JP2004355055A - 車載用電子機器及びナビゲーション方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】渋滞等の車列中にある自車の発進時期をドライバが事前に察知できるようにした車載用電子機器を提供する
【解決手段】車車間通信が可能な通信手段と、前記通信手段より得た他車両の移動開始情報に基づき、自車を発進させるタイミングが事前に察知できるように情報を制御して出力する情報出力制御手段とを有する車載用電子機器である。本ナビゲーション装置は、情報出力制御手段が車車間通信から得た他車の移動情報に基づいて、ドライバに対して自車を発進させるタイミングを事前に察知できるように情報を出力する。よって、渋滞等で自車が停車して発進タイミングの把握が難しいときでも自車の移動時期が近いことを察知でき、渋滞中でもドライバはストレスを感じることなく車両を円滑に発進させることができる。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、渋滞時のように車両が車列を形成したときに、その列の中で自車の発進時期を容易に知ることができるようにした車載用の電子機器に関する。より詳細には、自車が渋滞等に巻込まれた場合に前方車両の移動状態から自車の発進時期を察知できるようにした車載用電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
自車の前方を走行する車両の挙動を種々の方法で検出し、その検出信号を利用する技術に関しては従来から多くの提案がある。これら提案は、例えば高速道路等で自車が前方車両に近づき過ぎないようにすること、また居眠り運転の防止すること、或いはエアバッグ等の乗員保護装置の起動時を特定すること等に関するものが多い。しかし、車両が長い交通渋滞に遭遇したような場合には、発進と停止とを頻繁に繰返すものの車速が遅いので前方車両の挙動を検出することの意義は少ない。
【0003】
また、渋滞対処に関しては、交通管制センタからの交通情報を利用する技術が従来から多くなされている。例えば特許文献1では、車両の前後に通信装置を搭載して車車間通信を可能とし、情報を配信する設備が設置されていない場所でも最新情報が得られるようにした交通情報提供システムを提案している。しかし、特許文献1は渋滞を回避するために最新の交通情報を得る提案をしたものであり、先に指摘した渋滞或いは停止している車列の中にある車両の問題を解消する技術に関した提案ではない。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−198889号 公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、実際に車両が渋滞に巻込まれた場合を想定すると、自車の前方車両が前進するとこれに追付くように発進し、前方の車両が停止するとこれに応じて停車するという動作をドライバは繰返している。長い渋滞に巻込まれてしまった場合には、ドライバは車両の発進と停止という動作を不定期に繰返さなければならないので大きなストレスとなる。
【0006】
例えば、娯楽用に車内にTVユニットが搭載されている場合、ドライバは不定期に動く前方車両に注意しながら映像を視聴するがこれもストレスとなる。図1は、この点について従来における一例を模式的に示した図である。図1は左列で道路の状況、右列で車内の状況を示している。符号SCで示すのが自車であり、上段1から下段3へ時間が経過している。上段1は、自車SCはナビゲーション装置のディスプレイ100にナビ画面を表示して走行していたが、渋滞に遭遇した状態を示している。中段2では、ドライバは渋滞で車が進まないので、ディスプレイ100の画面をTVに切り換え、聴視している。そして、TV画面を聴視しつつ、前方にも注意を払い前方車両の動きに応じて自車SCを発進させる状態を示している。下段3は、前方車両が移動していた事に気付かずに、後続車BCから警告音を鳴らされた状況を示している。このような事態はドライバがTVに夢中になっていた場合に多々発生するが、ドライバに大きなストレスを与え安全運転を行なう上で好ましくない。
【0007】
上記のように渋滞中のドライバは、停止している自車の移動時期を明確に把握できないことが大きなストレスとなっている。しかし、前述した従来技術は、このような問題に何ら対処できていない。したがって、本発明は、上記課題を解決して、渋滞等の車列中にある自車の発進時期をドライバが事前に察知できるようにした車載用電子機器を提供することを主な目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、車車間通信が可能な通信手段と、前記通信手段より得た他車両の移動開始情報に基づき、自車を発進させるタイミングが事前に察知できるように情報を制御して出力する情報出力制御手段とを有する車載用電子機器により達成される。本発明によると、情報出力制御手段が車車間通信から得た他車の移動情報に基づいて、ドライバに対して自車を発進させるタイミングを事前に察知できるように情報を制御して出力する。よって、渋滞等で自車が停車して発進タイミングの把握が難しいときでも自車の移動時期が近いことを察知でき、渋滞中でもドライバはストレスを感じることなく車両を円滑に発進させることができる。
【0009】
そして、自車に備えたナビゲーション機能及び前記車車間通信を用いて自車の前方に位置する所定車両を特定し、前記情報出力制御手段は、前記所定車両からの移動開始情報を用いて自車の発進タイミングが察知できるように情報を出力するのが好ましい。そして、前記移動開始情報としては、前記所定車両の前方にある車両が移動を開始したときに、該所定車両から発信されたものを採用できる。また、前記移動開始情報としては、前記所定車両が移動を開始したとき及び該所定車両と自車との間に位置する車両が移動を開始したときに、該移動した車両から発信されたものを採用できる。また、前記移動開始情報としては、自車と移動開始情報を発信した車両との間に位置している車両を経由して伝達されたものでもよい。
【0010】
また、自車と前記移動開始情報を提供する車両との位置関係を表示する画像表示手段と、前記移動開始情報の提供が開始されたときに前記画像表示手段に前記位置関係を表示させる表示制御手段とを、さらに含む車載用電子機器としてもよい。この場合には、ドライバは画像表示手段で、自車と前方車両との位置関係を確認しながら、自車の発進タイミングを察知することができる。
【0011】
また、自車に発進の準備を促す旨の出力を行なう出力手段と、受信する移動開始情報が変化したときに、これに応じて前記出力手段の出力内容を変化させる出力制御手段とを、さらに含む車載用電子機器としてもよい。この場合には、ドライバは出力内容に基づいて順次、自車の発進準備を行なうことができる。そして、前記出力手段は画像出力手段及び音声出力手段の少なくとも一方を含み、前記出力制御手段は自車の発進時期が近づくに応じて発進準備を促す画像を大きく変更し又は音量を大きくして注意を喚起できるように構成しておくのが好ましい。
【0012】
そして、自車からも移動開始情報を送信できるように、車載用電子機器は、車車間通信が可能な通信手段と、該通信手段から得た車両の移動開始情報に基づいて自車を発進させるタイミングを事前に察知できるように情報を制御して出力する情報出力制御手段と、自車の発進を確認したときに前記通信手段を介して移動開始情報を発信する発進制御手段とを有することがさらに好ましい。
【0013】
また、上記目的は、自車から発する電磁波に基づいて前方に位置する車両の移動を検出する移動検出手段と、該移動検出手段からの検出信号に基づいて自車を発進させるタイミングを事前に察知できるように情報を制御して出力する情報出力制御手段とを有する車載用電子機器によっても同様に達成できる。移動検出手段が前方車両の移動を検出し、情報出力制御手段がこの検出信号に基づいてドライバに自車を発進させるタイミングを事前に察知できるように所定の情報を出力する。また、自車から発する電波に基づいて前方に位置する車両の移動を検出する移動検出手段と、該移動検出手段からの検出信号に基づいて自車を発進させるタイミングを事前に察知できるように情報を制御して出力する情報出力制御手段と、自車に発進の準備を促す旨の画像を表示する画像表示手段と、前記情報出力制御手段による判断に基づき発進準備を促す画像を表示させる表示制御手段とを含む車載用電子機器としてもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
以下、本発明に係る好適な実施形態を図面を参照して説明する。図2は、第1の実施形態に係る車載電子機器としてのナビゲーション装置の構成を示したブロック図である。ナビゲーション装置1は、ディスクドライバ11、操作部12、通信機13、車速センサ14、GPS受信機15、ジャイロセンサ16、VICSセンサ17、リバースセンサ18、ナビゲーションコントローラ20、ディスプレイ40及びスピーカ41を含んでいる。
【0015】
ディスクドライバ11は、地図表示や経路探索などに必要な各種の地図データ並びに必要に応じてプログラムを格納したCD−ROM、DVD、HDDなどの記録媒体からデータやプログラムを読み出す。操作部12は、ユーザが各種の指示をナビゲーションコントローラ20に入力するためのリモコンや入力キーである。通信機13は自車の周辺に存在する車両と車車間通信を行なうための通信手段を実現している。本ナビゲーション装置1では、この通信機13から取得した他車両の移動開始情報を利用し渋滞時等において自車の発進タイミングをドライバが事前に察知できるようにしている。発進タイミングを察知するための具体的な内容については後述する。
【0016】
車速センサ14は、一定の走行距離ごとに発生するパルスに応じた車速を出力する。GPS受信機15は、GPS衛星から送られてくるGPS信号を受信して現在の自車位置と自車方位の検出を行なう。より具体的には、GPS受信機15は複数のGPS衛星から送られてくる電波を受信して、三次元測位処理又は二次元測位処理を行って、車両の絶対位置及び方位を計算し、これらを測位時刻とともに出力する。ジャイロセンサ16は、自車方位を検出するためのセンサである。車両方位は、現時点における自車位置と1サンプリング時間ΔT前の自車位置とから求まる方位を所定数サンプリングして計算する。
【0017】
VICSセンサ17は、VICSセンタから光ビーコンや電波ビーコンなどを介して提供される交通情報を受信する。この光ビーコンや電波ビーコンを発信する発信器の下を車両が通過すると、発信器から車両に道路情報が送信される。この道路情報の中には、発信器の位置データが含まれる。リバースセンサ18は、車両の後進を示す信号を出力する。車速センサ14、ジャイロセンサ16及びリバースセンサ18は自律航法を可能とするもので、GPSを用いたナビゲーションを補完する。本ナビゲーション装置1は、これらセンサにより自車位置を正確に把握する。
【0018】
ディスプレイ40は、ナビゲーションコントローラ20から出力される画像データに基づいて、自車周辺の地図画像を車両位置マークや出発地マーク、目的地マークなどとともに表示したり、この地図上に案内ルートや迂回ルート等の誘導経路を表示したりする。特に本ナビゲーション装置1において、このディスプレイ40は画像表示手段を実現しており、移動開始情報を提供する車両と自車との位置関係を表示する。また、このディスプレイ40は、後述する画像合成部36と共に自車の発進を促す旨の出力を行なう出力手段の一部を構成して、ドライバに対して自車に発進準備を促す画像を表示する。また、スピーカ41は、ナビゲーションコントローラ20から出力される音声データに基づいて、ユーザに種々のメッセージを出力する。さらに本ナビゲーション装置1においては、このスピーカ41が後述する音声出力部と共に、ディスプレイ40の場合と同様に、自車の発進を促す旨の出力を行なう出力手段の一部を構成しており、ユーザに発進準備を促す音声等を出力する。
【0019】
ナビゲーションコントローラ20は、バッファメモリ21、インタフェース(I/F)22〜28、制御部29、地図描画部30、操作画面・マーク発生部31、ルート記憶部32、ルート描画部33、マーク記憶部34、マーク描画部35、画像合成部36、バックアップメモリ37、音声出力部38及び接続ID記憶部39を含んでいる。バッファメモリ21は、ディクスドライバ11が記録媒体から読み出した地図データやプログラムを一時格納する。この格納されたプログラムには、車車間通信を行なう為のプログラム、この車車間通信によって前方車両から得た移動開始情報を得たときに自車発進タイミングに係る画像出力や音声出力のプログラム等が含まれる。なお、インタフェース22〜28はそれぞれ操作部12、通信機13、車速センサ14、GPS受信機15、ジャイロセンサ16、VICSセンサ17及びリバースセンサ18に接続され、制御部29とのインタフェースを形成する。
【0020】
制御部29は、例えばCPU等を主体にしたマイクロコンピュータにより構成され、ナビゲーションコントローラ20全体を制御する。例えば、制御部29はGPS受信機15のGPS信号や、自律航法にかかる車速センサ14、ジャイロセンサ16、及びリバースセンサ18やVICSセンサ17の出力信号を処理して自車位置や自車方位を算出したり、読み出した地図データを用いて設定された探索条件で出発地から目的地までのルートを探索するなど、ナビゲーションに係る種々の処理を実行する。
【0021】
そして、本ナビゲーション装置1では、上記制御部29は自車が停止しているときに通信機13を介して車車間通信により前方車両から移動開始情報を得たときには、自車を発進させるタイミングをドライバが事前に察知できるように情報を制御して出力する情報出力制御手段としても機能する。また、この制御部29は、ディスプレイ40上に移動開始情報を提供する車両との位置関係をディスプレイ40に表示したり、自車に発進の準備を促す旨の画像や音声をディスプレイ40やスピーカ41から出力させる制御手段としても機能する。これらの機能は、制御部29が実行する制御内容を後に詳述することで明らかにする。
【0022】
地図描画部30は、バッファメモリ21に読み出された地図データを用いて地図画像の描画処理を行う。操作画面・マーク発生部31は、動作状況に応じて各種メニュー画面(操作画面)及び自車位置マーク、カーソルなどの各種マークを生成する。ルート記憶部は、制御部29によって探索された誘導経路のデータを記憶する。具体的には、ルート記憶部32は制御部29によって探索された誘導経路の出発地から目的地までの全てのノード(経緯度で表示された点の座標)に関するデータ及びその探索中に変更された誘導経路のデータを記憶する。
【0023】
ルート描画部33は、ルート記憶部32から誘導経路のデータ(ノード列)を読み出して、誘導経路を他の道路とは異なる色及び線幅で描画する。マーク記憶部34は、地図画面上で対象物件の位置を指示する情報として付与される所定形状のアイコン(ブランドアイコン、カテゴリアイコンなど)及びこのアイコンに代えて付与される単純な形状のマークに係るデータを予め記憶する。マーク描画部35は、制御部29の制御に基づいてマーク記憶部34から読み出されたデータの描画処理を行う。画像合成部36は、地図描画部30、操作画面・マーク発生部31、ルート描画部33及びマーク描画部35から出力される画像を合成してディスプレイ40に出力する。
【0024】
音声出力部38は、制御部29からの信号に基づいて音声信号をスピーカ41に出力する。接続ID記憶部39は、メーカその他の機関のサービスセンタのアドレス、接続ID、パスワードなどを記憶する。バックアップメモリ37はEEPROMやフラッシュメモリなどの不揮発性メモリで構成され、バックアップすべき各種データをバックアップする。以上のように本ナビゲーション装置1は搭載した車両を目的地まで案内するための通常の機能と共に、渋滞時等のように車両が車列の中にある場合に先行車両からの車車間通信で得た情報を利用してドライバが事前に発進タイミングを察知できる構成を備えている。以下では、ドライバに発進タイミングを察知させるために、制御部29を中心にして実行される流れを図を参照して詳細に説明する。
【0025】
図3は、自車SCが前方の車両から移動開始情報を受取り、自車の発進タイミングを察知する状況例を概観した図である。(A)から(C)へ時間が経過している。なお、この図3でSCが自車であり、その前方にはaからe5台の車両が位置している。これらの車両のそれぞれが図2に示したナビゲーション装置を搭載しており、互いに車車間通信を行っている。このような状況で自車SCに搭載されたナビゲーション装置1の制御部29が、どのように自車SCの発進するタイミングを察知するかについて大略をする。
【0026】
図3(A)は、制御部29が一定の条件を満たす前方の車両(以下、所定車両)に対して車車間通信で交信を行い、移動開始情報の提供を求める要求信号RQを送信した状況を示している。ここで所定車両を特定する条件として、例えば自車SCの前方5台目の車両或いは自車から15m先にある車両等が採用されている。この所定車両は、自車SCの発進時期が間もなくである事をドライバに察知させるための一応の基準として設定される。ドライバは、かなり前方の車両が移動したとの情報を得ても、自車の発進時期を知る参考とはならない。その一方で、TV等に夢中になっている時に目前の車両が移動したとの情報を知ると慌てる原因になる。そこで、本実施形態では、自車SCから近過ぎず或いは遠過ぎない適度な範囲として、例えば自車SCの前方5台目の車両或いは自車から15m先にある車両を所定車両とする。図3で示す例は自車SCの前方5台目の車両aを所定車両とし、制御部29が通信機13を介して移動開始情報要求信号RQを送信している。
【0027】
ここで、図4を参照して車車間通信で利用されている通信フォーマット例について簡単に説明しておく。図4は、車車間通信で送受信される通信フォーマットの一例を示した図である。先頭から送信元ID、送信元車両についての位置データ及び送信先車両についての位置データを含み、これに続いて具体的な情報データが付加されたフォーマットとなっている。この情報データ部分に、例えば上記の移動開始情報の提供要求信号RQが含まれる。図3に示されている自車SC及び先頭車両a並びにこれらの間に位置する車両b〜eは、それぞれが図2に示したナビゲーション装置1を搭載しており、各々で自車の位置を検出している。また、各車両は周辺で車車間通信が行なえる車両の存在を確認することもできる。
【0028】
よって、自車SCから5台先の車両aを特定することができ、図4に示すような通信フォーマットに従ったデータを車両aに送信できる。一方、車両aのナビゲーション装置の制御部29はこの上記データを受けたときに、送信元IDと送信元車両の位置データから自車SCから送信されたものであることを確認して、情報データを解析する。そして、車両aの制御部29は、これに応じて必要な対応が取れる。同様に、その間に位置している車両b〜eの制御部29も、通信機13を介して車車間通信を受けるとこれに対応する。すなわち、自車SCから先頭の車両aまでは車車間通信による通信ネットワークが形成されている。
【0029】
再度、図3を参照すると、図3(A)の状態から状況が変化して先頭の車両aが発進した状況を示しているのが、図3(B)である。なお、車両aが自車SCから上記移動開始情報の提供要求信号RQを受けた時に、車両a自体がこれより前方の車両から移動開始情報を得ているという場合が想定される。この場合、停止している車両aのナビゲーション装置の制御部29が、提供要求信号RQに応じて前方から得た移動開始情報(応答信号AN)を自車SCに転送してもよい。
【0030】
図3(B)では、車両aが移動したとき、車両aのナビゲーション装置の制御部29が、自車SCからの要求に応じて移動開始情報(応答信号AN)を送信している。この応答信号ANは、自車SCへ直接に送信してもよいが、この図3(B)では車両aと自車SCとの間に位置している車両(中継車両)b〜eを経由させる場合を例示している。このように車車間通信を利用して情報をホッピングさせ、自車SCへ供給するようにすると車両aと自車SCとが通信可能範囲から離れた場合でも確実に通信できる。なお、この場合には、中継車両b〜eに対して自車SCへ移動開始情報の提供を指示する旨の情報データ(図4参照)が付加されて送信される。このようにすると、車両aが遠く離れても残った車両b〜eによって引き続き移動開始情報を提供できる環境を確保できる。図3(C)は、このような環境下でさらに渋滞状況が変化して、先頭から2番目の車両bから自車SCへ移動開始情報を提供している様子を示している。
【0031】
以上で移動開始情報の送受信される様子を概略を説明したが、さらに図5および図6を参照してより詳細に説明する。図5は自車SC及び前方車両に関して情報及び動作の流れを例示した図であり、また、図6は図5に対応する内容を表にまとめて示した図である。これらの図5及び図6における情報の流れ及びこれに関連した動作は、各車両に搭載されたナビゲーション装置の制御部29により制御される。また、両図に付した参照番号▲1▼〜▲5▼及び動作A〜動作Eは同じ内容を示している。
【0032】
自車SCに搭載されたナビゲーション装置1の制御部29は、例えば自車SCが一定時間を越えても停止したままであるときにユーザに渋滞であるかを確認して図5に示す動作を開始して、まず動作Aを実行する。この動作Aでは予め設定した条件を満たす前方n番目の車両(図3の所定車両aに相当)に移動開始情報の配信を求める要求信号RQを送信する(S11)。所定車両側では、要求信号RQを受信して対応の準備に入り(S12)、自己が発進したときに(S13)、動作Bを実行する(S14)。この動作Bは要求信号RQの要求に応じて、自車SCに向けて移動開始情報を送信する。
【0033】
このとき自車SCが通信可能な範囲にいるか否かが確認される(S15)。送信可能範囲内に自車SCがある場合には直接、送信される。この逆に、この範囲内に自車SCが無いときには動作Cが選択され、間に存在する中継車両(図3の車両b〜eに相当)を経由し、移動開始情報をホッピングして自車SCに送信される(S17)。
【0034】
自車SCの制御部29は、情報の取得の有無を確認して(S16)、所定車両から移動開始情報の提供があったことを確認すると動作Dを実行する。この動作Dは、制御部29がドライバに画像や音声を介して前方車両の状況を示し、発進する時期(タイミング)が近付いているので、運転の準備を促すものである(S18)。これ以後、好ましくは中継車両との車車間通信で位置情報の送受信を行い、中継車両自身が発進したときに移動開始情報を取得する(S19)。自車SCの制御部29は、前方車両の移動状態に応じてディスプレイ40に表示する画像やスピーカ41からの案内音声を変えてその状態をドライバに伝える。よって、ドライバは自車SCを発進させるタイミングを予め察知して、余裕をもって自車を発進させることができる(S20)。以上のように、本実施形態によると車車間通信を利用して前方車両から移動開始情報を得、これを利用してドライバが自車SCの発進時期を予め察知できる、よって、渋滞等でドライバが少々、注意力が低下したような場合でも、自車を動かす時期を確実に察知できるのでストレスを抑制できる。これによりドライバは渋滞中に従来と比較して余裕を持って運転を行なうことができる。
【0035】
さらに、自車SCに搭載したナビゲーション装置1の制御部29を中心に実行される好ましい動作の例を具体的に説明する。図7から図9は、車車間通信により前方車両から移動開始情報を受けたときに、制御部29が表示制御手段として機能してディスプレイ40に自車の発進時期が近いことを示す場合を示している。図7は左列で道路の状況、右列で車内の状況を示している。また、図8は制御部29により実行される処理例をしたフローチャートである。図7を参照しながら、図8のフローチャートを説明する。なお、ここで示す例は、自車SCが車車間通信で渋滞情報も取得した場合である。
【0036】
制御部29は車車間通信により前方車両からの渋滞情報TGを受信すると(S31)、前方の所定車両に移動開始情報の要求信号RQを送信する(S33)。なお、制御部29は自車SCの走行時はディスプレイ40にナビゲーション画面を表示するように制御している。上記ステップ31で渋滞情報は無いと判断すると、継続してナビゲーション画面を表示する。
【0037】
一方、上記ステップ33で要求信号RQを送信した後に、ディスプレイ40の表示を例えばDVD画面に変更する(S34)。ドライバが渋滞でイライラするのを抑制するために娯楽の画像等を表示する。このとき、制御部29は車車間通信で前方車両からの応答信号ANを監視している。制御部29は移動開始情報を含む応答信号ANを取得すると(S35)、ディスプレイ40の表示をナビゲーション画面に戻す(S36)。この画面の切換により、ドライバは自車に近い前方車両が移動を始めており、そろそろ自分の番であることを察知する。すなわち、制御部29は移動開始情報に基づいてディスプレイ40の表示を切り換えることにより、ドライバに注意を喚起する。よって、ドライバはストレスを感じることなく、自車の発進準備に入ることができる。なお、ステップ36でナビゲーション画面に切り換えを行なうときに、合わせてスピーカ41からも発進時期が近い旨の案内音声を出力するようにしても良い。
【0038】
図9はDVD画像から切換るナビゲーション画面の好ましい変形例を示した図である。この変形例は、ディスプレイ40の表示画面を左右に分割し、左側に自車SCと前方車両の位置関係を表示する。このように自車SCと前方車両との位置関係までディスプレイ40上に表示すれば、ドライバはより正確に自車SCを発進させるタイミングを察知することができるようになる。
【0039】
さらに図10及び図11は、ドライバに発進時期を察知させ、準備を促すものとしてディスプレイ40に表示させる画面を例示した図である。図10は、前方車両の移動開始状態に応じて、自車SCの発進時期が迫っていることを段階的に知らせる場合を例示した図である。(A)から(D)に向かって時間が経過する。停止していた車両2が順次に移動する車両1となり、(D)では自車SCの直前の車両が移動している。前述したように車車間通信を利用することで、自車SCの前方車両の移動を容易に検出できる。これに応じて制御部29は、図10の各図右に示すように、発進予告信号45を順に点滅させる。このように表示することで、ドライバは段々と発進時期が段々と近づいていることを実感することができる。図10の場合、自車SCの発進時期が近づく程、スピーカ41から出力する音量を大きくするようにしてもよい。なお、ディスプレイ40に表示する画面は、図10に示したものでもよいし、右側の発進予告信号45のみとしてもよい。
【0040】
図11は、図10に関連してディスプレイ40に表示する画面を例示した図である。この例は発進時期が近づくに従ってDVD画面(娯楽画面)を縮小し、ナビゲーション画面を大きくする場合を例示している。このように表示の切換を行なっても、図10の発進予告信号を採用した場合と同様の効果を得ることができる。この図11に関連する変形例として次のものを挙げることができる。第1の変形例としては、最初に前方車両から移動開始情報を得たときに図11(A)の表示を行なう。次により近い車両から移動開始情報を得たときに図11(A)でDVDとナビゲーションとの表示領域を逆転した画面を示す。すなわち、ナビゲーション画面の方を大きくメインとした画面を示す。そして、自車の発進時期が間もなくとなった時に図1(D)の全画面にナビゲーション画像を示す。このようにしても図11で示すと同様の効果が得られる。
【0041】
また、第2の変形例としては、最初に前方車両から移動開始情報を得たときに図11(A)のナビゲーション画面を短時間表示して、DVD画面に戻す。次により近い車両から移動開始情報を得たときには、ナビゲーション画面の表示時間を長くしてDVD画面に戻す。そして、自車の発進時期が間もなくとなった時に図1(D)のように全画面にナビゲーション画像を示す。このようにしても図11で示すと同様の効果が得られる。ここでは画像に関する変形例を主に挙げたが、例えばユーザが聴取している音楽の音量に変化を加えて、ドライバに注意を喚起するようにしてもよい。
【0042】
(第2の実施形態)
前述した第1の実施形態は、車車間通信を利用して前方車両の移動を確認し、自車SCの発進時期を察知するようにしている。本第2の実施形態は自車直前の車両の移動を直に検出してこれを自車SCの発進時期を察知するのに利用する。図12は、第2の実施形態に係る車載電子機器としてのナビゲーション装置2の構成を示したブロック図である。第1の実施形態の装置1と同一の部位には同じ符号を付している。
【0043】
本ナビゲーション装置2は、インタフェース52を介して前方車両検出センサ51が制御部29に接続されている。この前方車両検出センサ51としてはレーザレーダやミリ波レーダが採用され、移動検出手段として機能している。この前方車両検出センサ51の検出信号は、第1の実施形態の場合と同様に、情報出力制御手段としての制御部29が前方の状況を確認するために使用され、ドライバに自車を発進させるタイミングを事前に察知させる。本実施形態の場合は、自車の直ぐ前方の車両を検出し、この車両の動向に基づいて自車の発進タイミングが図られる。より具体的に説明すると、検出対象の前方車両が移動を開始すると前方車両検出センサ51の検出信号に基づいて、前方車両の車速や自車との距離を確認できる。よって、制御手段29は、前方車両検出センサ51の検出信号に基づいて、前方の状況をディスプレイ上に表示できる。よって、ドライバは第1実施形態の場合と同様に、自車の発進タイミングを事前に察知できる。
【0044】
本実施形態の場合も第1実施形態の場合と同様に、制御部29による制御下でディスプレイ40に種々の画像やスピーカ41から音声等を出力することドライバに発進の準備を促すことができる。図13は、本第2実施形態のナビゲーション装置の制御部29が実行する処理の一例を示すフローチャートである。なお、このフローチャートは渋滞で自車が停止しており、ドライバがTV画面を表示させている状況を想定している。制御部29は、前方車両検出センサ51の出力信号を監視している(S41)。出力信号から移動が確認できないときには、TV画面を維持するが(S42)、出力信号から前方車両が移動したことを確認すると発進を促すためナビゲーション画面に切り換える(S43)。本実施形態によっても、ドライバに自車の発進タイミングを事前に察知させることができる。
【0045】
上述した実施形態では、車載用電子機器の好適な例としてナビゲーション装置を挙げているが本発明はこれに限定されるものではない。車車間通信が可能な通信手段或いは移動検出手段と情報出力制御手段とを備え車両の発進時期を察知する単独の車載用電子機器としてもよい。また、例えば車載オーディオ装置が通信機能を有しているような場合には、その一部を利用して本発明の車載用電子機器を構成するようにしてもよい。また、上述した実施形態では、特に渋滞の場合を例に示したが、信号で停止した自車に本発明を同様に適用することもできる。
【0046】
さらに、上述した実施形態では、説明を簡素化するために、自車SCの発進タイミングを察知するための移動開始情報の流れを主に説明した。しかし、自車SCが移動を開始したときには、自らも後続の車両に移動開始情報を提供することが望ましい。この場合は自車SCが移動したときに、通信機13を介した移動開始情報を送信するようにすればよい。このときには前記制御部29が発進制御手段として機能して、自車SCの発進を確認したときに通信機13から移動開始情報を発信する
【0047】
以上本発明の好ましい一実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、情報出力制御手段が車車間通信から得た他車の移動情報に基づいて、ドライバに対して自車を発進させるタイミングを事前に察知できるように情報を制御して出力する。よって、渋滞等で自車が停車して発進タイミングの把握が難しいときにも自車の移動時期が近いことを察知でき、渋滞中でもドライバはストレスを感じることなく車両を円滑に発進させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来における渋滞時における状況の一例を模式的に示した図である。
【図2】第1の実施形態に係る車載電子機器としてのナビゲーション装置の構成を示したブロック図である。
【図3】自車が前方の車両から移動開始情報を受取り、自車の発進タイミングを察知する状況例を概観した図である。
【図4】車車間通信で送受信される通信フォーマットの一例を示した図である。
【図5】自車及び前方車両に関して情報及び動作の流れを例示した図である。
【図6】図5に対応する内容を表にまとめて示した図である。
【図7】車車間通信により前方車両から移動開始情報を受けたときに、制御部29による動作を示すために示した図である。
【図8】制御部により実行される処理例をしたフローチャートである。
【図9】ナビゲーション画面の好ましい変形例を示した図である。
【図10】前方車両の移動開始状態に応じて、自車の発進時期が迫っていることを段階的に知らせる場合を示した図である。
【図11】図10に関連してディスプレイに表示する画面を例示した図である。
【図12】第2の実施形態に係る車載電子機器としてのナビゲーション装置の構成を示したブロック図である
【図13】第2実施形態のナビゲーション装置の制御部が実行する処理の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ナビゲーション装置
13 通信機
14 車速センサ
15 GPS受信機
16 ジャイロセンサ
17 VICSセンサ
20 ナビゲーションコントローラ
29 制御部
40 ディスプレイ
41 スピーカ
SC 自車
a 所定車両
b〜e 間に位置する車両

Claims (16)

  1. 車車間通信が可能な通信手段と、前記通信手段より得た他車両の移動開始情報に基づき、自車を発進させるタイミングが事前に察知できるように情報を制御して出力する情報出力制御手段とを有することを特徴とする車載用電子機器。
  2. 自車に備えたナビゲーション機能及び前記車車間通信を用いて自車の前方に位置する所定車両を特定し、
    前記情報出力制御手段は、前記所定車両からの移動開始情報を用いて自車の発進タイミングが察知できるように情報を出力することを特徴とする請求項1に記載の車載用電子機器。
  3. 前記移動開始情報は、前記所定車両の前方にある車両が移動を開始したときに、該所定車両から発信されたものであることを特徴とする請求項2に記載の車載用電子機器。
  4. 前記移動開始情報は、前記所定車両が移動を開始したとき及び該所定車両と自車との間に位置する車両が移動を開始したときに、該移動した車両から発信されたものであることを特徴とする請求項2に記載の車載用電子機器。
  5. 前記移動開始情報は、自車と移動開始情報を発信した車両との間に位置している車両を経由して伝達されたものであることを特徴とする請求項3又は4に記載の車載用電子機器。
  6. 自車と前記移動開始情報を提供する車両との位置関係を表示する画像表示手段と、前記移動開始情報の提供が開始されたときに前記画像表示手段に前記位置関係を表示させる表示制御手段とを、さらに含むことを特徴とする請求1記載の車載用電子機器。
  7. 自車に発進の準備を促す旨の出力を行なう出力手段と、受信する移動開始情報が変化したときに、これに応じて前記出力手段の出力内容を変化させる出力制御手段とを、さらに含むことを特徴とする請求項1記載の車載用電子機器。
  8. 前記出力手段は画像出力手段及び音声出力手段の少なくとも一方を含み、前記出力制御手段は自車の発進時期が近づくに応じて発進準備を促す画像を大きく変更することにより又は音量を大きくすることにより注意を喚起することを特徴とする請求項7に記載の車載用電子機器。
  9. 車車間通信が可能な通信手段と、該通信手段から得た車両の移動開始情報に基づいて自車を発進させるタイミングを事前に察知できるように情報を制御して出力する情報出力制御手段と、自車の発進を確認したときに前記通信手段を介して移動開始情報を発信する発進制御手段とを、有することを特徴とする車載用電子機器。
  10. 自車から発する電磁波に基づいて前方に位置する車両の移動を検出する移動検出手段と、該移動検出手段からの検出信号に基づいて自車を発進させるタイミングを事前に察知できるように情報を制御して出力する情報出力制御手段とを有することを特徴とする車載用電子機器。
  11. 自車から発する電波に基づいて前方に位置する車両の移動を検出する移動検出手段と、該移動検出手段からの検出信号に基づいて自車を発進させるタイミングを事前に察知できるように情報を制御して出力する情報出力制御手段と、自車に発進の準備を促す旨の画像を表示する画像表示手段と、前記情報出力制御手段による判断に基づき発進準備を促す画像を表示させる表示制御手段とを、含むことを特徴とする車載用電子機器。
  12. 車車間通信を用いて自車の前方に位置している所定車両から移動開始情報を得、該移動開始情報に基づいて自車を発進させるタイミングを事前に察知できるようにしたことを特徴とするナビゲーション方法。
  13. 前記移動開始情報は、自車と前記所定車両との間に位置している車両を経由し車車間通信により伝達されることを特徴とする請求項12に記載のナビゲーション方法。
  14. 車両の移動を検出する移動検出手段を用いて自車の前方に位置している車両の移動を検出したことに基づいて自車を発進させるタイミングを事前に察知できるようにしたことを特徴とするナビゲーション方法。
  15. コンピュータに、
    車車間通信を用いて自車の前方に位置する車両から移動開始情報を得る第1のステップと、
    前記第1のステップで得た移動開始情報に基づいて自車を発進させるタイミングを事前に察知するための第2のステップと、
    前記第2のステップで察知した発進時期に応じて、自車の発進準備を促す出力を行なう第3のステップとを、実行させることを特徴とするナビゲーション用のプログラム
  16. コンピュータに、
    前方車両の移動を検出する第1のステップと、
    前記第1のステップで得た検出信号に基づいて自車を発進させるタイミングを事前に察知するための第2のステップと、
    前記第2のステップで察知した発進時期に応じて、自車の発進準備を促す出力を行なう第3のステップとを、実行させることを特徴とするナビゲーション用のプログラム。
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