作情報からな
る運行情報をネットワークに送信する送信手段と、前記
ネットワークを介して前記運行情報を受信する受信手段
と、前記受信手段によって受信した運行情報を蓄積する
運行情報蓄積手段と、前記検知手段によって検知された
環境情報に基づいて、前記運行情報蓄積手段によって蓄
積されている前記操作情報を検索する検索手段と、前記
検索手段によって検索された前記操作情報によって、操
作指南情報を生成することができる操作指南情報生成手
段を備えて操作指南システムを構成する。
【0010】本発明は、運転者が採った行動(運転操
作)及び外部の環境を検知して、ネットワーク上におい
て使用することができるようにしているので、他の運転
者が採った行動(運転操作)を手本にした運転操作指南
を行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は、本実施の形態の操作指南システムの構成
例を説明する模式図である。自動車50a、50b、5
0c、50d、50e、50f・・・・は、例えば運転
者の運転操作に基づいて道路などを走行することができ
る車両であり、任意の道路を走行している。本実施の形
態では、各自動車50(a〜f)には、それぞれ操作指
南装置1a、1b、1c、1d、1e、1f・・・・を
備えている。各自動車50に備えられる操作指南装置1
(a〜f)は、例えば無線などによるネットワーク60
を介して、互いに通信することができるようにされ、後
述する運行情報(環境情報、操作情報)を送受信するこ
とができるようにされている。例えば自動車50aを自
己が運転する車(自車)、自動車50b、50c、50
d、50e、50fを他の運転者が運転する車(他車)
とした場合、自車50aは、ネットワーク60を介して
通信可能な範囲に居る他の他車50(b、c、d、e、
f)から運行情報を得ることができる。したがって、自
車50aにおいては他車50(b、c、d、e、f)の
運行情報に基づいて、運転操作の指南を行うことができ
る。また、自車50aにおいて、例えば進路変更などの
有意な運転操作を行った場合は、その運転操作に関わる
運行情報を他車50(b、c、d、e、f)に対して送
信することができる。つまり、自車50aの運行情報を
他車50(b、c、d、e、f)の運転操作に反映させ
ることができるようになる。
【0012】図2は、自動車50(a〜f)それぞれに
備えられる操作指南装置1(a〜f)の構成例を説明す
るブロック図である。送受信部2は、他車に備えられて
いる操作指南装置とネットワーク60を介してデータ通
信を行うための通信手段として備えられている。運行情
報メモリ3は、他車の操作指南装置から送信され、送受
信部2で受信した第一の環境情報及び操作情報からなる
運行情報を蓄積することができるようにされている。な
お、運行情報は他車の操作指南装置から任意のタイミン
グで送信されてくるので、運行情報メモリ3に対して不
定期に蓄積されていくものとされる。そこで、例えば運
行情報メモリ3の記憶容量に余裕がなくなったタイミン
グで、蓄積されてから一定の時間を過ぎた運行情報を削
除して、新しい運行情報を記憶するための容量を得るこ
とができるようにしている。これにより、運行情報メモ
リ3には、一定時間内に蓄積された新しい運行情報のみ
が蓄積される。
【0013】操作センサ4は、操作部5によって行われ
る各種操作を検知して、行われた操作に対応した検知信
号を出力することができるようにされている。操作部5
は、例えば自動車50において運転操作を行うために備
えられるハンドル、アクセル、ブレーキ、ウインカスイ
ッチなどの各種操作手段とされる。したがって、操作セ
ンサ4は、前記各種操作手段に対して個別に備えられる
ものとされている。操作情報処理部6は、操作センサ4
から出力される検知信号に基づいて、操作部5によって
行われた操作に対応した操作情報を生成することができ
るようにされている。この操作情報は、ハンドルの操作
角度、アクセル、ブレーキなどの踏み込み程度などを、
例えば数値などによって示す情報とされる。操作情報メ
モリ7は操作情報処理部6において生成された操作情報
を格納することができるバッファメモリとして備えられ
る。
【0014】外部センサ8は、自動車50の外部の環境
を随時検知して、外部環境に対応した検知信号を出力す
ることができるようにされている。すなわち、自動車5
0の車体において、前方、後方の車間距離や隣接車線に
居る他車の位置などを検知することができる複数の箇所
に備えられる。外部環境情報処理部9は、外部センサ8
から出力される検知信号に基づいて、当該自動車50の
前方、後方の車間距離や、隣接車線に居る他車の位置を
示す環境情報を生成することができるようにされてい
る。この環境情報も前記した操作情報と同じように、例
えば数値などによって車間距離などを示す情報である。
環境情報メモリ10は、外部環境情報処理部9で生成さ
れる第二の環境情報を蓄積することができるようにされ
ている。上記したように外部センサ8は、随時外部環境
を検知しているので、環境情報メモリ10にも随時環境
情報が蓄積されていくことになる。但し、環境情報はリ
アルタイムで変化する情報なので、新しい情報が有用な
ものとされる。したがって、環境情報メモリ10に蓄積
される環境情報において所要の時間を経過した情報は、
不要なものとして削除するようにする。本実施の形態で
は、自動車の運行に関わる外部環境としているので、例
えば過去1分程度の期間の環境情報を有していればよ
い。なお、必要に応じて、環境情報の蓄積量は任意に設
定することも可能である。
【0015】システムコントローラ11は、例えばマイ
クコンピュータなどによって構成され、例えば送受信部
2における通信制御、各メモリに対する情報の蓄積、読
み出しタイミングの制御等を行うことができるようにさ
れている。この場合のデータ転送は例えばバス12を介
して行われる。また、運行情報メモリ3、操作情報メモ
リ7、及び環境情報メモリ10に格納されている各情報
に基づいて、運転操作の指南を行うための操作指南情報
を生成する処理を行うことができるようにされている。
また、ネットワーク60においては所要の通信フォーマ
ットのデータによって通信が行われるので、送受信部2
によって送信する運行情報の符号化、同じく送受信部2
で受信した運行情報の復号化などの処理を行うことがで
きるようにされている。したがって、システムコントロ
ーラ11には、各種処理を行うためのワークメモリ11
aが備えられる。
【0016】なお、この図に示す構成例では、情報処理
は操作情報処理部6、外部環境情報処理部9を個々に示
しているが、これらの部位が実行する処理をシステムコ
ントローラ11によって行うことができるようにしても
よい。さらに、運行情報メモリ3、操作情報メモリ7、
及び環境情報メモリ10に格納されている各情報に基づ
いて、システムコントローラ11が操作指南情報を生成
することとしたが、例えば予め操作指南情報を形成して
記憶しておく記憶手段を備え、前記各情報に基づいて、
記憶されている操作指南情報を選択することができるよ
うにしてもよい。
【0017】操作指南部13は、例えばシステムコント
ローラ11の制御により運転操作の指南を行うことがで
きるようにされている。すなわち、システムコントロー
ラ11によって生成された操作指南情報に基づいて、当
該自動車の運転者に対して、例えば「車線変更」、「加
速」、「減速」を指南することができる。このため、例
えばLED(Light Emission Diode)などの点灯手段
や、LCD(Liquid Crystal Display)などの表示手段
等で構成される。したがって、上記操作指南情報は例え
ばLED、LCDの駆動信号などとされる。また、操作
指南部13を例えばスピーカ装置などによって構成し
て、音声によって操作指南を行う場合、操作指南情報と
しては所要の音声情報などとされる。
【0018】既知情報メモリ14は、例えば既に解って
いる情報(既知情報)を格納することができる記憶手段
として構成される。既知情報としては、例えば或る環境
でその操作を行うことは危険であるといった情報や、自
動車50を運転する際に少なくとも守るべきルール等の
情報が記憶される。なお、既知情報は、例えば操作指南
装置1の出荷時においてプリセット情報として記憶され
ていてもよいし、また例えば出荷後に運転者が必要に応
じて例えばディスクなどの外部記録媒体から読み込むこ
とができるようにしてもよい。例えばディスクなどから
読み込むようにする場合、運転者の好みに応じた運転操
作を行うための既知情報を選択することができる。ま
た、既知情報の形態は、例えば運行情報と同様に環境情
報及び操作情報とされていてもよい。つまり、予め予測
可能とされる環境、操作については既知情報として記憶
しておくことも可能である。
【0019】図3は、外部センサ8によって当該自動車
50の外部環境を検知する場合に、例えばシステムコン
トローラ11が実行する処理工程の一例を説明するフロ
ーチャートである。操作指南装置1が稼働状態となる
と、外部センサ8に外部環境の検知を開始させる(S0
01)。これにより、所定のタイミング毎に外部環境の
検知が行われるようになる。そして、外部センサ8で検
知された検知信号に基づいて、環境情報を生成して(S
002)、この生成した環境情報を環境情報メモリ10
に格納する(S003)。このような処理工程を経るこ
とで、環境情報メモリ10には環境情報が蓄積されてい
くことになる。さらに、新しい環境情報を有用なものと
して扱うようにしているため、環境情報メモリ10に例
えば1分以上前に格納された古い環境情報を削除する
(S004)。これにより、環境情報メモリ10には、
例えば現在から1分以内の新しい環境情報を格納してお
くことができるようになる。なお、古い環境情報は、例
えば環境情報メモリ10の記憶容量を考慮して、この記
憶容量に余裕がなくなった時点で削除するようにしても
よい。
【0020】図3に示した処理工程を経ることにより、
環境情報メモリ10には例えば図4に示すように環境情
報が蓄積されていく。この環境情報は例えば車間距離
(前方)、車間距離(後方)、隣接車線の車の位置など
を示す情報からなり、これらの情報が外部センサ8によ
って外部環境が検知される毎に、環境情報#1、#2・
・・という単位で環境情報メモリ10に格納される。つ
まり、新しい環境情報が格納されるにつれて、既に記憶
されている環境情報は古いものとなる。そして、環境情
報#nを最も古い情報とした場合、この環境情報#nは
環境情報メモリ10に格納されてから、本実施の形態で
は例えば1分経過した時点で削除される。したがって環
境情報メモリ10には、例えば現在から1分以内の外部
環境に対応した環境情報が蓄積される。
【0021】図5は、操作センサ4によって操作部5で
行われた操作を検知する場合に、例えばシステムコント
ローラ11が実行する処理工程の一例を説明するフロー
チャートである。まず、操作センサ4に操作部5で行わ
れた操作の検知を開始させる(S101)。そして、操
作が検知されたか否かの判別を行い(S102)、検知
されたと判別した場合は、検知信号に基づいて操作情報
を生成する(S103)。さらに、環境情報メモリ10
に蓄積されている最新の環境情報を読み出して(S10
4)、この環境情報とステップS103で生成された操
作情報に基づいて、有意な外部環境の変化、もしくは有
意な運転操作が行われたか否かの判別を行う(S10
5)。このステップS105における判別の要因は、図
6に示されているようになる。例えば外部環境に変化が
あった場合、及び運転操作に大きな変化があったと判別
した場合は「YES」となる。また、例えば外部環境及
び運転操作の双方に変化がなかったと判別した場合は
「NO」となる。なお、外部環境の変化としては、例え
ば後方から他車が接近してきた、または前方の他車に接
近した場合などとされる。また、運転操作の変化につい
ては、車線変更や追い越し等のための加速などの操作と
はならない、微妙なハンドル操作、アクセル操作が行わ
れた場合は運転操作の変化はなかったものとする。
【0022】このようにして、図5に示すステップS1
05における判別結果が「NO」であると判別した場合
は、ステップS102に戻り運転操作が検知されるのを
待機する。また、判別結果が「YES」であると判別し
た場合は、ステップS103で生成された操作情報とス
テップS104で読み出した環境情報を運行情報として
符号化して(S106)、符号化した運行情報をネット
ワーク60に送信する(S107)。つまり、このよう
な処理工程によれば、自車において有意な環境変化、有
意な運転操作の変化があった場合、そのときの運行情報
を他車に伝えることができるようになる。
【0023】図7は、他車から送信された運行情報を受
信する場合に、例えばシステムコントローラ11が実行
する処理工程の一例を説明するフローチャートである。
操作指南装置1が稼働状態とされている場合は、運行情
報の受信を待機しているものとされる(S201)。そ
して、運行情報を受信したと判別した場合は、受信した
運行情報を復号して(S202)、運行情報メモリ3の
容量に余裕があるか否かの判別を行い(S203)、余
裕があると判別した場合は、運行情報メモリ3に運行情
報を格納する(S204)。また、運行情報メモリ3の
容量に余裕がないと判別した場合は、運行情報メモリ3
に蓄積されている運行情報のうち、古い運行情報を削除
して(S205)、復号した運行情報を運行情報メモリ
3に格納する(S204)。
【0024】ところで、操作指南装置1において送受信
される運行情報は、運行情報メモリ3において例えば図
8に示されているように蓄積されていく。運行情報は、
図8に示されているように環境情報及び当該環境情報に
対応した操作情報からなる。つまり1個の運行情報とし
ては、運行情報#1、#2・・・#nとされ、他車の操
作指南装置1からはこの単位毎に送信されてくる。自車
の操作指南装置1では、この単位毎に運行情報を受信し
て、受信した順序で図8に示すように蓄積する。運行情
報を構成する環境情報は、図4に示した構成と同様であ
り、操作情報は例えばハンドル操作、アクセル操作、ブ
レーキ操作、シフトレバー操作、走行速度など、操作セ
ンサ4によって検知された情報からなる。
【0025】この運行情報は、図5のステップS105
において他車において有意な外部環境の変化、もしくは
有意な運転操作が行われたと判別した場合に操作指南装
置1から送信され、これを受信した自車の操作指南装置
1では、運行情報#1、#2・・・という単位で運行情
報メモリ3に蓄積していく。したがって、自車の操作指
南装置1では他車の有意な外部環境の変化、もしくは有
意な運転操作を把握して手本にすることができ、自車に
対して同じような環境が生じた場合に、運転操作の指南
を行うことができるようになる。また、新しい運行情報
が格納されるにつれて、既に記憶されている運行情報は
古いものとなる。そして、運行情報#nを最も古い情報
とした場合、受信した運行情報を蓄積していき、例えば
運行情報メモリ3の容量に余裕がなくなった場合は、運
行情報#nが削除される。
【0026】図9は、現在の外部環境に基づいて運転操
作指南を行う場合に、システムコントローラ11が実行
する処理工程の一例を説明するフローチャートである。
まず環境情報メモリ10から最新の環境情報を読み出し
て(S301)、読み出した最新の環境情報(第二の環
境情報)をキー情報として、運行情報メモリ3に蓄積さ
れている環境情報(第一の環境情報)に対応した操作情
報の検索を行う(S302)。そして、この検索によっ
てキー情報に該当する環境情報が運行情報メモリ3から
検出されたか否かの判別を行う(S303)。この判別
結果として、該当情報(環境情報)が検出されなかった
と判別した場合は、ステップS301に戻る。これによ
り、環境情報メモリ10からさらに新しい環境情報を読
み出して、その環境情報をキー情報として検索処理が行
われる。またステップS303において該当情報が検出
されたと判別した場合は、運行情報メモリ3においてそ
の該当情報に対応している操作情報に基づいて操作指南
情報を生成して、運転操作の指南を行う(S304)。
さらに、操作指南を行った操作指南情報を構成している
操作情報、及び環境情報メモリ10に記憶されている環
境情報を運行情報として送信する(S305)。
【0027】このような処理工程を得ることで、現在の
外部環境に基づいて、自車の運転者に対して他車の運転
者が行った運転操作を手本にした操作指南を行うことが
できるようになる。また、操作指南を行った場合の運行
情報(操作情報、環境情報)を送信することができるよ
うにすることで、自車で操作指南を行った場合の運行情
報を他車において行われる操作指南に反映させることが
できる。
【0028】なお、ステップS303で検出される該当
情報としては、前記キー情報に一致している情報であっ
てもよいし、或いは、キー情報に近似している情報であ
ってもよい。また、前記キー情報及び前記キー情報に近
似している運行情報を該当情報として、複数の運転操作
を指南することができるようにしてもよい。この場合、
例えば表示手段などによって操作指南部13を構成し
て、複数の操作指南情報を表示することで、運転者に複
数の操作指南情報の中から適切だと思う情報を選択させ
ることができる。これにより運転者は、例えば自己の運
転操作技術レベルに対応した指南情報に基づいて運転操
作を行うことができるようになる。したがって、運転技
術レベルが向上した場合でも、そのレベルに応じた操作
指南情報を選択することができるようになる。さらにこ
のようにして複数の操作指南情報の表示を行う場合、そ
の運転者が過去にどの指南情報に基づいて運転操作を行
ったかという履歴を管理することで、その履歴及び運行
情報に基づいて、運転者が行う頻度が高い操作指南を行
うことができるようになる。
【0029】また、図9のフローチャートに示した処理
工程と同様にして、例えば既知情報メモリ14に記録さ
れている既知情報に基づいて操作指南を行うことも可能
である。この場合、図10のフローチャートに示されて
いるように、環境情報メモリ10から読み出した最新の
環境情報をキー情報として、既知情報メモリ14に記憶
されている環境情報に対応した操作情報の検索を行う
(S401〜402)。そして、この検索によってキー
情報に該当する環境情報が検出されたか否かの判別を行
い(S403)、該当情報が検出されたと判別した場合
は、ステップS401に戻る。また、ステップS403
において該当情報が検出されたと判別した場合は、既知
情報メモリ14において検出された環境情報に対応して
いる操作情報に基づいて操作指南情報を生成して、運転
操作の指南を行う(S404)。これにより、現在の外
部環境に基づいて、既知情報に示されている操作情報に
よって運転操作指南を行うことができる。つまり、他車
がどのような運転操作を行っているかに関わらず、自車
の外部環境に基づいて所要の操作指南を行うことができ
るようになる。
【0030】さらに、運行情報と既知情報の双方に基づ
いて操作指南を行うことも可能である。図11は、運行
情報と既知情報の双方に基づいて運転操作指南を行う場
合に、システムコントローラ11が実行する処理工程の
一例を説明するフローチャートである。なお、この図で
は、既知情報として危険操作情報を用いた場合を挙げて
いる。この図において、ステップS501、S502、
S503は図9に示したステップS301、S302、
S303に対応している。すなわち、環境情報メモリ1
0における最新の環境情報をキー情報として、運行情報
メモリ3に蓄積されている環境情報に対応した操作情報
の検索を行う。そして、この検索によってキー情報に該
当する環境情報が検出されたか否かの判別を行い、該当
情報が検出されなかったと判別した場合はステップS5
01に戻る。また、運行情報メモリ3において該当情報
が検出されたと判別した場合は、その該当情報とされる
環境情報に対応した操作情報をキー情報として、既知情
報メモリ14に記憶されている危険操作とされる操作情
報の検索を行う(S504)。そして、該当情報が検出
されたか否かの判別を行い(S505)、該当情報が検
出されたと判別した場合は、ステップS502で検索さ
れた環境情報に対応した操作情報に示される操作が危険
操作であるとして、運転操作指南を行わずにステップS
501に戻る。また、ステップS505において既知情
報メモリ14から該当情報が検出されなかったと判別し
た場合は、ステップS502において運行情報メモリ3
から検索された環境情報に対応した操作情報に対応する
操作が危険操作ではないとして、その操作情報に基づい
て操作指南情報を生成して操作指南を行う(S50
6)。
【0031】このように、運行情報と既知情報の双方に
基づいて操作指南を行うようにすることで、例えば危険
な操作を促すような操作指南を行わないようにすること
ができる。つまり、危険な操作を行った他車の操作指南
装置1から送信された運行情報を無効なものとすること
が可能になる。
【0032】このように、自動車50に備えられる操作
指南装置1によって運行情報の送受信を行うことで、各
操作指南装置1(a〜f)によって構成されるネットワ
ーク60上に、リアルタイムで更新される運行情報のデ
ータベースが構築されることになる。つまり、自車50
によって有意な操作が行われるたびに、その操作に対応
した運行情報が生成され、データベースに反映される。
例えば図12に示されているように、自車50aに対し
て有意な環境が生じたか、または運転者が有意な操作を
行った場合、自車50aから、そのときの環境情報、操
作情報からなる運行情報70がネットワーク60を介し
て他車50b、50c、50d、50e、50fに送信
される。したがって、他車50(b〜f)はこの運行情
報70を受信して、操作指南を行うための情報として用
いることができるようになる。しかし、他車50(b〜
f)が運行情報70に基づいた操作指南により運転操作
を行わなかった場合、他車50(b〜f)からは運行情
報70は送信されない。つまり、運行情報70は他車5
0(b〜f)にとっては必要とされる情報ではないこと
とされ、その後古い情報となった場合に、運行情報メモ
リ3から削除されていく。
【0033】また、例えば図13に示されているよう
に、自車50aが送信した運行情報75を受信した他車
50(b〜f)において、運行情報75に基づいた操作
指南により運転操作を行った場合、他車50(b〜f)
からも運行情報75が送信されるようになる。したがっ
て、数多くの自動車50で運行情報75に基づいた操作
指南によって運転操作を行った場合、運行情報75は削
除されることなくネットワーク60上に残ることにな
る。つまり、このようにしてネットワーク60上に残る
運行情報75は、数多くの自動車50における環境情
報、操作情報に基づくものとされ、この運行情報75に
基づいて多数の自動車の運行状況に倣った操作指南を行
うことができるようになる。
【0034】このような運行情報の通信を例えば無線で
行うことで、通信可能な地域毎の独自の運行情報がネッ
トワーク60上に反映されるようになる。したがって、
他の地域から入ってきた運転者に対しても、その地域の
運行情報に基づいて操作指南を行うことができる。これ
により、不慣れな道路を運転する運転者に対しても、他
車と同じような運転操作を指南することができるので、
運転者に安心感を与えることができると共に、円滑な交
通状況を維持することができるようになる。
【0035】また、運転操作を指南するための情報は、
運転を行う現場において運転操作を行うことにより発生
した情報なので、予め運行状況を想定した詳細なデータ
を用意しておく必要はない。つまり、運行状況に対応し
たデータ作成を行う労力を要することなく、自動車の運
行に基づいて自動的に運行情報を生成することができ
る。
【0036】以下、実際の道路状況を例に挙げて説明す
る。図14(a)(b)は、例えば片側2車線の道路を
自車50aと他車50b、50cが走行している例を示
す模式図である。例えば図14(a)に示されているよ
うに、走行車線において自車50aの前方を走行してい
る他車50bとの車間距離が詰まっていて、隣接する追
い越し車線には車線変更を行うためのスペースがある場
合、ほとんどの運転者は車線変更を行うと予測すること
ができる。つまり、図示していない他車が過去にこのよ
うな状況で車線変更を行ったことがある場合、自車50
aの運行情報メモリ3にはその他車が車線変更を行った
場合の運行情報が記憶されていることになる。したがっ
て、自車50aの操作指南装置1では外部センサ8によ
って検知される他車50bとの車間距離(キー情報とし
ての環境情報)に基づいて、操作指南を行う。この場合
の操作指南情報としては、車線変更を行う場合の、ウイ
ンカスイッチ操作、ハンドル操作、アクセル操作などを
指南する情報とされる。
【0037】さらに、自車50aが例えばアクセル操作
を行って他車50bとの車間距離がさらに詰まった場合
は、より強く車線変更を指南する。つまり、外部センサ
8は所定のタイミングで断続的に車間距離などの外部環
境の検知を行っているので、操作指南もリアルタイムに
変化する車間距離に応じて段階的に行うことができる。
これにより、例えば最も多く車線変更が行われた状況
で、最も強い指南を行う。なお、指南の強度表現につい
ては様々な例が考えられるが、例えば表示手段を用いた
場合は、表示する文字の色変更、点滅などを行えばよ
い。また音声出力手段を用いた場合は、表示音声の音量
を変更することなどが考えられる。
【0038】また、図14(b)に示されているよう
に、自車50aの前方に走行している他車がない場合
は、そのままの運行状態を維持していればよい。つま
り、他車においても車線変更を行わずに走行することが
考えられる。すなわち、自車50aにおいて操作指南装
置1の運行情報メモリ3には、このような状況で進路変
更を行った運行情報は記憶されていないものとなる。し
たがって、図14(b)に示されている状態では、自車
50aの操作指南装置1では車線変更に関わる操作指南
は行われない。
【0039】なお、図2に示した操作指南装置1の構成
例では、他車から送信される運行情報を蓄積する運行情
報メモリ3を、装置内に備える例を挙げたが、運行情報
を外部装置で管理することも可能である。例えば図15
に示されているようにネットワーク60上に運行情報を
管理するサーバ装置80を備え、操作指南装置90から
送信される運行情報を、サーバ装置80によって一括し
て管理するものとされる。このため、操作指南装置1は
図16に示されているように運行情報メモリ3を備えな
い構成となる。なお、図16において図2と同一部分に
は同じ同一の符号を付している。サーバ装置80は図1
7に示されているように構成される。送受信部81はネ
ットワークを介して操作指南装置90とのデータ通信を
行うことができるようにされている。データベース部8
2には、操作指南装置90から送信される運行情報を蓄
積することができるようにされている。システムコント
ローラ83は、バス84を介してサーバ装置80におい
てデータ通信を行うための各種制御を行うことができる
ようにされている。
【0040】このように、運行情報をサーバ装置80で
管理する場合、自動車50に備えられる操作指南装置9
0は、運行情報が必要な場合は、キー情報(環境情報)
をサーバ装置80に対して送信すればよい。サーバ装置
80では操作指南装置90からキー情報が送信された場
合に、システムコントローラ83が送信されたキー情報
に基づいて操作情報の検索を行い、検索結果を操作指南
装置90に返信する。すなわち、サーバ装置80ではキ
ー情報に対応した環境情報が検出された場合、その環境
情報に対応付けられている操作情報を返信する。これに
より、操作指南装置90ではサーバ装置80から送信さ
れた操作情報に基づいて操作指南を行うことができる。
【0041】また、サーバ装置80には操作指南装置1
から運行情報が送信されて蓄積されていくが、古くなっ
た運行情報を削除して、常に新しい運行情報を管理すれ
ばよい。このような場合、サーバ装置80のシステムコ
ントローラ83は例えば図18に示されているようにし
て運行情報の更新処理工程を行う。サーバ装置80が稼
働状態とされている場合は、操作指南装置1から送信さ
れる運行情報の受信を待機している(S601)。そし
て、運行情報を受信したと判別した場合は、受信した運
行情報を復号して(S602)、データベース部82の
容量に余裕があるか否かの判別を行い(S603)、余
裕があると判別した場合は、データベース部82に運行
情報を格納する(S604)。また、データベース部8
2の容量に余裕がないと判別した場合は、データベース
部82に蓄積されている運行情報のうち、古い運行情報
を削除して(S605)、復号した運行情報をデータベ
ース部82に格納する(S604)。
【0042】ところで、図3、図5、図7、図9では、
それぞれ外部環境の検知、操作の検知、運行情報の受
信、運転操作の指南を行う処理工程を説明したが、これ
らの処理工程をシステムコントローラ11が実行するこ
とができる処理として示すと、例えば図19に示されて
いるようになる。なお、図19に示されているフローチ
ャートでは、必ずしも時間的な流れに沿った手順に対応
しているものではない。すなわち、各ステップに示され
ている処理工程は並列に行われたり、または割り込みに
よって行われる場合もある。
【0043】操作指南装置1が稼働状態となると、外部
センサ8に外部環境の検知を開始させ、外部センサ8で
検知された検知信号に基づいて環境情報を生成して、こ
の生成した環境情報を環境情報メモリ10に格納する
(S701〜S703)。そして、環境情報メモリ10
に蓄積されている古い環境情報を削除する(S70
4)。さらに、操作センサ4に操作部5で行われた操作
の検知を開始させ、操作が検知されたと判別した場合
は、検知信号に基づいて操作情報を生成する(S705
〜S707)。さらに、環境情報メモリ10に蓄積され
ている最新の環境情報を読み出して、この環境情報とス
テップS707で生成された操作情報に基づいて、有意
な外部環境の変化、もしくは有意な運転操作が行われた
か否かの判別を行う(S708〜S709)。このステ
ップS709における判別処理工程は、図5に示したス
テップS105に対応した処理工程となる。そして、ス
テップS709における判別結果が「NO」であると判
別した場合は、ステップS706に戻り運転操作が検知
されるのを待機する。また、判別結果が「YES」であ
ると判別した場合は、ステップS707で生成された操
作情報とステップS708で読み出した環境情報を運行
情報として符号化してネットワーク60に送信する(S
710〜S711)。
【0044】このようにして、自車において有意な環境
変化、有意な運転操作の変化があった場合、そのときの
運行情報を他車に伝えることができるが、同時に、他車
から送信された運行情報を受信することが可能になる。
すなわち、操作指南装置1が稼働状態とされている場合
は、運行情報の受信を待機し、運行情報を受信したと判
別した場合は、受信した運行情報を復号して、運行情報
メモリ3の容量に余裕があるか否かの判別を行う(S7
12〜S714)。そして、運行情報メモリ3に余裕が
あると判別した場合は、運行情報メモリ3に運行情報を
格納する(S715)。また、運行情報メモリ3の容量
に余裕がないと判別した場合は、運行情報メモリ3に蓄
積されている運行情報のうち、古い運行情報を削除し
て、復号した運行情報を運行情報メモリ3に格納する
(S716〜S715)。
【0045】さらに、現在の外部環境に対応して運行情
報メモリ3に格納した運行情報運転に基づいて操作指南
を行うことになる。この場合、環境情報メモリ10から
最新の環境情報を読み出して、この最新の環境情報をキ
ー情報として、運行情報メモリ3に蓄積されている環境
情報に対応した操作情報の検索を行い、この検索によっ
てキー情報に該当する環境情報が運行情報メモリ3から
検出されたか否かの判別を行う(S717〜S71
9)。この判別結果として、該当情報(環境情報)が検
出されなかったと判別した場合は、ステップS717に
戻る。またステップS719において該当情報が検出さ
れたと判別した場合は、運行情報メモリ3においてその
該当情報に対応している操作情報に基づいて操作指南情
報を生成して、運転操作の指南を行う(S720)。
【0046】ここで、ステップS711に示す運行情報
の送信処理、及びステップS712に示す受信処理は、
操作指南装置1同士の通信処理であってもよいし、図1
5に示したようにサーバ装置80との通信処理であって
もよい。また、既知情報を用いて操作指南を行う場合
は、例えばステップS718において、既知情報メモリ
14に記憶されている操作情報の検索を行って、この検
索に対して該当した操作情報に基づいて操作指南情報を
生成して、運転操作の指南を行うようにすればよい。
【0047】なお、本実施の形態では、自動車の運転を
行う場合に操作指南を行う例を挙げたが、これは一例で
あり、本発明はこの他の構成を採ることも可能とされ、
周囲の状況に応じて円滑な操作をするための指南を行う
場合に適用することができる。
【0048】
【発明の効果】以上、説明したように本発明は、運転者
が行った運転操作及び外部の環境を検知して、運行情報
としてネットワーク上において使用することができるよ
うにしている。そしてこの運行情報を用いて、運転者に
対して他の運転者が行った運転操作を手本にした運転操
作指南を行うようにしている。これにより、道路の状況
判断が困難な運転者や不慣れな道路を運転する運転者も
他の運転者の操作を手本とした運転操作を行うことがで
きるようになる。また、既知情報によって運転操作指南
を行うことができるようにしているので、他車の運転操
作に関わらず、現在の外部環境に対応した所定の運転操
作指南を行うことも可能である。また、運行情報は運転
者が行った運転操作及び外部の環境によって生成するこ
とができるようにしているので、予め運行状況を想定し
た詳細なデータを用意しておく必要はない。つまり、運
行状況に対応したデータ作成を行う労力を要することな
く、自動車の運行に基づいて自動的に運行情報を生成す
ることができるという利点がある。
【0049】さらに、運行情報をネットワーク上におい
てサーバ装置で管理することにより、多くの操作指南装
置から送信される運行情報をサーバ装置によって一括し
て管理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態とされる運転操作指南シス
テムの概要を説明する模式図である。
【図2】本実施の形態の操作指南装置の構成例を説明す
るブロック図である。
【図3】外部センサによって外部環境を検知する処理工
程の一例を説明するフローチャートである。
【図4】環境情報メモリに蓄積される環境情報の説明図
である。
【図5】操作センサによって操作部で行われた操作を検
知する処理工程の一例を説明するフローチャートであ
る。
【図6】図5に示すフローチャートにおいて、有意な外
部環境の変化、もしくは有意な運転操作の判別基準につ
いて説明する図である。
【図7】他車から送信された運行情報を受信する処理工
程の一例を説明するフローチャートである。
【図8】運行情報メモリに蓄積される運行情報の説明図
である。
【図9】現在の外部環境に基づいて運転操作指南を行う
処理工程の一例を説明するフローチャートである。
【図10】既知情報に基づいて運転操作指南を行う処理
工程の一例を説明するフローチャートである。
【図11】運行情報と既知情報の双方に基づいて運転操
作指南を行う処理工程の一例を説明するフローチャート
である。
【図12】操作指南装置によって構成されるネットワー
ク上に構築されるデータベースについて説明する模式図
である。
【図13】操作指南装置によって構成されるネットワー
ク上に構築されるデータベースについて説明する模式図
である。
【図14】実際の道路状況を例に挙げて、運転操作指南
を行う場合の例を説明する模式図である。
【図15】本発明の変形例を説明する模式図である。
【図16】変形例の操作指南装置の構成例を説明するブ
ロック図である。
【図17】変形例のサーバ装置の構成例を説明するブロ
ック図である。
【図18】サーバ装置において実行される運行情報の更
新処理工程の一例を説明するフローチャートである。
【図19】操作指南装置のシステムコントローラが実行
する外部環境の検知、操作の検知、運行情報の受信、運
転操作の指南を行う処理工程を説明するフローチャート
である。
【符号の説明】
1、90 操作指南装置、2 送受信部、3 運行情報
メモリ、4 操作センサ、5 操作部、6 操作情報処
理部、7 操作情報メモリ、8 外部センサ、9 外部
環境情報処理部、10 環境情報メモリ、11 システ
ムコントローラ、13 操作指南部、14 既知情報メ
モリ、50 自動車、60 ネットワーク、80 サー
バ装置

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部の環境を検知することができる検知
    手段と、 前記検知手段によって検知された環境情報を蓄積するこ
    とができる環境情報蓄積手段と、 所要の操作手段によって行われた操作を検知することが
    できる操作検知手段と、 前記操作検知手段によって検知された検知信号に基づい
    て操作情報を生成することができる操作情報生成手段
    と、 前記環境情報蓄積手段における最新の環境情報と、前記
    操作情報生成手段によって生成された前記操作情報に基
    づいて、前記操作手段によって行われた操作を識別する
    操作識別手段と、 前記操作識別手段の識別結果に基づいて、前記最新の環
    境情報と前記操作情報からなる運行情報をネットワーク
    に送信することができる送信手段と、 を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 ネットワークを介して少なくとも第一の
    環境情報と操作情報からなる運行情報を受信することが
    できる受信手段と、 前記受信手段によって受信した運行情報を蓄積すること
    ができる運行情報蓄積手段と、 外部の環境を検知することができる検知手段と、 前記検知手段によって検知された第二の環境情報に基づ
    いて前記運行情報蓄積手段に蓄積されている前記操作情
    報を検索する検索手段と、 前記検索手段によって検索された前記操作情報によっ
    て、操作指南情報を生成することができる操作指南情報
    生成手段と、 を備えたことを特徴とする操作指南装置。
  3. 【請求項3】 前記操作指南情報生成手段によって生成
    された操作指南情報によって操作指南を行うことができ
    る操作指南手段を備えたことを特徴とする請求項2に記
    載の操作指南装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも所定の操作情報からなる既知
    情報を格納することができるようにされている既知情報
    格納手段を備え、 前記操作指南情報生成手段は、前記検索手段によって検
    索された前記操作情報に基づいた前記既知情報によって
    操作指南情報を生成することができるようにされている
    ことを特徴とする請求項2に記載の操作指南装置。
  5. 【請求項5】 前記操作指南情報生成手段によって前記
    操作指南情報を生成した場合に、当該操作指南情報を構
    成している前記操作情報、及び前記第二の環境情報から
    なる運行情報を送信することができる送信手段を備えた
    ことを特徴とする請求項2に記載の操作指南装置。
  6. 【請求項6】 外部の環境を検知することができる検知
    手段と、 前記検知手段によって検知された最新の第二の環境情報
    を、少なくとも第一の環境情報と操作情報からなる運行
    情報を管理しているサーバ装置に送信させる送信手段
    と、 前記サーバ装置から送信される前記最新の第二の環境情
    報に対応した前記操作情報を受信することができる受信
    手段と、 前記受信手段で受信した操作情報に基づいて、操作指南
    情報を生成することができる操作指南情報生成手段と、 を備えたことを特徴とする操作指南装置。
  7. 【請求項7】 前記操作指南情報生成手段によって生成
    された操作指南情報によって操作指南を行うことができ
    る操作指南手段を備えたことを特徴とする請求項6に記
    載の操作指南装置。
  8. 【請求項8】 少なくとも第一の環境情報と操作情報か
    らなる運行情報を受信することができる受信手段と、 前記受信手段によって受信した運行情報を蓄積すること
    ができる運行情報蓄積手段と、 第二の環境情報を受信することができる受信手段と、 前記第二の環境情報に基づいて前記運行情報蓄積手段に
    蓄積されている前記操作情報を検索する検索手段と、 前記検索手段によって検索された前記操作情報を送信す
    ることができる送信手段とを備えたことを特徴とするサ
    ーバ装置。
  9. 【請求項9】 前記運行情報を受信した場合に、この受
    信した運行情報によって、前記運行情報格納手段に蓄積
    されている運行情報を更新することができる更新手段を
    備えたことを特徴とする請求項8に記載のサーバ装置。
  10. 【請求項10】 外部の環境を検知する検知工程と、 前記検知工程によって検知された環境情報を蓄積する環
    境情報蓄積工程と、 所要の操作手段によって行われた操作を検知する操作検
    知工程と、 前記操作検知工程によって検知された検知信号に基づい
    て操作情報を生成する操作情報生成工程と、 前記環境情報蓄積工程で蓄積された最新の環境情報と、
    前記操作情報生成工程で生成された操作情報に基づい
    て、前記操作手段によって行われた操作を識別する操作
    識別工程と、 前記操作識別工程の識別結果に基づいて、前記最新の環
    境情報と前記操作情報をネットワークに送信する送信工
    程と、 を備えたことを特徴とする情報処理方法。
  11. 【請求項11】 ネットワークを介して少なくとも第一
    の環境情報と操作情報からなる運行情報を受信する受信
    工程と、 前記受信工程によって受信した運行情報を蓄積する運行
    情報蓄積工程と、 外部の環境を検知する検知工程と、 前記検知工程によって検知された第二の環境情報を蓄積
    する環境情報蓄積工程と、 前記環境情報蓄積工程によって蓄積されている最新の第
    二の環境情報に基づいて、前記運行情報蓄積工程によっ
    て蓄積されている前記操作情報を検索する検索工程と、 前記検索工程によって検索された前記操作情報によっ
    て、操作指南情報を生成することができる操作指南情報
    生成工程と、 を備えたことを特徴とする操作指南方法。
  12. 【請求項12】 前記操作指南情報生成工程によって生
    成された操作指南情報によって操作指南を行う操作指南
    工程を備えたことを特徴とする請求項11に記載の操作
    指南方法。
  13. 【請求項13】 外部の環境を検知する検知手段と、 前記検知手段によって検知された環境情報を蓄積する環
    境情報蓄積手段と、 所要の操作手段によって行われた操作を検知する操作検
    知手段と、 前記操作検知手段によって検知された検知信号に基づい
    て操作情報を生成する操作情報生成手段と、 前記環境情報蓄積手段における最新の環境情報と、前記
    操作情報生成手段で生成された操作情報に基づいて、前
    記操作手段によって行われた操作を識別する操作識別手
    段と、 前記操作識別手段の識別結果に基づいて、前記最新の環
    境情報と前記操作情報からなる運行情報をネットワーク
    に送信する送信手段と、 前記ネットワークを介して前記運行情報を受信する受信
    手段と、 前記受信手段によって受信した運行情報を蓄積する運行
    情報蓄積手段と、 前記検知手段によって検知された環境情報に基づいて、
    前記運行情報蓄積手段によって蓄積されている前記操作
    情報を検索する検索手段と、 前記検索手段によって検索された前記操作情報によっ
    て、操作指南情報を生成することができる操作指南情報
    生成手段と、 を備えたことを特徴とする操作指南システム。
  14. 【請求項14】 前記操作指南情報生成手段によって生
    成された操作指南情報によって操作指南を行うことがで
    きる操作指南手段を備えたことを特徴とする請求項13
    に記載の操作指南システム。
  15. 【請求項15】 前記送信手段、及び前記受信手段は前
    記運行情報を管理しているサーバ装置とデータ通信を行
    うことができるようにされていることを特徴とする請求
    項13に記載の操作指南システム。
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